JP4850442B2 - 撮影装置および焦点調節方法 - Google Patents

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本発明は、複数の焦点検出領域のうち選択された焦点検出領域に対して合焦制御が可能なる撮影装置に関する。
近年のデジタルカメラの普及に伴い、自動焦点調節(AF)機能の向上による画質の向上が益々要求されている。従来のAF装置は、撮像素子に結像した被写体像の輝度信号の高周波成分が最大となるフォーカスレンズ位置を合焦位置として焦点調節を行うコントラスト検出方式を一般的に採用している。また、撮影画面の中央に被写体が存在しない場合においても合焦可能となるように撮影画面内に複数の焦点検出領域を設け、合焦状態が得られた複数の焦点検出領域のうち最至近の被写体距離に対応する焦点検出領域に対して焦点調節を行うカメラも知られている。
しかし、組立誤差等によって撮影レンズと撮像素子の傾きや中心ずれ、あるいは撮影レンズを構成するレンズ群の傾きなどが発生すると、焦点検出精度が悪化する。そして、精度の低い焦点検出情報に基づいてAFを行うことはいわゆる片ぼけの原因となる。片ぼけとは、撮影画面の片側はピントが合っているが、その反対側あるいは画面中央でピントが合っていない状態をいう。
かかる問題に対して、例えば特許文献1には、複数の焦点検出領域で合焦状態が得られた被写体距離(以下、合焦距離という)間の偏差情報を基準偏差と比較し、該偏差情報が基準偏差を超えるか否かに応じて焦点調節制御を変更するカメラが開示されている。該公報によれば、各焦点検出領域での合焦距離がほぼ同じあれば、片ぼけの影響を低減するため、画面中央の焦点検出領域に対して焦点調節を行う。
特開2003−222787号公報特開号公報(段落、図等)
しかし、上記特許文献1にて開示のカメラでは、画面中央以外の被写体に対しては合焦を得にくく、またほぼ等距離な被写体に対して焦点調節を行うために大きなぼけが発生することはないが、ベストピント状態を得にくいという問題がある。
例えば、図7に示すようなシーンにおいて、テーブルの左右に位置する人物P1,P2とテーブルT越しの電気スタンドSとに対応する合焦距離間の偏差が所定偏差以内であれば、画面中央のテーブル越しの電気スタンドに焦点調節することになる。ほぼ等距離であるとはいえ人物についてはベストピントにはならない。また、風景などの遠景の撮影では撮影画面全体が遠距離となり、被写界深度が深くなるためにほぼ平面被写体と見なすことができるため、片ぼけの影響を特に受けやすい。
本発明は、優れた自動焦点調節機能により片ぼけの影響を効果的に低減することができる撮影装置および焦点調節方法を提供することを例示的目的とする。
本発明の一側面としての撮像装置は、撮影画面内に設けられた複数の焦点検出領域での焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記複数の焦点検出領域のうち、前記焦点検出手段による検出結果に基づいて合焦可能と判定した複数の合焦可能領域の中から撮影レンズを被写体に合焦させる合焦目標領域を選択する選択手段とを有し、前記選択手段は、前記合焦可能領域の中から前記合焦目標領域を選択する際、第1の被写体までの第1の被写体距離がズーム位置によって異なる第1の所定距離より長く、かつ、該第1の被写体よりも撮影画面上で外側に存在する第2の被写体までの第2の被写体距離が前記第1の被写体距離よりも短い場合に、前記第2の被写体距離と前記第1の被写体距離との差が第2の所定距離以下のときは、前記第1の被写体に対応する焦点検出領域を前記合焦目標領域とし、前記第2の所定距離より長いときは、前記第2の被写体に対応する焦点検出領域を前記合焦目標領域として選択することを特徴とする。
また、本発明の他の側面としての撮像装置は、撮影画面内に設けられた複数の画像領域での焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記複数の画像領域のうち、前記焦点検出手段による検出結果に基づいて合焦可能と判定した複数の合焦可能領域の中から撮影レンズを被写体に合焦させる合焦目標領域を選択する選択手段とを有し、前記選択手段は、前記合焦可能領域の中から前記合焦目標領域を選択する際、前記撮影画面における第1の画面領域に表示される第1の被写体までの第1の被写体距離がズーム位置によって異なる第1の所定距離より長く、かつ、該第1の被写体よりも前記撮影画面上で外側の第2の画面領域に表示される第2の被写体までの第2の被写体距離が前記第1の被写体距離よりも短い場合に、前記第2の被写体距離と前記第1の被写体距離との差が第2の所定距離以下のときは、前記第1の被写体に対応する画像領域を前記合焦目標領域とし、前記第2の所定距離より長いときは、前記第2の被写体に対応する画像領域を前記合焦目標領域として選択することを特徴とする。
また、本発明の他の側面としての焦点調節方法は、撮影画面内に設けられた複数の焦点検出領域での焦点状態を検出する焦点検出ステップと、前記複数の焦点検出領域のうち、前記焦点検出ステップによる検出結果に基づいて合焦可能と判定した複数の合焦可能領域の中から撮影レンズを被写体に合焦させる合焦目標領域を選択する選択ステップとを有し、前記選択ステップにおいて、前記合焦可能領域の中から前記合焦目標領域を選択する際、第1の被写体までの第1の被写体距離がズーム位置によって異なる第1の所定距離より長く、かつ、該第1の被写体よりも撮影画面上で外側に存在する第2の被写体までの第2の被写体距離が前記第1の被写体距離よりも短い場合に、前記第2の被写体距離と前記第1の被写体距離との差が第2の所定距離以下のときは、前記第1の被写体に対応する焦点検出領域を前記合焦目標領域とし、前記第2の所定距離より長いときは、前記第2の被写体に対応する焦点検出領域を前記合焦目標領域として選択することを特徴とする。
さらに、本発明の他の側面としての焦点調節方法は、撮影画面内に設けられた複数の画像領域での焦点状態を検出する焦点検出ステップと、前記複数の画像領域のうち、前記焦点検出ステップによる検出結果に基づいて合焦可能と判定した複数の合焦可能領域の中から撮影レンズを被写体に合焦させる合焦目標領域を選択する選択ステップとを有し、前記選択ステップにおいて、前記合焦可能領域の中から前記合焦目標領域を選択する際、前記撮影画面における第1の画面領域に表示される第1の被写体までの第1の被写体距離がズーム位置によって異なる第1の所定距離より長く、かつ、該第1の被写体よりも前記撮影画面上で外側の第2の画面領域に表示される第2の被写体までの第2の被写体距離が前記第1の被写体距離よりも短い場合に、前記第2の被写体距離と前記第1の被写体距離との差が第2の所定距離以下のときは、前記第2の被写体に対応する画像領域を前記合焦目標領域とし、前記第2の所定距離より長いときは、前記第2の被写体に対応する画像領域を前記合焦目標領域として選択することを特徴とする。
本発明によれば、優れた自動焦点調節機能により、片ぼけの影響を効果的に低減することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の好ましい実施例について説明する。
図1Aには、本発明の一実施例である電子カメラ100の構成を示している。電子カメラ100は、撮影レンズ101、絞り及びシャッター102、自動露出(AE)処理部103、フォーカスレンズ104、AF処理部(駆動器)105、フラッシュ106、フラッシュ処理部107、撮像素子(CCDセンサやCMOSセンサにより構成される)108、A/D変換部109、画像処理部110、ホワイトバランス処理部111、フォーマット変換部112、DRAM113、画像処理部114、システム制御部(焦点検出器、選択器および距離算出器)115、VRAM116、操作表示部117、操作部118、姿勢検出センサ119、メインスイッチ(SW)120、モードSW121、122及び123がそれぞれ付された第1ストロークスイッチSW1及び第2ストロークスイッチSW2を有する。
撮影レンズ101はズーム機構を含み、被写体像を撮像素子108に結像させる。絞り及びシャッター102は光量を制御する。自動露出(AE)処理部103は、被写体の明るさを判断して自動的に露出を決定する。フォーカスレンズ104は撮像素子108上にピントを合わせる。図1に示すフォーカスレンズ104は、不図示の駆動部(ステッピングモータ等)とその駆動量を検出するフォトインタラプタ等の検出器(位置検出器)104aを備えている。
AF処理部105は、自動的にピントを合わせる機能を有し、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式と、撮像素子108上のコントラストを示す信号の高周波成分を用いて焦点状態を検出するコントラスト検出方式を使用する。撮像素子108は被写体からの反射光を電気信号に変換する受光手段又は光電変換手段として機能する。A/D変換部109は、アナログデータをデジタルデータに変換する機能を有し、撮像素子108の出力ノイズを除去する相関二重サンプリング(CDS)回路やA/D変換前に行う非線形増幅回路を含む。
画像処理部110は、A/D変換部109からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理部110は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部115がAE処理部103、AF処理部105、EF処理部107を制御する。また、画像処理部110は、電子ズーム機能を有し、電子ズーム機能は撮像素子108入力画像から操作表示部117への表示画像への画像変換を行う。このように、電子ズームは、画像信号の一部を拡大して表示することにより、ズーム倍率を変化させる。ズームレンズを望遠端まで移動させた後、更に望遠するように指示された場合は、電子ズームにより画像信号の一部を拡大して、より高倍率のズームを実現する。
WB処理部111は、撮像した画像データに対して所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。フォーマット変換部112は、画像データのフォーマットをJPEGフォーマットなど、所定のフォーマットに変換する。DRAM113は、高速な内蔵メモリ(例えば、ランダムアクセスメモリなど)を含み、一時的な画像記憶手段としての高速バッファ、あるいは画像の圧縮伸張における作業用メモリなどに使用される。
画像記録部114は、半導体メモリなどの記録媒体とそのインターフェースを含む。システム制御部115は撮影シーケンスなどシステムを制御すると共に、後述する図2乃至図5に示す処理を実行する。VRAM116は画像表示用メモリとして機能する。操作表示部117は、画像表示の他、操作補助のための表示やカメラ状態の表示、撮影時には撮影画面と焦点検出領域を表示する。操作表示部117はLCD、LED、スピーカーなどを含む。
操作部118はカメラを外部から操作する際に使用され、例えば、カメラ100の撮影機能や画像再生時の設定などの各種設定を行うメニュースイッチ、撮影レンズ101のズーム動作を指示するズームレバー(ズーム指示手段)、撮影モードと再生モードの動作モード切替スイッチ、電子ズーム設定オン/オフスイッチなどを含む。ここで、ズームレバーは、ユーザがズーム操作を行うレバーである。ズームレバーは、映像を拡大する望遠(Tele)側と映像を縮小する広角(Wide)側に設定可能である。ズームレバーは、ズームレバーオフ、望遠オン、広角オンの3つの状態をとることができる。電子ズーム設定オン/オフスイッチは、電子ズームを使用するかどうかを設定する。電子ズーム設定がオンのときは、電子ズームの動作を行い、オフのときは電子ズーム動作を行わない。
姿勢検出センサ119は、カメラ100の姿勢、すなわち、正立(横姿勢)、倒立(天地逆さ姿勢)、左傾(グリップ下姿勢)、右傾(グリップ上姿勢)、前傾(レンズ下姿勢)、後傾(レンズ上姿勢)に応じた信号を出力する。この信号によりシステム制御部115は、カメラ100の姿勢を検出することができる。また、システム制御部115は、姿勢検出センサ119による姿勢情報を基に、測光評価やAFの重み付けに変化を持たせたり、縦姿勢(左傾姿勢、右傾姿勢)で撮影を行った画像に回転処理を施して操作表示部117上に縦位置表示を行ったりすることができる。
メインSW120は、システムに電源を投入するためのスイッチである。モードSW121は、プログラム、風景、人物などの撮影モードを設定するスイッチである。122が付された第1ストロークスイッチSW1は、不図示のレリーズスイッチの半押し操作によってオンし、AFやAE等の撮影スタンバイ動作を行うためのスイッチである。123が付された第2ストロークスイッチSW2は、レリーズスイッチの全半押し操作によってオンし、撮影動作(記録媒体への画像の記録動作)を開始させる撮影スイッチである。
図1Bには、本実施例の電子カメラ100における焦点検出領域の配置を示している。この図において、10は撮影画面(撮影画角範囲)である。該撮影画面10内には、中央に設けられた焦点検出領域11および該焦点検出領域11の左右に設けられた焦点検出領域12,13からなる中段の焦点検出領域群と、その上段および下段に3つずつ設けられた焦点検出領域群14〜19の計9つの焦点検出領域(画像領域)が設けられている。
以下、電子カメラ100の動作について図2を参照して説明する。ここで、図2は、電子カメラ100の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、システム制御部115はメインSW120がオンであるかどうかを判断する(ステップS201)。システム制御部115は、メインSW120がオンであると判断すれば(ステップS201)、次いで、画像記録部114の残容量が存在するかどうかを判断する(ステップS202)。システム制御部115は、画像記録部114の残容量が0であると判断すれば(ステップS202)、残容量が0であることを警告して(ステップS203)、ステップS201に帰還する。ステップS203では画像記録部114の警告は操作表示部117に表示するか又は図示しない音声出力部から警告音を出すか、又は、その両方を行ってもよい。
システム制御部115は、画像記録部114の残容量が0でないと判断すれば(ステップS202)、ズーム動作を行う(ステップS204)。以下、図3を参照して、ステップS204のズーム動作について説明する。ここに、図3は、ズーム動作のサブルーチンのフローチャートである。
まず、システム制御部115は、操作部118に含まれるズームレバーが望遠(Tele)側に操作されているかどうかを判断する(ステップS301)。システム制御部115は、ズームレバーが望遠側に操作されていると判断すれば(ステップS301)、撮像レンズ101のズーム位置が望遠端にあるかどうかを判断する(ステップS302)。システム制御部115は、撮像レンズ101のズーム位置が望遠端にないと判断すれば(ステップS302)、撮像レンズ101のズーム位置を望遠端に移動させ(ステップS303)、その後、ステップS301に帰還する。
一方、システム制御部115は、撮像レンズ101のズーム位置が望遠端にあると判断すれば(ステップS302)、画像処理部110による電子ズームが最大倍率であるかどうかを判断する(ステップS304)。システム制御部115は、画像処理部110による電子ズームが最大倍率ではないと判断すれば(ステップS304)、画像処理部110による電子ズームの倍率を上げて(ステップS305)、その後、ステップS301へ帰還する。
一方、システム制御部115は、ズームレバーが望遠側に操作されていないと判断した場合(ステップS301)、若しくは、画像処理部110による電子ズームが最大倍率であると判断した場合(ステップS304)、ズームレバーが広角側に操作されているかどうかを判断する(ステップS306)。システム制御部115は、ズームレバーが広角側に操作されていると判断すれば(ステップS306)、撮像レンズ101のズーム位置が広角端にあるかどうかを判断する(ステップS307)。システム制御部115は、撮像レンズ101のズーム位置が広角端にないと判断すれば(ステップS307)、画像処理部110が電子ズームを使用しているかを判断する(ステップS308)。
システム制御部115は、画像処理部110が電子ズームを使用していると判断すれば(ステップS308)、電子ズームの倍率を下げ(ステップS309)、その後、ステップS306に帰還する。一方、システム制御部115は、画像処理部110が電子ズームを使用していないと判断すれば(ステップS308)、撮像レンズ101のズーム位置を広角側に移動させ(ステップS310)、その後、ステップS306に帰還する。
一方、システム制御部115は、ズームレバーが広角側に操作されていないと判断した場合(ステップS306)、若しくは、撮像レンズ101のズーム位置が広角端であると判断した場合(ステップS307)、現在の撮像レンズ101のズーム位置をシステム制御部115に内蔵される図示しない演算メモリに記憶する(ステップS311)。
図2に戻って、システム制御部115は、ズーム動作(ステップS204)の後に、スイッチSW1がオンであるかどうかを判断する(ステップS205)。システム制御部115は、スイッチSW1がオフであると判断すれば(ステップS205)、スイッチSW120がオンであるかどうかを判断する(ステップS206)。システム制御部115は、スイッチSW120がオンであると判断すれば(ステップS206)、ステップS204に帰還する。
システム制御部115は、スイッチSW120がオフであると判断すれば(ステップS206)、ステップS201に帰還する。一方、システム制御部115は、スイッチSW1がオンであると判断すれば(ステップS205)、AE処理部103に対して画像処理部110の出力からAE処理を行うように命令する(ステップS207)。
次に、システム制御部115はAF動作を行う(ステップS208)。以下、図4を参照して、ステップS208のAF動作について説明する。ここに、図4は、AF動作のサブルーチンのフローチャートである。AF動作は、フォーカスレンズ104を無限端と至近端との間で駆動(スキャン)し、該スキャン中に撮像素子108から得られた信号の高周波成分(以下、「AF評価値」と記す)がピークを示した位置を合焦レンズ位置とする方式により行われる。合焦レンズ位置のスキャンは、9つの焦点検出領域11〜19のそれぞれについて行われ、距離が異なる被写体に対応した焦点検出領域では異なるフォーカスレンズ位置が合焦レンズ位置として判定される。
まず、システム制御部115は、フォーカスレンズ104をスキャン開始位置に移動する(ステップS401)。本実施例では、スキャン開始位置を無限端に設定している。スキャンを開始すると、システム制御部115は、撮影画面内に設けられた焦点検出領域毎のAF評価値とそのAF評価値が得られたフォーカスレンズ104の位置をシステム制御部115に内蔵された図示しない演算メモリに記憶する(ステップS402)。フォーカスレンズ104の位置は、フォーカスレンズ104の駆動部の駆動量を所定のリセット位置からの相対位置として検出部を介して検出する。
次に、システム制御部115は、フォーカスレンズ104の位置がスキャン終了位置にあるかどうかを判断する(ステップS403)。本実施例は、スキャン終了位置を至近端に設定している。システム制御部115は、フォーカスレンズ104の位置がスキャン終了位置にないと判断すれば(ステップS403)、フォーカスレンズ104を至近方向へ所定量だけ移動する(ステップS404)。
システム制御部115は、フォーカスレンズ104の位置がスキャン終了位置にあると判断すれば(ステップS403)、焦点検出領域毎にステップS402で記憶したAF評価値とフォーカスレンズ104の位置とから焦点検出結果の信頼度を判定する。更に、満足に足る信頼度があると判断した焦点検出領域においては、AF評価値がピークを示すフォーカスレンズ104の位置(合焦レンズ位置)を計算する(ステップS405)。例えば、システム制御部115は信頼度を式(1)に示す信頼度評価値Evalを求めることによって判定する。ここで、Vmax、Vminは、ある焦点検出領域における焦点評価値の最大値と最小値であり、kは規格化係数である。ここで、Evalの値が1以上であればその焦点検出領域での信頼度は高いと判定し(以下、○判定と記す)、1未満であればその焦点検出領域での信頼度は低い)と判定する(以下、×と記す)。○判定された焦点検出領域は、合焦が可能な焦点検出領域(合焦可能領域)である。
val=k(Vmax−Vmin) …(1)
次に、システム制御部115は、焦点検出領域毎に至近端でのフォーカスレンズ104の位置でAF評価値が最大値を示しているかどうかを判定し、最大値を示していれば△判定をする(ステップS406)。△判定とは、スキャン範囲よりも至近側に被写体が存在していることを示す。
次に、システム制御部115は、姿勢検出センサ119により検出されたカメラ100の姿勢が、例えば正立である場合は、撮影画面の上段および中段(第1の画面領域)の焦点検出領域11〜16に○判定の焦点検出領域があるかどうかを判断する(ステップS407)。システム制御部115は、撮影画面の上段および中段の焦点検出領域に○判定の焦点検出領域があると判断すれば(ステップS407)、撮影レンズが片ぼけ対策を行うべきズーム位置にあるかどうかを判断する(ステップS408)。これは撮影レンズの構成などによって、特定のズーム位置で片ぼけが悪化することを防止するためである。
システム制御部115は、片ぼけ対策を行うズーム位置にあると判断すれば(ステップS408)、中央の焦点検出領域11が○判定であり、かつ、ズーム位置の関数である第1の所定距離Yよりも該中央焦点検出領域11に対応する第1の被写体距離が遠距離であるかどうかを判断する(ステップS409)。これは撮影する画像が片ぼけの影響が大きい遠景であり、かつ中央焦点検出領域11で焦点調節を行うために必要な焦点検出結果が○判定であるかを調べるためである。ここで、被写体距離は、フォーカスレンズ104の位置が無限端に近いほど被写体までの距離は遠く、至近端に近いほど被写体までの距離が近いという関係を用いて、フォーカスレンズ104の位置の検出結果から算出することができる。
システム制御部115は、ステップS409でYESと判断すると、撮影画面の上中段の○判定された焦点検出領域のうち、中央焦点検出領域11に対応する被写体距離よりも第2の所定距離X以上至近側の被写体距離に対応した焦点検出領域があるかどうかを判断する(ステップS410)。これは、風景をバックにして記念写真などを撮影する場合を想定したものである。この場合、パンフォーカス制御あるいは人物にピントを合わせるため、バックに対応した中央焦点検出領域11に対する合焦制御は行わない。
ここで、ステップS409で遠景と判断する第1の所定距離Yと、ステップS410で中央焦点検出領域に対応する被写体距離との差の基準とする第2の所定距離Xとはズーム位置の関数、すなわちズーム位置に応じて変化する値である。これは、ズーム位置により被写界深度が変化するためである。
システム制御部115は、ステップS410でNOと判断すると、中央焦点検出領域11を、フォーカスレンズ104を駆動してピントを合わせる合焦目標領域として選択する(ステップS411)。次に、システム制御部115は、選択された中央焦点検出領域11に対応する、ステップS405で求めたAF評価値がピークとなる位置(合焦レンズ位置)へフォーカスレンズ104を駆動することにより、該中央焦点検出領域11に対する合焦制御を行う(ステップS412)。
以下、図5を参照して、ステップS409及びS410で説明した焦点検出領域の選択についての一例を説明する。図5は、焦点検出領域の選択を説明するための概略図であり、簡単のために、焦点検出領域として撮影画面中段の中央の焦点検出領域11と、左側の焦点検出領域12と、右側の焦点検出領域13の3つのみ示している。また、図5においては、中央焦点検出領域11に対応する被写体距離A(電気スタンドSまでの距離)が第1の所定距離Yよりも遠距離である。中央焦点検出領域11が○判定である場合には、被写体距離Aよりも第2の所定距離X以上至近側の被写体距離α(人物P1までの距離)に対応する左焦点検出領域12が○判定か否かを判定する。左焦点検出領域12が○判定であれば、該左焦点検出領域12を合焦目標位置として選択してフォーカスレンズ104を駆動し、左焦点検出領域12に対する合焦制御を行う。
一方、左焦点検出領域12が×判定であれば、右焦点検出領域13は被写体距離Aより第2の所定距離X以上至近ではないため、中央焦点検出領域11を合焦目標位置として選択し、中央焦点検出領域11に対する合焦制御を行う。
なお、左右の焦点検出領域12,13のいずれもが○判定であり、かつ該左右の焦点検出領域12,13に対応する被写体距離がいずれも被写体距離Aよりも第2の所定距離X以上至近側の被写体距離である場合には、これらの焦点検出領域12,13のうちより至近側の、すなわち最至近の被写体距離に対応する焦点検出領域を合焦目標領域として選択する。
また、図4のステップS407、S410での判断対象を上段および中段の焦点検出領域としたが、これは例示であり、姿勢検出センサ119による検出結果に応じてステップS407、S410での判断対象は変更される。また、それに合わせて後述するステップS414での判断対象となる焦点検出領域も下段から変更される。
図4に戻って、システム制御部115は、片ぼけ対策を行うべきズーム位置でないと判断した場合(ステップS408)、ステップS409でNOと判断した場合、又はステップ410でYESと判断した場合は、上段および中段の○判定焦点検出領域のうちステップS405で求めた合焦レンズ位置が最至近である焦点検出領域を合焦目標領域として選択する(ステップS413)。
一方、システム制御部115は、上段および中段の焦点検出領域11〜16に○判定焦点検出領域がないと判断すれば(ステップS407)、姿勢検出センサ119により検出されたカメラ100の姿勢に応じて、下段の焦点検出領域17〜19に○判定焦点検出領域があるか否かを判断する(ステップS414)。
下段の焦点検出領域17〜19に○判定焦点検出領域があるときは(ステップS414)、下段の○判定焦点検出領域のうちステップS405で求めた合焦レンズ位置が最至近である焦点検出領域を合焦目標領域として選択し(ステップS415)、ステップS412に移行する。
一方、システム制御部115は、下段の焦点検出領域17〜19に○判定焦点検出領域がないと判断したときは(ステップS414)、下段の焦点検出領域17〜19にステップS406で△判定された焦点検出領域があるかどうかを判断する(ステップ416)。システム制御部115は、下段の焦点検出領域に△判定領域があると判断したときは(ステップS416)、至近端へフォーカスレンズ104を移動し(ステップS417)、ステップS412に移行する。
一方、システム制御部115は、下段の焦点検出領域に△判定領域がないと判断したときは(ステップS416)、ステップS405において求めた中央焦点検出領域の信頼度評価値Evalが所定値以上であるかどうかを判断する(ステップS418)。システム制御部115は、信頼度評価値Evalが所定値以上であると判断すれば(ステップS418)、ステップS417へ移行し、所定値以上でないと判断すれば(ステップS418)、定点ととしてあらかじめ設定された位置へフォーカスレンズ104を駆動する(ステップS419)。
再び図2に戻り、AF動作(ステップS208)の後、システム制御部115は、第2ストロークスイッチSW2がオンであるかどうかを判断する(ステップS209)。システム制御部115は、第2ストロークスイッチSW2がオフであると判断すれば(ステップS209)、第1ストロークスイッチSW1がオンであるかどうかを判断する(ステップS210)。システム制御部115は、第1ストロークスイッチSW1がオンであると判断すれば(ステップS210)、ステップS209にリターンする。システム制御部115は、第1ストロークスイッチSW1がオフであると判断すれば(ステップS210)、ステップS204にリターンする。
一方、システム制御部115は、第2ストロークスイッチSW2がオンであると判断すれば(ステップS209)、撮影動作を行う(ステップS211)。以下、図6のフローチャートを参照しながら、撮影動作(ステップS211)について説明する。ここで、図6は、撮影動作(ステップS211)のサブルーチンのフローチャートである。
まず、システム制御部115は、被写体輝度を測定する(ステップS601)。次に、システム制御部115は、ステップS601で測定した被写体輝度に応じた電荷蓄積時間の制御と絞りおよびシャッター102の制御とを行って撮像素子108への露光を行う(ステップS602)。撮像素子108面上に結像された像は光電変換されてアナログ信号となり、A/D変換部109へと送られる。次に、該アナログ信号は、A/D変換部109によって、撮像素子108の出力ノイズ除去や非線形処理などの前処理の後にデジタル信号に変換される(ステップS603)。
次に、A/D変換部109からの出力信号をWB処理部111により画像処理部110でホワイトバランス調整し、適正な出力画像信号とする(ステップS604)。次に、出力画像信号をフォーマット変換部112でJPEGフォーマット等への画像フォーマット変換を行い、DRAM113に一時的に記憶する(ステップS605)。次に、DRAM113内のデータを画像記録部114にてカメラ内のメモリ、又はカメラ100に装着されたメモリカードなどの記録媒体へと転送して記録させる(ステップS606)。
再び図2に戻って、システム制御部115は、画像記録部114の残容量が存在するかどうかを判断する(ステップS212)。システム制御部115は、画像記録部114の残容量が0であると判断すれば(ステップS212)、残容量が0であることを警告して(ステップS203)、ステップS201にリターンする。一方、システム制御部115は、画像記録部114の残容量が0でないと判断すれば(ステップS212)、第2ストロークスイッチSW2がオンであるかどうかを判断する(ステップS213)。システム制御部115は、第2ストロークスイッチSW2がオフであると判断すれば(ステップS213)、ステップS209にリターンする。一方、システム制御部115は、スイッチSW2がオンであると判断すればステップS213を繰り返す。
以上説明した本実施例の電子カメラ100によれば、片ぼけの影響を特に受けやすい風景などの遠景を撮影画面の中央に入れた撮影時に、画面中央の焦点検出領域に対応する被写体距離よりも所定距離近い被写体に対応する焦点検出領域に対する合焦制御を行う。これにより、撮影画面の中央以外に設けられた焦点検出領域に対応する被写体(主被写体)に対する合焦精度を確保することができる。すなわち、片ぼけの影響を効果的に低減した焦点調節が可能となる。
なお、上記実施例では、撮影画面の中央に1つの焦点検出領域が設けられた場合について説明したが、画面中央を含む所定の大きさの領域内に複数の焦点検出領域を設けて「中央の焦点検出領域」とし、さらにその周囲に複数の焦点検出領域を設けてもよい。
本発明の実施例の電子カメラの概略構成を示すブロック図である。 図1に示す電子カメラにおける焦点検出領域を示す概念図である。 図1に示す電子カメラの動作を示すフローチャートである。 図2に示すズーム動作のサブルーチンのフローチャートである。 図2に示すAF動作のサブルーチンのフローチャートである。 図4に示すAF動作における焦点検出領域の選択を説明するための模式図である。 図2における撮影動作のサブルーチンのフローチャートである。 従来のデジタルカメラにおいて片ぼけをもたらすシーンの一例である。
符号の説明
100 電子カメラ
101 撮影レンズ
105 AF処理部
108 撮像素子
115 システム制御部
119 姿勢検出センサ

Claims (9)

  1. 撮影画面内に設けられた複数の焦点検出領域での焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記複数の焦点検出領域のうち、前記焦点検出手段による検出結果に基づいて合焦可能と判定した複数の合焦可能領域の中から撮影レンズを被写体に合焦させる合焦目標領域を選択する選択手段とを有し、
    前記選択手段は、前記合焦可能領域の中から前記合焦目標領域を選択する際、第1の被写体までの第1の被写体距離がズーム位置によって異なる第1の所定距離より長く、かつ、該第1の被写体よりも撮影画面上で外側に存在する第2の被写体までの第2の被写体距離が前記第1の被写体距離よりも短い場合に、前記第2の被写体距離と前記第1の被写体距離との差が第2の所定距離以下のときは、前記第1の被写体に対応する焦点検出領域を前記合焦目標領域とし、前記第2の所定距離より長いときは、前記第2の被写体に対応する焦点検出領域を前記合焦目標領域として選択することを特徴とする撮影装置。
  2. 前記選択手段は、前記第1の被写体距離が前記第1の所定距離より長いときに、前記第2の被写体距離が前記第1の被写体距離よりも短く、前記第2の被写体距離と前記第1の被写体距離との差が第2の所定距離以上である前記第2の被写体が複数ある場合には、該複数の第2の被写体のうち他の被写体よりも被写体距離の短い被写体に対応する焦点検出領域を前記合焦目標位置として選択することを特徴とする請求項に記載の撮影装置。
  3. 前記選択手段は、前記第1の被写体距離が前記第1の所定距離より近いときは、最も被写体距離の短い被写体に対応する焦点検出領域を前記合焦目標位置として選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
  4. 前記合焦目標領域に対して前記撮影レンズが合焦するようにフォーカスレンズを駆動する駆動手段を有することを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の撮影装置。
  5. 撮影画面内に設けられた複数の画像領域での焦点状態を検出する焦点検出手段と、
    前記複数の画像領域のうち、前記焦点検出手段による検出結果に基づいて合焦可能と判定した複数の合焦可能領域の中から撮影レンズを被写体に合焦させる合焦目標領域を選択する選択手段とを有し、
    前記選択手段は、前記合焦可能領域の中から前記合焦目標領域を選択する際、前記撮影画面における第1の画面領域に表示される第1の被写体までの第1の被写体距離がズーム位置によって異なる第1の所定距離より長く、かつ、該第1の被写体よりも前記撮影画面上で外側の第2の画面領域に表示される第2の被写体までの第2の被写体距離が前記第1の被写体距離よりも短い場合に、前記第2の被写体距離と前記第1の被写体距離との差が第2の所定距離以下のときは、前記第1の被写体に対応する画像領域を前記合焦目標領域とし、前記第2の所定距離より長いときは、前記第2の被写体に対応する画像領域を前記合焦目標領域として選択することを特徴とする撮影装置。
  6. 前記選択手段は、前記第1の画面領域に合焦可能な領域がないときは、前記第2の画面領域において最も被写体距離が近い画像領域を前記合焦目標位置として選択することを特徴とする請求項に記載の撮影装置。
  7. 前記撮影装置の姿勢を検出する姿勢検出手段を有し、
    前記選択手段は、前記姿勢の検出結果に応じて前記第1および第2の画面領域を変更することを特徴とする請求項5又は6に記載の撮影装置。
  8. 撮影画面内に設けられた複数の焦点検出領域での焦点状態を検出する焦点検出ステップと、
    前記複数の焦点検出領域のうち、前記焦点検出ステップによる検出結果に基づいて合焦可能と判定した複数の合焦可能領域の中から撮影レンズを被写体に合焦させる合焦目標領域を選択する選択ステップとを有し、
    前記選択ステップにおいて、前記合焦可能領域の中から前記合焦目標領域を選択する際、第1の被写体までの第1の被写体距離がズーム位置によって異なる第1の所定距離より長く、かつ、該第1の被写体よりも撮影画面上で外側に存在する第2の被写体までの第2の被写体距離が前記第1の被写体距離よりも短い場合に、前記第2の被写体距離と前記第1の被写体距離との差が第2の所定距離以下のときは、前記第1の被写体に対応する焦点検出領域を前記合焦目標領域とし、前記第2の所定距離より長いときは、前記第2の被写体に対応する焦点検出領域を前記合焦目標領域として選択することを特徴とする焦点調節方法。
  9. 撮影画面内に設けられた複数の画像領域での焦点状態を検出する焦点検出ステップと、前記複数の画像領域のうち、前記焦点検出ステップによる検出結果に基づいて合焦可能と判定した複数の合焦可能領域の中から撮影レンズを被写体に合焦させる合焦目標領域を選択する選択ステップとを有し、
    前記選択ステップにおいて、前記合焦可能領域の中から前記合焦目標領域を選択する際、前記撮影画面における第1の画面領域に表示される第1の被写体までの第1の被写体距離がズーム位置によって異なる第1の所定距離より長く、かつ、該第1の被写体よりも前記撮影画面上で外側の第2の画面領域に表示される第2の被写体までの第2の被写体距離が前記第1の被写体距離よりも短い場合に、前記第2の被写体距離と前記第1の被写体距離との差が第2の所定距離以下のときは、前記第2の被写体に対応する画像領域を前記合焦目標領域とし、前記第2の所定距離より長いときは、前記第2の被写体に対応する画像領域を前記合焦目標領域として選択することを特徴とする焦点調節方法。
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