JP2005172488A - 塗布状態検査装置 - Google Patents

塗布状態検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005172488A
JP2005172488A JP2003409895A JP2003409895A JP2005172488A JP 2005172488 A JP2005172488 A JP 2005172488A JP 2003409895 A JP2003409895 A JP 2003409895A JP 2003409895 A JP2003409895 A JP 2003409895A JP 2005172488 A JP2005172488 A JP 2005172488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
nozzle
application
coating
coated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003409895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4117790B2 (ja
Inventor
Tomoki Hosoya
知希 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP2003409895A priority Critical patent/JP4117790B2/ja
Publication of JP2005172488A publication Critical patent/JP2005172488A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4117790B2 publication Critical patent/JP4117790B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 赤外線熱カメラを用いることにより、塗布領域全域を検査することができ、しかも装置の構成を複雑化することなく、安価に製造することができる塗布状態検査装置を提供する。
【解決手段】 塗布剤2を被塗布材1に塗布するためのノズル3の位置を特定する制御装置5と、前記被塗布材上に塗布された塗布剤の塗布位置周辺の熱線画像を撮像する赤外線熱カメラ6と、前記赤外線熱カメラ6によって撮像された画像のうち前記ノズル位置特定情報に基づいて、前記ノズルの進行方向に対して所定距離前方と所定距離後方の所定範囲の画像を取り込む画像処理装置7とを備え、前記被塗布材1の同一位置における前記ノズル3の通過前と通過後の前記画像を比較し、前記比較結果に基づき、塗布剤の塗布状態の良否を判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被塗布材に塗布された揮発性溶剤を含有する塗布剤の塗布状態の良否を検査する塗布状態検査装置に関し、例えば、自動車の窓ガラスを車体の窓枠に接着するために塗布されるプライマーの塗布状態の良否を検査する塗布状態検査装置に関する。
従来から、種々の産業分野において、マニプレータ等の自動機を用いて、被塗布材に塗布剤を塗布することがなされている。
例えば、自動車の組立工程において、フロントガラスやリヤガラスなどの窓ガラスは、その周辺部にシーリング材が塗布された後に車体の窓枠に組みつけられている。その際、シーリング材を塗布する以前の窓ガラス表面に、プライマーを塗布して接着の信頼性を高めている。
しかし、このプライマーは、温度変化や空気との接触の有無等によってその流動性や表面状態等が変化し、塗布状態が変化する。また、自動機に装着されたノズルからのプライマーの吐出量や塗布速度(ノズル移動速度)の変化等によっても塗布状態が変化する。
このようなプライマーを均一な状態に塗布することは困難であり、例えば、プライマーの膜厚不足によるスケ、プライマーの不足によるカスレ等が発生し、接着不良の原因となっていた。
そのため、従来から前記シーリング材を塗布する前に、プライマーが正常に塗布されたか否かを検査する必要があった。
この検査を行う検査装置としては、例えば、特許文献1(特公平8−11210号公報)に提案された検査装置がある。この特許文献1に示された検査装置について図6に基づいて説明する。
図6に示すように、この検査装置は、被塗布材51の塗布面51aにプライマー52が塗布された直後の塗布部53の温度を検出する赤外線センサー54と、前記塗布部51の側方のプライマー52が塗布されていない非塗布部55の温度を検出する赤外線センサー56と、前記赤外線センサー54、56の検出信号を増幅する増幅器57,58と、前記非塗布部55の温度に対応する増幅器58の出力から、塗布部53の温度に対応する増幅器57の出力を差し引き、差電圧S2を出力する演算増幅器59と、予め設定部60に設定された基準電圧S3と前記差電圧S2を比較し、差電圧S2が基準電圧S3よりも小さいときに制御信号S1を出力する比較器61とを備えている。
次に、この検査装置の動作、作用について説明する。
まず、プライマー52が塗布されると、プライマー52に含まれている揮発性の溶媒の揮発によって、プライマー52が塗布された塗布部53の温度が低下する。この塗布部53の温度と非塗布部55の温度とを赤外線センサー54、56によって検出し、これら温度を演算増幅器59により比較する。
そして、この比較結果である差電圧S2と基準電圧S3とを比較器61によって比較し、差電圧S2が基準電圧S3よりも小さいときに制御信号S1を出力し、塗布状態が異常である旨の警報等を発する。
また、特許文献2(実公平7−26692号公報)には、窓ガラスを挟んで、投光器及び受光器からなる透過光検出センサーを配置し、プライマー塗布前と塗布後の透過光を比較して、塗布状態を検査する検査装置が提案されている。
この検査装置は、プライマー塗布前と塗布後における窓ガラスの透過光を比較することにより、塗布状態を検査するものである。
特公平8−11210号公報(第2頁第3欄第16行〜同欄第33行) 実公平7−26692号公報(第2頁第3欄第41行〜同頁第4欄第30行)
ところで、前記した特許文献1に示された検査装置にあっては、赤外線センサーを使用して、塗布部と非塗布部を温度差で検出するものである。
そのため、塗布領域全域を検査するためには、赤外線センサーを多数用意し、塗布領域全域に赤外線センサーを配置するか、あるいは赤外線センサーを塗布領域に沿って走査しなければならず、検査装置に独自の走査手段(搬送手段)を備える必要があった。
また、前記特許文献2に示された検査装置にあっては、透過光検出センサーを使用して、塗布部と非塗布部を光量差で検出するものである。
そのため、前記した特許文献1に示された検査装置と同様に、塗布領域全域を検査するためには、透過光検出センサーを多数用意し、塗布領域全域に透過光検出センサーを配置するか、あるいは透過光検出センサーを塗布領域に沿って走査しなければならず、検査装置に独自の走査手段(搬送手段)を備える必要があった。
このように、赤外線センサーあるいは透過光検出センサーを多数用いることは、コストが嵩み、一方、赤外線センサーあるいは透過光検出センサーを塗布領域に沿って走査させることは、検査装置の構成を複雑化させるという課題が生じる。
本発明は、上記技術的課題を解決するためになされたものであり、熱線画像撮像手段を用いることにより、塗布領域全域を検査することができ、しかも装置の構成を複雑化することなく、安価に製造することができる塗布状態検査装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明にかかる塗布状態検査装置は、被塗布材に塗布された揮発性溶剤を含有する塗布剤の塗布状態の良否を判定する塗布状態検査装置において、前記塗布剤を前記被塗布材に塗布する塗布ノズルの位置を特定するノズル位置特定手段と、前記塗布剤の塗布領域の画像を撮像する熱線画像撮像手段と、前記ノズル位置特定手段からのノズル位置情報に基づいて、前記熱線画像撮像手段によって撮像された画像から前記塗布ノズルの進行方向に対して所定距離前方と所定距離後方の所定範囲の画像を取込むと共に、前記被塗布材の同一位置における前記塗布ノズルの通過前と通過後の前記画像を比較する画像処理手段とを備え、前記比較結果に基づき、塗布剤の塗布状態の良否を判断することを特徴としている。
この本発明にかかる塗布状態検査装置にあっては、塗布ノズルの位置を特定し、熱線画像撮像手段を用いて、前記塗布ノズルの進行方向に対して所定距離前方の画像(塗布前画像)と、前記ノズルの進行方向に対して所定距離後方の画像(塗布後画像)を取り込む。そして、前記被塗布材の同一位置における塗布前画像と塗布後画像を比較し、前記比較結果に基づき、塗布剤の塗布状態の良否を判断する。
ここで、前記画像処理手段は、塗布ノズル進行方向に対して所定距離前方の所定範囲の画像を保存する画像保存部を備え、塗布ノズルの通過前の画像を前記画像保存部から読み出して、塗布ノズル通過後の画像と比較することが望ましい。
このように、画像保存部を備えているため、塗布後画像が取り込まれた際、直ちに塗布ノズルの通過前の画像と比較することができる。
また、前記塗布ノズルの通過前の画像と通過後の画像の比較は、塗布ノズルの通過前の画像から通過後の画像を減算処理して温度分布データとし、基準となる温度分布データとの比較によってなされることが望ましい。
このように、塗布ノズルの通過前の画像から通過後の画像を減算処理して温度分布データとし、基準となる温度分布データと比較されるため、揮発性溶剤を含む塗布剤の塗布状態を精度良く、検査することができる。
更に、前記ノズル位置を特定する手段は、塗布ノズルを駆動する自動機の動作制御信号に基づきノズル位置を特定することが、装置の簡素化の点から好ましい。
また、前記ノズル位置を特定する手段は、ノズル先端部に設けられた、例えば赤外発光ダイオード等の特徴部を前記熱線画像撮像手段により撮像し、撮像された特徴部の画像より特定するものであっても良い。
尚、本発明にかかる検査装置は、前記被塗布材が自動車の窓ガラスであり、前記塗布剤が前記窓ガラスを車体塗装鋼板に接着するために塗布されるプライマーである場合に、特に好適に用いることができる。
前記したように、本発明にかかる塗布状態検査装置にあっては、熱線画像撮像手段を用いて、塗布材の同一位置における塗布前画像と塗布後画像を比較し、前記比較結果に基づき、塗布剤の塗布状態の良否を判断するため、走査手段(搬送手段)を用いることなく塗布領域全域を検査することができる。しかも、装置は複雑化することなく、安価に製造することができる。
以下、本発明の実施形態を図1乃至図4に基づいて説明する。なお、図1は本発明にかかる検査装置の一実施形態を示す概略構成図、図2は、図1において示した赤外線熱カメラの画像を示した図、図3は赤外線熱カメラの画像の切り出し(取り込む)順を示した図、図4は、図1に示した検査装置の動作を示したフローチャート図である。
図1において、符号1は自動車の窓ガラスなどの被塗布材(ガラス板)であり、この被塗布材1は、例えば図示しないコンベアーにより搬送され、塗布兼検査ステーションで位置決めされている。
この被塗布材1に対してプライマー2を塗布する塗布装置は、プライマー2を吐出する塗布ノズル3と、前記塗布ノズル3が取り付けられたマニプレータ等の自動機4と、前記自動機4を数値制御する制御装置5から構成されている。
そして、自動機4によって塗布ノズル3は、予め設定された所定の軌跡に沿って移動され、プライマー2が被塗布材1の周縁に沿って塗布される。
これら塗布ノズル3、自動機4、制御装置5は、従来の塗布装置と同一の構成であるため、その詳細の説明は省略する。
一方、塗布状態検査装置は、前記塗布ノズル3の位置を特定するノズル位置特定手段である前記制御装置5と、前記被塗布材1上に塗布されたあるいは塗布されるプライマー2の塗布領域の熱線画像を撮像する熱線画像撮像手段である赤外線熱カメラ6とを備えている。
また、塗布状態検査装置は、前記制御装置5からのノズル位置情報に基づいて、前記赤外線熱カメラによって撮像された画像から、前記塗布ノズル3の進行方向に対して所定距離前方と所定距離後方の所定範囲の画像を取込むと共に、前記被塗布材の同一位置における前記塗布ノズルの通過前と通過後の前記画像を比較する画像処理手段である画像処理装置7を備えている。
この画像処理装置7はコンピュータから構成され、図1に示すように、所定範囲の画像を切出し(取り込み)保存する画像保存部7cと、前記被塗布材1の同一位置における前記塗布ノズル3の通過前の保存された取り込み画像を読出し、比較、減算処理して温度分布データとする処理部7bと、前記処理部7bで求めた温度分布データを記憶する記憶部7dと、予め基準となる温度分布データを記憶する記憶部7eと、前記した各部、制御装置5、赤外線熱カメラ6を制御する制御部7aとを備えている。
この画像処理装置7の画像処理について、図2及び図3に基づいて詳述する。
赤外線熱カメラ6の撮像画像としては、図2に示すように所定の範囲の撮像エリア6Aが映し出される。そして、前記制御装置5から塗付ノズル3の移動進路データを、制御部7aを介して処理部7bが受け取る。
前記処理部7bは、この塗付ノズル3の移動進路データに基づいて、撮像エリア6Aのうちから塗付ノズル3が移動するあるいは移動した所定の範囲(塗布領域)6Bの画像を切出し(取り込み)、画像保存部7cに保存するように構成されている。
この画像の切り出し(取り込み)、画像の保存について説明する。
例えば、塗付ノズル3が移動するあるいは移動した画像切出し範囲(塗布領域)6Bを8分割し、現在、制御装置5からの位置情報によって塗付ノズル3が、図3に示す第(4)番目の領域に位置しているとする。
このとき、処理部7cは、前記塗布ノズル3の進行方向に四つ先の領域の画像(塗布前画像4)を切り出し(取り込み)、画像保存部7cに記憶保存する。一方、前記塗布ノズル3の進行方向後方に三つ戻った領域の画像(塗布後画像4)を切り出し、処理部7bに取り込む。即ち、プライマー2の塗布前画像を取り込み、画像保存部7cに保存すると共に、プライマー2の塗布後画像を取り込む。
更に、画像の取り込み、画像の保存を含めて、この検査装置の動作を図4に基づいて説明する。
図4に示すように、この被塗布材1が、例えば図示しないコンベアーにより搬送され、塗布兼検査ステーションに位置決めされたこと検出し、検査が開始され(S1)、初期化処理される(S2)。
その後、塗布ノズル3は制御装置5の数値制御に基づいて、プライマー2を塗布しながら移動する。
このとき、制御装置5からの動作制御信号(自動機4の動作を制御する動作制御信号)を塗布ノズル3の位置情報とし、この位置情報に基づいて、処理部7bは前記したように塗布ノズル3の進行方向に四つ先の領域の画像(塗布前切出し領域の画像)の取り込み(S3)を行い、画像保存部7cに記憶保存する(S4)。
また、処理部7bは、前記塗布ノズル3の進行方向後方に三つ戻った領域の画像(塗布後画像)を切り出し、取り込む(S5)。
そして、前記処理部7bによって既に取り込まれている、塗布ノズル3の進行方向後方に三つ戻った領域における塗布ノズル3の通過前(プライマー2の塗布前)の塗布前画像を画像保存部7cから読み出す(S6)。
なお、前記塗布ノズル3の進行方向後方に三つ戻った領域におけるノズルの通過前(プライマー2の塗布前)の塗布前画像は、塗布ノズル3の移動に伴い、既に処理部7において切出され、画像保存部7cに記憶保存されている。
そして、前記取り込まれた塗布後画像と同一の領域(同一位置)における前記塗布前画像とを減算処理する(S7)。
即ち、同一の領域(同一位置)における塗布前画像から塗布後画像を減算処理して、塗布剤中の揮発性溶剤による温度低下の度合いを示す温度分布データを求め、温度分布データ記憶部7dに記憶、蓄積する(S8)。
そして、前記温度分布データの蓄積後、全塗布領域の温度分布データが蓄積されているか、制御部7aにおいて判断される(S9)。その結果、全塗布領域の温度分布データが蓄積されていない場合には、制御部7aから制御装置5に塗布ノズル3の移動を許容する制御信号を送出し、塗布ノズル3は制御装置5によって数値制御されながら移動する。
この塗布ノズル3の移動と共に、制御装置5からの位置情報によって塗付ノズル3の位置が再び特定され、画像切出し領域(画像取り込み領域)も移動する(S10)。
そして、再び、前記したステップS3からS9の処理がなされ、全塗布領域の温度分布データが蓄積されているか、制御部7aにおいて判断される(S9)。
その結果、全塗布領域の温度分布データが蓄積された場合には、処理部7bによって、基準温度分布データ記憶部7eから基準温度分布データが読み出され、前記温度分布データが基準温度分布データと比較され、塗布状態の品質判定がなされる(S11)。
即ち、所定温度以上の温度低下の有無を判断し、塗布領域全域において所定温度以上の温度低下がある場合には、「良」の判定をし、検査を終了する(S12)。一方、塗布領域の少なくとも一部に所定温度以上の温度低下がない場合には、「不良」判定をし、検査を終了する(S12)。
なお、上記実施形態に示した塗布状態検査装置にあっては、前記制御装置5からの動作制御信号を塗布ノズル3の位置情報としたが、本発明は、特にこれに限定されるものではなく、制御装置5からの塗布ノズル3の位置情報に代えて、塗布ノズル3の先端に赤外発光ダイオードを設置し、撮像した画像から赤外発光ダイオードの座標(位置)を特定し、塗布ノズルの位置情報を得るようにしても良い。
また、上記実施形態では塗布領域を8分割した場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、精度良く検査する上で、より多く分割することが望ましい。
また、上記実施形態にあっては、一台の赤外線熱カメラ6を用いて、塗布領域を撮像するように構成した場合を示したが、この場合、一台の赤外線熱カメラ6で、塗布領域の全域を撮像するように構成しても良く、あるいは塗布領域の一部を撮像するように構成し、塗布ノズル3の移動に併せて撮像領域を移動するように構成しても良い。
更に、図5に示すように、複数の赤外線熱カメラを用い(図5では赤外線熱カメラ6a〜6dの4台の場合を図示)、塗布領域を複数のエリア(図5では点線で示した四つのエリア)に分割し、撮像しても良い。このように複数の赤外線熱カメラを用いた場合には、高い解像度を得ることができ、正確な検査を行うことができる。
本発明にかかる検査装置は、広範な技術分野において、揮発性有機溶媒を含む塗料、接着剤など塗布剤の塗布状態の検査に用いることができる。
特に、被塗布材が自動車の窓ガラスであり、前記塗布剤が前記窓ガラスを車体塗装鋼板に接着するために塗布されるプライマーである場合に好適に用いることができる。
図1は、本発明にかかる検査装置の一実施形態を示す概略構成図である。 図2は、図1において示した赤外線熱カメラの画像を示した図である。 図3は、赤外線熱カメラの画像の切り出し順を示した図である。 図4は、図1に示した検査装置の動作を示したフローチャート図である。 図5は、本発明にかかる検査装置の他の実施形態を示す概略構成図である。 図6は、従来の検査装置を示す概略構成図である。
符号の説明
1 被塗布材
2 プライマー
3 塗布ノズル
4 自動機
5 制御装置
6 赤外線熱カメラ
6A 撮像エリア
6B 塗布領域
6a,6b,6c,6d 赤外線熱カメラ
7 画像処理装置
7a 制御部
7b 処理部
7c 画像保存部
7d 温度分布データ記憶部
7e 基準温度分布データ記憶部

Claims (5)

  1. 被塗布材に塗布された揮発性溶剤を含有する塗布剤の塗布状態の良否を判定する塗布状態検査装置において、
    前記塗布剤を前記被塗布材に塗布する塗布ノズルの位置を特定するノズル位置特定手段と、前記塗布剤の塗布領域の画像を撮像する熱線画像撮像手段と、前記ノズル位置特定手段からのノズル位置情報に基づいて、前記熱線画像撮像手段によって撮像された画像から前記塗布ノズルの進行方向に対して所定距離前方と所定距離後方の所定範囲の画像を取込むと共に、前記被塗布材の同一位置における前記塗布ノズルの通過前と通過後の前記画像を比較する画像処理手段とを備え、
    前記比較結果に基づき、塗布剤の塗布状態の良否を判断することを特徴とする
    塗布状態検査装置。
  2. 前記画像処理手段は、塗布ノズル進行方向に対して所定距離前方の所定範囲の画像を保存する画像保存部を備え、塗布ノズルの通過前の画像を前記画像保存部から読み出して、塗布ノズル通過後の画像と比較することを特徴とする請求項1に記載された塗布状態検査装置。
  3. 前記塗布ノズルの通過前の画像と通過後の画像の比較は、塗布ノズルの通過前の画像から通過後の画像を減算処理して温度分布データとし、基準となる温度分布データとの比較によってなされることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された塗布状態検査装置。
  4. 前記ノズル位置を特定する手段は、塗布ノズルを駆動する自動機の動作制御信号に基づきノズル位置を特定することを特徴とする請求項1に記載された塗布状態検査装置。
  5. 前記ノズル位置を特定する手段は、ノズル先端部に設けられた特徴部を前記熱線画像撮像手段により撮像し、撮像された特徴部の画像より特定することを特徴とする請求項1に記載された塗布状態検査装置。
JP2003409895A 2003-12-09 2003-12-09 塗布状態検査装置 Expired - Fee Related JP4117790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003409895A JP4117790B2 (ja) 2003-12-09 2003-12-09 塗布状態検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003409895A JP4117790B2 (ja) 2003-12-09 2003-12-09 塗布状態検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005172488A true JP2005172488A (ja) 2005-06-30
JP4117790B2 JP4117790B2 (ja) 2008-07-16

Family

ID=34731107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003409895A Expired - Fee Related JP4117790B2 (ja) 2003-12-09 2003-12-09 塗布状態検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4117790B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007263599A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Mazda Motor Corp 塗布状態評価方法及び塗布状態評価装置
JP2008224464A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Gunze Ltd 透明塗布液の塗布具合の検査システム
JP2009103514A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 塗装不良検査方法
KR20180060689A (ko) * 2016-11-29 2018-06-07 박영만 열화상 실링 검사 비전 시스템 및 이를 이용한 열화상 실링 검사 방법
CN110465432A (zh) * 2019-09-12 2019-11-19 浙江工业大学 矿井液压支柱防腐喷涂的自动定位技术
CN115350833A (zh) * 2022-10-19 2022-11-18 二重(德阳)重型装备有限公司 锻造喷涂检测方法及喷涂方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007263599A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Mazda Motor Corp 塗布状態評価方法及び塗布状態評価装置
JP2008224464A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Gunze Ltd 透明塗布液の塗布具合の検査システム
JP2009103514A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 塗装不良検査方法
KR20180060689A (ko) * 2016-11-29 2018-06-07 박영만 열화상 실링 검사 비전 시스템 및 이를 이용한 열화상 실링 검사 방법
KR101894078B1 (ko) 2016-11-29 2018-08-31 박영만 열화상 실링 검사 비전 시스템 및 이를 이용한 열화상 실링 검사 방법
CN110465432A (zh) * 2019-09-12 2019-11-19 浙江工业大学 矿井液压支柱防腐喷涂的自动定位技术
CN115350833A (zh) * 2022-10-19 2022-11-18 二重(德阳)重型装备有限公司 锻造喷涂检测方法及喷涂方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4117790B2 (ja) 2008-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4486776A (en) Inspection apparatus
US7889907B2 (en) Apparatus and methods for inspecting tape lamination
WO2016091152A1 (en) Method and device for sealant coating inspection
JP4862765B2 (ja) 表面検査装置及び表面検査方法
US20130057678A1 (en) Inspection system and method of defect detection on specular surfaces
US20090067701A1 (en) System and method for detecting blemishes on surface of object
JP2000504418A (ja) 距離及び/又は位置測定装置
JP4117790B2 (ja) 塗布状態検査装置
JP3288902B2 (ja) シール検査システム
JPH11271038A (ja) 塗装欠陥検査装置
US6398870B1 (en) Coating defect detecting and marking system
KR101720282B1 (ko) 열화상 카메라를 이용한 실러 도포 모니터링 시스템 및 방법
JP3181729B2 (ja) 塗膜欠陥検出におけるレンズ汚れ検出方法及びその装置
JP2008160635A (ja) カメラ状態検出方法
JP2002156214A (ja) 車体の検査方法
KR100415796B1 (ko) 스캐닝간격결정방법
JP3047414B2 (ja) スクリーン印刷装置および方法
JPH1010054A (ja) 表面欠陥検査装置
JP2684460B2 (ja) 塗布膜の検査方法
WO2020080091A1 (ja) 車両点検装置および方法
JPH0650904A (ja) 表面欠陥サイズの補正方法
JPH0656363B2 (ja) 表面欠陥検査装置のデ−タ出力方法
JPH10300446A (ja) 表面欠陥検査装置
JPH10123016A (ja) 液晶ディスプレイ基板の高速同期撮像検査装置
JPH0712750A (ja) 表面欠陥検査装置のマーキング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080417

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4117790

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140502

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees