JP2005172160A - 油圧制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 負荷の大きなアクチュエータと相対的に負荷が小さなアクチュエータとを同時に起動するか、あるいは負荷の小さなアクチュエータを起動させた直後に負荷の大きなアクチュエータを起動した場合にも、十分なポンプ吐出量を確保し、必要とするアクチュエータの作動速度を保つことができる油圧制御装置を提供することである。
【解決手段】 特定のアクチュエータaの負荷圧を選択弁16に導く負荷圧検出路8と、この負荷圧検出路8であって上記選択弁16の上流側に設けた絞り20と、この絞り20と選択弁16との間に接続したタンク通路21と、このタンク通路21に設けた切換弁22とを備え、この切換弁22は、タンク通路21をタンクTに開放したり、あるいはタンク通路21を閉塞したりする構成にした点に特徴を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 特定のアクチュエータaの負荷圧を選択弁16に導く負荷圧検出路8と、この負荷圧検出路8であって上記選択弁16の上流側に設けた絞り20と、この絞り20と選択弁16との間に接続したタンク通路21と、このタンク通路21に設けた切換弁22とを備え、この切換弁22は、タンク通路21をタンクTに開放したり、あるいはタンク通路21を閉塞したりする構成にした点に特徴を有する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、1つの可変吐出量ポンプで複数のアクチュエータを制御する油圧制御装置に関する。
この種の装置は、一つの可変吐出量ポンプで複数のアクチュエータを同時に動作させるが、例えばこの装置を建設車両に用いたときには、旋回モータ、ブームシリンダおよびアームシリンダなどの複数のアクチュエータを同時に動作させることになる。そして、これら各アクチュエータを同時に動作させたときには、それらアクチュエータのうちの最高負荷圧を検出して、この検出した最高負荷圧に応じて可変吐出量ポンプの吐出量を制御するが、この油圧制御装置として、例えば、図5に示すものが従来から知られている。
図5は従来の装置を示す回路図であるが、この回路図では、旋回モータaとブームシリンダbだけを対象にした制御系を示したもので、実際の建設車両では、その他アームシリンダやバケットシリンダ等の種々のアクチュエータが、可変吐出量ポンプpに対して並列に接続されているものである。
そして、上記図5に示した装置は、可変吐出量ポンプpに吐出路101を設けるとともに、この吐出路101を、旋回モータaに接続する旋回供給路102とブームシリンダbに接続するブーム供給路103とに分岐している。したがって、上記旋回モータaおよびブームシリンダbには、旋回供給路102、ブーム供給路103を介して上記可変吐出量ポンプpからの作動油が供給される。
上記旋回供給路102には第1流量制御弁104を設けているが、この第1流量制御弁104は図示しない旋回操作レバーの操作量に応じて作動油の流量を制御する。そして、この第1流量制御弁104の下流側には第1圧力補償弁106を設けている。また、ブーム供給路103には第2流量制御弁105を設けているが、この第2流量制御弁105も図示しないブーム操作レバーの操作量に応じて作動油の流量を制御する。そして、この第2流量制御弁105の下流側には第2圧力補償弁107を設けている。
そして、上記第1、第2圧力補償弁106,107の下流側には、第1負荷圧検出路108と第2負荷圧検出路109とを接続するとともに、これら両負荷圧検出路108,109のそれぞれを選択弁であるシャトル弁116に接続している。さらに、このシャトル弁116の下流側はパイロット通路117を接続しているが、このパイロット通路117は、第1、第2圧力補償弁106,107の第1パイロット室106a,107aに連通する第1パイロット通路110,111に接続している。さらに、このパイロット通路117は、それから分岐したパイロット通路118を介して、可変吐出量ポンプpのレギュレータ119にも接続している。
したがって、旋回モータaとブームシリンダbの負荷圧のうち、高い方の負荷圧がシャトル弁116で選択されるとともに、その選択された最高負荷圧が、上記第1パイロット室106a,107aおよびレギュレータ119に導かれることになる。
なお、上記第1、第2圧力補償弁106,107の第1パイロット室106a,107a側には、スプリング112,113を設けている。
なお、上記第1、第2圧力補償弁106,107の第1パイロット室106a,107a側には、スプリング112,113を設けている。
一方、上記第1、第2圧力補償弁106,107の第2パイロット室106b,107bには、第2パイロット通路114,115を介して上記第1、第2流量制御弁104,105の下流側の圧力を導いている。したがって、上記第1、第2圧力補償弁106,107は、第1、第2流量制御弁104,105の下流側の圧力が、最高負荷圧にスプリング112,113のバネ力相当分の圧力を加算した圧力になるように制御する。
また、上記シャトル弁116によって選択した最高負荷圧は、パイロット通路118を介してレギュレータ119にも導かれていること前記したとおりであるが、このレギュレータ119は、最高負荷圧に一定の圧力を加算した吐出圧を保つように可変吐出量ポンプpを制御する。よって、第1、第2流量制御弁104,105の前後差圧は一定となる。
今、可変吐出量ポンプpから吐出された作動油は、吐出路101を介して旋回供給路102とブーム供給路103とに導かれる。旋回供給路102に導かれた作動油は、第1流量制御弁104→第1圧力補償弁106を介して旋回モータaに供給される。また、ブーム供給路103に導かれた作動油は、第2流量制御弁105→第2圧力補償弁107を介してブームシリンダbに供給される。
上記従来の装置において、例えば、旋回モータaとブームシリンダbとを同時に、あるいはブームシリンダbを起動させた直後に旋回モータaを起動させようとしたとき、慣性体である旋回モータaの起動時の負荷圧が、ブームシリンダbの負荷圧よりも大きくなるのが通常である。したがって、上記シャトル弁116によって検出される最高負荷圧は、旋回モータaの負荷圧で決まることになる。
なお、旋回モータaの負荷圧は、起動時の圧力および起動から定常速度に至るまでの加速時間の大小によって異なる。すなわち、旋回モータaを短時間で加速する場合の負荷圧は、時間かけて緩やかに加速する場合の負荷圧よりも高くなる。しかし、通常は、第1流量制御弁104が、レバー操作等により短時間に操作されることから、旋回供給路2の作動圧力は短時間に上昇し、図示しないリリーフ弁の設定圧付近まで上昇するので、旋回モータaの負荷圧は他のアクチュエータの負荷圧よりも高くなる。
上記従来の装置では、旋回モータaとブームシリンダbとを同時に、あるいはブームシリンダbを起動させた直後に旋回モータaを起動させようとしたとき、旋回モータaの負荷圧が過大になると、可変吐出量ポンプpには、この負荷の大きい旋回モータaの負荷圧が導かれる。そのため、上記可変吐出量ポンプpの吐出圧も、上記旋回モータaの負荷圧に伴って過大になる。このように、可変吐出量ポンプpの吐出圧が過大になれば、ポンプ吐出量は当該圧力で入力馬力が制御される流量まで減少してしまう。
上記のように、可変吐出量ポンプpの吐出量が減少してしまうと、この減少した吐出量で、旋回モータaだけでなく他のアクチュエータも制御されることになる。そのために、例えば、他のアクチュエータが要求する作動速度が得られないという問題が発生してしまう。
例えば、バケットで土砂をすくいながら旋回して、その土砂をトラックに積み込むいわゆる持ち上げ旋回作業では、バケットシリンダ、アームシリンダ、ブームシリンダbおよび旋回モータaを同時に動作させる。
このとき、ブームシリンダbには、他のアクチュエータよりも短時間で多くの動作量が要求される。しかし、上記のように可変吐出量ポンプpの吐出量が減少してしまうと、ブームシリンダbが短い時間内に目的の位置まで動作しなくなる。したがって、バケットをダンプカーの荷台よりも低い位置までしか上げることができないので、バケットが荷台に当たってしまうという問題があった。
このとき、ブームシリンダbには、他のアクチュエータよりも短時間で多くの動作量が要求される。しかし、上記のように可変吐出量ポンプpの吐出量が減少してしまうと、ブームシリンダbが短い時間内に目的の位置まで動作しなくなる。したがって、バケットをダンプカーの荷台よりも低い位置までしか上げることができないので、バケットが荷台に当たってしまうという問題があった。
この発明の目的は、負荷の大きなアクチュエータと相対的に負荷が小さなアクチュエータとを同時に起動するか、あるいは負荷の小さなアクチュエータを起動させた直後に負荷の大きなアクチュエータを起動した場合にも、十分なポンプ吐出量を確保し、必要とするアクチュエータの作動速度を保つことができる油圧制御装置を提供することである。
この発明は、可変吐出量ポンプと、この可変吐出量ポンプに接続した複数のアクチュエータとを備え、かつ、上記可変吐出量ポンプとアクチュエータとの間には、圧力補償弁と流量制御弁とを設けるとともに、上記圧力補償弁で圧力補償された複数のアクチュエータの負荷圧を選択弁で選択してその最高負荷圧をレギュレータに導き、可変吐出量ポンプは、このレギュレータの作用で、上記最高負荷圧に応じて可変吐出量ポンプの吐出量を制御する構成にした油圧制御装置を前提とする。
上記の油圧制御装置を前提にしつつ、この発明は、特定のアクチュエータの負荷圧を上記選択弁に導く負荷圧検出路と、この負荷圧検出路であって上記選択弁の上流側に設けた絞りと、この絞りと選択弁との間に接続したタンク通路と、このタンク通路に設けた切換弁とを備え、この切換弁は、タンク通路をタンクに開放したり、あるいはタンク通路を閉塞したりする構成にした点に特徴を有する。
この発明によれば、切換弁を切り換えてタンク通路をタンクに開放することによって、特定のアクチュエータから導かれる負荷圧を低く抑えることができる。このように特定のアクチュエータの負荷圧を低く抑えられるので、可変吐出量ポンプの吐出量は、特定のアクチュエータ以外のアクチュエータの負荷圧で制御されることになる。つまり、特定のアクチュエータの負荷圧が他のアクチュエータの負荷圧よりも高い場合に、負荷圧が相対的に低いアクチュエータを基準にして可変吐出量ポンプの吐出量が決められることになる。
したがって、例えば、建設車両のように旋回モータとブームシリンダとを同時に動作させたり、あるいはブームシリンダを動作させた後に旋回モータを動作させたりした場合に、ブームシリンダへの供給流量が不足して、その作動速度を維持できないという問題は発生しない。
図1は、本発明の第1実施形態を示す回路図であるが、この回路構成は、第1負荷圧検出路8であってシャトル弁16の上流側に絞り20を設けるとともに、この絞り20とシャトル弁16との間に接続したタンク通路21に切換弁22を設けた点が上記従来例と異なっている。
上記図1に示した装置は、可変吐出量ポンプPに吐出路1を設けるとともに、この吐出路1を、旋回モータAに接続する旋回供給路2とブームシリンダBに接続するブーム供給路3とに分岐している。したがって、上記旋回モータAおよびブームシリンダBには、旋回供給路2、ブーム供給路3を介して上記可変吐出量ポンプPからの作動油が供給される。
上記旋回供給路2には第1流量制御弁4を設けているが、この第1流量制御弁4は図示しない旋回操作レバーの操作量に応じて作動油の流量を制御する。そして、この第1流量制御弁4の下流側には第1圧力補償弁6を設けている。また、ブーム供給路3には第2流量制御弁5を設けているが、この第2流量制御弁5も図示しないブーム操作レバーの操作量に応じて作動油の流量を制御する。そして、この第2流量制御弁5の下流側には第2圧力補償弁7を設けている。
上記第1、第2圧力補償弁6,7の下流側には、第1負荷圧検出路8と第2負荷圧検出路9とを接続するとともに、これら両負荷圧検出路8,9のそれぞれを選択弁であるシャトル弁16に接続している。そして、上記第1負荷圧検出路8であってシャトル弁16の上流側には、絞り20を設けるとともに、この絞り20とシャトル弁16との間に接続したタンク通路21には、切換弁22を設けている。この切換弁22には、その一端にパイロット室23を設けるとともに、他端にスプリング24を設けている。
また、上記パイロット室23には、上記ブームシリンダBの動作によって発生する負荷圧をパイロット圧として導くようにしている。そして、パイロット室23にブームシリンダBの負荷圧がパイロット圧として導かれると、上記切換弁22は、スプリング24のバネ力に抗して図1に示した遮断位置から連通位置に切り換わる。つまり、切換弁22は、ブームシリンダBが動作すると、遮断位置から連通位置に切り換わることになる。
さらに、このシャトル弁16の下流側はパイロット通路17を接続しているが、このパイロット通路17は、第1、第2圧力補償弁6,7の第1パイロット室6a,7aに連通する第1パイロット通路10,11に接続している。さらに、このパイロット通路17は、それから分岐したパイロット通路18を介して、可変吐出量ポンプPのレギュレータ19にも接続している。
したがって、旋回モータAとブームシリンダBの負荷圧のうち、高い方の負荷圧がシャトル弁16で選択されるとともに、その選択された最高負荷圧が、上記第1パイロット室6a,7aおよびレギュレータ19に導かれることになる。
なお、上記第1、第2圧力補償弁6,7の第1パイロット室6a,7a側には、スプリング12,13を設けている。
なお、上記第1、第2圧力補償弁6,7の第1パイロット室6a,7a側には、スプリング12,13を設けている。
一方、上記第1、第2圧力補償弁6,7の第2パイロット室6b,7bには、第2パイロット通路14,15を介して上記第1、第2流量制御弁4,5の下流側の圧力を導いている。したがって、上記第1、第2圧力補償弁6,7は、第1、第2流量制御弁4,5の下流側の圧力が、最高負荷圧にスプリング12,13のバネ力相当分の圧力を加算した圧力になるように制御する。
また、上記シャトル弁16によって選択した最高負荷圧は、パイロット通路18を介してレギュレータ19にも導かれていること前記したとおりであるが、このレギュレータ19は、最高負荷圧に一定の圧力を加算した吐出圧を保つように可変吐出量ポンプPを制御する。よって、第1、第2流量制御弁4,5の前後差圧は一定となる。
今、可変吐出量ポンプPから吐出された作動油は、吐出路1を介して旋回供給路2とブーム供給路3とに導かれる。旋回供給路2に導かれた作動油は、第1流量制御弁4→第1圧力補償弁6を介して旋回モータAに供給される。また、ブーム供給路3に導かれた作動油は、第2流量制御弁5→第2圧力補償弁7を介してブームシリンダBに供給される。
上記構成にしたこの第1実施形態の油圧制御装置において、旋回モータAとブームシリンダBとを同時に動作させたり、あるいはブームシリンダBを動作させた後に旋回モータAを動作させると、上記したように、ブームシリンダBの動作に伴って切換弁22が図1に示した社団位置から連通位置に切り換わる。
上記切換弁22が遮断位置から連通位置に切り換わると、タンク通路21がタンクTに開放され、このタンク通路21およびタンク通路21と接続する絞り20の下流側の圧力はタンク圧となる。言い換えれば、上記第1負荷圧検出路8を介してシャトル弁16に導かれる旋回モータAの負荷圧をタンク圧とすることができる。したがって、旋回モータAの負荷圧が過大なものとなっても、シャトル弁16に導かれる負荷圧を低く抑えることができる。
なお、絞り20を設けたのは、上記のように絞り20の下流側がタンク圧となったときに、絞り20の上流側までタンク圧とならないようにするためである。
なお、絞り20を設けたのは、上記のように絞り20の下流側がタンク圧となったときに、絞り20の上流側までタンク圧とならないようにするためである。
この第1実施形態によれば、例えば、上述の持ち上げ旋回作業のように旋回モータAの負荷圧がブームシリンダBの負荷圧よりも高い場合でも、シャトル弁16に導かれる旋回モータAの負荷圧を低く抑えることができるので、シャトル弁16は、ブームシリンダBの負荷圧を選択する。したがって、可変吐出量ポンプPは、ブームシリンダBの負荷圧によって制御されるので、ブームシリンダBへの供給流量を確保でき、その作動速度を維持することができる。
上記のようにブームシリンダBの負荷圧によって可変吐出量ポンプPが制御されるとき、上記旋回供給路2にはブームシリンダBの負荷圧に一定の圧力を加算した吐出圧しか生じないことになる。しかし、上記ブームシリンダBの作動圧力は、旋回モータAが最低限必要とする作動圧力、すなわち、起動し、緩やかに加速するために必要な最低限の圧力より高く設定されている場合が多いので、旋回モータAは必要な作動圧力を得て駆動することができる。
なお、上記第1実施形態では、第1、第2流量制御弁4,5を第1、第2圧力補償弁6,7の上流側に設けているが、図2に示す第2実施形態のように、第1、第2圧力補償弁6,7の下流側に設けてもかまわない。この第2実施形態によっても、上記絞り20とシャトル弁16との間に接続したタンク通路21に切換弁22を設けることによって、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
図3に示す第3実施形態は、上記切換弁22の連通位置に絞り25を設けた点が、上記第1実施形態と異なっている。
上記切換弁22の連通位置に設けた絞り25を適切に設定することによって、切換弁22が連通位置に切り換わったとき、上記絞り20とシャトル弁16との間の圧力である点Rの圧力は、旋回モータAの負荷圧とタンク圧との中間圧となる。
上記切換弁22の連通位置に設けた絞り25を適切に設定することによって、切換弁22が連通位置に切り換わったとき、上記絞り20とシャトル弁16との間の圧力である点Rの圧力は、旋回モータAの負荷圧とタンク圧との中間圧となる。
したがって、ブームシリンダBの負荷圧が低いときには、点Rの圧力がブームシリンダBの負荷圧よりも高くなるので、シャトル弁16は、点Rの圧力を選択する。そのため、可変吐出量ポンプPは、点Rの圧力によって制御されるので、旋回モータAが最低限必要とする作動圧力を確保することができる。
なお、この第3実施形態では、絞り25を切換弁22に設けているが、この絞り25は、上記点Rの圧力を旋回モータAの負荷圧とタンク圧との中間圧とするために設けている。したがって、上記絞り25は、切換弁22の上流側または下流側、すなわち、上記タンク通路21に設けるようにしてもかまわないこと当然である。
また、上記第3実施形態では、第1、第2流量制御弁4,5を第1、第2圧力補償弁6,7の上流側に設けているが、図4に示す第4実施形態のように、第1、第2圧力補償弁6,7の下流側に設けてもかまわない。この第4実施形態によっても、上記絞り20とシャトル弁16との間に接続したタンク通路21に切換弁22を設けることによって、上記第3実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらにまた、上記第1〜第4実施形態では、切換弁22に設けたパイロット室23には、ブームシリンダBの負荷圧をパイロット圧として導くようにしているが、上記パイロット室23にパイロット圧を導く方法は、これ以外であってもかまわないこと当然である。例えば、ブーム操作レバーを操作したときに、外部パイロット圧が導かれるようにしてもよい。
そして、上記切換弁22は、上記のようにそのパイロット室23にパイロット圧を導いて切り換わるようにしているが、パイロット室の代わりにソレノイドを設け、このソレノイドに通電することによって切り換わるようにしてもよい。
P 可変吐出量ポンプ
A 旋回モータ
B ブームシリンダ
4 第1流量制御弁
5 第2流量制御弁
6 第1圧力補償弁
7 第2圧力補償弁
8 第1負荷圧検出路
16 シャトル弁
20 絞り
21 タンク通路
22 切換弁
T タンク
25 絞り
A 旋回モータ
B ブームシリンダ
4 第1流量制御弁
5 第2流量制御弁
6 第1圧力補償弁
7 第2圧力補償弁
8 第1負荷圧検出路
16 シャトル弁
20 絞り
21 タンク通路
22 切換弁
T タンク
25 絞り
Claims (3)
- 可変吐出量ポンプと、この可変吐出量ポンプに接続した複数のアクチュエータとを備え、かつ、上記可変吐出量ポンプとアクチュエータとの間には、圧力補償弁と流量制御弁とを設けるとともに、上記圧力補償弁で圧力補償された複数のアクチュエータの負荷圧を選択弁で選択して、その最高負荷圧をレギュレータに導き、可変吐出量ポンプは、このレギュレータの作用で、上記最高負荷圧に応じて吐出量を制御する構成にした油圧制御装置において、特定のアクチュエータの負荷圧を上記選択弁に導く負荷圧検出路と、この負荷圧検出路であって上記選択弁の上流側に設けた絞りと、この絞りと選択弁との間に接続したタンク通路と、このタンク通路に設けた切換弁とを備え、この切換弁は、タンク通路をタンクに開放したり、あるいはタンク通路を閉塞したりする構成にした油圧制御装置。
- 上記切換弁に絞りを設けた請求項1記載の油圧制御装置。
- 上記タンク通路に絞りを設けた請求項1記載の油圧制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003414836A JP2005172160A (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | 油圧制御装置 |
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