JP2005172104A - Lpg回収装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な方法・装置で、移動対応が可能なLPG回収装置を提供しようとする。
【解決手段】LPG供給容器11の底近くに開口した回収管12を上記LPG供給容器外に引き出し、第一中間バルブV1を介してLPG冷却回収手段13の入口に接続し、該LPG冷却回収手段13の出口から延びる連結管路14を、第二中間バルブV2を介してLPG回収ボンベ15に接続してなるLPG回収装置10において、上記LPG冷却回収手段13は、ドライアイスを冷熱源とするアルコール冷媒浴16によりLPGを冷却する機構を採用したものであり、上記LPGを冷却する機構は、断熱壁18に囲まれたアルコール冷媒浴16にLPG冷却ボンベ17を浸漬してなる。
【選択図】図1

Description

この発明は、大形のLPG供給容器からの残留ガス抜き取り装置に関する。
30kg以下のLPGボンベの場合、LPG供給業者がボンベを回収するので、ボンベの耐圧試験等の必要な試験は回収の機会に実施されるが、大形の据え置きタイプのLPG容器は、据え置きされた現地で定期試験を行われることとなるが、この試験に際しては容器内の残留ガスを抜き取る必要がある。
特許第2514551号(特許請求の範囲) 特開2003−106498号公報(要約)
上記特許文献1に記載の発明は、「極低温凝縮機9の冷却室8に接続された、液体窒素を収容したボンベ10;前記冷却室8内に設けられた、上部に前記冷却室8に連通する連通孔19を有する、後記液化ガスを液化させる液室18;前記冷却室8に設けられ、一端部1を前記液室18内に開口させ、他端32を液化ガスを収容したボンベ又は装置12に接続した冷却管5;前記液室18に連通して設けられた、液化した前記液化ガスを収容するタンク本体22;該タンク本体22を、冷却間隔21を隔てて収容した、密閉容器状のタンク2;該タンク2にかつ前記冷却間隔21に連通して設けられた、バルブ33を有する放出口24;一端部34を前記冷却室8上部に連通させ、他端部35を前記タンク2の前記冷却間隔21に連通させた連通管36;から成る」構成としたものである。
上記特許文献2に記載の発明は、既存設備を有効に活用できる安価なLNGタンクBOG再液化回収システムを提供することを課題とし、その解決手段は、「BOG送出ライン8を、LNGタンク1で発生したBOGを大気放散するための大気放散ライン3と、BOGを冷熱で再液化するための冷凍機9に接続する。冷凍機9に、液化BOGを貯蔵するための液化BOGタンク10を接続する。そして、液化BOGタンク10に対して、LNG受入ライン2に接続する液化BOG移送ライン11と、液化BOGを気化させて昇圧する昇圧ライン12を接続し、昇圧ライン12で昇圧されたBOGを液化BOGタンク10に供給することにより液化BOGタンク10の内部圧力を昇圧させ、液化BOGを液化BOGタンク10から液化BOG移送ライン11に送り出す。」ように構成したものである。
上記特許文献1の発明は、液体窒素を冷熱源とするものであるため、高圧ガスの取り扱いが必要で、特別な安全対策が必要となって装置全体が大きく、複雑なものにならざるを得ない。また、特許文献2の発明は、LNGの再液化回収を対象とするもので、冷熱源として冷凍機を採用するもので、据付タイプで装置が大形である。
上記従来技術の問題に鑑みこの発明は、簡易な方法・装置で、移動対応が可能なLPG回収装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するためにこの発明は、LPG供給容器の底近くに開口した回収管を上記LPG供給容器外に引き出し、第一中間バルブを介してLPG冷却回収手段の入口に接続し、該LPG冷却回収手段の出口から延びる連結管路を、第二中間バルブを介してLPG回収ボンベに接続してなるLPG回収装置において、上記LPG冷却回収手段は、ドライアイスを冷熱源とする冷媒によりLPGを冷却する機構を採用したものであり、上記LPGを冷却する機構として、(A)断熱壁に囲まれたアルコール冷媒浴(以下、単に冷媒浴という)にLPG冷却ボンベを浸漬してなるもの、(B)断熱壁に囲まれた冷媒浴中に螺旋または蛇行させたLPG冷却管路を浸漬してなるもの、(C)断熱層で被われたLGP冷却ボンベの内部に螺旋または蛇行させた冷媒の循環管路を巡らせてなるものを採用することができ、また、(a)上記LPG冷却ボンベに熱交換用細管を貫通させること、(b)上記螺旋または、蛇行させたLPG冷却管路の端末にLPG冷却ボンベを接続すること、(c)上記LPGを冷却する機構にアルコール冷媒調整槽(以下、単に冷媒調整槽という)を外付けすることができる。
上記の如く構成するこの発明によれば、冷熱源としてドライアイスを採用することにより、装置が簡単で小型化でき、移動と取り扱いが容易になる。
次にこの発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の第一実施形態で、LPG供給容器11の底近くに回収管12が開口し、この回収管12をLPG供給容器11の外に引き出し、第一中間バルブV1を介してLPG冷却回収手段13の入口に接続し、該LPG冷却回収手段13の出口から延びる連結管路14を、第二中間バルブV2を介してLPG回収ボンベ15に接続してなる。
上記LPG冷却回収手段13は、ドライアイスを冷熱源としエタノールまたはメタノールを冷媒とする冷媒浴16にLPG冷却ボンベ17を浸漬してなるもので、冷媒浴16は断熱壁18に囲まれている。なお、冷熱交換効率を上げるために図示しないが上記LPG冷却ボンベ17に多数の熱交換用細管を貫通させることができる。また、LPGの回収量を判断するために連結管路14に流量計、LPG回収ボンベにはかりを付設することができる。
図2は第二実施形態で、LPG冷却回収手段13の冷媒浴16に冷媒調整槽19を外付けし、両者を連通管20で繋ぎ下側の連通管には冷媒循環用のポンプPが付設してある。これは、ドライアイスを冷媒中に投入したときに発生する突沸を冷媒浴16に影響させないようにしたものである。なお、22は蓋、V7はガス抜きバルブである。
図3は第三実施形態で、LPG冷却回収手段13を回収管12が冷媒浴に入ったところで螺旋管21(蛇行管でもよい)に繋ぎ、この螺旋管21の終端をLPG冷却ボンベ17内で開口させて冷熱交換効率を上げるようにしたものである。なお、この実施形態においても図2に示す冷媒調整槽19を外付けすることもできる。
図4は第四実施形態で、全体を断熱壁18で被ったLPG冷却ボンベ17内に螺旋管21(蛇行管でもよい)を配設し、この螺旋管21の出入口に冷媒調整槽19からの連通管20を繋ぎ循環ポンプPで冷媒を循環させるようにしたものである。なお、22は蓋、V7はガス抜きバルブである。
次にこの発明に係るLPG回収装置の操作について図1の装置にもとづいて説明する。冷媒浴16にドライアイスを投入して冷媒浴16を−45℃(温度計T1の指示温度)以下に調整する。このときバルブV0は開、V1は開、V2は閉、V3〜V5は開、V6は閉とする。
上記状態で圧力計M1が1.05MPaを示し、圧力計M2が0.66MPa、温度計T2が温度計T1と同温度を示した時点でバルブV2を開とするとLPG供給容器内の液相LPGが回収ボンベに移送される。ここで冷媒浴の冷熱エネルギー(熱容量)がLPGの液移送の熱容量より超えているときは連続移送される。従って冷媒浴16の大きさ、ドライアイスの投入量は、それに見合ったものとする必要がある。
上記LPGの液相の移送において、冷媒浴16がどの程度の温度になると液移送が始まるかを検討したところ、外気が30℃において−16℃で移送が始まることを確認した。また、圧力計M1とM3との差圧が0.15MPaあれば液移送が可能であることを確認した。従って外気温が変化したときは、それぞれの飽和圧力を参考にして上記冷媒浴16の温度と圧力計M1とM3の差圧を設定することができる。
LPG供給容器11に付設した液位計により液相のレベルが低下して回収管12が気相中で開口したことを確認すると、バルブV1・V2の操作を、「開・閉」、「閉・閉」、「閉・開」、「開・閉」のサイクルで繰り返すと圧力計M1の指示は、当初の1.05MPaから次第に低下し2kPaで飽和状態となった。
なお、上記バルブV1,V2の操作サイクルは、冷媒浴の温度に対応し、例えば−46℃×10分、−32℃×20分、−17℃×30分で約5kgの液移送が認められるので、これにより操作回路を構成し上記バルブV1,V2を自動操作することができる。
以上図1にもとづいて、この発明に係る装置の操作について説明したが、図2乃至図4の装置でも、それぞれの装置の特徴を発揮しながら同様の操作でLPG供給容器内のLPGを回収することができる。
この発明に係る第一実施形態の構成図 第二実施形態の冷却回収手段部分の断面図 第三実施形態の構成図 第四実施形態の冷却回収手段部分の断面図
符号の説明
10 LPG回収装置
11 LPG供給容器
12 回収管
13 冷却回収手段
14 連結管路
15 LPG回収ボンベ
16 アルコール冷媒浴(冷媒浴)
17 LPG冷却ボンベ
18 断熱壁
19 アルコール冷媒調整槽(冷媒調整槽)
20 連通管
21 螺旋管
22 蓋
23 流量計
24 はかり
V1,V2,V3,V4,V5,V6,V7 バルブ

Claims (7)

  1. LPG供給容器の底近くに開口した回収管を上記LPG供給容器外に引き出し、第一中間バルブを介してLPG冷却回収手段の入口に接続し、該LPG冷却回収手段の出口から延びる連結管路を、第二中間バルブを介してLPG回収ボンベに接続してなるLPG回収装置において、上記LPG冷却回収手段は、ドライアイスを冷熱源とする冷媒によりLPGを冷却する機構を採用したことを特徴とするLPG回収装置。
  2. 上記LPGを冷却する機構は、断熱壁に囲まれたアルコール冷媒の浴中にLPG冷却ボンベを浸漬してなることを特徴とする請求項1に記載のLPG回収装置。
  3. 上記LPGを冷却する機構は、断熱壁に囲まれたアルコール冷媒の浴中に螺旋または蛇行させたLPG冷却管路を浸漬してなることを特徴とする請求項1に記載のLPG回収装置。
  4. 上記LPGを冷却する機構は、断熱層で被われたLGP冷却ボンベの内部に螺旋または蛇行させたアルコール冷媒の循環管路を巡らせてなることを特徴とする請求項1に記載のLPG回収装置。
  5. 上記LPG冷却ボンベに熱交換用細管を貫通させてなることを特徴とする請求項2に記載のLPG回収装置。
  6. 上記螺旋または蛇行させたLPG冷却管路の端末にLPG冷却ボンベを接続してなることを特徴とする請求項4に記載のLPG回収装置。
  7. 上記LPGを冷却する機構には、アルコール冷媒調整槽が外付けされていることを特徴とするLPG回収装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010019819A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Katsura Seiki Seisakusho:Kk バルク貯槽の現地耐圧検査装置及び耐圧検査方法

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