JP2005171785A - エンジン冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、エンジンの高回転中高負荷時におけるシリンダヘッドおよびシリンダブロックの過度な昇温を防止できるエンジン冷却装置を提供する。
【解決手段】 ウォーターポンプ9の吐出流の一部をシリンダブロック3内に流入させ第1流出口8に導くシリンダブロック冷却路R1と、吐出流の他の一部をシリンダヘッド4に流入させ第2流出口13に導くシリンダヘッド冷却路R3と、ウォーターポンプの冷却水吸入路R5に連通すると共に感温切換え弁18を収容する排出室19を備え、冷却水温度が所定温度以下であると第2流出口13よりの冷却水を排出室19に導き、冷却水温度が所定温度を上回ると第2流出口よりの冷却水をラジエータ22を経て排出室に導くよう切換え作動するサーモスタット15と、第1流出口8よりの冷却水を排出室19に導くシリンダブロック冷却水排出路R01とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン本体のウオータージャケット内に冷却水を通過させ、通過後の冷却水をエンジン冷却用のラジエータを備える放熱路、あるいは暖気促進用の短絡路に切換え流入させ、冷却水温度に応じて適正なエンジン冷却を行えるようにしたエンジン冷却装置に関し、特に、エンジン本体をなすシリンダブロックとシリンダヘッドとの各ウオータージャケットに分岐して冷却水を供給するようにしたエンジン冷却装置に関するものである。
エンジン冷却装置はエンジンが低温運転域にあると、ウオーターポンプから吐出する冷却水をエンジン本体内のウォータジャケットに流入し、流出口より短絡路を介しウオーターポンプの吸入路に戻し、放熱をせずに暖機促進を図り、暖機完了後の運転域ではエンジン本体内のウォータジャケットからの冷却水を流出口よりラジエータを備えた放熱路に循環させてからウオーターポンプの吸入路に戻すよう流路切換えを行っている。このように、エンジン冷却装置はエンジン本体の暖気促進と暖気後の過度の昇温を抑制しており、ここでの流路切換えには感温式や電磁式の切換え弁を備えたサーモスタットが使用されている。
たとえば、図9に示すエンジン冷却装置100では、ウォーターポンプ110からの冷却水を分岐し、シリンダブロック120とシリンダヘッド130に分岐して流入させている。シリンダブロック120に流入した冷却水はシリンダブロックの下流出口140よりサーモスタットB、ラジエータ150を備える一方のラジエータ循環路Rr1へと流動でき、シリンダヘッド130に流入した冷却水はシリンダヘッドの上流出口160よりサーモスタットAの流入室170を経て他方のラジエータ循環路Rr2へと流動できる。ここでシリンダブロック120に流入した冷却水の一部は運転状態に応じて、複数の分岐路Ruを経てシリンダヘッド130側に流入するように形成されている。
サーモスタットAは流入室170とラジエータ循環路Rr1、Rr2からの冷却水が戻る戻り室180との間に流出室190を備える。流出室190はウォーターポンプ110の吸入路Reに連通する。流出室190には感温部(不図示)を備える切換え弁200が収容される。この切換え弁200は冷却水が所定温度未満にあると、流入室170と流出室190とを連通させ、戻り室180と流出室190とを遮断するので、シリンダヘッド130側の冷却水のみを直接吸入路Re側に戻し、この間暖機促進を図れる。更に、切換え弁200は冷却水が所定温度以上に達すると戻り室180と流出室190を連通させ、流入室170と流出室190とを遮断するので、シリンダヘッド130側の冷却水をラジエータ150で放熱冷却させた上でウォーターポンプ110に戻し、しかも、サーモスタットBが開く運転域ではシリンダブロック120の冷却水をラジエータ150に導き、冷却している。
このような分岐冷却系を備えたエンジン冷却装置100では、図8に示すような冷却特性を示す。
ここで、暖気時(ラジエータ循環路Rr1、Rr2の遮断時)及び暖機後でサーモスタットBの閉時期において、サーモスタットAの流出室190よりウォーターポンプ110に戻る総流量Qt(C/B閉弁時総流量)は、シリンダヘッド出口流量(qh1)と等しくなる。暖機後でサーモスタットBの開時期にはシリンダヘッド出口流量qh2とシリンダブロック出口流量qbとの加算値(qh2+qb)がウォーターポンプ110に戻る総流量Qt(C/B開弁時総流量)となる。
この場合、暖気時及び暖機後でサーモスタットBの閉時期にウォーターポンプ110に戻る総流量Qt(C/B閉弁時総流量)と、暖機後でウォーターポンプ110に戻る総流量Qt(C/B開弁時総流量)とは大きな変動はないが、シリンダヘッド出口流量を見た場合、C/B閉弁時にqh1、C/B開弁時qh2(<qh1)と大きく急減変化Dし、暖機後のシリンダヘッドの冷却水量が低下することが明らかである。
なお、特開平10−82320号公報(特許文献1)には、シリンダヘッドとシリンダブロックのそれぞれに流れる冷却水の全流量を電動のメインサーモスタットの開閉で調整し、即ち、サーモスタット閉時には迂回路であるヒータやオイルクーラー側に冷却水を流し、開示にはラジエータ側に冷却水を流して放熱冷却を行ない、しかも、シリンダブロックに流れる冷却水量を電動のサブサーモスタットで増減調整してエンジン本体の温度変化に対応したきめ細かい冷却水コントロールを達成するようにしている。
特開平10−82320号公報
図9に示したエンジン冷却装置100では、上述のように暖機後のシリンダヘッドの冷却水量が低下することが明らかであり、このようなシリンダヘッド側の冷却水の流量の変化は特許文献1のサブサーモスタットの開時にも同様に発生している。
このようにシリンダヘッド130を流動する冷却水流量がシリンダブロック120の冷却水の流動を制御するサーモスタットB等の開時に急減変化D(qh1よりqh2)すると、シリンダヘッド130の冷却性能が急減し、高回転高負荷時のシリンダヘッドの冷却が不足気味となり、過度な昇温を招くことも考えられる。
そこで、これに対処すべく、シリンダブロックの流出口の内径を予め絞り気味に形成し、シリンダヘッドへの冷却水の流入量の確保を図ることが考えられるが、これでは、エンジンの高回転高負荷時におけるシリンダブロックの冷却水不足を招き、過度な昇温を招くことになってしまう。
本発明は上述のような実情に応えるために成されたものであり、エンジンの暖機促進とエンジンの高回転高負荷時におけるシリンダヘッドおよびシリンダブロックの過度な昇温を防止できるエンジン冷却装置を提供することを目的とする。
この発明の請求項1に係るエンジン冷却装置は、ウォーターポンプの吐出流の一部をシリンダブロック内に流入させ第1流出口に導くシリンダブロック冷却路と、上記吐出流の他の一部をシリンダヘッド内に流入させ第2流出口に導くシリンダヘッド冷却路と、上記ウォーターポンプの冷却水吸入路に連通すると共に感温切換え弁を収容する排出室を備え、冷却水温度が所定温度以下であると上記第2流出口よりの冷却水を排出室に導き、冷却水温度が所定温度を上回ると上記第2流出口よりの冷却水をラジエータを経て排出室に導くよう切換え作動するサーモスタットと、上記第1流出口よりの冷却水を上記排出室に導くシリンダブロック冷却水排出路と、を具備したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のエンジン冷却装置において、上記シリンダブロックとシリンダヘッドとの重合部分には上記シリンダブロック冷却路からの分岐冷却水をシリンダヘッド冷却路内に導入させる分岐流導入孔が形成されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載のエンジン冷却装置において、上記サーモスタットは上記排出室を挟んで上記第2流出口の冷却水が流入する第1室と上記ラジエータを備えた放熱路よりの冷却水が流入する第2室とを備え、冷却水温度が所定温度以下で第1室の冷却水を排出室に流し、冷却水温度が所定温度を上回ると第2室の冷却水を排出室に流すように上記感温切換え弁が切換え作動することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1、2又は3記載のエンジン冷却装置において、上記第1室と排出室間の短絡路の流路径に対し上記シリンダブロック冷却水排出路の流路径が小さくなるように設定されたことを特徴とする。
請求項5の発明は、ウォーターポンプの吐出流の一部をシリンダブロック内に流入させ第1流出口に導くシリンダブロック冷却路と、上記吐出流の他の一部をシリンダヘッド内に流入させ第2流出口に導くシリンダヘッド冷却路と、上記ウォーターポンプの冷却水吸入路に連通すると共に感温切換え弁を収容する排出室を備え、冷却水温度が所定温度以下であると上記第2流出口よりの冷却水を排出室に導き、冷却水温度が所定温度を上回ると上記第2流出口よりの冷却水をラジエータを経て排出室に導くよう切換え作動するサーモスタットと、上記第1流出口よりの冷却水を上記サーモスタットに導くシリンダブロック冷却水排出路とを備え、更に、上記サーモスタットは上記排出室を挟んで上記第2流出口の冷却水が流入する第1室と上記ラジエータを備えた放熱路よりの冷却水が流入する第2室とを有し、上記シリンダブロック冷却水排出路が上記第1室に連通されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5記載のエンジン冷却装置において、上記第1室に連通する上記第2流出口の流路径に対し上記シリンダブロック冷却水排出路の流路径が小さくなるように設定されたことを特徴とする。
この発明の請求項1によれば、常時、第1流出口よりのシリンダブロック冷却水をシリンダブロック冷却水排出路を経てサーモスタットの排出室を介してウォーターポンプの冷却水吸入路に戻し、しかも、サーモスタットにより、冷却水温度が所定温度以下であるとシリンダヘッド冷却路からの冷却水を第2流出口より直接排出室に導き、冷却水温度が所定温度を上回るとシリンダヘッド冷却路からの冷却水をラジエータを経て排出室に導くよう切換え作動するので、シリンダブロックを通過する冷却水の流量がサーモスタットの切換えによって大きく変化せずシリンダブロックの冷却を的確にでき、しかもシリンダヘッドを通過する冷却水量が大きく低減変化せず、冷却水不足によるシリンダヘッドの冷却性能低下を安定して回避できる。更に、シリンダブロックを通過する冷却水は感温切換え弁を収容する排出室を常時通過するので、シリンダブロックを通過する冷却水温度の高低変化をサーモスタットの切換えに反映でき、この際、シリンダブロック冷却路専用のサーモスタットを排除でき低コスト化を図れる。
この発明の請求項2によれば、分岐流導入孔を形成することでシリンダブロック冷却路からシリンダヘッド冷却路内に分岐冷却水を流入させる量を増減調整でき、たとえ、シリンダブロック冷却水排出路の絞り作用でシリンダブロックの冷却水流量が抑えられているとしても、分岐流導入孔を冷却水が流動することで、高回転中高負荷時のシリンダブロックの冷却効率を高めることができる。
この発明の請求項3によれば、サーモスタットの感温切換え弁により冷却水温度が所定温度以下でシリンダヘッド冷却路内からの冷却水を直接排出室に流入させ、冷却水温度が所定値を上回るとシリンダヘッド冷却路からの冷却水をラジエータを経て排出室に流入させるというシリンダヘッド側の冷却路切換え機能を発揮できると共に、シリンダブロック冷却路からの冷却水を排出室に常時流入させ、感温切換え弁の切換え作動を行え、シリンダブロック側のサーモスタットとしても機能できる。
この発明の請求項4によれば、短絡路の流路径に対し上記シリンダブロック冷却水排出路の流路径が小さいので、冷却水温度が所定温度を上回る運転状態にあるときにシリンダヘッド冷却路の冷却水流量を十分に確保でき、シリンダヘッドの冷却効率を十分に確保できる。
この発明の請求項5によれば、サーモスタットケースの短絡路前でシリンダブロックの第1流出口からの冷却水とシリンダヘッドの第2流出口からの冷却水とを混合させることができ、1方向からの流れでサーモスタット感温部に感温させることができるため、サーモスタット内の形状に関して、特別な工夫が無くても良く、シンプルな形状とすることができる。
この発明の請求項6によれば、第2流出口の流路径に対しシリンダブロック冷却水排出路の流路径が小さいので、冷却水温度が所定温度を上回る運転状態にあるときにシリンダヘッド冷却路の冷却水流量を十分に確保でき、シリンダヘッドの冷却効率を十分に確保できる。
図1にはこの発明の一実施形態としてのエンジン冷却装置を示した。このエンジン冷却装置1は図示しない自動車に搭載された水冷式のエンジン2に設けられている。エンジン2はそのエンジン本体201の要部を成すシリンダブロック3とシリンダヘッド4の各内部にウォータジャケット5、6を形成している。
シリンダブロック3はその長手方向の一端に第1流入口7を他端に第1流出口8を形成され、これらに連通するウォータジャケット5とによってウォーターポンプ9の吐出流の一部を流動させるシリンダブロック冷却路R1を形成する。第1流入口7は吐出路R2を介しウオーターポンプ9に連通する。更に、シリンダブロック3は第1流出口8を形成する外壁部に流出路形成部10を突出し形成する。この流出路形成部10はシリンダブロック冷却路R1の延長部分を成すシリンダブロック冷却水排出路R01を形成するものであり、第1流出口8よりの冷却水を延長パイプ11を介して後述の排出室19に導く。
シリンダヘッド4はその長手方向の一端に第2流入口12を他端に第2流出口13を形成され、これらに連通するウォータジャケット6とによってウォーターポンプ9の吐出流の他の一部を流動させるシリンダヘッド冷却路R3を形成する。第2流入口12は吐出路R4を延出形成し、その上流端を吐出路R2の合流部Raを介しウオーターポンプ9に連通させる。ウオーターポンプ9は図示しないベルト式回転伝達系を介しエンジン2の回転力を受け、冷却水を吸入口901より吸入し、吐出口902より吐出路R2、R4に冷却水を分岐して吐出するように形成されている。
更に、シリンダブロック3とシリンダヘッド4との重合部分bには両者を貫通する複数の分岐流導入孔14が形成される。図3に示すように、複数の分岐流導入孔14はシリンダブロック3とシリンダヘッド4との重合部分bの長手方向での一端側(図3で左側)に4つ集中して形成され、これによりシリンダブロック3冷却路R1からの分岐冷却水をシリンダヘッド冷却路R3内に導入させることで高回転時のポンプ流量増を容易化し、他端側(図3で右側)にも2つ集中して形成され、これにより、高回転中高負荷時のシリンダブロック3内を循環する冷却水の流量増に対処するようにしている。
図1に示すように、シリンダヘッド4の第2流出口13の形成された側壁にはサーモスタット15のケーシング16が一体的に取り付けられる。
図2に示すように、ケーシング16はその内部中央にウォーターポンプ9の冷却水吸入路R5に連通すると共に感温切換え弁18を収容する排出室19を備える。更に、サーモスタット15は排出室19を挟んで第2流出口13からの冷却水が流入する第1室21とラジエータ22を備えた放熱路R6よりの冷却水が流入する第2室24とを備える。第1室21と排出室19間の隔壁25には第1弁座26が形成され、第2室24と排出室19間の隔壁27には第2弁座28が形成される。
感温切換え弁18はケーシング16と一体の隔壁27に取付け金具29を介し支持される芯軸17とそれに相対移動可能に外嵌される感温部(サーモスタットワックス)23と、感温部23に一体結合される外軸31に支持される第1、第2弁体33、34と、第1弁体33を基準位置(実線で示す外軸31の先端位置)に戻し付勢する第1バネ35と、第2弁体34および外軸31を第2弁座28側に押圧付勢する第2バネ36とを備える。
ここで、常温時に感温切換え弁18は冷態位置P0に保持される。ここでは第2バネ36によって第2弁体34が第2弁座28を閉じ、第2室24と排出室19間を閉じ、第1弁体33が第1弁座26を開き、第1室21と排出室19間の短絡路(バイパス路)R7を連通する。一方、排出室19の冷却水の温度が所定温度(例えば82℃)を上回ると、感温部23及び外軸31側が芯軸17に対して相対移動し、第1弁座26を第1弁体33で閉じ、第2弁座28より第2弁体34を離して放熱路R6から第2室24に戻った冷却水を排出室19に流すように切換え作動する。なお、冷却水の温度が所定温度(例えば95℃)を上回る運転域で、第1弁座26を第1弁体33が、第2弁座28を第2弁体34がそれぞれ全開させる。
更に、ケーシング16の排出室19との対向部には排出室19に達した冷却水を冷却水吸入路R5に排出する排出口37が形成される。更に、排出口37とは離れた位置に、シリンダブロック冷却水排出路R01を排出室19に連通させるための延長パイプ11が連結される。
このため、感温切換え弁18を収容する排出室19には、常時、シリンダブロック冷却路R1よりシリンダブロック冷却水排出路R01を経て冷却水が流入し、感温部23を迂回した上で排出口37より冷却水吸入路R5に排出されている。
ここで、ケーシング16の第1室21との対向部には、第1室21に達した冷却水を第1弁体33の閉弁時(第2図に2点鎖線で示す位置でP1で暖機位置として表示)にラジエータ22を備えた放熱路R6に導く迂回口38が形成されている。ここで、迂回口38の流路径r1は十分大きく、例えば、φ28に設定され、これよって、エンジン2が高回転高負荷運転時にあってもポンプ吐出量Qt相当の冷却水を過度の流動抵抗が生じない状態で循環させることができるようにしている。なお、放熱路R6下流となる第2弁座28の流路径はエンジンが高回転高負荷運転時にあってもポンプ吐出量Qt相当の冷却水を過度の流動抵抗が生じない状態で循環させることができるよう、迂回口38と同等、例えば、φ28に設定される。
更に、ケーシング16の排出口37は全運転域で高回転高負荷時におけるポンプ吐出量Qt相当の冷却水を過度の流動抵抗が生じない状態で冷却水吸入路R5に導くことができるよう、排出口37の流路断面積は十分大きく、例えば、φ30以上に設定される。
ここでは、特に、サーモスタット15の第1室21と排出室19間の短絡路R7の流路径である第1弁座26の流路径r3(例えば、φ8)に対し、シリンダブロック冷却水排出路R01の流路径r4(例えば、φ6)が小さくなるように設定されている。即ち、ここでは、シリンダブロック冷却水排出路R01の流量を絞り気味に設定している。これによって、シリンダヘッド冷却路R3の流量qhがシリンダブロック冷却路R1の流量qbより十分に大きくなるように設定し、シリンダヘッド4の冷却水流量不足が全運転域で生じないようにしている。
更に、シリンダヘッド側流量を規制する第1弁座26の流路径r3(例えば、φ8)と、シリンダブロック側流量を規制するシリンダブロック冷却水排出路R01の流路径r4(例えば、φ6)の設定にあたっては、次の点が考慮された。
ここでは図5に示したように、シリンダブロック冷却水排出路R01の流路径(シリンダブロック側流路径)r4の変化に応じたシリンダブロック流量qbの特性およびシリンダヘッド側流量qh(第1弁座26の短絡路R7の流量)の特性をそれぞれ測定した。
これより明らかなように、エンジン1では、シリンダブロック冷却水排出路R01の流路径r4を順次増加させ、しかもエンジン回転数Neを1000、2000、3000、3500と順次変化させた場合、流路径r4(例えば、φ6)近傍までは問題ないが、これを上回る流路径r4においては、シリンダブロック側の流量qbが急増側にずれ変化し、しかも、シリンダヘッド冷却路R3の流量qhが減少側にずれていることが判明した。
このようにいずれの回転域でも流路径r4(例えば、φ6)を上回るとシリンダヘッド冷却路R3の流量qhが減少側にずれることは、シリンダヘッドの冷却水不足による冷却能力の低下を招く傾向にあると見做される。これより、エンジン1において、シリンダヘッドの冷却水不足による冷却能力の低下を排除するには、シリンダブロック冷却水排出路R01の流路径r4をφ6以下に設定することが望ましいと見做され、ここでの流路径r4をφ6に設定した。
なお、図1に示すように、シリンダヘッド4の外壁には第2流出口13の近きで、これとは別途に分岐流出口40が形成され、ヒータ39を備えるヒータ循環路41に連結される。ヒータ循環路41の下流端は冷却水吸入路R5に合流するように連結される。これによってヒータ39に付設される不図示の開閉弁が開放されると、エンジン駆動時には常に冷却水をヒータ39に循環させ、ヒータ駆動させることができる。なお、ここでのヒータ循環路41の流路径rhはヒータ容量に応じて比較的大きく、例えば、φ16に設定されている。
このようなエンジン冷却装置1の作動を説明する。
エンジンの冷態始動時において、ウォーターポンプ9が駆動すると、低温の冷却水は第1、第2吐出路R2、R4に分岐してからシリンダブロック冷却路R1とシリンダヘッド冷却路R3に流入する。この時、排出室19にはシリンダブロック冷却路R1と短絡路R7側であるシリンダヘッド冷却路R3からの冷却水が流入し、それらの混合冷却水が感温切換え弁18の回りを流動してから冷却水吸入路R5側に流動する。
このため、排出室19の冷却水の水温が低い間、感温切換え弁18は低温位置P0(実線位置)に保持され、即ち、第2弁体34が第2弁座28を閉じて放熱路R6を遮断し、第1弁体33が第1弁座26を開き短絡路R7を連通する。この暖機運転域では、第1弁座26の流路径r3に対し、シリンダブロック冷却水排出路R01の流路径r4が小さく設定されているので、シリンダヘッド冷却路R3の流量qhがシリンダブロック冷却路R1の流量qbより十分に大きく保持され、ラジエータ22を通ることなく、冷却水を冷却水吸入路R5に短絡して循環させ、エンジン暖機を図ることができる。
この間において、エンジン回転数Neが急増したとする。この場合、流路抵抗の比較的大きいシリンダブロック冷却水排出路R01の絞り作用の影響を受け、シリンダブロック冷却路R1の一部の冷却水が複数の分岐流導入孔14を通過し、流路抵抗の比較的小さいシリンダヘッド冷却路R3側に流入し、短絡路R7側に流動する。このように、ポンプ高回転時におけるポンプ総流量の急増時において、冷却水の流量増分を分岐流導入孔14よりシリンダヘッド冷却路R3側に分流させることで、過度の流動抵抗増を排除できる。
しかも、分岐流導入孔14の一部をシリンダブロック3の他端側(図3で右側)にも形成したので、シリンダブロック冷却水排出路R01の絞り作用でシリンダブロック3の冷却水流量が抑えられている高回転中高負荷運転域でのシリンダブロック3の冷却効率を高め、過度の昇温を防止できる。
エンジン2の暖機が進み、排出室19の冷却水温度が所定温度(例えば82℃)より上昇すると、感温部23及び外軸31側が芯軸17に対して相対移動する量が増える。このため、第1弁座26を第1弁体33で閉じる程度、第2弁座28より第2弁体34が離れる程度がより増加し、やがて、放熱路R6から第2室24に戻った冷却水を排出室19に確実に流入させる。このように暖機完了時の切換えは、混合冷却水が所定温度(例えば82℃)を上回る時点で開始し、その後、例えば、95℃前後に達すると、感温切換え弁18が全開位置P1に達し、サーモスタット15での放熱路R6及びシリンダブロック冷却水排出路R01からの冷却水の流動抵抗を最も低減させることができる。
このように、サーモスタット15の感温切換え弁18は、冷却水温度が所定温度(例えば82℃)以下であるとシリンダヘッド冷却路R3からの冷却水を第2流出口13より短絡路R7を経て排出室19に導き、冷却水温度が所定温度を上回るとシリンダヘッド冷却路R3からの冷却水をラジエータ22を経て排出室19に導くよう切換え作動する。
この感温切換え弁18の切換え時において、排出室19には短絡路R7側からの冷却水に代えて放熱路R6側からの冷却水が流入するので、排出室19、即ち、シリンダヘッド4における流入量の変化はほとんどなく、即ち、シリンダヘッド4を通過する冷却水量が大きく低減変化することが無く、安定した暖機完了時の切換えを行なえ、特に、シリンダヘッド4の冷却水の急減を防止でき、冷却水不足によるシリンダヘッド4の冷却性能低下を確実に回避できる。
更に、図1のエンジン冷却装置1では、第1流出口8よりの冷却水をシリンダブロック冷却水排出路R01より排出室19を通して冷却水吸入路R5に戻す。このため、シリンダブロック3からの冷却水が感温切換え弁18の回りを常時通過し、シリンダブロック3の冷却水の高低温度変化をサーモスタット15の切換えに反映させ、循環冷却水の放熱路R6への迂回量を調整して、放熱量を調整できる。このため、シリンダブロック冷却水排出路R01に別途のサーモスタットを配備する必要が無く、シリンダヘッド冷却路R3のサーモスタット15を兼用でき、低コスト化を図りやすい。
次に、本発明の第二の実施形態としてのエンジン冷却装置1aを図6、図7を用い説明する。なお、このエンジン冷却装置1aは図1のエンジン冷却装置1と比較し、シリンダブロック冷却水排出路R01a及び、サーモスタット15aの排出口37aの構成が相違し、それ以外の構成は同一であり、ここでは重複構成部分の説明を略す。
図6に示すように、エンジン冷却装置1aの適用されたシリンダブロック3は第1流出口8を形成する外壁部に流出路形成部10aを突出し形成し、ここに、シリンダブロック冷却路R1の延長部分を成すシリンダブロック冷却水排出路R01aを形成する。ここで、流出路形成部10aには延長パイプ11aの一端が連結され,その他端はサーモスタット15aの流入室21に連結されている。
サーモスタット15aは上述のサーモスタット15とほぼ同一構成を採り、延長パイプ11aの他端を排出室19でなく流入室21に連通させる点のみが相違する。
この場合,バイパス路である短絡路R7の開放時に、その短絡路R7に達する前の流入室21で、シリンダブロック3の第1流出口8からの冷却水とシリンダヘッド4の第2流出口13からの冷却水とが混合することとなる。ここで混合された冷却水は1方向のみからの流れとなってサーモスタット15の感温部23に達して、同部を感温させる。従って、感温部23は第1流出口8からの冷却水と第2流出口13からの冷却水との混合水に感温するため、第2流出口13からの水温が一定でも、第1流出口8からの水温が変化すれば、混合水の温度は変化し、サーモスタット開弁量は変化することができる。
なお、図2のようなサーモスタット15を用いると、サーモスタットの感温部23の感温性を向上させるために同部に冷却水を導く水導入案内板(不図示)などの追加部材が必要になる場合がある。このようなサーモスタット15を用いた場合サーモスタットケース16内の形状が複雑になる虞があるが、図7に示すサーモスタット15aのように、予め、流入室21で第1流出口8からの冷却水と第2流出口13からの冷却水とを混合しておけば、上述のような追加部材を必要とせずに混合水を容易に感温部23に導くことができ、特別な工夫が無くても良く、シンプルな形状とすることができる。
このような図6に示すエンジン冷却装置1aは上述の点を除くと図1のエンジン冷却装置1と同様の機能を発揮でき,同様の作用効果を得ることができる。
上述のところにおいて、サーモスタット15の短絡路R7の流路径である第1弁座26の流路径r3(例えば、φ8)に対し、シリンダブロック冷却水排出路R01の流路径r4(例えば、φ6)が小さくなるように設定した。これにより、シリンダブロック冷却水排出路R01の流量を絞り気味に設定し、シリンダヘッド冷却路R3の冷却水流量不足が生じないようにしていたが、ここでの流路径r3、流路径r4の各値は上述の値に限定されるものではなく、シリンダブロック冷却路R1とシリンダヘッド冷却路R3の流量比率の設定に応じて増減調整されることとなるが、いずれの場合でも流路径r3に対し流路径r4が小さくなるように設定され、シリンダヘッド冷却路R3の冷却水流量不足を防止することとなる。
上述のサーモスタット15、15aは感温切換え弁18で切換え駆動するものとして説明したが、場合により、感温切換え弁18に代えて、図3に示す電磁切換え弁18a(感温部23に代えて第1、第2弁体33、34を切換え駆動する)を用いても良い。
この電磁切換え弁18aはケーシング16の外壁側に駆動用のソレノイド42を装着し、ケーシング16の内壁側に可動軸31aを支持枠44を介して摺動可能に支持する。可動軸31aはその一端がソレノイド42により駆動可能に連結され、他端および中間部側に第1、第2弁体33、34を支持している。ソレノイド42は不図示の駆動回路を介しコントローラ43に接続される。コントローラ43は不図示の温度センサーで冷却路R1、R3の各冷却水温度を取込み、温度情報に応じて、第1、第2弁座26、28に対して第1、第2弁体33、34を切換え制御するように構成しても良い。この電磁切換え弁18aを備えたサーモスタット15aの場合も図1のサーモスタット15aと同様に、暖機完了時の切換えにおいて、シリンダヘッド4側の冷却水の流量変化はほとんど無く、シリンダブロック3とシリンダヘッド4の両冷却水の温度の影響を感温切換え弁18が安定して検知でき、安定した暖機完了時の切換えを行なえ、シリンダブロック側よりサーモスタットを排除でき、低コスト化を図りやすい。
上述のところにおいて、シリンダブロック3とシリンダヘッド4との重合部分bには複数の分岐流導入孔14がシリンダブロック3とシリンダヘッド4との重合部分bの長手方向での一端側と他端側とにそれぞれ集中して形成されていたが、これに限定されるものではなく、シリンダヘッド4よりシリンダブロック3側を高温保持する等の温度設定条件に合うよう、適宜の量の分岐流導入孔14が分布配置されても良く、この場合も図1のエンジン冷却装置1とほぼ同様の作用効果が得られる。
上述のところにおいて、エンジン冷却装置は車両用のエンジンに採用されるものとしたが、各種の産業機器の駆動元として使用される水冷式のエンジンにも幅広く適用できる。
本発明の一実施形態としてのエンジン冷却装置の全体概略構成図である。 図1のエンジン冷却装置で用いるサーモスタットの拡大断面図である。 図1等のエンジン冷却装置で用いるサーモスタットの変形例の部分拡大断面図である。 図1のエンジン冷却装置が装備されるエンジンのシリンダブロックの上壁面の拡大平面図である。 図1のエンジン冷却装置が装備されるエンジンのシリンダブロック冷却路の流量とシリンダヘッド冷却路の流量との相対特性をエンジン回転数をパラメータとして表示した線図である。 本発明の他の実施形態としてのエンジン冷却装置の全体概略構成図である。 図6のエンジン冷却装置で用いるサーモスタットの拡大断面図である。 図1のエンジン冷却装置のシリンダブロックおよびシリンダヘッドの各流出口における冷却水のエンジン回転数―吐出量特性線図である。 従来のエンジン冷却装置の全体概略構成図である。
符号の説明
1 エンジン冷却装置
3 シリンダブロック
4 シリンダヘッド
8 第1流出口
9 ウォーターポンプ
13 第2流出口
14 分岐流導入孔
15 サーモスタット
18 感温切換え弁
19 排出室
21 第1室
22 ラジエータ
24 第2室
b 重合部分
R01 シリンダブロック冷却水排出路
R1 シリンダブロック冷却路
R3 シリンダヘッド冷却路
R5 冷却水吸入路
R6 放熱路
R7 短絡路

Claims (6)

  1. ウォーターポンプの吐出流の一部をシリンダブロック内に流入させ第1流出口に導くシリンダブロック冷却路と、
    上記吐出流の他の一部をシリンダヘッド内に流入させ第2流出口に導くシリンダヘッド冷却路と、
    上記ウォーターポンプの冷却水吸入路に連通すると共に感温切換え弁を収容する排出室を備え、冷却水温度が所定温度以下であると上記第2流出口よりの冷却水を排出室に導き、冷却水温度が所定温度を上回ると上記第2流出口よりの冷却水をラジエータを経て排出室に導くよう切換え作動するサーモスタットと、
    上記第1流出口よりの冷却水を上記排出室に導くシリンダブロック冷却水排出路と、
    を具備したエンジン冷却装置。
  2. 請求項1記載のエンジン冷却装置において、
    上記シリンダブロックとシリンダヘッドとの重合部分には上記シリンダブロック冷却路からの分岐冷却水をシリンダヘッド冷却路内に導入させる分岐流導入孔が形成されたことを特徴とするエンジン冷却装置。
  3. 請求項1又は2記載のエンジン冷却装置において、
    上記サーモスタットは上記排出室を挟んで上記第2流出口の冷却水が流入する第1室と上記ラジエータを備えた放熱路よりの冷却水が流入する第2室とを備え、冷却水温度が所定温度未満で第1室の冷却水を排出室に流し、冷却水温度が所定温度以上では第2室の冷却水を排出室に流すように上記感温切換え弁が切換え作動することを特徴とするエンジン冷却装置。
  4. 請求項1、2又は3記載のエンジン冷却装置において、
    上記第1室と排出室間の短絡路の流路径に対し上記シリンダブロック冷却水排出路の流路径が小さくなるように設定されたことを特徴とするエンジン冷却装置。
  5. ウォーターポンプの吐出流の一部をシリンダブロック内に流入させ第1流出口に導くシリンダブロック冷却路と、
    上記吐出流の他の一部をシリンダヘッド内に流入させ第2流出口に導くシリンダヘッド冷却路と、
    上記ウォーターポンプの冷却水吸入路に連通すると共に感温切換え弁を収容する排出室を備え、冷却水温度が所定温度以下であると上記第2流出口よりの冷却水を排出室に導き、冷却水温度が所定温度を上回ると上記第2流出口よりの冷却水をラジエータを経て排出室に導くよう切換え作動するサーモスタットと、
    上記第1流出口よりの冷却水を上記サーモスタットに導くシリンダブロック冷却水排出路とを備え、更に、
    上記サーモスタットは上記排出室を挟んで上記第2流出口の冷却水が流入する第1室と上記ラジエータを備えた放熱路よりの冷却水が流入する第2室とを有し、
    上記シリンダブロック冷却水排出路が上記第1室に連通されていることを特徴とするエンジン冷却装置。
  6. 請求項5記載のエンジン冷却装置において、
    上記第1室に連通する上記第2流出口の流路径に対し上記シリンダブロック冷却水排出路の流路径が小さくなるように設定されたことを特徴とするエンジン冷却装置。
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