JP2005171732A - 載荷試験装置及び方法 - Google Patents

載荷試験装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005171732A
JP2005171732A JP2003417156A JP2003417156A JP2005171732A JP 2005171732 A JP2005171732 A JP 2005171732A JP 2003417156 A JP2003417156 A JP 2003417156A JP 2003417156 A JP2003417156 A JP 2003417156A JP 2005171732 A JP2005171732 A JP 2005171732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loading
external force
jack
ground
displacement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003417156A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4189310B2 (ja
Inventor
Masayuki Kanda
政幸 神田
Hidetoshi Nishioka
英俊 西岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Railway Technical Research Institute
Original Assignee
Railway Technical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Railway Technical Research Institute filed Critical Railway Technical Research Institute
Priority to JP2003417156A priority Critical patent/JP4189310B2/ja
Publication of JP2005171732A publication Critical patent/JP2005171732A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4189310B2 publication Critical patent/JP4189310B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

【課題】 橋梁や建築物等の構造物の基礎やその模型である供試体に、さまざな荷重を作用可能にして、想定し得るすべての載荷パターンを実現することができる載荷試験装置を提供すること。
【解決手段】 供試体2の頂部から該供試体2上下方向の外力を付与する第1載荷ジャッキ3と、供試体2上部にその供試体2と直交または略直交する方向から外力を付与する第2載荷ジャッキ4と、第2載荷ジャッキ4で付与される外力の付与方向と同一方向でもって、地盤材料14表面に、または、その近傍に位置した供試体2の下部または中途部に外力を付与する第3載荷ジャッキ5とを設け、これら第1〜第3載荷ジャッキ3〜5を所望した載荷パターンとなるように制御動させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、橋梁や建築物等の構造物の基礎である構造体、あるいはその基礎を模した供試体と、その構造体(供試体)と接した地盤材料との力学特性を試験する載荷試験装置及び方法に関する。
橋梁や建築物等の構造物の重量を直接地盤に伝える基礎スラブやフーチングは、構造物自体の重量に加え、行き交う車両等の様々な重量物が載荷されるが、その載荷された荷重によって損傷を受けることは通常あり得ない。このことは地震時においても同様であり、地震の影響によって基礎スラブやフーチング自体が損傷を受けたとする事例はほとんどない。
しかしながら、上記した様々な重量物が、基礎スラブやフーチングに繰り返し載荷されたり、地震による力等によって、基礎が沈下したり、その逆に浮き上ったりといった構造物全体に変状をきたすことは周知の通りである。
とりわけ鉄道構造物における橋梁は、橋梁全体が僅かでも沈下したり傾斜すれば即座に運行を中止しなければならない。
そこで、従来から、構造体と、その構造体と接する地盤材料との力学特性を予め把握するために、かかる力学特性を試験する載荷試験装置がある。
この従来の載荷試験装置は、地盤材料に接した構造体や供試体の頂部に鉛直載荷用ジャッキが配設されると共に、その側面には水平載荷ジャッキが配設されており、構造物や供試体に、その鉛直方向(上下方向)と水平方向から荷重を静的あるいは動的に付与させる、いわゆる2軸式のものが一般的で、かかる装置による試験結果を実際の構造体の設計等に反映させている。
また、上記した力学特性を把握するための載荷試験装置ではないが、これに類する載荷試験装置として、免震ゴム等の供試体そのものの性能を評価する載荷試験装置がある。
この装置も、前記したように上下方向の荷重と水平方向の荷重を付与させる、いわゆる2軸式のものになっている(例えば特許文献1参照)
特開平10−332563号公報(第2頁、図1)
しかしながら、上記した従来の載荷試験装置は、いわゆる2軸式であるために、構造体や供試体に外力を付与させるバリエーションが限定されてしまう。
すなわち、上記した2つのジャッキの荷重の掛け方を変えたり、荷重方向を変えたり、あるいはジャッキの配設位置を変えることで、構造物や供試体に対して、鉛直力載荷(曲げモーメントM:一定、水平荷重V:一定,鉛直荷重N:増減)、水平力曲げモーメント載荷(N:一定,M:増減,V:増減)、鉛直力曲げモーメント載荷(V:一定,N:増減,M:増減)、水平力載荷(N:一定,M:一定、V:増減)、を行うことが可能ではあるものの、曲げモーメント載荷(N:一定,V:一定,M:増減)、鉛直力水平力載荷(M:一定,V:増減,N:増減),さらに、この鉛直荷重N、水平荷重V、曲げモーメントMの複合力載荷を行うことは装置の構造上、不可能であった。
この上記した曲げモーメント載荷と鉛直力水平力載荷、さらに複合載荷を可能とすれば、実際の橋梁や建築物等の構造物の基礎にかかる全ての載荷が試験装置上で再現することができ、極めて好適に構造体の設計などに反映させることができる。
そこで本発明は、さまざな荷重を構造体や供試体に作用させて、すべての載荷パターンを実現することができる載荷試験装置及び方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明にかかる載荷試験装置及び方法は、下記の技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1にかかる載荷試験装置は、構造体に外力を付与する外力手段を備え、前記外力手段によって前記構造体に外力を付与して、前記構造体と、前記構造体と接した地盤材料との力学特性を試験する載荷試験装置であって、前記外力手段は、水平方向に位置調整可能に設けられ前記構造体の頂部から前記構造体上下方向の外力を付与する第1載荷ジャッキと、前記構造体と直交または略直交する方向から前記構造体上部に外力を付与する第2載荷ジャッキと、前記第2載荷ジャッキで付与される外力の付与方向と同一方向でもって、前記地盤材料表面に、または、その近傍に位置した前記構造体の下部または中途部に外力を付与する第3載荷ジャッキと、所望する載荷パターンとなるように前記第1〜第3載荷ジャッキを制御動させる制御部とを備えて構成されていることを特徴とする。
請求項2にかかる載荷試験装置は、請求項1において、横方向スライド可能に蛇腹状に形設され前記地盤材料が充填された地盤部と、前記地盤部の側面へ外力を付与して地盤変位を付与する地盤変位ジャッキと、を備え、前記制御部は、前記第1〜第3載荷ジャッキに加えて前記地盤変位ジャッキをも制御動させて、地震時における前記構造体と、前記構造体と接した前記地盤材料との力学特性をも試験可能に構成されていることを特徴とする。
請求項3にかかる載荷試験装置は、請求項1において、前記制御部は、前記構造体に作用させる応力が入力される入力部と、前記構造体の変位量を検出する検出部と、を備えると共に、前記構造体の形状からくる固有の寸法値と、漸次変化する前記検出部の変位量と、前記入力部で入力された入力値と、に基づいて前記第1〜第3載荷ジャッキを制御動させていることを特徴とする。
請求項4にかかる載荷試験装置は、請求項1〜3の何れかにおいて、前記構造体は、橋梁や建築物等の構造物の基礎を模した供試体であることを特徴とする。
請求項5にかかる載荷試験方法は、構造体に外力を付与して前記構造体と前記構造体と接した地盤材料との力学特性を試験する載荷試験方法であって、前記構造体の頂部から前記構造体上下方向の外力を付与する第1載荷工程と、前記構造体と直交または略直交する方向から前記構造体上部に外力を付与する第2載荷工程と、前記第2載荷工程で付与される外力の付与方向と同一方向でもって、前記地盤材料表面に、または、その近傍に位置した前記構造体の下部または中途部に外力を付与する第3載荷工程と、を備え、所望する載荷パターンとなるように前記第1〜第3載荷工程を用いて、前記構造体に外力を付与することを特徴とする。
請求項6にかかる載荷試験方法は、請求項5において、前記構造体と接する地盤材料へ外力を付与する地盤変位工程を備え、前記第1〜第3載荷工程に加えて前記地盤変位工程をも用いて、地震時における前記構造体と、前記構造体と接した前記地盤材料との力学特性をも試験可能に構成されていることを特徴とする。
請求項7にかかる載荷試験方法は、請求項5において、前記構造体に作用させる応力をパラメータにして、前記構造体の形状からくる固有の寸法値と、漸次変化する前記構造体の変位量と、前記応力とに基づいて、前記第1〜第3載荷工程で付与される夫々の外力を決定することを特徴とする。
本発明によれば、構造体の頂部から該構造体上下方向の外力を付与する第1載荷ジャッキと、構造体上部にその構造体と直交または略直交する方向から外力を付与する第2載荷ジャッキと、第2載荷ジャッキで付与される外力の付与方向と同一方向でもって、地盤材料表面に、または、その近傍に位置した前記構造体の下部または中途部に外力を付与する第3載荷ジャッキとを設け、これら第1〜第3載荷ジャッキを制御動することで、鉛直荷重、水平荷重、曲げモーメントの空間上のあらゆる荷重経路を通って、所望する載荷パターンでもって供試体に力を作用することができ、したがって、実際の橋梁や建築物等の構造物の基礎にかかる全ての載荷が試験装置上で再現することができ、極めて好適に構造体の設計などに反映させることができる。
また、横方向スライド可能に蛇腹状に形設され前記地盤材料が充填された地盤部の側面へ外力を付与して地盤変位を付与する地盤変位ジャッキを設け、その地盤変位ジャッキをも制御動させて地盤変位可能にしたから、より自然条件に近い環境下で載荷試験をすることができる。
次に本実施の形態にかかる載荷試験装置を添付図面に基づいて説明する。図中、符号Aは載荷試験装置を夫々示す。
本実施の形態にかかる載荷試験装置Aは、実際の橋梁や建築物等の構造物の基礎にかかる全ての載荷が再現可能な極めて好適な載荷試験装置Aが例示されており、図1に示したように、地盤部1と、第1載荷ジャッキ3と、第2載荷ジャッキ4、第3載荷ジャッキ5と、地盤変位ジャッキ部6と、制御部(図示せず)と、を備え、被試験物である構造体2を取着可能に構成される。
地盤部1は、ゴムや合成樹脂などの可撓性を有する袋体11と、その袋体11の外側に積層された平面視ロ字状の枠体12と、機枠を構成する縦柱側の枠体12側面に設けられたゴムや合成樹脂などの可撓性を有するシート体13とで、上部が開口され横方向スライド可能な蛇腹状の箱状に形設され、その内部空間に地盤材料14が充填されてなる。そして、この地盤部1は、正面視略コ字状に形設された機枠a1の下部上面に固設されている。
なお、枠体12と後述する傾動部材61を接続する方法として、上記の例では可撓性を有するシート体13を選定している。これによると、載荷によるシート体13の圧縮変形量によってジャッキの変位量と枠の変位量も異なることになる。また地盤変形として逆側の変形を加えることができない。そこで、各枠体12と傾動部材61、傾動部材61と後述する地盤変位ジャッキ62とを、スライダー(リニアガイド:周知の物である)を介して接続している。こうすることによって、傾動部材61が傾斜した場合、枠体12を支える支点間隔が変形量の増大とともに増大しても対応可能となる。また逆側マイナスの地盤変形に対しても対応可能となる。
構造体2は、橋梁や建築物等の構造物の基礎を模した供試体(以下、構造体2を供試体2と称呼する)で、例えば図1に例示したように、中途部の軸部を挟んで上下が拡径された大径部が形成されると共にその下方の大径部の下部にフランジが形成された供試体2上部と、そのフランジと対偶するフランジが上部に形成された軸体とその軸体の底面から垂設された杭とで構成された供試体2下部とが、ボルト接合されて一体化されてなり、実際に施工されるものよりスケールダウンさせた相似形状となっている。そして、この供試体2は、この供試体2下部に垂設された杭が上記した地盤材料14中に埋設されている。
このように本実施の形態で例示した供試体2は、上下に二分割された構成となっているが、そもそも、当該装置Aは、供試体2と、その供試体2と接した地盤材料14との力学特性を試験するものであることから、地盤材料14と接する供試体2下部のみを交換するように構成することで、形状の異なる様々な供試体2に即座に対応することができるようになっている。
なお、この供試体2と上記した地盤材料14は、当然の事ながら、所望する試験条件によって異なるもので、さらに供試体2は、上記したように二分割されたものに限定されず、後述する第1〜第3載荷ジャッキ3〜5のピストンロッド先端がブラケット31、41、51を介して揺動可能に枢着されている。
第1載荷ジャッキ3は、ピストンロッドとシリンダとを備えて構成された周知の復動型の油圧駆動ジャッキであり、シリンダ基部が、正面視略コ字状に形設された機枠a1の上部下面に水平方向位置調整可能に取着されていると共に、ピストンロッド先端が供試体2上部の上面にブラケット31を介して揺動可能に枢着されている。
このブラケット31は、図示したように、供試体2上部の上面中央に揺動可能に枢着されているが、上記したシリンダと同様に左右方向に位置調整可能に取り付け可能になっており、シリンダとこのブラケット31の位置を合わせるように水平方向にずらすことで、供試体2に対して鉛直荷重(軸心上に荷重を付与)の他に偏心荷重が載荷可能になっている。
第2載荷ジャッキ4は、第1載荷ジャッキ3と同様に、ピストンロッドとシリンダとを備えて構成された周知の復動型の油圧駆動ジャッキであり、シリンダ基部が、機枠a1を構成する縦柱に固定、または、上下方向スライド可能(図2参照)、または、上下方向へ揺動可能(図3参照)に取着されていると共に、ピストンロッド先端が供試体2上部の側面にブラケット41を介して上下方向に揺動可能に枢着されて、供試体2と直交する方向から供試体2上部に推力(外力)を付与可能になっている。
第3載荷ジャッキ5は、これも第1載荷ジャッキ3と同様に、ピストンロッドとシリンダとを備えて構成された周知の復動型の油圧駆動ジャッキであり、第2載荷ジャッキ4よりも下方に並設されるように、シリンダ基部が、機枠a1を構成する縦柱に固定、または、上下方向スライド可能(図2参照)、または、上下方向へ揺動可能(図3参照)に取着されていると共に、ピストンロッド先端が供試体2下部の側面にブラケット51を介して上下方向に揺動可能に枢着されて、供試体2と直交する方向から供試体2上部に推力(外力)を付与可能になっている。
この第2載荷ジャッキ4と第3載荷ジャッキ5において、上記したように、そのシリンダ基部が、機枠a1を構成する縦柱に上下方向スライド可能にする場合は、図2に示すように、その縦柱にガイドレール71を上下方向に向かって架設し、そのガイドレール71とスライド可能に係合したリニアガイド72をシリンダ基部に取り付けて構成される(スライダータイプ)。
また、機枠a1を構成する縦柱に上下方向へ揺動可能にする場合は、図3に示すように、その縦柱に取付ブラケット73を設けると共に、その取付ブラケットに対して上下方向揺動可能に枢着されシリンダ基部に取着されたシリンダブラケット74とで構成される(ヒンジタイプ)。
このように構成することで、ピストンロッドが、供試体2の軸芯上に沿って水平に往復移動する載荷方法以外に、供試体2の軸芯上に沿って傾斜状態で往復移動する載荷方法も実現できる。この場合、水平力以外に傾斜に応じた鉛直力成分が作用するため、これを考慮して第1載荷ジャッキ3の値を補正する。
さらに、ブラケット51を供試体2の軸心上から左右方向(水平方向)にずらして偏心するように設け、ピストンロッド先端を上下方向のみならず左右方向(水平方向)に揺動可能にして該ブラケット51に接続しても良いもので、その場合、偏心した状態で傾斜移動をも載荷することが可能となる。
地盤変位ジャッキ部6は、傾動部材61と、上記した第1〜第3載荷ジャッキ3〜5と同様に構成された地盤変位ジャッキ62と、傾動部材61に敷設されたガイドレール641とそのガイドレール641に上下方向スライド可能に係合したガイド642とで構成されたスライダー64とを備えてなる。
傾動部材61は、機枠a1を構成する縦柱と対峙する地盤部1側面の上部域、中間部域、下部域の夫々の領域をカバーするように形設された板状を呈し、それぞれの傾動部材61の上部が地盤部1側面に回動可能に支持されている。
この地盤変位ジャッキ62は、そのシリンダ基部が、地盤部1の側面上部、側面中間部、側面下部と対峙するように、機枠a1を構成する縦柱に上下方向位置調整可能及び揺動可能に取着されていると共に、ピストンロッド先端に揺動可能に枢着されたブラケット63が、前記したガイドに固着されて、地盤部1と直交する方向からそれぞれの傾動部材61の上部近傍に推力(外力)を付与可能になっている。
このように構成された地盤変位ジャッキ部6は、ピストンロッドが前進動することにより、それぞれの傾動部材61の上部を支点として、蛇腹状に形設された地盤部1の上部、中間部、下部のそれぞれが傾斜して、地盤部1内に充填された地盤材料14が変動するようになっている。なお、地盤部1が傾斜する際、それぞれの枠体12間ピッチが伸長するが、上記したシート体13とスライダー64とで緩和させている。
制御部(図示せず)は、検出部と、コンピュータと、を備えてなる。
検出部は、上記した第1〜第3載荷ジャッキ3〜5の推力(外力)によって、鉛直方向に立設された供試体2が傾斜した際の傾斜角度を計測する第1変位センサと、その傾斜した際における供試体2最上部の水平方向の移動距離を検出する第2変位センサとを備えて構成され、機枠a1内の所定箇所に配設されている。
なお、この第1及び第2変位センサは、リニアエンコーダや超音波センサ等、刻々と変化する上記の変位量をリアルタイムで計測できるものであれば何でも良い。
コンピュータは、所定のプログラムを実行し演算処理するCPUや、該プログラムや供試体2の形状からくる固有の寸法値(第2載荷ジャッキ4と第3載荷ジャッキ5との離間距離l、地盤材料14表面と第3載荷ジャッキ5との離間距離h)等が記録された、あるいは記録される記録媒体、センサから変位データをサンプリングしてデジタルデータに変換したり、上記の第1〜第3載荷ジャッキ3〜5及び地盤変位ジャッキ62を油圧駆動させる油圧回路部へ演算処理結果に基づいて制御信号を生成するA/D・D/Aコンバータなどを備えて構成された演算実行部と、供試体2に作用させたい所望の応力や載荷試験パターン等を入力するキーボード等の入力手段と入力されたデータを記録する記録媒体とを備えた入力部と、を備えて構成される。
なお、この上記した所定のプログラムとは、上記のハードウェア資源を用いて以下に説明する動作を実現するものである。
次に、以上のように構成された載荷試験装置Aの一連の動作を説明する。
まず、供試体2に作用させる所望の載荷パターン(載荷試験の種類)を決定する。この載荷パターンは以下の通りである。
(1)鉛直力載荷試験
鉛直力載荷試験は、供試体2に作用させる曲げモーメントMと水平荷重Vとを一定(ゼロを含む)となるように上記第1〜第3載荷ジャッキ3〜5を制御し、鉛直荷重Nのみを供試体2の軸心上に徐々に増加させた後に減少させるパターンである(図4参照)。
(2)水平力載荷試験
水平力載荷試験は、供試体2に作用させる曲げモーメントMと鉛直荷重Nとを一定(ゼロを含む)となるように上記第1〜第3載荷ジャッキ3〜5を制御し、供試体2に水平荷重Vのみを徐々に増加(載荷)させた後に減少させるパターンである(図5参照)。
(3)曲げモーメント載荷試験
曲げモーメント載荷試験は、供試体2に作用させる鉛直荷重Nと水平荷重Vとを一定(ゼロを含む)となるように上記第1〜第3載荷ジャッキ3〜5を制御し、供試体2に曲げモーメントMのみを徐々に増加させた後に減少させるパターンである(図6参照)。
(4)水平力曲げモーメント載荷試験
水平力曲げモーメント載荷試験は、供試体2に作用させる鉛直荷重Nのみ一定となるように上記第1〜第3載荷ジャッキ3〜5を制御し、供試体2に水平荷重Vと曲げモーメントMを徐々に増加させた後に減少させるパターンである(図7参照)。これは図7(c)に示す形の基礎の水平載荷試験と同等の試験となる。
(5)鉛直力曲げモーメント載荷試験
鉛直力曲げモーメント載荷試験は、供試体2に作用させる水平荷重Vのみ一定となるように上記第1〜第3載荷ジャッキ3〜5を制御し、供試体2に鉛直荷重Nと曲げモーメントMを徐々に増加させた後に減少させるパターンである(図8参照).これは図8(c)に示す第1載荷ジャッキ3を水平方向にずらして偏心させ、供試体2に鉛直荷重Nのみを徐々に増加させた後に減少させるパターンの載荷試験(偏心鉛直載荷試験)と同等である。
(6)鉛直力水平力載荷試験
この鉛直力水平力載荷試験は、供試体2に作用させる曲げモーメントMのみ一定となるように上記第1〜第3載荷ジャッキ3〜5を制御し、供試体2に鉛直荷重Nと水平荷重Vを徐々に増加させた後に減少させるパターンである(図9参照)。これは図9(c)に示す供試体2に傾斜荷重(水平荷重V(分力)と鉛直荷重N(分力))を徐々に増加させた後に減少させるパターンの載荷試験(傾斜荷重載荷試験)と同等である。
(7)複合力載荷試験
複合力載荷試験は、第1〜第3載荷ジャッキ3〜5を制御して、鉛直荷重N、水平荷重V、曲げモーメントMのそれぞれを、供試体2に任意に作用させるパターンである(図10(a)参照)。このとき、第1〜第3載荷ジャッキ3〜5の推力は図10(b)となる。
このように上記したいずれかの載荷パターンを決定(入力)したら、選択した載荷パターンに応じて、第1〜第3載荷ジャッキ3〜5は、制御プラグラムに従って制御動される。
なお、載荷試験によって供試体2が傾斜するような場合、載荷ジャッキもそれに追従しなければならない。上記したように、その機械的な構成(シリンダ基部がヒンジのタイプ、シリンダ基部がスライダー(リニアガイド)のタイプ)によって、第1〜第3載荷ジャッキ3〜5の推力の算出式は異なっており、この異なる算出式が前記した制御プログラム内に組み込まれて第1〜第3載荷ジャッキ3〜5は制御動される。
以下、この上記した算出式を説明する。
まず、図11に示すように、シリンダ基部がヒンジタイプの場合における算出式は、次のようになる。なお、数式に用いた各記号の意味は以下の通りである。
:第1載荷ジャッキ3の推力
N:鉛直荷重
:第2載荷ジャッキ4の推力
M:曲げモーメント
l:第2載荷ジャッキ4と第3載荷ジャッキ5との離間距離(固有値であり既知である)
h:地盤材料14表面と第3載荷ジャッキ5との離間距離(固有値であり既知である)
V:水平荷重
:第3載荷ジャッキ5の推力
α:第2載荷ジャッキ4の水平に対する傾き(時計回り+)
β:第3載荷ジャッキ5の水平に対する傾き(時計回り+)
θ:鉛直方向に立設された供試体2が傾斜した際の傾斜角度(第1変位センサによる計測値)
δ:供試体2が傾斜した際における供試体2最上部の水平方向の移動距離(第2変位センサによる計測値)
力の釣り合いにより、
Figure 2005171732
を得る。(1)式により、
Figure 2005171732
(2)式より、
Figure 2005171732
(3)式より、
Figure 2005171732
を得る。したがって、
Figure 2005171732
となる。これよりFを求めるためには、A−1を左よりかけ合わせる。
Figure 2005171732
これによって、Fのマトリックスが得られる。ここで、α,β,θ→0とすると(4)式は、
Figure 2005171732
(6)式を得る。これはα,β,θ→0の時のジャッキA,B,Cの出力を(N,V,M)より求める算定式である。α,β,θ≠0のときについては(5)式を用いることとなる。
次に、図12に示すように、シリンダ基部がスライダー(リニアガイド)タイプの場合における算出式は、次のようになる。なお、数式に用いた各記号の意味は上記と同じである。
力の釣り合いにより、
Figure 2005171732
を得る。(7)式より、
Figure 2005171732
(8)式より、
Figure 2005171732
(9)式より、
Figure 2005171732
を得る。したがって、
Figure 2005171732
となる。これよりFを求めるためには、A−1を左よりかけ合わせる。
Figure 2005171732
これによって、Fのマトリックスが得られる。ここで、θ→0とすると(10)式は、
Figure 2005171732
(12)式を得る。これはθ→0の時のジャッキA,B,Cの出力を(N,V,M)より求める算定式である。α,β,θ≠0のときについては(11)式を用いることとなる。
上記した第1変位センサと第2変位センサによる計測値は、常時、上記したこれらの算定式((5)式、(6)式、(11)式、(12)式)にフィードバックされて、第2及び第3載荷ジャッキ4,5の推力が決定される。
このように、供試体2に作用させたい力、すなわち、鉛直荷重N、水平荷重V、曲げモーメントMを入力することで、第2載荷ジャッキ4と第3載荷ジャッキ5との離間距離l、地盤材料14表面と第3載荷ジャッキ5との離間距離h、鉛直方向に立設された供試体2が傾斜した際の傾斜角度θ、供試体2が傾斜した際における供試体2最上部の水平方向の移動距離δにより、第1載荷ジャッキ3の推力F、第2載荷ジャッキ4の推力F、第3載荷ジャッキ5の推力Fがわかるようになっている。
すなわち、上記した、供試体2に作用させる力が明確に区分けできるような載荷パターン(1)〜(6)のようなものから、(7)に示したように、鉛直荷重N、水平荷重V、曲げモーメントMの空間上のあらゆる荷重経路を通って、供試体2に力を作用させることができるようになっている。
そして、選択した載荷パターンによる第1〜第3載荷ジャッキ3〜5の制御動最中、あるいは制御動終了後の供試体2と、供試体2と接した地盤材料14との力学特性を知見して、一連の試験が終了する。
この上記した載荷パターン(1)〜(7)は、地盤部1の変位を考慮していないが、上記した載荷パターン(1)〜(7)にモード切り替えした後、地盤部変位モードを加えることによって、当該装置は地盤部1に変位を付与することも可能となっている。
その場合、蛇腹状に形設された地盤部1の上部、中間部、下部のそれぞれが独立して傾斜したり、あるいは、停止したりして、3本の地盤変位ジャッキ62によって地盤部1内に充填された地盤材料14が所望した条件で変動するようになっており、地盤変位の動作パターンは特に限定されない。
この地盤変位をも付与することによって、地震時における供試体2と、その供試体2と接した地盤材料14との力学特性をも試験できるようになっている。
以上、本実施の形態にかかる載荷試験装置Aを説明したが、この上記した一連の動作がなされる載荷試験方法であっても良い。この場合、例えば、上記した第1〜第3載荷ジャッキ3〜5(必ずしも油圧ジャッキでなくて良い)の夫々の動作は、供試体2の各部位への推力を付与する第1〜第3載荷工程となり、さらに、地盤変位ジャッキ62(必ずしも油圧ジャッキでなくて良い)の動作は、地盤材料14へ推力を付与する地盤変位工程となる。
また、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されるものではなく、例えば、本実施の形態における載荷試験装置Aは、橋梁や建築物等の構造物の基礎を模した相似形状の供試体2を用いているが、構造物に実際に用いられる等倍の構造体を試験する装置で合っても良く、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
本実施の形態にかかる載荷試験装置の正面図である。 載荷ジャッキをスライダータイプで取付した状態を示す正面図である。 載荷ジャッキをヒンジタイプで取付した状態を示す正面図である。 鉛直力載荷試験の載荷パターンを示す線図であり、(a)鉛直荷重と水平荷重の載荷パターンを示す(b)曲げモーメントの載荷パターンを示す 水平力載荷試験の載荷パターンを示す線図であり、(a)鉛直荷重と水平荷重の載荷パターンを示す(b)曲げモーメントの載荷パターンを示す 曲げモーメント載荷試験の載荷パターンを示す線図であり、(a)鉛直荷重と水平荷重の載荷パターンを示す(b)曲げモーメントの載荷パターンを示す 水平力曲げモーメント載荷試験の載荷パターンを示す線図であり、(a)鉛直荷重と水平荷重の載荷パターンを示す(b)曲げモーメントの載荷パターンを示す(c)模式化した供試体への水平載荷試験の載荷パターンを示す 鉛直力曲げモーメント載荷試験の載荷パターンを示す線図であり、(a)鉛直荷重と水平荷重の載荷パターンを示す(b)曲げモーメントの載荷パターンを示す(c)模式化した供試体への偏心鉛直載荷試験の載荷パターンを示す 鉛直力水平力載荷試験の載荷パターンを示す線図であり、(a)鉛直荷重と水平荷重の載荷パターンを示す(b)曲げモーメントの載荷パターンを示す(c)模式化した供試体への傾斜荷重載荷試験の載荷パターンを示す 任意の複合載荷状態から他の任意の複合載荷状態へ移動させる状態を3次元で示した線図であり、(a)供試体へ作用させる、鉛直荷重、水平荷重、曲げモーメントとの値を示す。(b)各ジャッキの推力(外力)を示す ヒンジタイプで取り付けられた載荷ジャッキと供試体との関係を表した説明図であり、(a)供試体が変位していない状態を示す(b)供試体が変位した状態を示す スライダータイプで取り付けられた載荷ジャッキと供試体との関係を表した説明図であり、(a)供試体が変位していない状態を示す(b)供試体が変位した状態を示す
符号の説明
A 載荷試験装置
a1 機枠
1 地盤部
11 袋体
12 枠体
13 シート体
14 地盤材料
2 構造体(供試体)
3 第1載荷ジャッキ
31、41、51 ブラケット
4 第2載荷ジャッキ
5 第3載荷ジャッキ
6 地盤変位ジャッキ部
61 傾動部材
62 地盤変位ジャッキ
63 ブラケット

Claims (7)

  1. 構造体に外力を付与する外力手段を備え、前記外力手段によって前記構造体に外力を付与して、前記構造体と、前記構造体と接した地盤材料との力学特性を試験する載荷試験装置であって、
    前記外力手段は、
    水平方向に位置調整可能に設けられ前記構造体の頂部から前記構造体上下方向の外力を付与する第1載荷ジャッキと、
    前記構造体と直交または略直交する方向から前記構造体上部に外力を付与する第2載荷ジャッキと、
    前記第2載荷ジャッキで付与される外力の付与方向と同一方向でもって、前記地盤材料表面に、または、その近傍に位置した前記構造体の下部または中途部に外力を付与する第3載荷ジャッキと、
    所望する載荷パターンとなるように前記第1〜第3載荷ジャッキを制御動させる制御部とを備えて構成されていることを特徴とする載荷試験装置。
  2. 横方向スライド可能に蛇腹状に形設され前記地盤材料が充填された地盤部と、
    前記地盤部の側面へ外力を付与して地盤変位を付与する地盤変位ジャッキと、を備え、
    前記制御部は、前記第1〜第3載荷ジャッキに加えて前記地盤変位ジャッキをも制御動させて、地震時における前記構造体と、前記構造体と接した前記地盤材料との力学特性をも試験可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の載荷試験装置。
  3. 前記制御部は、前記構造体に作用させる応力が入力される入力部と、前記構造体の変位量を検出する検出部と、を備えると共に、前記構造体の形状からくる固有の寸法値と、漸次変化する前記検出部の変位量と、前記入力部で入力された入力値と、に基づいて前記第1〜第3載荷ジャッキを制御動させていることを特徴とする請求項1記載の載荷試験装置。
  4. 前記構造体は、橋梁や建築物等の構造物の基礎を模した供試体であることを特徴とする請求項1〜3の何れかの載荷試験装置。
  5. 構造体に外力を付与して前記構造体と前記構造体と接した地盤材料との力学特性を試験する載荷試験方法であって、
    前記構造体の頂部から前記構造体上下方向の外力を付与する第1載荷工程と、
    前記構造体と直交または略直交する方向から前記構造体上部に外力を付与する第2載荷工程と、
    前記第2載荷工程で付与される外力の付与方向と同一方向でもって、前記地盤材料表面に、または、その近傍に位置した前記構造体の下部または中途部に外力を付与する第3載荷工程と、を備え、
    所望する載荷パターンとなるように前記第1〜第3載荷工程を用いて、前記構造体に外力を付与することを特徴とする載荷試験方法。
  6. 前記構造体と接する地盤材料へ外力を付与する地盤変位工程を備え、前記第1〜第3載荷工程に加えて前記地盤変位工程をも用いて、地震時における前記構造体と、前記構造体と接した前記地盤材料との力学特性をも試験可能に構成されていることを特徴とする請求項5記載の載荷試験方法。
  7. 前記構造体に作用させる応力をパラメータにして、前記構造体の形状からくる固有の寸法値と、漸次変化する前記構造体の変位量と、前記応力とに基づいて、前記第1〜第3載荷工程で付与される夫々の外力を決定することを特徴とする請求項5記載の載荷試験方法。
JP2003417156A 2003-12-15 2003-12-15 載荷試験装置及び方法 Expired - Lifetime JP4189310B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003417156A JP4189310B2 (ja) 2003-12-15 2003-12-15 載荷試験装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003417156A JP4189310B2 (ja) 2003-12-15 2003-12-15 載荷試験装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005171732A true JP2005171732A (ja) 2005-06-30
JP4189310B2 JP4189310B2 (ja) 2008-12-03

Family

ID=34736150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003417156A Expired - Lifetime JP4189310B2 (ja) 2003-12-15 2003-12-15 載荷試験装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4189310B2 (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007010420A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Asahi Glass Ceramics Co Ltd 不定形耐火物の坏土の可使時間測定方法およびそれに使用する測定装置
KR100916810B1 (ko) * 2008-01-18 2009-09-14 연세대학교 산학협력단 수평재하 모형실험장치
JP2009250625A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Saginomiya Seisakusho Inc 載荷試験方法及び装置
KR100941967B1 (ko) * 2008-02-19 2010-02-11 연세대학교 산학협력단 자유장을 가지는 말뚝의 수평재하시험장치 및 방법
CN102539240A (zh) * 2011-12-23 2012-07-04 河海大学 水平和竖向荷载耦合作用下柱性能测试装置及方法
JP2014009963A (ja) * 2012-06-27 2014-01-20 Saginomiya Seisakusho Inc 試験装置
CN106226156A (zh) * 2016-09-21 2016-12-14 中国矿业大学(北京) 一种动静组合加载条件下的煤岩试件夹具
CN106245691A (zh) * 2016-09-28 2016-12-21 中国科学院武汉岩土力学研究所 钙质砂动静荷载多功能桩基模型试验装置
CN108120636A (zh) * 2018-03-05 2018-06-05 天津城建大学 一种具有跟踪功能的滚轮式低摩擦竖向加载系统
CN108252334A (zh) * 2017-12-29 2018-07-06 中国电力工程顾问集团西北电力设计院有限公司 一种异步滑动装置及其地基原位测试装置和测试方法
CN108332962A (zh) * 2018-03-28 2018-07-27 广州大学 一种平行组拼双拱面外失稳的实验加载装置及其方法
CN108344637A (zh) * 2018-01-08 2018-07-31 同济大学 盾构管片力学模拟试验装置
CN108593419A (zh) * 2018-03-05 2018-09-28 天津城建大学 一种具有跟踪功能的滑道式低摩擦竖向加载系统
CN109100210A (zh) * 2018-07-12 2018-12-28 同济大学 一种兼顾加载吨位和加载精度的多功能结构试验加载系统
CN109883843A (zh) * 2019-04-01 2019-06-14 河南省交通规划设计研究院股份有限公司 一种试验装置及采用该装置对预制拼装桥墩进行试验的方法
CN110044715A (zh) * 2019-05-15 2019-07-23 东北大学 一种可视化土体破坏模式捕捉装置
CN110258669A (zh) * 2019-07-04 2019-09-20 浙江省水利河口研究院 一种地基承载力试验装置及其使用方法
CN110987499A (zh) * 2019-12-17 2020-04-10 中交路桥建设有限公司 一种桥梁动载试验方法
CN113959831A (zh) * 2021-11-04 2022-01-21 西安建筑科技大学 一种竹木类材料双轴受压试验装置及方法
CN114541493A (zh) * 2022-02-21 2022-05-27 同济大学 被动桩多种位移模式下桩-土相互作用的模型试验装置与方法
CN115977174A (zh) * 2023-01-05 2023-04-18 江苏科技大学 一种地基基础模型多向加载试验装置及方法
CN117552482A (zh) * 2024-01-08 2024-02-13 中交城乡建设规划设计研究院有限公司 一种沉管隧道沉降模拟试验装置及方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102539225A (zh) * 2011-12-28 2012-07-04 河海大学 位移和力双控制柱压弯性能自平衡测试装置及测试方法
CN102706734B (zh) * 2012-06-14 2014-06-18 北京工业大学 不对称抗侧力结构的加载试验装置采用的加载试验方法
CN106978826B (zh) * 2017-04-28 2018-11-30 浙江科技学院 一种含有承压水地层的基坑坑底稳定性测试方法
KR102288052B1 (ko) * 2019-11-25 2021-08-10 한국도로공사 보강토교대의 장기침하거동분석을 위한 장기 압축침하측정장치 및 그 방법

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007010420A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Asahi Glass Ceramics Co Ltd 不定形耐火物の坏土の可使時間測定方法およびそれに使用する測定装置
JP4588559B2 (ja) * 2005-06-29 2010-12-01 Agcセラミックス株式会社 不定形耐火物の坏土の可使時間測定方法およびそれに使用する測定装置
KR100916810B1 (ko) * 2008-01-18 2009-09-14 연세대학교 산학협력단 수평재하 모형실험장치
KR100941967B1 (ko) * 2008-02-19 2010-02-11 연세대학교 산학협력단 자유장을 가지는 말뚝의 수평재하시험장치 및 방법
JP2009250625A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Saginomiya Seisakusho Inc 載荷試験方法及び装置
CN102539240A (zh) * 2011-12-23 2012-07-04 河海大学 水平和竖向荷载耦合作用下柱性能测试装置及方法
JP2014009963A (ja) * 2012-06-27 2014-01-20 Saginomiya Seisakusho Inc 試験装置
CN106226156A (zh) * 2016-09-21 2016-12-14 中国矿业大学(北京) 一种动静组合加载条件下的煤岩试件夹具
CN106245691A (zh) * 2016-09-28 2016-12-21 中国科学院武汉岩土力学研究所 钙质砂动静荷载多功能桩基模型试验装置
CN108252334A (zh) * 2017-12-29 2018-07-06 中国电力工程顾问集团西北电力设计院有限公司 一种异步滑动装置及其地基原位测试装置和测试方法
CN108344637A (zh) * 2018-01-08 2018-07-31 同济大学 盾构管片力学模拟试验装置
CN108344637B (zh) * 2018-01-08 2024-04-26 同济大学 盾构管片力学模拟试验装置
CN108120636A (zh) * 2018-03-05 2018-06-05 天津城建大学 一种具有跟踪功能的滚轮式低摩擦竖向加载系统
CN108593419A (zh) * 2018-03-05 2018-09-28 天津城建大学 一种具有跟踪功能的滑道式低摩擦竖向加载系统
CN108332962A (zh) * 2018-03-28 2018-07-27 广州大学 一种平行组拼双拱面外失稳的实验加载装置及其方法
CN108332962B (zh) * 2018-03-28 2023-06-06 广州大学 一种平行组拼双拱面外失稳的实验加载装置及其方法
CN109100210A (zh) * 2018-07-12 2018-12-28 同济大学 一种兼顾加载吨位和加载精度的多功能结构试验加载系统
CN109883843A (zh) * 2019-04-01 2019-06-14 河南省交通规划设计研究院股份有限公司 一种试验装置及采用该装置对预制拼装桥墩进行试验的方法
CN110044715A (zh) * 2019-05-15 2019-07-23 东北大学 一种可视化土体破坏模式捕捉装置
CN110258669A (zh) * 2019-07-04 2019-09-20 浙江省水利河口研究院 一种地基承载力试验装置及其使用方法
CN110987499A (zh) * 2019-12-17 2020-04-10 中交路桥建设有限公司 一种桥梁动载试验方法
CN113959831A (zh) * 2021-11-04 2022-01-21 西安建筑科技大学 一种竹木类材料双轴受压试验装置及方法
CN113959831B (zh) * 2021-11-04 2024-02-02 西安建筑科技大学 一种竹木类材料双轴受压试验装置及方法
CN114541493A (zh) * 2022-02-21 2022-05-27 同济大学 被动桩多种位移模式下桩-土相互作用的模型试验装置与方法
CN114541493B (zh) * 2022-02-21 2023-02-10 同济大学 被动桩多种位移模式下桩-土相互作用的模型试验装置与方法
CN115977174A (zh) * 2023-01-05 2023-04-18 江苏科技大学 一种地基基础模型多向加载试验装置及方法
CN115977174B (zh) * 2023-01-05 2023-10-27 江苏科技大学 一种地基基础模型多向加载试验装置及方法
CN117552482A (zh) * 2024-01-08 2024-02-13 中交城乡建设规划设计研究院有限公司 一种沉管隧道沉降模拟试验装置及方法
CN117552482B (zh) * 2024-01-08 2024-03-29 中交城乡建设规划设计研究院有限公司 一种沉管隧道沉降模拟试验装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4189310B2 (ja) 2008-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4189310B2 (ja) 載荷試験装置及び方法
Ueng et al. A large biaxial shear box for shaking table test on saturated sand
JP5077968B2 (ja) 解析システム、解析方法、プログラムおよび機械装置
Nakashima et al. Instability and complete failure of steel columns subjected to cyclic loading
JP3123784B2 (ja) 三次元振動台
Sang et al. The loading test on the singe pile with pile cap in transparent soil model
US6412348B1 (en) Dynamic loading test equipment for a real-size vibration-controlling damper
JP2003278171A (ja) 液状化現象予測システム
Zhang et al. An automated large-scale apparatus for 3-D cyclic testing of soil-structure interfaces
Yuan et al. A benchmark 1 g shaking table test of shallow segmental mini-tunnel in sand
Zou et al. Failure mechanism of single pile-friction footing hybrid foundation under combined V–H–M loadings by PIV experiments and FE method
Guo et al. Centrifuge model and numerical studies of strip footing on reinforced transparent soils
CN110186746A (zh) 一种保持侧向和轴向垂直的结构试验加载装置及试验方法
Byrne et al. Investigating 6 degree-of-freedom loading on shallow foundations
JP3790180B2 (ja) 載荷試験装置
CN109241653A (zh) 一种桩基动力反应离心机试验数值模拟方法
CN106525596B (zh) 不同应力路径下侧向基床反力系数室内测试装置
CN108051304A (zh) 一种多功能三维可视结构界面的实验装置及实验方法
Meymand et al. Large scale shaking table tests of seismic soil-pile interaction in soft clay
US5458002A (en) Viscoelastic material testing system
Kung Equipment and testing procedures for small strain triaxial tests
O’Kelly et al. Study of the yielding of sand under generalized stress conditions using a versatile hollow cylinder torsional apparatus
JP2017125737A (ja) 振動試験装置および振動試験方法
KR102190633B1 (ko) 원심모형 실험기를 이용한 선재하 공법의 실험장치 및 이를 이용한 선재하 공법의 실험방법
Hajialilue-Bonab et al. Experimental study on the dynamic behavior of laterally loaded single pile

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060303

A977 Report on retrieval

Effective date: 20080220

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080401

A521 Written amendment

Effective date: 20080514

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080912

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4