JP2005171149A - 洗浄剤粒子 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐ケーキング性、溶解性、表面改質剤の付着性にも優れた洗浄剤粒子、その製法及び該洗浄剤粒子を含有する洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】(a)ベース洗浄剤粒子の表面上に(b)下地処理剤を含有する下地層が形成され、該下地層上に(c)表面被覆剤が被覆されてなり、且つ(b)下地処理剤の平均粒子径と(c)表面改質剤の平均粒子径との比〔(b)/(c)〕が1/20〜1/1000である洗浄剤粒子。a)ベース洗浄剤粒子表面を、(b)平均粒子径1〜300nmの下地処理剤を含有する下地処理剤分散液で処理する工程、次いで、(c)平均粒子径100〜10000nmの表面改質剤により表面被覆する工程を有する洗浄剤粒子の製造方法。前記製造方法により製造される洗浄剤粒子、前記洗浄剤粒子を含有する洗浄剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、洗浄剤粒子、その製造方法及び洗浄剤組成物に関する。さらに詳しくは、ベース洗浄剤粒子表面を下地処理した後に表面改質剤により表面被覆された洗浄剤粒子、その製法、及び該洗浄剤粒子を含有する洗浄剤組成物に関する。
粉末洗浄剤は、長期間の保存において洗浄剤粒子同士が結合し、固化状態になるケーキングを起こすが、その原因は、保存(保管)温度と洗浄剤粒子が保存中に水分や炭酸ガス等の外的な成分を吸収することが主たる要因となっている。水分の吸収は、水分が洗浄剤粒子間の液架橋をしたり、洗浄剤粒子表面の成分を一部溶解することにより洗浄剤粒子表面に粘着性を有する部位を形成し、ケーキングを生じさせる。また、炭酸ガスの吸収は、洗浄剤中のアルカリ成分及び水分と反応し、洗浄剤粒子表面に炭酸水素ナトリウムやセスキ炭酸ナトリウム等の針状結晶を毬栗状に生成させる。この針状結晶は隣り合う毬栗状の洗浄剤粒子表面の針状結晶と絡み合いケーキングを生じさせる。
以上のような原因で生じるケーキングは、外観を著しく損ねるばかりか正確な計量ができない等、洗浄剤の使い勝手を著しく損ねるという問題を生じる。
かかる問題を解決するべく以前から多くの検討が進められて来た。例えば、非特許文献1には、ステアリン酸カルシウム、炭酸マグネシウム、アルミノ珪酸塩等の水不溶性無機粉体で洗浄剤粒子を被覆する技術が記載されているが、かかる公知の被覆技術ではいずれも、洗浄剤粒子表面と表面改質剤間の付着性が十分ではなく、また製造工程の搬送時などで、洗浄剤粒子が受ける応力により表面改質剤が剥離するなどして、実使用時に十分な効果が得られないという問題がある。また、特許文献1では、粒状洗浄剤組成物と液状バインダー物質を混合した後にゼオライトXで被覆することにより自由流動性を得る技術が開示されているが、粒状洗剤組成物にバインダー成分が吸着されるなどして表面改質剤をバインディングするに有効な液状バインダー成分が十分に存在せず、やはり上述のように搬送時の応力により被覆粉体であるゼオライトXが剥離するため、十分な効果が得られず、またバインダー量が多いと溶解性の低下をまねくなどの問題があった。
特許第2965905号公報 特許庁公報 周知・慣用技術集(衣料用粉末洗浄剤)〔1998年3月26日発行〕
本発明の課題は、耐ケーキング性が著しく改善され、且つ溶解性、表面改質剤の付着性にも優れた洗浄剤粒子、その製法及び該洗浄剤粒子を含有する洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
即ち、本発明の要旨は、
〔1〕(a)ベース洗浄剤粒子、(b)平均粒子径1〜300nmの下地処理剤及び(c)平均粒子径100〜10000nmの表面改質剤を含有してなり、
(a)ベース洗浄剤粒子の表面上に(b)下地処理剤を含有する下地層が形成され、該下地層上に(c)表面被覆剤が被覆されてなり、且つ
(b)下地処理剤の平均粒子径と(c)表面改質剤の平均粒子径との比〔(b)/(c)〕が1/20〜1/1000である洗浄剤粒子、
〔2〕(a)ベース洗浄剤粒子表面を、(b)平均粒子径1〜300nmの下地処理剤を含有する下地処理剤分散液で処理する工程、次いで、(c)平均粒子径100〜10000nmの表面改質剤により表面被覆する工程を有する洗浄剤粒子の製造方法〔但し、(b)下地処理剤の平均粒子径と(c)表面改質剤の平均粒子径との比〔(b)/(c)〕の1/20〜1/1000である〕。
〔3〕前記〔2〕記載の製造方法により製造される洗浄剤粒子、
〔4〕前記〔1〕又は〔3〕記載の洗浄剤粒子を含有する洗浄剤組成物
に関するものである。
本発明の洗浄剤粒子は、耐ケーキング性が著しく改善され、且つ溶解性、表面改質剤の付着性にも優れるものであるため、例えば、衣料用洗浄剤、衣料用漂白剤、自動食器洗い機用洗浄剤等の硬質表面用洗浄剤、パイプ用クリーナー等の洗剤を調製することができる。
本発明の洗浄剤粒子は、前記のように、
(a)ベース洗浄剤粒子、(b)平均粒子径1〜300nmの下地処理剤及び(c)平均粒子径100〜10000nmの表面改質剤を含有してなり、
(a)ベース洗浄剤粒子の表面上に(b)下地処理剤を含有する下地層が形成され、該下地層上に(c)表面被覆剤が被覆されてなり、且つ
(b)下地処理剤の平均粒子径と(c)表面改質剤の平均粒子径との比〔(b)/(c)〕が1/20〜1/1000である点に一つの大きな特徴があり、かかる特徴を有することで、本発明の洗浄剤粒子は、耐ケーキング性が著しく改善され、且つ溶解性、表面改質剤の付着性にも優れたものとなる。
中でも、本発明においては、前記(b)下地処理剤と(c)表面改質剤との平均粒子径の比を特定の割合に調整することで、(c)表面改質剤の剥離性を抑え、結果として付着性を向上するという効果が発現される。即ち、(a)ベース洗浄剤粒子表面に(b)下地処理剤が細密充填された下地層が形成され、その上に後工程で添加される(c)表面改質剤が強固にバインディングした構造となることで(c)表面改質剤のズレを抑止できることになる。また、(b)下地処理剤により微細な凸凹が形成され、それが(c)表面改質剤の立体的な支えとなって同様の効果を発現する。ここで付着性とは、洗浄剤粒子における(c)表面改質剤の付着し易さと剥離し易さのバランスを表わしたものである。
以下、本発明の洗浄剤粒子について、詳細に説明する。
<(a)成分>
本発明において、(a)成分として用いられるベース洗浄剤粒子とは、通常の粉末洗浄剤に使用されている粒子をいい、例えば、界面活性剤、アルカリ剤、必要により他の洗浄剤成分からなる表面改質剤が施される前の粒子が挙げられる。ベース洗浄剤粒子は、前記成分をスラリー状態として噴霧乾燥したものを攪拌造粒や、転動造粒、捏和・混合造粒したものでも構わないが、ポリマー及び水溶性塩類から選ばれた一種以上の水溶性成分を含有してなり、特に水溶性ポリマー及び水溶性塩類のいずれをも含有してなる噴霧乾燥粒子等の実質的に界面活性剤を含まない噴霧乾燥粒子に1種以上の界面活性剤を含有した界面活性剤混合液を担持させることにより得られるベース洗浄剤粒子が溶解性も良好で、本発明の効果が顕著となることから好ましい。
界面活性剤としては、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、陽イオン界面活性剤を必要に応じ配合することができる。陰イオン界面活性剤としては、高級アルコールの硫酸エステル塩、高級アルコールのエトキシル化物の硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、パラフィンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩若しくはそのアルキルエステル塩、又は脂肪酸塩等が挙げられる。特に、炭素数が10〜18の、より好ましくは12〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、炭素数が10〜20のα−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩が好ましい。
非イオン界面活性剤としては、高級アルコールのエチレンオキシド(以下「EO」という)付加物、若しくはEO/プロピレンオキシド(以下「PO」という)付加物、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルポリグリコシド等が挙げられる。特に炭素数が10〜16のアルコールのEO1〜10モル付加物が皮脂汚れの除去、耐硬水性、生分解性の点、及び直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩との相性の点で好ましい。
両性界面活性剤としては、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミノプロピルベタイン等が、陽イオン界面活性剤としては、モノ(又はジ)長鎖アルキル型第四級アンモニウム塩等が挙げられる。
アルカリ剤としては、炭酸塩、炭酸水素塩、ケイ酸塩等の水溶性無機塩類や、結晶性ケイ酸塩等の水難溶解性無機物等を配合することができる。また、その他の洗浄剤成分としては、硫酸塩、亜流酸塩、硫酸水素塩、塩酸塩、リン酸塩等の水溶性無機塩類や、クエン酸塩やフマル酸塩等の水溶性有機酸塩類、結晶性または、非晶質アルミノケイ酸塩等の水難溶性無機物等、および水溶性ポリマーを配合することができる。
水溶性ポリマーとしては、カルボン酸ポリマー、カルボキシメチルセルロース、可溶性澱粉、糖類等が挙げられる。中でも金属イオン封鎖能、固体汚れ・粒子汚れの分散能及び再汚染防止能の点で、質量平均分子量が数千〜10万のカルボン酸ポリマーが好ましい。特に、アクリル酸−マレイン酸コポリマーの塩とポリアクリル酸塩が好ましい。また、水溶性塩類としては、前記アルカリ剤やその他の洗浄剤成分として用いられるものを用いることができる。
また、ベース洗浄剤粒子は、前記粒子以外に他の洗浄剤成分として、塩類などの他の粒子との混合物も包含しうる。例えば、重質炭酸ナトリウム(デンス灰)を前記粒子に混合した場合、重質炭酸ナトリウム表面への表面改質剤の付着性を向上することができ、本発明の効果である耐ケーキング性が向上されるという利点がある。
ベース洗浄剤粒子中において界面活性剤の量は、15〜50質量%が好ましい。該量の上限は、好ましくは50質量%以下であり、より好ましくは40質量%以下であり、前記量の下限は、好ましくは15質量%以上、より好ましくは20質量%以上である。
アルカリ剤の量としては、10〜50質量%が好ましい。該量の下限は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上であり、前記量の上限は、好ましくは50質量%以下、より好ましくは40質量%である。
また、その他の洗浄成分の量としては、20〜60質量%が好ましい。該量の下限は、好ましくは20質量%以上、より好ましくは30質量%以上であり、前記量の上限は、好ましくは60質量%以下、より好ましくは50質量%以下である。
ベース洗浄剤粒子の粒子径は、洗浄剤の自由流動性の観点から200μm以上、好ましくは250μm以上、更に好ましくは270μm以上であり、溶解性の低下を回避する観点から、550μm以下、好ましくは500μm以下、更に好ましくは480μm以下となるように調整されるのが望ましい。
<(b)成分>
本発明では、(b)成分として、平均粒子径1〜300nmの下地処理剤を含有する。ベース洗浄剤粒子表面に下地層による凸凹を形成する観点から、下地処理剤の平均粒子径の下限は5nm以上のものが好ましく、更に好ましくは8nm以上のものであり、一方、形成した下地層の細密充填性の観点からその上限は200nm以下のものが好ましく、より好ましくは100nm以下、更に好ましくは50nm以下、特に好ましくは30nm以下、最も好ましくは25nm以下のものである。
更に、(b)下地処理剤の平均粒子径については、後述の(c)平均粒子径100〜10000nmの表面改質剤の平均粒子径との比〔(b)/(c)〕が1/20〜1/1000となるように調整されており、この比は、(c)成分の付着性の点で、1/30〜1/800が好ましく、1/50〜1/500がより好ましく、1/100〜1/300が更に好ましい。
前記平均粒子径は、数平均であり、顕微鏡観察による測定等で測定される。
また、下地処理効果の点で、(b)成分の真球度は0.8以上であることが好ましく、0.85以上がより好ましく、0.9以上が更に好ましい。真球度は、以下の方法によって求めることができる。
下地処理剤を電子顕微鏡を用い、5000〜200000倍の倍率で撮影を行い、得られた画像を画像解析用ソフトウェアを用いて(例えばWinROOF(三谷商事))、円形度を測定する。約1000個の測定値を平均し、これを真球度とする。なお、円形度は下記の式で計算される。
Figure 2005171149
また、下地処理効果の点で、(b)成分の粒子径の変動係数は0.25以下であることが好ましく、0.2以下がより好ましく、0.18以下が更に好ましい。粒子径の変動係数(CV値)は、以下の方法によって求めることができる。
下地処理剤の拡大映像を真球度の測定と同様に撮影し、同様の画像解析用ソフトウェアを用いて円相当径(画像面積と同じ面積の等価円の直径)を測定する。約100個の測定値の平均値、および標準偏差値を求め、下記の式で計算する。
Figure 2005171149
(b)成分としては、特許庁公報周知・慣用技術集(衣料用粉末洗浄剤)に記載されているような一般的な表面改質剤等に用いられる粉体を使用できる。例えば、結晶性又は非晶質のアルミノケイ酸塩、ケイ酸カルシウム、二酸化ケイ素、層状粘土鉱物(ベントナイト、セピオライト等)、タルク、クレイ、非晶質シリカ誘導体、結晶性シリケート化合物、金属石鹸等が好適に使用可能であるが、粒子径のコントロールの容易さ、下地層形成性の点で、二酸化ケイ素が好ましい。
これらの下地処理剤は、単独で、又は2種以上を混合して使用することができる。
また、(b)成分としては、上記以外に、所望であれば顔料成分や蛍光染料などの、他の粉体成分を使用することも可能である。例えば従来の製造方法では衣類へのムラつきの点で配合が困難であった成分である水難溶性のジモルホリノ型蛍光染料を分散し、前記(a)成分に噴霧することで、噴霧乾燥スラリーに配合することなく容易に添加することができる。
(b)成分は、公知である気相合成法、液相合成法などにより予め所望の粒径の微粉体を合成するビルドアップ法、若しくは既存の粉体粒子を粉砕して所望の粒径の微粉体を得るブレークダウン法により得られる。
(b)成分は、(a)ベース洗浄剤粒子100質量部に対し0.02〜2.5質量部となるよう添加されるのが好ましい。該量の下限は、(a)ベース洗浄剤粒子表面の処理を十分に行うために(a)ベース洗浄剤粒子100質量部に対し好ましくは0.02質量部以上、より好ましくは0.05質量部以上であり、前記量の上限は、溶解性、洗浄性の低下を回避する観点から、(a)ベース洗浄剤粒子100質量部に対し好ましくは2.5質量部以下、更に好ましくは2.0質量部以下である。
<(c)成分>
本発明の洗浄剤粒子は、(c)成分として、平均粒子径100〜10000nmの表面改質剤を含有する。該平均粒径の下限は、表面改質効果の点で500nmが好ましく、1000nmがより好ましく、2000nmが更に好ましい。一方、(a)ベース洗浄剤粒子表面への表面改質剤の付着性の点からその上限は8000nmが好ましく、6000nmがより好ましく、4000nmが更に好ましい。当該表面改質剤の平均粒径は、数平均であり光散乱を利用した方法で測定される。また、該表面改質剤が高いイオン交換能や高いアルカリ能を有していることが洗浄面から好ましい。表面改質剤としては、アルミノ珪酸塩が望ましく、結晶性、非晶質の何れでも構わない。アルミノ珪酸塩以外では、硫酸ナトリウム、珪酸カルシウム、二酸化珪素、ベントナイト、タルク、クレイ、非晶質シリカ誘導体、結晶性シリケート化合物等のシリケート化合物のような微粉体も好ましい。また、金属石鹸、粉末の界面活性剤(例えばアルキル硫酸塩等)や水溶性有機塩も同様に用いることができる。結晶性シリケート化合物を用いる場合、吸湿や吸炭酸ガスによる結晶性シリケートの凝集等による劣化を防ぐ目的から、結晶性シリケート化合物以外の微粉体と混合して用いることが好ましい。
(c)成分の付着性の点で、(b)成分と、(c)成分との質量比〔(b)/(c)〕は1/1000〜1/10が好ましく、1/500〜1/7がより好ましく、1/500〜1/5が更に好ましい。
また、本発明の洗浄剤粒子は、(a)ベース洗浄剤粒子の表面上に(b)下地処理剤を含有する下地層が形成され、該下地層上に(c)表面被覆剤が被覆された構造を有する。 かかる構造を有する本発明の洗浄剤粒子は、以下のようにして製造することができる。
まず、(a)ベース洗浄剤粒子表面を、(b)下地処理剤を含有する下地処理剤分散液で処理し、ベース洗浄剤粒子表面に下地処理剤を含有する下地層を形成させるには、ミキサーを用いて行うことができる。具体的には、ミキサーにベース洗浄剤粒子と、下地処理剤とを投入し、ミキサーを作動させることにより行うことができる。この処理は、連続処理であっても、回分処理であっても良い。
ミキサーとしては、回分式混合を行う場合、例えば、(1)混合槽で内部に攪拌軸を有し、この軸に攪拌羽根を取り付けて粉末の混合を行う形式のミキサー:例えばヘンシェルミキサー(三井三池化工機(株)製)、ハイスピードミキサー(深江工業(株)製)、バーチカルグラニュレーター((株)パウレック製)、レディゲミキサー(松坂技研(株)製)、プロシェアミキサー(太平洋機工(株)製)、特開平10−2960645号公報記載の混合装置等がある。(2)円筒型又は半円筒型の固定された容器内でスパイラルを形成したリボン状の羽根が回転することにより混合を行う形式のミキサー:例えばリボンミキサー(日和機械工業(株)製)、バッチニーダー(佐竹化学機械工業(株)製)等、(3)コニカル状の容器に沿ってスクリューが容器の壁と平行の軸を中心として自転しながら公転することにより混合を行う形式のミキサー、例えばナウターミキサー(ホソカワミクロン(株)製)、リボコーン(大川原製作所製)等がある。
また、上記の混合機の連続型の装置を用いてもよい。また、上記以外の混合機の連続型の装置として、以下の(1)〜(3)のものが用いられる。ただし、ベース洗浄剤粒子が崩壊しない程度に主軸回転数等の混合条件を選択する必要がある。(1)粉体投入口を備えた竪型シリンダーと混合ブレードを備えたメインシャフトより成り、メインシャフトは上部軸受によって支えられ、排出側がフリーとなっている構造の連続ミキサー、例えばフレキソミックス型((株)パウレック製)がある。(2)攪拌ピンを有した円盤の上部に原料を投入し、この円盤を回転させ、剪断作用により混合を行う形式の連続ミキサー、(3)横型の混合槽で円筒の中心に攪拌軸を有し、この軸に攪拌羽根を取り付けて粉末の混合を行う形式のミキサーでタービュライザー(ホソカワミクロン(株)製)等がある。
前記処理温度としては、40〜100℃が好ましく、下限はより好ましくは50℃、上限はより好ましくは90℃である。処理時間としては、1〜10分程度であればよい。また、ミキサーへの(b)下地処理剤の添加方法としては、特に限定はないが、分散液を噴霧して添加することが好ましい。
(b)下地処理剤の分散液としては、下地処理剤がバインダーに分散された分散液が挙げられる。分散液中の(b)成分の含有量は10〜60質量%が好ましく、15〜50質量%がより好ましく、20〜40質量%が更に好ましい。分散媒としては、水、液状界面活性剤、水溶性溶剤(ポリエチレングリコール、グリセリン、アルコール等)及びこれらの混合物が挙げられる。分散媒にはバインダーを含有していることが好ましく、分散媒によっては、それ自身がバインダーとして働く場合もある。
また、前記分散液中における(b)成分とバインダーの質量比〔(b)/バインダー〕は40/1〜1/5が好ましく、30/1〜1/3がより好ましく、25/1〜1/2が更に好ましい。バインダーの例としては、ポリエチレングリコール、(メタ)アクリル酸ポリマー、セルロース誘導体が挙げられる。ポリエチレングリコールは、洗浄剤が通常使用される温度(〜40℃)における固化性や表面処理後の溶解性から、質量平均分子量が4000〜50000のものが好ましい。質量平均分子量の下限は、好ましくは4000以上、より好ましくは6000以上であり、その上限は、好ましくは50000以下、より好ましくは30000以下、更に好ましくは15000以下である。セルロース誘導体としては、カルボキシメチルセルロース(CMC)、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどが挙げられる。これらのバインダーの中では、質量平均分子量4000以上20000以下のポリエチレングリコールが特に好ましい。また、これらのバインダーは、単独で又は2種以上を混合して用いてもよい。
以上のような処理方法によって、(a)ベース洗浄剤粒子の表面に(b)下地処理剤を含有する下地層が形成される。下地層にバインダーを含有することが剥離性抑制の点で好ましい。また、下地層はベース洗浄剤粒子表面の全体に均一に形成されることが好ましいが、後工程で被覆処理される(c)表面改質剤同士の干渉によっても互いに剥離性を抑制する作用があることから、全ての表面改質剤の下地が処理されている必要はなく、部分的に好ましくはベース洗浄剤粒子表面の30%以上の面に下地層が形成されることで同様の効果を得ることができる。なお、このベース洗浄剤粒子表面の下地層の形成は、粒子を割断し、洗浄剤粒子表面近傍を電子顕微鏡等を用いて拡大観察すること等によって確認することができる。
次いで、得られた下地層を有する(a)ベース洗浄剤粒子を(c)表面改質剤により表面被覆させることができる。表面被覆手段としては、通常公知の手段を用いるものであればよい。
なお、かかる方法により得られる本発明の洗浄剤粒子における下地層の厚みや、表面改質剤の厚みとしては、特に限定はない。
したがって、本発明の洗浄剤粒子の製造方法は、(a)ベース洗浄剤粒子表面を、(b)平均粒子径1〜300nmの下地処理剤を用いて処理する工程、次いで(c)平均粒子径100〜10000nmの表面改質剤により表面被覆する工程からなる方法である。
かかる方法によって得られる本発明の洗浄剤粒子は、耐ケーキング性が著しく改善され、且つ溶解性、付着性にも優れたものである。
<洗浄剤組成物>
また、本発明の洗浄剤粒子は、例えば界面活性剤やビルダー等の公知の洗浄剤基剤、漂白剤(過炭酸塩、過ホウ酸塩、漂白活性化剤等)、再汚染防止剤(カルボキシメチルセルロース等)、柔軟化剤、還元剤(亜硫酸塩等)、蛍光増白剤、抑泡剤(シリコーン等)、セルラーゼやプロテアーゼ等の酵素、香料等と混合して洗浄剤組成物として使用することもできる。
本発明の洗浄剤粒子を用いた洗浄剤組成物は、種々の用途に適用することができる。例えば、衣料用洗浄剤、衣料用漂白剤、自動食器洗い機用洗浄剤等の硬質表面用洗浄剤、パイプ用クリーナー等として用いることができる。
実施例1〜10、比較例1
<ベース洗浄剤粒子>
ジャケット付き混合槽に水407質量部を入れ、ジャケットに40℃の温水を通した。これに炭酸ナトリウム(デンス灰(平均粒径:290μm)、セントラル硝子(株)製)132質量部、硫酸ナトリウム(無水中性芒硝(平均粒径:240μm)、四国化成(株)製)132質量部、亜硫酸ナトリウム(亜硫酸ソーダ(平均粒径:90μm)、三井東圧(株)製)5質量部、40%ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(平均分子量10000、花王(株)製)72質量部、蛍光染料(商品名:チノパールCBS−X、チバガイギー社製)1質量部、及びゼオライト(ゼオビルダー社製、4A型、平均粒径:3.5μm)、東ソー(株)製)252質量部を逐次加え、15分間攪拌して40℃の均質な予備スラリーを得た。
次いで、ジャケットに60℃の温水を通し、30分間攪拌して予備スラリーの温度を60℃として本スラリーを得た。得られた本スラリーをポンプで噴霧乾燥塔(向流式)に供給し、塔頂付近に設置した圧力噴霧ノズルから噴霧圧2.5MPaで噴霧を行った。噴霧乾燥塔に供給する高温ガスは塔下部より温度が210℃で供給され、塔頂より105℃で排出された。得られた噴霧乾燥粒子の水分は4質量%であった。
得られた噴霧乾燥粒子を用いて次に示す方法でベース洗浄剤粒子を製造した。
界面活性剤組成物(ポリオキシエチレンアルキルエーテル/ポリエチレングリコール/ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム/水=21/4/21/4(質量比))を80℃にした。次に、レディゲミキサー(松坂技研(株)製、容量130L、ジャケット付)に噴霧乾燥粒子を100質量部投入し、主軸(回転数:60r/min、周速:1 .6m/s)の攪拌を開始した。尚、ジャケットに80℃の温水を10L/分で流した。そこに、上記界面活性剤組成物50質量部を2分間かけて投入し、その後5分間攪拌を行い、ベース洗浄剤粒子を得た。
ここで、ポリオキシエチレンアルキルエーテルとしては、花王(株)製のエマルゲン108KM(商品名、エチレンオキサイド平均付加モル数:8.5、アルキル鎖の炭素数:12〜14)を用いた。ポリエチレングリコールとしては、花王(株)製のK−PEG6000(商品名、平均分子量:8500)を用いた。
<下地処理剤分散液>
以下に示す下地処理剤を含む各成分をダイノーミルKD−45型〔商品名、ウィリーA.・バコフェンAGマシネンファブリック・スウィッツァーランド(Willy A. Bachofen AG Maschinenfabrik Switzerland)社製〕に添加して、湿式粉砕を行い、平均粒子径280nmの下地処理剤分散液を得た。
実施例で用いた下地処理剤分散液の組成を以下に示す。
(下地処理剤分散液1)
二酸化ケイ素20質量%水溶液(日産化学工業製、商品名:スノーテックスST−20)、平均粒子径14nm、真球度0.92、粒子径の変動係数0.16
(下地処理剤分散液2)
二酸化ケイ素40質量%水溶液(日産化学工業製、商品名:スノーテックスST−40)、平均粒子径17nm、真球度0.94、粒子径の変動係数0.17
(下地処理剤分散液3)
二酸化ケイ素20質量%水溶液(日産化学工業製、商品名:スノーテックスST−20):25質量%
60質量%の純分のポリエチレングリコール(平均分子量13000)水溶液:75質量%
(下地処理剤分散液4)
二酸化ケイ素20質量%水溶液(日産化学工業製、商品名:スノーテックスST−20):18質量%
60質量%の純分のポリエチレングリコール(平均分子量13000)水溶液:68質量%
ジモルホリノ型(スチルベン型)蛍光染料(マクテシム社、商品名:BRY−10):14質量%
(下地処理剤分散液5)
二酸化ケイ素20質量%水溶液(日産化学工業製、商品名:スノーテックスST−20):18質量%
60質量%の純分のポリエチレングリコール(平均分子量13000)水溶液:63質量%
ジモルホリノ型(スチルベン型)蛍光染料(マクテシム社、商品名:BRY−10):13質量%
炭酸ナトリウム:6質量%
(下地処理剤分散液6)
二酸化ケイ素20質量%水溶液(日産化学工業製、商品名:スノーテックスST−20):58質量%
40質量%純分のアクリル酸ナトリウムホモポリマー(東亞合成株式会社製、商品名:HM−10、平均分子量6000):12質量%
水:30質量%
(下地処理剤分散液7)
二酸化ケイ素20質量%水溶液(日産化学工業製、商品名:スノーテックスST−20):48質量%
60質量%の純分のポリエチレングリコール(平均分子量13000)水溶液:33質量%
1質量%純分のCMCナトリウム(日本製紙製、商品名:F20LC、エーテル化度0.6):19質量%
(下地処理剤分散液8)
ゼオライト(ゼオビルダー社製、平均粒径3.5μm):5質量%
60質量%の純分のポリエチレングリコール(平均分子量13000)水溶液:87質量%
水:8質量%
<洗浄剤組成物>
得られたベース洗浄剤粒子をレディゲミキサー中で攪拌しながら、80℃に温度調節をした下地処理剤分散液を噴霧し、ベース洗浄剤粒子の表面処理を行った。尚、レディゲミキサーのジャケットには80℃の温水を10L/分で流した。
次いで表面改質剤としてゼオライト(ゼオビルダー社製、4A型、平均粒径:3.5μm)を添加し、レディゲミキサーを用いて攪拌することにより、表面改質を行い、洗浄剤粒子を得た。
その後、得られた洗浄剤粒子に、ロータリーキルンを用いて酵素(ノボザイムズ社、商品名:カンナーゼ24T)、及び香料をブレンドし、表1に示す組成を有する洗浄剤組成物を得た。
得られた実施例の洗浄剤粒子の割断面をSEMにて観察したところ、ベース洗浄剤粒子上に微細粒子が存在し、更にその外層に表面改質剤であるゼオライトが存在している様子が確認された。
このようにして作製された洗浄剤組成物の物性として、下記に示す試験方法により、耐ケーキング性、溶解率、表面改質剤の付着性を測定した。これらの結果を表1に示す。
<耐ケーキング性試験>
JIS−Z0208により測定される透湿度が20〜30g/m2 ・24時間の板紙を用い、縦×横×高さ=145mm×90mm×57mmの箱型容器を作成した。次に上記製造方法により得た洗浄剤組成物を300g充填した。その後、気温30℃、相対湿度70%の恒温恒湿室に168時間保存し、篩通過率を測定した。篩通過率は、保存した洗浄剤組成物を箱型容器内から篩の目開きが5mmのメッシュ上に静かに移し、固化部分と固化していない部分を篩分け、それぞれの部分の質量を測定し、下記式(1)によって計算した。
篩通過率(%)={P/(O+P)}×100 (1)
P:篩分け後、篩を通過した洗浄剤粒子の質量
O:篩分け後、篩上に残留した洗浄剤粒子の質量
<溶解性試験>
5℃の水に洗浄剤組成物を投入し以下に示す攪拌条件にて60秒間攪拌してJISZ8801規定の標準篩(目開き37μm)に供した場合、式(3)で算出される値を溶解率として表わした。
攪拌条件:1リットルの硬水(71.2mgCaCO3 /リットル、Ca/Mgのモル比7/3)に洗浄剤組成物1gを投入し、1リットルビーカー(内径105mm)内で攪拌子(長さ35mm、直径8mm)にて攪拌した。回転数800r/minとした。
溶解率(%)={1−(T/S)}×100 (3)
S:洗浄剤組成物の投入質量(g)
T:上記攪拌条件にて得られた水溶液を上記篩に供したときに、篩上の残存する洗浄剤組成物の溶残物の乾燥質量(乾燥条件:105℃の温度下に1時間保持した後、シリカゲルを入れたデシケーター(25℃)内で30分間保持する)
<付着性評価>
表面改質剤であるゼオライトの付着性の測定は、フーリエ変換赤外分光光度計 (島津製作所、商品名:FT−IR8400) 及び光音響分析(MTECフォトアコースティック社製、商品名:PAS Model300)を用い、下記測定条件にて表面改質ゼオライト量を測定した。光音響分析は試料表面からの深さ方向の情報を得ることができ、試料表面近傍の組成を見積もることができる。即ち、ベース洗浄剤粒子の成分に由来する吸収ピークと、表面改質剤に由来する吸収ピークの比率を計算することにより表面改質剤の付着性を見積もることができる。本実施例においては、ベース洗浄剤粒子中に含まれるアクリル酸ポリマーに由来する1581.6cm-1のピーク強度(A)と表面改質ゼオライトに由来する1658.8cm-1のピーク強度(Z)を測定し、Aに対するZの比率で表面改質ゼオライトの付着性を見積もった。ここで、得られるAに対するZの比率が大きいほど、ゼオライトの付着性に優れることを示す。
<測定条件>
積算回数 128回
移動鏡速度 2.8
分解 8cm-1
アポダイス関数 Happ
Figure 2005171149
表1の結果より、実施例1〜10で得られた洗浄剤粒子は、いずれも比較例1のものに比べて、耐ケーキング性に優れたものであることがわかる。また、実施例1〜10で得られた洗浄剤粒子は、いずれも溶解性、およびゼオライトの付着性にも優れたものであることがわかる。
本発明の洗浄剤粒子は、例えば、衣料用洗浄剤、衣料用漂白剤、自動食器洗い機用洗浄剤等の硬質表面用洗浄剤、パイプ用クリーナー等に好適に使用することができる。

Claims (12)

  1. (a)ベース洗浄剤粒子、(b)平均粒子径1〜300nmの下地処理剤及び(c)平均粒子径100〜10000nmの表面改質剤を含有してなり、
    (a)ベース洗浄剤粒子の表面上に(b)下地処理剤を含有する下地層が形成され、該下地層上に(c)表面被覆剤が被覆されてなり、且つ
    (b)下地処理剤の平均粒子径と(c)表面改質剤の平均粒子径との比〔(b)/(c)〕が1/20〜1/1000である洗浄剤粒子。
  2. 下地層がバインダーを含有する請求項1記載の洗浄剤粒子。
  3. (a)ベース洗浄剤粒子100質量部に対する(b)下地処理剤の量が0.02〜2.5質量部である請求項1又は2記載の洗浄剤粒子。
  4. (b)下地処理剤と、(c)表面改質剤との質量比〔(b)/(c)〕が、1/1000〜1/10である請求項1〜3いずれか記載の洗浄剤粒子。
  5. (b)下地処理剤の真球度が0.8以上である請求項1〜4いずれか記載の洗浄剤粒子。
  6. (b)下地処理剤の粒子径の変動係数が0.25以下である請求項1〜5いずれか記載の洗浄剤粒子。
  7. (b)下地処理剤が二酸化ケイ素である請求項1〜6いずれか記載の洗浄剤粒子。
  8. 表面改質剤が、結晶性又は非晶質のアルミノケイ酸塩、ケイ酸カルシウム、二酸化ケイ素、層状粘土鉱物、タルク、クレイ、非晶質シリカ誘導体、結晶性シリケート化合物、金属石鹸からなる群より選ばれる1種以上である請求項1〜7いずれか記載の洗浄剤粒子。
  9. (a)ベース洗浄剤粒子が、実質的に界面活性剤を含まない噴霧乾燥粒子に1種以上の界面活性剤を含有した界面活性剤混合液を担持させてなる粒子である請求項1〜8いずれか記載の洗浄剤粒子。
  10. (a)ベース洗浄剤粒子表面を、(b)平均粒子径1〜300nmの下地処理剤を含有する下地処理剤分散液で処理する工程、次いで、(c)平均粒子径100〜10000nmの表面改質剤により表面被覆する工程を有する洗浄剤粒子の製造方法〔但し、(b)下地処理剤の平均粒子径と(c)表面改質剤の平均粒子径との比〔(b)/(c)〕の1/20〜1/1000である〕。
  11. 請求項10記載の製造方法により製造される洗浄剤粒子。
  12. 請求項1〜9、11いずれか記載の洗浄剤粒子を含有する洗浄剤組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008189726A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Kao Corp 洗剤粒子
JP2009155573A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Kao Corp 複合粉体
WO2009142050A1 (ja) 2008-05-23 2009-11-26 花王株式会社 アルカリ剤含有粒子
JP2010095676A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Shoichi Nakamura 洗浄剤

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