JP2005170599A - 消耗品管理システム、管理装置、消耗品管理方法、及び測定装置 - Google Patents

消耗品管理システム、管理装置、消耗品管理方法、及び測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 人に消耗品の在庫管理をさせず、使用者が中断することなく測定装置を使用できるように消耗品の発注時を管理する管理装置を提供する。
【解決手段】 所定の消耗品を使用して所定の測定項目について測定する測定装置において現に使用されている消耗品の状態を特定するための状態特定情報に基づいて、その消耗品の状態を特定する状態特定部406と、特定された消耗品の状態に基づいて、消耗品の状態の推移を推定する状態推移推定部407と、推定された消耗品の状態の推移に基づくとともに、使用者への消耗品の配達に要する期間を考慮して、消耗品が消尽する時又は使用不可状態となる時までに、新たな消耗品が使用者へ納入されるように、新たな消耗品の発注時を特定する発注時特定部408と、特定された発注時に、その時が消耗品の発注時であることを示す発注時情報を出力する管理側出力部409とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、消耗品管理システムに関し、特に、血液や尿等の生体由来検体における所定の測定項目を試薬等の消耗品を使用して測定し、管理装置との間で測定結果や解析結果等の情報を相互に通信する測定装置で使用される、上記試薬等の消耗品の在庫を適切に管理する消耗品管理システムに関する。
血液や尿等の生体由来検体における糖分濃度等の所定の測定項目を測定する測定装置では、測定のために試薬等の消耗品が使用される。このような消耗品の従来の在庫管理方法として、測定装置の使用者が消耗品の残存量を管理し、残存量が少なくなると、使用者が消耗品供給業者に対して消耗品を発注し購入する、という方法が取られている。また、消耗品供給業者が使用者を訪問して使用者に代わって消耗品の残存量を管理し、残存量が少なくなると消耗品を納入する、という方法もとられている。
ところで、試薬はその質が経年変化するので使用期限がある。そのため、使用者が試薬等の使用期限がある消耗品の在庫管理を行なう場合、使用者は、残存量を管理するとともに、使用期限をも管理しなければならなくなり、在庫管理の負担は大きい。そこで、在庫管理の負担を軽減するために、使用者は、測定時に使用可能な消耗品が無くなるという事態を回避しようとして、消耗品を大量に保管、在庫する。その場合、大量の消耗品を使用期限切れのために廃棄しなければならないという問題が生じ、非効率的である。それに対し、消耗品供給業者が消耗品の使用期限をも含む在庫管理を行なう場合、使用者の負担は少ないが、消耗品供給業者は定期的に使用者を訪問して消耗品を補充する必要がある。現実には使用者は複数存在し、使用者によって測定装置の使用頻度が異なるため、消耗品供給業者は使用者毎に消耗品の消費速度を推定することは困難であり、消耗品供給業者が使用者毎にきめ細やかな消耗品の在庫管理を行なうことは難しい。
他方、人を介さず、自動的に消耗品の在庫の減少を感知して発注する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。図14は、その特許文献1に記載された通信機器を示すものである。図14において、プリンタ部9には、トナー等の消耗品の残存量を検知する検知手段9aが設けられている。この通信機器では、消耗品の残存量が所定量以下になったことを検知手段9aが検知した時に、通信制御部10が操作部3に予め登録されている発注先の電話番号に発呼し、消耗品が無くなったことを自動的に通知する。この場合、使用者に消耗品の在庫管理という余計な手間がかかることなく、消耗品が使用者に納入される。また、消耗品供給業者が使用者を訪問して在庫管理する必要も無い。
特開平7−87212号公報(第4頁、図1)
しかしながら、上記特許文献1に記載の通信機器は、トナー等の残存量が所定量以下になった時に発注先の電話番号に発呼し、消耗品を発注するので、消耗品の消費速度が速い場合、消耗品の納入には所定の配達期間を要し、使用中の消耗品が消尽した時に補充用の消耗品が存在せず、使用者が通信機器の使用を中断しなければならないという問題がある。同様に、上記通信機器における消耗品を発注する構成を、試薬等の消耗品を使用する測定装置に導入した場合であっても、上記のように消耗品の消費速度が速い場合、使用中の消耗品が消尽した時に補充用の消耗品が存在せず、使用者が測定装置の使用を中断しなければならないという問題がある。
更に、質が経年変化する試薬等を消耗品として使用する測定装置に、上記通信機器における消耗品を発注する構成を導入しても、質が劣化することにより消耗品が使用不可状態になって、使用者が測定装置を使用する際に使用可能な消耗品が存在せず、使用者が測定装置の使用を中断しなければならないという問題が起こる。
このように、上記通信機器における残存量が所定量以下になった消耗品を発注する構成を、消耗品を使用する測定装置に導入しても、使用者が測定装置の使用を中断しなければならないという問題は起こる。
そこで、本発明は、上記従来の課題を考慮し、人に消耗品の在庫管理をさせず、使用者が中断することなく測定装置を使用できるように消耗品の発注時を管理する消耗品管理システム、管理装置、消耗品管理方法、及び測定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の消耗品管理システムは、所定の消耗品を使用して所定の測定項目について測定する測定装置と、その測定装置と回線で接続されており、前記消耗品の在庫を管理する管理装置とを備えるシステムであって、前記測定装置が、現に使用されている前記消耗品の状態を特定するための状態特定情報を前記管理装置に送信する測定側送信手段を有し、前記管理装置が、前記状態特定情報に基づいて、現に使用されている前記消耗品の状態を特定する状態特定手段と、特定された前記消耗品の状態に基づいて、現に使用されている前記消耗品の状態の推移を推定する状態推移推定手段と、推定された前記消耗品の状態の推移に基づくとともに、前記測定装置の使用者への前記消耗品の配達に要する期間を考慮して、現に使用されている前記消耗品が消尽する時又は使用不可状態となる時までに、新たな前記消耗品が前記使用者へ納入されるように、新たな前記消耗品の発注時を特定する発注時特定手段と、特定された発注時に、その時が新たな前記消耗品の発注時であることを示す発注時情報を出力する管理側出力手段とを有することを特徴とする。
これにより、人が消耗品の在庫管理をすることなく、測定装置で使用される消耗品の状態が管理装置により随時把握され、使用者が中断することなくその測定装置を使用できるように消耗品の発注時が使用者に報知されるので、使用者は、その発注時に消耗品を発注すれば、中断することなくその測定装置を使用できる。
また、前記状態の具体例としては残存量と質が挙げられ、前記発注時特定手段は、(1)現に使用されている前記消耗品の残存量が所定の発注基準量に達した時、又は、(2)現に使用されている前記消耗品の質を表す値が所定の発注基準値に達した時、又は、上記(1)の時と上記(2)の時とのうちで最先の時、を前記発注時であると特定する。
これにより、使用されている前記消耗品が消尽する時又は使用不可状態となる時までに、新たな前記消耗品が前記使用者へ納入可能となり、使用者は消耗品を余分に保持する必要が無く、過剰在庫による使用期限切れの消耗品を廃棄することも無くなる。つまり、使用者及び消耗品供給業者は、消耗品の残存量の消尽時及び質の低下による使用不可時を管理する必要がなくなる。
なお、前記回線としては、例えば、専用回線や、公衆回線等を用いることができる。また、消耗品としては、例えば、測定装置で使用されるセンサ、校正液、緩衝液等の測定に必要な物や、電池、電球、パネル等の装置本体の部品等が挙げられる。
また、本発明は、上記消耗品管理システムにおける管理装置として実現することもできる。更に、本発明は、その管理装置の特徴的な構成手段をステップとする消耗品管理方法として実現したり、それらのステップを含むプログラムとして実現したり、上記管理装置の特徴的な構成手段と同等の手段を備える測定装置として実現することもできる。そして、そのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体や通信ネットワーク等の伝送媒体を介して流通させることもできる。
本発明は、人に消耗品の在庫管理をさせることなく、測定装置で使用される消耗品の状態を随時把握し、使用者が中断することなく測定装置を使用できるように消耗品の発注時を管理する消耗品管理システム、管理装置、消耗品管理方法、及び測定装置を提供することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
先ず、本発明の実施の形態1の消耗品管理システムの構成を、図1〜図6を用いて説明する。
図1は実施の形態1の消耗品管理システムのブロック構成図である。実施の形態1の消耗品管理システムは、測定装置109において使用される消耗品の在庫を管理装置110により管理するシステムであって、図1に示すように、汎用コンピュータ101と、汎用コンピュータ102と、汎用コンピュータ103と、モデム104と、モデム105と、モデム106と、公衆回線107と、インターネットプロバイダのサーバ装置108と、測定装置109と、管理装置110とで構成される。
汎用コンピュータ101、汎用コンピュータ102、及び汎用コンピュータ103それぞれは、モデム104、モデム105、モデム106を介して公衆回線107によりサーバ装置108と接続されている。これにより、汎用コンピュータ101、汎用コンピュータ102、及び汎用コンピュータ103は、サーバ装置108を介して情報を相互通信することが可能である。ここで、汎用コンピュータ101は測定装置109の使用者が使用するコンピュータであり、汎用コンピュータ102は測定装置109によって得られた測定結果等を管理装置110により管理する管理者が使用するコンピュータであり、汎用コンピュータ103は消耗品を納入する消耗品供給業者が使用するコンピュータである。また、測定装置109が汎用コンピュータ101に接続されているとともに、管理装置110が汎用コンピュータ102に接続されており、上述したように、汎用コンピュータ101と汎用コンピュータ102が情報を相互通信できるので、測定装置109と管理装置110は回線で接続された状態にある。
測定装置109は、使用者の操作により所定の消耗品を使用して所定の測定項目について測定する装置であり、測定項目の一例としては人の尿に含まれる糖分濃度が挙げられ、消耗品の一例としては、質が経年変化することにより使用期限を有する液体試薬が挙げられる。管理装置110は、測定装置109により得られた測定結果を解析するとともに、測定装置110において測定のために使用される消耗品の在庫を管理し、消耗品の発注時を特定する装置である。
本実施の形態1では、説明の便宜上、消耗品が、質が経年変化することにより使用期限を有する液体試薬である場合を想定する。そして、消耗品としての液体試薬は、所定の可搬な容器に収納されており、保存温度15〜25℃において消耗品の質を表す値が毎日所定の値ずつ劣化し、消耗品が15〜25℃の温度範囲内で取り扱われる場合を想定する。また、消耗品がその温度範囲内(15〜25℃)において取り扱われる場合、使用開始時を起点として消耗品が使用可能下限の質以上の質を保持する期間を品質保証期間とする。また、本実施の形態1では、消耗品の状態として消耗品の残存量及び質を想定する。
図2は、実施の形態1の消耗品管理システムにおける測定装置109のブロック構成図である。測定装置109は、上述したように所定の消耗品を使用して所定の測定項目について測定する装置であって、図2に示すように、消耗品が収納されている上記容器が配置される収納部201と、使用者が測定を開始させる際に用いる測定開始ボタン202と、測定開始ボタン202が使用者により押下された場合、消耗品を所定量ずつ使用して所定の測定項目について実際に測定を行なう測定部203とを有している。測定装置109は、更に、消耗品が上記可搬な容器に一定量収容された状態で商品として流通する際の消耗品と上記容器との総重量(初期状態の消耗品の重量)を、使用開始時判断基準量として記憶する開始時基準記憶部204と、収納部201に配置された消耗品と上記容器の総重量が容器の重量をも含む上記初期状態の消耗品の重量より少ない量から上記初期状態の消耗品の重量以上に変化した時を消耗品の使用開始時として検出する使用開始時検出部205とを有している。測定装置109は、更にまた、測定部203により得られた各種測定結果と、使用開始時検出部205によって検出された使用開始時を特定する使用開始時情報とを、現に使用されている消耗品の状態を特定するための状態特定情報として、汎用コンピュータ101等を介して管理装置110に送信する測定側送信部206を有している。その測定側送信部206は、測定部203により各種測定結果が得られると、その都度得られた各種測定結果を管理装置110に送信する。
図3は上記測定部203の一部の外観図である。測定部203は、上述したように消耗品を所定量ずつ使用して実際に測定を行なう測定装置109の一構成部であって、図3に示すように、収納部201に配置される上記容器301内に挿入され、一回の測定に使用する分量の上記消耗品300を分注する分注ノズル302と、先端が分注ノズル302の先端とそろい、分注ノズル302に沿って連動するように構成され、容器301内の消耗品300の液面高さを検出する液面検出センサ303とを有する。液面検出センサ303は、液面に触れるとその接触面積に応じて抵抗が変化することを利用して液面を検出するセンサである。更に、測定部203は、容器301に挿入され消耗品300の温度を検知する温度センサ304と、容器301の底部に配置され消耗品300と容器301の総重量を検知する重量検知センサ305とを有する。
図4は本実施の形態1の消耗品管理システムにおける管理装置110のブロック構成図である。管理装置110は、測定装置109により得られた測定結果を解析するとともに、測定装置110において測定のために使用される消耗品の在庫を管理し、消耗品の発注時を特定する装置であって、図4に示すように、測定装置109からの状態特定情報を受信する管理側受信部401と、管理側受信部401によって受信された状態特定情報が各種測定結果であるのか、又は使用開始時情報であるのかを判断する判断部402と、測定装置109からの各種測定結果を解析する解析部403とを有している。また、管理装置110は、容器の重量を含む上記初期状態の消耗品の重量と、上記容器の重量と、測定部203が一回の測定に使用する消耗品の重量と、初期状態の消耗品の質を表す値と、保存温度15〜25℃において消耗品の質を表す値が毎日所定の値ずつ劣化していくという情報と、15〜25℃の温度範囲内において使用開始時を起点として消耗品の質を使用可能下限の質以上で保持することができる上記品質保証期間と、消耗品供給業者が測定装置109の使用者に初期状態の新たな消耗品を配達するために要する期間(配達期間)とを記憶する情報記憶部404を有している。また、管理装置110は、測定装置109からの各種測定結果の受信回数を計測する受信回数計測部405と、受信回数計測部405が計測する各種測定結果の受信回数、及び測定装置109からの状態特定情報としての上記使用開始時情報と、情報記憶部404に記憶されている情報とに基づいて、測定装置109において現に使用されている消耗品(使用開始時の消耗品も含まれる)の残存量及び質を特定する状態特定部406と、状態特定部406によって特定された消耗品の残存量及び質に基づいて、上記現に使用されている消耗品の残存量及び質の推移を推定する状態推移推定部407とを有している。
更に、管理装置110は、状態推移推定部407によって推定された消耗品の残存量及び質の推移に基づくとともに、上記配達期間を考慮して、現に使用されている消耗品が消尽する時又は品質劣化により使用可能下限の質となり使用不可状態となる時までに新たな消耗品が使用者に納入可能となるように、新たな消耗品の発注時を特定する発注時特定部408を有している。加えて、管理装置110は、解析部403により得られた解析結果を汎用コンピュータ101に送信するとともに、発注時特定部408によって特定された発注時に、その時が新たな消耗品の発注時であることを示す発注時情報を汎用コンピュータ101に送信する管理側出力部409を有している。
ここで、状態推移推定部407が行なう消耗品の残存量及び質の推移の推定について説明する。
先ず、質の推移の推定について図5を用いて説明する。図5は消耗品の質の推移を示す図であって、図5に示すように、消耗品の質を表す値は日ごとに所定の値ずつ劣化していく。そこで、状態推移推定部407は、状態特定部406によって特定された使用開始時と、情報記憶部404に記憶されている、使用開始時を起点として消耗品の質を使用可能下限の質以上で保持することができる品質保証期間とに基づいて、測定装置109の収納部201に配置された消耗品が質の劣化により使用不可状態となる時(使用不可時)を推定する。
次に、残存量の推移の推定について図6を用いて説明する。図6は消耗品の残存量の推移を示す図であって、図6では、測定装置109によって実際に測定が行なわれた各測定時直後における消耗品の残存量が黒丸で表示されている。状態推移推定部407は、図6における黒丸の推移により特定される消耗品の消費速度が将来も継続するものと仮定して、図6において破線で示すように将来の消耗品の残存量が推移するものと推定し、消耗品が消尽すると予測される時を推定する。
次に、本実施の形態1の消耗品管理システムの動作を図7を用いて説明する。
図7は、本実施の形態1の消耗品管理システムにおける管理装置110の動作の流れを示すフローチャートである。
先ず、使用者は、測定装置109により所定の測定項目を測定しようとする前に、測定装置109の収納部201に上記可搬な容器に収容された初期状態の消耗品を配置する。収納部201に初期状態の消耗品が配置されると、測定部203における重量検知センサ305は、その際の消耗品と容器の総重量を検出する。検出された総重量は、開始時基準記憶部204に記憶されている使用開始時判断基準量(容器の重量をも含む上記初期状態の消耗品の重量)であって、重量検知センサ305によって検知された重量が使用開始時判断基準量より少ない量から使用開始時判断基準量以上の量に変化するので、使用開始時検出部205は、収納部201に初期状態の消耗品が配置された時を、消耗品の使用開始時として検出する。そして、測定側送信部206は、検出された使用開始時を特定する使用開始時情報を、現に使用されている消耗品の質を特定させるための状態特定情報として汎用コンピュータ101等を介して管理装置110に送信する。
管理装置110では、図7に示すように、管理側受信部401が状態特定情報を測定装置109から受信し(S1)、判断部402が、受信された状態特定情報が各種測定結果ではなくて、使用開始時情報であることを判断し(S2でNo)、状態特定部406は、受信された使用開始時情報に基づいて現に使用されている消耗品の使用開始時を特定する(S3)。そして、状態推移推定部407は、図5を用いて説明したようにして、状態特定部406によって特定された使用開始時と、情報記憶部404に記憶されている品質保証期間とに基づいて、測定装置109の収納部201に配置された消耗品が質の劣化により使用不可状態となる時(使用不可時)を推定する(S4)。次に、発注時特定部408は、状態推移推定部407によって推定された使用不可時から、情報記憶部404に記憶されている配達期間遡った時を、消耗品の質を表す値が発注基準値に達した時とみなし、新たな消耗品の発注時(質に着目した発注時)として特定する(S5)。図5から明らかなように、測定装置109の使用者がその発注時に新たな消耗品の発注を行なえば、消耗品の配達期間を考慮しても、現に使用されている消耗品が使用不可状態になる時には新たな消耗品が使用者に納入されるので、使用者は中断することなく測定装置109を使用できる。なお、消耗品が測定装置109の収納部201に配置された時は発注時よりも前であるので、管理装置110における管理側出力部409は、特定された発注時が到来するまでは、発注時情報を汎用コンピュータ101に送信することはない。
さて、使用者が測定装置109により所定の測定項目を実際に測定する場合、使用者は、測定装置109に設けられている測定開始ボタン202を押下する。その押下動作により、分注ノズル302が収納部201に配置された容器301の中から一回の測定に使用する分量の消耗品(液体試薬)300を分注し、測定部203は分注された消耗品300を使用して所定の測定項目について実際に測定する。その際、分注ノズル302により所定量の消耗品が分注された後の容器301に残存する消耗品300に関して、液面検出センサ303は消耗品300の液面の高さを検出し、温度センサ304は消耗品300の温度を検知し、重量検知センサ305は消耗品300と容器301の総重量を検知する。
そして、測定側送信部206は、測定部203によって得られた各種測定結果を、その都度、現に使用されている消耗品の残存量を特定させるための状態特定情報として汎用コンピュータ101等を介して管理装置110に送信する。
管理装置110では、図7に示すように、管理側受信部401が状態特定情報を測定装置109から受信し(S1)、判断部402が、受信された状態特定情報が各種測定結果であることを判断し(S2でYes)、解析部403は受信された各種測定結果を解析し、管理側出力部409は解析結果を汎用コンピュータ101に送信する。なお、その際、状態特定部406は、受信された各種測定結果における消耗品の温度が15〜25℃の温度範囲内にあることを確認する。ここで、管理装置110に、消耗品の温度が15〜25℃の温度範囲外であるときに音等を用いて警告を発する警告部を設けておいてもよい。また、管理側出力部409は、消耗品の温度が15〜25℃の温度範囲外であるときにその旨の情報を汎用コンピュータ101に送信し、その情報を使用者に報知してもよい。これにより、使用者は、消耗品の温度が15〜25℃の温度範囲内に収まるように処置することができる。
他方、状態特定情報が各種測定結果である場合には(S2でYes)、受信回数計測部405は上記各種測定結果の受信回数を計測し(S6)、状態特定部406は、受信回数計測部405によって計測された上記各種測定結果の受信回数と、情報記憶部404に記憶されている容器の重量を含む上記初期状態の消耗品の重量(使用開始時判断基準量)と、上記容器の重量と、測定部203が一回の測定に使用する消耗品の重量とに基づいて、現在使用されている消耗品の残存量を特定する(S7)。具体的には、状態特定部406は、容器の重量をも含む上記初期状態の消耗品の重量から容器の重量を減算し、その値から更に、一回の測定に使用する消耗品の重量と受信回数との積を減算することにより、各測定時直後の消耗品の残存量を特定する(S7)。このように、使用者が測定装置109により所定の測定項目を測定すると、その都度測定部203により得られた各種測定結果が管理装置110に送信され、管理装置110において、状態特定部406が、測定装置109による各測定時直後の消耗品の残存量を特定する(S7)。そして、状態推移推定部407は、図6を用いて説明したようにして、状態特定部406によって特定された消耗品の残存量の推移に基づいて将来の消耗品の残存量の推移を推定し(図6において破線で示されている部分)、消耗品が消尽すると予測される時を推定する(S8)。
次に、発注時特定部408は、状態推移推定部407によって推定された消耗品が消尽すると予測される時から、情報記憶部404に記憶されている配達期間遡った時を、消耗品の残存量が発注基準量に達した時とみなし、新たな消耗品の発注時(残存量に着目した発注時)として特定する(S9)。発注時特定部408は使用者毎に消耗品の消費速度に応じて残存量に着目した発注時を特定するので、仮に消耗品の消費速度が速くても、測定装置109の使用者がその発注時に新たな消耗品の発注を行なえば、消耗品の配達期間を考慮しても、現に使用されている消耗品が消尽する時には新たな消耗品が使用者に納入される。そのため、使用者は中断することなく測定装置109を使用できる。
ところで、発注時特定部408は、質に着目した発注時と、残存量に着目した発注時とを特定する(S5,S9)。そこで、発注時特定部408は、質に着目した発注時と、残存量に着目した発注時とのうちで、先に到来する方の発注時を真の発注時と特定する(S10)。そして、管理側出力部409は、真の発注時が到来した時に、発注時情報を汎用コンピュータ101に送信する(S11)。
測定装置109の使用者は、図1を用いて説明したように汎用コンピュータ101を使用するので、発注時情報が汎用コンピュータ101に送信されたことによりに、消耗品の発注時を知ることができる。使用者は、消耗品を発注すること決断した場合、発注を希望する旨の情報を汎用コンピュータ101に入力し、汎用コンピュータ101はその旨の情報を汎用コンピュータ102に送信する。そして、管理者は、その発注を希望する旨の情報に基づいて、消耗品供給業者に対して消耗品を使用者に納入させる指示を汎用コンピュータ102に入力し、汎用コンピュータ102はその指示を汎用コンピュータ103に送信する。消耗品供給業者はその指示に基づいて消耗品を使用者に納入する。
このような手法を用いることにより、消耗品の配達期間を考慮しても、現に使用されている消耗品が使用不可状態になる時又は消尽する時には新たな消耗品が測定装置109の使用者に納入されるので、使用者は中断することなく測定装置109を使用できる。
上述したように、本実施の形態1では、管理装置110は、消耗品の残存量と質の双方について在庫管理し、残存量に着目した発注時と質に着目した発注時とのうちで先に到来する方を真の発注時と特定し、その時に速やかに発注時情報を汎用コンピュータ101に送信し、測定装置109の使用者は、発注を希望する旨の情報を汎用コンピュータ102に送信することにより、消耗品を発注する。このような消耗品管理システムによると、管理装置110が消耗品の状態(残存量及び質)の推移を随時把握し、発注時を管理するので、使用者及び消耗品供給業者、並びに管理者は消耗品の在庫管理をする必要がなく、使用者は消耗品を余分に保持しておく必要もない。そのため、消耗品の過剰在庫による、使用期限切れの消耗品の廃棄も無い。また、消耗品供給業者及び管理者は消耗品の在庫管理のために使用者を訪問する必要がない。また、本実施の形態1では、消耗品供給業者は、汎用コンピュータ103へ送信される消耗品を使用者に納入させる指示に基づいて、消耗品を使用者に納入する。そのため、使用者と消耗品供給業者との間において消耗品の発注や納入に関する時間等の調整が不要となり、効率的な消耗品取引が実現できる。ここで、管理者と消耗品供給業者とは同一であっても良い。その場合、消耗品の発注業務がより速やかで効率的なものとなる。
なお、上述した実施の形態1では、使用者は、管理装置110から汎用コンピュータ101に送信された発注時情報に基づいて、消耗品の発注を希望する旨の情報を汎用コンピュータ102に送信することにより、管理者に消耗品の発注を要求する。しかしながら、測定装置109の収納部201への消耗品の装着失敗や、消耗品の紛失等により、使用者は発注時情報にかかわらず消耗品の発注を行ないたい場合がある。その場合も、使用者は、上記の場合と同様に、汎用コンピュータ101を利用して消耗品の発注を希望する旨の情報を汎用コンピュータ102に送信することにより、管理者に消耗品の発注を要求する。その際、管理者は、消耗品を過剰に在庫することを注意する旨のアドバイスを、汎用コンピュータ102により汎用コンピュータ101に送信すると、管理者から使用者へのより細かなサービスの提供が実現される。
次に、本実施の形態1における消耗品の在庫管理等に関する料金の流れについて、図8を用いて説明する。図8は消耗品の在庫管理等に関する料金の流れを示す図であって、図8に示すように、使用者は、消耗品の納入にともなう料金を消耗品供給業者に支払い、他方、測定結果に対する解析に要するサービス料金と、消耗品の在庫管理に要するサービス料金とを管理者に支払う。消耗品供給業者は、管理者に対して、消耗品発注業務代行等のサービス料金を支払う。なお、図9に示すように、管理者は、消耗品の納入にともなう料金を使用者から回収し、それを消耗品供給業者に渡すようにしてもよい。この場合、消耗品供給業者は、使用者毎に消耗品の納入にともなう料金を回収する必要が無いため、効率的な消耗品取引が実現できる。
なお、上述した実施の形態1では、発注時特定部408は、状態推移推定部407によって推定された使用不可時から消耗品の配達に要する期間遡った時を、消耗品の質を表す値が発注基準値に達した時とみなして、その時を新たな消耗品の発注時(質に着目した発注時)として特定する。しかしながら、発注時特定部408は、上記使用不可時から消耗品の配達に要する期間遡った時から更に1日等所定の期間前の時を、消耗品の質を表す値が発注基準値に達した時とみなし、その時を新たな消耗品の発注時(質に着目した発注時)として特定してもよい。これにより、消耗品の配達が遅れた場合でも、使用者は中断することなく測定装置109を使用できる。なお、上記所定の期間が短ければ、使用者が消耗品を余分に在庫する期間は短くなるので、消耗品を大量に在庫するという問題や、使用期限切れのために消耗品を廃棄するという問題は起こらない。同様に、発注時特定部408は、状態推移推定部407によって推定された消耗品が消尽すると予測される時から消耗品の配達に要する期間遡った時を、消耗品の残存量が発注基準量に達した時とみなすのではなく、上記消尽すると予測される時から消耗品の配達に要する期間遡った時から更に1日等所定の期間前の時を、消耗品の残存量が発注基準量に達した時とみなして、その時を新たな消耗品の発注時(残存量に着目した発注時)として特定してもよい。これにより、消耗品の配達が遅れた場合でも、使用者は中断することなく測定装置109を使用できる。
また、状態推移推定部407は、消耗品が使用不可状態となる時(使用不可時)を推定するとともに、推定される使用不可時から消耗品の配達に要する期間遡った時における消耗品の質を推定してもよい。その場合、発注時特定部408は、状態特定部406によって特定された消耗品の質を表す値が、質の低下により、状態推移推定部407によって推定された値に達した時、又はそれよも5%等の所定の割合良い値に達した時を、消耗品の質を表す値が発注基準値に達した時とみなし、その時を、新たな消耗品の発注時(質に着目した発注時)として特定する。その際、状態特定部406は、測定装置109からの各種測定結果等(消耗品の温度や消耗品設置場所の湿度等)によって消耗品の質を特定できるように構成されている。
また、状態推移推定部407は、消耗品が消尽すると予測される時を推定するとともに、消耗品が消尽すると予測される時から消耗品の配達に要する期間遡った時における消耗品の残存量を推定してもよい。その場合、発注時特定部408は、状態特定部406によって特定された消耗品の残存量が、状態推移推定部407によって推定された残存量に達した時、又はそれよも所定の量多い量に達した時を、消耗品の残存量が発注基準量に達した時とみなし、その時を、新たな消耗品の発注時(残存量に着目した発注時)として特定する。
また、状態推移推定部407は、状態特定部406によって特定された消耗品の残存量の推移に基づいて消耗品が消尽すると予測される時を推定するのではなく、状態特定部406によって特定された消耗品の残存量の推移に基づいて、過去における消耗品の一日の最大使用量を特定してもよい。この場合、発注時特定部408は、状態特定部406によって特定された消耗品の残存量が、上記一日の最大使用量と消耗品の使用者への配達に要する日数との積又はそれより所定の量多い量(例えば1ml,1g)に達したときを、消耗品の残存量が発注基準量に達した時とみなし、その時を、新たな消耗品の発注時(残存量に着目した発注時)として特定する。これにより、一日の消耗品使用量がばらつく場合であっても、消耗品が消尽する時には新たな消耗品が使用者に納入される。
また、上述した実施の形態1では、測定側送信部206は、測定部203によって得られた各種測定結果を、その都度管理装置110に送信する。しかしながら、測定装置109に各種測定結果を記憶する記憶部が設けられているとともに、例えば1日等の所定の期間における測定回数を計測する計測部が設けられている場合、測定側送信部206は、測定部203によって得られた各種測定結果を、測定回数とともに例えば1日等の所定の期間毎に管理装置110に送信してもよい。その場合にも、状態特定部406は、所定の期間内における測定回数を利用することにより、現に使用されている消耗品の残存量を特定することができる。
また、容器内に残存する消耗品が例えば1ml等の所定の量以下のときに分注ノズル302が容器内の消耗品を分注することができない場合、消耗品が消尽する時は、現実に消尽する時ではなく、容器内に残存する消耗品を分注ノズル302が分注することができない時である。
また、現に使用されている消耗品の残存量を特定させるための状態特定情報は、測定部203によって得られた各種測定結果ではなく、測定部203における重量検知センサ305によって検知された重量又はそれに基づく消耗品300の残存量であってもよい。また、測定部203における液面検出センサ303によって検出された容器301における消耗品300の液面の高さ又はそれに基づく消耗品300の残存量を、状態特定情報として用いてもよい。その際、容器301における消耗品300の液面の高さと消耗品300の残存量との関係を特定する情報を、測定装置109と管理装置110の一方又は双方が有している。
また、消耗品の残存量は、重量によって特定されてもよいし、体積によって特定されてもよい。
また、消耗品の使用開始時は、重量検知センサ305によって検知された重量が使用開始時判断基準量(容器の重量をも含む上記初期状態の消耗品の重量)より少ない量から使用開始時判断基準量以上の量に変化した時ではなく、消耗品の使用開始時は、液面検出センサ303によって検出された容器301における消耗品300の液面の高さが、使用開始時判断基準値(初期状態の容器301内における消耗品の液面の高さ)より低い値からその使用開始時判断基準値以上の値に変化した時であってもよい。なお、実施の形態1では、図3に示すように、測定部203は液面検出センサ303と重量検知センサ305とを有する。しかしながら、液面検出センサ303及び重量検知センサ305は、上述したようにいずれも消耗品の使用開始時を検知するためのセンサであるので、測定部203は、液面検出センサ303と重量検知センサ305との一方のみを有していてもよい。また、消耗品の使用開始時に使用者が押下することにより使用開始時を特定するボタンを測定装置109に設けておき、消耗品の使用開始時がそのボタンが押下された時であるとしてもよい。
また、上述した実施の形態1では、消耗品が、質が経年変化することにより使用期限を有する液体試薬である場合を想定した。しかしながら、消耗品が、質が経年変化することのない物である場合もある。その場合、発注時特定部408は残存量に着目した発注時を真の発注時と特定する。それとは逆に、使用者が測定装置109を使用する頻度が低く、残存量ではなく質のみに着目して消耗品の発注時を特定すればよい場合がある。その場合、発注時特定部408は質に着目した発注時を真の発注時と特定する。
また、管理装置110における管理側出力部409は、真の発注時が到来した時に発注時情報を汎用コンピュータ101に送信するのではなく、真の発注時が到来した時に、プリントアウトすることにより発注時情報を出力してもよいし、聴覚的報知又は視覚的表示により発注時情報を出力してもよく、これにより発注時を管理者に知らせてもよい。その場合、管理者が、汎用コンピュータ102に発注時情報を入力して発注時情報を汎用コンピュータ101に送信するなどにより、発注時を使用者に知らせる。
また、実施の形態1の消耗品管理システムの構成は図1に示す通りであるが、消耗品管理システムは図10に示す構成であってもかまわない。図10は、図1に示す消耗品管理システムとは別構成の消耗品管理システムのブロック構成図であって、その消耗品管理システムは、図1に示す消耗品管理システムの各構成部に加えて、情報を通信し、測定装置109の使用者が使用する携帯端末等の使用者通信装置800と、消耗品の受注指示を受け付け、消耗品供給業者が使用する受注装置801とを備えており、使用者通信装置800、受注装置801、及び管理装置110それぞれは回線によって接続されている。図1に示す消耗品管理システムでは、管理側出力部409は発注時情報を汎用コンピュータ101に送信するが、図10に示す消耗品管理システムでは、管理側出力部409は発注時情報を使用者通信装置800に送信し、これにより発注時を使用者に知らせる。なお、汎用コンピュータ101が使用者通信装置800の機能を有していてもよく、この場合、管理側出力部409は発注時情報を汎用コンピュータ101に送信する。また、図10に示す消耗品管理システムでは、使用者は、消耗品の納入を要求する指示を使用者通信装置800に入力し、使用者通信装置800がその指示を管理装置110に送信し、管理装置110がその指示を受注装置801に送信してもよい。そして、受注装置801が表示等によりその指示を出力することにより、その指示を消耗品供給業者に知らせてもよい。また、使用者通信装置800と受注装置801とが回線で接続されているので、使用者が、消耗品の納入を要求する指示を使用者通信装置800に入力し、使用者通信装置800がその指示を受注装置801に送信し、受注装置801がその指示を出力することにより、その指示を消耗品供給業者に知らせてもよい。なお、汎用コンピュータ103は受注装置801の機能を有していてもよい。また、使用者通信装置800は、発注時情報を管理装置110から受信するか否かにかかわらず、使用者により上記指示が入力された場合、その指示を管理装置110又は受注装置801に送信する。また、図10に示す消耗品管理システムでは、受注装置801が管理装置110と回線によって接続されているので、管理側出力部409は、発注時情報を汎用コンピュータ101に送信するのではなく受注装置801に送信し、受注装置801が発注時情報を表示等により出力してもよい。これにより、使用者の消耗品の納入要求が消耗品供給業者に知らされる。
また、上述した実施の形態1では、測定装置109により測定される測定項目について特に言及していないが、測定項目は人の尿に含まれる糖分濃度、蛋白値、潜血の有無、ナトリウムイオン濃度、尿酸値等の健康管理に関する項目であってもよい。糖分濃度は糖尿病の予防、発見、治療等に活用することができる。蛋白値の例として尿中アルブミン値が挙げられ、それは糖尿病性腎症の早期発見に活用できる。潜血は、腎臓、尿管、尿道等に生じる炎症、結石等の発見に活用できる。ナトリウムイオン濃度は、一日の塩分摂取量を推定するのに活用できる。尿酸値は、痛風等の発見に活用できる。
ここで、測定項目が人の尿に含まれる糖分濃度であって、測定部203がその糖分濃度を測定する尿糖センサである場合について、図11を用いて説明する。図11は尿糖センサの検出原理を示す図である。尿糖センサは、尿中の多くの成分の中からグルコースを特異的に識別するプローブとしての機能と、それを電気信号に変換するトランスデューサとしての機能とを備えている必要がある。例えば、プローブとしてグルコースを特異的に酸化する酵素であるグルコースオキシダーゼ(GOD)が用いられ、トランスデューサとして過酸化水素電極が用いられる。過酸化水素電極により過酸化水素の発生量が検出され、これに基づいて尿中のグルコース濃度が演算される。検出反応を下記(化1)に示す。この場合、グルコース濃度が測定装置109から管理装置110へ測定結果として送信される。
Figure 2005170599
グルコース濃度が高値である場合、管理者は、使用者に過食をしていなかったか、妊娠していないか、腎疾患はないかを確認し、糖負荷試験を行なって糖尿病の診断を受けるようにとのアドバイスや、生活状況の改善を勧めるアドバイスを汎用コンピュータ102に入力し、汎用コンピュータ101に送信させる。これにより、使用者は健康管理を行なうことができる。
ここで、尿糖センサは1枚に付き1回の測定が可能であるディスポーザブルセンサであり、100枚単位で販売され測定装置109に装着される。したがって、管理装置110は、尿糖センサの残存量を、100から測定結果の通信回数を減算した値として管理し、その残存量が、一日の最大使用枚数に尿糖センサの配達に要する日数を乗じた値に達した時を、消耗品の残存量が発注基準量に達した時とみなし、新たな消耗品の発注時として特定し、その時に発注時情報を汎用コンピュータ101に送信する。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2の消耗品管理システムを、主に図12、図13を用いて説明する。
実施の形態1の消耗品管理システムでは管理装置110が消耗品の発注時を特定するが、本実施の形態2の消耗品管理システムでは測定装置700が消耗品の発注時を特定する。その点が実施の形態2と実施の形態1との主な相違点であるので、本実施の形態2では、実施の形態1との相違点を主に説明する。また、本実施の形態2では、実施の形態1で登場した構成部と同じ構成部には同じ符号を付することにより、重複説明を省略する。
図12は本実施の形態2の消耗品管理システムのブロック構成図である。図12に示すように、本実施の形態2の消耗品管理システムは、汎用コンピュータ101と、汎用コンピュータ102と、汎用コンピュータ103と、モデム104と、モデム105と、モデム106と、公衆回線107と、サーバ装置108と、測定装置700と、管理装置701とで構成される。
測定装置700は、使用者の操作により所定の消耗品を使用して所定の測定項目について測定するとともに、消耗品の在庫を管理して消耗品の発注時を特定する装置であって、図12に示すように、収納部201と、測定開始ボタン202と、測定部203と、開始時基準記憶部204と、使用開始時検出部205と、情報記憶部404とを有している。測定装置700は、また、測定部203により測定結果が得られた場合と、使用開始時検出部205により使用開始時が検出された場合に、測定結果が得られたのか、又は使用開始時が検出されたのかを判断する判断部711と、測定部203において測定された測定回数を計測する測定回数計測部712とを有している。測定装置700は、更に、測定回数計測部712が計測する状態特定情報としての測定回数と、状態特定情報としての使用開始時情報と、情報記憶部404に記憶されている情報とに基づいて、測定装置700において現に使用されている消耗品(使用開始時の消耗品も含まれる)の残存量及び質を特定する状態特定部713と、状態推移推定部407とを有している。測定装置700は、更にまた、発注時特定部408と、発注時特定部408によって特定された消耗品の発注時に、その時が発注時であることを示す発注時情報を使用者に報知するとともに、測定部203により得られた各種測定結果及び発注時情報を管理装置701に送信する測定側出力部714とを有している。
管理装置701は、測定装置700により得られた測定結果を解析する装置であって、管理側受信部401と、解析部403と、発注時情報を出力する管理側出力部409とを有している。
なお、本実施の形態2では、実施の形態1の場合と同様に、消耗品が、質が経年変化することにより使用期限を有する液体試薬である場合を想定する。また、本実施の形態2でも、消耗品の状態として、現に使用されている消耗品(液体試薬)の残存量及び質を想定する。
以下に、本実施の形態2の消耗品管理システムの動作を図13を用いて説明する。
図13は、本実施の形態2の消耗品管理システムにおける測定装置700の動作の流れを示すフローチャートである。
先ず、使用者は、実施の形態1の場合と同様に、測定装置700により所定の測定項目を測定しようとする前に、測定装置700の収納部201に、容器に収容された初期状態の消耗品を配置する。この時、収納部201に配置された消耗品と容器の総重量は、開始時基準記憶部204に記憶されている使用開始時判断基準量(容器の重量をも含む上記初期状態の消耗品の重量)以上であって、重量検知センサ305によって検知された重量が使用開始時判断基準量より少ない量から使用開始時判断基準量以上の量に変化する。したがって、使用開始時検出部205は、収納部201に初期状態の消耗品が配置された時を、消耗品の使用開始時として検出し、判断部711は使用開始時が検出されたことを判断し(S21でNo)、状態特定部713は、その検出された時を、現に使用されている消耗品の使用開始時であると特定する(S22)。
そして、状態推移推定部407は、実施の形態1の場合と同様にして、状態特定部713によって特定された使用開始時と、情報記憶部404に記憶されている品質保証期間とに基づいて、収納部201に配置された消耗品が質の劣化により使用不可状態となる時(使用不可時)を推定する(S23)。発注時特定部408は、状態推移推定部407によって推定された使用不可時から、情報記憶部404に記憶されている配達期間遡った時を、消耗品の質を表す値が発注基準値に達した時とみなし、その時を新たな消耗品の発注時(質に着目した発注時)として特定する(S24)。実施の形態1における説明で用いた図5から明らかなように、測定装置700の使用者がその発注時に新たな消耗品の発注を行なえば、消耗品の配達期間を考慮しても、現に使用されている消耗品が使用不可状態になる時には新たな消耗品が使用者に納入されるので、使用者は中断することなく測定装置700を使用できる。
さて、使用者が測定装置700により所定の測定項目を実際に測定する場合、使用者は測定開始ボタン202を押下する。その押下動作により、分注ノズル302が収納部201に配置された容器の中から一回の測定に使用する分量の消耗品300を分注し、測定部203は分注された消耗品300を使用して所定の測定項目について実際に測定する。その際、分注ノズル302により所定量の消耗品が分注された後の容器301に残存する消耗品300に関して、液面検出センサ303は消耗品300の液面の高さを検出し、温度センサ304は消耗品300の温度を検知し、重量検知センサ305は消耗品300と容器301の総重量を検知する。このように203により各種測定結果が得られると、判断部711は測定結果が得られたと判断する(S21でYes)。
そして、測定側出力部714は、測定部203によって得られた各種測定結果を、その都度管理装置701に送信する。管理装置701では、管理側受信部401が測定装置700からの各種測定結果を受信し、解析部403は受信された各種測定結果を解析し、管理側出力部409は解析結果を汎用コンピュータ101に送信する。
他方、測定装置700では、判断部711によって測定結果が得られたことが判断されると(S21でYes)、測定回数計測部712が測定部203において測定された測定回数を計測し(S25)、状態特定部713は、測定回数計測部712によって計測された測定回数と、情報記憶部404に記憶されている容器の重量を含む上記初期状態の消耗品の重量(使用開始時判断基準量)と、上記容器の重量と、測定部203が一回の測定に使用する消耗品の重量とに基づいて、現在使用されている消耗品の残存量を特定する(S26)。具体的には、状態特定部713は、容器の重量をも含む上記初期状態の消耗品の重量から容器の重量を減算し、その値から更に、一回の測定に使用する消耗品の重量と測定回数との積を減算することにより、各測定時直後の消耗品の残存量を特定する(S26)。このように、使用者が測定装置700により所定の測定項目を測定すると、状態特定部713は各測定時直後の消耗品の残存量を特定する(S26)。そして、状態推移推定部407は、実施の形態1において図6を用いて説明したようにして、状態特定部713によって特定された消耗品の残存量の推移に基づいて将来の消耗品の残存量の推移を推定し、消耗品が消尽すると予測される時を推定する(S27)。
次に、発注時特定部408は、状態推移推定部407によって推定された消耗品が消尽すると予測される時から、情報記憶部404に記憶されている配達期間遡った時を、消耗品の残存量が発注基準量に達した時とみなし、新たな消耗品の発注時(残存量に着目した発注時)として特定する(S28)。発注時特定部408は消耗品の消費速度に応じて残存量に着目した発注時を特定するので、仮に消耗品の消費速度が速くても、測定装置700の使用者がその発注時に新たな消耗品の発注を行なえば、消耗品の配達期間を考慮しても、現に使用されている消耗品が消尽する時には新たな消耗品が使用者に納入される。そのため、使用者は中断することなく測定装置700を使用できる。
ところで、発注時特定部408は、質に着目した発注時と、残存量に着目した発注時とを特定する(S24,S28)。そこで、発注時特定部408は、質に着目した発注時と、残存量に着目した発注時とのうちで、先に到来する方の発注時を真の発注時と特定する(S29)。そして、測定側出力部714は、真の発注時が到来した時に、発注時情報を使用者に報知するとともに、発注時情報を汎用コンピュータ102に送信する(S30)。
このように、測定側出力部714が発注時情報を使用者に報知するので、使用者は消耗品の発注時を知ることができるとともに、発注時情報が汎用コンピュータ102に送信されるので、管理者も消耗品の発注時を知ることができる。そのため、使用者の指示により、又は発注時情報が汎用コンピュータ102に送信されたことにより、管理者は、発注時特定部408によって特定された真の発注時に、消耗品供給業者に対して消耗品を使用者に納入させることを指示することができる。すなわち、管理者は、消耗品供給業者に対して消耗品を使用者に納入させる指示を汎用コンピュータ102に入力し、汎用コンピュータ102はその指示を汎用コンピュータ103に送信し、消耗品供給業者はその指示に基づいて消耗品を使用者に納入する。
このような手法を用いることにより、消耗品の配達期間を考慮しても、現に使用されている消耗品が使用不可状態になる時又は消尽する時には新たな消耗品が測定装置700の使用者に納入されるので、使用者は中断することなく測定装置700を使用できる。
以上のように、実施の形態2によれば、管理装置701によるのではなく、測定装置700により消耗品の発注時を特定することができる。
なお、上述した実施の形態2では、発注時特定部408は、状態推移推定部407によって推定された使用不可時から配達期間遡った時を、消耗品の質を表す値が発注基準値に達した時とみなし、その時を新たな消耗品の発注時(質に着目した発注時)として特定する。しかしながら、発注時特定部408は、上記使用不可時から消耗品の配達に要する期間遡った時から更に1日等所定の期間前の時を、消耗品の質を表す値が発注基準値に達した時とみなし、その時を新たな消耗品の発注時(質に着目した発注時)として特定してもよい。これにより、消耗品の配達が遅れた場合でも、使用者は中断することなく測定装置700を使用できる。同様に、発注時特定部408は、状態推移推定部407によって推定された消耗品が消尽すると予測される時から消耗品の配達に要する期間遡った時から更に1日等所定の期間前の時を、消耗品の残存量が発注基準量に達した時とみなして、その時を新たな消耗品の発注時(残存量に着目した発注時)として特定してもよい。これにより、消耗品の配達が遅れた場合でも、使用者は中断することなく測定装置700を使用できる。
また、上記状態推移推定部407は、推定される使用不可時から消耗品の配達に要する期間遡った時における消耗品の質を表す値を更に推定し、発注時特定部408は、状態特定部713によって特定された消耗品の質を表す値が、状態推移推定部407によって推定された値に低下した時、又はそれよりも5%等の所定の割合良い値に達した時を、消耗品の質を表す値が発注基準値に達した時とみなし、その時を、新たな消耗品の発注時(質に着目した発注時)として特定してもよい。その際、状態特定部713は、各種測定結果等(消耗品の温度や消耗品設置場所の湿度等)によって消耗品の質を特定できるように構成されている。
また、上記状態推移推定部407は、消耗品が消尽すると予測される時から消耗品の配達に要する期間遡った時における消耗品の残存量を推定し、発注時特定部408は、状態特定部713によって特定された消耗品の残存量が、状態推移推定部407によって推定された残存量に達した時、又はそれよりも所定の量多い量に達した時を、消耗品の残存量が発注基準量に達した時とみなし、その時を、新たな消耗品の発注時(残存量に着目した発注時)として特定してもよい。
また、上記状態推移推定部407は、状態特定部713によって特定された消耗品の残存量の推移に基づいて、過去における消耗品の一日の最大使用量を特定してもよい。この場合、発注時特定部408は、状態特定部713によって特定された消耗品の残存量が、上記一日の最大使用量と消耗品の使用者への配達に要する日数との積又はそれより所定の量多い量(例えば1ml,1g)に達したときを、消耗品の残存量が発注基準量に達した時とみなし、その時を、新たな消耗品の発注時(残存量に着目した発注時)として特定する。これにより、一日の消耗品使用量がばらつく場合であっても、消耗品の消尽時には新たな消耗品が使用者に納入される。
また、上述した実施の形態2では、現に使用されている消耗品の残存量を特定させるための状態特定情報として測定部203によって得られた測定回数を用いたが、測定部203における重量検知センサ305によって検知された重量又はそれに基づく消耗品300の残存量を、状態特定情報として用いてもよい。また、測定部203における液面検出センサ303によって検出された容器301における消耗品300の液面の高さ又はそれに基づく消耗品300の残存量を、状態特定情報として用いてもよい。その際、容器301における消耗品300の液面の高さと消耗品300の残存量との関係を特定する情報を、測定装置700は有している。
また、消耗品の使用開始時は、重量検知センサ305によって検知された重量が使用開始時判断基準量(容器の重量を含む上記初期状態の消耗品の重量)より少ない量から使用開始時判断基準量以上の量に変化した時ではなく、液面検出センサ303によって検出された容器301における消耗品300の液面の高さが、使用開始時判断基準値(初期状態の容器301内における消耗品の液面の高さ)より低い値からその使用開始時判断基準値以上の値に変化した時であってもよい。また、消耗品の使用開始時に使用者が押下することにより使用開始時を特定するボタンを測定装置700に設けておき、消耗品の使用開始時がそのボタンが押下された時であるとしてもよい。
また、上述した実施の形態2では、消耗品が、質が経年変化することにより使用期限を有する液体試薬である場合を想定した。しかしながら、消耗品が、質が経年変化することのない物である場合もある。その場合、発注時特定部408は、残存量に着目した発注時を真の発注時と特定する。それに対して、使用者が測定装置700を使用する頻度が低く、残存量ではなく質のみに着目して消耗品の発注時を特定すればよい場合がある。その場合、発注時特定部408は質に着目した発注時を真の発注時と特定する。
また、状態特定部713は、消耗品の残存量を特定するので、今後、現に使用されている消耗品を用いて何回測定可能であるのかを特定し、測定側出力部714はその結果を使用者に報知してもよい。
また、使用者は、測定装置700の収納部201への消耗品の装着失敗等により、発注時情報にかかわらず消耗品の発注を行ないたい場合がある。その場合、使用者は、消耗品の発注を希望する旨の情報を汎用コンピュータ102に送信することにより、管理者に消耗品の発注を要求する。
本発明にかかる消耗品管理システムは、人に消耗品の在庫管理をさせることなく、測定装置で使用される消耗品の状態を随時把握し、使用者が中断することなく測定装置を使用できるように消耗品の発注時を管理することができるという効果を有し、血液や尿等の生体由来検体における所定の測定項目を試薬等の消耗品を使用して測定し、管理装置との間で測定結果や解析結果等の情報を相互に通信する測定装置で使用される、試薬等の消耗品の在庫を適切に管理する消耗品管理システム等として有用である。
本実施の形態1の消耗品管理システムのブロック構成図である。 本実施の形態1の測定装置109のブロック構成図である。 本実施の形態1の測定部203の一部の外観図である。 本実施の形態1の管理装置110のブロック構成図である。 消耗品の質の推移の一例を示す図である。 消耗品の残存量の推移の一例を示す図である。 本実施の形態1の管理装置110の動作説明図である。 本実施の形態1における消耗品の在庫管理等に関する料金の流れを示す図である。 本実施の形態1における消耗品の在庫管理等に関する料金の流れを示す図である。 本実施の形態1の他の消耗品管理システムのブロック構成図である。 尿糖センサの検出原理を示す図である。 本実施の形態2の消耗品管理システムのブロック構成図である。 本実施の形態2の測定装置700の動作説明図である。 従来の通信機器のブロック構成図である。
符号の説明
101,102,103 汎用コンピュータ
104,105,106 モデム
107 公衆回線
108 サーバ装置
109 測定装置
110 管理装置
201 収納部
202 測定開始ボタン
203 測定部
204 開始時基準記憶部
205 使用開始時検出部
206 測定側送信部
300 消耗品
301 容器
302 分注ノズル
303 液面検出センサ
304 温度センサ
305 重量検知センサ
401 管理側受信部
402 判断部
403 解析部
404 情報記憶部
405 受信回数計測部
406 状態特定部
407 状態推移推定部
408 発注時特定部
409 管理側出力部

Claims (39)

  1. 所定の消耗品を使用して所定の測定項目について測定する測定装置と、その測定装置と回線で接続されており、前記消耗品の在庫を管理する管理装置とを備える消耗品管理システムであって、
    前記測定装置は、現に使用されている前記消耗品の状態を特定するための状態特定情報を前記管理装置に送信する測定側送信手段を有し、
    前記管理装置は、
    前記状態特定情報に基づいて、現に使用されている前記消耗品の状態を特定する状態特定手段と、
    特定された前記消耗品の状態に基づいて、現に使用されている前記消耗品の状態の推移を推定する状態推移推定手段と、
    推定された前記消耗品の状態の推移に基づくとともに、前記測定装置の使用者への前記消耗品の配達に要する期間を考慮して、現に使用されている前記消耗品が消尽する時又は使用不可状態となる時までに、新たな前記消耗品が前記使用者へ納入されるように、新たな前記消耗品の発注時を特定する発注時特定手段と、
    特定された発注時に、その時が新たな前記消耗品の発注時であることを示す発注時情報を出力する管理側出力手段とを有する
    ことを特徴とする消耗品管理システム。
  2. 前記状態は残存量であり、
    前記発注時特定手段は、現に使用されている前記消耗品の残存量が所定の発注基準量に達した時を、前記発注時であると特定する
    ことを特徴とする請求項1記載の消耗品管理システム。
  3. 前記状態は残存量及び質であり、
    前記発注時特定手段は、(1)現に使用されている前記消耗品の残存量が所定の発注基準量に達した時と、(2)現に使用されている前記消耗品の質を表す値が所定の発注基準値に達した時と、のうちで最先の時を前記発注時であると特定する
    ことを特徴とする請求項1記載の消耗品管理システム。
  4. 前記状態推移推定手段は、前記状態特定手段によって特定された現に使用されている前記消耗品の残存量の推移に基づいて、その消耗品が消尽すると予測される時を推定し、
    前記発注基準量に達した時は、推定された前記消耗品が消尽すると予測される時から前記配達に要する期間遡った時又はその時から所定の期間前の時である
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の消耗品管理システム。
  5. 前記状態推移推定手段は、前記状態特定手段によって特定された現に使用されている前記消耗品の残存量の推移に基づいて、その消耗品が消尽すると予測される時を推定するとともに、その消尽すると予測される時から前記配達に要する期間遡った時における現に使用されている前記消耗品の残存量を推定し、
    前記発注基準量に達した時は、前記状態特定手段によって特定された前記消耗品の残存量が、前記状態推移推定手段によって推定された前記消耗品の残存量又はそれより所定の量多い量に達した時である
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の消耗品管理システム。
  6. 前記状態推移推定手段は、前記状態特定手段によって特定された現に使用されている前記消耗品の残存量の推移に基づいて、過去における前記消耗品の一日の最大使用量を特定し、
    前記発注基準量に達した時は、前記状態特定手段によって特定された前記消耗品の残存量が、前記一日の最大使用量と前記配達に要する日数との積又はそれより所定の量多い量に達した時である
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の消耗品管理システム。
  7. 前記測定側送信手段は、前記測定項目について測定された毎にその都度その測定結果を前記状態特定情報として前記管理装置に送信し、
    前記状態特定手段は、前記測定側送信手段からの前記測定結果の受信回数と、前記測定項目について1回測定する際に使用される前記消耗品の使用量との積に基づいて、現に使用されている前記消耗品の残存量を特定する
    ことを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の消耗品管理システム。
  8. 前記測定側送信手段は、所定の期間内に前記測定項目について測定された測定回数と測定結果とを前記状態特定情報として前記管理装置に送信し、
    前記状態特定手段は、前記測定側送信手段からの前記測定回数と、前記測定項目について1回測定する際に使用される前記消耗品の使用量との積に基づいて、現に使用されている前記消耗品の残存量を特定する
    ことを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の消耗品管理システム。
  9. 前記測定装置は、更に、現に使用されている前記消耗品の重量を検知する重量検知センサを有し、
    前記測定側送信手段は、前記重量検知センサによって検知された重量を前記状態特定情報として前記管理装置に送信し、
    前記状態特定手段は、前記検知された重量に基づいて、現に使用されている前記消耗品の残存量を特定する
    ことを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の消耗品管理システム。
  10. 前記消耗品は所定の容器に収納される液体であって、
    前記測定装置は、更に、所定の位置に配置される前記容器内の前記消耗品の液面の高さを検出する液面検出センサを有し、
    前記測定側送信手段は、前記液面検出センサによって検出された液面の高さを前記状態特定情報として前記管理装置に送信し、
    前記状態特定手段は、前記検出された液面の高さに基づいて、現に使用されている前記消耗品の残存量を特定する
    ことを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の消耗品管理システム。
  11. 前記状態は質であり、
    前記発注時特定手段は、現に使用されている前記消耗品の質を表す値が所定の発注基準値に達した時を、前記発注時であると特定する
    ことを特徴とする請求項1記載の消耗品管理システム。
  12. 前記測定側送信手段は、現に使用されている前記消耗品の使用開始時を特定する使用開始時情報を、前記状態特定情報として前記管理装置に送信し、
    前記状態推移推定手段は、前記使用開始時情報に基づいて、現に使用されている前記消耗品の質を表す値が使用可能下限の質を表す値に達すると予測される時を推定し、
    前記発注基準値に達した時は、推定された前記消耗品の質を表す値が使用可能下限の質を表す値に達すると予測される時から前記配達に要する期間遡った時又はその時から所定の期間前の時である
    ことを特徴とする請求項3又は11記載の消耗品管理システム。
  13. 前記測定側送信手段は、現に使用されている前記消耗品の使用開始時を特定する使用開始時情報を、前記状態特定情報として前記管理装置に送信し、
    前記状態推移推定手段は、前記使用開始時情報に基づいて、現に使用されている前記消耗品の質を表す値が使用可能下限の質を表す値に達すると予測される時を推定するとともに、その使用可能下限の質を表す値に達すると予測される時から前記配達に要する期間遡った時における現に使用されている前記消耗品の質を表す値を推定し、
    前記発注基準値に達した時は、前記状態特定手段によって特定された前記消耗品の質を表す値が、前記状態推移推定手段によって推定された前記消耗品の質を表す値又はそれより所定の割合良い値に達した時である
    ことを特徴とする請求項3又は11記載の消耗品管理システム。
  14. 前記測定装置は、更に、現に使用されている前記消耗品の重量を検知する重量検知センサを有し、
    前記使用開始時は、前記重量検知センサによって検知された前記消耗品の重量が所定の使用開始時判断基準量より少ない量から前記使用開始時判断基準量以上の量に変化した時である
    ことを特徴とする請求項12又は13記載の消耗品管理システム。
  15. 前記消耗品は液体であって所定の容器に収納され、
    前記測定装置は、更に、所定の位置に配置される前記容器内の前記消耗品の液面の高さを検出する液面検出センサを有し、
    前記使用開始時は、前記液面検出センサによって検出された前記消耗品の液面の高さが所定の使用開始時判断基準値より低い値から前記使用開始時判断基準値以上の値に変化した時である
    ことを特徴とする請求項12又は13記載の消耗品管理システム。
  16. 前記消耗品管理システムは、更に、前記管理装置と回線で接続されており、前記使用者が使用する使用者通信装置を備え、
    前記管理装置における前記管理側出力手段は、前記発注時情報を前記使用者通信装置に送信し、
    前記使用者通信装置は、前記発注時情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の消耗品管理システム。
  17. 前記消耗品管理システムは、更に、前記管理装置と回線で接続されている受注装置を備え、
    前記使用者通信装置は、前記使用者の、新たな前記消耗品の納入を要求する指示に基づいて、その指示を前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、前記指示を受信した場合、その指示を前記受注装置に送信し、
    前記受注装置は、その指示を出力する
    ことを特徴とする請求項16記載の消耗品管理システム。
  18. 前記消耗品管理システムは、更に、前記使用者通信装置と回線で接続されている受注装置を備え、
    前記使用者通信装置は、前記使用者の、新たな前記消耗品の納入を要求する指示に基づいて、その指示を前記受注装置に送信し、
    前記受注装置は、その指示を出力する
    ことを特徴とする請求項16記載の消耗品管理システム。
  19. 前記使用者通信装置は、前記管理装置から前記発注時情報を受信するか否かにかかわらず、前記使用者の前記指示に基づいて、前記指示を前記管理装置又は前記受注装置に送信する
    ことを特徴とする請求項17又は18記載の消耗品管理システム。
  20. 前記測定項目は、健康管理に関する項目であって、
    前記測定側送信手段は、前記健康管理に関する項目について測定された測定結果を前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、更に、前記測定結果を解析する解析手段を有し、
    前記管理側出力手段は、解析された解析結果と、前記発注時情報とを前記使用者通信装置に送信し、
    前記使用者通信装置は、前記解析結果と、前記発注時情報とを出力する
    ことを特徴とする請求項16から19のいずれか1項に記載の消耗品管理システム。
  21. 前記消耗品管理システムは、更に、前記管理装置と回線で接続されている受注装置を備え、
    前記管理装置における前記管理側出力手段は、前記発注時情報を前記受注装置に送信し、
    前記受注装置は、前記発注時情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載の消耗品管理システム。
  22. 所定の消耗品を使用して所定の測定項目について測定する測定装置において使用される前記消耗品の在庫を管理する管理装置であって、
    前記測定装置において現に使用されている前記消耗品の状態を特定するための状態特定情報に基づいて、現に使用されている前記消耗品の状態を特定する状態特定手段と、
    特定された前記消耗品の状態に基づいて、現に使用されている前記消耗品の状態の推移を推定する状態推移推定手段と、
    推定された前記消耗品の状態の推移に基づくとともに、前記測定装置の使用者への前記消耗品の配達に要する期間を考慮して、現に使用されている前記消耗品が消尽する時又は使用不可状態となる時までに、新たな前記消耗品が前記使用者へ納入されるように、新たな前記消耗品の発注時を特定する発注時特定手段と、
    特定された発注時に、その時が新たな前記消耗品の発注時であることを示す発注時情報を出力する管理側出力手段と
    を備えることを特徴とする管理装置。
  23. 所定の消耗品を使用して所定の測定項目について測定する測定装置において使用される前記消耗品の在庫を管理する消耗品管理方法であって、
    前記測定装置において現に使用されている前記消耗品の状態を特定するための状態特定情報に基づいて、現に使用されている前記消耗品の状態を特定する状態特定ステップと、
    特定した前記消耗品の状態に基づいて、現に使用されている前記消耗品の状態の推移を推定する状態推移推定ステップと、
    推定した前記消耗品の状態の推移に基づくとともに、前記測定装置の使用者への前記消耗品の配達に要する期間を考慮して、現に使用されている前記消耗品が消尽する時又は使用不可状態となる時までに、新たな前記消耗品が前記使用者へ納入されるように、新たな前記消耗品の発注時を特定する発注時特定ステップと、
    特定した発注時に、その時が新たな前記消耗品の発注時であることを示す発注時情報を出力する管理側出力ステップと
    を含むことを特徴とする消耗品管理方法。
  24. 所定の消耗品を使用して所定の測定項目について測定する測定装置において使用される前記消耗品の在庫を管理するためのプログラムであって、
    前記測定装置において現に使用されている前記消耗品の状態を特定するための状態特定情報に基づいて、現に使用されている前記消耗品の状態を特定する状態特定ステップと、
    特定した前記消耗品の状態に基づいて、現に使用されている前記消耗品の状態の推移を推定する状態推移推定ステップと、
    推定した前記消耗品の状態の推移に基づくとともに、前記測定装置の使用者への前記消耗品の配達に要する期間を考慮して、現に使用されている前記消耗品が消尽する時又は使用不可状態となる時までに、新たな前記消耗品が前記使用者へ納入されるように、新たな前記消耗品の発注時を特定する発注時特定ステップと、
    特定した発注時に、その時が新たな前記消耗品の発注時であることを示す発注時情報を出力する管理側出力ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  25. 所定の消耗品を使用して所定の測定項目について測定する測定装置であって、
    現に使用されている前記消耗品の状態を特定するための状態特定情報に基づいて、その消耗品の状態を特定する状態特定手段と、
    特定された前記消耗品の状態に基づいて、現に使用されている前記消耗品の状態の推移を推定する状態推移推定手段と、
    特定された前記消耗品の状態の推移に基づくとともに、前記測定装置の使用者への前記消耗品の配達に要する期間を考慮して、現に使用されている前記消耗品が消尽する時又は使用不可状態となる時までに、新たな前記消耗品が前記使用者へ納入されるように、新たな前記消耗品の発注時を特定する発注時特定手段と、
    特定された発注時に、その時が新たな前記消耗品の発注時であることを示す発注時情報を出力する測定側出力手段と
    を備えることを特徴とする測定装置。
  26. 前記状態は残存量であり、
    前記発注時特定手段は、現に使用されている前記消耗品の残存量が所定の発注基準量に達した時を、前記発注時であると特定する
    ことを特徴とする請求項25記載の測定装置。
  27. 前記状態は残存量及び質であり、
    前記発注時特定手段は、(1)現に使用されている前記消耗品の残存量が所定の発注基準量に達した時と、(2)現に使用されている前記消耗品の質を表す値が所定の発注基準値に達した時と、のうちで最先の時を前記発注時であると特定する
    ことを特徴とする請求項25記載の測定装置。
  28. 前記状態推移推定手段は、前記状態特定手段によって特定された現に使用されている前記消耗品の残存量の推移に基づいて、その消耗品が消尽すると予測される時を推定し、
    前記発注基準量に達した時は、推定された前記消耗品が消尽すると予測される時から前記配達に要する期間遡った時又はその時から所定の期間前の時である
    ことを特徴とする請求項26又は27記載の測定装置。
  29. 前記状態推移推定手段は、前記状態特定手段によって特定された現に使用されている前記消耗品の残存量の推移に基づいて、その消耗品が消尽すると予測される時を推定するとともに、その消尽すると予測される時から前記配達に要する期間遡った時における現に使用されている前記消耗品の残存量を推定し、
    前記発注基準量に達した時は、前記状態特定手段によって特定された前記消耗品の残存量が、前記状態推移推定手段によって推定された前記消耗品の残存量又はそれより所定の量多い量に達した時である
    ことを特徴とする請求項26又は27記載の測定装置。
  30. 前記状態推移推定手段は、前記状態特定手段によって特定された現に使用されている前記消耗品の残存量の推移に基づいて、過去における前記消耗品の一日の最大使用量を特定し、
    前記発注基準量に達した時は、前記状態特定手段によって特定された前記消耗品の残存量が、前記一日の最大使用量と前記配達に要する日数との積又はそれより所定の量多い量に達した時である
    ことを特徴とする請求項26又は27記載の測定装置。
  31. 前記状態特定手段は、前記状態特定情報としての前記測定項目について測定された測定回数と、前記測定項目について1回測定する際に使用される前記消耗品の使用量との積に基づいて、現に使用されている前記消耗品の残存量を特定する
    ことを特徴とする請求項26から30のいずれか1項に記載の測定装置。
  32. 前記測定装置は、更に、現に使用されている前記消耗品の重量を検知する重量検知センサを有し、
    前記状態特定手段は、前記状態特定情報としての前記検知された重量に基づいて、現に使用されている前記消耗品の残存量を特定する
    ことを特徴とする請求項26から30のいずれか1項に記載の測定装置。
  33. 前記消耗品は所定の容器に収納される液体であって、
    前記測定装置は、更に、所定の位置に配置される前記容器内の前記消耗品の液面の高さを検出する液面検出センサを有し、
    前記状態特定手段は、前記状態特定情報としての前記検出された液面の高さに基づいて、現に使用されている前記消耗品の残存量を特定する
    ことを特徴とする請求項26から30のいずれか1項に記載の測定装置。
  34. 前記状態は質であり、
    前記発注時特定手段は、現に使用されている前記消耗品の質を表す値が所定の発注基準値に達した時を、前記発注時であると特定する
    ことを特徴とする請求項25記載の測定装置。
  35. 前記状態推移推定手段は、前記状態特定情報としての現に使用されている前記消耗品の使用開始時に基づいて、その消耗品の質を表す値が使用可能下限の質を表す値に達すると予測される時を推定し、
    前記発注基準値に達した時は、推定された前記消耗品の質を表す値が使用可能下限の質を表す値に達すると予測される時から前記配達に要する期間遡った時又はその時から所定の期間前の時である
    ことを特徴とする請求項27又は34記載の測定装置。
  36. 前記状態推移推定手段は、前記状態特定情報としての現に使用されている前記消耗品の使用開始時に基づいて、現に使用されている前記消耗品の質を表す値が使用可能下限の質を表す値に達すると予測される時を推定するとともに、その使用可能下限の質を表す値に達すると予測される時から前記配達に要する期間遡った時における現に使用されている前記消耗品の質を表す値を推定し、
    前記発注基準量に達した時は、前記状態特定手段によって特定された前記消耗品の質を表す値が、前記状態推移推定手段によって推定された前記消耗品の質を表す値又はそれより所定の割合良い値に達した時である
    ことを特徴とする請求項27又は34記載の測定装置。
  37. 前記測定装置は、更に、現に使用されている前記消耗品の重量を検知する重量検知センサを有し、
    前記使用開始時は、前記重量検知センサによって検知された前記消耗品の重量が所定の使用開始時判断基準量より少ない量から前記使用開始時判断基準量以上の量に変化した時である
    ことを特徴とする請求項35又は36記載の測定装置。
  38. 前記消耗品は所定の容器に収納される液体であって、
    前記測定装置は、更に、所定の位置に配置される前記容器内の前記消耗品の液面の高さを検出する液面検出センサを有し、
    前記使用開始時は、前記液面検出センサによって検出された前記消耗品の液面の高さが所定の使用開始時判断基準値より低い値から前記使用開始時判断基準値以上の値に変化した時である
    ことを特徴とする請求項35又は36記載の測定装置。
  39. 前記測定項目は、健康管理に関する項目である
    ことを特徴とする請求項25から38のいずれか1項に記載の測定装置。
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