JP2005169952A - 画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ホスト機器に応じて、画像形成出力を行う記録媒体に対して最適な画像展開を画像出力する画像データに行う画像形成方法および画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 画像形成装置にホスト機器を接続すると、ホスト機器が画像展開能力を有しているか否かの判定を行う(ステップ3−3)。ホスト機器が画像展開能力を有する場合は、画像形成装置にて、画像出力を行う記録媒体1−1の種類を検知し、その検知結果に従って、ホスト機器にて画像出力する画像データに画像展開を行い、その画像データに従って画像出力を行う(ステップ3−10〜3−13)。一方、ホスト機器が画像展開能力を有さない場合は、画像供給装置は、ホスト機器から画像出力する画像データを受信し、記録媒体1−1の種類を検知し、その種類に応じて、受信した画像データに画像展開を行い、その画像データに従って画像出力を行う(ステップ3−20〜3−23)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成方法および画像形成装置に関し、より詳細には、デジタルカメラ等のホスト機器からの画像形成における、画像形成を行う記録媒体、および接続されているホスト機器を検知する画像形成方法および画像形成装置に関するものである。
近年のデジタルカメラの普及に伴い、PC(パーソナルコンピュータ)等のホストコンピュータを使わなくてもデジタルカメラからの印刷を可能とすることが望まれてきている。このような要望から、PC等の仲介無しに、直接、デジタルカメラと画像形成装置とを接続して、デジタルカメラからの画像データを画像形成装置にて出力することが成されてきており、その一形態として、画像形成装置側に色補正能力等の画像展開能力を有する画像形成装置が登場してきた。このような画像形成装置に対して、特に、高品位な写真画質が求められており、記録媒体の種類に応じて画像展開処理を最適化することができ、よって、非常にきれいな出力結果を得ることができるようになってきている。
また、デジタルカメラのような撮像機器と接続するインタフェース以外に、メモリカードを装着するスロットを備え、デジタルカメラから読み込んだ画像と、メモリカードから読み込んだ画像との両方を印刷可能なプリンタの構成も知られている。(例えば、特許文献1)
特開2003−103883号公報
しかしながら、上述の画像形成装置における、記録媒体に応じた画像処理を施すような処理系では、記録媒体と画像処理とが完全に対になっている、つまり、記録媒体の種類に応じた画像展開で画像形成を行わなければならないため、ある記録媒体に対して異なった画像展開で出力すると、記録媒体に形成された出力画像において、色味が異なったり、インクジェット用画像形成装置の場合には、にじみ等が発生するようになってしまう。
ところで、近年の画像形成装置では、記録媒体検知機能を搭載して、記録媒体の有無などを読み取り、ホスト機器に対して、用紙(記録媒体)無しエラーや用紙詰まりといったステータスデータを示す信号を返すのが一般的である。この記録媒体検知機能で記録媒体の有無だけでなく、記録媒体の種類やサイズも読み取り、ホストへそれら情報を示す信号をホスト機器に返してユーザに記録媒体の種類やサイズ等を再設定させることも考えられる。
しかしながら、上述のホスト機器がPCであればその高い処理能力から問題なく上述の再設定を行えるが、デジタルカメラや携帯電話等といった場合、それら機器の処理能力が低いため、画像形成装置からのステータスデータを受信できなかったり、受信できたとしてもそれに応じた処理ができるとは限らない。
本発明は、このような問題を鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ホスト機器に応じて、画像形成出力を行う記録媒体に対して最適な画像展開を画像出力する画像データに行う画像形成方法および画像形成装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、画像形成を行うための画像を供給する画像供給装置から通信インタフェースを介して供給された画像データに基づいて画像形成を行う画像形成方法において、前記通信インタフェースを介して接続される前記画像供給装置の状態を検出する検出工程と、前記記録媒体の種類を検知する検知工程と、前記検出工程により検出された前記画像供給装置の状態と、前記検知工程により検知された記録媒体の種類とに応じて、記録媒体に対する画像形成を制御して行なう画像形成工程とからなることを特徴とする。
また、本発明は、画像形成を行うための画像を供給する画像供給装置と通信インタフェースを介して接続可能に構成され、通信インタフェースを介して供給された画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置において、通信インタフェースを介して接続された前記画像供給装置の状態を検出する検出手段と、前記記録媒体の種類を検知する検知手段と、前記検出手段による検出結果と、前記検知手段による検知結果とに基づいて、記録媒体に対する画像の形成を制御して行なう画像形成手段とを備えることを特徴とする。
なお、本発明の「画像供給装置」とは、デジタルカメラ等のホスト機器とすることができる。
また、本発明の「記録媒体」は、一般的な記録装置で用いる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルムその他のインクを受容可能なものである。
以上説明したように、本発明によれば、ホスト機器を通信インタフェースを介して接続された画像形成装置において、ホスト機器の状態を検出し記録媒体の種類を検知して、接続された前記画像供給装置の状態と記録媒体の種類とに応じて、記録媒体に対する画像形成を制御して行うので、ホスト機器の機能を活かした、記録媒体に対して最適な画像展開を画像出力する画像データに行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態は、デジタルカメラ等のホスト機器に接続された画像形成装置において、その画像形成装置によってホスト機器の種類を判定し、その判定結果に従い、画像形成装置で検知された記録媒体に対応した、画像出力する画像データに対する画像展開を、(A)ホスト機器側で、または(B)画像形成装置で行い、その画像展開されたデータに従って画像形成を行うものである。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す図であり、用紙送り方向を真横から見たときの概略図である。
図1において、記録ヘッド1−2は、不図示のキャリッジに支持されていると共に、各色相のインクに対応するヘッドを備えている。一方、キャリッジは、図示していないモータによって図示していないガイド上を図1の手前・奥方向に往復運動するように構成されており、キャリッジの往復運動と共に記録ヘッド1−2により画像形成動作を行う。画像形成を行う画像形成部は、記録ヘッド1−2やキャリッジを含んで構成されている。ロータ103は、画像形成部の上流側および下流側に配設されており、不図示のモータによって記録媒体1−1を図1の左〜右方向へ搬送する。記録媒体検知センサ1−4は、画像形成部の上流側に配設されており、記録媒体の有無および種別を読み取るものである。
また、図1において、画像形成装置は、不図示のCPUと、このCPUの制御手段としての、後述する図3に示すプログラムを含む種々のプログラムを格納する記憶装置(不図示)とを有し(後述するほかの実施形態における画像形成装置も同様に図5に示すプログラムを含む)、CPUが記憶装置に格納されたプログラムを実行することによって、後述する画像形成動作が行われる。
さらに、図1では、不図示の画像展開処理部が配設されている。画像展開処理部は、接続されたホスト機器から画像データを受信すると、記録媒体検知センサ1−4によって検知された記録媒体に応じた、色補正等の画像処理を行う。
なお、本実施形態では、記録ヘッド1−2が備えるヘッドは、用いる色相の数および種類に応じて適宜変えることができる。
次に、以上の構成の画像形成装置の画像形成動作について説明する。
待機時に不図示のホームポジション(図1において、手前側)にある記録ヘッド1−2は、画像形成開始命令により図1の手前側から奥側の方向に走査(スキャン)しながら、画像出力する画像データに従い記録媒体1−1上にインクを吐出し画像形成を行う。画像形成の際、記録ヘッド1−2を構成する各色に対応するヘッドは、不図示の各色相のインクが充填されたインクタンクからインクの供給を受けると、吐出口付近に配設された電気熱変換素子である発熱素子(ヒータ)を発熱させ、供給されたインクの温度を上昇させてバブルを発生させることで、吐出口から記録媒体1−1へインクを吐出し、画像形成を行う。
なお、本実施形態において、記録ヘッド1−2は、上述の発熱素子を用いる形態に限らず、圧電素子駆動型等、インクをノズルから吐出可能な手段であれば、いずれの方式のものも使用できる。
図2は、本発明の一実施形態に係る記録媒体を示す図である。
図2において、符号2−1は、記録媒体上部であり、こちらから記録媒体を画像形成装置へと挿入する。符号2−1の領域には記録媒体の種類に応じて穴(サインホール)2−4が空けられており、画像形成装置の記録媒体検知センサ1−4でその穴のパターンを読み取って記録媒体の種類を判断する。符号2−2は印字領域であり、この領域に実際に画像形成を行う。符号2−3は記録媒体下部であり、記録媒体の下部側であることを示すサインホールが空けられている。
また、記録媒体が裏表逆に挿入されたり上下逆に挿入されたりしても、記録媒体検知センサ1−4でこのサインホールを読み込めるように、記録媒体の左右端から同じ距離のところに(記録媒体検知センサ1−4を通過するところに)サインホールを配置する。上述のサインホールについて、このサインホール部分が最初に記録媒体検知センサ1−4を通過するように記録媒体をセットした場合において個別に記録媒体の種類を識別できるように穴のパターンを決めておく。
なお、本実施形態において、記録媒体として、上述したサインホールを空けたものに限らず、サインホールを空けていないものも用いることができる。サインホールを空けていない記録媒体を用いる場合の記録媒体の種類の検知は、例えば、LEDを備える記録媒体検知センサから記録媒体へ光を入射し、記録媒体による正反射光強度と拡散反射光強度とを検知し、それらの比または差から記録媒体の種類を検知する等のような、記録媒体の種類を検知する手段を用いればよい。
本実施形態に係る画像形成装置には、簡単なUI(ユーザインタフェース)機能(ディスプレイ部等)を搭載しており、印刷開始ボタンを備えるものとする。
本実施形態において、ホスト機器をデジタルカメラとし、そのデジタルカメラを図4に示す2つのグループに分類する。図4は、本実施形態に係るデジタルカメラの分類を示す図である。グループAに分類されたデジタルカメラ(ホストA)は、そのデジタルカメラが接続される画像形成装置の能力に応じた画像データを展開できる能力があり、かつ、そのためのAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)を有している。一方、グループBに分類されたデジタルカメラ(ホストB)は、自身で画像データを展開する能力がない、MASSストレージクラスに分類されており、かつ、汎用の画像アクセス手段(例えば、USB等)によって画像形成装置側からカメラの画像データを取得できるAPIを有している。
ここで、MASSストレージクラスのデジタルカメラとは、例えば、USBケーブルによって画像形成装置に直接に接続することができるものであり、画像データを画像形成装置へ移動する際に、記録メディア(スマートメディアやコンパクトフラッシュ(登録商標)等)に対して画像データをカードリーダによって読み書きすることや、専用のケーブルとソフトウエアを使うことを必要としないものである。
なお、本実施形態では、グループAおよびBに分類されないデジタルカメラであっても良い。この場合は、専用のケーブルとソフトウエアとを用いることで、画像形成装置との通信を確立すれば良い。このようなデジタルカメラについては、グループBとして後述の処理を行う。
なお、本実施形態では、ホスト機器をデジタルカメラとしたが、ホスト機器として、例えば、デジタルカメラ機能付きの携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の、携帯用端末であればいずれも使用することがでる。
図3は、本実施形態に係る画像形成装置における画像形成の手順を示すフローチャートである。図3中の符号3−1〜3−23は、各ステップを示す。
図3において、ステップ3−1では、画像形成装置に対してホスト機器であるデジタルカメラが接続されるのを待つ。なお、画像形成装置とホスト機器とを接続する手段について、本実施形態では特に限定していないが、例えば、USBやBluetoothなど種々の接続方法を用いることができる。ホスト機器が接続されると、ステップ3−2へ進む。
ステップ3−2では、接続されたホスト機器との間でネゴシエーションを行い、接続されたホスト機器の種類(接続されたホストがグループAかぐループBか)を示す情報を検出する。
ステップ3−3では、画像形成装置の印刷開始ボタン(不図示)をユーザによって押下されると、ステップ3−2で検出された情報を元に、接続されたホスト機器の種類を判定する。ホスト機器がグループAに分類されるデジタルカメラである場合は、ステップ2−10へ進み、ホスト機器がグループBに分類されるデジタルカメラである場合は、ステップ3−20へ進む。なお、本ステップにおいて、ステップ3−2でのネゴシエーションの結果、何の信号もホスト機器より返信されない場合は、グループBと見なして、ステップ3−20へ進む。
ステップ3−10では、セットされた記録媒体1−1をフィードさせ、記録媒体検知センサ1−4の上を通過させることにより記録媒体1−1の検知を行う。符号2−1の領域の記録媒体1−1の種類に応じたサインホールが記録媒体検知センサ1−4上を通過し記録媒体1−1の種類を検知した時点で、一旦、ロータ1−3の回転を止め記録媒体1−1の搬送を停止させ、後述する画像出力に備え待機する。
ステップ3−11では、ステップ3−10で検知された記録媒体1−1の種類を示す情報を接続されたホスト機器へ送信し、ホスト機器に対して記録媒体1−1の種類に応じた、画像出力する画像データの画像展開の要求を行う。
ステップ3−12では、ステップ3−11による要求に応じてホスト機器側で行われた記録媒体1−1に応じた画像展開された画像データ(印刷データ)を、ホスト機器より受信する。
ステップ3−13では、ステップ3−10で一旦待機させた記録媒体1−1を再びフィードし、ステップ3−12で受信した画像データに従って、記録媒体に画像出力する。
このように、記録媒体に応じた画像展開機能をホスト機器に任せることにより、例えば、テンプレートと合成したような画像に対する色調の補正や、またホスト機器に依存したような色調の補正などを、接続したホスト機器上で行うことができる。従って、それら画像に対しても、記録媒体に応じた最適な画像展開を画像出力する画像データに行うことができ、出力される画像も高品位なものとなる。
ステップ3−20では、接続されたホスト機器(デジタルカメラ)から画像データを取得する。例えば、USBによる接続の場合、MASSストレージクラスを大体のカメラはサポートしているのでそのAPIを使用してデジタルカメラから画像データ(ファイル)を取得することができる。
ステップ3−21では、ステップ3−10と同様にセットされた記録媒体1−1をフィードさせ、記録媒体検知センサ1−4にて記録媒体1−1の検知を行う。本ステップにおいても、記録媒体1−1の種類を検知した時点で、一旦、ロータ1−3の回転を止め記録媒体1−1の搬送を停止させ、後述する画像出力に備え待機する。
ステップ3−22では、ステップ3−21で検知された記録媒体1−1の種類に応じて、ステップ3−20で受信された画像データに対して画像展開を行う。
ステップ3−23では、ステップ3−21で一旦待機させた記録媒体1−1を再びフィードし、ステップ3−22で画像展開された画像データに従って、記録媒体に画像出力する。
このように、汎用の通信APIを使用することにより広範なホスト機器との接続性を得ることも可能とする。
なお、本実施形態では、画像形成装置としてインクジェット記録方式を用いたものとしたが、それに限定されず、例えば、電子写真方式、サーマルヘッド方式、ドットインパクト方式等、画像形成を行える方式を用いていればいずれの画像形成装置も用いることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、記録媒体の種類を検知する機能と、接続されたホスト機器であるデジタルカメラを検知する(グループAかグループBか)機能を有した画像形成装置であって、ホスト機器で画像展開可能(グループA)なら、画像形成装置にて検知された記録媒体情報をホスト機器に送りホスト機器で記録媒体の種類に応じた、画像出力する画像データの画像展開を行い、ホスト機器で画像展開不可(グループB)なら、検知した記録媒体情報を元に画像形成装置側で画像出力する画像データの画像展開を行うことにより、画像形成装置ではなしえない画像処理による出力を得ることと、それが不可の場合でも汎用の通信手段によりファイル印刷を可能とし、ホスト機器の種類を活かした、色味が異なったり、色のにじみが生じない、記録媒体に最適な画像展開を画像出力する画像データに行うことができる。
(第2の実施形態)
本実施形態は、デジタルカメラ等のホスト機器に接続された画像形成装置において、ホスト機器上でユーザによって記録媒体の種類やサイズを決定し、その決定に従って画像形成する際に生じる、ホスト機器上で決定された記録媒体の種類やサイズと、画像形成装置上で検知された記録媒体の種類やサイズとのミスマッチに対処するためのものである。
本実施形態に係る画像形成装置の構成およびその動作については、第1の実施形態と同様であるので、同じ符号を付すと共に説明は省略し、本実施形態に特徴的な部分のみを説明する。また、使用する記録媒体についても、第1の実施形態と同様とする。
本実施形態では、図1において、さらに不図示の記録媒体先端検知センサを、画像形成部の上流側に配設することができる。記録媒体先端検知センサを配設する場合は、そのセンサによって検知された記録媒体の先端と後端との時間差と、記録媒体の搬送速度とを考慮することによって、記録媒体のサイズを計算することができる。
図5は、本実施形態に係る画像形成装置における画像形成の手順を示すフローチャートである。図5中の符号5−1〜5−8は、各ステップを示す。
図5において、ステップ5−1では、デジタルカメラ等のホスト機器が接続されたことを検出すると、接続されたホスト機器との間でネゴシエーションを行い、接続されたホスト機器のUI(ユーザインタフェース)機能を検出する。なお、本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、画像形成装置とホスト機器とを接続する手段として、USBやBluetoothなど種々の接続方法を用いることができる。
ステップ5−2では、接続されたホスト機器から印刷要求情報を含んだ印刷ジョブを受信する。この印刷要求情報の中には、ホスト機器上でユーザによって設定された、画像出力すべき記録媒体の種類とそのサイズとを示す情報が含まれている。また、印刷ジョブには、接続されたホスト機器が画像展開能力を有するときは、設定された記録媒体の種類に応じた画像処理された画像データを含み、ホスト機器に画像展開能力を有さないときは、未処理の画像データを含む。なお、本実施形態では、ホスト機器上での記録媒体の種類とそのサイズの設定は、ユーザによって設定されるが、それに限らず、ホスト機器が自動的に記録媒体の種類とそのサイズとを設定することができる。
ステップ5−3では、セットされた記録媒体1−1をフィードさせ、記録媒体検知センサ1−4の上を通過させることにより記録媒体1−1の検知を行う。また、記録媒体先端検知センサによって、記録媒体1−1の先端と後端との時間差を検知し、その検知結果と記録媒体の搬送速度とから記録媒体のサイズを計算する。符号2−1の領域の記録媒体1−1の種類に応じたサインホールが記録媒体検知センサ1−4上を通過し記録媒体1−1の種類を検知した時点で、一旦、ロータ1−3の回転を止め記録媒体1−1の搬送を停止させ、後述する画像形成に備え待機する。
ステップ5−4では、ステップ5−2で受信した画像形成すべき記録媒体の種類およびそのサイズ、ならびにステップ5−3で検知された記録媒体1−1の種類およびそのサイズがマッチングしているか否か比較する。それらがマッチする場合は、ステップ5−5へ進み、ミスマッチする場合は、ステップ5−6へ進む。
ステップ5−5では、ステップ5−3で一旦待機させた記録媒体1−1を再びフィードし、ステップ5−2で受信した印刷要求情報に従って、記録媒体に画像出力する。この際、ホスト機器が画像展開能力を有する場合は、印刷ジョブに含まれる画像データに従って画像出力を行い、ホスト機器が画像展開能力を有さない場合は、印刷ジョブに含まれる未処理の画像データに対して設定された記録媒体に応じて画像処理を行い、それに従って画像出力する。
ステップ5−6では、ステップ5−1で検出された接続されたホスト機器のUI機能を元に、ホスト機器がエラー表示を行えるかどうか判定する。ホスト機器についてエラー表示能力があると判定する場合は、ステップ5−7へ進み、ホスト機器についてエラー表示能力が無いと判定する場合は、ステップ5−8へ進む。なお、本ステップにおいて、ステップ5−1でのUI機能の検出の結果、ホスト機器より何の信号も返信されない場合も、ステップ5−8へ進む。
ステップ5−7では、ホスト機器に対して、設定された記録媒体の種類および/またはそのサイズに矛盾があるというエラーを表示させることを要求し、今回の印刷要求をキャンセルする。なお、本ステップにおいて、ユーザは、ホスト機器上に表示されたエラー表示を受けて、記録媒体および/またはそのサイズを再設定することができる。
ステップ5−8では、ステップ5−4で生じたミスマッチに応じて、設定された記録媒体の種類が異なっている場合は、(A)ステップ5−3で検知された記録媒体1−1に応じた画像補正を行うこと、および/または設定された記録媒体のサイズが異なっている場合は、(B)ステップ5−3で計算された記録媒体1−1のサイズに応じてリサイズすることを行いそれらに従って画像出力を行う。
なお、本実施形態において、ホスト機器は、第1の実施形態と同様に、デジタルカメラ、デジタルカメラ付きの携帯電話、PDA等、携帯用端末を用いることができる。
以上説明にしたように、本実施形態によれば、記録媒体の種類とそのサイズとを検知する機能と、接続されたホスト機器のUI機能について、エラー表示を行う能力があるか否かを判定する機能とを有する画像形成装置であって、接続されたホスト機器のUI能力に応じて画像形成処理を切り替えることで、ホスト機器で設定された画像形成すべき記録媒体の種類およびそのサイズ、ならびに画像形成装置で検知された記録媒体の種類およびその種類におけるミスマッチ時に、ホスト機器について、エラー表示可能であればユーザに再設定の余地を与えることができ、またエラー表示不可であれば、画像形成装置で検知された記録媒体の種類およびそのサイズに応じて画像処理を行うことができ、色味が異なったり、色のにじみを生じない高品位な画像出力を行うことができる。従って、ホスト機器の機能を活かした、最適な画像展開を画像出力する画像データに行うことができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す図である。 本発明の一実施形態に係る記録媒体を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置における画像形成の手順を示すフローチャートである。 本発明の一本実施形態に係るデジタルカメラの分類を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置における画像形成の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1−1 記録媒体
1−2 記録ヘッド
1−3 ロータ
1−4 記録媒体検知センサ
2−1 記録媒体上部
2−2 印字領域
2−3 記録媒体下部
2−4 サインホール

Claims (9)

  1. 画像形成を行うための画像を供給する画像供給装置から通信インタフェースを介して供給された画像データに基づいて画像形成を行う画像形成方法において、
    前記通信インタフェースを介して接続される前記画像供給装置の状態を検出する検出工程と、
    前記記録媒体の種類を検知する検知工程と、
    前記検出工程により検出された前記画像供給装置の状態と、前記検知工程により検知された記録媒体の種類とに応じて、記録媒体に対する画像形成を制御して行なう画像形成工程と
    からなることを特徴とする画像形成方法。
  2. 前記画像供給装置の状態は、前記画像供給装置が前記画像データに対して画像展開を行うことができるかであることを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  3. 前記画像形成工程において、前記画像供給装置が前記画像データに対して画像展開を行うことができる場合は、前記検知工程によって検知された記録媒体の種類に応じて前記画像供給装置にて画像展開を行わせて画像を形成し、前記画像供給装置が前記画像データに対して画像展開を行うことができない場合は、前記検知工程によって検知された記録媒体の種類に応じて前記画像形成装置にて画像展開を行って画像を形成することを特徴とする請求項2記載の画像形成方法。
  4. 前記画像供給装置の状態は、前記画像供給装置がユーザインタフェース機能を有しているか否かであることを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  5. 前記検知工程は、さらに前記記録媒体のサイズを検知することを特徴とする請求項1または4記載の画像形成方法。
  6. 前記画像データは、さらに、前記画像供給装置にて設定された画像形成すべき記録媒体の種類およびそのサイズを示すデータを含むことを特徴とする請求項4または5記載の画像形成方法。
  7. 前記データと、前記検知された記録媒体とを比較する比較工程をさらに有し、
    前記画像形成工程は、前記比較工程において、前記データと、前記検知された記録媒体の種類および/またはサイズとが一致する場合は、前記データに従って画像展開を行い、前記データと、前記検知された記録媒体の種類および/またはサイズとが一致しない場合で、前記画像供給装置が前記ユーザインタフェース機能を有する場合は、前記画像供給装置に対して、前記データと、前記検知された記録媒体の種類および/またはサイズとが一致しないことを示すデータを送信し、前記画像供給装置が前記ユーザインタフェース機能を有さない場合は、前記検知された記録媒体の種類および/またはサイズに応じて画像展開を行って、画像形成を行うことを特徴とする請求項6記載の画像形成方法。
  8. 画像形成を行うための画像を供給する画像供給装置と通信インタフェースを介して接続可能に構成され、通信インタフェースを介して供給された画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置において、
    通信インタフェースを介して接続された前記画像供給装置の状態を検出する検出手段と、
    前記記録媒体の種類を検知する検知手段と、
    前記検出手段による検出結果と、前記検知手段による検知結果とに基づいて、記録媒体に対する画像の形成を制御して行なう画像形成手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記検出手段は、前記画像供給装置の状態として、前記画像供給装置が前記画像データに対して画像展開を行うことができるかを検出することを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
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