JP2005169918A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 連続紙の用紙残量を管理し、効率よく連続紙に画像を形成する。
【解決手段】 画像印刷処理が実行される度に、ロール給紙部24の装着されたロール紙28の用紙残量を更新し、管理するので、プリンタ本体22では、常に最新のロール紙28の用紙残量の情報を管理することができる。また、受信した印刷ジョブを、該印刷ジョブの用紙使用量に応じて分類して管理するとともに、ロール紙28の用紙残量及び印刷ジョブの用紙使用量に応じて、次に印刷する印刷ジョブを決定する。このため、印刷ジョブが複数のロール紙28に分離されて印刷されることなく、該印刷ジョブによる画像データを同一のロール紙28に印刷することができ、ユーザによる印刷ジョブの連続性の管理作業を軽減することができる。また、ロール紙28の用紙残量に応じて印刷ジョブを抽出し、印刷することができるので、ロール紙28に効率良く画像を形成することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置に係り、特に、連続紙に画像を形成する画像形成装置に関する。
従来より、連続紙を装置本体へセットし、連続紙に画像を形成する画像形成装置が知られている。連続紙は、画像形成装置で連続して画像形成処理可能な用紙であって、一般的に、画像形成装置に装着可能な量を1まとまりとして装置本体へセットされる。このような画像形成装置において、連続紙への画像形成中に、画像形成装置に装着したロール状に巻回された連続紙であるロール紙の用紙残量不足や用紙無しを検出するための検知センサを設けた画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。この技術によれば、連続紙に設けられた用紙終了を示す孔や検出マークの検出や、ロール紙の回転に伴って回転する周期的に模様が変化する回転部材の模様を検出することによって、連続紙の用紙残量不足や用紙無しを検出する。更に、検出結果に基づいて、用紙残量不足や用紙無しを警告することができる。
特開平6−278939号公報 (第3−4頁、図5) 特開2002−337409号公報 (第3−4頁、図1)
上記技術では、画像形成装置に装着可能な量を1まとまりとして装置本体へセットされた連続紙の用紙残量不足や用紙無しを警告することにより、用紙交換を促す情報を提供することができる。しかし、新たなまとまりの連続紙が装置本体にセットされた後に画像形成処理が再開されると、同一の印刷データによる画像が異なるまとまりの連続紙に跨って形成される恐れがあり、ユーザによる印刷データの連続性管理が必要であった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、連続紙の用紙残量を管理し、効率よく連続紙に画像を形成することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の画像形成装置は、印刷データを外部から受信する受信手段と、受信した印刷データに基づいて、予め定められた用紙の大きさに分離可能な連続紙へ画像を形成するときに使用する前記連続紙の用紙使用量を求める演算手段と、前記用紙使用量と前記印刷データとを関連付けて記憶する記憶手段と、前記連続紙の用紙残量を検出する検出手段と、前記記憶手段に記憶した印刷データのうち、前記用紙残量より少ない用紙使用量の印刷データを、次に画像を形成するための印刷データとして出力する制御手段と、を備えている。
本発明の画像形成装置は、受信手段を備えており、印刷データを外部から受信する。印刷データを受信すると、演算手段は、受信した印刷データの連続紙の使用量を示す用紙使用量を演算する。連続紙とは、印刷データに基づく画像を形成するためのものであって、予め定められた用紙の大きさに分離可能で、且つ画像形成装置で連続して画像形成処理可能な連続する用紙である。連続紙の一例には、カット紙やロール紙等がある。連続紙は、画像形成装置に装着可能な量を1つのまとまりとしている。用紙使用量は、印刷データに基づく画像を連続紙上に形成するときに使用する連続紙の長さや分離枚数等の使用量を示すものである。用紙使用量の演算は、例えば、印刷データをイメージデータに展開するときに求められる。記憶手段は、演算された用紙使用量と対応する印刷データとを関連付けて記憶する。印刷データに基づく画像が連続紙に形成されると、画像形成装置に装着された連続紙の用紙残量は減少し、連続紙が無くなると、連続紙への画像形成は困難となる。そこで、検出手段が、連続紙の用紙残量を検出すると、制御手段は、記憶手段に記憶された印刷データから、検出手段により出力された用紙残量より少ない用紙使用量の印刷データを特定する。すなわち、制御手段は、記憶手段に記憶された印刷データから、印刷データに基づく全ての画像を、検出された用紙残量の連続紙内へ形成することが可能な印刷データを設定する。更に制御手段は、設定した印刷データを、次に画像形成装置で画像を形成する対象となる印刷データとして出力する。画像形成手段では、制御手段により出力された印刷データが入力されると、入力された印刷データに基づく画像を連続紙へ形成する。
このように、連続紙の用紙残量より少ない用紙使用量の印刷データを、次に画像形成するための印刷データとすることができるので、画像形成手段では、同一連続紙内に印刷データに基づく全ての画像を形成することができる。
従って、連続紙への画像形成中に、連続紙の用紙残量不足が発生し、新たなまとまりの連続紙が装置本体へ装着された後に画像形成処理が再開されることによる、同一の印刷データの画像が異なるまとまりの連続紙に跨って形成されることを防ぐことができ、効率よく印刷データに基づく画像を連続紙へ印刷することができる。
前記記憶手段は、前記印刷データ及び該印刷データの用紙使用量を複数記憶し、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶した複数の印刷データのうち、最も多い用紙使用量の印刷データを、次に画像を形成するための印刷データとして出力することができる。
連続紙へ印刷データに基づく画像が形成されると、連続紙の用紙残量は減少する。このように、連続紙の用紙残量が減少するに伴って、用紙使用量が多い印刷データの出力は困難になるが、用紙使用量が少ない印刷データを常に出力したのでは、用紙使用量が多い印刷データが常に残存してしまう。そこで、制御手段は、記憶手段に記憶された複数の印刷データ及び用紙残量から、検出手段により検出された用紙残量より少なく且つ最も多い用紙使用量の印刷データを、次に画像を形成するための印刷データとして出力する。
このように、検出された用紙残量より少なく且つ最も多い用紙使用量の印刷データから優先的に出力することができるので、効率良く連続紙へ画像を形成することができる。
前記記憶手段は、異なる用紙使用量範囲の格納領域が予め複数定められ、前記印刷データを、該印刷データの用紙使用量に応じて前記格納領域の何れか1つに分類して格納し、前記制御手段は、前記記憶手段の複数の格納領域のうち前記用紙残量より少ない用紙使用量の格納領域に含まれる印刷データを出力することができる。
制御手段は、用紙残量より少ない、または用紙残量データより少なく且つ最も多い使用量の印刷データを、次に画像形成する印刷データとして出力する。そこで、記憶手段は、異なる用紙使用量範囲の格納領域を予め複数定める。例えば、最も使用量の多い用紙使用量範囲から、少ない使用量の用紙使用量範囲へと、段階的に範囲が定められる。定められた異なる複数の用紙容量範囲は、記憶手段の異なる複数の格納領域各々に定められる。記憶手段は、印刷データを印刷データの用紙使用量に応じて、複数の格納領域の何れか1つに分類して格納する。すなわち、記憶手段は、印刷データを、複数の格納領域のうち、該印刷データの用紙使用量を含む用紙使用量範囲に定められた格納領域に記憶する。このため、印刷データは、用紙使用量に応じて分類されて異なる格納領域に記憶される。制御手段は、複数の格納領域から、用紙残量より少ない用紙使用量の格納領域に含まれる印刷データを、次に画像形成する印刷データとして出力する。
このように、予め印刷データを用紙使用量に応じて分類して異なる複数の格納領域の何れか1つに分類して格納することができるので、印刷データ出力時には、用紙残量より少ない用紙使用量の格納領域の印刷データを出力すればよく、効率よく次に画像を形成するための印刷データを出力することができる。
前記印刷データは、連続紙へ画像形成するときの優先順位を含み、前記制御手段は、前記用紙残量より少ない用紙使用量の印刷データについて予め定めた出力回数まで出力し、前記出力回数を越えた場合に最も高い優先順位の印刷データを出力することができる。
印刷データは、画像形成手段によって連続紙へ画像形成する優先順位を示す優先順位データを含んで構成される。優先順位データは、例えば、本発明の画像形成装置へ印刷データを送信する外部装置により任意に付与された該印刷データの優先度を示すデータ等によって示される。制御手段が、用紙残量より少ない印刷データを常に出力すると、優先順位の高い印刷データ出力されず残存する恐れがある。そこで、予め用紙残量より少ない印刷データの出力回数を定める。制御手段は、用紙残量より少ない印刷データの出力回数が、予め定めた出力回数以下である場合には、記憶手段に記憶された印刷データから用紙残量より少ない用紙使用量の印刷データ、または用紙残量より少なく且つ最も大きい用紙使用量の印刷データを出力する。用紙残量より少ない用紙使用量の印刷データの出力回数が、予め定めた出力回数を越えると、制御手段は、記憶手段に記憶された印刷データのうち、最も優先順位の高い印刷データを出力する。
このように、用紙残量より少ない用紙使用量の印刷データの出力回数を予め定めるとともに、出力回数を越えると、優先順位の高い印刷データを出力することができるので、用紙残量より少ない用紙使用量の印刷データが常に出力される事によって、優先順位の高い印刷データの出力がなされず、画像形成されない状態が継続することを抑制することができる。また、用紙残量より少ない用紙使用量の印刷データから、優先順位の高い印刷データへと、出力する印刷データを変更することができる。
前記検出手段は、前記用紙残量を入力するための入力手段とすることができる。連続紙の管理上、連続紙の実際の用紙残量より少ない値を設定することが望ましい場合がある。例えば、余白を残した連続紙への画像の形成が求められる場合がある。そこで、検出手段を、任意に用紙残量を入力するための入力手段で構成するようにすれば、任意の用紙残量を設定することができる。
前記記憶手段は、前記入力手段による用紙残量を格納する格納手段を含み、前記検出手段は、前記印刷データを出力したときに、前記用紙残量から前記出力した印刷データの用紙使用量を減算した減算結果を前記用紙残量として検出するとともに前記格納手段に格納することができる。
画像形成手段が印刷データに基づく画像を連続紙に形成すると、画像形成に伴って連続紙の用紙残量は減少する。そこで、記憶手段は、格納手段を含み、入力手段によって入力された連続紙の用紙残量を格納する。検出手段では、制御手段により印刷データが出力されたときに、格納手段に格納された用紙残量から、出力した印刷データの用紙使用量を減算する。更に、検出手段は、減算結果を用紙残量として検出するとともに、格納手段に格納する。
このように、印刷データに基づく画像が連続紙へ形成されて連続紙の用紙残量が減少すると、減少に応じて用紙残量を減算し、減算結果を格納するとともに用紙残量として検出することができる。このため、入力手段によって入力された用紙残量と、入力手段による用紙残量の入力後の実際の用紙残量と、が不一致となることを抑制することができ、用紙残量が常に最新の状態となるように更新することができる。
前記格納手段は、不揮発性メモリで構成することができる。格納手段に格納された用紙残量は、装置本体への電源供給が停止されても、消去されることなく格納手段に保持されるので、用紙残量の検出を、安定して実行することができる。
前記用紙残量データ及び前記用紙使用量データは、画像を形成するときの前記連続紙の搬送方向の長さを表わすことができる。
用紙残量及び用紙使用量を、連続紙の搬送方向の長さによって表すことができるので、該印刷データのページ数や1ページ当たりの連続紙の長さに依存せず、用紙残量及び用紙使用量を管理することができる。
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、連続紙の用紙残量を検出し、用紙残量より少ない用紙使用量の印刷データを、次に画像形成する印刷データとして出力するので、同一連続紙内に印刷データに基づく全ての画像を形成するように制御することができ、印刷データに基づく画像を連続紙へ効率良く印刷することができる、という効果が得られる。
本発明の画像形成装置に係る実施の形態の一例を図面に基づき説明する。
本実施の形態は、通信回線に接続可能なネットワークシステム(以下、プリンタシステムという)に、本発明を適用したものである。
図1には、本実施の形態に係るプリンタシステム10の構成を模式的に示した。プリンタ20は、通信回線としてのネットワーク12に接続されている。ネットワーク12には、パーソナル・コンピュータ(以下PCという)14が接続されている。これらのプリンタ20及びPC14は、互いにネットワーク12を介して相互通信によりデータやコマンドの授受が可能な構成となっている。なお、プリンタ20及びPC14は、本実施の形態では各々1台ずつとして説明するが、本発明は、これに限定されるものではなく複数台で構成してもよい。
PC14は、ネットワーク12を介してプリンタ20へ印刷ジョブを送信し、印刷実行を指示するときにユーザが操作するためのものである。プリンタ20は、通常の印刷機能を備えており、受信した印刷ジョブに応じて画像を後述する連続紙へ出力するためのものである。
印刷ジョブはPC16からプリンタ14へ向けて送信される印刷関連データの総体である。この印刷ジョブには、印刷対象そのものの印刷データ、その印刷データを表すファイル名などの名称、印刷指示の日時データ、及び印刷形態や解像度等の印刷設定情報を含んで構成される。
プリンタ20は、印刷を実行するプリンタ本体22、ロール給紙装置24、及びロール巻取装置26から構成されている。ロール給紙装置24は、ロール紙28を装着するとともに装着されたロール紙28をプリンタ本体22へ供給するためのものである。ロール給紙装置24は、ロール紙検知部25を含んで構成されている。ロール紙検知部25は、ロール給紙装置24へのロール紙28の装着を検知するためのものである。ロール巻取装置26は、画像が印刷されたロール紙30を巻き取るためのものである。ロール給紙装置24に装着されたロール紙28は、プリンタ22へ端部から順次搬送されて、画像が印刷された後に、ロール巻取装置26へ巻き取られる。
なお、ロール紙28は、連続する用紙であって、本実施の形態ではロール状に巻回された状態でロール給紙装置24へ装着されるものとして説明する。このため、プリンタ本体22では、カット紙を印刷するプリンタに比較して大容量の印刷データを連続してロール紙28へ印刷することが可能な構成となっている。
なお、本実施の形態では、ロール紙28は、ロール状に巻回された連続紙として説明するが、連続紙であればよく、上記形態に限られるものではない。例えば、所定の長さ毎に折り曲げられた連続紙であってもよい。
プリンタ本体22には、表示部32及び入力部34が設けられている。表示部32は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)等で構成されており、各種メニュー、ユーザに対する各種選択項目、ロール給紙装置24に装着されたロール紙28の残量不足状態、及び印刷等を表示するためのものである。入力部34は、ユーザが表示部32に表示された各種項目の指示や、ロール給紙装置24へのロール紙28装着時に装着したロール紙28の画像形成可能な用紙残量を入力するためのものである。なお、入力部34によって入力される用紙残量とは、ロール給紙装置24へ装着したロール紙28の用紙総量を示すものである。
なお、本実施の形態では、入力部34は、ロール紙28の画像形成可能な用紙残量として、ロール紙28の走査方向の長さを入力するためのものとして説明するが、入力するデータは、用紙残量を示すものであればよく、このような形態に限られるものではない。例えば、ロール紙の重量であってもよい。また、本実施の形態では、ロール紙28の用紙残量のみを入力する場合を説明するが、ロール紙28の走査方向に対する幅方向の長さをも入力可能なものとしてもよい。このようにすれば、任意の幅方向の長さを有するロール紙28をも対応可能となる。
プリンタ本体22の内部には、詳細を後述する画像処理部36及び画像形成部38が設けられている。画像処理部36は、主に、ネットワーク12を介してPC14から受信した後述する印刷ジョブ及び、ロール給紙装置24に装着されたロール紙28の用紙残量(詳細後述)に基づいて、各種処理を行うためのものである(詳細後述)。画像形成部38は、画像処理部36で処理されるとともに指定された画像データの画像をロール紙28上に形成するためのものである。
画像形成部38には、図示を省略した、用紙に画像を形成するための公知の機器が含まれており、当該機器としては、例えは、帯電装置によって帯電させられる感光体ドラム、この感光体ドラムに露光した静電潜像を現像する現像器、感光体ドラム表面に形成された静電潜像をロール給紙部28から供給されたロール紙28に転写する転写部、及びロール紙28に転写された画像を当該ロール紙28にフラッシュ定着させる定着装置等がある。
PC14は、図示を省略した装置を制御するための制御部、各種データを記憶するための記憶部、ネットワーク12を介してプリンタ本体22と各種データを入出力する通信部、各種データを入力するためのキーボード等の入力部、及び各種項目や情報を表示するための表示部から構成されている。上記各構成は制御部に接続されており、互いにデータやコマンドの授受が可能な構成となっている。なお、PC14は、一般的な構成であるため、詳細な説明を省略する。
次に、プリンタ本体22の主要構成について概要を説明する。
プリンタ本体22は、通信部40、画像処理部36、画像形成部38、入力部34、表示部32、及びロール紙検知部25から構成されている。上記通信部40、画像処理部36、画像形成部38、入力部34、表示部32、及びロール紙検知部25は、互いにデータやコマンドの授受が可能となるように、バス42に接続されている。
通信部40は、プリンタ本体22をネットワーク12に接続し、PC14との間で印刷ジョブを含む各種データやコマンドの授受を可能とするためのインターフェース機能部である。プリンタ本体22では、ネットワーク12を介して印刷ジョブを受信する。受信した印刷ジョブは、通信部40を介して画像処理部36へ入力される。
画像処理部36は、CPU52及び図示を省略したROM及びRAMからなるマイクロコンピュータを含んで構成されており、イメージデータ生成部44、印刷ジョブ管理部46、スプール部48、メモリ部50、用紙量管理部54、及び印刷制御部56を含んで構成されている。上記CPU52、イメージデータ生成部44、印刷ジョブ管理部46、スプール部48、メモリ部50、用紙量管理部54、及び印刷制御部56は、各々バス42に接続されており、互いにデータやコマンドの授受が可能な構成となっている。
イメージデータ生成部44は、受信した印刷ジョブを解析してラスタイメージデータ(以下、画像データという)に展開するためのものである。この画像データへの展開は、ページ単位に実行されるため、画像データ展開時に該印刷ジョブのページ数が求められる。この求められたページ数に応じて、イメージデータ生成部44では、該印刷ジョブのロール紙28の使用用紙量を演算する。すなわち、イメージデータ生成部は、印刷ジョブを画像データに展開するとともに、該印刷ジョブに基づく画像がロール紙28に形成されるときに使用されるロール紙28の使用量(以下、用紙使用量という)を演算する。
スプール部48は、イメージデータ生成部44でイメージ展開された画像データを含む印刷ジョブを、該印刷ジョブの用紙使用量に基づいて予め分類されたグループに関連付けて記憶するためのものである。
例えば、スプール部48は、図3に示すように印刷ジョブを、該印刷ジョブに含まれる画像データの用紙使用量毎に分類して記憶する。この用紙使用量毎の分類は、予め、ロール給紙部24に装着されたロール紙に効率よく画像を印刷するために定められたものであり、用紙使用量に応じて印刷ジョブを分類するためのものである。例えば、図3に示すスプール部48にスプールされた印刷ジョブの分類の例では、グループA、グループB、グループC、及びグループDの分類が定められている。例えば、グループAは、用紙使用量が100m未満であり、グループBは、用紙使用量が100m以上500m未満であり、グループCは、用紙使用量が500m以上1000m未満であり、グループDは、用紙使用量1000m以上であるものとして、分類条件が予め定められている。
図3に示す例では、グループAに属する印刷ジョブとして、ジョブ1、ジョブ5、及びジョブ9が関連付けられている。また、グループBには、ジョブ2、ジョブ6、ジョブ10、及びジョブ12が関連付けられている。グループCには、ジョブ3、ジョブ7、及びジョブ11が関連付けられている。更に、グループDには、ジョブ4及びジョブ8が定められている。
すなわち、イメージデータ生成部44によって画像データに展開された印刷ジョブは、該印刷ジョブの用紙使用量に応じて、予め定められた分類毎に分類されてスプール部48へ格納される。
用紙量管理部54は、入力部34により入力されたロール紙28の用紙残量を管理するとともに、画像形成部38による画像データの印刷によりロール紙28が消費されることによるロール給紙部24のロール紙28の残量(以下、用紙残量という)を算出して管理するためのものである。
メモリ部50は、ユーザによる入力部34の操作により入力された用紙残量、及び残用紙量を記憶するためのものであり、不揮発性メモリによって構成されている。このため、電源のオンオフに拘わらず、メモリ部50に格納された情報は、消去することなく保持される構成となっている。印刷ジョブ管理部46は、用紙量管理部54により算出された用紙残量に応じて、次に印刷する対象となる画像データを含む印刷ジョブをスプール部48から決定するためのものである。印刷制御部56は、用紙量管理部54により次の印刷対象となる印刷ジョブに含まれる画像データを、画像形成部38へ出力するとともに、該画像データの印刷実行を示す出力結果を用紙量管理部54へ出力するためのものである。
なお、通信部40は、本発明の画像形成装置の受信手段に相当し、イメージデータ生成部44は、演算手段に相当し、スプール部48は、記憶手段に相当する。また、用紙残量管理部54は、本発明の画像形成装置の検出手段に相当し、入力部34は、入力手段に相当し、メモリ部50は格納手段に相当する。
次に上記実施の形態の作用を図面を参照して説明する。図4には、画像処理部36で実行される処理ルーチンを示した。
本実施の形態では、ロール紙28のロール供給部24への新規装着時には、ユーザによる入力部34の操作によって、該装着したロール紙28の用紙残量を示すデータが入力されるものとして説明する。入力されたデータは、使用可能な用紙残量を示すデータとして、メモリ部50に格納されるものとする。ロール紙28の用紙残量の入力は、例えば、メモリ部50に格納された用紙残量が予め定めた所定量未満となった場合に、画像処理部36の制御によって表示部32へロール紙28の交換を促すメッセージを表示するようにすればよい。そして、ロール紙検知部25が、ロール給紙部24へのロール紙28装着を検知すると、表示部32へ新しく装着したロール紙の用紙残量の入力を促すメッセージを表示した後に、入力されたデータを用紙残量を示すデータとしてメモリ部50に格納するようにすればよい。
プリンタ本体22では、プリンタ本体22の図示を省略した電源スイッチによって電源が投入されると、所定時間毎に図4に示す処理ルーチンが実行されてステップ100へ進む。ステップ100では、通信部40を介してPC14から印刷ジョブを受信したか否かを判断する。ステップ100で肯定されると、ステップ100で受信した印刷ジョブに含まれる印刷データを、画像データに展開するイメージデータ作成処理が実行される。
次にステップ104では、上記ステップ102で展開された画像データのロール紙28の使用用紙量を演算する。ステップ104の処理は、上記ステップ102のイメージデータ作成によって1ページ分の画像データへの展開がなされることによって、把握した1ページ分の画像データのデータ量から、該印刷ジョブの画像データのページ数を演算し、演算したページ数に基づいて、印刷ジョブの画像データのロール紙28の用紙使用量を演算するものである。
次にステップ106では、上記ステップ104で演算した用紙使用量に応じて、該用紙使用量の属する分類に関連付けて展開した画像データを含む印刷ジョブをスプール部48に格納する。例えば、図3に示すように、印刷ジョブは、用紙使用量の分類グループ各々に関連づけてスプール部48に格納される。
一方、上記ステップ100で否定されると、ステップ108へ進み、スプール管理済印刷ジョブが有るか否かを判断する。ステップ108の判断は、スプール管理部48に印刷ジョブが格納されているか否かを判別することによって判断可能である。ステップ108で否定されると、ステップ100へ戻り、肯定されると、ステップ110へ進む。
次にステップ110では、用紙残量読取処理が実行される。ステップ110の処理は、メモリ部50に格納された用紙残量を示すデータを読取るものである。
次にステップ112では、上記ステップ110で把握した用紙残量を示すデータに応じて、次に印刷を実行する印刷ジョブを抽出する。ステップ112の処理は、用紙残量を示すデータに応じて、該用紙残量より少なく、且つ最も使用用紙量の大きい分類に属する印刷ジョブを抽出するものである。なお。該分類に属する印刷ジョブが複数ある場合には、同一分類に属する印刷ジョブの中から、最も用紙使用量の大きい印刷ジョブを抽出するようにしてもよいし、最も早い日時にプリンタ本体22で受信した印刷ジョブを抽出するようにしてもよい。なお、最も早い日時にプリンタ本体22で受信された印刷ジョブの判別は、例えば、印刷ジョブに含まれる日時を示す日時情報を判別することによって判断すればよい。
次にステップ114では、画像出力処理が実行される。ステップ114の処理は、上記ステップ112で抽出された印刷ジョブの画像データに基づく印刷処理であり、ロール紙28への画像形成処理である。ロール紙28の画像形成された領域は順次ロール巻取部26へ順次巻取られる。画像出力された印刷ジョブは、次にステップ115においてスプール部48から削除される。
次にステップ116では、画像出力回数カウントアップ処理が実行される。ステップ116の処理は、上記ステップ112の最適印刷ジョブ抽出処理によって抽出された印刷ジョブの画像データ印刷処理の回数を示す画像出力回数をカウントアップするものである。この画像出力回数は、メモリ部50に格納されており、このメモリ部50に格納された画像出力回数がカウントアップされる。
次にステップ118では、用紙残量算出処理が実行される。ステップ118の処理は、メモリ部50に格納された用紙残量を示すデータから、上記ステップ114で画像出力処理を行った印刷ジョブの用紙使用量を示すデータを減算することによって、用紙残量を算出するものである。ステップ118の処理によって、ロール給紙部24に装着されたロール紙28の印刷可能な用紙残量が算出される。算出された用紙残量は、次のステップ120において、メモリ部50に格納される。ステップ120の処理によって、メモリ部50に格納された用紙残量を示すデータが更新される。
次にステップ122では、画像出力回数が指定回数以上であるか否かを判断する。ステップ122の判断は、メモリ部50に格納された画像出力回数を示すデータが、画像出力回数の限界値を示す指定回数以上であるか否かを判別することによって可能である。この指定回数は、メモリ部50に予め記憶されており、例えば、ユーザによる入力部34の操作入力によって変更されるようにすればよい。
ここで、この指定回数とは、スプール部48に格納された印刷ジョブから、用紙残量に基づいて次に印刷する印刷ジョブを抽出することによって決定された印刷ジョブ(上記ステップ112の処理)に応じた画像を印刷した回数を示すものである。すなわち、指定回数とは、印刷ジョブ管理部46の処理による、用紙残量に応じて決定された印刷の実行順序に応じて画像印刷を行う回数を示すものである。このように、指定回数を設定することによって、通常の印刷ジョブとして受信した順に印刷ジョブの画像データを印刷する通常印刷の実行と、用紙残量に応じた印刷の実行順序による画像印刷の実行とを、容易に切替えることができるとともに、汎用性のある印刷処理を行う事が可能となる。
ステップ122で否定されると、ステップ124へ進み、用紙残量は所定量以上であるか否かを判断する。ステップ124の判断は、メモリ部50に格納された用紙残量が、プリンタ20において印刷を正常に行うに充分な所定量以上であるか否かを判別することによって可能である。なお、ステップ124の判断は、ロール紙28に予め設けられたロール紙の終了を示す終了フラグを判別することによってなされるようにしてもよい。
上記ステップ124で肯定されると、ステップ100へ戻り、否定されると、ステップ126へ進み、ロール紙28の交換を促すメッセージを表示部32に表示した後に、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ122で肯定されると、ステップ128へ進み、メモリ部50に格納された画像出力回数を”0”に更新するリセット処理が実行された後に、ステップ130へ進む。
ステップ130では、印刷ジョブ抽出処理が実行される。ステップ130の処理は、ロール紙28の用紙残量を考慮しない印刷ジョブ抽出処理であって、例えば、最も早く(すなわち最古の日時に)受信した印刷ジョブをスプール管理部48から抽出するものである。なお、ステップ130では、最古の日時に受信した印刷ジョブを抽出するものとして説明するが、例えば、ユーザによる入力部34の操作によって入力された優先順位に応じて抽出するようにしてもよい。この場合、例えば、スプール部48にスプールされた印刷ジョブを識別可能か項目一覧を表示部32に表示し、ユーザによる入力部34の操作によって、表示された印刷ジョブに出力する優先順位を選択することができるようにすればよい。更に、入力部34により入力された優先順位を、各々対応する印刷ジョブに関連付けて記憶するようにようにすればよい。
次にステップ132では、上記ステップ130において抽出された印刷ジョブの画像データに応じて、上記ステップ114と同様に、画像出力処理が実行される。ステップ132において画像出力された印刷ジョブは、次のステップ133においてスプール部48から削除される。
次にステップ134では、上記ステップ118と同様に用紙残量算出処理が実行され、ロール給紙部24に装着されたロール紙28の用紙残量が算出される。次のステップ136では、算出された用紙残量をメモリ部50に格納することによって、メモリ部50に格納された用紙残量を示すデータを更新した後に、上記ステップ100へ戻る。
以上説明したように、本実施の形態では、画像印刷処理が実行される度に、ロール給紙部24の装着されたロール紙28の用紙残量を更新し、管理することができるので、プリンタ本体22では、常に最新のロール紙28の用紙残量の情報を管理することができる。
また、受信した印刷ジョブを、該印刷ジョブの用紙使用量に応じて分類して管理するとともに、ロール紙28の用紙残量及び印刷ジョブの用紙使用量に応じて、次に印刷する印刷ジョブを決定することができる。このため、印刷ジョブが複数のロール紙28に分離されて印刷されることなく、該印刷ジョブによる画像データを同一のロール紙28に印刷することができ、ユーザによる印刷ジョブの連続性の管理作業を軽減することができる。
また、ロール紙28の用紙残量に応じて印刷ジョブを抽出し、印刷することができるので、ロール紙28に効率良く画像を形成することができる。
例えば、印刷ジョブを受信した順に印刷ジョブに含まれる印刷データの画像データをロール紙28へ順次印刷した場合、図5(A)に示すように印刷が実行される。具体的には、印刷ジョブをより早い段階で受信した印刷ジョブをジョブ1(JOB1)とし、次に受信した印刷ジョブ順に各印刷ジョブをジョブ2(JOB2)、ジョブ3(JOB3)、及びジョブ4(JOB4)とする。
また、ロール給紙部24に装着されたロール紙28は使用量60であり、ジョブ4の用紙使用量は、使用量62、ジョブ3の用紙使用量は、使用量64、ジョブ2の用紙使用量は、使用量66、及びジョブ1の用紙使用量は、使用量68であるものとして説明する。なお、各印刷ジョブは、各々異なる用紙使用量の分類に属しており、ジョブ4、ジョブ3、ジョブ2、及びジョブ1の順に用紙使用量が減少するものとする。また、ロール紙28の用紙残量(用紙総量)を用紙残量60であるものとし、用紙残量60は、使用量62、使用量64、使用量66、及び使用量68を加算した値より小さいものとして説明する。
従来の技術では、用紙残量60に、例えば、印刷ジョブを受信した順、すなわちジョブ1、ジョブ2、ジョブ3、及びジョブ4の順にロール紙28へ印刷を実行する。この場合、例えば、図5(A)に示すように、ジョブ4の一部において、ロール紙28への印刷不可能な画像データ70が発生する恐れがある。この場合、従来では、図5(B)に示すように、ロール紙28を交換して、新たなロール紙28に画像データ70を継続して印刷していた。このため、ジョブ4が異なるロール紙28に分割して印刷されるため、ジョブ4の連続性を管理する必要があった。
本実施の形態のプリンタ20では、用紙残量以内で且つ用紙使用量が最も大きい分類に属するジョブから優先的に印刷することができるので、図5(C)に示すように、用紙残量70以内で且つ用紙使用量が大きいジョブ4がロール紙28へ印刷された後に、用紙残量72以内で且つ用紙使用量が大きいジョブ3が印刷され、更に、用紙残量74以内で且つ用紙使用量が大きいジョブ2が順次ロール紙28へ印刷される。
このように、用紙残量に応じて印刷する印刷ジョブを決定して印刷することができるので、ロール紙28を効率良く使用することができる。また、ジョブが別々のロール紙28に跨って印刷されることを防ぐことができ、ロール紙28に印刷されたジョブの連続性管理等の作業のユーザへの負荷を低減することができる。
また、用紙残量に応じた印刷ジョブの決定による印刷の回数を設定することができるので、用紙残量に応じた印刷ジョブの決定による印刷処理と、印刷ジョブの優先順位に応じた印刷処理とを容易に切替えることができるため、プリンタ20の印刷処理による印刷ジョブの抽出に汎用性を持たせることができる。また、用紙残量に応じた印刷ジョブの決定による印刷処理によって、用紙残量と印刷ジョブの用紙使用量との関係により、印刷の優先順位が常に低い状態のままとなり、印刷が実行されない状態が継続する印刷ジョブが発生することを防ぐことができる。
なお、本実施の形態では、ロール紙の交換を促す情報の表示は、プリンタ本体22に設けられた表示部22に行うものとして説明したが(上記ステップ126)、このような形態に限られるものではない。例えば、PC14に設けられた図示を省略した表示部に表示するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ロール紙28の用紙残量の入力は、プリンタ本体22に設けられた入力部34で行うものとして説明したが、PC14に設けられた図示を省略した入力部で行うようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、印刷ジョブを印刷ジョブの用紙使用量に応じて分類してスプール部48へ格納する場合を説明したが、このような形態に限られるものではない。例えば、各印刷ジョブと該印刷ジョブの用紙使用量とを関連付けてスプール部48へ格納するようにしてもよい。この場合、上記ステップ112の最適印刷ジョブ抽出処理において、用紙残量より小さくかつ用紙使用量の大きい条件に一致する用紙使用量に対応する印刷ジョブをスプール部48から検索するようにすればよい。
本発明の実施の形態に係るプリンタシステムの概略構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るプリンタの概略構成図である。 スプール部に分類されて管理された印刷ジョブを示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るプリンタにおける処理の流れを示すフローチャートである。 ロール紙に画像形成された印刷ジョブの画像を示す模式図であり、(A)は、従来のプリンタシステムによる複数の印刷ジョブによる画像をロール紙に形成した場合を示す模式図であり、(B)は、従来にプリンタシステムにより、同一の印刷ジョブによる画像が異なるロール紙に跨って形成された場合を示す模式図であり、(C)は、用紙残量に応じて決定された印刷ジョブの画像を順次ロール紙に形成した場合を示す模式図であり、(D)は、用紙残量に応じた印刷ジョブの決定後に、印刷ジョブの優先順位に応じた印刷ジョブの決定により決定された画像をロール紙に形成した場合を示す模式図である。
符号の説明
10 プリンタシステム
20 プリンタ
22 プリンタ本体
44 イメージデータ生成部
46 印刷ジョブ管理部
48 スプール部
50 メモリ部
54 用紙量管理部

Claims (8)

  1. 印刷データを外部から受信する受信手段と、
    受信した印刷データに基づいて、予め定められた用紙の大きさに分離可能な連続紙へ画像を形成するときに使用する前記連続紙の用紙使用量を求める演算手段と、
    前記用紙使用量と前記印刷データとを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記連続紙の用紙残量を検出する検出手段と、
    前記記憶手段に記憶した印刷データのうち、前記用紙残量より少ない用紙使用量の印刷データを、次に画像を形成するための印刷データとして出力する制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記記憶手段は、前記印刷データ及び該印刷データの用紙使用量を複数記憶し、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶した複数の印刷データのうち、最も多い用紙使用量の印刷データを、次に画像を形成するための印刷データとして出力することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶手段は、異なる用紙使用量範囲の格納領域が予め複数定められ、前記印刷データを、該印刷データの用紙使用量に応じて前記格納領域の何れか1つに分類して格納し、前記制御手段は、前記記憶手段の複数の格納領域のうち前記用紙残量より少ない用紙使用量の格納領域に含まれる印刷データを出力することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷データは、連続紙へ画像形成するときの優先順位を含み、前記制御手段は、前記用紙残量より少ない用紙使用量の印刷データについて予め定めた出力回数まで出力し、前記出力回数を越えた場合に最も高い優先順位の印刷データを出力することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記検出手段は、前記用紙残量を入力するための入力手段であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記記憶手段は、前記入力手段による用紙残量を格納する格納手段を含み、前記検出手段は、前記印刷データを出力したときに、前記用紙残量から前記出力した印刷データの用紙使用量を減算した減算結果を前記用紙残量として検出するとともに前記格納手段に格納することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記格納手段は、不揮発性メモリであることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記用紙残量データ及び前記用紙使用量データは、画像を形成するときの前記連続紙の搬送方向の長さを表すことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の画像形成装置。
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