JP2005169299A - 微粒子混合流体の定量供給装置 - Google Patents

微粒子混合流体の定量供給装置 Download PDF

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Abstract

【課題】微粒子混合流体を一定流量で安定供給できるようにした微粒子混合流体の定量供給装置を提供する。
【解決手段】貯留タンク1の微粒子混合流体Aを送給する流体送給装置3と、流体送給装置3からの微粒子混合流体Aを受けて所定量を貯留し他を排出するオーバーフロー構造14を備えたオリフィスポット2と、オリフィスポット2の内底部に着脱可能に備えられ供給口により一定流量の微粒子混合流体Aを供給するオリフィスプレート23とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、微粒子混合流体を一定流量で安定供給できるようにした微粒子混合流体の定量供給装置に関するものである。
従来、シリコンウエハー等の切削を行うワイヤソーでは、砥粒と切削液体とを混合した切削材(砥粒スラリ)を使用している。この切削材は高価であることから、コストの削減及び資源の有効利用、又は使用済みの砥粒廃液による環境破壊の問題防止等の目的から、砥粒と切削液体と切削屑が混合した使用済み砥粒廃液から砥粒と切削液体を分離・回収し、砥粒スラリとして再利用することが行われている。
この種の砥粒スラリの再生方法としては、ワイヤソーのワイヤ列に供給して切削を行った後の使用済みの砥粒廃液を、第1遠心分離機に供給して再生使用可能な砥粒を分離した後、第2遠心分離機に供給して再生可能な二次分離液と廃棄する切屑とに分離する。そして、調合タンクで、第2遠心分離機で分離した二次分離液と、第1遠心分離機で分離した砥粒とを調合して再生スラリを生成するものが特許文献1に示されている。
特開2001−353660号公報
前記特許文献1に示されたような砥粒スラリの再生方法では、ワイヤソーで生じた使用済みの砥粒廃液は混合装置を備えた原液タンク(貯留タンク)に一旦貯留した後、送給ポンプによって直接第1遠心分離機に供給することにより再利用可能な砥粒を分離している。また、第1遠心分離機で砥粒が分離された微粒と切削液体との混合流体は混合装置を備えた分離液タンクに一旦貯留した後、送給ポンプによって直接第2遠心分離機に供給することにより再利用可能な切削液体を分離している。
前記したように微粒子を高濃度で含み且つ粘性が比較的高い使用済みの砥粒廃液のような微粒子混合流体から再利用可能な砥粒と切削液体を好適に分離するための遠心分離機としては、前記特許文献1に示す如く、一端側内周部が先細り傾斜した外形略円筒状で軸線回りに回転する回転ケーシングと、回転ケーシング内に同軸配置されて差速をもって同方向に回転するスクリュウコンベアとを備え、スクリュウコンベアと回転ケーシングとの間の環状空間に軸中心部から連続供給するようにした微粒子混合流体を遠心力で固液分離し、固形分を環状空間一端側の弁体が設けられた固形分排出口から排出する一方、分離液は軸線方向他端側の環状空間内周側の分離液流路から排出し、環状空間内のスクリュウシャフトの一端側に、一端側に向かうに従い外径が漸次縮径する軸線を中心とした円錐台状のコーン状部を形成したものが用いられる。
この種の遠心分離機は、前記回転ケーシング内部の円錐台状のコーン状部の途中に固形分と分離液との境界部を形成することによって固形分のみをスクリューコンベアの作用によって固形分排出口から取り出すようにしているために、遠心分離機に対する微粒子混合流体の供給流量が変化すると、固形分と分離液との境界部が前記コーン状部で移動してしまうために、遠心分離機の分離性能が変化する問題がある。
このために、遠心分離機に供給する微粒子混合流体の供給流量は常に一定に保持する必要がある。
一方、前記特許文献1に示す砥粒スラリの再生方法では、通常、使用済みの砥粒廃液である微粒子混合流体を、モノポンプ或いはロータリポンプ等の送給ポンプを用いて遠心分離機に供給している。
しかし、前記微粒子混合流体が使用済みの砥粒廃液の如く硬度が高く切削性の高い砥粒や切削屑の粒子を含んでいる場合には、前記モノポンプ或いはロータリポンプのように供給のために粒子を噛み込む構造を有するものにおいては、構造の摩耗が激しく、そのために、遠心分離機への供給流量が経時的に変化し、遠心分離機による分離性能が経時的に変化する問題がある。
また、モノポンプ或いはロータリポンプは、損耗により短い場合には1年前後で交換を余儀なくされるため、設備維持コストが上昇する問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなしたもので、微粒子混合流体を一定流量で安定供給できるようにした微粒子混合流体の定量供給装置を提供することを目的としてなしたものである。
請求項1に記載の発明は、貯留タンクの微粒子混合流体を送給する流体送給装置と、該流体送給装置からの微粒子混合流体を受けて所定量を貯留し他を排出するオーバーフロー構造を備えたオリフィスポットと、該オリフィスポットの内底部に着脱可能に備えられ供給口により一定流量の微粒子混合流体を供給するオリフィスプレートと、を備えたことを特徴とする微粒子混合流体の定量供給装置、に係るものである。
請求項2に記載の発明は、前記オリフィスプレートが、着脱具を引っ掛けて上部からの挿入設置と取り出しとを行うための係止部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の微粒子混合流体の定量供給装置、に係るものである。
請求項3に記載の発明は、前記オリフィスポットの下部にプレート設置筒が形成され、且つ該プレート設置筒の下端に前記供給口より口径が大きい開口を有する設置板が固定されており、前記プレート設置筒内の設置板上に前記オリフィスプレートが設置されるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の微粒子混合流体の定量供給装置、に係るものである。
請求項4に記載の発明は、前記オリフィスポットの上部に、洗浄液供給口を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の微粒子混合流体の定量供給装置、に係るものである。
請求項5に記載の発明は、前記流体送給装置が、ダイヤフラムポンプであることを特徴とする請求項1に記載の微粒子混合流体の定量供給装置、に係るものである。
請求項6に記載の発明は、前記オリフィスポットのオーバーフロー構造から排出される微粒子混合流体が、貯留タンクに戻されることを特徴とする請求項1に記載の微粒子混合流体の定量供給装置、に係るものである。
本発明の微粒子混合流体の定量供給装置によれば、貯留タンクの微粒子混合流体を送給する流体送給装置と、該流体送給装置からの微粒子混合流体を受けて所定量を貯留し他を排出するオーバーフロー構造を備えたオリフィスポットと、該オリフィスポットの内底部に着脱可能に備えられ供給口により一定流量の微粒子混合流体を供給するオリフィスプレートとを備えたので、流体送給装置によって送給される微粒子混合流体の脈動をオリフィスポットで解消し、且つオリフィスポットに備えたオリフィスプレートの供給口により一定流量の微粒子混合流体を安定して供給できる効果がある。
前記オリフィスプレートはオリフィスポットに着脱可能に備えられているので、供給口が異なるオリフィスプレートを交換して設置することにより微粒子混合流体の供給流量を容易に変更できる効果がある。
オリフィスプレートの供給口を通過する微粒子混合流体の流速は小さいので、供給口が微粒子混合流体によって摩耗することは殆どなく、よって、オリフィスプレートは長期間に亘り安定した性能で使用できる効果がある。
オリフィスポットは小さな容量でよく、しかも簡略な構成であるため、安価に実施できる効果がある。
また、オリフィスポットに洗浄液供給口を設けたので、オリフィスポットの内部を容易に洗浄できる効果がある。
流体送給装置にダイヤフラムポンプを用いたので、ダイヤフラムポンプは送給のために粒子を噛み込む構造ではなくダイヤフラムを変形させて微粒子混合流体に圧力を加えることで逆止弁を介して送給する構造のため、摩耗が少なく、よって微粒子混合流体の送給量が経時的に変化するようなことがなく、長期間に亘って安定供給できる効果がある。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の微粒子混合流体の定量供給装置を実施する形態の一例を示す全体ブロック図であり、図1中、1はワイヤソー等からの微粒子混合流体Aを受け入れる貯留タンク、2は前記貯留タンク1からの微粒子混合流体Aを受けて定量供給を行うオリフィスポット、3は貯留タンク1の微粒子混合流体Aをオリフィスポット2に送給する流体送給装置、4は前記オリフィスポット2により定量供給される微粒子混合流体Aを受けて再利用可能な砥粒と切削液体とに分離する被供給装置としての遠心分離機である。
前記貯留タンク1は、その内側上部に、ワイヤソー等からの微粒子混合流体Aを送給する配管5に接続された取入管6が設けてあり、該取入管6は前記微粒子混合流体Aを貯留タンク1の内壁に沿って供給することにより貯留タンク1内部の微粒子混合流体Aの粒子濃度に大きな変動を与えないようにしている。更に、前記貯留タンク1には、内部の微粒子混合流体Aを攪拌羽根7により攪拌して粒子の沈殿を防止し且つ粒子の濃度を一定にする混合装置8が設けてある。9はレベル計である。
前記貯留タンク1の微粒子混合流体Aは、前記流体送給装置3を備えた流体送給管10によって前記オリフィスポット2に供給するようにしている。流体送給管10の一端は前記貯留タンク1の微粒子混合流体Aを前記取入管6の反対側位置から取り出すように配置している。
前記流体送給装置3には例えば特開平11−107924号公報に示される如きダイヤフラムポンプ11を用いることができる。ダイヤフラムポンプ11はダイヤフラムを変形させて微粒子混合流体Aに圧力を加えることで逆止弁を介して送給を行うものであり、種々の構造のものを採用することができる。
前記流体送給管10の他端は、図2〜図4に示すオリフィスポット2の内側上部に設けた取入管12に接続しており、該取入管12はオリフィスポット2の内壁に沿って微粒子混合流体Aを供給することによりオリフィスポット2内の微粒子混合流体Aの液面高さが変動しないようにしている。図2、図3中、2aは取入管12によって取り入れる微粒子混合流体Aがオリフィスポット2の内壁に衝突する位置に設けた耐摩耗板である。
前記オリフィスポット2の上下中間位置の側面には排出口13を設けることによりオリフィスポット2内部の微粒子混合流体Aの液面高さを常に一定に保持するようにしたオーバーフロー構造14が構成してあり、前記排出口13は図1に示す如く戻り配管15により前記貯留タンク1に接続している。更に、前記流体送給管10における流体送給装置3とオリフィスポット2との間と、前記戻り配管15の中間部との間を循環配管16により接続しており、流体送給管10における前記循環配管16の接続点とオリフィスポット2との間には開閉弁17が設けてあり、また、前記循環配管16には開閉弁18が設けてある。
これにより、微粒子混合流体Aをオリフィスポット2に供給する際は、ダイヤフラムポンプ11を駆動した状態で開閉弁17を開けて開閉弁18を閉じることにより、流体送給管10を介して微粒子混合流体Aをオリフィスポット2に供給することができる。このとき、オリフィスポット2では所定液面高さが保持され余剰となった微粒子混合流体Aはオーバーフロー構造14の排出口13から戻り配管15を介して貯留タンク1に戻される。また、オリフィスポット2に微粒子混合流体Aを供給しない時は、開閉弁17を閉じて開閉弁18を開けることにより、ダイヤフラムポンプ11から供給される微粒子混合流体Aを循環配管16と戻り配管15を介して貯留タンク1に循環させることにより、流体送給管10及び戻り配管15の水平部等に粒子が沈殿するのを防止している。
前記オリフィスポット2の下部には、図2、図3に示す如く下方に向かって縮径したコーン状部19が形成してあり、該コーン状部19の下部には所要径のプレート設置筒20を一体に形成し、更に、該プレート設置筒20の下端には中心部に開口21を備えた設置板22を一体に固定している。尚、上記設置板22は配管接続フランジを兼ねた構造になっている。
前記プレート設置筒20内部の設置板22上には、オリフィスプレート23を設置している。オリフィスプレート23は、図5に示す如く前記プレート設置筒20内に余裕をもって嵌合できる円板形状を有しており、円板形状の中心には前記設置板22の開口21の口径S1よりも小さい口径S2の供給口24を形成している。更に、前記オリフィスプレート23の供給口24の上部には所要角度α(図示例では90゜)のコーン状部25を形成している。また、前記オリフィスプレート23の上側には、着脱具26を引っ掛けて上部からの挿入設置と取り出しとが行えるようにした逆U字状の係止部27を固定している。
図2〜図4に示す如く、前記オリフィスポット2の排出口13より上部の側面位置には、オリフィスポット2内を洗浄するための洗浄液供給口28が設けてある。
前記オリフィスポット2の設置板22の下部には、図1、図2に示す如く、前記設置板22の開口21と同径の流路口径を備えた流下管29が接続されている。流下管29は微粒子混合流体Aが自重で流下できるように所要の角度以上の下り勾配を有しており、該流下管29の下端は三方弁28aを介して被供給部4としての遠心分離機に接続している。流下管29を流下した微粒子混合流体Aは、被供給部4の遠心分離機に供給されて固体粒子と液体に分離されるようになっている。また、分離した固体粒子は、流動化液体30を混合することにより流動化させて取り出すようにしている。
次に、上記した実施の形態の作動を説明する。
図1の貯留タンク1には、ワイヤソー等からの微粒子混合流体Aが配管5により送給されて一旦貯留される。このとき、微粒子混合流体Aは貯留タンク1に備えた取入管6により貯留タンク1の内壁に沿って供給されるようにしてあり、これによって、貯留タンク1内部の微粒子混合流体Aの粒子濃度に大きな変動を与えないようにしている。また、貯留タンク1内の微粒子混合流体Aは混合装置8の攪拌羽根7によって均一に攪拌混合されている。
一方、オリフィスポット2には、図5の着脱具26を係止部27に引っ掛けた状態でオリフィスプレート23を上部から挿入し、プレート設置筒20内の設置板22上に予め設置してある。
オリフィスポット2に微粒子混合流体Aを供給しない時は、開閉弁17を閉じて開閉弁18を開けて、ダイヤフラムポンプ11を駆動して微粒子混合流体Aを循環配管16と戻り配管15を介して貯留タンク1に循環させ、これにより、流体送給管10及び戻り配管15の水平部等に粒子が沈殿するのを防止している。
一方、オリフィスポット2に微粒子混合流体Aを供給する際は、ダイヤフラムポンプ11を駆動した状態において、開閉弁17を開けて開閉弁18を閉じることにより、微粒子混合流体Aを流体送給管10を介してオリフィスポット2に供給する。このとき、オリフィスポット2には排出口13によるオーバーフロー構造14が構成されているので、所定液面高さを超える微粒子混合流体Aは余剰分となって戻り配管15から貯留タンク1に戻される。
上記において、流体送給装置3にダイヤフラムポンプ11を用いているので、ダイヤフラムポンプ11は送給のために粒子を噛み込む構造ではなくダイヤフラムを変形させて微粒子混合流体Aに圧力を加えることで逆止弁を介して送給する構造のため、摩耗が少なく、よって微粒子混合流体Aの送給量が経時的に変化するようなことがなく、長期間に亘り安定した性能で供給することができる。
流体送給管10からオリフィスポット2に供給される微粒子混合流体Aは、取入管12によりオリフィスポット2の内壁に設けた耐摩耗板に衝突しオリフィスポット2の内壁に沿って供給されるので、前記オーバーフロー構造14にて一定に保持された液面高さを乱すのを防止する。このとき、前記オリフィスポット2は、ダイヤフラムポンプ11による微粒子混合流体Aの脈動を解消し且つ微粒子混合流体Aを定量供給するためのものであり、貯留を目的としたものではないので、オリフィスポット2は小さな容量とすることができる。
従って、前記オリフィスプレート23の供給口24には、一定に保持された液面高さに応じた一定の小さい圧力が作用するのみであり、よって供給口24からは、その口径に応じた一定流量の微粒子混合流体Aが流下するようになる。更にこのとき、前記流体送給管10からの微粒子混合流体Aを取入管12によってオリフィスポット2の内壁の耐摩耗板2aに沿わせて取り入れるようにしているので、前記ダイヤフラムポンプ11による脈動が低減され、よって、オリフィスプレート23の供給口24から流下する微粒子混合流体Aの流量が更に安定するようになる。
また、前記オリフィスプレート23の供給口24を通過する微粒子混合流体Aの流速は小さいので、オリフィスプレート23の供給口24が微粒子混合流体Aによって摩耗する問題も殆ど生じることがない。従って、オリフィスプレート23は長期間に亘って安定して使用することができる。
前記オリフィスポット2に備えたオリフィスプレート23の供給口24から一定流量で流下した微粒子混合流体Aは、流下管29を介して被供給部4である遠心分離機に常に一定流量で供給されるようになるので、遠心分離機による固体粒子と液体の分離を常に高い精度で安定して行うことができる。
一方、被供給部4である遠心分離機に対する微粒子混合流体Aの供給量を変更する場合には、前記着脱具26によってオリフィスプレート23をオリフィスポット2から取り出し、前記供給口24の口径とは異なる口径の供給口24を備えた別のオリフィスプレート23を着脱具26によりオリフィスポット2内に挿入して設置板22上に設置する。これにより、オリフィスポット2による微粒子混合流体Aの供給流量が容易に変更できる。
前記開閉弁17を閉じて開閉弁18を開けることによりオリフィスポット2への微粒子混合流体Aの供給を停止し、オリフィスポット2内が空になった状態で洗浄液供給口28から洗浄液体を供給することにより、オリフィスポット2内部の洗浄を行うことができる。
なお、上記実施の形態ではワイヤソーにおける微粒子混合流体の定量供給装置について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の微粒子混合流体を定量供給する場合に適用できること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること、等は勿論である。
図1は本発明の微粒子混合流体の定量供給装置を実施する形態の一例を示す全体ブロック図である。 図1で備えたオリフィスポットの詳細を示す切断側面図である。 図2のIII−III方向矢視図である。 図2のIV−IV方向矢視図である。 オリフィスプレートの一例を示す切断側面図である。
符号の説明
1 貯留タンク
2 オリフィスポット
3 流体送給装置
4 被供給部(遠心分離機)
11 ダイヤフラムポンプ
13 排出口
14 オーバーフロー構造
20 プレート設置筒
21 開口
22 設置板
23 オリフィスプレート
24 供給口
26 着脱具
27 係止部
28 洗浄液供給口
A 微粒子混合流体

Claims (6)

  1. 貯留タンクの微粒子混合流体を送給する流体送給装置と、該流体送給装置からの微粒子混合流体を受けて所定量を貯留し他を排出するオーバーフロー構造を備えたオリフィスポットと、該オリフィスポットの内底部に着脱可能に備えられ供給口により一定流量の微粒子混合流体を供給するオリフィスプレートと、を備えたことを特徴とする微粒子混合流体の定量供給装置。
  2. 前記オリフィスプレートが、着脱具を引っ掛けて上部からの挿入設置と取り出しとを行うための係止部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の微粒子混合流体の定量供給装置。
  3. 前記オリフィスポットの下部にプレート設置筒が形成され、且つ該プレート設置筒の下端に前記供給口より口径が大きい開口を有する設置板が固定されており、前記プレート設置筒内の設置板上に前記オリフィスプレートが設置されるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の微粒子混合流体の定量供給装置。
  4. 前記オリフィスポットの上部に、洗浄液供給口を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の微粒子混合流体の定量供給装置。
  5. 前記流体送給装置が、ダイヤフラムポンプであることを特徴とする請求項1に記載の微粒子混合流体の定量供給装置。
  6. 前記オリフィスポットのオーバーフロー構造から排出される微粒子混合流体が、貯留タンクに戻されることを特徴とする請求項1に記載の微粒子混合流体の定量供給装置。
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