JP2005168564A - ボディホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】 要介助者の胴体部が持ち上げて起立する際に、要介助者に与える圧迫感を軽減することができるボディホルダーを提供することを目的とする。
【解決手段】 要介助者の起立させる起立補助装置の上下動部分に取り付けられて該要介助者の前方を支持する前方ホルダー9と、前方ホルダー9の両側にそれぞれ取り付けられて要介助者の両側方を支持する側方ホルダー10とが備えられているボディホルダー5において、前方ホルダー9の上端面は、側方ホルダー10の上端面より下方に形成されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、要介助者を起立させる起立補助装置に備えられるボディホルダーに関する。
従来、足が不自由で起立することが困難な要介助者を車椅子の乗せ替えの際などに起立させるため、要介助者の起立を補助する起立補助装置が提供されている。起立補助装置は、例えば、要介助者の身体の一部を支持するホルダーと、ホルダーを上下方向に移動させる移動機構とから構成されている。このような起立補助装置によれば、移動機構によってホルダーが上方に移動することで、ホルダーに支持された要介助者の身体の一部は持ち上げられ、座位状態の要介助者を起立させることができる。一方、要介助者の身体の一部を支持するホルダーとしては、要介助者の胴体部を掴持するボディホルダーが提供されている。ボディホルダーは、例えば、要介助者の胸部を当接させる前面部と要介助者の両脇を抱える2つの側面部とから構成されている。このボディホルダーによれば、要介助者の胴体部が持ち上げられるため、起立する際の要介助者の負担を軽減することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−126163号公報 (第3−7頁、第1図)
しかしながら、上記した従来のボディホルダーでは、前面部の上端は側面部の上端より上方に形成されていると共に、起立補助装置によって起立状態にある要介助者は前傾姿勢になっている場合が多いため、要介助者の胸部は前面部に押し当てられ、要介助者に圧迫感を与える場合があるという問題が存在する。
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、要介助者の胴体部が持ち上げて起立する際の要介助者の負担を軽減するとともに、要介助者に与える圧迫感を軽減することができるボディホルダーを提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、要介助者の起立させる起立補助装置の上下動部分に取り付けられて該要介助者の前方を支持する前方ホルダーと、該前方ホルダーの両側にそれぞれ取り付けられて該要介助者の両側方を支持する側方ホルダーとが備えられているボディホルダーにおいて、前記前方ホルダーの上端面は、前記側方ホルダーの上端面より下方に形成されていることを特徴としている。
このような特徴により、起立補助装置によって起立状態にある要介助者の姿勢が前傾姿勢であっても、要介助者の胸部が前方ホルダーに押し当てられることはない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のボディホルダーにおいて、前記側方ホルダーの前端部上部は、内側に屈曲されていると共に、前記前方ホルダーとの取付部より前方かつ上方に突出されていることを特徴としている。
このような特徴により、側方ホルダーが外側に開いたときに前端部は内側に入り込んで要介助者の両肩を前方から支持し、要介助者の上半身が必要以上に前方に倒れることは防止される。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のボディホルダーにおいて、前記側方ホルダーの上端面の中央部には、窪みが形成されていることを特徴としている。
このような特徴により、要介助者の両脇下は窪みに嵌め込まれ、側方ホルダーに支持される両脇下がずれる事は防止される。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか記載のボディホルダーにおいて、前記側方ホルダーの内側面は、下方に向かって内側に傾斜されていることを特徴としている。
このような特徴により、要介助者の上半身は側方ホルダーの内側面で引っ掛かり、要介助者の身体が下方にずれ落ちることは防止される。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか記載のボディホルダーにおいて、前記側方ホルダーの内側面には、複数の凸部が形成されていることを特徴としている。
このような特徴により、凸部が、ボディホルダーに掴持された要介助者の胴体部が下方に滑ることを防止する。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか記載のボディホルダーにおいて、前記側方ホルダーの後端部には、前記要介助者の後方を支持する後方ホルダーが取り付けられていることを特徴としている。
このような特徴により、後方ホルダーによって要介助者の背面は支持される。
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか記載のボディホルダーにおいて、前記後方ホルダーの下端面は、前記側方ホルダーの下端面より下方に形成されていることを特徴としている。
このような特徴により、後方ホルダーが要介助者の身体を背中から腰にかけて支持する。
請求項8記載の発明は、請求項1から7のいずれか記載のボディホルダーにおいて、前記前方ホルダーには、前記上下動部分に取り付けられた前方ホルダーフレームと、該前方ホルダーフレームの表面の上端面、内側面又は下端面のうち少なくとも一方に被覆された前方緩衝材とが備えられ、前記側方ホルダーには、前記前方ホルダーフレームに取り付けられた側方ホルダーフレームと、該側方ホルダーフレームの表面の上端面、内側面又は下端面のうち少なくとも一方に被覆された側方緩衝材とが備えられていることを特徴としている。
このような特徴により、要介助者の胴体部及び脇下は、弾力性のある緩衝材に接触するとともに密着する。また、ボディホルダーが下降して要介助者の腰や大腿部等が前方ホルダーや側方ホルダーに挟まれて前方ホルダーや側方ホルダーの下端面に接触しても、弾力性のある緩衝材に接触するため衝撃が緩和される。
請求項9記載の発明は、請求項1から8のいずれか記載のボディホルダーにおいて、前記側方ホルダーフレームの内側面に被覆された前記側方緩衝材の下部は、該側方緩衝材の上部より肉厚に形成されていることを特徴としている。
このような特徴により、側方ホルダーの内側面は斜めに傾斜され、側方ホルダーは要介助者の両脇腹の下部をV字状に支える形状となり、要介助者の身体が下降することが防がれる。
本発明に係るボディホルダーによれば、前方ホルダーの上端面は、側方ホルダーの上端面より下方に形成されているため、起立補助装置によって起立状態にある要介助者の姿勢が前傾姿勢であっても、要介助者の胸部が前方ホルダーに押し当てられることはなく、ボディホルダーで要介助者の胴体部を掴持して起立させる際の要介助者の負担を軽減するとともに要介助者に与える圧迫感を軽減することができる。
以下、本発明に係るボディホルダーの実施の形態について、図面に基いて説明する。
図1は要介助者Aを起立させると共に起立状態を保持させる起立補助装置1の斜視図である。図1に示すように、起立補助装置1には斜め前方に傾斜した支柱2が備えられており、支柱2には図示せぬ昇降機構によって支柱2に沿って上下動する上下動部材3が備えられている。上下動部材3の後側面には水平方向に延在するアーム部材4が後方に張り出されており、アーム部材4の先端にはボディホルダー5が回転自在に取り付けられている。アーム部材4の中間部には、両側方にそれぞれ張り出されたハンドル6が付設されている。また、ボディホルダー5の下方には足載せ台7が備えられており、足載せ台7の前端上方には膝当てパッド8が設けられている。
図2はボディホルダー5の斜視図であり、図3はボディホルダー5の正面図であり、図4はボディホルダー5の側面図であり、図5はボディホルダー5の背面図であり、図6はボディホルダー5の平面図である。図1,図2,図3,図4,図5,図6に示すように、ボディホルダー5は、要介助者Aの前方を支持する前方ホルダー9と、要介助者Aの両側方をそれぞれ支持する二つの側方ホルダー10と、要介助者Aの後方を支持する二つの後方ホルダー11とから構成されている。
図1,図2,図3,図6に示すように、前方ホルダー9は、両端部が内側(後方)に屈曲されている前方ホルダーフレーム12と、前方ホルダーフレームの表面に被覆された前方緩衝材13と、アーム部材4の先端に鉛直方向に回転自在に取り付けられる取付部14とから構成されている。前方ホルダーフレーム12は、板状のフレーム板15とフレーム板15の上端辺に沿って形成された円筒状のフレーム管16とから構成されており、フレーム管16はフレーム板15の外側面上端に接合されている。
前方緩衝材13は、ウレタンスポンジからなり、前方ホルダーフレーム12の内側面12a、外側面12b,両側面12c、下端面12d及び上端面12eにそれぞれ成形されて被覆されている。前方ホルダーフレーム12の内側面12aに被覆された前方緩衝材13aの厚さは25mmから30mmである。
取付部14は、フレーム板15の外側面中央から張り出されており、対向する2枚のプレートから形成されている。取付部14は、前方ホルダーフレーム12の外側面12bに被覆された前方緩衝材13bから前方に突出されている。また、前方ホルダー9の上端部は前方に張り出されており、前方ホルダー9の中間部及び下端部よりも幅広に形成されている。
図1,図3,図4,図6に示すように、側方ホルダー10は、両端部が内側に屈曲されている厚板状の側方ホルダーフレーム17と、側方ホルダーフレーム17の表面に被覆された側方緩衝材18とから構成されている。側方ホルダーフレーム17の前端上隅部には前方に張り出された張出部19が形成されており、張出部19は内側に屈曲されていると共に上方に突出されている。
側方緩衝材18は、ウレタンスポンジからなり、側方ホルダーフレーム17の上端面17a、内側面17b、外側面17c,両側面17d及び下端面17eにそれぞれ成形されて被覆されている。図7に示すように、側方ホルダーフレーム17の内側面に被覆された側方緩衝材18の下部18aは、側方緩衝材18の上部18bより肉厚に形成されており、側方緩衝材18の下部18aの厚さは30mmから35mmであり、側方緩衝材18の上部18bの厚さは15mmから20mmである。
また、図4,図7に示すように、側方ホルダー10の内側面は下方に向かって内側に傾斜されており、対向する側方ホルダー10の内側面はテーパー状に形成されている。また、側方ホルダー10の上端面の中央部には、湾曲状の窪み20が形成されている。
図4,図6に示すように、側方ホルダー10は、前方ホルダーフレーム12の両側端12c及び側方ホルダーフレーム17の前端17dにそれぞれ接合されたヒンジ金物21を介して前方ホルダー9に回転自在に取り付けられており、前方ホルダー9の上端面は側方ホルダー10の上端面より下方に形成されている。
図1,図3,図5,図6に示すように、後方ホルダー11は、板状の後方ホルダーフレーム22と、後方ホルダーフレーム22の表面に被覆された後方緩衝材23とから構成されている。後方緩衝材23は、ウレタンスポンジからなり、後方ホルダーフレーム22の表面に成形されて被覆されている。後方ホルダー11は、側方ホルダーフレーム17の後端及び後方ホルダーフレーム22の端部にそれぞれ接合されたヒンジ金物24を介して側方ホルダー10の後端に回転自在に取り付けられており、後方ホルダー11の下端面は側方ホルダー10の下端面より下方に形成されている。
また、後方ホルダー11は対向する二つの側方ホルダー10の後端にそれぞれ取り付けられており、後方ホルダー11の外側面には締付ベルト25がそれぞれ付設されている。二本の締付ベルト25はバックル26を介して接続されており、バックル26は締付ベルト25が通される長孔26aが両端部にそれぞれ形成されており、二本の締付ベルト25は何れも長さ調節が可能になっている。
また、図2,図6に示すように、前方緩衝材13、側方緩衝材18及び後方緩衝材23の表面にはカバー材27がそれぞれ被せられており、側方ホルダー10の内側面のカバー材には横方向に延在する複数の凸部28が形成されている。
次に、上記した構成からなるボディホルダーの使用方法について説明する。
図1に示すように、起立補助装置1の上下動する部分であるアーム部材4の先端にボディホルダー5の取付部14を取り付けて、起立補助装置1にボディホルダー5を備えさせる。次に、上下動部材3を支柱2に沿って下降させて、ボディホルダー5を図示せぬ車椅子等に着座している要介助者Aの胴体部の高さ付近に配置する。そして、要介助者Aの両足を足載せ台7の上面に載せると共に、要介助者Aの胴体部をボディホルダー5に掴持させる。
具体的には、図6に示すように、一方の締付けベルト25をバックル26から外し、ヒンジ金物24を軸に2つの後方ホルダー11を外側にそれぞれ回転させて観音開きするとともに、ヒンジ金物21を軸に2つの側方ホルダー10を外側にそれぞれ回転させて観音開きする。そして、図1に示すように、要介助者Aの上半身を前方に倒し、要介助者Aの腹部を前方ホルダー9の内側面に当接させる。
次に、図6に示すように、ヒンジ金物21を軸に2つの側方ホルダー10を内側にそれぞれ回転させて、要介助者Aの両脇下に側方ホルダー10の内側面をそれぞれ当接させる。このとき、側方ホルダー10の上端面の中央部に形成された窪み20に要介助者Aの脇下を配置する。次に、ヒンジ金物24を軸に2つの後方ホルダー11を内側にそれぞれ回転させて、要介助者Aの腰部に2つの後方ホルダー11の内側面をそれぞれ当接させる。そして、バックル26から外された一方の締付けベルト25をバックル26の長孔26aに通して締付ける。
次に、図1に示すように、要介助者Aの両手をハンドル6に握らせた状態で、上下動部材3を支柱2に沿って上昇させる。上下動部材3が上昇することでアーム部材4は上昇してボディホルダー5は要介助者Aの胴体部を掴持した状態で上方に移動する。このとき、要介助者Aの両膝は膝当てパッド8に当接される。
上記した構成からなるボディホルダーによれば、前方ホルダー9の上端面は、側方ホルダー10の上端面より下方に形成されているため、起立補助装置1によって起立状態にある要介助者Aの姿勢が前傾姿勢であっても、要介助者Aの胸部が前方ホルダー9に押し当てられることはない。これによって、要介助者Aの胴体部をボディホルダー5で掴持して起立させた際の要介助者Aに与える圧迫感を軽減することができる。
また、側方ホルダー10の前端部は、内側に屈曲されていると共に上方に突出されているため、内側に屈曲されて上方に突出している側方ホルダー10の前端部が要介助者Aの両肩を前方から支持し、要介助者Aの上半身が必要以上に前方に倒れることは防止される。これによって、前方ホルダー9が要介助者Aの腹部を圧迫することを防止することができ、要介助者Aの負担を軽減することができる。
また、側方ホルダー10の上端面の中央部には窪み20が形成されているため、要介助者Aの両脇下は窪み20に嵌め込まれ、側方ホルダー10に支持される両脇下がずれる事は防止される。これによって、ボディホルダー5に胴体部が掴持された要介助者Aの姿勢は安定する。
また、側方ホルダー10の内側面は、下方に向かって内側に傾斜されているため、要介助者Aの上半身は側方ホルダー10の内側面で引っ掛かり、要介助者Aの身体が下方にずれ落ちることは防止される。これによって、要介助者Aの身体を確実に掴持することができる。
また、側方ホルダー10の内側面には、複数の凸部28が形成されているため、ボディホルダー5に掴持された要介助者Aの胴体部が下方に滑ることを凸部28が防止する。これによって、要介助者Aの身体を確実に掴持することができる。
また、側方ホルダー10の後端部には、要介助者Aの後方を支持する後方ホルダー11が取り付けられているため、要介助者Aの背面は両側から後方ホルダー11に支持される。これによって、後方ホルダー11が要介助者Aの身体の後方へ倒れを防止することができる。
また、後方ホルダー11の下端面は、側方ホルダー11の下端面より下方に形成されているため、後方ホルダー11が要介助者Aの身体を背中から腰にかけて支持する。これによって、ボディホルダー5に掴持された要介助者Aの姿勢は安定し、要介助者Aの負担を軽減することができる。
また、前方ホルダー9には、前方ホルダーフレーム12と前方緩衝材13とが備えられ、側方ホルダー10には側方ホルダーフレーム17と側方緩衝材18とが備えられているため、要介助者Aの胴体部及び脇下は、弾力性のある前方緩衝材13または側方緩衝材18に接触するとともに密着する。これによって、ボディホルダー5に掴持されたときの要介助者Aに与える不快感を軽減することができる。また、前方緩衝材13は前方ホルダーフレーム12の下端面にも被覆され、側方緩衝材18は前方ホルダーフレーム12の下端面にも被覆されているため、ボディホルダー5が下降して要介助者Aの腰や大腿部等が前方ホルダー9や側方ホルダー10に挟まれて前方ホルダー9や側方ホルダー10の下端面に接触しても、弾力性のある前方緩衝材13や側方緩衝材18に接触するため衝撃が緩和される。これによって、要介助者Aの身体の一部がボディホルダー5に挟まれたときの危険を軽減することができる。
また、側方ホルダーフレーム17の内側面に被覆された側方緩衝材18の下部18aは、側方緩衝材18の上部18bより肉厚に形成されているため、側方ホルダー10の内側面は斜めに傾斜され、側方ホルダー10は要介助者Aの両脇腹の下部をV字状に支える形状となり、要介助者Aの身体が下降することが防がれる。これによって、要介助者Aの身体は確実に保持される。
以上、本発明に係るボディホルダーの実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記した実施の形態では、ボディホルダー5は要介助者Aを起立させるとともに起立状態を保持させる起立補助装置1に備えられているが、本発明に係るボディホルダーは、要介助者Aを起立させて他の車椅子等に乗せ替えるための移乗機としての起立補助装置に備えてもよく、或いは要介助者Aを起立させてそのまま歩行させるための歩行補助機としての起立補助装置に備えてもよい。
また、上記した実施の形態では、前方ホルダーフレーム12や側方ホルダーフレーム17や後方ホルダーフレーム22の表面全部に緩衝材13,18,23をそれぞれ被覆させているが、本発明に係るボディホルダー5は、外側面の緩衝材13,18,23を省略してもよく、これによって、製作コストの低減を図ることができる。また、上記した実施の形態では、緩衝材13,18,23として、ウレタンスポンジを使用しているが、本発明は、ウレタンスポンジに代えて、EVAスポンジを使用して緩衝材13,18,23を形成してもよい。
また、上記した実施の形態では、前方ホルダー9と側方ホルダー10とはヒンジ金物21を介して接続されており、側方ホルダー10は開閉自在に取り付けられているが、本発明は、前方ホルダー9と側方ホルダー10とを一方向クラッチを介して接続してもよく、或いは前方ホルダー9と側方ホルダー10とを一体に形成してもよい。
また、上記した実施の形態では、凸部28は横方向に延在されているが、本発明は、凸部28は斜め方向に延在されていてもよく、V字状や波状に延在されていてもよく、或いは円形等に形成された複数の凸部が点在されていてもよい。
また、上記した実施の形態では、内側に屈曲されていると共に上方に突出されている側方ホルダー10の前端部は側方ホルダー10の上端部に一体に形成されているが、本発明は、内側に屈曲されていると共に上方に突出されている側方ホルダー10の前端部を側方ホルダー10の上端部と切り離して形成し、例えば一方向クラッチ等を介して略水平方向に回転自在に接続してもよい。これによって、要介助者Aの身体に合わせて側方ホルダー10の前端部を配置することができる。
1 起立補助装置
3 上下動部材(上下動部分)
4 アーム部材(上下動部分)
5 ボディホルダー
9 前方ホルダー
10 側方ホルダー
11 後方ホルダー
12 前方ホルダーフレーム
13 前方緩衝材
17 側方ホルダーフレーム
18 側方緩衝材
20 窪み
28 凸部
A 要介助者
3 上下動部材(上下動部分)
4 アーム部材(上下動部分)
5 ボディホルダー
9 前方ホルダー
10 側方ホルダー
11 後方ホルダー
12 前方ホルダーフレーム
13 前方緩衝材
17 側方ホルダーフレーム
18 側方緩衝材
20 窪み
28 凸部
A 要介助者
Claims (9)
- 要介助者の起立させる起立補助装置の上下動部分に取り付けられて該要介助者の前方を支持する前方ホルダーと、該前方ホルダーの両側にそれぞれ取り付けられて該要介助者の両側方を支持する側方ホルダーとが備えられているボディホルダーにおいて、
前記前方ホルダーの上端面は、前記側方ホルダーの上端面より下方に形成されていることを特徴とするボディホルダー。 - 請求項1記載のボディホルダーにおいて、
前記側方ホルダーの前端部上部は、内側に屈曲されていると共に、前記前方ホルダーとの取付部より前方かつ上方に突出されていることを特徴とするボディホルダー。 - 請求項1または2記載のボディホルダーにおいて、
前記側方ホルダーの上端面の中央部には、窪みが形成されていることを特徴とするボディホルダー。 - 請求項1から3のいずれか記載のボディホルダーにおいて、
前記側方ホルダーの内側面は、下方に向かって内側に傾斜されていることを特徴とするボディホルダー。 - 請求項1から4のいずれか記載のボディホルダーにおいて、
前記側方ホルダーの内側面には、複数の凸部が形成されていることを特徴とするボディホルダー。 - 請求項1から5のいずれか記載のボディホルダーにおいて、
前記側方ホルダーの後端部には、前記要介助者の後方を支持する後方ホルダーが取り付けられていることを特徴とするボディホルダー。 - 請求項1から6のいずれか記載のボディホルダーにおいて、
前記後方ホルダーの下端面は、前記側方ホルダーの下端面より下方に形成されていることを特徴とするボディホルダー。 - 請求項1から7のいずれか記載のボディホルダーにおいて、
前記前方ホルダーには、前記上下動部分に取り付けられた前方ホルダーフレームと、該前方ホルダーフレームの表面の上端面、内側面又は下端面のうち少なくとも一方に被覆された前方緩衝材とが備えられ、
前記側方ホルダーには、前記前方ホルダーフレームに取り付けられた側方ホルダーフレームと、該側方ホルダーフレームの表面の上端面、内側面又は下端面のうち少なくとも一方に被覆された側方緩衝材とが備えられていることを特徴とするボディホルダー。 - 請求項1から8のいずれか記載のボディホルダーにおいて、
前記側方ホルダーフレームの内側面に被覆された前記側方緩衝材の下部は、該側方緩衝材の上部より肉厚に形成されていることを特徴とするボディホルダー。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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2003
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