JP2005168478A - 釣り用サシエガードカプセル - Google Patents
釣り用サシエガードカプセル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005168478A JP2005168478A JP2003436344A JP2003436344A JP2005168478A JP 2005168478 A JP2005168478 A JP 2005168478A JP 2003436344 A JP2003436344 A JP 2003436344A JP 2003436344 A JP2003436344 A JP 2003436344A JP 2005168478 A JP2005168478 A JP 2005168478A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capsule
- fish
- sea
- fishing
- bait
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】 磯等の釣りにおいて、サシエを表層のエサ取りから保護し、目的の魚の泳層まで送り届け。かつ、釣竿を利用しての投入が可能で、微細な魚のアタリ(魚診)を感じ取ることを妨げないカプセルを提供すること。
【解決手段】 硬質で薄い合成樹脂製の半球の2つが蝶つがいで繋がる構造のカプセルで、内部にサシエ及びコマセを収納し、サルカン等で留めた釣り糸を上部カプセルのおよそ中心にある孔の内側から通し、下部カプセル開口部カバー部分の投入用フックに掛けることでカプセルを閉じたまま釣竿を利用しての海への投入を可能にし、目的の魚の泳層に達したとき海上のウキの浮力がカプセルに繋がる釣り糸を引くことでカプセルは開放し、収納したサシエ及びコマセを海中に放出する構造のカプセルを利用する。
【選択図】 図1
【解決手段】 硬質で薄い合成樹脂製の半球の2つが蝶つがいで繋がる構造のカプセルで、内部にサシエ及びコマセを収納し、サルカン等で留めた釣り糸を上部カプセルのおよそ中心にある孔の内側から通し、下部カプセル開口部カバー部分の投入用フックに掛けることでカプセルを閉じたまま釣竿を利用しての海への投入を可能にし、目的の魚の泳層に達したとき海上のウキの浮力がカプセルに繋がる釣り糸を引くことでカプセルは開放し、収納したサシエ及びコマセを海中に放出する構造のカプセルを利用する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、釣りにおけるサシエ及びコマセ(以下「サシエ等」という。)を表層にいるエサ取りの魚から守り、目的とする魚の泳層まで確実に送り届けることを目的とする。
現在、主に行われているエサ取りの魚からサシエを守る方法は、サシエを投入したいポイントから離れたところにコマセを撒き、そこにエサ取りの魚を集めておいてから、目指すポイントにサシエを投入し、エサ取りの魚がそれを見逃すという偶然に期待するものである。
また、既にサシエを守る器具は発明されているが、釣竿を利用して目的とする離れたポイントに投入することが難しいものであり、かつ、できるだけ繊細な仕掛けを望む釣り人にとって、いずれも構造が複雑、重量を伴うものであった。
特許公開平10−150895 特許公開平8−298908 特許公開平10−323150
また、既にサシエを守る器具は発明されているが、釣竿を利用して目的とする離れたポイントに投入することが難しいものであり、かつ、できるだけ繊細な仕掛けを望む釣り人にとって、いずれも構造が複雑、重量を伴うものであった。
従来のウキふかせ釣り等の仕掛けを利用することにより、できるだけ部品数を少なくシンプルに、かつ軽くすることで魚の微細なアタリ(魚診)を感じ取ることを妨げずに、確実にエサ取りの魚からサシエを保護し、サシエ等を目的の魚の泳層まで送り届けること。
かつ、従来どおり釣竿を利用しての投入を可能にすることを課題とする。
かつ、従来どおり釣竿を利用しての投入を可能にすることを課題とする。
合成樹脂製の硬質で薄いおよそ半球の形を成している2つが、蝶つがいによって開閉できるように繋がりおよそ球体の形を成しているカプセル(以下「カプセル」という。)内にサシエ等を収納することにより、エサ取りの魚から保護する。
釣り糸13を発明4の投入用フック8に掛けることで、カプセルは閉じようとするので釣竿を利用してカプセルを閉じたまま海上への投入を可能にし、カプセルは発明2の開口部カバー5及び発明3の凹凸部分6、7により沈降途中において開放することはないが、目的の水深に達したときには海上のウキ17の浮力が釣り糸13を通して上部カプセル1を上方に引くためカプセルは開放され、収納したサシエ等を海中に放出できる構造のカプセルを利用する。
図1のサルカン14を固着した釣り糸13を上部カプセル1の内側に接するように糸通し孔4から通し、下部カプセル2にコマセ12を入れ、その上にサシエ11を置き、更にコマセ又は同じエサを乗せ。上部カプセル1の蓋をする。
次に、糸通し孔4から出た釣り糸13を下部カプセル2の投入用フック8に掛ける。釣り糸13に釣竿からの張力がかかっているときは、糸通し孔4と投入用フック8の間の釣り糸13においても張力がかかっており、上部カプセル1及び下部カプセル2には閉じようする力が作用するので、釣竿を利用して常にウキに外側の遠心力がかかるような投げ方をすることでカプセルを閉じたまま海上の目的とするポイントへの投入を可能にする。
また、この投入用フック8に大きめの半円シモリ15を蓋をするように乗せ、その上にウキクッション16、ウキ17が重しとなるよう乗せることで、半円シモリ15はウキ等の重力のため投入用フック8から釣り糸13を一層外れ難くする。カプセルを投入後、海上着水時には半円シモリ15に乗っていたウキ等の重力がかからなくなると同時に、釣り糸13は釣竿からの張力を失っているので投入用フック8から外れる。
そして、下部カプセル2の開口部カバー5が開口部から海水の浸入を防ぎ、かつ、上下カプセルの噛み合っている凹凸部分6、7のわずかな抵抗のためカプセルは沈降途中に開くことはない。
カプセルが目的とする水深まで沈降したとき、ウキ17の浮力が釣り糸13を通して上部カプセル1を上方に引き、わずかに開閉の抵抗となっていた凹凸部分6、7の噛み合わせは外れ、カプセルは開放し、収納したサシエ等を海中に放出することができる。
この凹凸部分6、7の噛み合わせは、カプセルが自然に開くことを抑える抵抗となるが、カプセルの肉厚の薄さによる柔軟性のため蝶つがい3を支点として開こうとするときは小さい力でも容易に噛み合わせを外れることを可能にする。
しかし、ウキ17の浮力が小さいためカプセルが開放しなかったときは、カプセル内のコマセ12の重さで海中に引き込まれている状態のウキl7を目視することでカプセルが未だ開放していないことを判別でき、このときは少し釣竿を上に振り上げ釣り糸13を強く上に引くことでカプセルを開放することができる。
また、このカプセルは、大きさを変えることにより、ダンゴ釣りに使うダンゴに代えて利用することも可能である、このとき、中のサシエ11を押しつぶすことなくそのままの形で収納可能であり、かつサシエ11と同じ種類のエサを重ねて内包できるのでコマセとの同調を強調できる。
サシエ等を硬質のカプセルに入れ、釣竿を利用して狙った海上のポイントへの投入を可能にし、沈降途中では確実にエサ取りの魚から保護され、目的とする水深に達したときに海上のウキ17の浮力が釣り糸13を通して上部カプセル1を上方に引くことでカプセルは開放し、サシエ等を目的とする魚の泳層まで送り届けることができる。このとき、コマセの効果が目的としているサシエ11とコマセ12の同調も行われることになる。
また、サルカン14は上部カプセル1の下面に位置しているため、カプセルがサシエ等を放出した後、魚がサシエ11をくわえ釣り糸13を下方に引いても,カプセル自身は引かれることなく釣り糸13のみが引かれるので、魚にカプセルがあるがための違和感を与えることはない。かつ、釣り人はそのアタリ(魚診)を従来通り釣り糸13を通して感じ取ることができる。
水深のある磯等において、表層のエサ取りの魚が多すぎて、目的とする魚の泳層までサシエを送り届けることができず釣果を期待できないとき、当発明のカプセルは従来通り釣竿を利用して投入が可能であるため、目指すポイントの海層まで確実にサシエ等をエサ取りから保護し、かつ同調をさせて送り届けることができる。なお、このことは表層のコマセを喰うエサ取りの魚の行動が、目的の魚の食餌行動を刺激するナブラの状態にとって変わり、釣果を上げる好条件の1つに転換する。
1 上部カプセル 2 下部カプセル
3 蝶つがい 4 糸通し孔
5 開口部カバー 6 上部カプセル凹部分
7 下部カプセル凸部分 8 投入用フック
9 上部カプセル空気抜き孔 10 下部カプセル空気抜き孔
11 サシエ 12 コマセ
13 釣り糸 14 サルカン
15 半円シモリ 16 ウキクッション
17 ウキ
3 蝶つがい 4 糸通し孔
5 開口部カバー 6 上部カプセル凹部分
7 下部カプセル凸部分 8 投入用フック
9 上部カプセル空気抜き孔 10 下部カプセル空気抜き孔
11 サシエ 12 コマセ
13 釣り糸 14 サルカン
15 半円シモリ 16 ウキクッション
17 ウキ
Claims (4)
- 合成樹脂製の硬質で薄いおよそ半球の形を成している2つが、蝶つがいによって開閉できるように繋がり、内部にサシエ及びコマセ(以下「サシエ等」という。)を収納できるおよそ球体の形を成しているカプセル(以下「カプセル」という。)で、一方の半球のおよそ中央付近に釣り糸を通す孔を備え、この孔を通る釣り糸が海上のウキ又は釣竿により上方に引かれたときカプセルが開放し、内包したサシエ等を海中に放出できることを特徴とするカプセル。
- 請求項1のカプセルにおいて、投入後の海上着水時及び目的とする水深に達する前の沈降途中に海水の浸入等による開放を防ぐため、一方の半球の開口部に別の半球の開口部を覆うカバーを備えたカプセル。
- 請求項2のカプセルにおいて、カプセルが閉じた状態で開口部のカバー部分と別の半球が重なる部分にそれぞれが噛み合う凸凹部分を備え、投入後の海上着水時及び沈降の途中においてはカプセルの開放を防いでいるが、目的の水深に達しカプセルの孔から出た釣り糸に上方からの張力がかかったときは噛み合う凸凹部分が外れカプセルを開放することを特徴とするカプセル。
- 請求項3のカプセルにおいて、開口部のカバー部分に投入用フックを備え、この投入用フックに別の半球のおよそ中央付近の孔から出る釣り糸を掛けることで、釣竿からの張力が保持されている間は2つの半球同士が引き合う力が作用しているため、釣竿を利用してカプセルを閉じたまま海への投入を可能にする機能を有するカプセル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003436344A JP2005168478A (ja) | 2003-12-05 | 2003-12-05 | 釣り用サシエガードカプセル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003436344A JP2005168478A (ja) | 2003-12-05 | 2003-12-05 | 釣り用サシエガードカプセル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005168478A true JP2005168478A (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=34736937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003436344A Pending JP2005168478A (ja) | 2003-12-05 | 2003-12-05 | 釣り用サシエガードカプセル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005168478A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101876983B1 (ko) * | 2018-01-29 | 2018-07-10 | 김원수 | 미끼보호 기능이 구비된 낚시도구 |
CN110050769A (zh) * | 2019-05-23 | 2019-07-26 | 徐志穗 | 一种打窝渔具和打窝饵料结构及打窝方法 |
CN110622916A (zh) * | 2019-10-14 | 2019-12-31 | 长阳黎维大鲵养殖有限公司 | 促进大鲵性腺发育的拟态胶囊及使用方法 |
NO344932B1 (no) * | 2019-08-27 | 2020-07-06 | Frode Svendsen | Fiskesluk til sportsfiske og beskyttelse av krok med åte. |
CN111587857A (zh) * | 2020-05-22 | 2020-08-28 | 泉州信息工程学院 | 智能型诱鱼钓组装置及其工作方法 |
-
2003
- 2003-12-05 JP JP2003436344A patent/JP2005168478A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101876983B1 (ko) * | 2018-01-29 | 2018-07-10 | 김원수 | 미끼보호 기능이 구비된 낚시도구 |
CN110050769A (zh) * | 2019-05-23 | 2019-07-26 | 徐志穗 | 一种打窝渔具和打窝饵料结构及打窝方法 |
CN110050769B (zh) * | 2019-05-23 | 2024-04-26 | 徐志穗 | 一种打窝渔具和打窝饵料结构及打窝方法 |
NO344932B1 (no) * | 2019-08-27 | 2020-07-06 | Frode Svendsen | Fiskesluk til sportsfiske og beskyttelse av krok med åte. |
CN110622916A (zh) * | 2019-10-14 | 2019-12-31 | 长阳黎维大鲵养殖有限公司 | 促进大鲵性腺发育的拟态胶囊及使用方法 |
CN111587857A (zh) * | 2020-05-22 | 2020-08-28 | 泉州信息工程学院 | 智能型诱鱼钓组装置及其工作方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN202979893U (zh) | 一种悬浮式多用途网箱 | |
US20080307693A1 (en) | Floating fish container | |
JP2007117028A (ja) | 底蓋及び引っ掛け金具を有する中通し撒き餌カゴを用いた釣り具及び釣り方 | |
JP2005168478A (ja) | 釣り用サシエガードカプセル | |
US20120144722A1 (en) | Crustacean trap with degradable cull ring panel | |
US8683736B1 (en) | Casting float with a separation member to retain the casting float in a partially opened condition, which also retains a hook and bait during casting and which fully opens when the casting float hits a body of water | |
CN104378977B (zh) | 钓鱼装置 | |
US5555670A (en) | Submersible object with bait compartment for a attracting fish | |
AU756476B1 (en) | A fishing accessory that can be a float or a sinker | |
JP4501133B2 (ja) | 釣り用サシエガードカプセルii | |
JP3191007B2 (ja) | フィッシング用寄せえさかご | |
JP7546914B2 (ja) | 浮釣り遠投カゴ | |
CN221864262U (zh) | 一种可调节入水深度的捕捞装置 | |
JP2004337138A (ja) | フタ付のエサ籠 | |
JP2005348716A (ja) | 一網打尽カニ取り君 | |
JP5509229B2 (ja) | 魚釣り用重り | |
KR101045811B1 (ko) | 미끼수납부가 구비된 낚시추 | |
US20050081424A1 (en) | Effervescent fish bait | |
JP2007236370A (ja) | 魚釣り用仕掛け具 | |
KR100720169B1 (ko) | 루어용 다기능 싱커 | |
JP2002238424A (ja) | 磯釣り用の撒餌装置 | |
JP2004173702A (ja) | 中通し撒き餌カゴを用いた釣り具及び該釣り具で魚を釣る方法 | |
JP2024092147A (ja) | 沈下速度調整機能付き疑似餌 | |
JP2015073529A (ja) | 根掛かり防止用コマセ収容型水中浮き | |
JP3134252U (ja) | 遠投用釣具 |