JP2004337138A - フタ付のエサ籠 - Google Patents

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Abstract

【課題】釣りエサの放出具合もよくして、投入や沈下時の籠の姿勢変化を防ごうとするものである。
【解決手段】下部が開放した形状で浮力を有さない樹脂にて網状に形成されたエサ籠2を設けて、その下部の開放部4を塞ぐように一対の円錐形状の底辺側を接合してなる形状のフタ6を、オモリを兼ねるように比重の大きい樹脂等で形成して設けた。又、道糸の通る透明な樹脂製の連結パイプ7がエサ籠2内を上下にスライドして、開放部4をフタ6が開閉できるものとした。 又、フタ6が開かないことがないように、連結パイプ7を覆い隠してスライドを円滑にする補助パイプ5を、エサ籠2の貫通孔3に、エサ籠2内に突出するように固定して設け、さらに、開放部4を、塞ぐように係合するフタ6を開かせる方法として、フタ6の頂上部とスライド円滑にする補助パイプ5低部との中間部にステンレスのスプリングを設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、魚釣りに使用する釣りエサを収納して投入すれば、水中の適当な水深において釣りエサを放出しょうとするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、狙い目とする水深の水中において、釣りエサを放出する籠として、20センチ程度の長さの連結糸の上下端部に、糸の連結用に用いるヨリ戻し金具を設けて、その連結糸をスライドするように、上部に、浮力を有する籠、下部そのフタ及び沈下させるためのオモリから成る一対の籠(図3参照)がセットされて、釣りエサを籠に詰め込み水面に投入して着水すれば、フタの底部が、連結糸の下側に設けたヨリ戻し金具を押し進むようにセットされた水深まで沈下してゆき、このとき上部側の籠は浮力を有しているためフタとは逆方向に作用して、連結糸の上部側のヨリ戻し金具に張り付いたようになる。つまりフタが適当な間隔を空けて、籠を引き連れて沈下してゆくという姿勢になる。沈下が止まった時点において、沈下速度から開放された釣りエサが落下するように放出されてゆく。
【0003】
上記のように構成された籠の問題点として、先ず、籠が浮力を有しているために沈下速度が遅い。沈下速度が遅いと、潮の流れが早い時などは、狙ったポイントに釣りエサを放出することが困難になる。早めようとすれば、必要以上の余分なオモリを必要とする。
【0004】
次に、籠自体に浮力体を設けてなくてはならない。ということは、やはり籠自体がその分、余分に大きくなり、そのことも沈下速度に遅れを生じさせる。
【0005】
又、魚が釣針を喰わえて引き込めば、籠は構成上、釣針を結ぶハリス及び道糸に連動された状態にあり。魚が釣針を喰わえて引き込めば、籠の抵抗を直接感じとり釣針を吐き出す確率が高くなる。又、回遊魚のように回遊スピードの早い魚が喰い付いて、猛スピードで泳ぎ去れば、籠が受ける水の抵抗でハリスや道糸が切れることもある。
さらに、フタの上面側は円錐形状に形成されておらず、その上に釣りエサが乗り掛かるようになり釣りエサの放出具合が悪い。
籠とフタの連結方法が、糸によりなされているため、投入や沈下時に籠の姿勢が変化しやすく、釣りエサの飛散や、沈下時に途中放出することや、姿勢変化がおこることで断面積が増加して、空中においては空気抵抗が、沈下時には水の抵抗が増加して飛距離や沈下速度の低下を招く。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】
そひで、籠に浮力体を設けず必要最小限の大きさとして、沈下速度を早めようと、魚が釣針を喰わえての引き込み方向においては、籠を道糸に対してフリーの状態にして、さらに釣りエサの放出具合もよくして、投入や沈下時の籠の姿勢変化を防ごうとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
円柱台形状で中央部の垂直方向に貫通孔を有して、下部が開放したエサ籠を設けて、その下部の開放部を塞ぐように係合して、中央部の垂直方向に貫通孔を有した一対の円錐形状の底辺側を接合してなる形状のフタを設けて、道糸の通る連結パイプをエサ籠の貫通孔上部より挿入してゆき、フタに設けた貫通孔に挿入して連結パイプとフタを固定して、連結パイプがエサ籠内を上下にスライドして、開放部をフタが開閉できるものとして、さらに連結パイプがエサ籠から抜け落ちないようにと、パイプの上部に抜け止め部を設け、エサ籠とフタとをパイプで連結して、
【0008】
水中において、エサ籠内に入れられた釣りエサに、スライドするパイプが圧着されて、フタが開かないことがないようにと、パイプを覆い隠してスライドを円滑にする補助パイプを、エサ籠の貫通孔に、エサ籠内に突出するように固定して設て、
【0009】
開放部を、塞ぐように係合するフタを開かせる方法として、フタの頂上部とスライド補助パイプ低部との中間部にスプリングを設けるように、その部分の連結パイプにスプリングを巻き付けるようにして設けた。
【0010】
開放部を塞ぐように係合するフタを開かせて、釣りエサを放出する他の方法として、エサ籠に浮力体を設けることもできる。
【0011】
さらに、他の方法としてフタの頂上部とスライドを円滑にする補助パイプ低部とのそれぞれに、一対の磁石を同極が向かい合うようにして設けて、磁力で反発させて開けるようにする方法もある。
【0012】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例に基づき図1を参照して説明する。
円柱台形状で中央部の垂直方向に貫通孔3を有して、下部が開放した形状で浮力を有さない樹脂にて網状に形成されたエサ籠2を設けて、その下部の開放部4を塞ぐように係合して、落下する釣りエサがフタに引っ掛かることなく、また沈下においては水の抵抗を減らすようにと、中央部の垂直方向に貫通孔3を有した一対の円錐形状の底辺側を接合してなる形状のフタ6を、オモリを兼ねるように比重の大きい樹脂等で形成して設けて、道糸の通る透明な樹脂製の連結パイプ7をエサ籠2の貫通孔3上部より挿入してゆき、フタ6に設けた貫通孔3に挿入してパイプ7とフタ6を固定して、連結パイプ7がエサ籠2内を上下にスライドして、開放部4をフタ6が開閉できるものとして、さらにパイプ7がエサ籠2から抜け落ちないようにと、連結パイプ7の上部に抜け止め部8を設けて、
【0013】
又、水中において、エサ籠2内に入れられた釣りエサに、スライドする連結パイプ7が圧着されて、フタ6が開かないことがないようにと、連結パイプ7を覆い隠してスライドを円滑にする補助パイプ5を、エサ籠2の貫通孔3に、エサ籠2内に突出するように固定して設て、
【0014】
さらに、開放部4を、塞ぐように係合するフタ6を開かせる方法として、フタ6の頂上部とスライド円滑にする補助パイプ5低部との中間部にステンレスのスプリングを設けるように、その部分の連結パイプ7にスプリング9を巻き付けるようにして設けた。
【0015】
使用方法は、籠を逆さまにして抜け止め部を下に押し当て、開放部を開かせて釣りエサを籠内に納めて、抜け止め部より突出している道糸を持ち上げるように、釣竿に吊り下げれば、籠と釣りエサの荷重によりスプリングが収縮されて、開放部がフタに係合して閉じる。そして投入すれば、フタの底部を先頭に水面に向けて飛行し。着水後やはり、フタの底部を先頭に水底に向けて沈下してゆく。
沈下状態は、フタの底部が、連結糸の下側に設けたヨリ戻し金具を押し進むように沈下してゆき、このとき上部側の籠は、中に釣りエサが納まっているために抵抗が大きくて、フタの沈下速度に付いて行くことができずに、連結パイプの抜け止め部に張り付いたようになり、つまりフタが適当な間隔を空けて、籠を引き連れて沈下して行くという姿勢になる。
セットされた水深になれば、浮力を有さない籠は沈下をはじめて、スプリングを押し縮めてフタに係合しょうとするのだが、水中であるがために荷重が軽減されてスプリングを押し縮めることができず、開放部とフタとにスプリング分の空間が発生する。その空間より釣りエサが落下するように放出されていく。
【0016】
尚、スプリングの代用として、磁石を用いても同様の効果を得ることができる。方法が、フタの頂上部とスライドを円滑にする補助パイプ低部とのそれぞれに、一対の磁石を同極が向かい合うようにして設けて、磁力で反発させて開けるようにすることもできる。磁石を用いる場合の要点として、磁力の調整は、籠が水中において、陸上よりも軽くなた自重にて行なうものとする。
その他の方法として、エサ籠2に浮力体を設けることもできる。
【0017】
【発明の効果】
上記構成により、魚が釣針を喰わえての引き込み方向においては、従来品のように籠はハリス及び道糸と連動せず、フリーな状態にあるために魚が釣針を喰わえて引き込んでも、いわく感を与えず、また回遊魚のようにスピードの早い魚が喰い付けば、従来品においては籠が受ける水の抵抗でハリスや道糸が切れることもあったが、本発明においてはその心配は皆無てある。
【0018】
又、スプリングまたは磁石を用いることにより、籠に浮力体を設けずともよく、籠を必要最小限の大きさにすることができムダもなく、沈下速度も早い。
【0019】
さらに、フタの形状が、一対の円錐形状の底辺側を接合してなる形状に形成されているために、釣りエサの落下状態もよく籠の沈下速度も早い。
【0020】
籠とフタの連結方法が、従来品においては、適当な寸法の糸内を、分離する籠とフタがスライドするので投入や沈下時の姿勢変化を招き易く、それにともない様々な問題が発生するが、本発明においては、解決方法としてフタに固定されたパイプを、籠がスライドするように構成されているので、フタと籠の姿勢変化がない。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】本発明の実施例の側面図である。
【図3】従来品を説明する側面図である。
【符号の説明】
1.フタ付の籠 2.エサ籠 3.貫通孔 4.開放部 5.補助パイプ
6.フタ 7.連結パイプ 8.抜け止め部 9.スプリング 10.連結糸
11.海面に浮遊する浮きへつながる糸 12.釣針 13.ヨリ戻し
14.ハリス 15.浮力体 16.オモリ

Claims (5)

  1. 水中の適当な水深まで沈下させて釣りエサを放出するフタ付の籠(1)であって、円柱台形状で中央部の垂直方向に貫通孔(3)を有して、下部が開放したエサ籠(2)を設けて、その下部の開放部(4)を塞ぐように係合する。中央部の垂直方向に貫通孔(3)を有した一対の円錐形状の底辺側を接合してなる形状のフタ(6)を設けて、道糸の通る連結パイプ(7)をエサ籠(2)の貫通孔(3)上部より挿入してゆき、フタ(6)に設けた貫通孔(3)に挿入して連結パイプ(7)とフタ(6)とを固定して、連結パイプ(7)がエサ籠(2)内を上下にスライドして、開放部(4)をフタ(6)が開閉できるものとして、さらに連結パイプ(7)がエサ籠(2)から抜け落ちないようにと、エサ籠(2)の上部に突出する連結パイプ(7)の上部に抜け止め部(8)を設け、エサ籠(2)とフタ(6)とを連結パイプ(7)で連結したような構成にしたことを特徴とするフタ付のエサ籠。
  2. 水中において、エサ籠(2)内に入れられた釣りエサに、スライドする連結パイプ(7)が圧着されて、フタ(6)が開かないことがないようにと、連結パイプ(7)を覆い隠してスライドを円滑にする補助パイプ(5)を、エサ籠(2)の貫通孔(3)に、エサ籠(2)内に突出するように固定して設けた請求項1記載のフタ付のエサ籠。。
  3. 開放部(4)を、塞ぐように係合するフタ(6)を開かせる方法が、フタ(6)の頂上部とスライドを円滑にする補助パイプ(5)低部との中間部にスプリングを設けるように、その部分の連結パイプ(7)にスプリング(9)を巻き付けるようにして設けた請求項1又は2記載のフタ付のエサ籠。
  4. 開放部(4)を塞ぐように係合するフタ(6)を開かせて、釣りエサを放出する方法が、エサ籠(2)が浮力を有する請求項1記載のフタ付のエサ籠。
  5. 開放部(4)を、塞ぐように係合するフタ(6)を開かせる方法が、フタ(6)の頂上部とスライドを円滑にする補助パイプ(5)低部とのそれぞれに、一対の磁石を同極が向かい合うようにして設けて、磁力で反発させて開けるようにした請求項1又は2記載のフタ付のエサ籠。
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