JPH0455513Y2 - - Google Patents

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JPH0455513Y2
JPH0455513Y2 JP12238088U JP12238088U JPH0455513Y2 JP H0455513 Y2 JPH0455513 Y2 JP H0455513Y2 JP 12238088 U JP12238088 U JP 12238088U JP 12238088 U JP12238088 U JP 12238088U JP H0455513 Y2 JPH0455513 Y2 JP H0455513Y2
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bait
buoy
inner lid
entrance
basket
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JP12238088U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、魚釣用のまき餌かごに関するもの
である。
〔従来の技術〕
海釣りにおいて、鯛、スズキ、ヒラマサ等の比
較的水深の深いところに生息している大物を釣る
場合、第8図に示すように、道糸Aの下端にまき
餌かごを取付け沈下させ、まき餌を散布して魚を
誘い集めるようにしている。このまき餌かごは、
上部が開口した円筒形かご本体31の上端に吊手
32を備え、底部に沈下を早めるための重り33
を固着したものが知られている。これを使用する
場合にはハリスの先端の釣ばりBにエビ等の餌を
刺し、これを沖アミ等の細かいまき餌Cの中に埋
めてかご内に収納し、水中に沈めるようにしてい
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、この従来のまき餌かごにおいては、
所定の水深(例えば真鯛では100m位)までに沈
下中に、上部開口から小魚による、所謂餌とりに
まき餌をとられてしまい、所定の深さのところで
十分なまき餌をすることができず、大きい釣果が
得られにくい問題点があつた。
この考案は、従来品の有するこのような問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、所定の水深のところまで、完全にまき餌
を守ることができるようにしたまき餌かごを提供
しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案における
まき餌かごは、筒形かご本体の上端に吊手を取付
けると共に底部に重りを固着し、このかご本体の
側壁下部にまき餌出入口を設けると共に、本体の
内部にまき餌出入口を開閉する中蓋を上下スライ
ド自在に挿入し、この中蓋に所要浮力のブイを取
付ける共にこのブイに浸水用小孔を設けてなるも
のである。
〔作用〕
このように構成されたまき餌かごは、沈下当初
はブイに浮力があつて中蓋を引上げてまき餌出入
口が閉鎖されており(第5図参照)、沈下中に小
孔から水が侵入して浮力が無くなると中蓋が自重
で降下して餌出入口が開口する(第6図参照)。
〔実施例〕
第1図〜第6図は、この考案の一実施例を示
す。このまき餌かごは、第1図及び第2図に示す
ように、円筒形かご本体1の上端に逆U字形状吊
手2が取付けられ、底部に偏平な逆円錐形重り3
が固着され、かご本体の側壁下部に比較的大きい
正面方形状のまき餌出入口4が設けられ、かご本
体の内部にまき餌出入口4を開閉する円板形中蓋
5が上下方向スライド自在に挿入されこの中蓋5
に継手6を介して所要浮力の球形ブイ7が取付け
られ、このブイ7の上端に1個の排気用、下端に
2個の浸水用小孔8が設けられてなるものであ
る。
かご本体1には、中央部やや上方に仕切9が設
けられ、仕切9とまき餌出入口4の状態との間が
まき餌収納室10となり、仕切9より上方がブイ
収納室11となつている。側壁には、まき餌出入
口4の上端中央より上向きにハリス挿通用スリツ
ト12が設けられ、この背面に下縁から上向きに
ブイの継手6挿通用スリツト13が設けられ、こ
のスリツト13の真上でブイ収納室の略中央部に
正面方形状の継手挿通孔14が設けられ、ブイ収
納室11の周面には複数の円形通水孔15が設け
られている。
中蓋5はスリツト13に挿通した直立状固定板
16を介して常時水平状態を維持しており、且つ
底面からまき餌出入口4の上縁まで間の寸法l
(第2図参照)をスムースに上下動することがで
きる。
継手6は、中蓋に連設した固定板16と、この
固定板の上端に揺動自在に連なりブイ収納室11
の挿通孔14から室内に挿入されるアーム17と
からなり、ブイの下端の輪18にアーム17が屈
曲自在に取付けられている。
なお、中蓋とブイとをつなぐ手段として、上述
のほかに、仕切に貫孔を設けこの貫通を挿通する
継手等の手段を用いることもできる。
ブイ7は、硬質プラスチツク成形品からなり水
中において、継手6を介して中蓋5をスリツト1
3内一杯上方に引上げる(第5図参照)浮力を備
えている。また上端面及び下端面に小孔8がある
ので、ここから徐々に水が侵入して丁度所定の水
深に沈下した頃には、水が充満して浮力が無くな
りブイ収納室11の底、即ち仕切り9上に沈み
(第6図参照)、これに伴つて中蓋5が自重で落ち
てまき餌出入口4が開口してここからまき餌が流
出するようになる。
仕切9には中央部に通水孔19が設けられてい
る。
前記まき餌かごを使用する場合、第3図〜第6
図に示すように、第1に(第3図参照)かご本体
1を逆様にし且つ中蓋5を一杯上方に持ち上げて
まき餌出入口4からまき餌C及び餌付き釣ばりB
を収納する。
第2に(第4図参照)かご本体1を正常にし中
蓋5を一杯持ち上げてまき餌出入口4を閉じると
共に餌収納室10にまき餌Cを密閉させる。
第3に(第5図参照)この状態で水中に投入す
るとブイ7が浮上して継手6を介して中蓋5を支
持してまき餌出入口4の閉鎖状態が保持できる。
第4に(第6図参照)沈下中ブイ7には徐々に
浸水して所要時間後浮力が消滅して仕切9上に沈
みこれに伴つて中蓋5も自重で落下してしまき餌
出入口4が開口し、例えば竿を上下に振動させる
と、まき餌出入口からまき餌Cと餌付き釣ばりB
とが排出され釣りの態勢が整う。
第7図はこの考案の他の実施例を示し、重り3
に工夫を施したものである。このまき餌かごは、
かご本体1の底部に逆円錐形重りケース20が取
付けられ、重りケース20には頂面にコイルばね
21が内装してあり、側面窓22から球形重り2
3を出入り可能に挿入するものである。
重り23の大小を選択することによつて水中に
おける沈下速度が調節できる利点がある。
〔考案の効果〕
この考案は、上述の通り構成されているので、
次に記載する効果を奏する。
水中において沈下中ブイの浮力及びブイの流動
摩擦によつて中蓋が上昇しており、まき餌出入口
が閉鎖されていて途中でまき餌がこぼれ出たり、
小魚にまき餌をとられることがない。所定の水深
の位置ではブイが浸水して浮力がなくなるため中
蓋が降下し、まき餌出入口が開口して十分なまき
餌ができ大きな釣果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す分解斜視
図、第2図は同上の組立縦断面図、第3図、第4
図、第5図及び第6図は同上の使用状態を示す説
明図、第7図はこの考案の他の実施例を示す要部
縦断面図である。また第8図は、従来例を示す斜
視図である。 1,31……かご本体、2,32……吊手、
3,33……重り、4……まき餌出入口、5……
中蓋、6……継手、7……ブイ、8……小孔、1
0……まき餌収納室、11……ブイ収納室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒形かご本体の上端に吊手を取付けると共に底
    部に重りを固着し、このかご本体の側壁下部にま
    き餌出入口を設けると共に、本体の内部にまき餌
    出入口を開閉する中蓋を上下スライド自在に挿入
    し、この中蓋に所要浮力のブイを取付けると共に
    このブイに浸水用小孔を設けてなるまき餌かご。
JP12238088U 1988-09-19 1988-09-19 Expired JPH0455513Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12238088U JPH0455513Y2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19

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Publication Number Publication Date
JPH0244980U JPH0244980U (ja) 1990-03-28
JPH0455513Y2 true JPH0455513Y2 (ja) 1992-12-25

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