JP2005167747A - 映像復号化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】遠隔地から放送や、無線または有線のネットワーク等によって伝送される映像信号や音声信号を復号化してTVなどの表示装置に出力する映像復号化装置において、映像信号処理用のクロックがノイズ等の影響を受けやすく、コストが高いという大きな問題点があった。
【解決手段】復号化手段3の出力するディジタル制御信号によって制御され、復号化手段3に対して映像信号の出力基準となる映像クロック信号18を出力する容量負荷可変手段付き発振器5と、容量負荷可変手段付き発振器5に接続される水晶振動子6とを備え、ディジタル制御信号を制御して、容量負荷可変手段付き発振器2の水晶振動子6から見た容量負荷を変化することで映像クロック信号12の周波数を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】復号化手段3の出力するディジタル制御信号によって制御され、復号化手段3に対して映像信号の出力基準となる映像クロック信号18を出力する容量負荷可変手段付き発振器5と、容量負荷可変手段付き発振器5に接続される水晶振動子6とを備え、ディジタル制御信号を制御して、容量負荷可変手段付き発振器2の水晶振動子6から見た容量負荷を変化することで映像クロック信号12の周波数を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、遠隔地から放送や、無線または有線のネットワーク等によって伝送される映像信号や音声信号を復号化してTVなどの表示装置に出力する映像復号化装置に関するものである。
近年、遠隔地から放送や、無線または有線のネットワーク等によって伝送される、映像信号や音声信号を復号化する映像復号化装置が多数開発されている。近年における画像圧縮技術の進展と、伝送路の容量拡大により、従来得ることができなかった高品質の映像や音声をリアルタイムで伝送することが可能となってきた。例えば、MPEG2方式で毎秒6Mbps程度に圧縮符号化した映像データおよび音声データを、光ファイバー等のネットワークを用いて一般家庭に伝送し、家庭ではSTB(セット・トップ・ボックス)と呼ばれる端末において、圧縮符号化された映像データや音声データを復号化して、TV等の表示装置に表示することで、家庭においても非常に高品質な映像、音声を楽しむことが可能となってきている。
従来の、有線ネットワークを経由して伝送される映像、音声を復号化する映像復号化装置(STB)の一例を図5に示す。
図5は、従来の映像復号化装置の構成を示したブロック図である。
図5において符号化データ入力端子60にMPEG2方式で符号化された映像データおよび音声データが入力される。復号化手段50においては、MPEG2方式で符号化された映像データを復号し、出力端子64に復号化された映像信号を出力する。一方、符号化データ入力端子60に入力される符号化された映像データおよび音声データを送信する送出装置における映像信号符号化用クロック信号のクロック周波数と、受信側の映像復号化装置における映像信号復号化用クロック信号のクロック周波数は、それぞれ別々の水晶振動子をもとにして作られるため完全には一致しておらず、映像復号化装置において完全に固定周波数で発振する水晶振動子を用いて映像データを復号化すると、長い時間で見た場合、映像信号のコマ落ちや、コマのダブリが発生する。そこで、送出装置における映像信号符号化用クロック信号のクロック周波数と、受信側の映像復号化装置における映像信号復号化用クロック信号のクロック周波数を一致させるために、以下に示すような処理が行われていた。
復号化手段50において、例えば復号化した映像信号データを保持する図示しない映像バッファの使用量に応じて、ディジタル値の制御データである発振制御信号61を出力し、ディジタルアナログ変換手段51において、発振制御信号61をディジタルアナログ変換して、アナログ値である発振制御電圧62を出力する。電圧制御型発振手段52は、入力される発振制御電圧62の電圧値に応じて発振周波数が変化する電圧制御型の発振器であって、映像信号処理用の27MHzのクロック信号63を出力する。図6に電圧制御型発振手段52の内部構成の一例を示す。図6において、53は抵抗器、54はバリキャップ、55はコンデンサ、56は水晶振動子、57は発振手段である。入力端子65に加わった電圧値は、抵抗器53を介して、バリキャップ54に加わる。バリキャップ54は電圧値に応じて容量が変わる素子であり、バリキャップ54の両端に加わる電圧値によって、バリキャップ54とコンデンサ55の合成容量が変化し、水晶振動子56に接続される容量負荷が変化することで、水晶振動子56の発振周波数が変化するため、発振手段57の発振周波数が変化し、出力端子66に出力されるクロック信号63の周波数を制御できる。
次に、図5において、復号化手段50は、クロック信号63に同期したタイミングで復号化した映像信号を図示しない映像バッファから読み出し、映像バッファが破綻せず一定量の映像信号が映像バッファに保持されるように制御を行って出力端子64に映像信号を出力する。
なお、映像復号化装置に関する特許文献1としては下記のものがある。
特開平10−51314号公報
しかしながら、上記の従来の方法では、発振制御信号61をディジタルアナログ変換して、アナログ値である発振制御電圧62によって、電圧制御型発振手段52の発振周波数を変化させていた。アナログ信号によって発振周波数を制御するため、ノイズ等の影響を受けやすく、もし周辺回路からの影響によって発振制御電圧62にノイズが重畳された場合、電圧制御型発振手段52の出力するクロック信号63がジッタを持ってしまうという問題点があった。また、ディジタルアナログ変換手段やローパスフィルタ等のアナログ回路が必要であり、コストが高いという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、ノイズ等の影響を受けず、かつ低コストの映像復号化装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明の映像復号化装置は、制御手段の出力するディジタル制御信号によって制御され、復号化手段に対して映像信号の基準となる映像クロック信号を出力する容量負荷可変手段付き発振器と、容量負荷可変手段付き発振器に接続される水晶振動子とを備え、ディジタル制御信号を制御して、容量負荷可変手段付き発振器の水晶振動子から見た容量負荷を変化することで映像クロック信号の周波数を制御するものである。
本発明の映像復号化装置は、上記構成を有し、ジッタの無い安定した映像クロック信号を発生することができ、かつ低コスト化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は有線または無線のネットワーク経由で伝送される映像、音声データを復号化する映像復号化装置における本発明の第一の実施の形態の構成を示したブロック図である。図1において1は受信手段、2はバッファ、3は復号化手段、4は制御手段、5は容量負荷可変手段付き発振器、6は水晶振動子である。
図1は有線または無線のネットワーク経由で伝送される映像、音声データを復号化する映像復号化装置における本発明の第一の実施の形態の構成を示したブロック図である。図1において1は受信手段、2はバッファ、3は復号化手段、4は制御手段、5は容量負荷可変手段付き発振器、6は水晶振動子である。
以上のように構成された映像復号化装置において、その動作を図面を参照しながら詳しく説明する。
図1においてビットストリーム入力端子15には、有線または無線ネットワーク経由で送信される、MPEG2方式で符号化された映像データおよび音声データを含むビットストリームが入力される。受信手段1においてはビットストリームの受信処理を行い、ビットストリームをバッファ2に書き込む。次に、復号化手段3においては、バッファ2からビットストリームを読み出し、MPEG2方式で符号化された映像データを復号し、出力端子64に復号化された映像信号を出力する。
次に、送出装置における映像信号符号化用クロック信号のクロック周波数と、受信側の映像復号化装置における映像信号復号化用クロック信号のクロック周波数を一致させるために、以下に示すような処理を行う。図1の制御手段4においては、ビットストリームを一時的に保持するバッファ2の使用量に応じて、ディジタル値の制御データである発振制御信号17を出力する。バッファ2から制御手段4に対しては、バッファ2の残容量やバッファ2の書き込み速度と読み出し速度の差等のバッファに関する情報データ16を出力する。
容量負荷可変手段付き発振器5は、発振制御信号17に応じて水晶振動子6から見た容量負荷を変化させることができる。水晶振動子6は、接続された容量負荷可変手段付き発振器5の容量負荷を変化させると、発振周波数が微妙に変化する。容量負荷可変手段付き発振器5は、入力される発振制御信号17の値に応じて発振周波数が変化する発振器であって、映像信号処理用の27MHzのクロック信号18を出力する。図2に容量負荷可変手段付き発振器5の内部構成を示す。図2において入力端子20にディジタル信号である発振制御信号17が入力される。制御手段7においては発振制御信号17の内容を解釈して、選択信号22を容量可変手段8に出力し、同時に選択信号23を容量可変手段9に出力する。上記容量可変手段8、9の内部構成を図3に示す。容量可変手段8、9は、コンデンサを直列に多段接続したコンデンサアレイ11と、コンデンサアレイ11内の各コンデンサから引き出した複数の端子線のうちから一本の端子線を選択する選択手段12から構成されている。選択手段12は入力端子27に入力される選択信号22、23に応じて、コンデンサアレイ11内の各コンデンサからの端子線のうち一本の端子線を選択して出力端子28に出力する。
次に図2において、容量可変手段8の出力は、接続端子24に接続されており、また容量可変手段9の出力は、接続端子25に接続されている。接続端子24、25には、水晶振動子6が接続される。
図2において発振手段10はインバータ回路、バッファ回路等から構成されており、27MHzのクロック信号18をクロック出力端子26に出力する。以上のように構成された容量負荷可変手段付き発振器5においては、発振制御信号17によって内蔵したコンデンサアレイの引き出し端子の一本を選択することで、容量可変手段8、9の出力端子28と接地間の容量が変化する。すなわち、水晶振動子6に接続された接続端子24、25の水晶振動子6側から見た容量負荷が変化するため、水晶振動子6の発振周波数を微妙に変化させることができる。
次に、図1において復号化手段3は、容量負荷可変手段付き発振器5の出力するクロック信号18に同期したタイミングでバッファ2からビットストリームを読み出し、ビットストリーム中の映像データを抜き出して復号化し、出力端子64に復号化した映像信号を出力する。
次に、制御手段4が行うクロック信号18の周波数の制御方法を示す。バッファ2はビットストリームを保持するために十分な容量を持っており、制御手段4に対し使用可能な残りのバッファ容量の情報あるいはバッファ2の書き込み速度と読み出し速度等の情報データ16を出力している。制御手段4は常に情報データ16を監視し、バッファ2の残量が一定のしきい値より小さくなった場合、クロック信号18の周波数が高くなるように発振制御信号17を出力する。逆に、バッファ2の残量が一定のしきい値より大きくなった場合、クロック信号18の周波数が低くなるように発振制御信号17を出力する。上記のような制御を行うことで、バッファ2が破綻し復号化するデータが不足したり、あるいは復号化するデータがバッファ2からあふれたりすることなく復号化処理を続けることができる。
上記の説明において制御手段4は、バッファ2の残量により制御を行うとしたが、他の方法であってもよい。例えばバッファ2がバッファ2に対する書き込み速度と読み出し速度等の情報データを出力し、上記読み出し速度が上記書き込み速度と等しくなるようにクロック信号18の周波数を制御してもよい。
また、以上の説明においては、音声データの処理については省略してあるがクロック信号18に同期した音声処理用クロック信号を発生することで、音声についても破綻なき処理が可能である。
なお、容量負荷可変手段付き発振器5の内部において容量可変手段を2個持つ構成としたが、容量可変手段を1個にして、もう一方の容量可変手段を固定のコンデンサに変更しても良い。
なお、ビットストリーム入力端子15にはMPEG2方式で圧縮符号化された映像信号が入力されるとしたが、圧縮符号化された映像信号に限定するものではなく、圧縮符号化されていないNTSC信号等のディジタル信号であってもよい。この場合もバッファ2の残留バッファ容量に応じて制御を行うことで、以降全く同様な構成を用いて同様な効果を得ることができる。
また、クロック信号18の周波数は27MHzであるとしたが、他の周波数であってもよく、また容量負荷可変手段付き発振器5と復号化手段3の間に、クロック逓倍手段や、クロック分周手段、クロック分配手段を挿入してもよいことはいうまでもない。
また、バッファ2と制御手段4を一体化してバッファ2がバッファ2の残量等に応じて発振制御信号17を容量負荷可変手段付き発振器5に出力する構成であってもよい。
以上説明したように本発明においては、全てディジタル信号を用いて容量負荷を変化させることが可能なので、ノイズの影響を受けることがなく、安定した動作制御が可能であり、映像信号用クロックのジッタを軽減することができる。また、半導体の内部にコンデンサアレイを作り込むことは容易なので、容量負荷可変手段付き発振器を集積回路化することは容易であり、集積回路化した場合、さらに安定した動作とさらなるコストダウンが可能である。
(実施の形態2)
図4は本発明の映像復号化装置における第二の実施の形態の構成を示したブロック図である。本実施の形態は、地上波または衛星から伝送されるディジタル放送を受信する映像復号化装置(STB)の構成の一例を示したものである。
図4は本発明の映像復号化装置における第二の実施の形態の構成を示したブロック図である。本実施の形態は、地上波または衛星から伝送されるディジタル放送を受信する映像復号化装置(STB)の構成の一例を示したものである。
図4において、30は復号化手段、31は比較手段、32はカウンタ、5は容量負荷可変手段付き発振器、6は水晶振動子である。
以上のように構成された映像復号化装置において、その動作を図面を参照しながら詳しく説明する。
図4において符号化データ入力端子60に、MPEG2方式で符号化された映像データおよび音声データが入力される。復号化手段30においては、MPEG2方式で符号化された映像データを復号し、出力端子64に復号化された映像信号を出力する。
次に、送出装置における映像信号符号化用クロック信号のクロック周波数と、受信側の映像復号化装置における映像信号復号化用クロック信号のクロック周波数を一致させるために、以下に示すような処理を行う。図4の復号化手段30においては、MPEG2のデータ内に挿入されているPCR(プログラム・クロック・レファレンス)値を検出し、PCR値40を出力する。PCRは、符号化装置側で、映像信号処理用の27MHzのクロック信号をカウントしたカウント値であり、MPEG2データ中に周期的に挿入され伝送されている。カウンタ32では、MPEG2データを受信開始後、最初に検出されたPCR値40を初期値としてロードし、ロード後は、クロック信号43を自動的にカウントアップする。次に、比較手段31は、復号化手段30において新たなPCRが検出されるたびに、カウンタ32の出力するカウンタ値41と、PCR値40を比較し、比較結果にもとづいてディジタル値である発振制御信号42を出力する。容量負荷可変手段付き発振器5は、発振制御信号42に応じて水晶振動子6から見た容量負荷を変化させることができる。水晶振動子6は、接続された容量負荷可変手段付き発振器5の容量負荷を変化させると、発振周波数が微妙に変化する。容量負荷可変手段付き発振器5は、入力される発振制御信号42の値に応じて発振周波数が変化する発振器であって、映像信号処理用の27MHzのクロック信号43をカウンタ32および復号化手段30に出力する。
容量負荷可変手段付き発振器5の内部構成は実施の形態1における図2、図3と同一であるのでここでは説明を省略する。
次に、復号化手段30は、容量負荷可変手段付き発振器5の出力するクロック信号43に同期したタイミングで映像信号を復号化して、復号化した映像信号を出力端子64に出力する。
次に、クロック信号43の周波数の制御方法を示す。比較手段31において、復号化手段30で検出されたPCR値40とカウンタ32の出力するカウンタ値41を、PCRが検出されたタイミング毎に比較し、カウンタ値41が新たに検出されたPCR値40より小さい場合、クロック信号43の周波数が高くなるように発振制御信号42を出力する。逆に、カウンタ値41が新たに検出されたPCR値40より大きい場合、クロック信号43の周波数が低くなるように発振制御信号42を出力することで、常にカウンタ値41とPCR値40の差が所定の範囲内に収まるように制御する。上記のような制御を行うことで、符号化装置側の映像信号符号化用クロック信号と全く同期したクロック信号を復号化装置側でも生成可能である。
また、以上の説明においても、音声データの処理については省略したがクロック信号43に同期した音声処理用クロック信号を発生することで、音声についても破綻なき処理が可能である。
さらに、図4においては図示していないが、復号化手段30の前段に、放送される映像、音声データの受信を行なう受信手段、復調処理を行なう復調手段等が置かれることは明らかである。
また、本実施の形態においても、容量負荷可変手段付き発振器5と復号化手段30の間に、クロック逓倍手段や、クロック分周手段、クロック分配手段を挿入してもよい。
以上説明したように、ディジタル放送を受信する映像復号化装置においても、ノイズの影響を受けることがなく、安定した動作制御が可能であり、かつコストダウンが可能となる。
また、本発明は映像復号化装置に適応するとしたが、これに限定するものではなく、音声信号の復号化装置等にも適応可能である。また、さらに一般的なPLL(フェイズ・ロック・ループ)回路にも適応可能であり、本発明を用いることで安定したPLL回路を構成することができる。
また、圧縮符号化された映像信号はMPEG2方式であるとしたが、これに限定するものではなく、H261、H263、H264、MPEG4等他の符号化方式であってもよいことはいうまでもない。
本発明にかかる映像復号化装置は、低コストでノイズ等の影響を受けず安定動作するという特徴を有し、遠隔地から放送や、有線または無線のネットワーク等によって伝送される映像信号や音声信号を復号化してTVなどの表示装置に出力する映像復号化装置として有用である。
1 受信手段
2 バッファ
3 復号化手段
4 制御手段
5 容量負荷可変手段付き発振器
6 水晶振動子
30 復号化手段
31 比較手段
32 カウンタ
2 バッファ
3 復号化手段
4 制御手段
5 容量負荷可変手段付き発振器
6 水晶振動子
30 復号化手段
31 比較手段
32 カウンタ
Claims (6)
- ビットストリームを受信する受信手段と、前記受信手段の出力するビットストリーム信号を保持するバッファと、前記バッファからビットストリーム信号を読み出し映像信号を復号化して出力する復号化手段と、前記バッファの出力する情報データを元にしてディジタル制御信号を出力する制御手段と、前記制御手段の出力する前記ディジタル制御信号によって制御され、前記復号化手段に対して映像信号の処理基準となる映像クロック信号を出力する容量負荷可変手段付き発振器と、前記容量負荷可変手段付き発振器に接続される水晶振動子とを備えたことを特徴とする映像復号化装置。
- バッファの出力する情報データに応じてディジタル制御信号を制御して、容量負荷可変手段付き発振器の水晶振動子から見た容量負荷を変化することで映像クロック信号の周波数を制御することを特徴とする請求項1記載の映像復号化装置。
- 映像信号を復号化して出力する復号化手段と、前記復号化手段の出力するPCR(プログラム・クロック・レファレンス)によって初期化され、映像クロック信号を計数するカウンタと、前記復号化手段の出力するPCRと前記カウンタの出力するカウンタ値を比較してディジタル制御信号を出力する比較手段と、前記比較手段の出力するディジタル制御信号によって制御され、前記復号化手段および前記カウンタに対して映像信号の処理基準となる映像クロック信号を出力する容量負荷可変手段付き発振器と、前記容量負荷可変手段付き発振器に接続される水晶振動子とを備えたことを特徴とする映像復号化装置。
- 比較手段の比較結果が所定の範囲内に収まるようにディジタル制御信号を制御して、容量負荷可変手段付き発振器の水晶振動子から見た容量負荷を変化することで映像クロック信号の周波数を制御することを特徴とする請求項3記載の映像復号化装置。
- 容量負荷可変手段付き発振器は、ディジタル制御信号をデコードして選択信号を出力する制御手段と、前記選択信号が入力され出力端子と接地間の容量を可変できる1または2個の容量可変手段と、水晶振動子に接続され映像クロック信号を出力する発振手段とを備えた請求項1から請求項4記載の映像復号化装置。
- 容量可変手段は、複数のコンデンサが直列接続されたコンデンサアレイと、入力される選択信号によって前記コンデンサアレイの各コンデンサから引き出された複数の端子から1本の端子を選択して出力する選択手段とから構成され、前記選択信号によって前記選択手段の出力端子と接地間の容量を変化することが可能な請求項1から請求項5記載の映像復号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003405377A JP2005167747A (ja) | 2003-12-04 | 2003-12-04 | 映像復号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008167294A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Samsung Techwin Co Ltd | 再生装置およびタイミング制御方法 |
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2003
- 2003-12-04 JP JP2003405377A patent/JP2005167747A/ja active Pending
Cited By (2)
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JP2008167294A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Samsung Techwin Co Ltd | 再生装置およびタイミング制御方法 |
KR101336799B1 (ko) * | 2006-12-28 | 2013-12-03 | 삼성전자주식회사 | 재생 장치 및 타이밍 제어 방법 |
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