JP2014150335A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 1つの映像を複数のストリームに分割して受信側へ送る場合でも、受信側が送信側との同期を取ることができる情報処理装置を提供すること。
【解決手段】 実施形態によれば、情報処理装置は、第1処理部と、第2処理部と、加算器とを具備する。第1処理部は、時刻情報を含む第1データを受信し、第1データを第1信号に変換する。第2処理部は、第1データと時間的に関連する第2データを受信し、第2データを第2信号に変換する。加算器は、第1信号と第2信号を加算する。第2処理部は、受信した第2データが時刻情報を含まない場合、第1データの時刻情報に基づいて第1処理部の処理タイミングに対する処理タイミングを調整して動作する。
【選択図】図1
【解決手段】 実施形態によれば、情報処理装置は、第1処理部と、第2処理部と、加算器とを具備する。第1処理部は、時刻情報を含む第1データを受信し、第1データを第1信号に変換する。第2処理部は、第1データと時間的に関連する第2データを受信し、第2データを第2信号に変換する。加算器は、第1信号と第2信号を加算する。第2処理部は、受信した第2データが時刻情報を含まない場合、第1データの時刻情報に基づいて第1処理部の処理タイミングに対する処理タイミングを調整して動作する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態はデジタル放送を受信する情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、MPEG2−TS方式等のデジタル放送を受信して、テレビ映像を表示するテレビジョン受信装置は、放送局との時刻同期をとる必要がある。このため、放送局はMPEG2−TS方式のデジタルストリームにPCR(Program Clock Reference)を挿入する。PCRは放送局が規定する絶対時間を示す。受信装置は、受信したデジタルストリームからPCRを抽出する。受信装置の基準時間は、システムタイムクロック(STC:System Time Clock)をカウントするSTCカウンタの値により決定される。受信装置は、抽出したPCRの値とSTCカウンタの値とを比較して、受信装置の基準時間が放送局の絶対時間と一致するように、システムタイムクロックを発生する発振器を制御する。これにより、放送局の絶対時間に対する受信装置の基準時間のずれを直すことができ、テレビジョン受信装置と放送局との時刻同期が取られる。
現在普及しているデジタル放送は、水平方向が1920画素で垂直方向が1080画素の所謂2k1kと称される方式である。この方式では、映像ストリームはチャンネルあたり1本のみであり、放送される各映像ストリームにPCRが挿入されているので、上記の手法により、放送局との時刻同期を取ることができる。
2k1k方式よりも高解像度な映像データを伝送する、例えば水平方向が3840画素、垂直方向が2160画素の4k2kと称される方式、水平方向が7680画素、垂直方向が4320画素の8k4kと称される方式が近年実現されている。
このような高解像度なデジタル放送方式では、情報量の多い高解像度映像データを限られた伝送路帯域で放送配信するにあたって、その伝送をいかに行うかが重要な課題となっている。伝送路の容量に制限があり、情報量の多い高解像度映像データを伝送することが困難な場合、映像データを複数のストリームに分割して伝送することが考えられている。このような方式では、受信装置は複数のストリーム毎に送信局との同期をとることが困難である場合がある。
従来の情報処理装置では、1つの映像を複数のストリームに分割して受信側へ送る場合、受信側が送信側との同期を取ることが困難である場合がある。
本発明の目的は、1つの映像を複数のストリームに分割して受信側へ送る場合でも、受信側が送信側との同期を取ることができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することである。
実施形態によれば、情報処理装置は、第1処理部と、第2処理部と、加算器とを具備する。第1処理部は、時刻情報を含む第1データを受信し、第1データを第1信号に変換する。第2処理部は、第1データと時間的に関連する第2データを受信し、第2データを第2信号に変換する。加算器は、第1信号と第2信号を加算する。第2処理部は、受信した第2データが時刻情報を含まない場合、第1データの時刻情報に基づいて第1処理部の処理タイミングに対する処理タイミングを調整して動作する。
第1実施形態
以下、第1実施形態について図面を参照して説明する。情報処理装置の実施形態は4k2k方式の高解像度のテレビジョン受信装置を例にとり説明する。
以下、第1実施形態について図面を参照して説明する。情報処理装置の実施形態は4k2k方式の高解像度のテレビジョン受信装置を例にとり説明する。
図1は、放送局10と、放送局10からの放送波及び差分情報を受信するテレビジョン受信装置30の構成例を示している。放送局10は、放送波送信機12と、差分情報配信サーバ14を含む。
放送波送信機12は、電波を媒体として番組の主映像データを送信する。主映像データの元の映像データは、例えば4k2kの高解像度映像データであり、この高解像度映像データをダウンスケールして得られた2k1k映像データが、主映像データである。高解像度映像データと主映像データの差分は、差分情報として、差分情報配信サーバ14に送られる。差分情報配信サーバ14は、インターネット20を介して差分情報を配信することができる。
テレビジョン受信装置30は、放送波受信機32、差分情報受信部48を有する。放送波受信機32で受信され復調された主映像ストリームは、信号処理部24A、26Aに入力される。差分情報受信部48で受信され復調された差分情報のストリームは信号処理部26Aに入力される。
図2は、放送波送信機12、差分情報配信サーバ14、放送波受信機32の詳細な構成を示す図である。放送波送信機12は、例えば4k2kの高解像度映像データ62を、これより解像度が低い主映像データ(例えば2k1k映像データ)に変換するダウンスケーラ64を有する。差分情報生成部68は、高解像度映像データと主映像データとの差である4k2k差分情報を生成する。
主映像データは、映像データとオーディオデータを含むものとする。映像データは、エンコーダ66においてエンコードされパケット化され、1つの番組が複数のパケットのストリームとして構築される。
エンコード方式は、例えば、MPEG(Moving Picture Expert Group)方式、AVC(Advanced Video Coding)方式などがある。オーディオデータは、例えば、PCM(Pulse Code Modulation)方式、MPEG方式などでエンコードされている。その他に、各種の制御データを含む制御パケットも生成される。
各パケットのヘッダにはパケット識別情報(主映像データパケットの識別情報、オーディオデータパケットの識別情報、差分情報パケットの識別情報、パケットの配列順位を示す時間情報、制御データパケットの識別情報等)が記述される。また、差分情報の有無を示すデータが、主映像データのパケット識別情報に含まれていてもよい。
また、制御データパケットのデータエリアには、コントロールすべきパケットに関する情報が記述されている。例えば、コントロールすべきパケットの放送局名、放送チャンネル、番組名、放送時間帯情報など各種の情報と、コントロールすべきパケットの識別情報テーブルが含まれている。
放送局からは複数の番組が放送されるので、制御データパケットは、複数の番組に関する情報として、上記した放送局名、放送チャンネル、番組名、放送時間帯などコントロールすべきパケットに関する情報を搬送する。
エンコーダ66から出力された主映像データパケットストリーム(トランスポートストリームとも称する)は、変調器70において放送波として伝送するための信号に変調され、この変調信号は電力増幅器72を介して増幅された後、アンテナ74から送信される。
MPEG2−TSの場合は、主映像データパケットストリームは、188バイト毎のトランスポートパケットによって多重・分離されている。トランスポートパケットは、同期バイト(8ビット)、パケット識別情報PID(13バイト)、アダプテーション・フィールド制御(2バイト)、巡回カウンタ(4バイト)、アダプテーション・フィールド、ペイロード(情報)等を含む。アダプテーション・フィールドは、放送局側の絶対時間(時刻同期用のプログラム時刻基準値)を示すPCR等を含む。
差分情報生成部68からの差分情報は、差分情報配信サーバ14に送られる。差分情報配信サーバ14において、差分情報に関しても主映像データと同様に、エンコーダ76において差分情報がエンコードされパケット化される。1つの番組が複数のパケットのストリームとして構築される。各パケットのヘッダにはパケット識別情報として、差分情報パケットの識別情報、パケットの順序を示す時間情報が記述される。上記した制御データパケットは、差分情報パケットのストリームにも挿入されて送信される。しかし、差分情報パケットストリームは、主映像データパケットストリームとは異なり、PCRを含まない。これは、インターネット20を介する配信は、放送とは異なり、パケットの伝送遅延が生じ、リアルタイム性が保証されておらず、PCRの信頼性が低いからである。また、図2における差分情報生成部68は、好ましくは、2k1k映像データを、後述するエンコーダ66〜デコーダ34〜アップスケーラ36を通した後のローカルデコード4k2k映像として模倣し、差分情報生成演算を行う。こうすることで、後述する加算器38において差分情報を加算すべき相手として、エンコーダ66〜デコーダ34〜アップスケーラ36の特性を反映した良好な品質を保つことが可能となる。
エンコーダ76から出力された差分情報パケットストリーム(トランスポートストリームと称しても良い)は、モデム78においてインターネット送信に適合した高周波信号に変調されて出力される。差分情報配信サーバ14は、インターネット20を介してユーザから要求される要求信号に応じて、或いは、自動的に差分情報を含むインターネット信号を配信する。
テレビジョン受信装置30は、制御データパケットの制御データを復号して、放送局、放送チャンネル、番組名、放送時間帯など、コントロールすべきパケットに関する各種データを得ることができる。
図1に戻り、信号処理部24Aは、デコーダ34、PCR抽出部40、比較器42、STCカウンタ44を含み、SoC(System On a Chip)の1チップLSIからなる場合が考えられる。信号処理部24Aに入力された主映像データパケットストリームは、デコーダ34とPCR抽出部40に入力される。デコーダ34は、主映像データパケットストリームを復号処理して、2k1k主映像データをアップスケーラ36に入力する。PCR抽出部40は、入力主映像データパケットストリームからPCRを抽出し、比較器42にPCRを供給する。比較器42は、PCRをSTCカウンタ44のカウント値と比較する。STCカウンタ44は、信号処理部24A外に設けられた電圧制御発振器(VCXO)46の出力パルスによりカウントアップする。STCカウンタ44のカウント値は受信装置の主映像系の基準時間としてデコーダ34とアップスケーラ36に入力され、それらの動作タイミングを制御する。なお、適宜なタイミングで、PCR抽出部40の出力がSTCカウンタ44に供給され、STCカウンタ44のカウント値がPCRにリセットされる。適宜なタイミングとは、ストリームの切り変わり目(電源投入後初めてストリームを受信し始めた時や、放送局(チャンネル)を切り替えた時、番組が変わる時等、PCR値の連続性が一旦失われた場合)である。比較器42の出力(両入力信号の差を表す)は電圧制御発振器46に供給され、発振周波数を制御する。これにより、受信装置30の信号処理部24Aの基準時間を送信局の絶対時間と一致させることができる。
アップスケーラ36は、2k1k主映像データを4k2k主映像データに変換する。この変換は単に画素数を増やす方法や超解像技術により高精細感を出す方法などあるが、得られた4k2k主映像データは、放送局側の送信機12で主映像データから取り除かれた差分情報が欠けているので、低画質な4k2k主映像データである。
信号処理部26Aは、デコーダ50、PCR抽出部52、比較器54、STCカウンタ56を含み、信号処理部24Aと同様に、1チップLSIからなる場合が考えられる。放送波受信機32から出力された主映像データパケットストリームは、PCR抽出部52に入力され、差分情報受信部48から出力された差分映像データパケットストリームは、デコーダ50に入力される。デコーダ50は、差分映像データパケットストリームを復号処理して4k2k差分映像データを出力する。PCR抽出部52で主映像データパケットストリームから抽出されたPCRは比較器54でSTCカウンタ56のカウント値と比較される。STCカウンタ56は、信号処理部26A外に設けられた電圧制御発振器58の出力パルスによりカウントアップする。STCカウンタ56のカウント値は受信装置の差分情報系の基準時間としてデコーダ50に入力される。なお、適宜なタイミングで、PCR抽出部52の出力がSTCカウンタ56に供給され、STCカウンタ56のカウント値がPCRにリセットされる。適宜なタイミングとは、ストリームの切り変わり目(電源投入後初めてストリームを受信し始めた時や、放送局(チャンネル)を切り替えた時、番組が変わる時等、PCR値の連続性が一旦失われた場合)である。比較器54の出力(両入力信号の差を表す)は電圧制御発振器58に供給され、発振周波数を制御する。これにより、受信装置30の信号処理部26Aの基準時間を送信局の絶対時間と一致させることができる。
アップスケーラ36から出力された低画質な4k2k映像データと、デコーダ50から出力された4k2k差分映像データが加算器38に供給され、両者が重畳され、高画質な4k2k映像データが表示装置60に供給される。表示装置60はテレビジョン受信装置30とは別体として図示されているが、テレビジョン受信装置30と一体でもよい。
上述したように、主映像系と差分情報系それぞれに発振器を設け、主映像ストリームを主映像の信号処理部と差分情報の信号処理部に分配しているので、第1実施形態は、個別VCXO・ストリーム分配方式とも称する。
以上説明したように、第1実施形態によれば、放送波受信機32で受信された2k1k映像データ(主映像データ)と、差分情報受信部48で受信された4k2k差分情報とを用いて、4k2k映像データ(高解像度映像データ)を作成することができる。すなわち、主映像データを高解像度・高画質化するために差分情報が用いられる。主映像の信号処理部24Aと差分情報の信号処理部26Aにはそれぞれ個別の電圧制御発振器46、58が接続されている。主映像の信号処理部24Aは、主映像ストリームから抽出したPCRを、電圧制御発振器46の出力をカウントするSTCカウンタ44の出力と比較し、比較結果に応じて電圧制御発振器46の周波数を制御する。従って、信号処理部24Aの基準時間を放送局の絶対時間に合わせることができる。差分情報には、放送局の絶対時間を示すPCRが含まれていないが、主映像ストリームを差分情報の信号処理部26Aにも入力し、それから抽出したPCRに基づいて、差分情報の信号処理部26Aの基準時間を放送局の絶対時間に合わせることができ、その結果、信号処理部24Aと26Aとを同期させることができる。
以下、他の実施形態を説明する。他の実施形態の説明において第1実施形態と同一部分は同一参照数字を付してその詳細な説明は省略する。
以下、他の実施形態を説明する。他の実施形態の説明において第1実施形態と同一部分は同一参照数字を付してその詳細な説明は省略する。
第2実施形態
図3は、第2実施形態の情報処理システムの一例を示すブロック図である。第1実施形態では、放送波受信機32から出力される主映像ストリームが信号処理部24A、26Aに入力され(ストリーム分配方式)、信号処理部26Aにおいても常時PCRを抽出しているが、第2実施形態は、主映像ストリームは信号処理部24Bのみに入力し、信号処理部24BのPCR抽出部40において抽出したPCRを差分情報の信号処理部26Bの比較器54に入力する構成である。PCR抽出部40が抽出したPCRはLSI間通信により信号処理部26Bへ常時伝送される。このため、第2実施形態は、個別VCXO・PCR伝達方式とも称する。
図3は、第2実施形態の情報処理システムの一例を示すブロック図である。第1実施形態では、放送波受信機32から出力される主映像ストリームが信号処理部24A、26Aに入力され(ストリーム分配方式)、信号処理部26Aにおいても常時PCRを抽出しているが、第2実施形態は、主映像ストリームは信号処理部24Bのみに入力し、信号処理部24BのPCR抽出部40において抽出したPCRを差分情報の信号処理部26Bの比較器54に入力する構成である。PCR抽出部40が抽出したPCRはLSI間通信により信号処理部26Bへ常時伝送される。このため、第2実施形態は、個別VCXO・PCR伝達方式とも称する。
すなわち、第2実施形態は、第1実施形態の差分情報の信号処理部26AのPCR抽出部52を省略して、主映像の信号処理部24BのPCR抽出部40が差分情報の信号処理部26BのPCR抽出部を兼ねている。また、適宜なタイミングで、PCR抽出部40の出力がSTCカウンタ44および56に供給され、STCカウンタ44および56のカウント値がPCRにリセットされる。(以降、各種実施形態においても、STCカウンタの初期値セット動作としては同様に行う)。PCR抽出部40の出力はLSI間通信によりSTCカウンタ56に供給される。他は、第1実施形態と同じである。
第2実施形態によっても、主映像の信号処理部24Bの基準時間を放送局の絶対時間に合わせることができるとともに、差分情報の信号処理部26Bの基準時間も放送局の絶対時間に合わせることができ、その結果、信号処理部24Bと26Bとを同期させることができる。
第3実施形態
図4は、第3実施形態の情報処理システムの一例を示すブロック図である。第3実施形態は、第2実施形態の差分情報の信号処理部26Bの比較器54を主映像の信号処理部24C内に移動するとともに、差分情報系の電圧制御発振器58の出力をカウントするSTCカウンタを主映像の信号処理部24C内にも設けたものに相当し、主映像系と差分情報系の電圧制御発振器の制御は主映像の信号処理部24Cが一括して行う。このため、第3実施形態は、個別VCXO・STC一括管理方式とも称する。
図4は、第3実施形態の情報処理システムの一例を示すブロック図である。第3実施形態は、第2実施形態の差分情報の信号処理部26Bの比較器54を主映像の信号処理部24C内に移動するとともに、差分情報系の電圧制御発振器58の出力をカウントするSTCカウンタを主映像の信号処理部24C内にも設けたものに相当し、主映像系と差分情報系の電圧制御発振器の制御は主映像の信号処理部24Cが一括して行う。このため、第3実施形態は、個別VCXO・STC一括管理方式とも称する。
すなわち、主映像の信号処理部24C内で、PCR抽出部40の出力が比較器42、102に供給される。比較器42は、主映像の信号処理部24C内のSTCカウンタ44のカウント値とPCR値とを比較し、比較結果に応じて電圧制御発振器46の発振周波数を制御する。STCカウンタ44のカウント値はデコーダ34、アップスケーラ36の動作タイミングを制御する。比較器102は、STCカウンタ104のカウント値とPCR値とを比較し、比較結果に応じて差分情報系の電圧制御発振器58の発振周波数を制御する。STCカウンタ104は差分情報系の電圧制御発振器58の出力パルスによりカウントアップする。なお、適宜なタイミングで、PCR抽出部40の出力がSTCカウンタ44、104に供給され、STCカウンタ44、104のカウント値がPCRにリセットされる。適宜なタイミングとは、ストリームの切り変わり目(電源投入後初めてストリームを受信し始めた時や、放送局(チャンネル)を切り替えた時、番組が変わる時等、PCR値の連続性が一旦失われた場合)である。
差分情報の信号処理部26C内で、差分情報ストリームのデコーダ50はSTCカウンタ56のカウント値で動作タイミングが制御される。STCカウンタ56は電圧制御発振器58の出力パルスによりカウントアップする。なお、適宜なタイミングで、PCR抽出部40の出力がLSI間通信によりSTCカウンタ56に供給され、STCカウンタ56のカウント値がPCRにリセットされる。適宜なタイミングとは、ストリームの切り変わり目(電源投入後初めてストリームを受信し始めた時や、放送局(チャンネル)を切り替えた時、番組が変わる時等、PCR値の連続性が一旦失われた場合)である。このため、第3実施形態でも、信号処理部24Cと信号処理部26CとはLSI間通信可能な状態で接続されており、信号処理部24Cから信号処理部26CへPCRがLSI間通信で適宜なタイミングで伝送されている。
第3実施形態では、差分情報系の電圧制御発振器58が主映像の信号処理部24C内のSTCカウンタ104のカウント値に基づいて制御されている。PCRは上記のタイミングで大きく変わる可能性があるので、STCカウンタ56の初期値としてPCRをセットし、STCカウンタ56、104とを同期させる。
第3実施形態によっても、第1、第2実施形態と同様に、主映像の信号処理部24Cの基準時間を放送局の絶対時間に合わせることができるとともに、差分情報の信号処理部26Cの基準時間も放送局の絶対時間に合わせることができ、その結果、信号処理部24Cと26Cとを同期させることができる。
第4実施形態
図5は、第4実施形態の情報処理システムの一例を示すブロック図である。第5実施形態は、第2実施形態の差分情報系の電圧制御発振器58、比較器54を省略し、主映像系の電圧制御発振器の出力を差分情報系のSTCカウンタがカウントするものである。このため、第4実施形態は、単一VCXO・VCXO出力分配方式とも称する。
図5は、第4実施形態の情報処理システムの一例を示すブロック図である。第5実施形態は、第2実施形態の差分情報系の電圧制御発振器58、比較器54を省略し、主映像系の電圧制御発振器の出力を差分情報系のSTCカウンタがカウントするものである。このため、第4実施形態は、単一VCXO・VCXO出力分配方式とも称する。
すなわち、主映像の信号処理部24Dは第2実施形態の主映像の信号処理部24Bと同じである。主映像系の電圧制御発振器46の出力が主映像系のSTCカウンタ44に入力されるとともに、差分情報系のSTCカウンタ56にも入力される。
適宜なタイミングで、PCR抽出部40の出力がSTCカウンタ44、56に供給され、STCカウンタ44、56のカウント値がPCRにリセットされる。適宜なタイミングとは、ストリームの切り変わり目である。このため、第4実施形態でも、信号処理部24Dと信号処理部26DとはLSI間通信可能な状態で接続されており、信号処理部24Dから信号処理部26DへPCRがLSI間通信で適宜なタイミングで伝送されている。第4実施形態では、差分情報系のデコーダ50は信号処理部26D内のSTCカウンタ56のカウント値に基づいて制御されている。PCRは上記のタイミングで大きく変わる可能性があるので、STCカウンタ56の初期値としてPCRをセットし、STCカウンタ44とSTCカウンタ56とを同期させる。
第4実施形態によっても、上記実施形態と同様に、主映像の信号処理部24Dの基準時間を放送局の絶対時間に合わせることができるとともに、差分情報の信号処理部26Dの基準時間も放送局の絶対時間に合わせることができ、その結果、信号処理部24Dと信号処理部26Dとを同期させることができる。
第5実施形態
図6は、第5実施形態の情報処理システムの一例を示すブロック図である。第5実施形態は、単一VCXO・VCXOスルー出力方式とも称する。第5実施形態は、第4実施形態の変形例に相当する。第4実施形態では、電圧制御発振器46の出力が信号処理部24D、26Dにそれぞれ供給されるが、第5実施形態では、電圧制御発振器46の出力が信号処理部24Eのみに供給され、信号処理部24D内で分岐して、STCカウンタ44と信号処理部26E内のSTCカウンタ56に供給される。このため、第5実施形態でも、信号処理部24Eと26EとはLSI間通信可能な状態で接続されており、信号処理部24Eから信号処理部26Eへ電圧制御発振器46の出力がLSI間通信で適宜なタイミングで伝送されている。他は、第4実施形態と同じであるので、第5実施形態は第4実施形態同様の作用効果を奏する。
図6は、第5実施形態の情報処理システムの一例を示すブロック図である。第5実施形態は、単一VCXO・VCXOスルー出力方式とも称する。第5実施形態は、第4実施形態の変形例に相当する。第4実施形態では、電圧制御発振器46の出力が信号処理部24D、26Dにそれぞれ供給されるが、第5実施形態では、電圧制御発振器46の出力が信号処理部24Eのみに供給され、信号処理部24D内で分岐して、STCカウンタ44と信号処理部26E内のSTCカウンタ56に供給される。このため、第5実施形態でも、信号処理部24Eと26EとはLSI間通信可能な状態で接続されており、信号処理部24Eから信号処理部26Eへ電圧制御発振器46の出力がLSI間通信で適宜なタイミングで伝送されている。他は、第4実施形態と同じであるので、第5実施形態は第4実施形態同様の作用効果を奏する。
図5に示した第4実施形態では、電圧制御発振器46の出力を信号処理部24Eの外で分岐し、信号線を介して信号処理部26E内のSTCカウンタ56に供給しているので、分岐配線の形状によっては電気的特性が劣化する可能性がある。第5実施形態では、電圧制御発振器46の出力を信号処理部24Eへ一旦入力し再び出力することでSTCカウンタ56に供給しているので、分岐配線形状の影響を受けることがない。
第6実施形態
図7は、第6実施形態の情報処理システムの一例を示すブロック図である。主映像系の発振器は、上述の実施形態と同様に、電圧制御発振器46を利用するが、差分情報系の発振器は電圧制御発振器ではなく、安価な固定周波数の発振器90を利用する。これ以外は、第5実施形態と同じ構成要素からなる。ただし、主映像の信号処理部24FのSTCカウンタ44のカウント値が差分信号の信号処理部26FのSTCカウンタ56にセットされる。このため、第6実施形態は、片方XO・STC値伝達方式とも称する。
図7は、第6実施形態の情報処理システムの一例を示すブロック図である。主映像系の発振器は、上述の実施形態と同様に、電圧制御発振器46を利用するが、差分情報系の発振器は電圧制御発振器ではなく、安価な固定周波数の発振器90を利用する。これ以外は、第5実施形態と同じ構成要素からなる。ただし、主映像の信号処理部24FのSTCカウンタ44のカウント値が差分信号の信号処理部26FのSTCカウンタ56にセットされる。このため、第6実施形態は、片方XO・STC値伝達方式とも称する。
第6実施形態でも、信号処理部24Fと信号処理部26FとはLSI間通信可能な状態で接続されており、信号処理部24Fから信号処理部26FへSTCカウンタ44のカウント値がLSI間通信で適宜なタイミングで伝送されている。STCカウンタ56は固定周波数の発振器90の出力によりカウントアップする。そのため、発振器90の発振周波数が所望の周波数からずれると、STCカウンタ56のカウント値が所望のカウント値からずれるが、電圧制御発振器46の出力をカウントするSTCカウンタ44のカウント値に随時リセットしてSTCカウンタ46の値にセットすることにより、ずれを抑えることが出来る。
また、差分信号の信号処理部26FのSTCカウンタ56には主映像の信号処理部24FのSTCカウンタ44のカウント値がセットされるとしたが、この代わりに、PCR抽出部40の出力を適宜なタイミングでセットしてもよい。いずれにしても、差分信号の信号処理部26FのSTCカウンタ56のカウント値をリセットする間隔が短ければ短い程、STCカウンタ56の精度は高い。
第6実施形態によっても、受信機の基準時刻を放送局の絶対時間に同期させることができる。
第7実施形態
図8は、第7実施形態の情報処理システムの一例を示すブロック図である。第7実施形態では、主映像の信号処理部24Gと差分情報の信号処理部26Gはほぼ独立して動作し、適宜なタイミング(ストリームの切り変わり目)で、PCR抽出部40の出力がSTCカウンタ56に供給されSTCカウンタ56のカウント値がPCRにリセットされる以外は、お互いに信号を積極的にはやり取りしない。差分情報系の発振器は、第6実施形態と同様に固定周波数の発振器90を用いる。このため、第7実施形態は、片方XO・フリーラン方式とも称する。
図8は、第7実施形態の情報処理システムの一例を示すブロック図である。第7実施形態では、主映像の信号処理部24Gと差分情報の信号処理部26Gはほぼ独立して動作し、適宜なタイミング(ストリームの切り変わり目)で、PCR抽出部40の出力がSTCカウンタ56に供給されSTCカウンタ56のカウント値がPCRにリセットされる以外は、お互いに信号を積極的にはやり取りしない。差分情報系の発振器は、第6実施形態と同様に固定周波数の発振器90を用いる。このため、第7実施形態は、片方XO・フリーラン方式とも称する。
第6実施形態と異なる点は、ストリームデータに加算動作制御用のタイムスタンプが挿入されている点である。タイムスタンプはデコーダ34、50で検出され、検出されたタイムスタンプはタイムスタンプ比較器92に供給される。比較器92は両者が一致した場合は、加算動作許可信号を加算器38Aに供給する。加算動作許可信号が供給された場合は、加算器38Aは、アップスケーラ36からの低画質4k2k映像信号にデコーダ50からの4k2k差分映像信号を重畳して、高画質4k2k映像信号を生成する。加算動作許可信号が供給されない場合は、加算器38Aは、アップスケーラ36からの低画質4k2k映像信号にデコーダ50からの4k2k差分映像信号を重畳せず、低画質4k2k映像信号をそのまま出力する。
図9は、放送波送信機12Aの詳細な構成を示す図である。放送波送信機12Aは、図2に示した放送波送信機12に対してタイムスタンプ付加部94が追加されている。タイムスタンプ付加部94はダウンスケーラ64と差分情報生成部68とに接続される。タイムスタンプ付加部94は、ダウンスケーラ64で得られた主映像データパケットストリームの各フレームと差分映像データパケットストリームの各フレームとに、同期用のタイムスタンプを付加する。両データパケットストリームの対応するフレームには、同じ値のタイムスタンプが付されている。
これにより、第7実施形態の加算器38Aは、主映像データパケットストリームのフレームと差分映像データパケットストリームのフレームとが同期する場合のみ、両ストリームを加算することができる。差分情報系の発振器90の出力をカウントするSTCカウンタ56のカウント値はフリーランで進ませるので、主映像系の電圧制御発振器46の出力をカウントするSTCカウンタ44と正しく同期できない可能性もあるが、第7実施形態はそのようなケースに柔軟に対応する。STCカウンタ56はストリームの切り変わり目といった長い時間間隔でPCRに合致させても、その後の進み具合がSTCカウンタ44と一致しなくなる場合があるかもしれないが、フレーム単位で一致しなかったことを検出するタイムスタンプ比較器92の検出結果に基づいて、差分映像を使用せず、低画質の4k2k映像をそのまま出力することが可能である。すなわち、差分映像は使用しないフレームがあっても良く、主映像と差分映像とのフレーム単位の等時性が確立されたときのみ、両映像が適応的に加算器38Aにより重畳される。
第7実施形態によっても、受信機の基準時刻を放送局の絶対時間に同期させることができる。
上述の実施形態によれば、放送で受信した2k1kの主映像ストリームと、通信路経由で受信した4k2kの差分情報ストリームを別チップのLSIによりデコード処理する場合、それぞれのLSIにおけるSTCカウンタの同期を取ることができる。これにより、両者のデコード結果を加算することにより、4k2kの高解像度の映像を実現することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
例えば、差分情報は、インターネットを介して送受信されると説明したが、必ずしもインターネットに限定されるものではない。放送波に空チャンネルがある場合は、主映像と差分情報をともに放送波を介して送受信してもよい。また、放送波、インターネット以外の他の通信チャンネルを使って差分情報を送受信してもよい。
上述の実施形態では、主映像ストリームと差分情報ストリームとを同時に放送、配信する例を説明したが、差分情報ストリームは事前に配信して、記憶部に記憶しておいてもよい。
上述の実施形態は、オンエアされる映像の受信に関して説明したが、HDD等へ一旦蓄積されたストリームを再生する場合にも、本発明は同様に適用できる。すなわち、受信した放送波ストリームをHDD等の記憶媒体へ蓄積する際に、ストリーム到着時刻のタイムスタンプを付加し、HDD等から再生する際に、タイムスタンプを検出し、蓄積時と同等のレートでストリームを取り出すようにする。これにより、あたかもオンエアされた場合と同じようにHDD等から再生することが可能である。なお、絶対時刻は変化しているので、DTS(Decoding Time Stamp)やPTS(Presentation Time Stamp)を書き換える必要がある。
信号処理部24、26、アップスケーラ36、加算器38は、ハードウエア構成であっても良いし、プログラムによるソフトウエア処理で実現されても良い。さらには、上記の実施形態は、プログラムを格納した記録媒体を用いる装置としても実現可能である。
32…放送波受信機、24A,26A…信号処理部、40,52…PCR抽出部、42,54…比較器、44,56…STCカウンタ、46,58…電圧制御発振器、34,50…デコーダ、36…アップスケーラ、38…加算器、48…差分情報受信部。
Claims (12)
- 時刻情報を含む第1データを受信し、該第1データを第1信号に変換する第1処理部と、
前記第1データと時間的に関連する第2データを受信し、該第2データを第2信号に変換する第2処理部と、
前記第1信号と前記第2信号を加算する加算器と、
を具備し、
前記第2処理部は、受信した前記第2データが時刻情報を含まない場合、前記第1データの前記時刻情報に基づいて前記第1処理部の処理タイミングに対する処理タイミングを調整して動作する情報処理装置。 - 前記第1データは、放送局の時刻情報を含む主映像ストリームであり、
前記第1処理部は、前記放送局の時刻情報に基づいたタイミングで前記主映像ストリームを第1表示信号に変換し、
前記第2データは、時刻情報を含まない差分映像ストリームであり、
前記第2処理部は、前記放送局の時刻情報に基づいたタイミングで前記差分映像ストリームを第2表示信号に変換する請求項1記載の情報処理装置。 - 前記主映像ストリームは、第1映像信号より解像度が低い第2映像信号の信号をエンコードして生成されたストリームであり、
前記差分映像ストリームは、前記第1映像信号と第2映像信号との差分をエンコードして生成されたストリームであり、
前記加算器は前記第1映像信号を生成する請求項2記載の情報処理装置。 - 前記第1処理部は第1発振器と、前記第1発振器の出力をカウントする第1カウンタと、前記第1カウンタのカウント値と前記時刻情報との差に応じて前記第1発振器の周波数を制御する第1制御部と、前記第1カウンタのカウント値に応じたタイミングで前記主映像ストリームを処理する第1デコーダとを具備し、
前記第2処理部は前記第1データも受信し、第2発振器と、前記第2発振器の出力をカウントする第2カウンタと、前記第2カウンタのカウント値と前記受信した前記第1データに含まれる前記時刻情報との差に応じて前記第2発振器の周波数を制御する第2制御部と、前記第2カウンタのカウント値に応じたタイミングで前記差分映像ストリームを処理する第2デコーダとを具備する請求項2記載の情報処理装置。 - 前記第1処理部は第1発振器と、前記第1発振器の出力をカウントする第1カウンタと、前記第1カウンタのカウント値と前記時刻情報との差に応じて前記第1発振器の周波数を制御する第1制御部と、前記第1カウンタのカウント値に応じたタイミングで前記主映像ストリームを処理する第1デコーダとを具備し、
前記第2処理部は前記第1処理部から前記時刻情報を受信し、第2発振器と、前記第2発振器の出力をカウントする第2カウンタと、前記第2カウンタのカウント値と前記受信した時刻情報との差に応じて前記第2発振器の周波数を制御する第2制御部と、前記第2カウンタのカウント値に応じたタイミングで前記差分映像ストリームを処理する第2デコーダとを具備する請求項2記載の情報処理装置。 - 前記第2処理部は第2発振器と、前記第2発振器の出力をカウントする第2カウンタと、前記第2カウンタのカウント値に応じたタイミングで前記差分映像ストリームを処理する第2デコーダとを具備し、
前記第1処理部は第1発振器と、前記第1発振器の出力をカウントする第1カウンタと、前記第1カウンタのカウント値と前記時刻情報との差に応じて前記第1発振器の周波数を制御する第1制御部と、前記第1カウンタのカウント値に応じたタイミングで前記主映像ストリームを処理する第1デコーダと、
前記第2発振器の出力をカウントする第3カウンタと、
前記第3カウンタのカウント値と前記時刻情報との差に応じて前記第2発振器の周波数を制御する第2制御部とを具備する請求項2記載の情報処理装置。 - 前記第1処理部は第1発振器と、前記第1発振器の出力をカウントする第1カウンタと、前記第1カウンタのカウント値と前記時刻情報との差に応じて前記第1発振器の周波数を制御する第1制御部と、前記第1カウンタのカウント値に応じたタイミングで前記主映像ストリームを処理する第1デコーダとを具備し、
前記第2処理部は前記第1発振器の出力をカウントする第2カウンタと、前記第2カウンタのカウント値に応じたタイミングで前記差分映像ストリームを処理する第2デコーダとを具備し、
前記第2処理部は前記第1処理部から前記時刻情報を受信し、該時刻情報を前記第2カウンタにセットする請求項2記載の情報処理装置。 - 前記第2処理部は前記第1処理部から前記第1発振器の出力を受信する請求項7記載の情報処理装置。
- 前記第1処理部は第1発振器と、前記第1発振器の出力をカウントする第1カウンタと、前記第1カウンタのカウント値と前記時刻情報との差に応じて前記第1発振器の周波数を制御する第1制御部と、前記第1カウンタのカウント値に応じたタイミングで前記主映像ストリームを処理する第1デコーダとを具備し、
前記第2処理部は固定周波数の第2発振器と、前記第2発振器の出力をカウントする第2カウンタと、前記第2カウンタのカウント値に応じたタイミングで前記差分映像ストリームを処理する第2デコーダとを具備し、
前記第2処理部は前記第1処理部から前記時刻情報または第1カウンタの出力を受信し、該時刻情報またはカウンタ出力を前記第2カウンタにセットする請求項2記載の情報処理装置。 - 前記第1処理部は第1発振器と、前記第1発振器の出力をカウントする第1カウンタと、前記第1カウンタのカウント値と前記時刻情報との差に応じて前記第1発振器の周波数を制御する第1制御部と、前記第1カウンタのカウント値に応じたタイミングで前記主映像ストリームを処理する第1デコーダとを具備し、
前記第2処理部は固定周波数の第2発振器と、前記第2発振器の出力をカウントする第2カウンタと、前記第2カウンタのカウント値に応じたタイミングで前記差分映像ストリームを処理する第2デコーダとを具備し、
前記情報処理装置は、前記主映像ストリームと前記差分映像ストリームとのタイミングの一致あるいは不一致を検出する検出手段をさらに具備し、
前記加算器は、前記検出手段が一致を検出すると前記第1デコーダの出力と前記第2デコーダの出力を加算し、前記検出手段が不一致を検出すると前記第1デコーダの出力をそのまま出力する請求項2記載の情報処理装置。 - 受信した時刻情報を含む第1データを第1信号に変換することと、
前記第1データと時間的に関連する、受信した第2データを第2信号に変換することと、
前記第1信号と前記第2信号を加算することと、
を具備する情報処理方法であって、
前記第2信号に変換することは、前記受信した第2データが時刻情報を含まない場合、前記第1データの前記時刻情報に基づいて処理タイミングを調整する情報処理方法。 - コンピュータにより実行されるプログラムであって、前記プログラムは
受信した時刻情報を含む第1データを第1信号に変換することと、
前記第1データと時間的に関連する、受信した第2データを第2信号に変換することと、
前記第1信号と前記第2信号を加算することと、
を具備し、
前記第2信号に変換することは、前記受信した第2データが時刻情報を含まない場合、前記第1データの前記時刻情報に基づいて処理タイミングを調整するものであるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013016840A JP2014150335A (ja) | 2013-01-31 | 2013-01-31 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
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JP2013016840A JP2014150335A (ja) | 2013-01-31 | 2013-01-31 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
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JP (1) | JP2014150335A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016116081A (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | 株式会社東芝 | 電子機器、及び表示方法 |
-
2013
- 2013-01-31 JP JP2013016840A patent/JP2014150335A/ja active Pending
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