JP2005167307A - 携帯端末 - Google Patents

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通明 平岡
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Abstract

【課題】 スライド式携帯端末の自動伸縮機構において、ロック解除キーを操作するために端末を手の中で持ちかえたり、指を大きく動かす必要があり、片手では非常に操作しにくいという問題があった。
【解決手段】 互いにスライド可能に連結された第一筐体1及び第二筐体2を有し、これら第一筐体及び第二筐体を相対的にスライドさせることにより伸縮可能に構成した携帯端末であって、該携帯端末を伸長する方向に付勢する弾性部9と、該弾性部の弾性力を抑止して前記携帯端末を収縮状態に保持する保持部とを備え、前記携帯端末を収縮状態から伸長する際に、スライドさせる前記筐体の一方を伸長する方向と反対の方向に所定距離スライドさせることにより、前記収縮状態に保持する保持部を解除することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯電話機に代表される携帯端末に係り、特に、2つの筐体を有し、互いにスライドする機構を有した携帯端末の自動伸縮機構に関するものである。
近年の携帯端末は、携帯電話機に代表されるように飛躍的な機能向上により、単なる通話専用の携帯型電話からPDA(Personal Digital Assistants)的な使い方が重要視されてきている。また携帯性の利便さから小型化も急速に進む一方で、表示用LCD(Liquid Crystal Display)の大型化等から、主に表示用LCDと受話器を有する第一筐体と、主に操作キーと送話器を有する第二筐体のように別筐体とし、摺動自在に結合した構造が主流となっている。中でも携帯時に大型の表示用LCDが常に表面に露出しており、筐体を閉じたままで情報の閲覧や着信が可能なスライド型端末が注目されてきている。
従来より携帯端末は片手での操作が求められており、スライド端末の操作方法として、端末を掌に載せ、指で第一筐体の側面や下端部を押して伸長する手動式伸縮方法や、別体で設けたロック解除キーを操作することで伸長する自動伸縮方法が知られている。
また、スライド式端末としては、下記の文献があった。
特開2002−368860号公報
しかしながら、従来の手動伸縮方法は、比較的手の小さい女性や子供が一回の押し開け操作で筐体を完全に伸長するにはスライドストロークが大きすぎ、操作しにくいという問題があった。操作性向上の観点から自動伸縮方式は誰もが望む機構であるが、従来例の自動伸縮方式は専用のロック解除キーを必要としており、すでに複数の操作キーや入力キーを有する現在の携帯端末において、さらに操作キーが増加することから、当然の如くキー配置が困難となり、操作性やデザインを損ねるという問題があった。また、ロック解除キーを操作するため端末を手の中で持ちかえたり、指を大きく動かす必要や、親指以外の指を使用する必要があったりと、片手では非常に操作しにくいという問題があった。
仮に既にある操作キーにロック解除部の機能を割り当てることも可能であるが、その場合には操作性が煩雑になったり、端末のレイアウトが複雑になったり、さらにはソフト的にも負荷が高くなり消費電力が増加するという問題があった。
そこで本発明の目的は、第一筐体と第二筐体を有するスライド式の携帯端末であって、ロック解除キーが不要な自動伸縮機構を有し、手の小さい人であっても容易に片手での伸長操作ができ、操作性が良好で、小型で携帯性の優れた携帯端末を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、互いにスライド可能に連結された第一筐体及び第二筐体を有し、これら第一筐体及び第二筐体を相対的にスライドさせることにより伸縮可能に構成した携帯端末であって、該携帯端末を伸長する方向に付勢する弾性部と、該弾性部の弾性力を抑止して前記携帯端末を収縮状態に保持する保持部とを備え、前記携帯端末を収縮状態から伸長する際に、スライドさせる前記筐体の一方を伸長する方向と反対の方向に所定距離スライドさせることにより、前記収縮状態に保持する保持部を解除することを特徴とする。
また、前記携帯端末を収縮状態とする際に、スライドさせる前記一方の筐体を収縮位置より所定距離スライドさせることにより前記保持部を収縮状態に保持することを特徴とする。
上記構成によれば、スライド式携帯端末を自動的に伸長させるに際し、携帯端末を手の中で持ちかえたり、指を大きく動かす必要がなく、片手で容易に操作することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態のについて図面を参照して説明する。
図1中の符号1は、一実施形態にかかる携帯端末の第一筐体である。この第一筐体1には、表示部3、受話器4、サブキー操作部5といった主要部品が配置されている。もう一方は符号2に示される第二筐体である。この第二筐体2は、前記第一筐体1にスライド移動可能に重ね合わされるものである。この第二筐体2には、キー操作部6、送話器7、アンテナ8が配置されている。そして第一筐体1と第二筐体2のスライド部分にコイルバネ9(図1に不図示、図2に図示)が配置され、携帯端末が伸長する方向に付勢されている。
図1(a)〜(e)は、本発明の一実施形態であるスライド式携帯端末の伸長及び収縮方法の遷移を示す正面図である。
図1(a)は通常の収縮状態を示しており、図1(b)は通常の収縮状態から第一筐体1をさらに距離Lだけ伸長方向とは逆方向にスライドさせた状態を示している。本発明はこの操作により筐体の保持機能が解除される構造であり、第一筐体1は伸長する方向に付勢したコイルバネ9により図1(c)に示す伸長状態となる。図1(d)は伸長状態から第一筐体1をストローク長+距離Lだけ伸長方向とは逆方向、つまり、収縮方向にスライドさせた状態を示しており、この距離Lをスライドさせる操作により筐体の保持機能が働く構造となっている。そして第一筐体1は伸長する方向に付勢したコイルバネ9により距離Lだけ戻り、図1(e)に示す収縮状態となる。
次に保持部及び解除部について詳細に説明する。
本実施形態の保持部及び解除部は、図2に示すような第一筐体1のスライド面(第二の筐体と向き合う面)1aに設けた溝カム10及び、図3に示すような第二筐体2のスライド面(第一の筐体と向き合う面)2aに設けた嵌合ピン12を有した板バネ13から構成され、溝カム10内に嵌合ピン12が挿入された状態で第一筐体1及び第二筐体筐体2が接合されている。また、溝カム10には切換板11が配置され、切換板11は弾性部材(不図示)によりA方向に付勢されており、嵌合ピン12は板バネ13によりB方向に付勢されている。尚、前記切換板11、嵌合ピン12、板バネ13は端末を伸長した際に外観上に現れない位置に配置している。また本実施形態では、第一筐体を伸長する方向に付勢したコイルバネ9を第一筐体側に配置した。
次に、筐体の状態を溝カム10と嵌合ピン12の位置で説明したのが図4(a)〜(f)である。
図4(a)は収縮状態の位置関係を示しており、嵌合ピン12は溝カム10における円筒面部10aの基端部の(1)に位置している。したがって、嵌合ピン12は円筒面10aを乗り越えることができないため、B方向への付勢にもかかわらず移動することができず、したがって、筐体が保持状態に維持される。
図4(b)は筐体を距離Lだけスライドさせた状態を示しており、この状態では、嵌合ピン12が溝カム10の円筒面10aの頂点に達する。ここで、嵌合ピン12はB方向に付勢されているため(2)から(3)へ(円筒面10aの頂点を越えて)移動する。
図4(c)はA方向に付勢された切換板11が嵌合ピン12に押されて動く様子を示している。すなわち、コイルバネ9によって第一筐体1と第二筐体2とが延びる方向へ付勢されて移動すると、嵌合ピン12が溝カム10に沿って図4(c)の矢印イ方向へ移動して行く。切換板11の一方の傾斜面11aを押して図4(c)の矢印ロ方向へ移動させながら、切換板11の位置を通過し、さらにイ方向へ移動すると、嵌合ピン12は、図4(d)の伸長状態の位置関係となる。すなわち、嵌合ピン12は溝カム10の底部10bに当接することによって、第一筐体1と第二筐体2とを最大伸長状態(最も重なりが小さい状態)である(4)の位置に停止させる。なお、切換板11は、嵌合ピン12が通過すると、付勢によって矢印ロと反対方向へ移動して元の位置に戻る。
図4(e)は筐体を収縮状態となるまでスライドさせる経過を示している。すなわち、第一筐体1と第二筐体2とを縮めるように操作すると、図4(e)に示すように、切換板11の他方の傾斜面11bによって、伸長動作時の移動経路へ戻る方向への移動が規制されるため、傾斜面11bによって溝カム10の反対側の経路へ案内され、図4(e)の矢印ハ方向へ移動する。
そして、図4(f)は筐体をさらに距離Lだけ縮めた状態へ押すと、嵌合ピン12が円筒面10cを乗り越えようと(6)に位置する。そして第一筐体1を伸長する方向に付勢した弾性部材(図2のコイルバネ9)により(6)から(1)に移動し再び筐体が保持された状態となる。
以上説明した通り、上記実施形態によれば次の効果が得られる。
(1)ロック解除キーが不要な自動伸縮機構のスライド式端末が提供できる。
(2)指を大きく動かす必要もなく、操作の為の持ち替えも不要で、片手で容易に筐体の伸長が可能なスライド式端末が提供できる。
(3)操作キーが削減できるため、レイアウトの自由度が増し、デザイン性も向上し、さらに携帯性に優れた小型のスライド式端末が提供できる。
上記実施形態は、スライド面に溝カムを配置した機構を上げたが、筐体内部に配置することも可能であり、またカム構造以外にも保持部の機能とその解除部の機能を繰り返す摺動は可能であり、その具体的な機構を限定するものではない。
尚、本発明の携帯端末は、携帯電話機や携帯情報端末(PDA)などを含むものである。
本発明の一実施形態であるスライド式携帯端末の正面図であって、収縮状態から伸長状態を経て再び収縮状態に戻るまでの遷移を示す。 本発明の一実施形態であるスライド式携帯端末の第一筐体側スライド面の機構を示す斜視図である。 本発明の一実施形態であるスライド式携帯端末の第二筐体側スライド面の機構を示す斜視図である。 本発明の一実施形態である保持部及び解除部の正面図であって、収縮状態から伸長状態を経て再び収縮状態に戻るまでの遷移を示す。
符号の説明
1 第一筐体 2 第二筐体 3 表示部
4 受話器 6 キー操作部 9 コイルバネ(弾性部)
10 溝カム 11 切換板 12 嵌合ピン
1a、2a スライド面 10a、円筒面 10b 底部
10c 円筒面 11a 傾斜面 11b 傾斜面

Claims (2)

  1. 互いにスライド可能に連結された第一筐体及び第二筐体を有し、これら第一筐体及び第二筐体を相対的にスライドさせることにより伸縮可能に構成した携帯端末であって、
    該携帯端末を伸長する方向に付勢する弾性部と、
    該弾性部の弾性力を抑止して前記携帯端末を収縮状態に保持する保持部と、を備え、
    前記携帯端末を収縮状態から伸長する際に、スライドさせる前記筐体を伸長する方向と反対の方向に所定距離スライドさせることにより、前記収縮状態に保持する保持部を解除することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記携帯端末を収縮状態とする際に、スライドさせる前記筐体を収縮位置より所定距離スライドさせることにより前記保持部を収縮状態に保持させることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。


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