JP2005166317A - ツイストペアケーブル及びツイストペアケーブル識別方法 - Google Patents

ツイストペアケーブル及びツイストペアケーブル識別方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ケーブルの識別を容易に行え、汎用性に富み、且つコストを低減可能なツイストペアケーブル及びツイストペアケーブル識別方法を提供する。
【解決手段】
ツイストペアケーブル1a内に光ファイバ6を設け、この光ファイバ6の一方の端部に光を入射させ、他方の端部から出射される光によりツイストペアケーブル1aを特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、LAN(Local Area Network)を構築するためのツイストペアケーブル及び前記のツイストペアケーブルを識別するためのツイストペアケーブル識別方法に関する。
従来のツイストペアケーブルには様々な種別が存在するが、これらのうちの代表的な例としては、図6(a)に示すUTP(Unshielded Twist Pair)ケーブル101aと、図6(b)に示すSTP(Shielded Twist Pair)ケーブル101bが挙げられる。
UTPケーブル101aは、導体部103及び絶縁部104からなる電線を2本撚り合せることにより形成された4本のツイストペア線102と、これらを包周するケーブル外皮部材105から構成される。
また、STPケーブル101bは、ツイストペア線102と、これらを包周する押え巻部材106と、遮蔽部材107と、ドレインワイヤ108と、ケーブル外皮部材105から構成される。
上記のようなツイストペアケーブルを用いた製品の一例としては、LAN構築用のパッチコードが挙げられる(例えば、非特許文献1参照)。
図7は、上記のパッチコードの一例を示す図であり、パッチコード200は、上記のツイストペアケーブルと光ファイバとを有するケーブル201と、これの両端部に接続された専用のコネクタ202a及び202b(以下、“適宜コネクタ202”と総称する)と、アタッチメント203とからなる。
コネクタ202aは、ケーブル201が有する光ファイバと接続され、この光ファイバ内を伝播してきた光を出射、又は前記の光ファイバへ光を入射させるための光入出射部205を備え、コネクタ202bは、上記の205と同様の光入出射部206を備える。
これらのコネクタ202a及び202bは、専用のアタッチメント203を装着可能であり(図ではコネクタ202aに装着した場合を示す)、このアタッチメント203は、光源204を有し、これから発せられた光が光入出射部205に入射され、ケーブル201が有する光ファイバ内を伝播するとともにコネクタ202bの光入出射部206から出射される。
上記の光を検出することにより、LANにおけるケーブルの張り替え工事や、回線の増設等に伴う回線の切り替え工事の際に必要なケーブルの識別(工事対象ケーブルの同定)が可能となり、配線誤りを末然に防止でき、工事を効率良く行うことが可能となる。
PatchSee社ウェブサイト、「平成15年11月28日検索」、<URL:http://www.patchsee.com>
しかしながら、パッチコード200を初めとするパッチコードにおいては、前記のとおり、コネクタ202等の専用のコネクタを用意する必要があり、一般的に用いられている汎用コネクタを用いることができない。
また、ケーブルを識別するための光を入射させるにあたっては、アタッチメント203等の専用の器具を必要とし、さらに、出射光を検出するにあたっても専用の器具を必要とする。
したがって、簡易的にケーブルの識別を行うことができず、コストの上昇も招いている。
また、上記のようなパッチコードを用いてLANを構築するにあたっては、事前にネットワーク機器間の距離が判明している必要があり、しかも機器間距離に見合った長さのパッチコードを準備する必要がある。
また、上記の専用のコネクタを必要とする点はパッチパネルの製造コストの上昇等を招くため、機器間距離に見合った長さのパッチコードを準備する際には各種の制約が存在する。
また、従来技術における解決すべき課題は、上記のパッチコード自体に限らず、これを用いたLANにも存在する。
図8は、LANの構成の一例を示す図であり、LAN300は、ネットワーク機器等301と、パッチパネル302及び303と、分岐点304と、通信用アウトレット305及び307と、PC(Personal Computer)306と、端末機器308とを有する。
通常、ツイストペアケーブルを用いてLAN300等を構築する場合、その配線長は100m程度であり、このうちコネクタ付きのパッチコードは、ネットワーク機器等301とパッチパネル302及び303との間の区画、通信用アウトレット305とPC306との間の区画、通信用アウトレット307と端末機器308との間の区画のみに適用され、その長さの合計は10m程度であり、残りの90メートル、つまりネットワーク総延長の9割程度はパーマネントリンクと呼ばれる部分が占めており、これは、基本的に固定回線である。
上記のパーマネントリンクにおいては、回線の切り替えや張り替えを行うことが困難であるため、上記のパッチコードが用いられた区画において回線の切り替えが行われる。
しかし、パーマネントリンクにおいて回線の切り替えあるいは張り替えの必要性が生じた場合や、何らかの不具合が生じた場合、このパーマネントリンクには通常のツイストペアケーブルが用いられているため、工事対象のケーブルを識別するには困難が伴い、また、ケーブルの末端部分を現地で加工する必要があるため、当業者に多大な負担を強いている。
このような事情に鑑み、本発明は、ケーブルの識別を容易に行え、汎用性に富み、且つコストを低減可能なツイストペアケーブル及びツイストペアケーブル識別方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、其々が複数本の電線を撚り合わせることにより構成された複数本のツイストペア線と、光ファイバと、ツイストペア線及び光ファイバを包周する包周部材とを有することを要旨とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発明において、包周部材は、樹脂製の外皮部材であることを要旨とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1に記載の発明において、包周部材は、包周部材の外周面を形成する樹脂製の外皮部材と、包周部材の内周面を形成し、ツイストペア線及び光ファイバを固定する固定部材と、外皮部材と固定部材との間に配置され、電磁波を遮蔽する遮蔽部材と、遮蔽部材と固定部材との間にツイストペア線及び光ファイバの長手方向に沿って配置された金属製のワイヤとを有することを要旨とする。
請求項4に記載の本発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、包周部材とツイストペア線との間には空間部が形成されており、光ファイバは空間部内に配置されていることを要旨とする。
請求項5に記載の本発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明において、ツイストペア線及び包周部材の外径は、光コネクタの寸法に適合するように調整されていることを要旨とする。
請求項6に記載の本発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明において、光ファイバの端部は、包周部材外に露出していることを要旨とする。
請求項7に記載の本発明は、其々が複数本の電線を撚り合わせることにより構成された複数本のツイストペア線と、光ファイバと、ツイストペア線及び光ファイバを包周する包周部材とを有するツイストペアケーブルを識別するためのツイストペアケーブル識別方法であって、光ファイバの一方の端部に光を入射させ、この光を光ファイバの他方の端部から出射させることによりツイストペアケーブルを特定することを要旨とする。
請求項8に記載の本発明は、請求項7に記載の発明において、光ファイバの端部を包周部材外に露出させ、露出された端部において光が入出射されることを要旨とする。
本発明においては、ツイストペアケーブル内に光ファイバを設置し、この光ファイバの一方の端部に光を入射させ、この光を光ファイバの他方の端部から出射させるため、出射された光を目視あるいは測定機器等により認識することによりケーブルの識別を容易に行うことが可能となる。
また、包周部材とツイストペア線との間には空間部が形成されており、光ファイバは、前記の空間部内に独立した状態で配置されているため、ツイストペア線と光ファイバの其々を単体で取り扱うことができる。したがって、ツイストペア線を汎用コネクタに容易に接続することが可能となり、高い汎用性を確保することができる。
また、ツイストペア線及び包周部材の外径は、光コネクタの寸法に適合するように調整されている。このため、ツイストペアケーブルを汎用コネクタに接続することが可能となり、高い汎用性を確保することができる。
また、上記のように汎用コネクタに接続することができるため、専用のコネクタを用いる必要がなく、コストの低減も可能となる。
また、光ファイバの端部は、包周部材外に露出しているため、専用の器具を用いずとも光ファイバへの光の入射、光ファイバから出射された光の認識ならびにケーブルの識別を容易に行うことができる。
以上の点から、ケーブルの識別を容易に行え、汎用性に富み、且つコストを低減可能なツイストペアケーブル及びツイストペアケーブル識別方法を提供することが可能となる。
以下、本発明のツイストペアケーブル及びツイストペアケーブル識別方法についての説明を行う。
本発明においては、ツイストペアケーブル内に光ファイバを設置し、これを用いることによりツイストペアケーブルを識別するが、以下の実施例は、あくまでも本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であれば、これらの各要素又は全要素を含んだ各種の実施例を採用することが可能であるが、これらの実施例も本発明の範囲に含まれる。
また、以下の実施例を説明するための全図において、同一の要素には同一の符号を付与し、これに関する反復説明は省略する。
図1(a)は、本発明の第1の実施例(実施例1)に係るツイストペアケーブル1aの断面図であり、図1(b)は、ツイストペアケーブル1aの斜視図である。
なお、本実施例においては、ツイストペアケーブル1aがUTP(Unshielded Twist Pair)ケーブルである場合を示している。このUTPケーブルは、実用性が高く、LAN配線で最も多く使用されるケーブルである。
上記のUTPケーブルとしてのツイストペアケーブル1aは、図示するように、4本のツイストペア線2と、ケーブル識別用の光ファイバ6と、これらを包周する包周部材としてのケーブル外皮部材5とを有する。
ツイストペア線2の其々は、導体部3と、これを包周する絶縁部4とからなる電線を2本撚り合わせることにより構成されている。
なお、導体部3としては、外径0.5mmの軟銅単線の他、外径0.4mmや0.65mmの軟銅単線、規格区分AWG26、AWG24で規定された導線を用いることができる。
また、絶縁部4としては、外径0.9mm(厚さ0.4mm)のポリエチレン材等が用いられ、この絶縁部4は、自由に着色可能であり、撚り合わされた電線の其々を色によって識別することが可能である。
また、光ファイバ6は、ケーブル外皮部材5とツイストペア線2との間の空間部に配置されている。なお、この光ファイバ6の詳細については後述する。
また、ケーブル外皮部材5は、ポリエチレン等の樹脂製であり、その外径は作製段階において任意に調整できる。
上記の実施例1においては、光ファイバがUTPケーブル内に設けられている場合を示したが、これに限定されず、光ケーブルは、その他の様々な種類のケーブル内に設けることができる。本実施例は、その一例としてSTP(Shielded Twist Pair)ケーブル内に光ファイバを設置した場合を示したものであり、図2(a)は、その断面図であり、図2(b)は、その斜視図である。
なお、このSTPケーブルは、前述のUTPケーブルに金属製の遮蔽部材等を追加したものであり、主として電磁ノイズが強い場所に敷設される。
図示するとおり、本発明の第2の実施例(実施例2)に係るツイストペアケーブル1bは、ツイストペア線2と、ケーブル識別用の光ファイバ6と、押え巻部材10と、遮蔽部材11と、ドレインワイヤ12とを有する。
上記の押え巻部材10、遮蔽部材11、ドレインワイヤ12及びケーブル外皮部材5は、包周部材として機能し、ケーブル外皮部材5は、包周部材の外周面を形成し、押え巻部材10は、包周部材の内周面を形成し、遮蔽部材11は、ケーブル外皮部材5と押え巻部材10との間に配置されている。
すなわち、ツイストペアケーブル1bの外周方向に向かって、押え巻部材10、遮蔽部材11及びケーブル外皮部材5が順に積層されている。
押え巻部材10は、ツイストペア線2及び光ファイバ6を固定する固定部材として機能する。
遮蔽部材11は、金属箔とプラスチックテープとを貼り合わせることにより形成された金属箔ラミネートテープや細銅線を編み込むことにより形成された部材からなり、ツイストペアケーブル1bの外部からの電磁波を遮蔽して、信号にノイズが混じることを防止することや、ツイストペア線2が発する電磁波が外部に漏洩することを防止する。
また、アルミニウム箔は半田付けを行うことが難しく、遮蔽部材11が前記のように金属箔ラミネートテープにより構成されていると、接地や電気的接続を行うことが困難となるため、これらを行うためにドレインワイヤ12が設けられている。
このドレインワイヤ12は、遮蔽部材11と押え巻部材10との間にツイストペア線2及び光ファイバ6の長手方向に沿って配置された金属製のワイヤであり、主に軟銅が用いられる。
また、光ファイバ6は、上記のツイストペアケーブル1aと同じくケーブル外皮部材5とツイストペア線2との間の空間部に配置されている。なお、この光ファイバ6の詳細については後述する。
次に、上記の光ファイバ6の詳細について説明する。
図3は、光ファイバ6の断面図であり、図示するように、光ファイバ6は、コア7及びクラッド8からなる光ファイバ素線と、これを被覆する樹脂製の光ファイバ被覆部材9とを有する。
上記の実施例における光ファイバ素線は、JIS C6837で規定された「全プラスチックマルチモード光ファイバ素線」であり、コア7の外径は980μm、クラッド8の外径、つまり素線の外径は1000μmである。
この全プラスチックマルチモード光ファイバ素線は、コア径が大きいため、LED(Light Emitting Diode)あるいはLD(Laser Diode)など廉価且つ簡易な構造を有する赤色光源を用いることにより容易に光を入射させることが可能であり、光ファイバ素戦が断線していなければ、反対側の端部、すなわち出射端側で赤色光が出射されることを目視で確認できる。なお、入出射される光は、赤色光に限らず可視光ならばどのような色でも良いが、現時点でのコストを考慮すると赤色光源が望ましい。
また、上記の実施例における光ファイバ6は、JIS C6836で規定された「全プラスチックマルチモード光ファイバコード」である。
この全プラスチックマルチモード光ファイバコードは、一般的には、上記の光ファイバ素線を、ポリエチレンあるいは塩化ビニル樹脂で被覆したものであり、このため、上記の光ファイバ被覆部材9を有する。なお、光ファイバ被覆部材9の外径、つまり光ファイバ6の外径は2.2mmである。
上記のような光ファイバ6は、全て樹脂で構成されているため、ツイストペアケーブルの耐ノイズ性には全く影響を与えない。
さらに、ツイストペアケーブルでネットワークを構成する場合の最大配線長である100mでも目視で出射光を識別可能な通光性を有する。
なお、光ファイバ6には上記の例とは外径等が異なる様々な種類の光ファイバを用いることが可能であり、その一例を以下の表に示す。
Figure 2005166317
次に上記のツイストペアケーブル1a及び1b(以下、適宜“ツイストペアケーブル1”と総称する)に汎用コネクタを接続した場合を示す。
図4は、ツイストペアケーブル1にJISにより規定された汎用コネクタの一つであるRJ45コネクタ(以下、“コネクタ13”とする)を接続した場合を示す図である。
ツイストペアケーブル1は、その外径がコネクタ13の寸法に適合するように調整されており、また、前記の光ファイバ6が包周部材とツイストペア線2との間に配置されているため、光ファイバ6とツイストペア線2は独立した存在となっており、其々を個別に取り扱うことが可能である。
このため、コネクタ13と接続可能であり、また、ケーブル外皮部材5を含む包周部材を除去することにより、容易に光ファイバ6の端部を外部に露出させることができる。
なお、本実施の形態においては、コネクタ13がRJ45コネクタである場合を示したが、これに限定されず、ツイストペアケーブル1は、あらゆる汎用コネクタに接続することが可能である。
次に上記のツイストペアケーブル1を用いたケーブル識別方法について説明する。
図5は、図8に示したネットワーク機器等301に相当するネットワーク機器等20と、同じく図8に示したパッチパネル302又は303に相当するパッチパネル21の間に複数本(本図では4本)のコネクタ13付ツイストペアケーブル1が接続されている場合を示している。
例えば、コネクタ13a1に接続されたツイストペアケーブル1をパッチパネル21側で識別しようとする場合、コネクタ13a1の光ファイバ6の端部に赤色可視光光源といった可視光光源22を接続し、可視光を入射させると、この可視光は光ファイバ6中を伝播し、光ファイバ6のコネクタ13a2側の端部から出射光14として出射されるため、これを確認することによりツイストペアケーブルの識別を行うことができる。
また、前記のとおり、光ファイバ6の端部は外部に露出しているため、専用の器具やアタッチメントを用いずともケーブルの識別を行える。
また、本発明においては、光ファイバ自体にも被覆を施しているため、比較的外径が小である光ファイバを用いながらも充分な強度を確保しており、識別作業時における破損等を防止できる。
また、光ファイバをツイストペア線の取り扱いを阻害しない位置、つまり前記の空間部に配置するとともに外部に露出させ、さらにケーブル外皮厚やケーブル仕上り外径を通常のツイストペアケーブルと同一にすることにより、ケーブルを確実に固定し、且つ加工上重要なポイントであるツイストペア線が自由に取り扱える点を確保できる。
なお、ケーブル外被厚とケーブル外径を通常のツイストペアケーブルと同一にすることにより、ケーブル自体の可とう性や取り扱い性も、通常のツイストペアケーブルと同様に確保できる。
また、識別用光ファイバの取りだし(露出)が容易であり、且つツイストペア線のみを加工することが可能な構造とすることで、前記パーマネントリンク内での現地端末加工を必要とする場合にも適用可能である。
さらに、100mという長距離においても目視で識別が可能な通光性を有する光ファイバを適用することで、パーマネントリンクで想定される最大配線長90mのケーブルにおいても識別が可能となる。
以上の点から、従来の技術ではケーブルの識別が困難であるエリアにおいても識別を行うことが可能となり、ネットワーク構築作業の高効率化や、配線誤りを未然に防止することが可能となる。
図1(a)は、本発明の第1の実施例に係るツイストペアケーブルの断面図であり、図1(b)は、図1(a)に示したツイストペアケーブルの斜視図である。 図2(a)は、本発明の第2の実施例に係るツイストペアケーブルの断面図であり、図2(b)は、図2(a)に示したツイストペアケーブルの斜視図である。 図1及び図2に示した光ファイバの拡大断面図である。 図1及び図2に示したツイストペアケーブルをコネクタに接続した場合を示す斜視図である。 図1、図2及び図4のツイストペアケーブルの識別方法を示す図である。 (a)従来のUTP(Unshielded Twist Pair)ケーブルの断面図である。(b)従来のSTP(Shielded Twist Pair)ケーブルの断面図である。 従来のパッチコードの一例を示す図である。 一般的なLAN(Local Area Network)の構成を示す図である。
符号の説明
1、1a、1b ツイストペアケーブル
2 ツイストペア線
3 導体部
4 絶縁部
5 ケーブル外皮部材
6 識別用光ファイバ
7 コア
8 クラッド
9 光ファイバ被覆部材
10 押え巻部材
11 遮蔽部材
12 ドレインワイヤ
13 コネクタ
14 出射光
20 ネットワーク機器等
21 パッチパネル
22 可視光光源
101a、101b ツイストペアケーブル
102 ツイストペア線
103 導体部
104 絶縁部
105 ケーブル外皮部材
106 押え巻部材
107 遮蔽部材
108 ドレインワイヤ
200 パッチコード
201 ケーブル
202a、202b コネクタプラグ
203 アタッチメント
204 光源
205、206 光入出射部
300 LAN
301 ネットワーク機器等
302、303 パッチパネル
304 分岐点
305、307 通信用アウトレット
306 PC(Personal Computer)
308 端末機器

Claims (8)

  1. 其々が複数本の電線を撚り合わせることにより構成された複数本のツイストペア線と、
    光ファイバと、
    前記ツイストペア線及び前記光ファイバを包周する包周部材と
    を有することを特徴とするツイストペアケーブル。
  2. 前記包周部材は、樹脂製の外皮部材であることを特徴とする請求項1に記載のツイストペアケーブル。
  3. 前記包周部材は、
    該包周部材の外周面を形成する樹脂製の外皮部材と、
    該包周部材の内周面を形成し、前記ツイストペア線及び前記光ファイバを固定する固定部材と、
    前記外皮部材と前記固定部材との間に配置され、電磁波を遮蔽する遮蔽部材と、
    前記遮蔽部材と前記固定部材との間に前記ツイストペア線及び前記光ファイバの長手方向に沿って配置された金属製のワイヤと
    を有することを特徴とする請求項1に記載のツイストペアケーブル。
  4. 前記包周部材と前記ツイストペア線との間には空間部が形成されており、前記光ファイバは該空間部内に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のツイストペアケーブル。
  5. 前記ツイストペア線及び前記包周部材の外径は、光コネクタの寸法に適合するように調整されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のツイストペアケーブル。
  6. 前記光ファイバの端部は、前記包周部材外に露出していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のツイストペアケーブル。
  7. 其々が複数本の電線を撚り合わせることにより構成された複数本のツイストペア線と、光ファイバと、前記ツイストペア線及び前記光ファイバを包周する包周部材とを有するツイストペアケーブルを識別するためのツイストペアケーブル識別方法であって、
    前記光ファイバの一方の端部に光を入射させ、この光を該光ファイバの他方の端部から出射させることにより前記ツイストペアケーブルを特定することを特徴とするツイストペアケーブル識別方法。
  8. 前記光ファイバの端部を前記包周部材外に露出させ、該露出された端部において前記光が入出射されることを特徴とする請求項7に記載のツイストペアケーブル識別方法。

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