JP2005165798A - 情報処理装置及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】CADを用いて作成された、上記の設計図面を検討、打ち合わせを行い、変更があれば、その場で、朱書きや変更マークを付す等で図面を簡易修正していた.そして、修正した図面を元に、CAD上で再作図する必要があった。上記の図面を修正し、再作図する作業は、大変面倒なものであった。
【解決手段】本発明の情報処理装置100は、用紙に手書きで書き込まれた情報である手書き情報を受信する受信部103と、受信部103が受信した手書き情報を図面データに変換する図面データ変換部104と、図面データを蓄積する蓄積部105を具備することを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、図面等に手書きで書き込まれた情報を、CADデータ等に利用されうる図面データに変換し、蓄積する情報処理装置等に関する。
従来、筆記した情報を外部に送信できる電子ペンとしてアノト社の電子ペンがある(非特許文献1参照)。この電子ペンは、通常のペンに超小型カメラ、画像認識装置、それにBluetooth(Bluetoothは「テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン」社の登録商標。)送受信装置を備え付けたもので、専用紙に書かれた手書きの内容を読み取り、解析し、パソコン、携帯電話、ファックス等の情報通信機器に即時送受信できるものである。
なお、ブルートゥース(Bluetooth)とは、無線通信規格であり、伝送距離は送信電力が1mWのときに約10mと、省電力、短距離を意識した無線規格である。また、送信電力を上げることにより、現在のところ、最大で100mまで伝送距離を伸ばすことができる。
従来、例えば、電力配線図、電子機器配線図、半導体配線図、建築図面、機械図、配管図、金型図、製品図等をCAD(非特許文献2参照)で作成していた。これらCADで作成された図面は、印刷され、例えば、営業打ち合わせ、工事現場、工場、作業場等で使用され、さらに、納品図面として提出されたり、保管図面として保管されたりしていた。
アノトコミュニケーションズ株式会社ホームページ、[平成15年10月20日検索]、インターネット<URL:http://www.anoto.jp/tsuite.html> Autodesk Ink ホームページ、[平成15年10月20日検索]、インターネット<URL:http://www.autodesk.co.jp/adsk/servlet/index?siteID=1169823&id=2717385>
CADを用いて作成された図面(以下、「CAD図面」という。)を元に、検討、打ち合わせを行い、変更があれば、その場で、図面に朱書きや変更マークを付す等で簡易に図面を手書きで修正していた。そして、手書きで修正した図面を元に、CAD図面を作成する必要があった。上記の図面を手書きで修正することは、煩雑であり、誤字等の問題もあった。また、CAD図面を修正する作業は、大変面倒で手間のかかるものであった。
また、CAD図面は、電子情報として保管できる利点を有する。設計段階で作成したCAD図面をそのまま保管図面として保管している場合がある。なお、「保管図面」とは、最新の図面であって確定図面であることを意味する。打ち合わせ現場、作業現場では、現場に出向いて初めて見えてくる問題点が存在し、その問題点を回避するために、図面を手書きで修正する場合が多々ある。そして、図面を最新の状態に維持するため、手書きで修正した図面を、CAD図面にする必要がある。しかし、修正を反映したCAD図面を作成せずに、設計段階の古いCAD図面を保管図面として保管しているという問題があった。また、設計段階の古いCAD図面と修正したCAD図面を重複して保管し、後に、どれが最新のCAD図面かわからなくなる等の問題もあった。
さらに、設計図面は、複数の関係部署に配布され、関係部署毎に管理される。関係部署は、仕様変更の際に、その場で、図面を修正する。すなわち、関連部署毎に異なる設計図面が存在することになる。かかる場合、すべての関連部署で、手書きで修正された内容を反映したCAD図面を作成する必要がある。複数の関連部署間で設計図面が異なる場合、例えば、作業の連携が取れない、異なる仕様の部品が作成される、最終製品が製造できない、打ち合わせ時の製品と納品時の製品が異なる等の問題が生じる。
なお、CADシステムを複数の関連部署に設置し、相互に通信できる状態にすれば、設計図面を一元管理できる。しかし、CADシステムは、高額であり、全ての関連部署に設置できない。また、例えば、相手先との打ち合わせで、相手先を訪問する場合や作業現場にCADシステムを搬入できない状況も多々ある。
本発明の情報処理装置は、用紙に手書きで書き込まれた情報である手書き情報を受信する受信部と、受信部が受信した手書き情報を図面データに変換する図面データ変換部と、図面データを蓄積する蓄積部を具備することを特徴としている。
この構成により、図面に書き込まれた手書きの内容をCADデータに変換できる。よって、CADシステム上で、手書きの内容で、新たにCAD図面を作成する必要がなく、CAD図面作成の手間が省ける。
また、他の本発明の情報処理装置は、図面データを格納している図面データ格納部と、用紙に図面データを印刷する印刷部をさらに具備し、受信部は、図面データが印刷されている用紙に、手書きで追記された情報である追記手書き情報を受信し、図面データ変換部は、追記手書き情報を図面データに変換し、追記図面データを構成し、蓄積部は、印刷部が印刷した図面データと追記図面データを対応付けて前記図面データ格納部に蓄積することを特徴にしている。
この構成により、修正した図面を元に、CAD上で再作図する作業をしなくて良い。よって、CADで作業を行う手間を軽減できる。また、手書きで修正した内容を反映させた、最新版のCAD図面を作成することができる。また、複数の関連部署毎に管理されている設計図面を、最新の図面の状態に維持できる。また、CADシステム上のデータベースに保管される図面データは、一般的には複数であり、当該複数の図面データは、最新の内容で維持できる。さらに、CADシステムを全ての関連部署に設置しなくてもよく、図面を一元管理できる。
また、他の本発明の情報処理装置は、図面データを格納している図面データ格納部と、用紙に図面データを印刷する印刷部と、図面データが印刷されている用紙に、手書きで追記された情報である追記手書き情報と、部品を識別する情報である部品識別情報を受信する受信部と、追記手書き情報と、部品識別情報を図面データに変換し、追記図面データを構成する図面データ変換部と、印刷部が印刷した図面データと追記図面データを対応付けて図面データ格納部に蓄積する蓄積部を具備することを特徴にしている。
この構成により、手書きした内容の情報が、例えば、チェックボックスを単にチェックするもの等であっても、そのチェック等に基づいて、図形または文字等を認識し、CADデータに変換し、図面を修正できる。例えば、形状の難しい図形を描くより、チェックボックスにチェックする方が、精度良く、また迅速に、図面の修正を行える等の効果がある。
また、他の本発明の情報処理装置は、用紙に手書きで書き込まれた情報である手書き情報を受信する受信部と、受信部が受信した手書き情報を図面データに変換する図面データ変換部と、図面データに基づいて、所定の算出をする算出部と、算出部が算出した情報と、図面データを蓄積する蓄積部を具備することを特徴にしている。
この構成により、例えば、手書きした内容が直線や曲線である場合、その直線や曲線の長さを算出できる。また、手書きした内容が円である場合、その円の面積を算出できる。よって、例えば、配管を手書きした場合、その長さから、配管部品の仕様を精度良く決定できる。
また、他の本発明の情報処理装置は、部品に関する情報である部品情報を保持している部品情報保持部と、算出部が算出した情報と部品情報に基づいて、所定の処理をする処理部をさらに具備することを特徴にしている。
この構成により、例えば、配管を手書きした場合、その長さから、配管部品の仕様が決定される。そして、決定された配管部品の仕様から、例えば、配管部品の価格算出、納期算出、注文書構成、作業工程作成等を簡単に行える。よって、例えば、作業管理者、関連部署等の作業を大幅に軽減できる。
本発明による情報処理装置等によれば、例えば、手書きの内容がCADシステム上で利用させうるデータに変換されるので、CAD上で、手書きの内容に基づいて新たに図面を作図する必要がない。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施の形態において、同一の符号を用いた構成要素やフローチャートのステップなどは、同じ機能を果たすので、一度説明したものについて説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、情報処理装置が、追記手書き情報を受信し、当該追記手書き情報を図面データに変換する処理について、以下に説明する。
図1は、本実施の形態における情報処理装置100と電子ペン200の構成を示すブロック図である。情報処理装置100は、図面データ格納部101、印刷部102、送受信部103、図面データ変換部104、蓄積部105を有する。なお、電子ペン200が上述した従来技術における電子ペンである場合の構成について示す。電子ペン200は、カメラ201、プロセッサー202、メモリ203、送信部204を具備する。
なお、情報処理装置100は、通常の電子計算機が有するCPU、メインメモリ、記録媒体(例えば、ROM、EPROM等)等のハードウエア資源、および周辺装置(例えば、キーボード、マウス等の入力デバイス、ディスプレイ等の出力デバイス等)を具備する(図示しない)。以下、他の実施の形態においても同様である。
図面データ格納部101は、図面データを格納している。図面データのデータ構造は、CADで使用されうるデータ構造であればと問わない。「図面」は、設計図面をいい、例えば、電力配線図、電子機器配線図、半導体配線図、建築図面、機械図、配管図、金型図、製品図、庭園造成図等その他設計図ならなんでもよい。図面データ格納部101は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも良い。
印刷部102は、用紙に図面データを印刷する。「用紙」は、例えば、Anoto社が開発した特殊用紙、または普通紙等である。なお、「Anoto社が開発した特殊用紙」とは、薄いインクで小さなドットが所定の不規則で並んで印刷されている用紙である。この印刷されたドットは、ある数学的なパターンになっており、特殊用紙のごく一部分を取り上げても、同じドットパターンは存在しない。印刷部102は、プリンターとそのドライバーソフト等で実現されうる。
送受信部103は、図面データが印刷されている用紙に、手書きで追記された情報である追記手書き情報を受信する。また、送受信部103は、用紙に手書きで書き込まれた情報である手書き情報を受信してもよい。例えば、電子ペン200から「追記手書き情報」と「手書き情報」を受信する場合、「追記手書き情報」と「手書き情報」は、座標を示す座標情報である。また、送受信部103は、図面データを外部装置に送信してもよい。送受信部103は、通信手段等で実現されうる。通信手段は、例えば、ネットワークカードとそのドライバーソフト等である。
図面データ変換部104は、追記手書き情報を図面データに変換し、追記図面データを構成する。例えば、「追記手書き情報」が座標情報である場合、「追記手書き情報を図面データに変換する」とは、座標情報を文字認識またはパターン認識し文字データまたは図形データに変換することである。なお、「文字認識」または「パターン認識」は各々従来技術であるので詳細な説明は省略する。「追記図面データを構成する」とは、例えば、文字認識またはパターン認識された文字データまたは図形データを、旧の図面データ上に追記することである。「旧の図面データ」は、追記手書き情報が追記された図面データであり、図面データ変換部104によって、図面データ格納部101から取得される。例えば、特殊用紙に図面データが印刷され、当該特殊用紙に追記した場合、追記手書き情報から、印刷された図面データが特定される。「追記図面データ」とは、用紙に印刷された図面データに追記された内容が反映された図面データである。
また、図面データ変換部104は、手書き情報を図面データに変換してもよい。例えば、「手書き情報」が座標情報である場合、「手書き情報を図面データに変換する」とは、座標情報を文字認識またはパターン認識し文字データまたは図形データに変換することである。図面データ変換部104は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。「追記手書き情報を図面データに変換し、追記図面データを構成する」または「手書き情報を図面データに変換する」ための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
蓄積部105は、印刷部102が印刷した図面データと追記図面データを対応付けて図面データ格納部101に蓄積する。「対応付けて蓄積する」とは、例えば、図面データを識別する識別子と追記図面データを識別する識別子を対にして蓄積すること、また、図面データを保存しているファイルに追記図面データを追記して保存すること等である。また、蓄積部105は、手書き情報を変換して得られた図面データを蓄積する。蓄積部105は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。「図面データと追記図面データを対応付けて図面データ格納部101に蓄積する」または「手書き情報を変換して得られた図面データを蓄積する」ための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
以下において、電子ペン200の構成を説明する。カメラ201は、例えば、CCDカメラが好適である。カメラ201は、用紙が特殊用紙である場合、特殊ドットパターンを撮影する。
プロセッサー202は、パターン認識と解析を行い、座標情報を構成する。プロセッサー202は、カメラ201が撮影した画像情報を解析することにより、カメラの移動(すなわち撮影されるドットパターンの変化)を検出する。カメラの移動を検出することにより、座標情報を構成できる。また、プロセッサー202は、構成した座標情報をメモリ203に蓄積する。「パターン認識と解析を行い、座標情報を構成する」また「座標情報をメモリ203に蓄積する」ための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
メモリ203は、座標情報を保持している。メモリは、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも良い。
送信部204は、メモリ203に蓄積された座標情報を送信する。送信部204は、通信手段等で実現されうる。なお、通信手段は特に問わない。
なお、電子ペン200は、例えば、超音波型電子ペン等で実現されてもよい。超音波型電子ペンは、超音波発生部を具備する電子ペンと、超音波を受信するセンサー部と、当該受信した超音波に基づいて、ペン先からセンサー部までの距離を測定し、紙上の位置を算出する算出部を具備する受信機を有する構成である。動作は以下である。受信機は、A4サイズの紙の左上角または右上角に取り付けられうる。この紙上で、電子ペンを動かすことに伴い、超音波発生部は、超音波を発生する。センサー部は、当該超音波を受信する。そして、算出部は、紙上での電子ペンの位置(座標)を算出する。超音波型電子ペンには、例えば、株式会社富士通研究所が開発したものがある(株式会社富士通研究所ホームページ、平成15年10月24日検索(URL:http://www.zdnet.co.jp/news/bursts/0203/05/06.html))。
以下、本実施の形態における電子ペン200の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)カメラ201は、画像を受け付けたか否かを判断する。カメラ201が画像を受け付けたと判断した場合、ステップS202に行き、そうでない場合、ステップS204に行く。
(ステップS202)プロセッサー202は、ステップS201で受け付けた画像をパターン認識し、また解析し、座標情報を構成する。
(ステップS203)プロセッサー202は、ステップ202で構成した座標情報をメモリ203に蓄積する。ステップS203に戻る。
(ステップS204)送信部204は、送信する指示の入力を受け付けたか否かを判断する。送信部204が送信する指示の入力を受け付けたと判断した場合、ステップS205に行き、そうでない場合、ステップS201に戻る。「送信する指示の入力を受け付ける」とは、電子ペン200が有する指示受付手段(図示しない)が送信指示の入力を受け付けることを意味する。指示受付手段は、例えば、ボタンで構成され、当該ボタンを押下することが、送信する指示を入力することを意味しても良い。また、指示受付手段は、例えば、通信手段で構成され、外部から送信指示を受信するものでも良い。また、任意の時刻の経過により、送信指示の入力を受け付けたと判断しても良い。
(ステップS205)送信部204は、メモリ203から座標情報を取得する。
(ステップS206)送信部204は、ステップS205で取得した座標情報を情報処理装置100に送信する。なお、送信部204は、情報処理装置100のIPアドレス等を保持している。ステップS201に戻る。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理の終了等の割り込みにより、処理を終了する。
以下、本実施の形態における情報処理装置100の動作について図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)印刷部101は、指定された図面データを印刷する指示の入力を受け付けたか否かを判断する。印刷部101が印刷する指示の入力を受け付けたと判断した場合、ステップS302に行き、そうでない場合、ステップS304に行く。なお、「図面データ」を指定する方法は、例えば、ウインドウ上に表示された図面データの保存ファイル名の表示部分をクリックする等である。「印刷する指示の入力」とは、例えば、印刷ボタンをクリックして、印刷コマンドを実行させること等である。
(ステップS302)印刷部101は、図面データ格納部101から、指定された図面データを取得する。
(ステップS303)印刷部101は、ステップS302で取得した図面データを印刷する。なお、印刷部101は、特殊用紙上に図面データを印刷する。
(ステップS304)送受信部103は、座標情報を受信したか否かを判断する。送受信部103が座標情報を受信したと判断した場合、ステップS305に行き、そうでない場合、ステップS309に行く。
(ステップS305)図面データ変換部104は、ステップS304で受信した座標情報から、図面データを特定する。「図面データを特定する」処理は以下である。座標情報をキーに、特殊用紙の識別IDを検索する、または座標範囲(特殊用紙毎に割り当てられている座標範囲)を検索する。そして、図面データ変換部104は、当該検索された識別IDまたは座標範囲をキーに、図面データを検索する。「座標情報」が「追記手書き情報」である場合、「特定された図面データ」は、印刷部101によって、特殊用紙上に印刷されたものである。そして、その図面データが印刷された特殊用紙上に手書きした情報がステップS304で受信された座標情報である。なお、「座標情報」が「手書き情報」である場合、図面データ変換部104は、図面データを特定しない。図面データ変換部104は、特殊用紙の識別IDまたは特殊用紙毎の座標範囲を特定してもしなくてもよい。
(ステップS306)図面データ変換部104は、ステップS304で受信した座標情報を図面データに変換する。
(ステップS307)図面データ変換部104は、ステップS306で変換された図面データと、ステップS304で特定された図面データに基づいて、追記図面データを構成する。なお、このステップS307は、「座標情報」が「追記手書き情報」である場合において動作するものである。
(ステップS308)蓄積部105は、ステップS307で構成された追記図面データを、ステップS305で特定された図面データと対応付けて図面データ格納部101に蓄積する。または、「座標情報」が「手書き情報」である場合、蓄積部105は、ステップS306で変換された図面データを図面データ格納部101に蓄積してもよい。
(ステップS309)送受信部103は、指定された図面データを送信する指示の入力を受け付けたか否かを判断する。送受信部103が図面データを送信する指示の入力を受け付けたと判断した場合、ステップS310に行き、そうでない場合、ステップS312に行く。「送信する指示の入力を受け付ける」とは、例えば、送受信部103が、外部装置から送信指示を受信することを意味しても良く、また、任意の時刻の経過により、送信指示の入力を受け付けたと判断しても良い。
(ステップS310)送受信部103は、図面データ格納部101から指定された図面データを取得する。
(ステップS311)送受信部103は、ステップS310で取得した図面データを例えば、外部装置に送信する。なお、送受信部311は、外部装置のIPアドレス等を保持している。ステップS301に戻る。
(ステップS312)情報処理装置100は、動作終了の指示の入力を受け付けたか否かを判断する。情報処理装置100が動作終了の指示の入力を受け付けたと判断した場合、終了し、そうでない場合、ステップS301に戻る。なお、「動作終了の指示の入力」とは、例えば、電源オフの入力等である。
以下、本実施の形態における情報処理装置100の具体的な動作について説明する。図4は、情報処理装置100と電子ペン200とノートパソコン300の外観例を示す図である。図4において、情報処理装置100は、図面設計室に設置されている。電子ペン200は、例えば、作業現場に持ち込まれている。作業現場では、現場監督が、図面を見ながら作業を監督している。また、ノートパソコン300と電子ペン200は、例えば、営業部の応接室に持ち込まれている。応接室では、営業担当が顧客と打ち合わせをしている。
電子ペン200は、座標情報を情報処理装置100に送信できる状態である。また、ノートパソコン300と情報処理装置100は相互にデータの送受信ができる状態である。図5は、電子ペン200と特殊用紙1021の概念図を示す図である。
以下に、電子ペン200を用いて、特殊用紙上に手書きし、座標情報を送信することについて説明する。図面設計室において、印刷部102は、特殊用紙上に図面データを印刷する。図6は、印刷された図面データの例を示す図である。図6において、図面データの内容は、動力制御盤の配線図である。そして、当該図面データが印刷された特殊用紙を、例えば、現場監督が作業現場に持っていく、または、営業担当が、顧客との打ち合わせのために営業部の応接室に持っていく。
次に、現場監督が作業現場で、電子ペン200を用いて、図6で示す特殊用紙上に手書きする。図7は、追記手書き情報の例を示す図である。図7において、追記手書き情報は、文字である「5EXCP002」、「=」、「10」、またスイッチの記号等である。カメラ201は、追記手書き情報の画像、つまりは特殊用紙のドットパターンの画像を取得する。次に、プロセッサー202は、特殊用紙のドットパターンをパターン認識、解析し、座標情報を構成する。次に、プロセッサー202は、メモリ203に構成した座標情報を蓄積する。図8は、座標情報のデータ例を示す図である。なお、座標情報のデータに、電子ペンを識別する識別情報を含ませても良い。図8において、座標情報は、例えば、「(101、101)、(102、101)、(103、102)、・・・・・」等である。次に、送信部205は、蓄積された座標情報を情報処理装置100に送信する。送信された座標情報は、情報処理装置100の送受信部103によって受信される。
以下に、図面データ変換部104の処理について説明する。図面データ変換部104は、座標情報をキーに、座標範囲を検索し、図面データIDを取得する。図9は、座標範囲とそれに対応する図面データのIDの例を示す図である。「図面データID」は、図面データを識別するIDである。図9において、座標範囲の情報は、特殊用紙毎に割り当てられた座標を特定する2点の座標を意味している。図面データ変換部104は、座標情報「(101,101)、(102,101)、(103,102)、・・・・・」をキーに、座標範囲「(95,80)(195,180)」を検索する。次に、図面データ変換部104は、検索された座標範囲をキーに、図面データID「0034」を取得する。なお、印刷部102が特殊用紙に図面データを印刷した場合に、印刷部102は、特殊用紙の座標範囲と印刷された図面データの図面データIDを対応付けて、図面データ格納部101に記録する。
次に、図面データ変換部104は、座標情報を図面データに変換する。図10は、機器IDとそれに対応する図形データの例を示す図である。「機器ID」は、図形データが示す機器を識別するIDである。また、図11は、図形IDとそれに対応する図形データの例を示す図である。「図形ID」は、図形データを識別するIDである。図面データ変換部104は、座標情報から、文字認識手段を用いて、文字を認識する。例えば、図面データ変換部104は、座標情報「(129,171)、(129,171)、(129,172)、・・・・・」から、文字「5EXCP002」を認識する。また、例えば、図面データ変換部104は、座標情報「(101,172)、(101,173)、(101,174)、・・・・・」から、文字「10」を認識する。また、図面データ変換部104は、座標情報から、パターン認識手段を用いて、図形を認識する。例えば、図面データ変換部104は、座標情報「(103,172)、(103,173)、(103,174)、・・・・・」から、図形「=」を認識する。また、例えば、図面データ変換部104は、座標情報「(131,173)、(131,173)、(131,174)、・・・・・」から、スイッチの図形を認識する。なお、「文字認識手段」または「パターン認識手段」は、各々従来技術であるので詳細な説明は省略する。
次に、図面データ変換部104は、追記図面データを構成する。「追記図面データを構成する」処理の具体的方法は、以下である。文字認識またはパターン認識された文字データまたは図形データを、上記で取得された図面データID「0034」で識別される図面データ上に追記する。例えば、図面データ変換部104は、文字「5EXCP002」を図面データ上に追記する。また、例えば、図形「=」の意味することが、一定範囲のデータを削除するコマンドを意味する場合、図面データ変換部104は、図形「=」の座標位置から一定範囲のデータを削除する。なお、「一定範囲」は任意に設定しても良く、予め設定されたものでも良い。また、例えば、図面データ変換部104は、文字「10」を図面データ上に追記する。なお、図面データ変換部104は、図形「=」の座標位置から一定の範囲に、文字「10」が存在すると判断した場合、図面データ変換部104は、文字「10」を、図形「=」の座標位置に追記しても良い。また、図面データ変換部104は、スイッチの図形を、図面データ上に追記する。なお、文字、図形等を追記する処理において、追記する位置に、図形データが既に存在する場合、当該既存の図形データを削除する処理を予めしても良い。なお、「削除する処理」は、従来技術であり、詳細な説明は省略する。図12は、追記図面データの例を示す図である。
次に、蓄積部105は、図面データID「0034」で識別される図面データと、上記で構成された追記図面データを対にして、図面データ格納部101に蓄積する。「対にして蓄積する」とは、例えば、図面データID「0034」と追記図面データを識別する識別IDを対にして蓄積することでもよい。
なお、上記の具体的説明では、座標情報が追記手書き情報である場合について説明した。座標情報が手書き情報である場合の処理は、以下である。
図面データが印刷されていない特殊用紙上で、電子ペン200を用いて筆記する。筆記された情報は、手書き情報である。当該手書き情報に基づいて構成された座標情報は、情報処理装置100に送信される。処理の具体的内容は、上記で説明した処理と同じであるので省略する。送受信部103は、当該座標情報を受信する。
図面データ変換部104は、座標情報が含まれる、座標範囲を特定する。座標範囲のデータは、図面データ格納部101に予め格納されているものでも良い。次に、図面データ変換部104は、座標情報を図面データに変換する。次に、蓄積部105は、手書き情報を変換して得られた図面データを蓄積する。蓄積する場合、図面データIDを任意に設定し、図面データと、図面データIDまたは/および座標範囲を対応付けて蓄積しても良い。また、図面データIDと座標範囲を対応付けて蓄積しても良い。処理の具体的内容は、上記で説明した処理と同じであるので省略する。
なお、本実施の形態において、追記手書き情報は、ユーザーが電子ペン200を用いて特殊用紙上に手書きをすることで構成されるものだったが、追記手書き情報は、ユーザーがペン(例えば、鉛筆、赤鉛筆、ボールペン等)を用いて特殊用紙上に手書きをすることで構成されるものでも良い。かかる場合、ユーザーは、ペンを用いて、特殊用紙上に手書きする。カメラを有する画像処理装置は、その特殊用紙上に手書きされた情報の画像を取得する。画像処理装置は、上記で説明したカメラ、プロセッサー、メモリ、送信部等を有する。具体的動作は以下である。カメラが特殊用紙上に手書きされた情報と特殊ドットパターンの画像を取得する。次に、プロセッサーは、取得された手書きされた情報と特殊ドットパターンの画像に基づいて、座標情報を構成する。当該座標情報が追記手書き情報である。次に、プロセッサーは、構成された座標情報をメモリに記録する。次に、送信部は、記録された座標情報を情報処理装置100に送信する。かかることは、以下の実施の形態においても同様である。
また、追記手書き情報は、ユーザーが電子ペン200を用いて特殊用紙上に手書きをすることで構成されるものだったが、追記手書き情報は、解析装置によって構成されるものでも良い。解析装置は、用紙を載せる下敷きのように配置されている。ユーザーは、ペンで用紙に手書きをする。解析装置は、その手書きされた位置の筆圧を検知し、座標情報を構成する。当該解析装置は、センサー部、プロセッサー、メモリ、送信部等を有する。解析装置の具体的動作は以下である。センサー部は、例えば、圧力センサー等で実現され、ペンの筆圧を検出する。プロセッサーは、当該検出された圧力の位置に基づいて、用紙の座標を算出する。次に、プロセッサーは、当該算出された座標の情報をメモリに蓄積する。次に、送信部は、メモリに蓄積されている座標の情報を、情報処理装置100に送信する。
以上、本実施の形態によれば、作業現場において、図面を手書きで修正した内容で最新のCAD図面を作成することができる。後日、図面設計室において、手書きで修正した内容で、CAD図面を作成しなくて良い。また、営業部の応接室で打ち合わせをしている場合に、作業現場で修正された内容のCAD図面を、パソコン300のディスプレイに表示することができる。よって、例えば、顧客との打ち合わせにおいて、最新の図面を用いて、打ち合わせができるという効果がある。
さらに、本実施の形態において説明した情報処理装置100の動作について、ソフトウェアで実現し、当該ソフトウェアを例えば、サーバ上に置いて、ソフトウェアダウンロードにより当該ソフトウェアを配布しても良い。さらにソフトウェアをCD−ROM等の記録媒体に記録して流布しても良い。このことは、すべての他の実施の形態においても同様である。なお、本実施の形態における動作をソフトウェアで実現した場合のプログラムは、以下のようになる。コンピュータに、用紙に手書きで書き込まれた情報である手書き情報を受信する受信ステップと、受信ステップで受信した手書き情報を図面データに変換する図面データ変換ステップと、図面データを蓄積する蓄積ステップを実行させるためのプログラムである。なお、「コンピュータ」とは、一のコンピュータでもよく、2以上のコンピュータでもよい。すなわち、上記プログラムの各ステップは、各々、別々のコンピュータ上で実行されてもよい。このことは、他のプログラムにおいても同様である。
また、コンピュータに、用紙に図面データを印刷する印刷ステップと、図面データが印刷されている用紙に、手書きで追記された情報である追記手書き情報を受信する受信ステップと、追記手書き情報を図面データに変換し、追記図面データを構成する図面データ変換ステップと、印刷部が印刷した図面データと追記図面データを対応付けて蓄積する蓄積ステップを実行させるためのプログラムである。
(実施の形態2)
本実施の形態において、情報処理装置が、追記手書き情報と部品識別情報を受信し、当該追記手書き情報と部品識別情報を図面データに変換する処理について、以下に説明する。
図13は、本実施の形態における情報処理装置400と電子ペン200の構成を示すブロック図である。情報処理装置400は、図面データ格納部101、印刷部102、送受信部401、図面データ変換部402、蓄積部105を有する。なお、電子ペン200は、実施の形態1で説明したものと同一であるので説明は省略する。
送受信部401は、追記手書き情報と、部品を識別する情報である部品識別情報を受信する。「追記手書き情報」と「部品識別情報」は、座標情報である。「部品識別情報」の具体例、および「追記手書き情報」と「部品識別情報」を区別する方法は、後述する。送受信部401は、通信手段等で実現されうる。通信手段は、例えば、ネットワークカードとそのドライバーソフト等である。
図面データ変換部402は、追記手書き情報と、部品識別情報を図面データに変換し、追記図面データを構成する。かかる処理の具体的方法は、後述する。図面データ変換部402は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。「追記手書き情報と部品識別情報」を図面データに変換し、追記図面データを構成する」ための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
以下、本実施の形態における情報処理装置400の具体的な動作について説明する。図14は、図面データの例を示す図である。図14において、図面の右下に示されている表は、チェックボックスとそれに対応する図形で構成されている。電子ペン200を用いて、当該チェックボックスをチェックすると、プロセッサー202はチェックされた位置の座標情報を構成する。構成された座標情報は,チェックされたチェックボックスに対応する図形を特定するものである。当該「図形を特定する」とは、図面データ変換部104が、当該座標情報をキーに、当該図形を検索することを意味している。
以下に、「部品識別情報」を構成することについて説明する。まず、ユーザーは、電子ペン200を用いて、書きこむ図形に対応するチェックボックスをチェックする。次に、ユーザーは、電子ペン200を用いて、当該図形が書き込まれる位置を「○」で囲む。プロセッサー202は、チェックされた位置の座標情報と、「○」で示した位置の座標情報を対にして、メモリ203に記録する。「部品識別情報」は、例えば、当該対にして記録された「チェックされた位置の座標情報と「○」で示した位置の座標情報」である。また、プロセッサー202は、部品識別情報であることを示す識別子と、チェックされた位置の座標情報と、「○」で示した位置の座標情報を対応づけて、メモリ203に記録してもよい。「部品識別情報」は、例えば、当該対応付けて記録された「部品識別情報であることを示す識別子と、チェックされた位置の座標情報と、「○」で示した位置の座標情報」であっても良い。図面データ変換部104は、当該「識別子」が存在すると判断した場合、当該チェックされた位置の座標情報をキーに、対応する図形を検索する。
なお、チェックボックスをチェックし、その後、当該図形が書き込まれる位置を「○」で囲む順序は、逆の順序でもよい。また、図形が書き込まれる位置を特定する方法は、「○」で囲むことに限定されず、その他の方法でも良い。例えば、当該図形が書き込まれる位置を「△」で囲んだり、矢印で位置を特定しても良い。
また、追記手書き情報を構成する方法は、上記実施の形態1で説明した方法と同様であるので説明は省略する。図15は、座標情報のデータ例を示す図である。送信部204は、例えば、図15に示す座標情報を情報処理装置400に送信する。
以下に、図面データ変換部402が追記手書き情報と、部品識別情報を図面データに変換し、追記図面データを構成することについて説明する。なお、図面データ変換部402が追記手書き情報を図面データに変換する方法は、上記実施の形態1で説明した方法と同様であるので説明は省略する。
図面データ変換部402は、部品識別情報(座標情報)を図面データに変換する。具体的方法は以下である。図面データ変換部402は、座標情報(チェックされた位置の座標情報)から、パターン認識手段を用いて、図形を認識する。当該認識された図形は、チェックを意味する図形である。次に、図面データ変換部402は、「チェックを意味する図形」が存在すると判断した場合、座標位置(チェックされた位置の座標情報)をキーに、対応する図形データを示す部品IDを検索する。「部品ID」は、図面データを構成する部品(例えば、文字データ、図形データ等)を識別するIDである。図16は、部品IDとそれに対応する座標情報のデータ例である。図16において、例えば、図面データ変換部402は、部品ID「ABC0013」を取得する。なお、部品IDとそれに対応する座標情報のデータは、予め、図面データ格納部101に格納されていても良く、情報処理装置100に内蔵の記録媒体に格納されていても良い。次に、図面データ変換部402は、取得された部品ID「ABC0013」をキーに、図形データと機器IDを検索する。「機器ID」は、図形データが示す機器を識別するIDであり、例えば、機器の型式、品番、製品名、注文番号、製品番号、等である。図17は、部品IDに対応する機器IDと図形データのデータ例を示す図である。図17において、例えば、図面データ変換部402は、文字データ「5EXCP002」とスイッチの図形データを取得する。
次に、図面データ変換部402は、座標情報(「○」で示した位置の座標情報)で示す座標位置に、上記で取得された文字データ「5EXCP002」とスイッチの図形データを追記し、追記図面データを構成する(図12は、構成された追記図面データの例である)。「追記する」意味は、上記実施の形態1で説明した意味と同様であり、説明は省略する。また、追記する図面データを特定する方法も上記で説明した方法と同様であり、説明は省略する。
なお、図面データ変換部104は、「部品識別情報を識別する識別子」が存在すると判断した場合、「チェックされた位置の座標情報」をキーに、例えば、図形データ、または部品ID等を検索しても良い。
次に、蓄積部105は、特定された図面データ(例えば、図面データID「0034」で識別される図面データ)と、上記で構成された追記図面データを対にして図面データ格納部101に蓄積する。「対にして蓄積する」とは、例えば、図面データID「0034」と追記図面データを識別する識別IDを対にして蓄積することでもよい。
なお、本実施の形態において、部品識別情報は、例えば、「チェックされた位置の座標情報と、「○」で示した位置の座標情報」、また、「部品識別情報であることを示す識別子と、チェックされた位置の座標情報と、「○」で示した位置の座標情報」等であったが、部品識別情報は、それらに限定されず、その他の情報を含むものでも良い。
また、チェックボックスをチェックすることにより、部品識別情報を構成することに限定されず、その他の態様で、部品識別情報を構成しても良い。例えば、電子ペンを用いて、特殊用紙上に印刷された図形等を「○」で囲み、その後、当該図形等を書き込む位置を「△」で囲むことで、部品識別情報を構成しても良い。
以上、本実施の形態によれば、例えば、形状の難しい図形を描くより、チェックボックスにチェックする方が、精度良く、また迅速に、図面の修正を行える等の効果がある。
さらに、本実施の形態における動作をソフトウェアで実現した場合のプログラムは、以下のようになる。コンピュータに、用紙に図面データを印刷する印刷ステップと、図面データが印刷されている用紙に、手書きで追記された情報である追記手書き情報と、部品を識別する情報である部品識別情報を受信する受信ステップと、追記手書き情報と、部品識別情報を図面データに変換し、追記図面データを構成する図面データ変換ステップと、印刷ステップで印刷した図面データと追記図面データを対応付けて蓄積する蓄積ステップを実行させるためのプログラムである。
(実施の形態3)
本実施の形態において、情報処理装置が、手書き情報を変換した図面データに基づいて、所定の算出をし、所定の処理をする動作について、以下に説明する。
図18は、本実施の形態における情報処理装置500と電子ペン200の構成を示すブロック図である。情報処理装置500は、図面データ格納部101、印刷部102、送受信部103、図面データ変換部104、蓄積部105、算出部501、部品情報保持部502、処理部503を有する。処理部503は、価格算出手段5031、納期算出手段5032、発注手段5033、作業工程算出手段5034を有する構成である。なお、電子ペン200は、実施の形態1で説明したので、ここでの説明は省略する。
算出部501は、手書き情報が変換された図面データに基づいて、所定の算出をする。「所定の算出をする」とは、形状に関する情報を算出することであり、例えば、図形の長さ、面積等を算出することである。算出部501は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。「所定の算出をする」ための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。なお、ここでいう「手書き情報」は、追記手書き情報を含む概念である。
部品情報保持部502は、部品に関する情報である部品情報を保持している。「保持」とは、一時的な保持も含む概念である。「部品情報」は、例えば、価格、メーカー、納期、注文先のメールアドレス、作業工程のデータ等である。部品情報保持部502は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも良い。
処理部503は、価格算出手段5031、納期算出手段5032、発注手段5033、作業工程算出手段5034を具備する。また、処理部503は、算出した情報をディスプレイに表示しても良い。かかる場合、処理部503は、ディスプレイとそのドライバーソフト等を有しても良い。また、処理部503は、算出した情報を外部装置に送信しても良い。処理部503は、送受信部103に、算出した情報を外部装置等に送信しても良い。かかる場合、処理部503は、例えば、ネットワークカードとそのドライバーソフト等を有して実現されうる。
価格算出手段5031は、算出部501が算出した情報と部品情報に基づいて、部品の価格または作業工賃を算出し、出力する。かかる処理の詳細は後述する。「出力する」とは、例えば、ディスプレイへ出力する、または外部装置へ出力する、印刷部102へ出力する等である。価格算出手段5031は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。「部品の価格または作業工賃を算出し、出力する」ための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
納期算出手段5032は、算出部501が算出した情報と部品情報に基づいて、部品の納期を算出し、出力する。かかる処理の詳細は後述する。「出力する」とは、例えば、ディスプレイへ出力する、または外部装置へ出力する、印刷部102へ出力する等である。納期算出手段5032は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。「部品の納期を算出し、出力する」ための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
発注手段5033は、算出部501が算出した情報と部品情報に基づいて、部品を発注する。発注手段5033は、例えば、注文書を構成する。「注文書を構成する」意味の詳細は後述する。発注手段5033は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。「注文書を構成する」ための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。また、発注手段5033は、例えば、構成した注文書を電子メールで送信する。かかる場合、発注手段5033は、例えば、ネットワークカードをそのドライバーソフト等を有して実現されうる。また、発注手段5033は、例えば、構成した注文書をFAXで送信しても良い。かかる場合、発注手段5033は、例えば、FAX通信手段等を有して実現されうる。
作業工程算出手段5034は、算出部501が算出した情報と部品情報に基づいて、作業工程を算出し、出力する。かかる処理の詳細は後述する。「出力する」とは、例えば、ディスプレイへ出力する、または外部装置へ出力する、印刷部102へ出力する等である。作業工程算出手段5034は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。「作業工程を算出し、出力する」ための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
以下、本実施の形態における情報処理装置500の動作について図19のフローチャートを用いて説明する。なお、同一のステップ番号(ステップS301からステップS312)で示す動作は、実施の形態1で説明した動作と同様であるので、説明は省略する。
(ステップS1901)算出部501は、図面データの形状に関する情報を算出する。例えば、算出部501は、図面データが直線の場合、その長さを算出する。また、図面データが長方形である場合、その四辺の長さ、面積等を算出する。かかる算出の詳細は後述する。
(ステップS1902)処理部503は、ステップS1901で算出の対象となる図面データの部品情報を部品情報保持部502から取得する。
(ステップS1903)価格算出手段5031は、ステップS1901で算出された情報と、ステップS1902で取得された部品情報に基づいて、部品の価格または作業工賃を算出し、出力する。かかる「算出し、出力する」の詳細は後述する。
(ステップS1904)納期算出手段5032は、ステップS1901で算出された情報と、ステップS1902で取得された部品情報に基づいて、部品の納期を算出し、出力する。かかる「算出し、出力する」の詳細は後述する。
(ステップS1905)発注手段5033は、ステップS1901で算出された情報と、ステップS1902で取得された部品情報に基づいて、部品を発注する処理をする。かかる「部品を発注する処理」の詳細は後述する。
(ステップS1906)作業工程算出手段5034は、ステップS1901で算出された情報と、ステップS1902で取得された部品情報に基づいて、作業工程を算出し、出力する。かかる「算出し、出力する」の詳細は後述する。
ステップS301に戻る。
以下、本実施の形態における情報処理装置500の具体的な動作について説明する。ユーザーが行う電子ペン200の操作、電子ペン200の動作、印刷部102が特殊用紙に印刷する動作、送受信部103の動作、図面データ変換部104および蓄積部105の動作は、実施の形態1で説明した動作と同様であるので、ここでの説明は省略する。今、ユーザーは、電子ペン200を用いて、特殊用紙上に、「線」と文字列「DEN0010」及び「5EXCP002」で識別されるスイッチの図形を手書きする(図示しない)。
以下に、算出部501の具体的動作について説明する。図面データ変換部104は、座標情報を図面データに変換する。例えば、変換された図面データが線である場合、その線の長さを算出する。また、変換された図面データが曲線を含む線である場合でもその線の長さを算出する。なお、長さを算出する方法は、従来技術であるので詳細な説明は省略する。また、図面データ変換部104は、文字認識手段を用いて座標情報を変換した「DEN0010」をキーに、「電線」を検索する。なお、「DEN0010」は、電線を識別する機器IDである。図面データ変換部104は、「線」が「電線」であると判断する。
また、算出部501は、同一の図面データの数量を算出しても良い。例えば、変換された図面データがスイッチの図形のデータである場合、算出部501は、同じスイッチの図形の数量を算出する。
次に、価格算出手段5031の処理について説明する。価格算出手段5031は、例えば、「部品ID」をキーに、価格の情報を検索する。図20は、部品とその価格の情報のデータ例を示す図である。価格算出手段5031は、例えば、部品ID「ABC0013」をキーに、価格の情報の「50円/個」を取得する。なお、部品ID「ABC0013」を取得する方法は、実施の形態2で説明した方法と同様である(図16、図17参照)。また、部品とその価格の情報のデータは、部品情報保持部502に保持されている。また、価格算出手段5031は、例えば、「DEN0010」をキーに、価格の情報の「30円/m」を取得する。次に、価格算出手段5031は、取得された価格の情報をディスプレイに表示する。図21は、価格の情報の表示例を示す図である。図21において、価格算出手段5031は、例えば、機器IDと価格、量等を表示する。例えば、機器ID「5EXCP002」の量は、機器ID「5EXCP002」で識別される部品の数量を意味し、変換された図面データから算出部501によって算出される。また、機器ID「DEN0010」の量は、算出部501によって算出された長さの情報である。
次に、納期算出手段5032の処理について説明する。納期算出手段5032は、例えば、「部品ID」をキーに、納期の情報を検索する。図22は、部品とその納期の情報のデータ例を示す図である。納期算出手段5032は、部品ID「ABC0013」をキーに、納期の情報の「発注後5日以内」を取得する。なお、部品とその納期の情報のデータは、部品情報保持部502に保持されている。納期算出手段5032は、取得された納期の情報をディスプレイに表示する。図23は、納期の情報の表示例を示す図である。なお、納期を算出する方法は、上記で示す「部品ID」をキーに、納期の情報を検索することに限定されず、その他の方法で納期を算出しても良い。例えば、納期算出手段5032は、部品の数量に一定の係数を乗算して、納期を算出しても良い。
次に、発注手段5033の処理について説明する。発注手段5033は、例えば、「部品ID」をキーに、メールアドレスの情報を検索する。図24は、部品とそのメーカーに関する情報のデータ例を示す図である。発注手段5033は、例えば、部品ID「ABC0013」をキーに、メールアドレスの情報「tyumon@tanaka.kobai.jp」を取得する。なお、部品とそのメーカーに関する情報のデータは、部品情報保持部502に保持されている。次に、発注手段5033は、注文書を構成する。「注文書を構成する」ことの具体的方法は、以下である。予め、部品情報保持部502に保持されている注文書のひな型に、部品の品番、単価、発注先、納期、納品場所等の情報を合成する。部品の品番は機器IDである。また、単価は、価格算出手段5031によって算出されるものでも良く、発注手段5033が算出しても良い。部品情報が発注先、納期、納品場所等の情報を有する場合、発注手段5033は、部品情報からそれら情報を取得するものでも良い。また、入力受付手段(図示しない)が手入力によってそれら情報を受け付けるものでも良い。
次に、発注手段5033は、取得したメールアドレスの「tyumon@tanaka.kobai.jp」宛てに、注文書を電子メールとして送信する。なお、発注手段5033は、部品情報からFAX番号を取得し、当該FAX番号宛てに、注文書を送信してもよい。図25は、注文書の表示例を示す図である。
次に、作業工程算出手段5034の動作について説明する。作業工程手段5034は、例えば、「部品ID」をキーに、作業工程の情報を検索する。図26は、作業工程の情報の例を示す図である。次に、作業工程算出手段5034は、納期算出手段5032で得られた納期に基づいて、作業工程を構成する。なお、作業工程算出手段5034が、部品の納期を取得しても良い。例えば、部品ID「ABC0013」で識別される部品「5EXCP002」の納期が「発注後5日以内」である場合、当該部品を使用する作業工程の「A工程」の最終日は、最大で5日延長されることになる。作業工程手段5034は、「A工程」の最終日の「5日」に「5」を加算して、「A工程」の最終日を「5日」から「10日」に変更する。次に、作業工程算出手段5034は、「B工程」の開始日を「5日」から「10日」に変更する。また、作業工程算出手段5034は、「B工程」の最終日を「15日」から「20日」に変更する。作業工程算出手段5034は、他の工程においても同様の処理をする。作業工程算出手段5034は、構成された作業工程をディスプレイに表示する。図27は、構成された作業工程表の表示例を示す図である。
なお、作業工程手段5034は、納期算出手段5032で得られた納期を用いて作業工程を構成したが、作業工程手段5034が、部品の納期を取得し、当該取得された納期に基づいて作業工程を構成しても良い。また、作業工程を構成する方法は、上記のように部品の納期に併せて工程を算出し、構成することに限定されず、その他の方法で作業工程を構成しても良い。
以下に、庭の設計図面上に、池の図と配管の図と文字列「X001」を手書きした場合の情報処理装置500の動作について説明する。図28は、庭の設計図面の例を示す図である。図28において、特殊用紙1021上には、池2801と配管2802が、電子ペン200を用いて描かれている。
図面データ変換部104は、池2801を示す座標情報を図面データに変換する。当該図面データは、閉じた曲線のデータである。また、図面データ変換部104は、配管2802を示す座標情報を図面データに変換する。当該図面データは、L字形状の管のデータである。また、図面データ変換部104は、座標情報から文字認識手段を用いて変換された「X001」をキーに、「配管」を検索する。なお、「X001」は、配管を識別する部品IDである。図面データ変換部104は、「L字形状の管」が「配管」であると判断する。
算出部501は、「閉じた曲線」の面積を算出する。面積を算出する方法は、従来技術であり、詳細な説明は省略する。また、算出部501は、「L字形状の管」の長さを算出する。なお、長さを算出する方法は、従来技術であるので詳細な説明は省略する。また、算出部501は、「L字形状の管」を構成する配管部品の数量を算出しても良い。「配管部品の数量を算出する」方法は、以下である。算出部501は、パターン認識の手法を用いて、「L字形状の管」の形状と一致する配管部品を、予め保持されている配管部品のデータから特定し、取得する。取得される配管部品の種類は、1以上であっても良い。次に、取得された配管部品の数量を、例えば、種類毎に算出しても良い。
次に、価格算出手段5031は、例えば、配管部品の「部品ID」をキーに、価格の情報を検索する。次に、価格算出手段5031は、取得された価格の情報をディスプレイに表示する。また、価格算出手段5031は、「配管の長さ」をキーに、配管作業の工賃の情報を検索しても良い。「配管作業の工賃の情報」は、予め、部品情報保持部502に保持されている。また、価格算出手段5031は、「池の面積」をキーに、池を造成する作業の工賃の情報を検索しても良い。「池を造成する作業の工賃の情報」は、予め、部品情報保持部502に保持されている。価格算出手段5031は、取得された「部品の価格の情報」、「配管作業の工賃の情報」、また「池を造成する作業の工賃の情報」をディスプレイに表示する。
また、納期算出手段5032は、例えば、配管部品の「部品ID」をキーに、納期の情報を検索する。納期算出手段5032は、取得された納期の情報をディスプレイに表示する。
また、発注手段5033は、例えば、配管部品の「部品ID」をキーに、メールアドレスの情報を検索する。次に、発注手段5033は、注文書を構成する。次に、発注手段5033は、取得したメールアドレス宛てに、注文書を電子メールとして送信する。なお、発注手段5033は、配管作業を行う工事業者、または池の造成作業をする業者に対して、発注するものでも良い。かかる場合、発注手段5033は、「配管作業」をキーに、その工事業者のメールアドレスの情報を検索し、当該検索されたメールアドレス宛に注文書を送信する。また、発注手段5033は、「池の造成」をキーに、その作業業者のメールアドレスの情報を検索し、当該検索されたメールアドレス宛に注文書を送信する。
作業工程手段5034は、例えば、配管部品の「部品ID」をキーに、作業工程の情報を検索する。作業工程の情報は、例えば、配管部品、配管の長さ等に対する工事期間の情報等を有している。また、作業工程手段5034は、「池の面積」をキーに、作業工程の情報を検索する。かかる場合の作業工程の情報は、例えば、池の面積等に対する工事期間の情報等を有している。次に、作業工程算出手段5034は、例えば、納期算出手段5032で得られた納期、または作業期間に基づいて、作業工程を構成する。次に、作業工程算出手段5034は、構成された作業工程をディスプレイに表示する。
なお、本実施の形態において、算出部501は、手書き情報が変換された図面データの形状に関する情報を算出するものだったが、算出部501は、部品識別情報が変換された図面データの形状に関する情報を算出してもよい。
以上、本実施の形態によれば、例えば、電線を手書きした場合、その電線の長さを算出できる。よって、当該算出された情報から、例えば、電線の価格算出、電線の納期の算出、電線の注文書の構成、電線を配線する作業工程の作成等を簡単に行える。
また、例えば、配管を手書きした場合、当該配管の長さを算出し、その算出された長さから、配管部品の仕様を精度良く決定できる。そして、例えば、配管部品の価格を算出、配管部品の納期を算出、配管部品の注文書を構成、配管を設置する等の作業工程を作成できる。よって、例えば、作業管理者、複数の関連部署等の作業を大幅に軽減できる。
さらに、本実施の形態における動作をソフトウェアで実現した場合のプログラムは、以下のようになる。コンピュータに、用紙に手書きで書き込まれた情報である手書き情報を受信する受信ステップと、受信ステップで受信した手書き情報を図面データに変換する図面データ変換ステップと、図面データに基づいて、所定の算出をする算出ステップと、算出部が算出した情報と部品情報に基づいて、所定の処理をする処理ステップを実行させるためのプログラムである。
以上のように、本発明は、例えば、修正した図面を元に、CAD上で再作図する作業をしなくて良い等の効果を有し、例えば、CADシステム等に有用である。
本実施の形態1における情報処理装置100と電子ペン200の構成を示すブロック図 本実施の形態1における電子ペン200の動作を示すフローチャート 実施の形態1における情報処理装置100の動作を示すフローチャート 実施の形態1における情報処理装置100とアノトペン200とノートパソコン300の外観例を示す図 実施の形態1におけるアノトペン200とアノトペーパー1021の概念図を示す図 実施の形態1における図面データの例を示す図 実施の形態1における追記手書き情報の例を示す図 実施の形態1における座標情報のデータ例を示す図 実施の形態1における座標範囲とそれに対応する図面データのIDの例を示す図 実施の形態1における機器IDとそれに対応する図形データの例を示す図 実施の形態1における図形IDとそれに対応する図形データの例を示す図 実施の形態1における追記図面データの例を示す図 本実施の形態2における情報処理装置400と電子ペン200の構成を示すブロック図 実施の形態2における図面データの例を示す図 実施の形態2における座標情報のデータ例を示す図 実施の形態2における部品IDとそれに対応する座標情報のデータ例を示す図 実施の形態2における部品IDに対応する機器IDと図形データのデータ例を示す図 実施の形態3における情報処理装置500と電子ペン200の構成を示すブロック図 本実施の形態3における情報処理装置500の動作を示すフローチャート 実施の形態3における部品とその価格の情報のデータ例を示す図 実施の形態3における価格の情報の表示例を示す図 実施の形態3における部品とその納期の情報のデータ例を示す図 実施の形態3における納期の情報の表示例を示す図 実施の形態3における部品とそのメーカーに関する情報のデータ例を示す図 実施の形態3における注文書の表示例を示す図 実施の形態3における作業工程の情報の例を示す図 実施の形態3における構成された作業工程表の表示例を示す図 実施の形態3における庭の設計図面の例を示す図
符号の説明
100、400、500 情報処理装置
101 図面データ格納部
102 印刷部
103、401 送受信部
104、402 図面データ変換部
105 蓄積部
200 電子ペン
201 カメラ
202 プロセッサー
203 メモリ
204 送信部
300 ノートパソコン
501 算出部
502 部品情報保持部
503 処理部
5031 価格算出手段
5032 納期算出手段
5033 発注手段
5034 作業工程算出手段

Claims (15)

  1. 用紙に手書きで書き込まれた情報である手書き情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した手書き情報を図面データに変換する図面データ変換部と、
    前記図面データを蓄積する蓄積部を具備する情報処理装置。
  2. 図面データを格納している図面データ格納部と、
    前記用紙に前記図面データを印刷する印刷部をさらに具備し、
    前記受信部は、前記図面データが印刷されている用紙に手書きで追記された情報である追記手書き情報を受信し、
    前記図面データ変換部は、前記追記手書き情報を図面データに変換し、追記図面データを構成し、
    前記蓄積部は、前記印刷部が印刷した図面データと前記追記図面データを対応付けて前記図面データ格納部に蓄積する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 図面データを格納している図面データ格納部と、
    用紙に前記図面データを印刷する印刷部と、
    前記図面データが印刷されている用紙に手書きで追記された情報である追記手書き情報と、部品を識別する情報である部品識別情報を受信する受信部と、
    前記追記手書き情報と、前記部品識別情報を図面データに変換し、追記図面データを構成する図面データ変換部と、
    前記印刷部が印刷した図面データと前記追記図面データを対応付けて前記図面データ格納部に蓄積する蓄積部を具備する情報処理装置。
  4. 用紙に手書きで書き込まれた情報である手書き情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した手書き情報を図面データに変換する図面データ変換部と、
    前記図面データに基づいて、所定の算出をする算出部と、
    前記算出部が算出した情報と、前記図面データを蓄積する蓄積部を具備する情報処理装置。
  5. 部品に関する情報である部品情報を保持している部品情報保持部と、
    前記算出部が算出した情報と前記部品情報に基づいて、所定の処理をする処理部をさらに具備する請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記所定の処理は、
    前記算出部が算出した情報と部品情報に基づいて、部品の価格または作業工賃を算出し、出力する処理である請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記所定の処理は、
    前記算出部が算出した情報と部品情報に基づいて、部品の納期を算出し、出力する処理である請求項5記載の情報処理装置。
  8. 前記所定の処理は、
    前記算出部が算出した情報と部品情報に基づいて、部品を発注する処理である請求項5記載の情報処理装置。
  9. 前記所定の処理は、
    前記算出部が算出した情報と部品情報に基づいて、作業工程を算出し、出力する処理である請求項5記載の情報処理装置。
  10. 図面データを構成する部品を示す情報が用紙上に印刷され、当該印刷された部品を特定する情報が書き込まれる領域を有する用紙。
  11. コンピュータに、
    用紙に手書きで書き込まれた情報である手書き情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した手書き情報を図面データに変換する図面データ変換ステップと、
    前記図面データを蓄積する蓄積ステップを実行させるためのプログラム。
  12. コンピュータに、
    用紙に図面データを印刷する印刷ステップと、
    前記図面データが印刷されている用紙に、手書きで追記された情報である追記手書き情報を受信する受信ステップと、
    前記追記手書き情報を図面データに変換し、追記図面データを構成する図面データ変換ステップと、
    前記印刷部が印刷した図面データと前記追記図面データを対応付けて蓄積する蓄積ステップを実行させるためのプログラム。
  13. コンピュータに、
    用紙に図面データを印刷する印刷ステップと、
    前記図面データが印刷されている用紙に手書きで追記された情報である追記手書き情報と、部品を識別する情報である部品識別情報を受信する受信ステップと、
    前記追記手書き情報と、前記部品識別情報を図面データに変換し、追記図面データを構成する図面データ変換ステップと、
    前記印刷ステップで印刷した図面データと前記追記図面データを対応付けて蓄積する蓄積ステップを実行させるためのプログラム。
  14. コンピュータに、
    用紙に手書きで書き込まれた情報である手書き情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した手書き情報を図面データに変換する図面データ変換ステップと、
    前記図面データに基づいて、所定の算出をする算出ステップと、
    前記算出ステップで算出した情報と、前記図面データを蓄積する蓄積ステップを実行させるためのプログラム。
  15. コンピュータに、
    用紙に手書きで書き込まれた情報である手書き情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した手書き情報を図面データに変換する図面データ変換ステップと、
    前記図面データに基づいて、所定の算出をする算出ステップと、
    前記算出部が算出した情報と部品情報に基づいて、所定の処理をする処理ステップを実行させるためのプログラム。

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008197774A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Dainippon Printing Co Ltd 物品注文システム
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