JP2005165506A - ドキュメント閲覧装置およびドキュメント閲覧方法ならびに情報記録媒体 - Google Patents

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雅子 吉村
Keizo Sato
圭三 佐藤
Tomofumi Nakayama
智文 中山
Yasuyuki Numata
泰之 沼田
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Abstract

【課題】ドキュメント閲覧装置において画面サイズより大きいサイズのドキュメントを閲覧する際の操作性を改善することを目的とする。
【解決手段】入力手段1と、ドキュメントデータを格納するデータ格納部2と、表示手段6に表示したドキュメントの表示状態の変更を制御する表示変更制御部3と、ドキュメント内の表示対象領域を取得する対象領域取得処理部4と、表示手段6に表示する表示領域の変更を行う表示領域変更処理部5とを備え、入力手段1によって表示領域の変更が指示された場合、対象領域取得処理部4によってドキュメント内の表示対象領域を取得し、表示領域変更処理部5によって、取得した表示対象領域にあわせて表示手段6に表示するドキュメント位置を変更するようにしたものであり、簡単な表示領域変更指示操作によって、表示手段6に、表示対象領域を順に表示することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画面サイズの小さいドキュメント閲覧装置において、構造化されたドキュメントを閲覧する場合の、操作性改善に関するものである。
ドキュメント閲覧装置によって構造化されたドキュメントを閲覧する際、閲覧するドキュメントのサイズがドキュメント閲覧装置の画面サイズより大きい場合、スクロール操作によってドキュメントのスクロールを行いながら閲覧を行う必要がある。
図18は従来のドキュメント閲覧装置によるドキュメント閲覧の一例図であり、ドキュメントの幅、高さがいずれもドキュメント閲覧装置の画面サイズより大きい図18(a)の対象ドキュメント10を閲覧する場合、図18(b)のように縦横両方向への煩雑なスクロール操作を行わなければ、ドキュメントを閲覧することができない。
従来のドキュメント閲覧装置では、図18(c)のように、ドキュメントのサイズを変更することにより、スクロール操作の削減を可能にしているものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−243151号公報
しかしながら、文字の認識が可能な縮小倍率を考えた場合、ドキュメントサイズを変更する特許文献1に記載されたような従来の方法では、任意の幅のドキュメントに対応することができない。
本発明が解決しようとする問題点は、画面サイズより大きいサイズのドキュメントを閲覧する場合、画面には、ドキュメントの一部分しか表示されないため、煩雑なスクロール操作が必要であり、円滑な操作が行えない点である。
本発明は、入力手段によって、表示領域の変更が指示された場合、表示変更制御部の制御のもと、対象領域取得処理部によって表示中のドキュメント内の表示対象領域を取得し、表示領域変更処理部によって、取得した表示対象領域位置にあわせて、表示手段に表示するドキュメント位置を変更することを主要な特徴とする。
本発明のドキュメント閲覧装置は、領域変更ボタン押下などの簡単な操作で指示された表示領域変更要求に従って、対象ドキュメント内の表示対象領域を順に表示することで、閲覧するドキュメントのサイズがドキュメント閲覧装置の画面サイズより大きい場合の煩雑なスクロール操作を削減することができ、ドキュメント閲覧装置の操作性を向上できるという利点がある。
本発明は、構造化されたドキュメントを閲覧するドキュメント閲覧装置において、閲覧するドキュメントのサイズがドキュメント閲覧装置の画面サイズより大きい場合に必要となる煩雑な操作を削減することで、操作性を向上させるという目的を、ユーザからの指示入力を行う入力手段と、ドキュメントデータを格納するデータ格納部と、ドキュメントを
表示する表示手段と、表示手段に表示したドキュメントの表示状態の変更を制御する表示変更制御部と、ドキュメント内の表示対象領域を取得する対象領域取得処理部と、表示手段に表示する表示領域の変更を行う表示領域変更処理部と、各機能および機能間の動作を制御する制御部とを備え、入力手段によって、表示領域の変更が指示された場合、表示変更制御部の制御のもと、対象領域取得処理部によって、表示手段に表示中のドキュメント内の表示対象領域を取得し、表示領域変更処理部によって、取得した表示対象領域にあわせて、表示手段に表示するドキュメント位置を変更することにより実現した。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、ユーザからの指示入力を行う入力手段と、ドキュメントデータを格納するデータ格納部と、ドキュメントを表示する表示手段と、表示手段に表示したドキュメントの表示状態の変更を制御する表示変更制御部と、ドキュメント内の表示対象領域を取得する対象領域取得処理部と、表示手段に表示する表示領域の変更を行う表示領域変更処理部と、各機能および機能間の動作を制御する制御部とを備え、入力手段によって、表示領域の変更が指示された場合、表示変更制御部の制御のもと、対象領域取得処理部によって、表示手段に表示中のドキュメント内の表示対象領域を取得し、表示領域変更処理部によって、取得した表示対象領域のサイズを変更し、取得した表示対象領域にあわせて表示手段に表示するドキュメント位置を変更することを特徴としたものであり、ユーザが煩雑なスクロール操作によって表示領域の調整を行うことなく、簡単な表示領域変更指示操作によって、表示手段に、表示対象領域を順に表示することができるため、操作性を向上できるという作用を有するものである。
上記課題を解決するためになされた第2の発明は、表示対象領域内のフォーカス設定要素を取得し、フォーカスの設定を行うフォーカス設定処理部をあわせて備え、入力手段によって、表示領域の変更が指示された場合、対象領域取得処理部によって、表示手段に表示中のドキュメント内の表示対象領域を取得し、表示領域変更処理部によって、表示手段に表示するドキュメント位置を変更し、フォーカス設定処理部によって、表示対象領域内にフォーカスを設定すること、および、入力手段によって、フォーカス変更が指示された場合、表示変更制御部は、フォーカス設定処理部によって、次のフォーカス設定要素を取得し、フォーカスの設定を行うことを特徴としたものであり、ポインティングデバイスをフォーカス設定要素まで動かすという操作を行うことなく、フォーカス要素の選択が可能になるため、操作性を向上できるという作用を有するものである。
上記課題を解決するためになされた第3の発明は、複数のドキュメントによって構成されたドキュメントのドキュメント構成を変更する構成変更処理部をあわせて備え、入力手段によって、ドキュメント構成の変更または表示領域の変更が指示された場合に、構成変更処理部によって、表示手段に特定のドキュメントを表示するようドキュメント構成を変更することを特徴としたものであり、対象ドキュメントが複数のドキュメントによって構成されている場合でも、ユーザが煩雑なスクロール操作によって表示領域の調整を行うことなく、簡単な操作で、表示対象領域を順に表示することができるため、操作性を向上できるという作用を有するものである。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について、各図に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態1のドキュメント閲覧装置の機能ブロック図である。
図1において、本実施の形態1のドキュメント閲覧装置は、ユーザからの指示入力を行う入力手段1と、ドキュメントデータを格納するデータ格納部2と、ドキュメントの表示状態の変更を制御する表示変更制御部3と、ドキュメント内の表示対象領域を取得する対象領域取得処理部4と、表示手段に表示する表示領域の変更を行う表示領域変更処理部5
と、ドキュメントを表示する表示手段6と、ドキュメント遠隔装置の各機能、および機能間の動作を制御する制御部7とを備えている。
図2は本発明の実施の形態1のドキュメント閲覧装置の装置ブロック図である。
図2において、本実施の形態1のドキュメント閲覧装置は、入力装置21と、中央処理演算装置(CPU)22と、リード・オンリー・メモリ(ROM)23と、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)24と、液晶パネル25と、CD−ROMなどの記録媒体27からデータを読み込むディスク・ドライブ26とを備えている。
図1に示した入力手段1は入力装置21により、データ格納部2はRAM24により、表示変更制御部3,対象領域取得処理部4,表示領域変更処理部5および制御部7は、CPU22がROM23及びRAM24とデータのやりとりを行いながらROM23に記憶されている制御プログラムを実行することにより、また、表示手段6は液晶パネル25によりそれぞれ実現される。
なお、本実施の形態1では、CPU22がROM23に記憶されたプログラムを実行することにより制御する形態が示されているが、コンピュータで読み取り可能な記録媒体27に記録された制御プログラムをディスク・ドライブ26から読み込み、RAM24上に展開した後、CPU22が実行する形態であっても構わない。このような形態を取ることにより、本発明を汎用コンピュータで容易に実現することができる。
上記のように構成されたドキュメント閲覧装置について、以下にその動作を説明する。
図3は、入力手段1によって表示領域の変更が指示された場合の、表示領域変更処理の動作を示すフローチャートである。
ステップA1で、対象領域取得処理部4により、表示手段6に表示中のドキュメント内の表示対象領域を取得する。
ステップA2では、ステップA1で表示対象領域が取得できた場合、ステップA3に進み、表示対象領域が取得できなかった場合、処理を終了する。
ステップA3で、表示変更制御部3は、ステップA1で取得した領域が表示手段6に表示中か否かを判定し、表示中でない場合、ステップA4に進む。表示中の場合、ステップA1に戻り、対象領域取得処理部4によって次の表示対象領域を取得する。
ステップA4で、表示領域変更処理部5により、ステップA1で取得した領域が表示手段6に表示されるよう、表示ドキュメント位置の変更を行い、処理を終了する。
図4は、ステップA1で行う表示対象領域取得処理の動作を示すフローチャートである。
ステップB1で、対象領域取得処理部4は、表示手段6に表示中のドキュメントのドキュメント構造情報を参照し、オブジェクトリストを取得する。
ステップB2で、表示オブジェクト番号が設定されている場合、ステップB3に進み、処理番号iに表示オブジェクト番号+1を、再帰検索フラグに1を設定する。
ステップB2で、表示オブジェクト番号が設定されていない場合、ステップB4に進み
、処理番号iに1を、再帰検索フラグに0を設定する。
ステップB5で、処理番号iがステップB1で取得したオブジェクトリストのオブジェクト数以下の場合、ステップB6に進み、i番目のオブジェクト情報を取得する。
ステップB7で、ステップB6で取得したオブジェクトが、表示対象とするオブジェクト種別か否かをチェックし、表示対象とするオブジェクト種別の場合、ステップB8に、そうでない場合、ステップB10に進む。ステップB7のオブジェクト判別条件として、テキストオブジェクトや画像オブジェクトを指定することで、テキスト領域のみ、画像領域のみ、テキスト領域と画像領域、といった領域を、表示対象領域とすることができる。
ステップB8で、ステップB6で取得したオブジェクトが、表示対象領域条件を満たす場合、ステップB9に進み、表示オブジェクト番号にiを設定して処理を終了する。ステップB8の条件によって、領域サイズをチェックして一定サイズ以上の領域のみを対象にする、といった制約を設けることが可能である。また、特に条件を設けず、全ての領域を対象とすることも可能である。ステップB8で対象領域条件を満たさない場合、ステップB10に進む。
ステップB10では、処理番号iに1を加算し、ステップB5に戻って処理を続ける。
ステップB5で、処理番号iがステップB1で取得したオブジェクトリストのオブジェクト数より大きい場合、ステップB11に進む。
ステップB11で再帰検索フラグが1の場合、ステップB4に進み、再度、オブジェクトリストの先頭に戻って処理を続ける。ステップB11で、再帰検索フラグが0の場合、処理を終了する。
図5は、本発明の実施の形態1によって表示領域変更処理を行う場合の表示例を示す図である。
図5(A)のドキュメント閲覧装置において、ユーザが入力手段1の領域変更ボタン11を押下すると、図3、図4のフローチャートに従って表示領域の変更を行う。
a〜lは、図5(D)に示すように対象ドキュメント10内のオブジェクトを表し、テキストオブジェクトaと画像オブジェクトhを表示対象領域とする場合、ステップA1で、テキストオブジェクトaを取得する。
テキストオブジェクトaは図5(A)の表示手段6に表示中のため、ステップA3において、ステップA1に戻り、改行オブジェクトbはステップB7の対象オブジェクト種別条件に適合しないため、テキストオブジェクトcを、次の表示対象領域として取得する。
オブジェクトcも図5(A)の表示手段6に表示中のため、ステップA3において、ステップA1に戻り、次の表示対象領域として、テキストオブジェクトdを取得する。
テキストオブジェクトdは図5(A)の表示手段6に一部分しか表示されていないため、ステップA4で、表示領域変更処理部5により、テキストオブジェクトdが表示手段6に表示されるよう、表示ドキュメント位置の変更を行う。
表示領域変更処理実施後のドキュメント閲覧装置を図5(B)に示す。
図5(B)のドキュメント閲覧装置において、ユーザが入力手段1の領域変更ボタン11を押下すると、上記同様、図3、図4のフローチャートに従い、テキストオブジェクトeは図5(A)の表示手段6に表示中、段組オブジェクトfは対象オブジェクト条件非適合のため、画像オブジェクトgが表示手段6に表示されるよう、表示ドキュメント位置の変更を行う。
表示領域変更処理実施後のドキュメント閲覧装置を図5(C)に示す。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。なお、実施の形態2のドキュメント閲覧装置の機能ブロック図および装置ブロック図は、実施の形態1の図1および図2と同様であり、入力手段1によって表示領域の変更が指示された場合、図3のフローチャートに従って表示領域変更処理を行う。
図6は、本発明の実施の形態2における、ステップA1の表示対象領域取得処理の動作を示すフローチャートである。
ステップC1で、対象領域取得処理部4は、画素ポインタを初期化する。
ステップC2で対象画素がある場合、ステップC3で対象画素を取得する。
ステップC4で、ステップC3で取得した画素の色が対象領域を示す枠線の色と判断すると、ステップC5に進む。枠線の色でない場合、ステップC9に進む。
ステップC5で、ステップC3で取得した画素が直線の構成画素の場合、ステップC6で該直線を取得する。直線の構成画素でない場合、ステップC9に進む。
ステップC7で、ステップC6で取得した直線の左右から垂直に伸びる直線を調べ、ステップC6で取得した直線が矩形の上辺の場合、ステップC8に進む。矩形の上辺でない場合、ステップC9に進む。
ステップC8で、該矩形の四辺が全て確認できる場合、該矩形は表示手段6に表示中のため、ステップC9に進む。ステップC8で、認識した領域が矩形の一部の場合、該矩形を表示対象領域として処理を終了する。
ステップC9では、画素ポインタを次に進めて、ステップC2に戻り、残りの画素に対して同様の処理を行う。
ステップC2で、対象画素がない場合、ステップC10に進む。
ステップC10で、表示変更制御部3は、表示手段6に表示中のドキュメントのスクロール対象領域有無を確認し、スクロール対象領域がある場合、ステップC11に進む。
ステップC11では、表示領域変更処理部により、表示手段6に表示中のドキュメントのスクロール処理を行い、ステップC1に戻って、表示中の領域を対象に、表示対象領域取得処理を行う。
ステップC10で、スクロール対象領域がない場合、処理を終了する。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
図7は本発明の実施の形態3のドキュメント閲覧装置の機能ブロック図である。図7は、図1の機能ブロック図に、構成要素を加えたものであり、8は表示対象領域内のフォーカス設定要素を取得し、フォーカスの設定を行うフォーカス設定処理部である。
実施の形態3のドキュメント閲覧装置の装置ブロック図は、図2の装置ブロック図と同様であり、図7で追加したフォーカス設定処理部8は、CPU22がROM23及びRAM24とデータのやりとりを行いながらROM23に記憶されている制御プログラムを実行することにより実現される。
上記のように構成されたドキュメント閲覧装置について、以下にその動作を説明する。
図8は、入力手段1によって表示領域の変更が指示された場合の、表示領域変更処理の動作を示すフローチャートである。
ステップD1で、対象領域取得処理部4により、表示手段6に表示中のドキュメント内の表示対象領域を取得する。
ステップD2では、ステップD1で表示対象領域が取得できた場合、ステップD3に進み、表示対象領域が取得できなかった場合、処理を終了する。
ステップD3で、表示変更制御部3は、ステップD1で取得した領域が表示手段6に表示中か否かを判定し、表示中でない場合、ステップD4に進む。表示中の場合、ステップD1に戻り、対象領域取得処理部4によって次の表示対象領域を取得する。
ステップD4で、ステップD1で取得した領域の幅が表示手段6の幅よりも大きい場合、ステップD5で、表示領域変更処理部5によって、ステップD1で取得した領域の幅を表示手段6の幅に変更する。ステップD4で、ステップD1で取得した領域の幅が表示手段6の幅以下の場合、ステップD5のサイズ変更処理は行わず、ステップD6に進む。
ステップD6で、表示領域変更処理部5により、ステップD1で取得した領域が表示手段6に表示されるよう、表示ドキュメント位置の変更を行う。
ステップD7では、フォーカス設定処理部8により、ステップD1で取得した領域内のフォーカス設定要素の取得を行い、フォーカス設定要素がある場合、ステップD8に進む。
ステップD8で、フォーカス設定処理部8により、ステップD7で取得したフォーカス設定要素にフォーカスを設定し、処理を終了する。
ステップD7でフォーカス設定要素がない場合、ステップD8の処理は行わず、表示領域変更処理を終了する。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について説明する。なお、実施の形態4のドキュメント閲覧装置の機能ブロック図および装置ブロック図は、実施の形態3の図7および図2と同様である。
上記のように構成されたドキュメント閲覧装置について、以下にその動作を説明する。
図9は、入力手段1によってフォーカスの変更が指示された場合の、フォーカス変更処理の動作を示すフローチャートである。
フォーカス設定処理部8は、ステップE1で、表示対象領域内にフォーカスが設定されている場合、ステップE2へ進み、再帰検索フラグに1を設定する。
ステップE1で、表示対象領域内にフォーカスが設定されていない場合、ステップE3へ進み、再帰検索フラグに0を設定する。
ステップE4で、フォーカス設定処理部8は、表示対象領域内の次のフォーカス対象要素を取得する。
ステップE5で、ステップE4でフォーカス対象要素が取得できた場合ステップE9へ、取得できなかった場合、ステップE6へ進む。
ステップE6で、再帰検索フラグが1の場合、ステップE7に進む。再帰検索フラグが0の場合、フォーカス対象要素が存在しないため、処理を終了する。
ステップE7で、フォーカス設定処理部8は、再度、表示対象領域内の先頭から、フォーカス対象要素の取得を行う。
ステップE8で、ステップE7で取得したフォーカス対象要素が、現在フォーカス設定済の要素と異なる場合、ステップE9に進む。ステップE7で取得したフォーカス対象要素が、現在フォーカス設定済の要素と同じ場合、フォーカス変更は不要なので、処理を終了する。
ステップE9で、ステップE4またはステップE7で取得したフォーカス対象要素が、表示手段6に表示中か否かを確認し、表示中の場合、ステップE11に進む。フォーカス対象要素が表示手段6に表示されていない場合、ステップE10に進む。
ステップE10で、表示領域変更処理部5により、フォーカス対象要素が表示手段6に表示されるよう、表示ドキュメント位置の変更を行い、ステップE11に進む。
ステップE11で、フォーカス設定処理部8により、取得したフォーカス対象要素にフォーカスを設定し、処理を終了する。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5について説明する。なお、実施の形態5のドキュメント閲覧装置の機能ブロック図および装置ブロック図は、実施の形態3の図7および図2と同様である。
上記のように構成されたドキュメント閲覧装置について、以下にその動作を説明する。
図10は、入力手段1によってフォーカスの変更が指示された場合の、フォーカス変更処理の動作を示すフローチャートである。
ステップF1で、フォーカス設定処理部8は、表示対象領域内の次のフォーカス対象要素を取得する。
ステップF2で、フォーカス対象要素が取得できなかった場合、ステップF3に進む。
ステップF3で、対象領域取得処理部4により、表示手段6に表示中のドキュメント内の次の表示対象領域を取得する。
ステップF4では、ステップF3で表示対象領域が取得できた場合、ステップF5に進み、表示対象領域が取得できなかった場合、処理を終了する。
ステップF5で、フォーカス設定処理部8は、ステップF3で取得した表示対象領域内のフォーカス対象要素を取得し、ステップF2に戻り、フォーカス対象要素の有無を確認する。
ステップF2で、フォーカス対象要素が取得できた場合、ステップF6に進む。
ステップF6で、ステップF1またはステップF5で取得したフォーカス対象要素が、表示手段6に表示中か否かを確認し、表示中の場合、ステップF8に進む。フォーカス対象要素が表示手段6に表示されていない場合、ステップF7に進む。
ステップF7で、表示領域変更処理部5により、フォーカス対象要素が表示手段6に表示されるよう、表示ドキュメント位置の変更を行い、ステップF8に進む。
ステップF8で、フォーカス設定処理部8により、取得したフォーカス対象要素にフォーカスを設定し、処理を終了する。
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6について説明する。
図11は本発明の実施の形態6のドキュメント閲覧装置の機能ブロック図である。図11は、図7の機能ブロック図に、構成要素9を加えたものであり、9は、複数のドキュメントによって構成されたドキュメントのドキュメント構成を変更する構成変更処理部である。
実施の形態6のドキュメント閲覧装置の装置ブロック図は、図2の装置ブロック図と同様であり、図11で追加した構成変更処理部9は、CPU22がROM23及びRAM24とデータのやりとりを行いながらROM23に記憶されている制御プログラムを実行することにより実現される。
上記のように構成されたドキュメント閲覧装置について、以下にその動作を説明する。
図12は、入力手段1によって表示領域の変更が指示された場合の、表示領域変更処理の動作を示すフローチャートである。
ステップG1で、対象領域取得処理部4により、表示手段6に表示中のドキュメント内の表示対象領域を取得する。
ステップG2では、ステップG1で表示対象領域が取得できた場合、ステップG3に進み、表示対象領域が取得できなかった場合、処理を終了する。
ステップG3で、表示変更制御部3は、表示手段6に表示中のドキュメントが複数のドキュメントによって構成されたドキュメントで、ステップG1で取得した領域が含まれる
ドキュメントの領域が表示手段6よりも小さい場合、ドキュメント構成の変更が必要なため、ステップG4に進み、ドキュメント構成の変更が不要な場合、ステップG5に進む。
ステップG4で、構成変更処理部9によって、ステップG1で取得した領域が含まれるドキュメントが表示手段6に表示されるよう、ドキュメント構成の変更を行う。
ステップG5で、表示領域変更処理部5により、ステップG1で取得した領域が表示手段6に表示されるよう、表示ドキュメント位置の変更を行い、処理を終了する。
図13は、ステップG1で行う表示対象領域取得処理の動作を示すフローチャートである。
ステップH1で、対象領域取得処理部4は、表示手段6に表示中のドキュメントのドキュメント構造情報を参照し、オブジェクトリストを取得する。
ステップH2で、表示オブジェクト番号が設定されている場合、ステップH3に進み、開始番号に表示オブジェクト番号+1を、再帰検索フラグに1を設定する。
ステップH2で、表示オブジェクト番号が設定されていない場合、ステップH4に進み、開始番号に1を、再帰検索フラグに0を設定する。
ステップH5で、対象領域取得処理部4は、ステップH1で取得したオブジェクトリストを対象に、ステップH3またはステップH4で設定した開始番号のオブジェクトから、表示対象領域の検索を行う。
ステップH6では、ステップH5で対象領域の検索に成功した場合、ステップH7に進む。
ステップH7で、表示変更制御部3は、ステップH5で取得した領域が表示手段6に表示中か否かを判定し、表示中でない場合、ステップH14に進む。表示中の場合、ステップH8に進み、開始番号をステップH5で取得した対象オブジェクト番号+1に更新し、ステップH5に戻って、次の表示対象領域の検索を行う。
ステップH6で、ステップH5で対象領域の検索に失敗した場合、ステップH9に進む。
ステップH9で、表示変更制御部3によって表示手段6に表示中のドキュメントのドキュメント構成を確認し、複数のドキュメントによって構成されたドキュメントでない場合、ステップH10に進む。
ステップH10で、再帰検索フラグに1が設定されている場合、ステップH4に戻り、再度、オブジェクトリストの先頭から表示対象領域の検索を行う。ステップH10で、再帰検索フラグが0の場合、処理を終了する。
ステップH9で、表示手段6に表示中のドキュメントが複数のドキュメントによって構成されたドキュメントの場合、ステップH11に進む。
ステップH11で、対象領域取得処理部4は、表示手段6に表示中のドキュメントのドキュメント構造情報を参照し、現在検索対象としているドキュメントの次のドキュメントのオブジェクトリストを取得する。
ステップH12で、対象領域取得処理部4は、ステップH11で取得したオブジェクトリストを対象に、開始番号に1を指定して、表示対象領域の検索を行う。
ステップH13では、ステップH12で対象領域の検索に成功した場合、ステップH14に進み、検索に失敗した場合、ステップH11に戻り、次のドキュメントを対象に表示対象領域の検索を行う。
ステップH14で、表示オブジェクト番号を、ステップH5または、ステップH12で取得したオブジェクト番号に更新し、処理を終了する。
図14は、ステップH5およびステップH12で行う表示対象領域検索処理の動作を示すフローチャートである。
ステップI1で、処理番号iに開始番号として指定された番号を設定する。
ステップI2で、処理番号iが、対象リストとして指定されたオブジェクトリストのオブジェクト数以下の場合、ステップI3に進み、i番目のオブジェクト情報を取得する。
ステップI4で、ステップI3で取得したオブジェクトが、表示対象とするオブジェクト種別か否かをチェックし、表示対象とするオブジェクト種別の場合、ステップI5に、そうでない場合、ステップI7に進む。
ステップI4のオブジェクト判別条件として、テキストオブジェクトや画像オブジェクトを指定することで、テキスト領域のみ、画像領域のみ、テキスト領域と画像領域、といった領域を、表示対象領域とすることができる。
ステップI5で、ステップI3で取得したオブジェクトが、表示対象領域条件を満たす場合、ステップI6に進み、対象オブジェクト番号にiを設定して処理を終了する。
ステップI5の条件によって、領域サイズをチェックして一定サイズ以上の領域のみを対象にする、といった制約を設けることが可能である。また、特に条件を設けず、全ての領域を対象とすることも可能である。ステップI5で対象領域条件を満たさない場合、ステップI7に進む。
ステップI7では、処理番号iに1加算し、ステップI2に戻って処理を続ける。
ステップI2で、処理番号iが対象リストとして指定されたオブジェクトリストのオブジェクト数より大きい場合、ステップI8に進む。
ステップI8で、対象オブジェクト番号に0を設定して処理を終了する。
図15は、本発明の実施の形態6によって表示領域変更処理を行う場合の表示例を示す図である。
対象ドキュメント10は、図15(D)に示すように、ドキュメントD01とドキュメントD02の2つのドキュメントによって構成されたドキュメントであり、a〜dは、対象ドキュメント10内のオブジェクトを表す。
図15(A)のドキュメント閲覧装置において、ユーザが入力手段1の領域変更ボタン
11を押下すると、図12、図13、図14のフローチャートに従って表示領域の変更を行う。
ステップG1で、表示対象領域として、ドキュメントD01のテキストオブジェクトaを取得する。
表示手段6に表示中のドキュメントが複数のドキュメントによって構成されたドキュメントで、オブジェクトaを含むドキュメントD01の領域が表示手段6よりも小さいため(ステップG3)、ドキュメントD01が表示手段6に表示されるよう、ドキュメント構成の変更を行う(ステップG4)。
ステップG5で、表示ドキュメント位置の変更を行った後のドキュメント閲覧装置を図15(B)に示す。
図15(B)のドキュメント閲覧装置において、ユーザが入力手段1の領域変更ボタン11を押下すると、上記同様、図12、図13、図14のフローチャートに従って表示領域の変更を行い、テキストオブジェクトcは図15(B)の表示手段6に表示中であるため、次のドキュメントを対象に検索を行い、ドキュメントD02のテキストオブジェクトdを、表示対象領域として取得し(ステップG1)、ドキュメントD02が表示手段6に表示されるよう、ドキュメント構成の変更を行う(ステップG4)。
ステップG5で、表示ドキュメント位置の変更を行った後のドキュメント閲覧装置を図15(C)に示す。
(実施の形態7)
次に、本発明の実施の形態7について説明する。なお、実施の形態7のドキュメント閲覧装置の機能ブロック図および装置ブロック図は、実施の形態6の図11および図2と同様である。
上記のように構成されたドキュメント閲覧装置について、以下にその動作を説明する。
図16は、入力手段1によって構成変更が指示された場合の、ドキュメント構成変更処理の動作を示すフローチャートである。
ステップJ1で、表示変更制御部3は、表示手段6に表示中のドキュメントのドキュメント構成を確認し、複数のドキュメントによって構成されたドキュメントの場合、ステップJ2に進む。複数のドキュメントによって構成されていない場合、構成変更処理は行わず処理を終了する。
ステップJ2で、構成変更処理部9は、表示手段6に表示中の構成ドキュメントを、次の構成ドキュメントに変更するよう、ドキュメント構造情報を変更し、ドキュメント構成の変更を行う。
ステップJ3で、表示手段6に表示中の構成ドキュメントにおいて、表示オブジェクト番号が設定されていない場合、ステップJ4に進む。
ステップJ4で、対象領域取得処理部4により、表示手段6に表示中の構成ドキュメント内の表示対象領域を取得する。
ステップJ5では、ステップJ4で表示対象領域が取得できた場合、ステップJ6に進
み、表示対象領域が取得できなかった場合、処理を終了する。
ステップJ6で、表示領域変更処理部5により、ステップJ4で取得した領域が表示手段6に表示されるよう、表示ドキュメント位置の変更を行い、処理を終了する。
図17は、本発明の実施の形態7によって構成変更処理を行う場合の表示例を示す図である。
図17(C)において、対象ドキュメント10は、ドキュメントD01およびドキュメントD02の2つのドキュメントによって構成されている。
図17(A)のドキュメント閲覧装置において、ユーザが入力手段1の構成変更ボタン12を押下すると、構成変更処理部9は、ドキュメント構造情報を変更し、ドキュメント構成の変更を行う。例えば、図17(A)のドキュメント構造情報において、ドキュメントD01が100%、ドキュメントD02が0%で指定されている場合、ドキュメントD01が0%、ドキュメントD02が100%に変更することで、ドキュメント構成の変更を行う。
ドキュメント構成変更後のドキュメント閲覧装置を図17(B)に示す。
なお、本実施の形態においては、各々別々の実施の形態に分けて説明を行ったが、実施の形態としては、複数の実施の形態を組み合わせて同時に用いる形態も可能である。
本発明は、画面サイズの小さいドキュメント閲覧装置において、Webページなどの構造化されたドキュメントを閲覧する場合の、操作性改善に関するものであり、簡単な操作で指示された表示領域変更要求に従って、対象ドキュメント内の表示対象領域を順に表示することで、ドキュメント閲覧時の煩雑なスクロール操作を削減することができ、ドキュメント閲覧装置の操作性を向上できる。
本発明の実施の形態1のドキュメント閲覧装置の機能ブロック図 本発明の実施の形態1のドキュメント閲覧装置の装置ブロック図 本発明の実施の形態1の表示領域変更処理の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1の表示対象領域取得処理の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1によって表示領域変更処理を行う場合の表示例を示す図 本発明の実施の形態2の表示対象領域取得処理の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3のドキュメント閲覧装置の機能ブロック図 本発明の実施の形態3の表示領域変更処理の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態4のフォーカス変更処理の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5のフォーカス変更処理の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態6のドキュメント閲覧装置の機能ブロック図 本発明の実施の形態6の表示領域変更処理の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態6の表示対象領域取得処理の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態6の表示対象領域検索処理の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態6によって表示領域変更処理を行う場合の表示例を示す図 本発明の実施の形態7の構成変更処理の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態7によって構成変更処理を行う場合の表示例を示す図 従来のドキュメント閲覧装置によるドキュメント閲覧の一例を示す図
符号の説明
1 入力手段
2 データ格納部
3 表示変更制御部
4 対象領域取得処理部
5 表示領域変更処理部
6 表示手段
7 制御部
8 フォーカス設定処理部
9 構成変更処理部
10 対象ドキュメント
11 領域変更ボタン
12 構成変更ボタン
21 入力装置
22 中央処理演算装置(CPU)
23 リード・オンリー・メモリ(ROM)
24 ランダム・アクセス・メモリ(RAM)
25 液晶パネル
26 ディスク・ドライブ
27 記録媒体
D01,D02 ドキュメント

Claims (25)

  1. ユーザからの指示入力を行う入力手段と、ドキュメントデータを格納するデータ格納部と、ドキュメントを表示する表示手段と、前記表示手段に表示したドキュメントの表示状態の変更を制御する表示変更制御部と、ドキュメント内の表示対象領域を取得する対象領域取得処理部と、前記表示手段に表示する表示領域の変更を行う表示領域変更処理部と、各機能および機能間の動作を制御する制御部とを備え、
    前記入力手段によって、表示領域の変更が指示された場合、前記表示変更制御部は、前記対象領域取得処理部によって、前記表示手段に表示中のドキュメント内の表示対象領域を取得し、前記表示領域変更処理部によって、前記表示手段に表示するドキュメント位置を変更することを特徴とするドキュメント閲覧装置。
  2. 前記対象領域取得処理部は、前記表示手段に表示中のドキュメントのドキュメント構造情報を参照し、表示対象領域の識別を行うことを特徴とする請求項1記載のドキュメント閲覧装置。
  3. 前記対象領域取得処理部は、前記表示手段に表示中のドキュメントにおいて、画像認識処理を行うことで表示対象領域の識別を行うことを特徴とする請求項1記載のドキュメント閲覧装置。
  4. 前記表示領域変更処理部は、前記表示手段に表示するドキュメント位置を変更する際、前記対象領域取得処理部によって取得した表示対象領域のサイズの変更を行うことを特徴とする請求項2記載のドキュメント閲覧装置。
  5. 前記表示変更制御部は、前記対象領域取得処理部によって取得した表示対象領域が、前記表示手段に表示中の領域か否かを判定し、表示中の領域の場合、前記対象領域取得処理部によって、次の表示対象領域の取得を行うことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1に記載のドキュメント閲覧装置。
  6. 表示対象領域内のフォーカス設定要素を取得し、フォーカスの設定を行うフォーカス設定処理部をあわせて備え、前記対象領域取得処理部によって、前記表示手段に表示中のドキュメント内の表示対象領域を取得し、前記表示領域変更処理部によって、前記表示手段に表示するドキュメント位置を変更し、前記フォーカス設定処理部によって、前記表示対象領域内にフォーカスを設定することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1に記載のドキュメント閲覧装置。
  7. 前記入力手段によって、フォーカス変更が指示された場合、前記表示変更制御部は、前記フォーカス設定処理部によって、前記表示対象領域内の次のフォーカス設定要素を取得し、フォーカスの設定を行うことを特徴とする請求項6記載のドキュメント閲覧装置。
  8. 前記入力手段によって、フォーカス変更が指示された場合、前記表示変更制御部は、前記表示対象領域内に次のフォーカス設定要素がない場合、前記対象領域取得処理部によって次の表示対象領域を取得し、前記表示領域変更処理部によって、前記表示手段に表示するドキュメント位置を変更し、前記フォーカス設定処理部によって、前記表示対象領域内にフォーカスを設定することを特徴とする請求項6または7に記載のドキュメント閲覧装置。
  9. 前記フォーカス設定処理部によって取得したフォーカス設定要素が、前記表示手段に表示されていない場合、前記表示領域変更処理部によって、前記表示手段に表示するドキュメント位置を変更することを特徴とする請求項7または8に記載のドキュメント閲覧装置。
  10. 複数のドキュメントによって構成されたドキュメントのドキュメント構成を変更する構成変更処理部をあわせて備え、前記対象領域取得処理部によって取得した表示対象領域が存在するドキュメントが前記表示手段に表示されるよう、前記構成変更処理部によって、ドキュメント構成を変更することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1に記載のドキュメント閲覧装置。
  11. 前記入力手段によって、表示領域の変更が指示された場合、前記表示変更制御部は、次の表示対象領域がない場合、表示中のドキュメントが複数のドキュメントによって構成されたドキュメントならば、対象とするドキュメントを変更し、表示対象領域の取得を行うことを特徴とする請求項10に記載のドキュメント閲覧装置。
  12. 前記入力手段によって、構成変更が指示された場合、前記表示変更制御部は、前記構成変更処理部によって、前記表示手段に表示中のドキュメントのドキュメント構成を変更することを特徴とする請求項10または11に記載のドキュメント閲覧装置。
  13. 表示領域変更要求を受け付けるステップと、表示対象領域を取得するステップと、表示対象領域の取得を確認するステップと、表示対象領域位置にあわせて表示ドキュメント位置の変更を行うステップとを備えることを特徴とするドキュメント閲覧方法。
  14. 前記、表示対象領域を取得するステップは、表示中のドキュメントのドキュメント構造情報を参照し、オブジェクトリストを取得するステップと、表示オブジェクト番号の設定有無を確認するステップと、処理番号および再帰検索フラグを設定するステップと、処理番号を確認するステップと、オブジェクト情報を取得するステップと、前記取得したオブジェクト情報のオブジェクト種別を確認するステップと、前記取得したオブジェクト情報の表示対象領域条件適合を確認するステップと、表示オブジェクト番号を設定するステップと、処理番号を更新するステップと、再帰検索フラグを確認するステップとを備えることを特徴とする請求項13記載のドキュメント閲覧方法。
  15. 前記、表示対象領域を取得するステップは、画素ポインタを初期化するステップと、対象画素の有無を確認するステップと、対象画素を取得するステップと、前記対象画素の色を確認するステップと、前記対象画素が直線の構成要素か否かを確認するステップと、前記対象画素を含む直線を取得するステップと、前記取得した直線が矩形の上辺か否かを確認するステップと、前記矩形領域を確認するステップと、画素ポインタを次に進めるステップと、対象ドキュメントのスクロール対象領域有無を確認するステップと、前記対象ドキュメントのスクロール処理を行うステップとを備えることを特徴とする請求項13記載のドキュメント閲覧方法。
  16. 前記、表示対象領域を取得するステップで取得した表示対象領域のサイズを確認するステップと、前記表示対象領域のサイズを変更するステップとをあわせて備えることを特徴とする請求項13記載のドキュメント閲覧方法。
  17. 前記、表示対象領域を取得するステップで取得した表示対象領域が表示中か否かを確認するステップをあわせて備えることを特徴とする請求項13から請求項16のいずれか1に記載のドキュメント閲覧方法。
  18. 前記、表示対象領域を取得するステップで取得した表示対象領域内のフォーカス設定要素を取得するステップと、前記フォーカス設定要素にフォーカスを設定するステップとをあわせて備えることを特徴とする請求項13から請求項17のいずれか1に記載のドキュメント閲覧方法。
  19. フォーカス変更要求を受け付けるステップと、表示対象領域内へのフォーカス設定有無を確認するステップと、再帰検索フラグを設定するステップと、表示対象領域内の次のフォーカス対象要素を取得するステップと、フォーカス対象要素の取得有無を確認するステップと、再帰検索フラグを確認するステップと、再度、表示対象領域内の先頭から、フォーカス対象要素の取得を行うステップと、前記取得したフォーカス対象要素と現在フォーカス設定済の要素とを比較するステップと、前記取得したフォーカス対象要素にフォーカスを設定するステップとを備えることを特徴とする請求項18記載のドキュメント閲覧方法。
  20. フォーカス変更要求を受け付けるステップと、表示対象領域内の次のフォーカス対象要素を取得するステップと、フォーカス対象要素の取得有無を確認するステップと、次の表示対象領域を取得するステップと、次の表示対象領域の取得有無を確認するステップと、前記取得した表示対象領域内のフォーカス対象要素を取得するステップと、前記取得したフォーカス対象要素にフォーカスを設定するステップとを備えることを特徴とする請求項18記載のドキュメント閲覧方法。
  21. 前記、表示対象領域内のフォーカス対象要素を取得するステップで取得したフォーカス対象要素が、表示中か否かを確認するステップと、前記フォーカス対象要素が表示されるよう、表示ドキュメント位置の変更を行うステップとをあわせて備えることを特徴とする請求項19または20に記載のドキュメント閲覧方法。
  22. 表示領域変更要求を受け付けるステップと、表示対象領域を取得するステップと、表示対象領域の取得を確認するステップと、表示中のドキュメントの構成と、前記取得した表示対象領域から、ドキュメント構成の変更が必要か否かを判定するステップと、前記取得した表示対象領域が含まれるドキュメントが表示されるよう、ドキュメント構成の変更を行うステップと、表示対象領域位置にあわせて表示ドキュメント位置の変更を行うステップとを備えることを特徴とする請求項13から請求項21のいずれか1に記載のドキュメント閲覧方法。
  23. 前記、表示対象領域を取得するステップは、表示中のドキュメントのドキュメント構造情報を参照し、オブジェクトリストを取得するステップと、表示オブジェクト番号の設定有無を確認するステップと、開始番号および再帰検索フラグを設定するステップと、前記オブジェクトリストを対象に、設定した開始番号のオブジェクトから、表示対象領域の検索を行うステップと、前記検索結果を確認するステップと、前記検索成功した表示対象領域が表示中か否かを確認するステップと、開始番号を更新するステップと、表示中のドキュメントが複数のドキュメントによって構成されたドキュメントか否かを確認するステップと、現在検索対象としているドキュメントの次のドキュメントのオブジェクトリストを取得するステップと、前記取得したオブジェクトリストを対象に、開始番号に1を指定して、表示対象領域の検索を行うステップと、前記検索結果を確認するステップと、再帰検索フラグを確認するステップとを備えることを特徴とする請求項22に記載のドキュメント閲覧方法。
  24. 構成変更要求を受け付けるステップと、表示中のドキュメントが複数のドキュメントによって構成されたドキュメントか否かを確認するステップと、表示中の構成ドキュメントを、次の構成ドキュメントに変更するよう、ドキュメント構造情報を変更し、ドキュメント構成の変更を行うステップと、表示オブジェクト番号の設定有無を確認するステップと、表示対象領域を取得するステップと、前記表示対象領域の取得結果を確認するステップと、前記取得した表示対象領域位置にあわせて表示ドキュメント位置の変更を行うステップとを備えることを特徴とする請求項22または23に記載のドキュメント閲覧方法。
  25. コンピュータで読み取り可能な情報記録媒体であって、請求項13から請求項24のいずれか1に記載のドキュメント閲覧方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されていることを特徴とする情報記録媒体。
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