JP2005165242A - 粉塵防止器具 - Google Patents

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Abstract

【目的】風の強い屋外でも無理なく粉塵防止効果が大きくでき、かつ軽量でコンパクトな動力源と機器で実現されて実用性が高く、現在使用しているメガネやマスクにそのまま適用でき、ファッション性を損なわない粉塵防止器具の提供を目的とする。
【構成】本発明の第一の実施例における粉塵防止器具は日よけキャップ1に組込まれ、メガネ2に適用しており、ソーラーバッテリー4、ベルト5、フィルター6、送風ファンモータ7、動力線9、アダプター10、ホース11、分岐アダプター12、透明樹脂ホース13、14、および透明樹脂パイプ22、23とで概略構成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、メガネやマスクへの花粉、ハウスダスト等粉塵の侵入を防止する器具に関する。
従来、花粉症防止のために、眼への花粉の侵入を防止するメガネとして、メガネのレンズと顔面との隙間を埋めるための縁枠付のメガネが使用されている。
花粉防止マスクとしては、静電フィルターをマスクに使用し、鼻近辺の隙間を小さくして花粉が侵入しにくいマスクが市販されている。
また、顔面を花粉から保護する方法として、登録実用新案第3043502号において、顔面全体をエアカーテンで覆う方法が提案されている。
従来において広く使用されている縁枠付のメガネは、顔面とメガネとの間の隙間を完全に埋めることはできないので、花粉などの粉塵の侵入を防ぐ効果はあるものの、その効果は中途半端であり、せいぜい粉塵の約65%程度を防止する効果があると言われている。
また、市販されている縁枠付の花粉防止メガネは、ファッション性の点から外観イメージを損なう。すでにメガネを着用している人の場合は、メガネの上から2重に花粉防止メガネができるものが市販されているが、異様な感じを与える。
従来において広く使用されている花粉防止マスクも、その効果を高めるためには鼻付近の機密性を高めた構造にする必要がある。しかし、鼻付近の機密性を高めた構造にすると、締め付け感が強く、息苦しく、また話し辛いという欠点がある。
また、登録実用新案第3043502号で提案されている顔面全体をエアカーテンで覆う方式は、風の強い屋外においてもその効果を発揮するためには、空気送風量を大きくしなければならない。しかしながら、送風量の大きい送風装置が必要であり装置がコンパクトになりにくいこと、また、その動力源をどうするかなど装置として実用化する上での課題が大きい。
本発明は、上述した従来の器具や方法での課題を解決するためのもので、具体的には、風の強い屋外でも無理なく粉塵防止効果が大きくでき、かつ軽量でコンパクトな動力源と機器で実現されて実用性が高く、現在使用しているメガネやマスクにそのまま適用でき、ファッション性を損なわない粉塵防止器具の提供を目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明に係わる粉塵防止器具は、請求項1の記載によれば、ソーラーバッテリー、フィルター、送風ファンモータを設けて、フィルターで浄化した空気を、ソーラーバッテリーを電源として作動する送風ファンモータで送風するようにした上で、顔面とメガネレンズとで囲まれた空間に送風ファンモータから送られる浄化された空気を供給する手段を設けたことを特徴とする。
また、この発明に係わる粉塵防止器具は、請求項2の記載によれば、ソーラーバッテリー、フィルター、送風ファンモータを設けて、フィルターで浄化した空気を、ソーラーバッテリーを電源として作動する送風ファンモータで送風するようにした上で、マスクと顔面とで囲まれる空間に、送風ファンモータから送られる浄化された空気を供給する手段を設けたことを特徴とする。
本発明の粉塵防止器具により、粉塵防止メガネや粉塵防止マスクと顔面との間の空間は、清浄な空気で充たされ、清浄な空気の内圧によって、花粉等の粉塵の侵入を排除する効果がある。
また、本発明の粉塵防止器具においては、粉塵防止に必要な清浄な空気は、粉塵防止メガネや粉塵防止マスクと顔面の間の空間を充たすに必要な少量でよく、清浄な空気を送風する装置も、コンパクトなソーラーバッテリー、フィルター、送風ファンモータで実現され、身体につけて持ち運ぶにも支障なく、ファッション性も損なわない。
さらに、花粉防止用に新たにメガネを購入する必要がなく、使用中のメガネに適用できるという利点がある。
以下に図面を参照して、本発明に係わる一発明の実施の形態例を詳細に説明する。なお、本発明は以下に説明する構成の相対位置、数値等に何ら限定されるものではなく、特に特定的な記載がない限り本発明の範囲を以下の記載に限定するものではない。
<第一の実施例>
先ず、図1を参照して本発明の第一の実施例について説明する。図1は、本発明の第一の実施例における粉塵防止器具の構成図を示し、本発明による粉塵防止器具を日よけキャップ1に組込み、メガネ2に適用した場合を示している。
図1において、日よけキャップ1の鍔3にはソーラーバッテリー4が組込まれており、ベルト5にはフィルター6、送風ファンノータ7が取り付けられている。
ベルト5は、マジックファスナー8によって、図示しない頭部の後ろでつなげるようになっている。
ソーラーバッテリー4で発電された電力は、動力線を介して送風ファンモータ7に送られ、送風ファンモータ7はフィルター6で浄化された空気をアダプター10、ホース11、分岐アダプター12を介して、透明樹脂ホース13、14に供給するようになっている。
メガネ2は、レンズ15、16、フレーム17、サイドフレーム18、19、テンプル20、21などで構成されている。
サイドフレーム18、19の下には、それぞれ透明樹脂パイプ22、23が取り付けられており、透明樹脂パイプ22、23の一端はそれぞれ透明樹脂ホース13、14に接続されている。
透明樹脂パイプ22、23の他端は、それぞれレンズ15、16の端部に面している。透明樹脂パイプ22、23の端には複数の穴が設けられており、透明樹脂ホース13、14から供給された清浄な空気は、矢印24、25に示すようにそれぞれレンズ15、16に向けて噴射されるようになっている。
第一の実施例での発明の効果
図1で示した粉塵防止器具を組込んだ日よけキャップ1を頭にかぶり、メガネ2を顔に装着して、花粉の多い晴れた日に外出する場合、次のような効果が期待できる。
第一の効果としては、エアーパージ効果(空気締め出し効果)によって、眼への花粉侵入を防止する効果である。図1のA−A視図に示すように、透明樹脂パイプ23からレンズ16に向けて噴射された清浄な空気は、破線の矢印26、27で示すように、レンズと図示しない顔面とで囲まれる空間に沿って流出し、花粉28、29を清浄な空気で追い出してレンズに近づけない、すなわち眼への侵入を防止する。
第二の効果としては、機器がコンパクトであり、ファッション性を損なわずに持ち運び可能であるため、実用性が高くなったことである。清浄な空気の供給箇所をメガネに限定したことによって、清浄な空気の供給量を小さくし、コンパクトな機器で粉塵防止器具を実現している。
第三の効果は、花粉防止用のメガネを新たに購入する必要はなく、現在使用中のメガネに適用できることである。経済的負担を小さくするだけでなく、見た目の異様な感じも回避できて、ファッション性を確保できる。すなわち、従来のような縁枠付メガネや、メガネの上に重ねて使用するオーバメガネなど、花粉防止のための異様なメガネを使用する必要がないことである。
<第二の実施例>
次に、図2を参照して本発明の第二の実施例について説明する。図2は、本発明の第二の実施例における粉塵防止器具の構成図を示し、本発明による粉塵防止器具を日よけキャップ1に組込み、マスク30に適用した場合を示している。
図2において、日よけキャップ1に取り付けた清浄空気発生および供給機器の構成は、図1で示した構成と同様であるので、説明は省略するが、分岐アダプター12から透明樹脂ホース31、32に清浄な空気が供給されるようになっている。
マスク30は、マスク本体33、紐34、35で構成されている。
透明樹脂ホース31、32はそれぞれ紐34、35に取り付けられ、それぞれ端部がマスク本体33の内側に届くようになっている。
透明樹脂ホース31、32の端部には複数の穴が設けられており、図示しない顔面とマスク本体33の間の空間に清浄な空気を噴射する。通常、マスクと顔面との間に生じる隙間は鼻近傍であるので、矢印36、37に示すように図示しない鼻とマスクの間の隙間を通じて、清浄な空気が流出する。
その結果、従来は花粉が最も侵入しやすかった鼻近傍の隙間から清浄な空気が流出して、花粉の混入した空気を追い出す作用が生じる。
第一の実施例での発明の効果
図2で示した粉塵防止器具を組込んだ日よけキャップ1を頭にかぶり、マスク30を口と鼻に装着して、花粉の多い晴れた日に外出する場合、次のような効果が期待できる。
第一の効果としては、エアーパージ効果(空気締め出し効果)によって、鼻や口への花粉侵入防止効果を無理なく高めることである。従来のマスクでは、花粉侵入防止効果を高めるためには、鼻近傍の隙間を除去するため締め付け感が強くなり、息苦しさを与えていた。本発明の粉塵防止器具を適用したマスクでは、該部からの空気の侵入を清浄な空気が締め出すので、鼻近傍の隙間を無理して除去する必要がなくなり、締め付け感のないマスクとすることができる。
第二の効果としては、機器がコンパクトであり、ファッション性を損なわずに持ち運び可能であるため、実用性が高くなったことであり、これは第一の実施例と同様である。
なお、本発明に一見類似した提案として実用新案公開平7−22099としてソーラーバッテリーで作動する扇風機の風を顔面に送る装置が提案されているがこれは涼む目的で発明されたもので、供給される空気もフィルターで浄化されてなく、本発明とは異なる発明である。
本発明による粉塵防止器具の用途として、実施例では花粉防止を例として説明しているが、花粉に限らず、ハウスダスト防止、SARS感染防止などにも適用できる。
本発明の第一の実施例における粉塵防止器具の構成図を示し、本発明による粉塵防止器具を日よけキャップに組込み、メガネに適用した場合を示している。 本発明の第二の実施例における粉塵防止器具の構成図を示し、本発明による粉麈防止器具を日よけキャップに組込み、マスクに適用した場合を示している。
符号の説明
1 日よけキャップ
2 メガネ
3 日よけキャップの鍔
4 ソーラーバッテリー
5 ベルト
6 フィルター
7 送風ファンモータ
8 マジックファスナー
9 動力線
10 アダプター
11 ホース
12 分岐アダプター
13、14 透明樹脂ホース
15、16 レンズ
17 フレーム
18、19 サイドフレーム
20、21 テンプル
22、23 透明樹脂パイプ
24、25 矢印
26、27 矢印
28、29 花粉
30 マスク
31,32 透明樹脂ホース
33 マスク本体
34、35 紐
36、37 矢印

Claims (2)

  1. ソーラーバッテリー、フィルター、送風ファンモータを設けて
    フィルターで浄化した空気を、ソーラーバッテリーを電源として作動する
    送風ファンモータで送風するようにした上で、
    顔面とメガネレンズとで囲まれた空間に
    送風ファンモータから送られる浄化された空気を供給する手段
    を設けたことを特徴とする粉塵防止器具。
  2. ソーラーバッテリー、フィルター、送風ファンモータを設けて
    フィルターで浄化した空気を、ソーラーバッテリーを電源として作動する
    送風ファンモータで送風するようにした上で、
    マスクと顔面とで囲まれる空間に、
    送風ファンモータから送られる浄化された空気を供給する手段
    を設けたことを特徴とする粉塵防止器具。
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