JP6941722B1 - エアーマスク - Google Patents

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Abstract

【課題】エアーマスクの装着重量感を軽減すると同時に、使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気を外気方向へ誘導し、さらにエアーマスクの周縁の隙間空間から呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってエアーマスクの周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止するエアーマスクを提供する。【解決手段】本発明のエアーマスクは、使用時においてウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットと、が其々独立して配置されて成り、ウイルス侵入防止手段は、衛生マスクと、排気路パットと、から成り、衛生マスクは、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う通気性を有する平型マスクまたは立体成型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部が設けられ、排気路パットは、窪み状の排出経路を形成すると共に、使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状の隙間空間を形成して、衛生マスクの内面に重ね合わせて構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、使用時において、ウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットとを、独立した状態で配置することで、マスクの装着重量感を軽減すると同時に、マスクと顔面の間の隙間空間に濾過したエアーを送風してマスクの内側を高圧にすることによって使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気を外気方向に誘導し、さらにマスクの周縁の隙間空間から呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスクの周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができるエアーマスクに関する。
従来より、一般的に使用される布(ガーゼ)マスクの装着効果は、外界の花粉や他人の咳やくしゃみなどで飛び散った飛沫の拡散抑止には効果があるとされるが、空気中に浮遊する細かい飛沫を十分に捕捉することはできないとされ、さらに洗濯による再利用は使用者の環境によって様々に異なることから衛生的な観点から推奨されることはなく、むしろ一部の専門家からは多くの衛生的弊害が伴うことが指摘されている。
従来における布(ガーゼ)マスクならびに不織布マスクに求められる衛生・感染防止効果は、外界の花粉や他人の咳やくしゃみなどで飛び散った飛沫に含まれる細菌やウイルスを防ぐことにある。
特に、布(ガーゼ)マスクの場合、よく野球場とボールの比較で言われるように、布の繊維の隙間はウイルス(約0.1マイクロメートル)の大きさより大きく、ほとんどの布(ガーゼ)マスクでは防止効果はないとされる一方、布の繊維網を通過する間に、ブラウン運動をするウイルスには一定の捕捉効果があることが報告されている。
そのようなマスク効果の効能を踏まえ、その使用される環境に合わせて多様なマスクが提供されている。
例えば、布(ガーゼ)マスクは、外界の花粉や他人の咳やくしゃみなどで飛び散った飛沫に含まれる唾液の粒やウイルスの飛散を防ぐことを目的として提供されている。
ちなみに、東京大医科学研究所の河岡義裕教授によってウイルスを漏らさない部屋でマネキンとウイルスを使った実験での飛散するウイルスの透過率は60〜80%と高く、その実験内容は米科学誌「msphere」の電子版に掲載されている。
また、不織布マスクは、不織布の繊維の隙間に工場などの製造ならびに作業時に発生する塵埃やブラウン運動をするウイルスを防ぐことを目的として提供されている。
マネキンとウイルスを使った実験での飛散するウイルスの透過率は50%前後である。
一方、N95マスクは、空気中に浮遊する細かい飛沫やウイルス(約0.1マイクロメートル)や患者から発生される咳、くしゃみ、血液、分泌液、唾液、汗、おう吐物等の感染源物質や、水分、薬液、塵埃等の他に微粒子物質「PM2.5」など大気中を浮遊する粒子径2.5マイクロメートル以下の微粒子などの有害粒子を防ぐことを目的として提供されている。
ちなみに、東京大医科学研究所の河岡義裕教授によってウイルスを漏らさない部屋でマネキンとウイルスを使った実験での飛散するウイルスの透過率は10〜20%と低い。
しかしながら、上記における何れのマスクも、マスクと顔の間から流入する空気を抑え込まなくてはならない問題が残るもので、それを解決するにはマスクと顔の間を密着させる必要があるが、現実的にはマスクの構造上、マスクと顔の間からウイルス(約0.1マイクロメートル)や、微粒子物質「PM2.5」などが侵入してしまうことを防ぐことができないもので、マスクによる防御効果はほとんどないと主張する研究者も多い。
以上における従来のマスクに共通している問題点は、マスクと顔の間から流入する外気やウイルスを抑え込むことができる有力な手段(構造)が講じられていないことにある。そこで、顔面の前面にエアーを大量に噴出させてその勢いでウイルスの侵入を阻止するマスクの提案がなされている。
例えば、皮膚密着力が優れることはもちろん、ユーザの顎周辺部にエアーカーテンを形成して外部の有害物質が入り込むことを遮断することにより、ユーザの呼吸器を保護することができる保健マスク「エアーカーテンを用いた有害物質遮断保健マスク」(特許文献1)が提案され、公知技術となっている。
しかしながら、係る「エアーカーテンを用いた有害物質遮断保健マスク」の提案は、ユーザの呼吸器系を含んで顔の一部領域を覆って装着し、内部空間を形成する本体部と、本体部を顔の一部領域に密着するために、本体部の周りに沿って配置される密着部と、本体部を顔の一部領域に固定するために、本体部の両側部に配置される耳掛け部と、外部空気を浄化して本体部の内部空間に供給するために、本体部の両側部に配置されるフィルタ部と、本体部の周囲にエアーカーテンを形成して外部物質の流入を遮断するために、本体部上に形成されるエアーカーテン組成手段と、を含んで構成されるものではあるが、該保健マスクには、フィルタ、空気ノズル、空気取り入れ口、送風ファンなどのエアーカーテン組成手段等の多様な構成部品が組み込まれるため、保健マスク自体が複雑構造となることによって重量的にも外形的にも嵩張ることから長時間の使用に対して使用者の装着疲労度が増大すると共に、コスト的に高価であることや、使い捨て使用ができないといった問題や、エアーカーテン方式を採ることによって、大量のエアーの吐出量を必要とすることで、その発生装置や顔面に噴射される風圧感や発生音が多大となるといった問題があるものであった。
また、マスクの周縁の隙間から呼気とエアーが外気に排出されることで、ウイルスの侵入を阻止するマスクの提案がなされている。
例えば、マスクのフィルタ本体を通して空気を吸引するためのファンを取り付けた「ファン装置を備えるフェースマスク」(特許文献2)が提案され、公知技術となっている。
しかしながら、係る「ファン装置を備えるフェースマスク」の提案は、着用者の少なくとも鼻及び口を覆う形状を有し、周縁部により輪郭が定められ、更に、外表面と、着用者の鼻及び口に隣接する内部空間を形成する内表面とを備えるフィルタ本体と、フィルタ本体に取り付けられ、フィルタ本体を着用者の皮膚に保持するよう構成される固定手段と、作動したときフィルタ本体を直接通る空気流の少なくとも一部を吸引するように、フィルタ本体の外表面に形成されるファンと、を備えている手段を採用したフェースマスクは、フェースマスク自体が多様な構成部品が組み込まれることによって複雑構造となることから長時間の使用に対して使用者の装着疲労度が増大すると共に、先方が尖った内部空間を有することで下向き作業をする場合に視界の一部が遮断される難点があり、さらにコスト的に高価であることや、使い捨て使用ができないといった問題があるものであった。
また、電源として太陽電池を使用して、空気中の有害成分を濾過して清浄な空気を供給する「太陽電池で稼働するファン付きマスク」(特許文献3)が提案され、公知技術となっている。
しかしながら、係る「太陽電池で稼働するファン付きマスク」の提案は、口と鼻を覆うマスクに、外部空気を吸気する為のファンを形成し、このファンには外部空気を濾過するフィルターを設け、ファンを稼働させる電源として太陽電池をマスクに形成していることによって、該ファン付きマスクには、送風ファン、フィルタ、太陽電池がファン付きマスク組み込まれているため、ファン付きマスク自体が複雑構造となることから重量的にも外形的にも嵩張ることによって、長時間の使用に対して使用者の装着疲労度が増大すると共に、コスト的に高価であることや、使い捨て使用ができないといった問題があると同時に、使用時において、使用者の呼気がマスクの周辺から排出される構造においてその効果に問題があるものであった。
また、インフルエンザ等の細菌や花粉、アレルギー源やホコリ等の侵入を本格的に防止する、爽やかな送風装置を付けた鼻マスクで形成される「感染予防マスク」(特許文献4)が提案され、公知技術となっている。
しかしながら、係る「感染予防マスク」の提案は、衛生通気基体の外空気の取入側に、除菌防臭フィルターを設け、次に該基体内部にポンプまたはファン付マイクロモーターを設け、さらには通過する衛生空気を通す、通気フレキ管を衛生通気基体の内部前面に密封固着して設け、この通気フレキ管を延ばした先端に、鼻マスクを密着して設け、そしてまた衛生通気基体を装着支持する電池内蔵ヘッドベルトを設けた、ヘッドバーチューブを装着し、該チューブの頭部側先端に丸ゴムストッパーを設け、最後に電池内蔵ヘッドベルトから、ヘッドバーチューブの内部を通して、電源スイッチそしてポンプまたはファン付マイクロモーターへ配線を施して成る手段を採っていることによって、通気フレキ管の先端に鼻マスクが密着されていることで、鼻呼吸を強制的に強いられると共に、長時間の装着に疲労感や違和感が伴うものであり、さらに口元が開放されていることによって口からのウイルスが侵入する危険性があるといった問題があるものであった。
本出願人は、マスク本体の周辺から流入するウイルスの遮断方法に着目し、使用時において、ウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットとを、独立した状態で配置することで、マスクの装着重量感を軽減すると同時に、マスクと顔面の間の隙間空間に濾過したエアーを送風してマスクの内側を高圧にすることによって使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気を外気方向に誘導し、さらにマスクの周縁の隙間空間から呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスクの周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができるエアー式のマスクを開発し、本発明における「エアーマスク」の提案に至るものである。
特表2019−501721号公報 特表2003−500178号公報 特開2011−288号公報 実用新案登録第3155642号公報
本発明は上記問題点を鑑み、本発明のエアーマスクは、使用時において、ウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットとを、独立した状態で配置することで、マスクの装着重量感を軽減すると同時に、マスクと顔面の間の隙間空間に濾過したエアーを送風してマスクの内側を高圧にすることによって使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気を外気方向に誘導し、さらにマスクの周縁の隙間空間から呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスクの周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができるエアーマスクの提供を図ることを課題とする。
本発明は上記課題を解決するためになされるもので、本発明におけるエアーマスクは、使用時においてウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットと、が其々独立して配置されて成るエアーマスクであって、前記ウイルス侵入防止手段は、衛生マスクと、排気路パットと、から成り、前記衛生マスクは、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う通気性を有する平型マスクまたは立体成型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部を設けて成り、前記排気路パットは、窪み状の排出経路を形成すると共に、使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状の隙間空間を形成して、前記衛生マスクの内面に重ね合わせて成り、前記空気濾過ユニットは、少なくとも、濾過したエアーを顔面と前記衛生マスクの間に供給する電動送風ファンと、空気中に浮遊するウイルスを濾過する機能を有して前記電動送風ファンに着脱自在に装着される濾過フィルターと、充電式バッテリーと、電源ジャック口と、ON/OFF切替スイッチと、風量調整ダイヤルと、電気回路基板類を備える制御操作装置と、濾過したエアーを吐出パイプに供給する塑性材料素材で形成される送風供給パイプと、濾過したエアーを使用者の鼻孔部と口元部領域付近に吐出する複数の吐出孔を穿設して脱着自在に形成される吐出パイプと、ユニット自体に装着される連結具と、で構成されて成り、使用時において、ウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットとを、独立した状態で配置することで、マスク本体の装着重量感を軽減すると同時に、マスク本体と顔面の間の隙間空間に濾過したエアーを送風してマスク本体の内側を高圧にすることによって使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気を外気方向に誘導し、さらにマスク本体の周縁の隙間空間から呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスク本体の周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができる手段を採る。
また、本発明におけるエアーマスクは、使用時においてウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットと、が其々独立して配置されて成るエアーマスクであって、前記ウイルス侵入防止手段は、衛生マスクと、排気路パットと、から成り、前記衛生マスクは、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う通気性を有する平型マスクまたは立体成型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部を設け、さらに該衛生マスクの内側には多目的シートを収納することができるポケット部を形成して成り、前記排気路パットは、窪み状の排出経路を形成すると共に、使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状の隙間空間を形成して、前記衛生マスクの内面に重ね合わせて成り、前記空気濾過ユニットは、少なくとも、濾過したエアーを顔面と前記衛生マスクの間に供給する電動送風ファンと、空気中に浮遊するウイルスを濾過する機能を有して前記電動送風ファンに着脱自在に装着される濾過フィルターと、充電式バッテリーと、電源ジャック口と、ON/OFF切替スイッチと、風量調整ダイヤルと、電気回路基板類を備える制御操作装置と、濾過したエアーを吐出パイプに供給する塑性材料素材で形成される送風供給パイプと、濾過したエアーを使用者の鼻孔部と口元部領域付近に吐出する複数の吐出孔を穿設して脱着自在に形成される吐出パイプと、ユニット自体に装着される連結具と、で構成されて成り、使用時において、ウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットとを、独立した状態で配置することで、マスク本体の装着重量感を軽減すると同時に、マスク本体と顔面の間の隙間空間に濾過したエアーを送風してマスク本体の内側を高圧にすることによって使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気を外気方向に誘導し、さらにマスク本体の周縁の隙間空間から呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスク本体の周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができる手段を採る。
また、本発明におけるエアーマスクは、使用時においてウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットと、が其々独立して配置されて成るエアーマスクであって、前記ウイルス侵入防止手段は、不通気性マスクと、排気路パットと、から成り、前記不通気性マスクは、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う不通気性の素材で形成されるか、またはマスク本体の前面に樹脂コーティング加工を施した平型マスクまたは立体成型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部を設けて成り、前記排気路パットは、窪み状の排出経路を形成すると共に、使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状の隙間空間を形成して、前記不通気性マスクの内面に重ね合わせて成り、前記空気濾過ユニットは、少なくとも、濾過したエアーを顔面と前記衛生マスクの間に供給する電動送風ファンと、空気中に浮遊するウイルスを濾過する機能を有して前記電動送風ファンに着脱自在に装着される濾過フィルターと、充電式バッテリーと、電源ジャック口と、ON/OFF切替スイッチと、風量調整ダイヤルと、電気回路基板類を備える制御操作装置と、濾過したエアーを吐出パイプに供給する塑性材料素材で形成される送風供給パイプと、濾過したエアーを使用者の鼻孔部と口元部領域付近に吐出する複数の吐出孔を穿設して脱着自在に形成される吐出パイプと、ユニット自体に装着される連結具と、で構成されて成り、使用時において、ウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットとを、独立した状態で配置することで、マスク本体の装着重量感を軽減すると同時に、マスク本体と顔面の間の隙間空間に濾過したエアーを送風してマスク本体の内側を高圧にすることによって使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気を外気方向に誘導し、さらにマスク本体の周縁の隙間空間から呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスク本体の周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができる手段を採る。
また、本発明におけるエアーマスクは、使用時においてウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットと、が其々独立して配置されて成るエアーマスクであって、前記ウイルス侵入防止手段は、透明樹脂マスクと、排出阻止部材と、から成り、前記透明樹脂マスクは、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う透明樹脂部材による平型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部を設けて成り、前記排出阻止部材は、透明且つ柔軟な素材で形成される略矩形の形状を有して前記透明樹脂マスクの上辺部に貼設して成り、前記空気濾過ユニットは、少なくとも、濾過したエアーを顔面と前記透明樹脂マスクの間に供給する電動送風ファンと、空気中に浮遊するウイルスを濾過する機能を有して前記電動送風ファンに着脱自在に装着される濾過フィルターと、充電式バッテリーと、電源ジャック口と、ON/OFF切替スイッチと、風量調整ダイヤルと、電気回路基板類を備える制御操作装置と、濾過したエアーを吐出パイプに供給する塑性材料素材で形成される送風供給パイプと、濾過したエアーを使用者の鼻孔部と口元部領域付近に吐出する複数の吐出孔を穿設して脱着自在に形成される吐出パイプと、ユニット自体に装着される連結具と、で構成されて成り、前記空気濾過ユニットの吐出パイプに穿設される吐出孔を上方に向けてマスク本体の下方に配置すると共に、該吐出パイプの略中央部に所定の長さを有する吐出孔被塞クリップを被塞して成り、使用時において、ウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットとを、独立した状態で配置することで、マスク本体の装着重量感を軽減すると同時に、マスク本体と顔面の間の隙間空間に濾過したエアーを送風してマスク本体の内側を高圧にして使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気を透明樹脂マスクの外周面と顔面との間に形成される隙間空間を利用して外気方向に誘導し、さらにその呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスク本体の周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができる手段を採る。
また、本発明におけるエアーマスクは、使用時においてウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットと、が其々独立して配置されて成るエアーマスクであって、前記ウイルス侵入防止手段は、キルティングマスクから成り、前記キルティングマスクは、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う通気性を有する平型マスクまたは立体成型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部を設けると共に、マスク本体の表地と、裏地がずれないようにミシン掛けしたキルティング生地で形成される空間部を連通するエアー通風路を形成し、マスク本体の上方に配置される吐出パイプに穿設される吐出孔を下方に向けてマスク本体の上辺部に形成される挿通空間部に挿通して成り、前記空気濾過ユニットは、少なくとも、濾過したエアーを顔面と前記キルティングマスクの間に供給する電動送風ファンと、空気中に浮遊するウイルスを濾過する機能を有して前記電動送風ファンに着脱自在に装着される濾過フィルターと、充電式バッテリーと、電源ジャック口と、ON/OFF切替スイッチと、風量調整ダイヤルと、電気回路基板類を備える制御操作装置と、濾過したエアーを吐出パイプに供給する塑性材料素材で形成される送風供給パイプと、濾過したエアーを使用者の鼻孔部と口元部領域付近に吐出する複数の吐出孔を穿設して脱着自在に形成される吐出パイプと、ユニット自体に装着される連結具と、で構成されて成り、使用時において、ウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットとを、独立した状態で配置することで、マスク本体の装着重量感を軽減すると同時に、マスク本体と顔面の間の隙間空間にキルティング生地内に形成されるエアー通風路を通して濾過したエアーを送風することでマスク本体の内側を高圧にして使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気をキルティング生地の縫い目によって形成される窪み部を利用して外気方向に誘導し、さらにマスク本体の周縁の隙間空間から呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスク本体の周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができる手段を採る。
本発明におけるエアーマスクによれば、ウイルス侵入防止手段と空気濾過ユニットとを、独立した状態で配置することで、マスクの装着重量感を軽減すると同時に、マスクと顔面の間の隙間空間に濾過したエアーを送風してマスクの内側を高圧にすることによって使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気を外気方向に誘導し、さらにマスクの周縁の隙間空間から呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスクの周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるエアーマスクによれば、ウイルス侵入防止手段と空気濾過ユニットが独立していることで、低価格帯のマスクの使用が可能になることから大量に消費する医療機関のランニングコストの低廉が図れると共に、緊急時において品薄状態となっているN95マスクの代用ができる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるエアーマスクによれば、使用時において吐出されるエアーの向きや吐出量を自在に調節できることから、メガネの曇り、ドライアイ現象、マスク内の呼気の籠り現象、マスク本体内の温度上昇等の問題を解消することができる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるエアーマスクによれば、使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状の隙間空間を形成する排気路パットを重ね合わせて使用することによって、使用者の呼気を外気方向に誘導することができると共に、その呼気とエアーがマスク本体外に排出されることでマスク本体の周縁付近の空気中に浮遊するにウイルスの侵入が阻止される、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるエアーマスクによれば、マスク本体の内側にポケット部が形成されことによって、清涼感が得られる清涼シート、口臭を吸収する活性炭シート、香料感が得られる香料シート、温熱効果が得られる温熱シート、冷却効果が得られる冷却シート、防塵性を高める防塵シート、細菌効果を高めるウイルス除去シート、通気性を遮断する防水シート、マスクの形状を整える成形シート、ポケット部から折り返し状に装着して使用する交換ガーゼシート、肌荒れを防止するスキンケア交換ガーゼシート等の使用者の目的に合わせた多目的シートを収納することができる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるエアーマスクによれば、ウイルス侵入防止手段の表地が不通気性の部材で形成するかまたは樹脂コーティング加工を施すことによって、衛生マスクの前面からのウイルスの侵入を完全に阻止することができる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるエアーマスクによれば、ウイルス侵入防止手段が、透明樹脂マスクで形成されることによって、口元が常に他人から視認することができると共に、マスク本体の側方および下方に排出されるエアーによってマスク本体の周縁付近の空気中に浮遊するにウイルスの侵入を阻止することができる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるエアーマスクによれば、ウイルス侵入防止手段が、不通気性の表地と、通気性の裏地がずれないようにマス目状にミシン掛けしたキルティング生地で形成されることによって、マスク本体内にエアーを送風してもマスク自体が大きく膨らむことがない上、マスク本体の周縁の隙間空間から呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスク本体の周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明におけるエアーマスクによれば、太陽電池モジュールを使用者の頭部を覆う覆被部材に配設することで、使用者の使用環境に合わせて室内、野外を問わずに自由に使用することができる、といった優れた効果を奏する。
本発明のエアーマスクの実施形態を示す説明図である。 (実施例1) 本発明のエアーマスクの別の実施形態を示す説明図である。(実施例2) 本発明のエアーマスクの別の実施形態を示す説明図である。(実施例3) 本発明のエアーマスクの別の実施形態を示す説明図である。(実施例4) 本発明のエアーマスクの別の実施形態を示す説明図である。(実施例5) 本発明のエアーマスクの起電形態の実施例を示す説明図である。
本発明におけるエアーマスク10は、使用時において、ウイルス侵入防止手段20と、空気濾過ユニット30とを、独立した状態で配置することで、マスク本体22の装着重量感を軽減すると同時に、マスク本体22と顔面の間の隙間空間26に濾過したエアーEを送風してマスク本体22の内側を高圧にすることによって使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気Cを外気方向に誘導し、さらにマスク本体22の周縁の隙間空間26から呼気CとエアーEがマスク本体22外に自然排出されることによってマスク本体22の周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができる手段を採ったことを最大の特徴とする。以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
尚、本発明のエアーマスク10は、以下に述べる実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、すなわち同一の作用効果を発揮できる形状及び寸法の範囲内で、適宜変更することができる。
また、本明細書中に単に「エアー」と記載される語句は、濾過された後の空気を意味すると共に、単に「空気」と記載される語句は、濾過される前の状態の空気を意味する。
図1は、本発明のエアーマスクの実施形態を示す説明図である。
図1(a)は、本発明におけるエアーマスク10の全体斜視図である。
本発明におけるエアーマスク10は、使用時においてウイルス侵入防止手段20と、空気濾過ユニット30と、が其々独立して配置されて成るエアーマスク10であって、該ウイルス侵入防止手段20は、衛生マスク11と、排気路パット24と、から成り、該衛生マスク11は、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う通気性を有する平型マスクまたは立体成型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部23を設けて成り、排気路パット24は、窪み状の排出経路25を形成すると共に、使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状の隙間空間26を形成して、衛生マスク11の内面に重ね合わせて成る手段を採ることができる。
ウイルス侵入防止手段20は、少なくとも使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う衛生マスク11と、排気路パット24から形成されるものである。
衛生マスク11は、マスク本体22と排気路パット24とで構成され、顔の鼻孔部と口元部領域を覆った天然繊維布または合成樹脂繊維素材によって形成されるもので、高精度の濾過機能を有するフィルター付きのマスクではなく、市販の安価且つ簡易構造の平型の布(ガーゼ)マスクや、立体成型マスク、ウレタンマスク等を使用して形成される。
マスク本体22は、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う通気性を有する略矩形の平マスクまたは立体成型マスクで形成されて、両側端には装着手段として耳掛け部23が設けられて形成される。材質的には、肌触りの良い天然繊維素材または合成繊維素材で形成されるもので不通気性・通気性の機能は特に要求されない。
排気路パット24は、マスク本体22の内側に配置され、使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状の隙間空間26を有してマスク本体22の形状に対して一回り小さい矩形の形状に形成される。
材質的には、例えば、柔軟性を有する肌触りの良い天然繊維素材または合成繊維素材で形成されるもので不通気性・通気性の機能は特に要求されない。
排出経路25は、排気路パット24の内側に窪み状に設けられるもので、鼻孔部と口元部からの呼吸気の通気路を確保すると共に、マスク本体22内に供給されたエアーEと使用者から吐出される呼気Cを外気方向に誘導する目的で形成される。
隙間空間26は、顔面とマスク本体22の間に形成される隙間空間と、排気路パット24の使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状に形成される隙間空間であって、吐出孔37から排出されたエアーEと使用者の鼻孔部と口元部から排気される呼気Cが充満するエリアであり、この顔面とマスク本体22の間に隙間空間26が形成されることで、少ないエアーEの供給量で呼気Cを速やかにマスク本体22外に排出することができると共に、外部からのウイルスの侵入を阻止することができる空間である。
空気濾過ユニット30は、エアーEを顔面と衛生マスク11の間に供給する電動送風ファン31と、空気中に浮遊するウイルスを濾過する機能を有して該電動送風ファン31に着脱自在に装着される濾過フィルター33と、充電式バッテリー34と、切替スイッチ、電源ジャック口44、ON/OFF切替スイッチ、風量調整ダイヤル、電気回路基板類を備える制御操作装置32等と、で構成される。
電動送風ファン31は、空気中に浮遊するウイルスを濾過フィルター33によって濾過したエアーEを電力供給バッテリー34を稼働電力として顔面と衛生マスク11の間に供給する小型軽量のマイクロファンで形成される。
制御操作装置32は、電源ジャック口44、ON/OFF切替スイッチ、風量調整ダイヤル、電気回路基板類を備えて形成される。
濾過フィルター33は、)電動送風ファン31に組み込まれる形状を有して形成されるもので、高濾過精度を備えるフィルターまたは、飛沫防止用の布体、又は塵埃防止用の不識布、又は細菌防止用のフィルターを備えて)電動送風ファン31に交換可能に装着される。
また、濾過フィルター33の構成としては、例えば、複数のシートを積層した積層構造を有し、積層されるシート間に活性炭、遠赤外線放射素材、金属箔、鉄粉含有発熱素材、不織紙、不織布、ポリウレタン、マイナスイオン発生素材、磁石、吸湿発熱素材等から1または2以上を含んで構成される。
充電式バッテリー34は、充電式の乾電池や小型バッテリーによって電力が供給される稼働電力源である。
送風供給パイプ35は、濾過フィルター33で濾過されたエアーEを)電動送風ファン31によって吐出パイプ36に供給するパイプであって、使用される人の顔や頭部の形状に合わせてフレキシブルに変形できる塑性材料素材(銅、アルミ、鉄及び形状記憶合成樹脂)等で所定の長さを有して形成される。
吐出パイプ36は、使用される人の顔の形状に合わせてフレキシブルに変形できる塑性材料素材(銅、アルミ、鉄及び形状記憶合成樹脂)等で形成されて送風供給パイプ35の先端に連結され、濾過フィルター33によって濾過したエアーEが吐出される複数の吐出孔37を備えて形成されるもので、衛生マスク11の上辺部付近に配設されることによって、濾過したエアーEを使用者の鼻孔部ならびに口元部領域に排出する構造に形成される。また、吐出パイプ36の吐出孔37を下向きに向けることによって、使用者の鼻孔部ならびに口元部から排出される呼気CをエアーEの流れに沿ってマスク本体22外に速やかに排出すると共に、新しい濾過したエアーEを使用者の鼻孔部ならびに口元部領域に供給することでマスク本体22の内側の息の籠りを防止する同時にマスク本体22の周縁付近の空気中に浮遊するウイルスの侵入を阻止する役割を果たす。
頭部取付手段38は、空気濾過ユニット30を使用者の頭部に装着する目的で形成されるもので、例えば、ゴムバンド、締め付けバンド、カチューシャ、オーバーヘッドキャリア、キャップ(帽子)などによって形成される。
装着手段29は、空気濾過ユニット30をゴムバンド、締め付けバンド、カチューシャ、オーバーヘッドキャリア、キャップ(帽子)、胸ポケット、腰ベルト、首紐などに装着する目的で形成されるもので、例えば、クリップ、平面ファスナー、ボタン、バンド通しなどによって形成される。
エアーEは、外部の空気Rを濾過フィルター33で濾過し、該濾過したエアーEを電動送風ファン31によって塑性材料素材で形成される送風供給パイプ35に送風し、さらにその濾過したエアーEを吐出パイプ36を介して吐出孔37より吐出されるもので、そのエアーEの効果は、吸気の絶対吸入量を安定的に確保すると共に顔面とマスク本体22の間の隙間空間26を外気よりやや高圧にすることで空気中に浮遊するウイルスの侵入を阻止する役目と、使用者の鼻孔ならびに口元から排出される呼気Cをマスク本体22外に速やかに排出する役目を果たすものである。
図1(b)は、本発明のエアーマスク10の使用状態を示す説明図である。
使用者の鼻孔部ならびに口元部上方に配置された吐出パイプ36の吐出孔37から排出されたエアーEの流れに沿って、使用者の鼻孔部ならびに口元部及びマスクの網目の隙間から排出される呼気Cを速やかにマスク本体22外に排出させると同時に、呼気Cの上方への排出を防ぐことでメガネの曇りや、ドライアイ現象を防ぐことができる。
図1(c)は、本発明のエアーマスク10のエアーEの通風状態を示す断面説明図である。
(1))電動送風ファン1によって空気濾過ユニット30内に空気R(外気)が吸引される。
(2)吸引された空気R(外気)が濾過フィルター33によって濾過される。
(3)塑性材料素材で形成される送風供給パイプ35が使用者の鼻孔部ならびに口元部領域付近の顔面の形状に合わせて適宜に曲げられて配設される。
(4)送風供給パイプ35の先端に連結される吐出パイプ36の吐出孔37を下方に向け、その吐出孔37から濾過したエアーEが下向きに吐出される。
(5)排気路パット24の隙間空間26に充満したエアーEと、使用者の呼気Cが排出経路25を通過してマスク本体22外に排出される。
(6)エアーEがマスク本体22外に排出されることでマスク本体22の周縁付近の空気中に浮遊するにウイルスの侵入が阻止される。
以上で構成される本発明のエアーマスク10は、使用時において、衛生マスク11と空気濾過ユニット30とを、独立した状態で配置することで、マスク本体22の装着重量感を軽減すると同時に、マスク本体22の内面と顔面の間に濾過したエアーEを送風することで使用者の呼気Cを外気方向に誘導し、さらに吸気の絶対吸入量を安定的に確保し、さらにまた、マスク本体22の周縁から呼気とエアーEがマスク本体22外に排出されることでマスク本体22の周縁付近の空気中に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができると共に、医療用マスクを大量に消費する医療機関のランニングコストの低廉が図れ、さらに使用時において吐出されるエアーEの向きや吐出量を自在に調節できることから、メガネの曇り、ドライアイ現象の防止、マスク本体22内の呼気Cの籠り現象による温度上昇等の多くの問題を解消することができるエアーマスク10の提供を可能にする。
図2は、本発明のエアーマスクの別の実施形態を示す説明図である。
図2(a)は、本発明におけるエアーマスク10の全体斜視図である。
本発明におけるエアーマスク10は、使用時においてウイルス侵入防止手段20と、空気濾過ユニット30と、が其々独立して配置されて成るエアーマスク10であって、該ウイルス侵入防止手段20は、衛生マスク11と、排気路パット24と、から成り、該衛生マスク11は、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う通気性を有する平型マスクまたは立体成型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部23を設け、さらに衛生マスク11の内側には多目的シート50を収納することができるポケット部49を形成して成る手段を採ることができる。
尚、空気濾過ユニット30は、実施例1と同様の構成であるため、その説明の一部を省略する。
排気路パット24は、マスク本体22の内側に配置され、使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状の隙間空間26を有してマスク本体22の形状に対して一回り小さい矩形の形状に形成される。
材質的には、例えば、柔軟性を有する肌触りの良い天然繊維素材または合成繊維素材で形成されるもので不通気性・通気性の機能は特に要求されない。
排出経路25は、排気路パット24の内側に窪み状に設けられるもので、鼻孔部と口元部からの呼吸気の通気路を確保すると共に、マスク本体22内に供給されたエアーEと使用者から吐出される呼気Cをマスク本体22外に排出する目的で形成される。
ポケット部49は、使用者の目的に合わせた多目的シート50を収納することができるポケット状の空間部で、衛生マスク11(マスク本体22)の内側に形成される。
多目的シート50は、ポケット部49に出し入れ可能な略矩形の形状に形成されるシート状の部材で形成される。例えば、清涼感が得られる清涼シート、口臭を吸収する活性炭シート、香料感が得られる香料シート、温熱効果が得られる温熱シート、冷却効果が得られる冷却シート、防塵性を高める防塵シート、細菌効果を高めるウイルス除去シート、通気性を遮断する防水シート、マスクの形状を整える成形シート、ポケット口から折り返し状に装着して使用する交換ガーゼシート、肌荒れを防止するスキンケアシート、マイナスイオン発生素材シート、不織紙シート、不織布シート、金属箔シート、遠赤外線放射素材シート等で形成される。
エアーEは、外部の空気Rを濾過フィルター33で濾過し、該濾過したエアーEを)電動送風ファン31によって塑性材料素材で形成される送風供給パイプ35に送風し、さらにその濾過したエアーEを吐出パイプ36を介して吐出孔37より吐出されるもので、そのエアーEの効果は、吸気の絶対吸入量を安定的に確保すると共に顔面とマスク本体22の間の隙間空間26を外気よりやや高圧にすることで空気中に浮遊するウイルスの侵入を阻止する役目と、使用者の鼻孔ならびに口元から排出される呼気Cをマスク本体22外に速やかに排出する役目を果たすものである。
隙間空間26は、顔面とマスク本体22の間に形成される隙間空間と、排気路パット24の使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状に形成される隙間空間であって、吐出孔37から排出されたエアーEと使用者の鼻孔部と口元部から排気される呼気Cが充満するエリアであり、この顔面とマスク本体22の間に隙間空間26が形成されることで、少ないエアーEの供給量で呼気Cを速やかにマスク本体22外に排出することができると共に、外部からのウイルスの侵入を阻止することができる空間である。
図2(b)は、本発明のエアーマスク10の使用状態を示す説明図である。
使用者の鼻孔部ならびに口元部上方に配置された吐出パイプ36の吐出孔37から排出されたエアーEの流れに沿って、使用者の鼻孔部ならびに口元部から排出される呼気Cを速やかにマスク本体22外に排出させると同時に、呼気Cの上方への排出を防ぐことでメガネの曇りや、ドライアイ現象を防ぐことができる。
図2(c)は、本発明のエアーマスク10のエアーEの通風状態を示す断面説明図である。
(1))電動送風ファン31によって空気濾過ユニット30内に空気R(外気)が吸引される。
(2)吸引された空気R(外気)が濾過フィルター33によって濾過される。
(3)塑性材料素材で形成される送風供給パイプ35が使用者の鼻孔部ならびに口元部領域付近の顔面の形状に合わせて適宜に曲げられて配設される。
(4)送風供給パイプ35の先端に連結される吐出パイプ36の吐出孔37を下方に向け、その吐出孔37から濾過したエアーEが吐出される。
(5)排気路パット24の隙間空間26に吐出孔37から吐出されたエアーEの流れと、使用者の呼気Cが排出経路25を通過してマスク本体22外に排出される。
(6)エアーEがマスク本体22外に排出されることでマスク本体22の周縁付近の空気中に浮遊するにウイルスの侵入が阻止される。
(7)マスク本体22の内側に形成されるポケット部49に清涼感が得られる清涼シート、口臭を吸収する活性炭シート、香料感が得られる香料シート、温熱効果が得られる温熱シート、冷却効果が得られる冷却シート、防塵性を高める防塵シート、細菌効果を高めるウイルス除去シート、通気性を遮断する防水シート、マスクの形状を整える成形シート、ポケット口から折り返し状に装着して使用する交換ガーゼシート、肌荒れを防止するスキンケアシート、マイナスイオン発生素材シート、不織紙シート、不織布シート、金属箔シート、遠赤外線放射素材シート等、使用者の目的に合わせた多目的シートを収納する。
以上で構成される本発明のエアーマスク10は、使用時において、ウイルス侵入防止手段20(衛生マスク11)と、空気濾過ユニット30とを、独立した状態で配置することで、マスク本体22の装着重量感を軽減すると同時に、マスク本体22の内面と顔面の間に濾過したエアーEを送風することで使用者の呼気Cを外気方向に誘導し、さらに吸気の絶対吸入量を安定的に確保し、さらにまた、マスク本体22の周縁から呼気とエアーEがマスク本体22外に排出されることでマスク本体22の周縁付近の空気中に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができると共に、マスク本体22の内側にポケット部49が形成されることによって、使用者の目的に合わせた多目的シート50を収納することができるエアーマスク10の提供を可能にする。
図3は、本発明のエアーマスクの別の実施形態を示す説明図である。
図3(a)は、本発明におけるエアーマスク10の全体斜視図である。
本発明のエアーマスク10は、使用時においてウイルス侵入防止手段20と、空気濾過ユニット30と、が其々独立して配置されて成るエアーマスク10であって、該ウイルス侵入防止手段20は、不通気性マスク14と、排気路パット24と、から成り、該不通気性マスク14は、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う不通気性の素材で形成されるか、またはマスク本体の前面に樹脂コーティング加工を施した平型マスクまたは立体成型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部23を設けて成り、排気路パット24は、窪み状の排出経路25を形成すると共に、使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状の隙間空間26を形成して、不通気性マスク14の内面に重ね合わせて成る手段を採ることができる。
尚、空気濾過ユニット30は、実施例1と同様の構成であるため、その説明の一部を省略する。
不通気性マスク14は、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う不通気性の素材で形成されるか、またはマスク本体の前面に樹脂コーティング加工を施した平型マスクまたは立体成型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部23を設けて成り、素材は、例えば、合成樹脂製シート及びフィルム、合成化学繊維、合成樹脂素材などが使われる。
排気路パット24は、マスク本体22内側に配置され、使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状の隙間空間26を有してマスク本体22の形状に対して一回り小さい矩形の形状に形成される。
材質的には、例えば、柔軟性を有する肌触りの良い天然繊維素材または合成繊維素材で形成されるもので不通気性・通気性の機能は特に要求されない。
排出経路25は、排気路パット24の内側に窪み状に設けられるもので、鼻孔部と口元部からの呼吸気の通気路を確保すると共に、マスク本体22内に供給されたエアーEと使用者から吐出される呼気Cを外気方向に排出する目的で形成される。
エアーEは、外部の空気Rを濾過フィルター33で濾過し、該濾過したエアーEを電動送風ファン31によって塑性材料素材で形成される送風供給パイプ35に送風し、さらにその濾過したエアーEを吐出パイプ36を介して吐出孔37より吐出されるもので、そのエアーEの効果は、吸気の絶対吸入量を安定的に確保すると共に顔面とマスク本体22の間の隙間空間26を外気よりやや高圧にすることで空気中に浮遊するウイルスの侵入を阻止する役目と、使用者の鼻孔ならびに口元から排出される呼気Cをマスク本体22外に速やかに排出する役目を果たすものである。
隙間空間26は、顔面とマスク本体22の間に形成される隙間空間と、排気路パット24の使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状に形成される隙間空間であって、吐出孔37から排出されたエアーEと使用者の鼻孔部と口元部から排気される呼気Cが充満するエリアであり、この顔面とマスク本体22の間に隙間空間26が形成されることで、少ないエアーEの供給量で呼気Cを速やかにマスク本体22外に排出することができると共に、外部からのウイルスの侵入を阻止することができる空間である。
吐出パイプ36は、送風供給パイプ35の先端に連結され、濾過フィルター33によって濾過されたエアーEが上方に吐出される複数の吐出孔37を備えて形成されるもので、ブリッジ式の透明マスク21の下辺部付近に配設されることによって、濾過されたエアーEを使用者の鼻孔ならびに口元領域に排出する役目を果たす。
樹脂コーティング加工は、合成樹脂、天然ゴム等をマスク本体22の表地27に塗布して不通気性の素材とするものである。
図3(b)は、本発明のエアーマスク10の使用状態を示す説明図である。
使用者の鼻孔部ならびに口元部上方に配置された吐出パイプ36の吐出孔37から排出されたエアーEの流れに沿って、使用者の鼻孔部ならびに口元部から排出される呼気Cを排気路パット24の排出経路25によって速やかにマスク本体22外に排出させることができると同時に、呼気Cの上方への排出を防ぐことで、メガネの曇りや、ドライアイ現象を防ぐものである。
図3(c)は、本発明のエアーマスク10のエアーEの通風状態を示す断面説明図である。
(1))電動送風ファン31によって空気濾過ユニット30内に空気R(外気)が吸引される。
(2)吸引された空気R(外気)が濾過フィルター33によって濾過される。
(3)塑性材料素材で形成される送風供給パイプ35が使用者の鼻孔部ならびに口元部領域付近で顔面の形状に合わせて適宜に曲げられて配設される。
(4)送風供給パイプ35の先端に連結される吐出パイプ36の吐出孔37を下方に向け、その吐出孔37から濾過したエアーEが吐出される。
(5)排気路パット24の隙間空間26に吐出孔37から吐出されたエアーEと、使用者の呼気Cが、排気路パット24の排出経路25を通過してマスク本体22外に排出される。
(6)エアーEがマスク本体22外に排出されることでマスク本体22の周縁付近の空気中に浮遊するにウイルスの侵入が阻止される。
以上で構成される本発明のエアーマスク10は、マスク本体22の表地27が不通気性の素材で形成するかまたは樹脂コーティング加工を施すことによって、マスク本体22の前面からのウイルスの侵入を完全に阻止することができる共に、マスク本体22の表地27にインフクリンスプレー塗布や光触媒処理などの抗菌処理加工を施すことによって、ウイルスの付着や増殖ならびに透過を軽減することができるエアーマスク10の提供を図ることもできる。
図4は、本発明のエアーマスクの別の実施形態を示す説明図である。
図4(a)は、本発明のエアーマスクの装着状態を示す全体斜視図である。
本発明におけるエアーマスク10は、使用時においてウイルス侵入防止手段20と、空気濾過ユニット30と、が其々独立して配置されて成るエアーマスク10であって、該ウイルス侵入防止手段20は、透明樹脂マスク12と、排出阻止部材40と、から成り、空気濾過ユニット30の吐出パイプ36に穿設される吐出孔37を上方に向けてマスク本体22の下方に配置すると共に、該吐出パイプ36の略中央部に所定の長さを有する吐出孔被塞クリップ47を被塞して成る手段を採ることができる。
透明樹脂マスク12は、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う透明樹脂部材による平型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部23を設けて形成される。
また、透明な樹脂シート板46の表面にAVカット加工や透明カラーを着色することで美容を目的とする透明樹脂マスク12とすることもできる。
尚、空気濾過ユニット30は、実施例1と同様の構成であるため、その一部の部品を除いて説明を省略する。
排出阻止部材40は、マスク本体22の上辺部に貼着されてメガネの曇りやドライアイ現象を防止する役割を果たすもので、例えば、透明な形状保持プラスチック部材や柔軟な且つ透明な塩ビ樹脂成型材で形成される。
吐出孔被塞クリップ47は、吐出パイプ36の中央部に所定の長さを有して、スリットが入ったパイプ状のクリップを吐出パイプ36の外側から被せられる形状に形成され、使用時においては、吐出パイプ36の略中央の鼻孔部ならびに口元部位置に装着されるもので、吐出パイプ36の略中央部を吐出孔被塞クリップ47(使用者の鼻孔からの呼気Cの排出を妨げない手段)によって被塞することで、吐出孔37から吐出されるエアーEが使用者の鼻孔部ならびに口元部に直接当たらないように回避して排出するものである。
エアーEは、外部の空気Rを濾過フィルター33で濾過し、該濾過したエアーEを電動送風ファン31によって塑性材料素材で形成される送風供給パイプ35に送風し、さらにその濾過したエアーEを吐出パイプ36を介して吐出孔37より吐出されるもので、そのエアーEの効果は、吸気の絶対吸入量を安定的に確保すると共に顔面とマスク本体22の間の隙間空間26を外気よりやや高圧にすることで空気中に浮遊するウイルスの侵入を阻止する役目と、使用者の鼻孔ならびに口元から排出される呼気Cをマスク本体22外に速やかに排出する役目を果たすものである。
隙間空間26は、顔面とマスク本体22の間に形成される隙間空間であって、吐出孔37から排出されたエアーEと使用者の鼻孔部と口元部から排気される呼気Cが充満するエリアであり、この顔面とマスク本体22の間に隙間空間26が形成されることで、少ないエアーEの供給量で呼気Cを速やかにマスク本体22外に排出することができると共に、外部からのウイルスの侵入を阻止することができる空間である。
図4(b)は、本発明のエアーマスク10の使用状態を示す説明図である。
衛生マスク11が、透明な樹脂シート板46で形成されることで、使用者の顔全体が遮蔽物がないクリアな状態で視認することができる。
また、衛生マスク11の上辺部に透明且つ柔軟な排出阻止部材40(眼部の方へエアーEが排出されない構造)を貼設されることで、使用者の鼻孔や口元から排出される呼気Cによるメガネの曇り、ドライアイ現象を解消することができる。
さらに、透明樹脂マスク12の下辺部に吐出パイプ36を配設し、該吐出パイプ36に穿設される吐出孔37を上方に向けて装着することで、エアーEがマスク本体22外に排出されることでマスク本体22の周縁付近の空気中に浮遊するにウイルスの侵入が阻止される。
図4(c)は、本発明のエアーマスク10におけるエアーEの通気状態を示す断面説明図である。
吐出パイプ36の中央部に所定の長さを有する吐出孔被塞クリップ47(使用者の鼻孔からの呼気Cの排出を妨げない手段)を設けることによって、吐出パイプ36から吐出されたエアーEは吐出孔被塞クリップ47によって左右に分断された状態で上方の透明な樹脂シート板46で形成された衛生マスク11と使用者の頬との密着された領域に突き当り、顔面のほうれい線の凹部に沿って下方に排出されるものである。
(1))電動送風ファン31によって空気濾過ユニット30内に空気R(外気)が吸引される。
(2)吸引された空気R(外気)が濾過フィルター33によって濾過される。
(3)塑性材料素材で形成される送風供給パイプ35が使用者の鼻孔部ならびに口元部領域付近で顔面の顎部形状に合わせて適宜に曲げられて配設される。
(4)送風供給パイプ35の先端に連結される吐出パイプ36の吐出孔37を上方に向け、その吐出孔37から濾過したエアーEが吐出される。
(5)吐出された濾過したエアーEが両頬の一部に突き当たることによって、マスク本体22の側方に排出される。
(6)さらに、吐出孔37から吐出されたエアーEが透明な樹脂シート板46と顔面の間の隙間空間26に流れ込むことよって使用者の呼気Cがその流れに沿ってマスク本体22外に排出される。
(7)エアーEがマスク本体22外に排出されることでマスク本体22の周縁付近の空気中に浮遊するにウイルスの侵入が阻止される。
以上で構成される本発明のエアーマスク10は、衛生マスク11が透明な樹脂シート板46で形成されることによって、口元が常に他人から視認できると共に、透明な樹脂シート板46の表面にAVカット加工や透明カラーを着色することで美容を目的とするエアーマスク10とすることもできる。
さらに、マスク本体22の前方ならびに側方および下方に吐出されるエアーEによってマスク本体22の周縁付近の空気中に浮遊するにウイルスの侵入を阻止することができるエアーマスク10の提供を可能にする。
図5は、本発明のエアーマスクの別の実施形態を示す説明図である。
図5(a)は、本発明のエアーマスクの装着状態を示す説明図である。
本発明のエアーマスク10は、使用時においてウイルス侵入防止手段20と、空気濾過ユニット30と、が其々独立して配置されて成るエアーマスク10であって、該ウイルス侵入防止手段20は、キルティングマスク13から成り、該キルティングマスク13は、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う通気性を有する平型マスクまたは立体成型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部23を設けると共に、マスク本体22の表地27と、裏地28がずれないようにミシン掛けしたキルティング生地で形成される空間部51を連通するエアー通風路53を形成し、該マスク本体22の上方に配置される吐出パイプ36に穿設される吐出孔37を下方に向けてマスク本体22の上辺部に形成される挿通空間部52に挿通して成る手段を採ることができる。
尚、空気濾過ユニット30は、実施例1と同様の構成であるため、その説明の一部を省略する。
空間部51は、ウイルス侵入防止手段20の表地27と、裏地28がずれないようにマス目状にミシン掛けしたキルティング生地で形成されるもので、エアーEはその生地の繊維の隙間から流出することでマスク本体22の周縁付近の空気中に浮遊するにウイルスの侵入を阻止する役目を果たすものである。
エアー通風路53は、マス目状の空間部51と空間部51を連結するエアーEの通風路であって、マスク本体22の上辺部に形成される挿通空間部52に連通すると共に、その他の空間部51にエアーEを送る役割を果たすものである。
縫目凹部54は、空間部51と空間部51マス目状にミシン掛けされることで形成される凹部で、エアーEと呼気Cが該凹部を通ってマスク本体22の周縁から外部に排出されることでマスク本体22の周縁付近の空気中に浮遊するにウイルスの侵入を阻止する役割を果たす。
エアーEは、外部の空気Rを濾過フィルター33で濾過し、該濾過したエアーEを電動送風ファン31によって塑性材料素材で形成される送風供給パイプ35に送風し、さらにその濾過したエアーEを吐出パイプ36を介して吐出孔37より吐出されるもので、そのエアーEの効果は、吸気の絶対吸入量を安定的に確保すると共に顔面とマスク本体22の間の隙間空間26を外気よりやや高圧にすることで空気中に浮遊するウイルスの侵入を阻止する役目と、使用者の鼻孔ならびに口元から排出される呼気Cをマスク本体22外に速やかに排出する役目を果たすものである。
隙間空間26は、顔面とマスク本体22の間に形成される隙間空間であって、吐出孔37から排出されたエアーEと使用者の鼻孔部と口元部から排気される呼気Cが充満するエリアであり、この顔面とマスク本体22の間に隙間空間26が形成されることで、少ないエアーEの供給量で呼気Cを速やかにマスク本体22外に排出することができると共に、外部からのウイルスの侵入を阻止することができる空間である。
図5(b)は、本発明のエアーマスク10におけるエアーEの通気状態を示す断面説明図である。
本発明のエアーマスク10は、マスク本体22の不通気性の表地27に通気性の裏地28をマス目状にミシン掛けして複数の空間部51を形成し、該空間部51同士をエアー通風路53によって連通させ、さらにマスク本体22の上方に配置される吐出パイプ36に穿設される吐出孔37を下方に向けて連通させることで、エアーEがマス目状の空間部51に順次充填され通気性の裏地23の繊維の隙間からエアーEがマスク本体22と顔面の間に排出され、さらに該エアーEと呼気Cが縫目凹部54を通ってマスク本体22の周縁から外気方向に排出されることでマスク本体22の周縁付近の空気中に浮遊するにウイルスの侵入を阻止する役割を果たすものである。
図5(c)は、本発明のエアーマスク10のエアーEの通風状態を示す拡大断面説明図である。
(1)電動送風ファン31によって空気濾過ユニット30内に空気R(外気)が吸引される。
(2)吸引された空気R(外気)が濾過フィルター33によって濾過される。
(3)塑性材料素材で形成される送風供給パイプ35が使用者の鼻孔部ならびに口元部領域付近で顔面の形状に合わせて適宜に曲げられて配設される。
(4)送風供給パイプ35の先端に連結される吐出パイプ36の吐出孔37を下方に向け、その吐出孔37から濾過したエアーEが吐出される。
(5)マスク本体22の上辺部に形成される挿通空間部52に吐出されたエアーEはエアー通風路53を通って空間部51に通風され、さらにエアー通風路53を通って次の空間部51に順次通風される。
(6)空間部51に充填されたエアーEは、通気性の裏地23の繊維の隙間から徐々に排出される。
(7)隙間空間26に吐出されたエアーEと、使用者の呼気Cが縫目凹部54を通過してマスク本体22外に排出される。
(8)エアーEがマスク本体22外に排出されることでマスク本体22の周縁付近の空気中に浮遊するにウイルスの侵入が阻止される。
以上で構成される本発明のエアーマスク10は、マスク本体22の表地27と、裏地23がずれないようにマス目状にミシン掛けしたキルティング生地で形成されることによって、マスク本体22内にエアーEを送風してもマスク本体22自体がマス目状の空間部51によって大きく膨らむことがないと共に、マスク本体22の周縁から呼気とエアーEが外気方向に排出されることで、マスク本体22の周縁付近の空気中に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができるエアーマスク10の提供を可能にする。
図6は、本発明のエアーマスクの起電形態の実施例を示す説明図である。
図6(a)は、本発明におけるエアーマスク10の全体斜視図である。
本発明のエアーマスク10は、例えば、頭部取付手段38が使用者の頭部を覆う覆被部材48により成形され、該被覆部材48の表面には太陽電池モジュール43が配設されると共に、該太陽電池モジュール43の電源接続プラグ45と空気濾過ユニット30の制御操作装置32に内蔵される電源ジャック口44とが接続可能に構成された発電ユニット41を備える手段を採ることができる。
発電ユニット41は、使用者の頭部を覆う被覆部材48の表面に太陽電池モジュール43を配設すると共に、該太陽電池モジュール43の電源接続プラグ45と空気濾過ユニット30の制御操作装置32に内蔵される電源ジャック口44とが接続可能に形成される。
太陽電池モジュール43は、セルを必要数並べて、樹脂や強化ガラスで保護し、屋内外で使用できるように処理したもので「太陽電池パネル」とも呼ばれる。モジュール自体は単品で構成されているものではなく、パッケージ化された製品として完成されたものである。
覆被部材48は、頭部取付手段38の上方に位置して頭部全体を覆う形状に形成されるもので、例えば、ゴムバンド、締め付けバンド、カチューシャ、オーバーヘッドキャリア、キャップ(帽子)などによって形成される。
図6(b)は、本発明の発電ユニット41の装着状態を示す説明図である。
頭部を覆う覆被部材48(キャップ)の表面に配置された太陽電池モジュール43によって発電された電力を電源接続プラグ45を介して制御操作装置32に内蔵される電源ジャック口44に接続することによって空気濾過ユニット30の電動送風ファン31を稼働させるもので、例えば、通勤移動、室内業務、手術室、野外活動、など幅広い範囲で使用することができる。
以上で構成される本発明の発電ユニット41付きのエアーマスク10は、太陽電池モジュール43を使用者の頭部全体を覆う覆被部材48の表面に配設することで、使用者の使用環境に合わせて室内、野外を問わずに自由に使用できる発電ユニット41付きのエアーマスク10の提供を可能にする。
尚、上記起電形式は、DC電源によって稼働する実施例を述べているが、AC電源によって稼働する手段を採ることもできる。
本発明のエアーマスクは、使用時において、ウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットとを、独立した状態で配置することで、マスクの装着重量感を軽減すると同時に、マスクと顔面の間の隙間空間に濾過したエアーを送風してマスクの内側を高圧にすることによって使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気を外気方向に誘導し、さらにマスクの周縁の隙間空間から呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスクの周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができることから、本発明における「エアーマスク」の産業上の利用可能性は極めて大であるものと思料する。
10 エアーマスク
11 衛生マスク
12 透明樹脂マスク
13 キルティングマスク
14 不通気性マスク
20 ウイルス侵入防止手段
21 衛生マスク
22 マスク本体
23 耳掛け部
24 排気路パット
25 排出経路
26 隙間空間
27 表地
28 裏地
29 連結具
30 空気濾過ユニット
31 電動送風ファン
32 制御操作装置
33 濾過フィルター
34 充電式バッテリー
35 送風供給パイプ
36 吐出パイプ
37 吐出孔
38 頭部取付手段
39 装着手段
40 排出阻止部材
41 発電ユニット
43 太陽電池モジュール
44 電源ジャック口
45 電源接続プラグ
46 透明な樹脂シート板
47 吐出孔被塞クリップ
48 覆被部材
49 ポケット部
50 多目的シート
51 空間部
52 挿通空間部
53 エアー通風路
54 縫目凹部
C 呼気
E エアー(濾過された後の空気)
R 空気 (濾過される前の空気)

Claims (5)

  1. 使用時においてウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットと、が其々独立して配置されて成るエアーマスクであって、
    前記ウイルス侵入防止手段は、衛生マスクと、排気路パットと、から成り、
    前記衛生マスクは、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う通気性を有する平型マスクまたは立体成型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部を設けて成り、
    前記排気路パットは、窪み状の排出経路を形成すると共に、使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状の隙間空間を形成して、前記衛生マスクの内面に重ね合わせて成り、
    前記空気濾過ユニットは、少なくとも、濾過したエアーを顔面と前記衛生マスクの間に供給する電動送風ファンと、空気中に浮遊するウイルスを濾過する機能を有して前記電動送風ファンに着脱自在に装着される濾過フィルターと、充電式バッテリーと、電源ジャック口と、ON/OFF切替スイッチと、風量調整ダイヤルと、電気回路基板類を備える制御操作装置と、濾過したエアーを吐出パイプに供給する塑性材料素材で形成される送風供給パイプと、濾過したエアーを使用者の鼻孔部と口元部領域付近に吐出する複数の吐出孔を穿設して脱着自在に形成される吐出パイプと、ユニット自体に装着される連結具と、で構成されて成り、
    使用時において、ウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットとを、独立した状態で配置することで、マスク本体の装着重量感を軽減すると同時に、マスク本体と顔面の間の隙間空間に濾過したエアーを送風してマスク本体の内側を高圧にすることによって使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気を外気方向に誘導し、さらにマスク本体の周縁の隙間空間から呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスク本体の周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができることを特徴とするエアーマスク。
  2. 使用時においてウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットと、が其々独立して配置されて成るエアーマスクであって、
    前記ウイルス侵入防止手段は、衛生マスクと、排気路パットと、から成り、
    前記衛生マスクは、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う通気性を有する平型マスクまたは立体成型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部を設け、さらに該衛生マスクの内側には多目的シートを収納することができるポケット部を形成して成り、
    前記排気路パットは、窪み状の排出経路を形成すると共に、使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状の隙間空間を形成して、前記衛生マスクの内面に重ね合わせて成り、
    前記空気濾過ユニットは、少なくとも、濾過したエアーを顔面と前記衛生マスクの間に供給する電動送風ファンと、空気中に浮遊するウイルスを濾過する機能を有して前記電動送風ファンに着脱自在に装着される濾過フィルターと、充電式バッテリーと、電源ジャック口と、ON/OFF切替スイッチと、風量調整ダイヤルと、電気回路基板類を備える制御操作装置と、濾過したエアーを吐出パイプに供給する塑性材料素材で形成される送風供給パイプと、濾過したエアーを使用者の鼻孔部と口元部領域付近に吐出する複数の吐出孔を穿設して脱着自在に形成される吐出パイプと、ユニット自体に装着される連結具と、で構成されて成り、
    使用時において、ウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットとを、独立した状態で配置することで、マスク本体の装着重量感を軽減すると同時に、マスク本体と顔面の間の隙間空間に濾過したエアーを送風してマスク本体の内側を高圧にすることによって使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気を外気方向に誘導し、さらにマスク本体の周縁の隙間空間から呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスク本体の周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができることを特徴とするエアーマスク。
  3. 使用時においてウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットと、が其々独立して配置されて成るエアーマスクであって、
    前記ウイルス侵入防止手段は、不通気性マスクと、排気路パットと、から成り、
    前記不通気性マスクは、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う不通気性の素材で形成されるか、またはマスク本体の前面に樹脂コーティング加工を施した平型マスクまたは立体成型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部を設けて成り、
    前記排気路パットは、窪み状の排出経路を形成すると共に、使用者の鼻孔部と口元領域部を回避する凹部状の隙間空間を形成して、前記不通気性マスクの内面に重ね合わせて成り、
    前記空気濾過ユニットは、少なくとも、濾過したエアーを顔面と前記不通気性マスクの間に供給する電動送風ファンと、空気中に浮遊するウイルスを濾過する機能を有して前記電動送風ファンに着脱自在に装着される濾過フィルターと、充電式バッテリーと、電源ジャック口と、ON/OFF切替スイッチと、風量調整ダイヤルと、電気回路基板類を備える制御操作装置と、濾過したエアーを吐出パイプに供給する塑性材料素材で形成される送風供給パイプと、濾過したエアーを使用者の鼻孔部と口元部領域付近に吐出する複数の吐出孔を穿設して脱着自在に形成される吐出パイプと、ユニット自体に装着される連結具と、で構成されて成り、
    使用時において、ウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットとを、独立した状態で配置することで、マスク本体の装着重量感を軽減すると同時に、マスク本体と顔面の間の隙間空間に濾過したエアーを送風してマスク本体の内側を高圧にすることによって使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気を外気方向に誘導し、さらにマスク本体の周縁の隙間空間から呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスク本体の周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができることを特徴とするエアーマスク。
  4. 使用時においてウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットと、が其々独立して配置されて成るエアーマスクであって、
    前記ウイルス侵入防止手段は、透明樹脂マスクと、排出阻止部材と、から成り、
    前記透明樹脂マスクは、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う透明樹脂部材による平型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部を設けて成り、
    前記排出阻止部材は、透明且つ柔軟な素材で形成される略矩形の形状を有して前記透明樹脂マスクの上辺部に貼設して成り、
    前記空気濾過ユニットは、少なくとも、濾過したエアーを顔面と前記透明樹脂マスクの間に供給する電動送風ファンと、空気中に浮遊するウイルスを濾過する機能を有して前記電動送風ファンに着脱自在に装着される濾過フィルターと、充電式バッテリーと、電源ジャック口と、ON/OFF切替スイッチと、風量調整ダイヤルと、電気回路基板類を備える制御操作装置と、濾過したエアーを吐出パイプに供給する塑性材料素材で形成される送風供給パイプと、濾過したエアーを使用者の鼻孔部と口元部領域付近に吐出する複数の吐出孔を穿設して脱着自在に形成される吐出パイプと、ユニット自体に装着される連結具と、で構成されて成り、
    前記空気濾過ユニットの吐出パイプに穿設される吐出孔を上方に向けてマスク本体の下方に配置すると共に、該吐出パイプの略中央部に所定の長さを有する吐出孔被塞クリップを被塞して成り、
    使用時において、ウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットとを、独立した状態で配置することで、マスク本体の装着重量感を軽減すると同時に、マスク本体と顔面の間の隙間空間に濾過したエアーを送風してマスク本体の内側を高圧にして使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気を透明樹脂マスクの外周面と顔面との間に形成される隙間空間を利用して外気方向に誘導し、さらにその呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスク本体の周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができることを特徴とするエアーマスク。
  5. 使用時においてウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットと、が其々独立して配置されて成るエアーマスクであって、
    前記ウイルス侵入防止手段は、キルティングマスクから成り、
    前記キルティングマスクは、使用者の鼻孔部と口元部領域を覆う通気性を有する平型マスクまたは立体成型マスクで形成されると共に、両側端に耳掛け部を設けると共に、マスク本体の表地と、裏地がずれないようにミシン掛けしたキルティング生地で形成される空間部を連通するエアー通風路を形成し、マスク本体の上方に配置される吐出パイプに穿設される吐出孔を下方に向けてマスク本体の上辺部に形成される挿通空間部に挿通して成り、
    前記空気濾過ユニットは、少なくとも、濾過したエアーを顔面と前記キルティングマスクの間に供給する電動送風ファンと、空気中に浮遊するウイルスを濾過する機能を有して前記電動送風ファンに着脱自在に装着される濾過フィルターと、充電式バッテリーと、電源ジャック口と、ON/OFF切替スイッチと、風量調整ダイヤルと、電気回路基板類を備える制御操作装置と、濾過したエアーを吐出パイプに供給する塑性材料素材で形成される送風供給パイプと、濾過したエアーを使用者の鼻孔部と口元部領域付近に吐出する複数の吐出孔を穿設して脱着自在に形成される吐出パイプと、ユニット自体に装着される連結具と、で構成されて成り、
    使用時において、ウイルス侵入防止手段と、空気濾過ユニットとを、独立した状態で配置することで、マスク本体の装着重量感を軽減すると同時に、マスク本体と顔面の間の隙間空間にキルティング生地内に形成されるエアー通風路を通して濾過したエアーを送風することでマスク本体の内側を高圧にして使用者の吸気の絶対必要量を確保すると共に、使用者の呼気をキルティング生地の縫い目によって形成される窪み部を利用して外気方向に誘導し、さらにマスク本体の周縁の隙間空間から呼気とエアーがマスク本体外に自然排出されることによってマスク本体の周縁付近に浮遊するウイルスの侵入を阻止することができることを特徴とするエアーマスク。
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