JP2005164966A - カメラ、カメラアクセサリおよびカメラシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 カメラアクセサリに異常が生じた場合に、はじめから該アクセサリへの電源供給を停止させることなく該アクセサリを正常状態に復帰させる。
【解決手段】 カメラアクセサリ1が装着されるカメラ10において、カメラアクセサリと通信を行う通信手段8と、該通信手段を介して受信したカメラアクセサリの状態を示す情報に基づいてカメラアクセサリに異常が生じたか否かを判別する判別手段12とを設ける。判別手段は、カメラアクセサリに異常が生じたと判別したときは、通信手段を介してカメラアクセサリに、初期化動作を行わせるための信号を送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】 カメラアクセサリ1が装着されるカメラ10において、カメラアクセサリと通信を行う通信手段8と、該通信手段を介して受信したカメラアクセサリの状態を示す情報に基づいてカメラアクセサリに異常が生じたか否かを判別する判別手段12とを設ける。判別手段は、カメラアクセサリに異常が生じたと判別したときは、通信手段を介してカメラアクセサリに、初期化動作を行わせるための信号を送信する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、カメラおよび該カメラに装着されるカメラアクセサリに関するものである。
カメラとアクセサリはメカ的な保持部材で連結され、その保持部材には電気的な接点が用意されている。カメラとアクセサリにはそれぞれ、マイクロコンピュータが備えられており、これらマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)は、図5に示すように、上記電気的接点を通じて、それぞれが持つシリアル通信機能によってデータ交換を行う。
ここで、図5において、Coutはカメラマイコンからアクセサリマイコンに対する出力データを送信するための出力端子、Cinはカメラマイコンに対するアクセサリマイコンからの出力データを受信する入力端子である。また、CclkはCout、Cinのデータ通信において同期をとるため、カメラマイコンに設けられた同期出力クロック端子、Linはアクセサリマイコンに対するカメラマイコンからの出力データを受信する入力端子である。さらに、Loutはアクセサリマイコンからカメラマイコンに対する出力データを送信するための出力端子、LclkはLin、Loutのデータ通信において同期をとるために、アクセサリマイコンに設けられた同期入力クロック端子である。
図6は、図5の各信号端子を使った通信方法におけるカメラマイコンの各端子に対する入出力のタイミングチャートを表す。カメラマイコンがアクセサリマイコンに対して通信する場合には、カメラマイコンは、Cclk端子からの同期クロック信号(CCLK)をHiからLoに切り変えるとともに、Cout端子からアクセサリマイコンのLin端子にデータ信号(COUT)を送信する。また、アクセサリマイコンは、Lout端子からカメラマイコンのCin端子に送信するデータ信号(CIN)を送信する。
ここで、カメラマイコンは、同期クロック信号がLoからHiに切り変わったときに、Cin端子を通じてアクセサリマイコンから送信されたデータを内部レジスタに取り込む。また、アクセサリマイコンも、カメラマイコンからのデータを内部レジスタに取り込む。
このやり取りを合計8回繰り返し、カメラマイコンおよびアクセサリマイコンは、受信したデータを1バイトのデータとして記憶し、内部処理に使用する。
図6において、この通信がMSBファーストである場合、アクセサリマイコンのLout端子からカメラマイコンのCin端子には00110010B(Hex32)が、カメラマイコンのCout端子からアクセサリマイコンのLin端子には10011001B(Hex99)というデータがそれぞれ送信されていることが分かる。また、図6中のBusyとは、それぞれのマイコンが、送られてきたデータを処理するために設けられた時間であり、本例では、カメラマイコンで制御している。
図7は、カメラマイコンとアクセサリマイコンのデータの意味を示した表である。同図に示すように、カメラマイコンピュータはアクセサリマイコンに対して一方的な要求を送信する。つまり、カメラマイコンは、アクセサリマイコンに対して、コマンドという特定のコードを送信し、アクセサリマイコンはそのコードを解読してカメラマイコンの要求に応答する。
例えば、カメラマイコンから送信されたコマンドが10Hの場合、アクセサリマイコンピュータは、特定の光学データを次の通信以降に2バイトデータとして送信する。また、コマンドが12Hの場合、アクセサリマイコンは、例えばアクセサリ側に設けられたスイッチの状態、内蔵するモータの動作/非動作状態といった現在のアクセサリの状態を示す情報を次の通信以降に3バイトデータとして送信する。
コマンドが14Hの場合、アクセサリマイコンはアクセサリが動作するための条件を設定するためのデータを次の通信以降に4バイトデータとして受信しなければならない。この条件とは、例えば内蔵するアクチュエータ(モータ等)の速度制限データである。コマンドが20Hの場合、アクセサリマイコンは、次の通信以降で2バイトデータを受信した後、内蔵されたAF用モータの起動を開始する様に動作する。カメラマイコンから受信した2バイトデータは、例えばAF用モータの駆動方向と駆動量を表すものである。
このようにアクセサリマイコンでは、カメラマイコンの要求に答えるシステムとなっているのが一般的である。
ところで、カメラとアクセサリという2つの機器を組み合わせて共通する通信を成立させようとした場合、それぞれが持つシステムの違い(例えば、電源条件、回路規模、動作速度、実装形態)によってそれぞれの機器に多くの制約が必要となり、その制約に縛られながら通信を行うと不具合が発生し易くなる。
この不具合とは、例えばシステムの複雑化に伴うマイコンのソフトウエアに関連する不具合や、静電気、外来ノイズによる誤動作などであり、これが2つの機器で同時に発生すれば、それぞれのシステムが初期化(リセット)動作等を行うことで解消される。しかし、機器のシステムが異なることで、一方の機器に不具合が発生しても正常な機器側ではそれが判断できなかったり、不具合が発生した機器自身も不具合を検知できなかったりするなどのシステム上の誤動作が発生する可能性がある。
ここで、特許文献1には、カメラに設けられた各種センサの出力が異常と判定された場合に、警告を発するかカメラ作動を初期化(リセット)するカメラが提案されている。
特開平10−32750号公報(特許請求の範囲,段落0131〜0133、図18等)
しかしながら、上記特許文献1にて提案の構成は、カメラ単体を対象とした構成であり、カメラアクセサリの異常を判定して警告を行うものではない。
また、カメラとカメラアクセサリとを含むカメラシステムにおいて、カメラ側でアクセサリの状態を判断し、アクセサリの不具合を発見した場合に、カメラが有する警告手段を利用して警告を行うシステムが考えられる。
しかしながら、これでは警告手段が共通であるために、カメラとアクセサリのうちどちらに不具合が発生したのかが分からない。どちらに不具合が発生していることが判別できれば、使用者はカメラに対して電池を着脱したりアクセサリをカメラに対して着脱したりするなど、それを解消するための1つの作業を行えば足りる。ところが、どちらに不具合が生じているかを判別できなければ、複数の作業を必要とする場合が多くなり、面倒な作業を強いるシステムとなっていた。
また、カメラから電源が供給されているアクセサリでは、正常動作中であるにも関わらず機器の着脱によって突然電源を切断される場合がある。そして最悪の場合には、内蔵する不揮発性メモリの誤書き込みなどが発生し、不具合を更に悪化させることも考えられる。
また、アクセサリに異常が発生したとカメラが判断した場合、カメラは即座に電源の供給を停止させることでアクセサリ側の不具合を解消させることも考えられるが、実は外来ノイズによってカメラの判断が狂わされていた場合は、アクセサリは正常動作を行っているのにも関わらず電源の供給を停止されるため、逆にアクセサリの故障につながる可能性がある。
本発明は、アクセサリに異常が生じた場合に、はじめから該アクセサリへの電源供給を停止させることなく該アクセサリを正常状態に復帰させることができるようにしたカメラおよびカメラアクセサリを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の形態では、カメラアクセサリが装着されるカメラにおいて、カメラアクセサリと通信を行う通信手段と、該通信手段を介して受信したカメラアクセサリの状態を示す情報に基づいてカメラアクセサリに異常が生じたか否かを判別する判別手段とを設ける。そして判別手段は、カメラアクセサリに異常が生じたと判別したときは、通信手段を介してカメラアクセサリに、初期化動作を行わせるための信号を送信する。
また、本発明の第2の形態では、カメラアクセサリが装着されるカメラにおいて、カメラアクセサリと通信を行う通信手段と、カメラアクセサリに電力を供給する電力供給手段と、カメラアクセサリに供給している電圧値又は電流値を検出する検出手段と、該検出手段による検出結果に基づいてカメラアクセサリに異常が生じたか否かを判別する判別手段とを設ける。そして、判別手段は、カメラアクセサリに異常が生じたと判別したときは、通信手段を介してカメラアクセサリに、初期化動作を行わせるための信号を送信する。
さらに、本発明の第3の形態では、カメラに装着されるカメラアクセサリにおいて、カメラとの通信を行う通信手段と、該通信手段を介してカメラから受信した信号に基づいて動作し、該カメラアクセサリを制御する制御手段とを設ける。そして、制御手段は、カメラから受信した信号が、カメラにおける該カメラアクセサリの異常判別に基づく信号であるときに、該制御手段の初期化動作を行う。
ここで、制御手段は、カメラから上記信号を受信したときは、記憶手段に該カメラアクセサリの状態を示す情報を記憶させた後、該制御手段の初期化動作を行うようにしてもよい。さらに、制御手段は、初期化動作が終了したときは、該カメラアクセサリを記憶手段に記憶した情報に示される状態に復帰させるようにしてもよい。
また、本発明の第4の形態では、カメラアクセサリが装着されるカメラにおいて、カメラアクセサリと通信を行う通信手段と、該通信手段を介して受信したカメラアクセサリの状態を示す情報に基づいてカメラアクセサリに異常が生じたか否かを判別する判別手段とを設ける。そして、判別手段は、カメラアクセサリに異常が生じたと判別したときは第1の動作を行い、この後、再びカメラアクセサリに異常が生じたと判別したときは第1の動作と異なる第2の動作を行う。
また、本発明の第5の形態では、カメラアクセサリが装着されるカメラにおいて、カメラアクセサリと通信を行う通信手段と、カメラアクセサリに電力を供給する電力供給手段と、カメラアクセサリに供給している電圧値又は電流値を検出する検出手段と、該検出手段による検出結果に基づいてカメラアクセサリに異常が生じたか否かを判別する判別手段とを設ける。そして、判別手段は、カメラアクセサリに異常が生じたと判別したときは第1の動作を行い、この後、再びカメラアクセサリに異常が生じたと判別したときは第1の動作と異なる第2の動作を行う。
ここで、第4および第5の形態において、第1の動作を、通信手段を介してカメラアクセサリに、初期化動作を行わせるための信号を送信する動作とし、第2の動作を、カメラアクセサリに対する電力の供給を停止させる動作としてもよい。
これら第1〜第5の形態の発明によれば、カメラアクセサリに異常が生じた場合に、まず該アクセサリに初期化動作を行わせるので、従来のようにはじめから該アクセサリへの電源供給を停止させることによる不都合を招くことなく、アクセサリを正常状態に復帰させることが可能となる。しかも、異常が生じた場合に、従来のようにカメラに対して電池を着脱したり、カメラに対してアクセサリを着脱したりするなどの使用者の負担を軽減することができる。
また、第3の形態の発明において、カメラアクセサリが、該アクセサリの状態を示す情報を記憶した後に初期化動作を行うようにすれば、初期化動作が終了後に該記憶した情報に示される状態に復帰することができるので、初期化動作の前後にかけて使用者は違和感なく操作を行うことができる。
さらに、第4および第5の実施形態の発明によれば、カメラアクセサリに異常が発生した場合に、カメラは第1の動作および第2の動作の順でアクセサリの異常状態からの復帰を図るので、より確実にアクセサリを正常状態に回復させることができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、交換式オートフォーカスレンズ1とカメラ10とにより構成されるカメラシステムを示している。
交換式オートフォーカスレンズ1において、2はフォーカスユニットであり、光軸方向に移動できる保持機構によってフォーカスレンズを保持する。3はフォーカスユニット2を駆動するアクチュエータとしてのモータである。モータ3としては、電磁式、振動型、ボイスコイル式などを用いることができ、本実施例では電磁式モータを用いている。
4はモータ3の回転量と回転速度を検出するための検出ユニットであり、モータ3の回転に応じて回転するスリット盤と、該スリット盤の回転により透光状態(発光素子から受光素子に光が到達する状態)と遮光状態(発光素子からの光が受光素子に到達しない状態)とに切り換わり、その状態に応じた信号を出力するフォトインタラプタ素子とにより構成されている。なお、フォーカスユニット2の移動量はモータ3の回転量に比例するため、検出ユニット4はフォーカスユニット2の移動量検出にも使用される。
5はフォーカスユニット2の位置を検出するための絶対位置検出ユニットである。これは、フォーカスユニット2と共に移動する複数の導電ブラシと、レンズ本体1等の固定部に設けられた導電パターンとの接触・非接触に応じた信号を出力するものである。該絶対位置検出ユニット5からの信号を用いることで、フォーカスユニット2のその時点での絶対位置を検出することができる。
6は書き換え可能な不揮発性メモリとしてのEEPROM(又はフラッシュメモリ)である。このEEPROM6に記憶されるデータは、本実施例では、例えば絶対位置検出ユニット5からの出力信号の値(フォーカスユニット2の絶対位置)、不図示の絞りの位置(開口径に対応する)、不図示の像振れ補正レンズの位置、不図示のAF/マニュアル切り換えスイッチの状態、リセット動作(初期化動作)を行った回数などである。
7はレンズ1の全ての制御を司るレンズ側マイクロコンピュータ(以下、レンズマイコンという)である。レンズマイコン7には、カメラ10との通信を行うための通信コントロール機能、リセット例外処理機能、A/D変換機能、タイマ機能、信号入出力機能、ROM、RAM等の記憶機能が少なくとも搭載されている。
8はレンズ1とカメラ10間で通信を行うための複数の導電接点を有する接点ユニットである。該接点ユニット8において、カメラ10側には複数の導電突起が設けられ、レンズ1側には複数の導電片が埋め込まれている。そして、導電突起と導電片とが接触することにより、後述するカメラ側のマイクロコンピュータ(以下、カメラマイコンという)12とレンズマイコン7とが電気的に接続される。導電突起と導電片とはメカ的に接触しているだけであるので、カメラ10からレンズ1を外すことも可能である。
カメラ10において、15はCCD、CMOSセンサ等からなる撮像素子、11は位相差検出方式やコントラスト検出方式等により、被写体に対するレンズ1の焦点状態に対応した撮像面でのピントずれ量(デフォーカス量)を表す情報を出力する焦点検出ユニットである。なお、この焦点検出ユニット11に代えて、被写体に赤外光を投光し、その反射光を用いて三角測距を行うことにより被写体までの距離を測定する測距ユニットを用いてもよい。
カメラマイコン12はカメラ1の全体の制御を司る。カメラマイコン12には、レンズとの通信を行うための通信コントロール機能、A/D機能、電流検出機能、タイマ機能、レンズに対する電源供給スイッチング機能、信号入出力機能、ROM、RAM等のメモリ機能が搭載されている。
16はカメラ10の電源となる電池であり、接点ユニット8を介してレンズ1にも電源の供給を行う。カメラマイコン12はA/D回路12aおよび電流検出回路12bを用いて、レンズ1に供給している電源電圧値や電流値を検出することができる。
カメラマイコン12は、不図示のAF開始スイッチがオンされると、焦点検出ユニット11に焦点検出動作を行わせる。そして、焦点検出ユニット11からレンズ1の焦点状態を示すデータを取り込み、被写体にピントを合わせるために必要なフォーカスユニット2の駆動量と駆動方向を算出する。算出された駆動量および駆動方向のデータは、接点ユニット8を介してレンズマイコン7に送信される。レンズマイコン7は、移動量検出ユニット4を通じてモータ3の駆動量(つまりはフォーカスユニット2の移動量)がカメラマイコン12から受信した駆動量と一致するまで、受信した駆動方向にモータ3を駆動する。また、レンズマイコン7は、絶対位置検出ユニット5からの出力に基づいてフォーカスユニット2の位置およびその変化(移動)を検出し、内部メモリに書き込む。
また、不図示の絞りの状態(通電/非通電)や現在の絞り位置の情報、不図示のズームレンズの位置の情報等も内部メモリに書き込まれる。絞りおよびズームレンズは、レンズ1内の不図示の絞りモータおよびズームモータによってそれぞれ駆動される。これらモータは、カメラマイコン12からの動作指令を受けたレンズマイコン7によって制御される。
さらに、レンズ1に設けられた各種スイッチの状態を示す情報も内部メモリに書き込まれる。
これらの情報は、レンズステータス情報として、カメラマイコン12からの送信要求に応じてレンズマイコン7からカメラマイコン12に送信される。これにより、カメラマイコン12はレンズ1の状態を検知できる。
これらの情報は、レンズステータス情報として、カメラマイコン12からの送信要求に応じてレンズマイコン7からカメラマイコン12に送信される。これにより、カメラマイコン12はレンズ1の状態を検知できる。
その他、内部メモリには、レンズ1固有の情報が記憶されている。例えば、レンズ1の機種や保有する機能等を識別するためのID情報、AFに使用するフォーカスユニット2の敏感度情報(フォーカスユニット2の移動量に対する撮像面付近でのピント移動量に関する情報)、レンズ1固有の調整データ、製造上の誤差情報などである。
ここで、カメラ1とレンズ1間での通信に関して、カメラマイコン12がレンズ1に異常が発生したと判断する場合を例示する。
1)カメラマイコン12がフォーカスユニット2の駆動命令をレンズマイコン7に対して送信し、さらにその後直ぐにレンズステータス情報の送信要求をレンズマイコン7に送信したが、レンズマイコン7から受信したレンズステータス情報はフォーカスユニット2が移動していないことを示した場合である。
同様に、カメラマイコン12が絞りの駆動命令をレンズマイコン7に対して送信したが、レンズマイコン7から受信したレンズステータス情報は絞りが動作していないことを示した場合もある。
2)また、以前の通信で得たレンズ1のID情報などの固有情報が、今回の通信で異なった情報になっている場合である。
3)さらに、いつまで待っても通信ができなかったり(図5に示したCclk端子が通信状態にならない等)、決められた通信シーケンス(時間等)に従っていない等も異常とされる。
これらの場合、カメラマイコン12は、レンズ1に異常が発生したと判断し、特定の信号をレンズマイコン7に送信する。ここにいう特定の信号とは、レンズマイコン7に初期化動作を行わせるための信号(コマンド)であり、例えば30Hなどの1バイトデータを送信したり、出力端子であるCclk、Cout端子などの出力を所定時間下げたり、所定周期の矩形波信号を送信したりする。
レンズマイコン7はこの特定信号を受信すると、以下の初期化動作を行う。すなわち、まずフォーカスユニット2や絞り、ズームレンズの現在の位置情報、各種スイッチの状態等を示すレンズステータス情報をEEPROM6に記憶する。さらに、これから初期化動作を行うことを示すフラグ(以下、初期化フラグという)もEEPROM6に記憶する。
EEPROM6に記憶させたレンズステータス情報は、レンズマイコン7の初期化動作後に、レンズ1を初期化動作直前の状態に復帰させる際に使用する。例えば、フォーカスユニット2が絶対距離で5mに合焦する位置にあったことを記憶しておき、初期化動作によってフォーカスユニット2の位置が変化したとき(例えば、無限遠に合焦する位置に移動したとき)は、初期化動作の完了後に該記憶した5mの合焦位置にフォーカスユニット2を移動させる。これにより、使用者は違和感無く、初期化動作前からの操作を続行することができる。
また、他の初期化動作として、プログラムによってレンズマイコン7をリセットベクタに直接ジャンプさせるようにしてもよい。
さらに、通信に関する異常が発生した場合は通信処理の初期化動作を、後述する実施例2で説明するように電源に関する異常が発生した場合は電源に関するポートの初期化動作を行うというように、発生した異常の種類によって初期化動作を分けることで、初期化動作に要する時間を短くすることができる。この場合、発生した異常の種類によってカメラ10から送信される特定信号を異ならせ、レンズマイコン7においてその判別ができるようにする。
こうして初期化動作が終了すると、レンズマイコン7は、カメラマイコン12に対して初期化動作が終了したことを示す通信を行う。この通信は、40Hなどの1バイトデータを送信したり、出力端子であるLout端子の出力を所定時間下げたり、所定周期の矩形波信号を送信したりして行う。
また、レンズマイコン7に、このような初期化動作を行った回数をEEPROM6に記憶させるようにしてもよい。これにより、レンズ1のメンテナンスや修理をメーカー等に依頼したときに、何が悪いのかを簡単に判断できる。
図2には、カメラマイコン12の内部処理を表したフローチャート図である。同図を用いてカメラマイコン12での処理の流れを説明する。
(ステップ〈図ではSと略す〉101)
カメラ10の電源オンにより本フロー(プログラム)が起動される。
カメラ10の電源オンにより本フロー(プログラム)が起動される。
(ステップ102)
カメラマイコン12は、不図示のスイッチ類の状態を検出し、内部メモリに検出結果を書き込む。スイッチ類には、オートフォーカス開始スイッチ、レンズ装着スイッチ、レリーズスイッチ、モード切り換えスイッチ、ダイヤルスイッチ等がある。なお、以下の説明では、レンズ1は装着済みで、レンズ1への電源供給も既に開始されているものとする。オートフォーカス開始スイッチは、レリーズスイッチの操作ボタンも兼ねる2ストロークボタンの1ストローク(半押し)操作によってONになる。
カメラマイコン12は、不図示のスイッチ類の状態を検出し、内部メモリに検出結果を書き込む。スイッチ類には、オートフォーカス開始スイッチ、レンズ装着スイッチ、レリーズスイッチ、モード切り換えスイッチ、ダイヤルスイッチ等がある。なお、以下の説明では、レンズ1は装着済みで、レンズ1への電源供給も既に開始されているものとする。オートフォーカス開始スイッチは、レリーズスイッチの操作ボタンも兼ねる2ストロークボタンの1ストローク(半押し)操作によってONになる。
(ステップ103)
カメラマイコン12は、レンズマイコン7が保持するレンズ1の固有情報を接点ユニット8を通してレンズマイコン7から受信する。この固有情報には、前述したID情報、フォーカスユニット2の敏感度情報等が含まれる。
カメラマイコン12は、レンズマイコン7が保持するレンズ1の固有情報を接点ユニット8を通してレンズマイコン7から受信する。この固有情報には、前述したID情報、フォーカスユニット2の敏感度情報等が含まれる。
(ステップ104)
カメラマイコン12は、ステップ102で検出したオートフォーカス開始スイッチからのオン信号が入力されたか否かを判断する。オン信号が入力されていない場合はステップ102に戻り、入力された場合はステップ105に進む。
カメラマイコン12は、ステップ102で検出したオートフォーカス開始スイッチからのオン信号が入力されたか否かを判断する。オン信号が入力されていない場合はステップ102に戻り、入力された場合はステップ105に進む。
(ステップ105)
カメラマイコン12は、焦点検出ユニット11からデフォーカス量データを取り込む。なお、本実施例では、焦点検出ユニット11は常に焦点検出動作を繰り返し行っている。この方が、オートフォーカス開始スイッチからのオン信号を待って焦点検出動作を開始するよりも、オートフォーカスに要する時間を短縮することができる。
カメラマイコン12は、焦点検出ユニット11からデフォーカス量データを取り込む。なお、本実施例では、焦点検出ユニット11は常に焦点検出動作を繰り返し行っている。この方が、オートフォーカス開始スイッチからのオン信号を待って焦点検出動作を開始するよりも、オートフォーカスに要する時間を短縮することができる。
(ステップ106)
カメラマイコン12は、ステップ105で得たデフォーカス量データより、被写体にピントが合っているか否かを判断する。ピントが合っている場合は合焦状態であることを使用者に知らせるための表示や音の発生を行い、ステップ102に戻る。ピントが合っていない場合はステップ107に進む。
カメラマイコン12は、ステップ105で得たデフォーカス量データより、被写体にピントが合っているか否かを判断する。ピントが合っている場合は合焦状態であることを使用者に知らせるための表示や音の発生を行い、ステップ102に戻る。ピントが合っていない場合はステップ107に進む。
(ステップ107)
カメラマイコン12は、ステップ106で得たデフォーカス量データとステップ103で得た敏感度情報とに基づいて、ピントを合わせるためのフォーカスユニット2の駆動量を演算する。
カメラマイコン12は、ステップ106で得たデフォーカス量データとステップ103で得た敏感度情報とに基づいて、ピントを合わせるためのフォーカスユニット2の駆動量を演算する。
(ステップ108)
カメラマイコン12は、ステップ107での演算結果をレンズマイコン7に接点ユニット8を介して送信する。このとき、レンズ1側に異常がなければ、レンズマイコン7は、受信した駆動量データに基づいてフォーカスユニット2を駆動する。
カメラマイコン12は、ステップ107での演算結果をレンズマイコン7に接点ユニット8を介して送信する。このとき、レンズ1側に異常がなければ、レンズマイコン7は、受信した駆動量データに基づいてフォーカスユニット2を駆動する。
(ステップ109)
カメラマイコン12は、レンズマイコン7に対してレンズステータス情報の送信要求を送信し、これに応じてレンズマイコン7から送信されたレンズステータス情報を受信する。そしてレンズステータス情報からフォーカスユニット2の移動が開始されているか否かを判断し、開始されていればステップ102に戻る。一方、移動が開始されていない場合は何らかの異常が発生したと判断し、ステップ110へ移行する。
カメラマイコン12は、レンズマイコン7に対してレンズステータス情報の送信要求を送信し、これに応じてレンズマイコン7から送信されたレンズステータス情報を受信する。そしてレンズステータス情報からフォーカスユニット2の移動が開始されているか否かを判断し、開始されていればステップ102に戻る。一方、移動が開始されていない場合は何らかの異常が発生したと判断し、ステップ110へ移行する。
(ステップ110)
カメラマイコン12は、レンズマイコン7に対し、初期化命令としての特定信号を既に送信したかを判断する。既に送信していた場合はステップ111に移行し、まだ送信していない場合はステップ112に移行する。
カメラマイコン12は、レンズマイコン7に対し、初期化命令としての特定信号を既に送信したかを判断する。既に送信していた場合はステップ111に移行し、まだ送信していない場合はステップ112に移行する。
(ステップ111)
カメラマイコン12は、レンズ1が初期化動作を行ったにも関わらず異常状態が続いているものとして、第2の動作として、レンズ1への電源供給を一旦中断し、所定時間の経過後に電源供給を再開する。レンズ1はこの動作によってハードウエア的なリセット動作を行うため、異常状態を解消できる。
カメラマイコン12は、レンズ1が初期化動作を行ったにも関わらず異常状態が続いているものとして、第2の動作として、レンズ1への電源供給を一旦中断し、所定時間の経過後に電源供給を再開する。レンズ1はこの動作によってハードウエア的なリセット動作を行うため、異常状態を解消できる。
(ステップ112)
カメラマイコン12は、レンズ1が異常状態に陥ってからの経過時間と、予め内部メモリに記憶した判定時間とを比較し、経過時間が判定時間内ならばステップ102へ戻り、経過時間が判定時間を超えた場合は、ステップ113に移行する。
カメラマイコン12は、レンズ1が異常状態に陥ってからの経過時間と、予め内部メモリに記憶した判定時間とを比較し、経過時間が判定時間内ならばステップ102へ戻り、経過時間が判定時間を超えた場合は、ステップ113に移行する。
(ステップ113)
カメラマイコン12は、レンズ1を異常状態から正常状態に復帰させるために、第1の動作として、初期化命令である特定信号をレンズマイコン7に送信する。このとき、ステップ110での判定のために、レンズマイコン7に初期化命令を送信したことを内部メモリに記憶する。また、ステップ112で測定した時間をクリアする。
カメラマイコン12は、レンズ1を異常状態から正常状態に復帰させるために、第1の動作として、初期化命令である特定信号をレンズマイコン7に送信する。このとき、ステップ110での判定のために、レンズマイコン7に初期化命令を送信したことを内部メモリに記憶する。また、ステップ112で測定した時間をクリアする。
なお、本実施例では、ステップ108,109において、フォーカスユニット2の駆動命令に対してフォーカスユニット2の移動が開始されたか否かによりレンズ1の異常状態判定を行っているが(前述した1)の場合)、これ以外にも前述した異常が発生したと判定する場合(2),3)の場合)となったか否かの判定を行うようにしてもよい。
そして、カメラマイコン12は、この判定ステップを複数持つことによって、初期化命令で初期化する部分をレンズマイコン7が判別できるようにコマンドを変更させることも可能である。例えば、30Hはレンズ1の全体の初期化命令、31Hは通信機能の初期化命令、32Hはフォーカス機能の初期化命令、33Hは絞りの初期化命令などである。
図3には、レンズマイコン7の内部処理を表したフローチャート図である。同図を用いてレンズマイコン7での処理の流れを説明する。
(ステップ201)
レンズマイコン7は、カメラ10からの電源供給の開始により本フロー(プログラム)を起動する。
レンズマイコン7は、カメラ10からの電源供給の開始により本フロー(プログラム)を起動する。
(ステップ202)
レンズマイコン7は、各種スイッチ類の状態を検出し、内部メモリに検出結果を書き込む。スイッチ類には、オートフォーカス/マニュアルフォーカスの切り換えスイッチ(図示せず)、絶対位置検出ユニット5、ズーム位置検出ユニット(不図示)等ある。また、レンズマイコン7は、カメラマイコン12に対して、固有情報等を送信する。
レンズマイコン7は、各種スイッチ類の状態を検出し、内部メモリに検出結果を書き込む。スイッチ類には、オートフォーカス/マニュアルフォーカスの切り換えスイッチ(図示せず)、絶対位置検出ユニット5、ズーム位置検出ユニット(不図示)等ある。また、レンズマイコン7は、カメラマイコン12に対して、固有情報等を送信する。
(ステップ203)
レンズマイコン7は、カメラマイコン12から初期化命令(例えば、30H)を受信したか否かを判断する。受信していない場合はステップ204へ移行し、受信した場合はステップ205に進む。
レンズマイコン7は、カメラマイコン12から初期化命令(例えば、30H)を受信したか否かを判断する。受信していない場合はステップ204へ移行し、受信した場合はステップ205に進む。
(ステップ204)
レンズマイコン7は、初期化命令を受信していないので、通常の処理に移行する。通常の処理としては、フォーカスユニット2の駆動/停止処理、速度制御や位置制御、絞りの制御、光学情報の演算、手振れ補正制御などがある。これら通常の処理が終了すると、ステップ202へ戻る。
レンズマイコン7は、初期化命令を受信していないので、通常の処理に移行する。通常の処理としては、フォーカスユニット2の駆動/停止処理、速度制御や位置制御、絞りの制御、光学情報の演算、手振れ補正制御などがある。これら通常の処理が終了すると、ステップ202へ戻る。
(ステップ205)
レンズマイコン7は、受信した初期化命令に応じて、まず現在のレンズ1の状態(レンズステータス情報)および初期化フラグをEEPROM6に記憶させる。
レンズマイコン7は、受信した初期化命令に応じて、まず現在のレンズ1の状態(レンズステータス情報)および初期化フラグをEEPROM6に記憶させる。
(ステップ206)
レンズマイコン7は初期化処理を行うために、初期化処理ベクタに移行する。この初期化処理の最後では、ステップ205で記憶した初期化フラグを確認し、ステップ207の初期化後の処理ベクタに移行する。
レンズマイコン7は初期化処理を行うために、初期化処理ベクタに移行する。この初期化処理の最後では、ステップ205で記憶した初期化フラグを確認し、ステップ207の初期化後の処理ベクタに移行する。
ここで、カメラマイコン12から初期化する部分を判別できる初期化命令を受けた場合は、該初期化命令に応じた初期化動作を行う。
(ステップ207)
レンズマイコン7は、初期化処理が終了したことを示す信号をカメラマイコン12に送信する。また、レンズ1の状態を、ステップ205においてEEPROM6に記憶させたレンズステータス情報に応じた状態に戻す処理を行う。これにより、前述したフォーカスユニット2の位置や、絞りの位置、ズーム位置、動作モード等が、初期化処理前の状態に復帰する。
レンズマイコン7は、初期化処理が終了したことを示す信号をカメラマイコン12に送信する。また、レンズ1の状態を、ステップ205においてEEPROM6に記憶させたレンズステータス情報に応じた状態に戻す処理を行う。これにより、前述したフォーカスユニット2の位置や、絞りの位置、ズーム位置、動作モード等が、初期化処理前の状態に復帰する。
実施例1では主にカメラアクセサリの通信に関する異常をカメラで検出したが、アクセサリの異常は通信に関するものには限られない。例えば、カメラからアクセサリに電源を供給している場合には、この電源供給に関する異常もある。
本実施例では、カメラアクセサリとして交換レンズを有するカメラシステムにおける交換レンズの異常に対応する例を説明する。
なお、カメラシステムの構成およびオートフォーカス動作については、図1〜図3に示した実施例1と同様である。本実施例において実施例1と共通する構成要素については実施例1と同符号を付して説明に代える。
電源供給に関してレンズ1に異常が発生したと判断する場合としては、以下のものが挙げられる。
1)カメラマイコン12がフォーカスユニット2の駆動命令をレンズマイコン7に対して送信する場合、送信する前と送信した後で、レンズ1に供給している電源電圧値を検出し、その差を演算する。この差が第1の所定値以上のとき(大きすぎるとき)は、レンズ1における何らかの異常によりレンズ1での消費電流が増加していると考えられる。
また、フォーカスユニット2の駆動命令をレンズマイコン7に対して送信した後の電圧値を検出し、その値が第2の所定値以下になったとき(小さすぎるとき)も、何らかの異常によりレンズ1での消費電流が増加していると考えられる。この場合、演算を必要とせず、ソフトウエア的な処理を減らすことができる。
2)カメラマイコン12がフォーカスユニット2の駆動命令をレンズマイコン7に対して送信する場合、送信する前と送信した後で、レンズ1に供給している電源電流値を検出し、その差を演算する。この差が第3の所定値以上のとき(大きすぎるとき)は、レンズ1における何らかの異常によりレンズ1での消費電流が増加していると考えられる。
また、フォーカスユニット2の駆動命令をレンズマイコン7に対して送信した後の電流値を検出し、その値が第4の所定値以上になったとき(小さすぎるとき)も、何らかの異常によりレンズ1での消費電流が増加していると考えられる。この場合、演算を必要とせず、ソフトウエア的な処理を減らすことができる。
3)カメラマイコン12がフォーカスユニット2の駆動命令をレンズマイコン7に対して送信する場合、送信する前と送信した後で、レンズ1に供給している電源電流値を検出し、その差を演算する。この差が第3の所定値より小さい第5の所定値以下のとき(小さすぎるとき)は、フォーカスユニット2を駆動しているにも関わらず消費電流が増加しないため何らかの異常が起きていると考えられる。
また、フォーカスユニット2の駆動命令をレンズマイコン7に対して送信した後の電流値を検出し、その値が第4の所定値より小さい第6の所定値以下のとき(小さすぎるとき)も、フォーカスユニット2を駆動しているにも関わらず消費電流が増加しないため何らかの異常が起きていると考えられる。この場合、演算を必要とせず、ソフトウエア的な処理を減らすことができる。
なお、1)から3)の場合において、カメラマイコン12内のA/D回路や電流検出回路12aが瞬間的なノイズを拾うことも考えられるため、所定時間以上、異常な状態が続いたときにレンズ1に異常が発生したと判断するとよい。
また、1)から3)では、フォーカスユニット2の動作に合わせて電圧値や電流値の検出を行うが、絞りの動作に合わて電圧値や電流値の検出を行ったり、全動作停止の状態での電圧値や電流値の検出を行って、異常判定を行ってもよい。
これらの異常を検知した場合、カメラマイコン12は、レンズマイコン7に初期化動作を行わせるための特定の信号をレンズマイコン7に送信する。特定の信号は、実施例1で説明したのと同様である。
レンズマイコン7はこの特定信号を受信すると、実施例1で説明したのと同様の初期化動作を行う。すなわち、まずフォーカスユニット2や絞り、ズームレンズの現在の位置情報、各種スイッチの状態等を示すレンズステータス情報をEEPROM6に記憶する。さらに、これから初期化動作を行うことを示すフラグ(以下、初期化フラグという)もEEPROM6に記憶する。
EEPROM6に記憶させたレンズステータス情報は、レンズマイコン7の初期化動作後に、レンズ1を初期化動作直前の状態に復帰させる際に使用する。例えば、フォーカスユニット2が絶対距離で5mに合焦する位置にあったことを記憶しておき、初期化動作によってフォーカスユニット2の位置が変化したとき(例えば、無限遠に合焦する位置に移動したとき)は、初期化動作の完了後に該記憶した5mの合焦位置にフォーカスユニット2を移動させる。これにより、使用者は違和感無く、初期化動作前からの操作を続行することができる。
また、他の初期化動作として、プログラムによってレンズマイコン7をリセットベクタに直接ジャンプさせるようにしてもよい。
さらに、実施例1にて説明した通信に関する異常が発生した場合は通信処理の初期化動作を、電源に関する異常が発生した場合は電源に関するポートの初期化動作を行うというように、発生した異常の種類によって初期化動作を分けることで、初期化動作に要する時間を短くすることができる。この場合、発生した異常の種類によってカメラ10から送信される特定信号を異ならせ、レンズマイコン7においてその判別ができるようにする。
こうして初期化動作が終了すると、レンズマイコン7は、カメラマイコン12に対して初期化動作が終了したことを示す通信を行う。この通信は、40Hなどの1バイトデータを送信したり、出力端子であるLout端子の出力を所定時間下げたり、所定周期の矩形波信号を送信したりして行う。
また、レンズマイコン7に、このような初期化動作を行った回数をEEPROM6に記憶させるようにしてもよい。これにより、レンズ1のメンテナンスや修理をメーカー等に依頼したときに、何が悪いのかを簡単に判断できる。
図4には、カメラマイコン12の内部処理を表したフローチャート図である。同図を用いてカメラマイコン12での処理の流れを説明する。
(ステップ301)
カメラ10の電源オンにより本フロー(プログラム)が起動される。
カメラ10の電源オンにより本フロー(プログラム)が起動される。
(ステップ302)
カメラマイコン12は、不図示のスイッチ類の状態を検出し、内部メモリに検出結果を書き込む。スイッチ類には、オートフォーカス開始スイッチ、レンズ装着スイッチ、レリーズスイッチ、モード切り換えスイッチ、ダイヤルスイッチ等がある。なお、以下の説明では、レンズ1は装着済みで、レンズ1への電源供給も既に開始されているものとする。オートフォーカス開始スイッチは、レリーズスイッチの操作ボタンも兼ねる2ストロークボタンの1ストローク(半押し)操作によってONになる。
カメラマイコン12は、不図示のスイッチ類の状態を検出し、内部メモリに検出結果を書き込む。スイッチ類には、オートフォーカス開始スイッチ、レンズ装着スイッチ、レリーズスイッチ、モード切り換えスイッチ、ダイヤルスイッチ等がある。なお、以下の説明では、レンズ1は装着済みで、レンズ1への電源供給も既に開始されているものとする。オートフォーカス開始スイッチは、レリーズスイッチの操作ボタンも兼ねる2ストロークボタンの1ストローク(半押し)操作によってONになる。
(ステップ303)
カメラマイコン12は、レンズマイコン7が保持するレンズ1の固有情報を接点ユニット8を通してレンズマイコン7から受信する。この固有情報には、前述したID情報、フォーカスユニット2の敏感度情報等が含まれる。
カメラマイコン12は、レンズマイコン7が保持するレンズ1の固有情報を接点ユニット8を通してレンズマイコン7から受信する。この固有情報には、前述したID情報、フォーカスユニット2の敏感度情報等が含まれる。
(ステップ304)
カメラマイコン12は、A/D回路12aを用いて、レンズ1に供給している電源電圧値を検出し、検出した電圧値がレンズ1の異常を示すものか否かを判断する。レンズ1に供給している電圧値はレンズ1の状態によって異なるため、フォーカスユニット2の動作中、絞りの動作中、全動作停止中などのレンズステータス情報に対応した規定値を内部メモリに記憶しておき、そのときのレンズステータス情報に対応した規定値と検出した電圧値とを比較することで、より安定した異常判定を行うことができる。そして電圧が異常と判断した場合(前述した1)から3)の場合)はステップ307へ移行する。また、電圧が異常でないと判断したときはステップ306に進む。
カメラマイコン12は、A/D回路12aを用いて、レンズ1に供給している電源電圧値を検出し、検出した電圧値がレンズ1の異常を示すものか否かを判断する。レンズ1に供給している電圧値はレンズ1の状態によって異なるため、フォーカスユニット2の動作中、絞りの動作中、全動作停止中などのレンズステータス情報に対応した規定値を内部メモリに記憶しておき、そのときのレンズステータス情報に対応した規定値と検出した電圧値とを比較することで、より安定した異常判定を行うことができる。そして電圧が異常と判断した場合(前述した1)から3)の場合)はステップ307へ移行する。また、電圧が異常でないと判断したときはステップ306に進む。
(ステップ305)
カメラマイコン12は、電流検出回路12bを用いて、レンズ1に供給している電源電流値を検出し、検出した電流値がレンズ1の異常を示すものか否かを判断する。レンズ1に供給している電流値はレンズ1の状態によって異なるため、フォーカスユニット2の動作中、絞りの動作中、全動作停止中などのレンズステータス情報に対応した規定値を内部メモリに記憶しておき、そのときのレンズステータス情報に対応した規定値と検出した電流値とを比較することで、より安定した異常判定を行うことができる。そして電流が異常と判断した場合(前述した1)から3)の場合)はステップ307へ移行する。また、電圧が異常でないと判断したときはステップ306に進む。
カメラマイコン12は、電流検出回路12bを用いて、レンズ1に供給している電源電流値を検出し、検出した電流値がレンズ1の異常を示すものか否かを判断する。レンズ1に供給している電流値はレンズ1の状態によって異なるため、フォーカスユニット2の動作中、絞りの動作中、全動作停止中などのレンズステータス情報に対応した規定値を内部メモリに記憶しておき、そのときのレンズステータス情報に対応した規定値と検出した電流値とを比較することで、より安定した異常判定を行うことができる。そして電流が異常と判断した場合(前述した1)から3)の場合)はステップ307へ移行する。また、電圧が異常でないと判断したときはステップ306に進む。
(ステップ306)
電圧値、電流値共に異常が無い場合、カメラマイコン12はその他の処理を行う。他の処理とは、レンズマイコン7との通信、AF制御、AE演算、レリーズ処理などがある。その他の処理が終了すると、ステップ302へ戻る。
電圧値、電流値共に異常が無い場合、カメラマイコン12はその他の処理を行う。他の処理とは、レンズマイコン7との通信、AF制御、AE演算、レリーズ処理などがある。その他の処理が終了すると、ステップ302へ戻る。
(ステップ307)
電圧値と電流値のうちどちらかが異常であった場合、カメラマイコン12は所定時間が経過したか否かを判定する。これは外来ノイズ、内部ノイズなどの要因で異常と判断する可能性があるため、所定時間継続して異常と判断した場合のみレンズ1に異常が発生したものと決定するためである。
電圧値と電流値のうちどちらかが異常であった場合、カメラマイコン12は所定時間が経過したか否かを判定する。これは外来ノイズ、内部ノイズなどの要因で異常と判断する可能性があるため、所定時間継続して異常と判断した場合のみレンズ1に異常が発生したものと決定するためである。
(ステップ308)
カメラマイコン12は、レンズマイコン7に対し、初期化命令としての特定信号を既に送信したかを判断する。既に送信していた場合はステップ309に移行し、まだ送信していない場合はステップ310に移行する。
カメラマイコン12は、レンズマイコン7に対し、初期化命令としての特定信号を既に送信したかを判断する。既に送信していた場合はステップ309に移行し、まだ送信していない場合はステップ310に移行する。
(ステップ309)
カメラマイコン12は、レンズ1が初期化動作を行ったにも関わらず異常状態が続いているものとして、第2の動作として、レンズ1への電源供給を一旦中断し、所定時間の経過後に電源供給を再開する。レンズ1はこの動作によってハードウエア的なリセット動作を行うため、異常状態を解消できる。
カメラマイコン12は、レンズ1が初期化動作を行ったにも関わらず異常状態が続いているものとして、第2の動作として、レンズ1への電源供給を一旦中断し、所定時間の経過後に電源供給を再開する。レンズ1はこの動作によってハードウエア的なリセット動作を行うため、異常状態を解消できる。
(ステップ310)
カメラマイコン12は、レンズ1が異常状態に陥ってからの経過時間と、予め内部メモリに記憶した判定時間とを比較し、経過時間が判定時間内ならばステップ302へ戻り、経過時間が判定時間を超えた場合は、ステップ311に移行する。
カメラマイコン12は、レンズ1が異常状態に陥ってからの経過時間と、予め内部メモリに記憶した判定時間とを比較し、経過時間が判定時間内ならばステップ302へ戻り、経過時間が判定時間を超えた場合は、ステップ311に移行する。
(ステップ311)
カメラマイコン12は、レンズ1を異常状態から正常状態に復帰させるために、第1の動作として、初期化命令である特定信号をレンズマイコン7に送信する。このとき、ステップ308での判定のために、レンズマイコン7に初期化命令を送信したことを内部メモリに記憶する。また、ステップ310で測定した時間をクリアする。
カメラマイコン12は、レンズ1を異常状態から正常状態に復帰させるために、第1の動作として、初期化命令である特定信号をレンズマイコン7に送信する。このとき、ステップ308での判定のために、レンズマイコン7に初期化命令を送信したことを内部メモリに記憶する。また、ステップ310で測定した時間をクリアする。
なお、本実施例におけるレンズマイコン7の処理は、実施例1で図3を用いて説明したものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
また、以上の各実施例では、カメラアクセサリとして交換レンズを例にして説明したが、本発明は、ストロボ、データ保持用コンピュータボード(データパック)、赤外リモコンなど、カメラに装着されて該カメラと通信する機能を有していたり、カメラから電源供給を受けたりする全てのカメラアクセサリに適用することができる。
1 交換レンズ
2 フォーカスユニット
3 モータ
4 移動量検出ユニット
5 絶対位置検出ユニット
6 EEPROM
7 レンズマイコン
8 接点ユニット
10 カメラ
11 焦点検出ユニット
12 カメラマイコン
2 フォーカスユニット
3 モータ
4 移動量検出ユニット
5 絶対位置検出ユニット
6 EEPROM
7 レンズマイコン
8 接点ユニット
10 カメラ
11 焦点検出ユニット
12 カメラマイコン
Claims (17)
- カメラアクセサリが装着されるカメラであって、
前記カメラアクセサリと通信を行う通信手段と、
前記通信手段を介して受信した前記カメラアクセサリの状態を示す情報に基づいて前記カメラアクセサリに異常が生じたか否かを判別する判別手段とを有し、
前記判別手段は、前記カメラアクセサリに異常が生じたと判別したときは、前記通信手段を介して前記カメラアクセサリに、初期化動作を行わせるための信号を送信することを特徴とするカメラ。 - 前記判別手段は、前記カメラアクセサリとの通信に異常がある場合、前記カメラアクセサリの動作に異常がある場合および前記カメラアクセサリにおける通電に異常がある場合のうち少なくとも1つの場合に、前記カメラアクセサリに異常が生じたと判別することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- カメラアクセサリが装着されるカメラであって、
前記カメラアクセサリと通信を行う通信手段と、
前記カメラアクセサリに電力を供給する電力供給手段と、
前記カメラアクセサリに供給している電圧値又は電流値を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果に基づいて前記カメラアクセサリに異常が生じたか否かを判別する判別手段とを有し、
前記判別手段は、前記カメラアクセサリに異常が生じたと判別したときは、前記通信手段を介して前記カメラアクセサリに、初期化動作を行わせるための信号を送信することを特徴とするカメラ。 - 前記判別手段は、前記検出手段により検出された電圧値が所定値以下になったとき又は前記検出手段により検出された電流値が所定値以上になったときに、前記カメラアクセサリに異常が生じたと判別することを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
- 前記判別手段は、前記検出手段により検出された電圧値が所定値以下である状態又は前記検出手段により検出された電流値が所定値以上である状態が所定時間以上継続したときに、前記カメラアクセサリに異常が生じたと判別することを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
- カメラに装着されるカメラアクセサリであって、
前記カメラとの通信を行う通信手段と、
前記通信手段を介して前記カメラから受信した信号に基づいて動作し、該カメラアクセサリを制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記カメラから受信した信号が、前記カメラにおける該カメラアクセサリの異常判別に基づく信号であるときに、該制御手段の初期化動作を行うことを特徴とするカメラアクセサリ。 - 前記カメラアクセサリの状態を記憶する記憶手段を有し、
前記制御手段は、前記カメラから前記信号を受信したときは、前記記憶手段に該カメラアクセサリの状態を示す情報を記憶させた後、該制御手段の初期化動作を行うことを特徴とする請求項6に記載のカメラアクセサリ。 - 前記制御手段は、初期化動作が終了したときは、該カメラアクセサリを前記記憶手段に記憶した情報に示される状態に復帰させることを特徴とする請求項7に記載のカメラアクセサリ。
- 請求項1から5のいずれか1つに記載のカメラと、請求項6から8のいずれか1つに記載のカメラアクセサリとを有することを特徴とするカメラシステム。
- カメラアクセサリが装着されるカメラであって、
前記カメラアクセサリと通信を行う通信手段と、
前記通信手段を介して受信した前記カメラアクセサリの状態を示す情報に基づいて前記カメラアクセサリに異常が生じたか否かを判別する判別手段とを有し、
前記判別手段は、前記カメラアクセサリに異常が生じたと判別したときは第1の動作を行い、この後、再び前記カメラアクセサリに異常が生じたと判別したときは前記第1の動作と異なる第2の動作を行うことを特徴とするカメラ。 - 前記第1の動作は、前記通信手段を介して前記カメラアクセサリに、初期化動作を行わせるための信号を送信する動作であり、前記第2の動作は、前記カメラアクセサリに対する電力の供給を停止させる動作であることを特徴とする請求項10に記載のカメラ。
- 前記判別手段は、前記カメラアクセサリとの通信に異常がある場合、前記カメラアクセサリの動作に異常がある場合および前記カメラアクセサリにおける通電に異常がある場合のうち少なくとも1つの場合に、前記カメラアクセサリに異常が生じたと判別することを特徴とする請求項10又は11に記載のカメラ。
- カメラアクセサリが装着されるカメラであって、
前記カメラアクセサリと通信を行う通信手段と、
前記カメラアクセサリに電力を供給する電力供給手段と、
前記カメラアクセサリに供給している電圧値又は電流値を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果に基づいて前記カメラアクセサリに異常が生じたか否かを判別する判別手段とを有し、
前記判別手段は、前記カメラアクセサリに異常が生じたと判別したときは第1の動作を行い、この後、再び前記カメラアクセサリに異常が生じたと判別したときは前記第1の動作と異なる第2の動作を行うことを特徴とするカメラ。 - 前記第1の動作は、前記通信手段を介して前記カメラアクセサリに、初期化動作を行わせるための信号を送信する動作であり、前記第2の動作は、前記カメラアクセサリに対する電力の供給を停止させる動作であることを特徴とする請求項13に記載のカメラ。
- 前記判別手段は、前記検出手段により検出された電圧値が所定値以下になったとき又は前記検出手段により検出された電流値が所定値以上になったときに、前記カメラアクセサリに異常が生じたと判別することを特徴とする請求項13又は14に記載のカメラ。
- 前記判別手段は、前記検出手段により検出された電圧値が所定値以下である状態又は前記検出手段により検出された電流値が所定値以上である状態が所定時間以上継続したときに、前記カメラアクセサリに異常が生じたと判別することを特徴とする請求項13又は14に記載のカメラ。
- 請求項10から16のいずれか1つに記載のカメラと、請求項6から8のいずれか1つに記載のカメラアクセサリとを有することを特徴とするカメラシステム。
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