JP2659972B2 - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2659972B2 JP62286384A JP28638487A JP2659972B2 JP 2659972 B2 JP2659972 B2 JP 2659972B2 JP 62286384 A JP62286384 A JP 62286384A JP 28638487 A JP28638487 A JP 28638487A JP 2659972 B2 JP2659972 B2 JP 2659972B2
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  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子カメラ、詳しくは、自動焦点調節機構を
有し多段動作型のシャッタトリガスイッチで操作される
電子カメラの構成に関する。
[従来の技術] 一般に、自動焦点調節(以下、AFと略記する)カメラ
のAF方式には、大きく分けて被写体距離を測距し、その
測距情報に基づいて撮影レンズを合焦点に駆動する方式
と、撮影レンズからのボケ量を時々刻々監視しながら撮
影レンズを駆動し、ボケ量が最小になったところで撮影
レンズの駆動を停止する方式とがあるが、このうち、前
者のAF方式に採用されている測距方式について述べる。
第5図は所謂、三角測距方式と呼称される測距方式にお
ける焦点検出光学系の光路図で、一定の距離Lだけ離れ
たミラー21,22からある距離にある被写体を見た場合、
その見込む角度が被写体距離によって違ってくるという
原理を利用して被写体距離を求めようとするものであ
る。この場合、上記ミラー21,22からレンズ系23,24を通
りプリズム27で反射した2つの像をラインセンサ25,26
上に結像させ、そのズレ量を電気的に計測して被写体距
離を求めるようにしている。
また、第6図は、TTLオートフォーカスの瞳分割式と
呼称される測距方式における焦方式検出光学系の光路図
で、撮影レンズ31からの光束を、図示しなハーフミラー
などで分割し、コンデンサレンズ33を介してラインセン
サ32上に照射する。すると、光学的には、あたかも撮影
レンズ31の主平面上の両端31a,31bから投射された光束
がこのラインセンサ32上に結像されることとなり、上記
第5図に示す三角測距式と同様にラインセンサ32上の2
つの像のズレ量から被写体情報を得ることができる。こ
の場合、撮影レンズ31の焦点距離および現在のレンズ位
置等の情報が予じめ分っていれば被写体距離を直接求め
ることができ、また距離情報まで必要としないときは、
撮影レンズ31をどれだけ移動したらいいかという情報を
演算によって求めることができる。上述した2つの測距
方式はいずれもパッシブ方式と称される測距方式である
が、この他、赤外光や超音波を用いるアクティブ方式の
測距方式がある。
一方、上記各方式のAFカメラに使用されるシャッタト
リガスイッチは、シャッタトリガ釦を押下して全ストロ
ークの中間位置(以下、1段目と略記する)で第1のト
リガスイッチが閉成し、さらにシャッタトリガ釦を押下
して全ストロークの最終位置(以下、2段目と略記す
る)で第2のトリガスイッチが閉成する2段動作型と、
中間位置でのスイッチ機構がなく、全ストロークを摺動
すると作動する通常のスイッチ機構からなる単動作型と
がある。単動作型のシャッタトリガスイッチの場合、シ
ャッタトリガ釦が押下されると、まず測距を行ない、こ
の測距情報に基づいて合焦点へ撮影レンズを移動し、そ
の後撮影に入る。従って、シャッタトリガ釦を押下して
から測距し、撮影レンズを駆動するという2つの動作が
行なわれた後、始めて撮影できるので、レリーズタイム
ラグといわれている、シャッタトリガ釦を押下してから
実際に撮影できるまでの時間が長くなるという問題点が
ある。
そこで、2段動作型のシャッタトリガスイッチを使っ
たAFカメラでは、通常1段目でAF動作を行ない、2段目
で撮影する、つまり、1段目で測距とレンズ駆動を行な
い、その後被写体を狙ってから、シャッタトリガ釦の2
段目を押下して、写真を撮影していた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、一般のカメラでは、このような方式で
も使用することができるが、特に電子カメラの場合次の
ような問題点がある。即ち、電子カメラ系では、撮影前
に記録媒体のディスクを回転させておくという、一般の
カメラにはない機能が要求され、スピンドルモータが通
常回転に達し、ディスクに記録可能な状態になるまで時
間を要するということである。このような、スピンドル
モータの立上げに要する時間に、AFの動作に要する時間
が付加されるためレリーズタイムラグが長くなっしま
う。このレリーズタイムラグを短縮するためには、スピ
ンドルモータの動作立上げと、AFの動作とを同時に行な
えばよいが、この場合には、スピンドルモータとAFアク
チュエータの両方に同時に大電流を流さねばならなくな
る。スペース的に小型の電池しか使用できない電子カメ
ラにとって、大電流を消費するスピンドルモータとAFア
クチュエータとを同時に作動させるのは無理であり、よ
しんば、同時に作動させたとしても撮影可能枚数が極端
に減少してしまうことになる。
このため、電子カメラにおいては、2段動作型のシャ
ッタレリーズスイッチを使用し、同スイッチの1段目で
スピンドルモータを立上げ、同モータの回転が安定した
ら、シャッタトリガスイッチの2段目でAF動作と撮影動
作とを行なうようにしている。しかし、2段動作型シャ
ッタトリガスイッチの2段目でAFを動作させる上述の方
法では、シャッタトリガ釦を押下したら測距,レンズ駆
動,撮影というすべての動作が行なわれる単動作型のシ
ャッタトリガスイッチによる従来例と同じになり、レリ
ーズタイムラグが長くなってしまう。
そこで、2段動作型シャッタレリーズスイッチの1段
目の押釦操作でAFを行なうようにする試みもあったが、
電子カメラでは、レリーズタイムラグを短縮するため
に、2段動作型シャッタレリーズスイッチの1段目の押
釦操作でスピンドルモータを立上げなければならないと
いうことが必須要件となっている。
従って、シャッタッリーズスイッチの1段目でAF動作
を行なおうとすると、1段目レリーズの度にAFアクチュ
エータとスピンドルモータが一緒に起動されてしまうか
ら、前述したように電力を浪費し、電源電池を早く消耗
させてしまうことになる。これを回避するため、例えば
3段動作型のシャッタトリガスイッチを使用しようとす
ると、スイッチ自体の構造が複雑になり、また使い勝手
のうえからも非常に煩雑になる。
そこで、本発明は、上述の事情に鑑みなされたもの
で、2段動作型シャッタトリガスイッチを使用し、1段
目でスピンドルモータの回転立上げと測距を行ない、こ
の測距データに基づいて2段目でレンズ駆動することに
より、レリーズタイムラグが小さく、ピーク電力も平均
電力もともに抑えた電子カメラを提供することを目的と
する。
[問題点を解決するための手段および作用] 本発明による電子カメラは、多段動作型のトリガ手段
と、このトリガ手段によって時間的に先行して発生され
る第1のトリガ信号に応動して測距動作を行なう測距手
段と、上記第1のトリガ信号に応動してスピンドルモー
タの回転立上げを行なうスピンドルモータ駆動手段と、
上記トリガ手段によって時間的に後行して発生される第
2のトリガ信号に応動して上記測距手段による測距結果
に応じた合焦駆動動作を行なうレンズ駆動手段とを具備
してなることを特徴とし、 また、多段動作型のトリガ手段と、このトリガ手段に
よって時間的に先行して発生される第1のトリガ信号に
応動して測距動作を繰返し所定のインターバルで行なう
測距手段と、上記第1のトリガ信号に応動してスピンド
ルモータの回転立上げを行なうスピンドルモータ駆動手
段と、上記トリガ手段によって時間的に後行して発生さ
れる第2のトリガ信号に応動して上記測距手段による直
前の測距結果を応じた合焦駆動動作を行なうレンズ駆動
手段とを具備してなることを特徴とし、 更に、多段動作型のトリガ手段と、このトリガ手段に
よって時間的に先行して発生される第1のトリガ信号に
応動して測距動作を行なう、発光回路を含んでなる測距
手段と、上記第1のトリガ信号に応動してスピンドルモ
ータの回転立上げを行なうスピンドルモータ駆動手段
と、上記トリガ手段によって時間的に後行して発生され
る第2のトリガ信号に応動して上記測距手段による測距
結果に応じた合焦駆動動作を行なうレンズ駆動手段とを
具備してなり、上記測距動作の実行から上記第2のトリ
ガ信号までの時間が所定時間以上である場合は、レンズ
駆動手段による合焦駆動動作に先立ち、上記測距手段は
第2のトリガ信号に応動して再測距動作を行なうことを
特徴とする。
[実 施 例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る電子カメラのブロ
ック図で、本発明に関連する構成要素のみを示し、一般
の撮影機能に関連する構成要素は、その他の回路8に一
括して包含されている。
第1図に示すカメラは、周知のAF機構が採用されてい
るカメラである。マイコン等が内蔵されているシステム
コントロラ1は、AFシステムの制御を司るAF制御回路2
と機能的に一体となって作動し、カメラシステムを構成
する各回路をシーケンス制御する。AF制御回路2,測距回
路3,AFアクチュエータ4はAFシステムを構成し、2段動
作型シャッタトリガスイッチ6からのトリガ信号をシス
テムコントローラ1が受信すると、今回役目のトリガ情
報が入力されたかをAF制御に回路2に送出する。発光回
路5を除きシステムコントローラ1とAF制御回路2を始
めとして他の回路相互間においても、各種の情報が双方
向で授受される。例えば、測距回路3の場合、AF制御回
路2よりの測距指令に基づいて測距を開始し、測距が終
了すると、終了信号が測距回路3よりAF制御回路2へ送
出される。また、このカメラはパッシブ方式のAFカメラ
であり、測光回路7からの輝度情報がシステムコントロ
ーラ1に取込まれて、測距のために必要とする明るさが
不足する場合、あるいは、一度測距したが、被写体のコ
ントラストが低くて測距不能となった場合、AF制御回路
2は発光回路5を作動して補助光を点灯させるようにな
っている。その他の回路8には撮像系やスピンドルモー
タとその駆動回路が含まれるが、同回路8を含む各回路
には、電源回路9から電源が供給されている。
このように構成された本実施例は次のように作動す
る。第2図は、被写体が明るく補助光を必要としない場
合の各系相互間のタイミングチャートである。第2図に
おいて、シャッタトリガスイッチ6が押下されると、1
段目のトリガスイッチの閉成時点6aで、システムコント
ローラ1からその他の回路8内のスピンドルモータ駆動
回路に起動指令が供給されてスピンドルモータが回転す
る。また、AF制御回路2にも、測距を開始する指令が送
出されて測距が繰返され、2段目のトリガスイッチの閉
成時点6bまで、測距情報12a,12b,……が順次得られ、2
段目のトリガスイッチの閉成時点6bでは、最終の測距情
報12dに基づいてAF制御回路2からAFアクチュエータ4
にレンズ駆動信号13が送られてレンズ駆動が行なわれ
る。一般に、バッシブ方式のAFでは、測距の際に必要と
する電流は、スピンドルモータを駆動するに必要な電流
に比べれば僅少なので、スピンドルモータの起動と重ね
合せても支障はない。1段目のトリガスイッチの閉成時
点6aから2段目のトリガスイッチの閉成時点6bまでの時
間は、当然のことながら、撮影者の意志により左右さ
れ、カメラは、その時間を予じめ知ることができないか
ら、2段目のトリガ動作が何時なされてもよいように、
上述のように繰返し測距を行ない、最終の測距情報に基
づいてレンズ駆動する。また、被写体は常に静止してい
るとは限らないから、2段目のトリガスイッチが閉成さ
れる直前の測距情報を使用するようにしている。そし
て、一連の測距情報のインターバル12iは、目的に対し
て充分短かければよいので、極端な場合、前の測距動作
が終ったら、直ちに次の測距動作に入ってもなんら支障
はない。
ところで、2段目のトリガスイッチが閉成される直前
の測距情報、つまり最終の測距情報を用いる点について
は、例えば、最終の何回かの測距動作を適当に情報処理
し、結果として、測距動作に入る直前の情報であればよ
い。一般論としては、測距動作に入る時点より、あまり
前のほうの測距情報は信頼性に欠けるが、逆に、これら
一連の測距情報が一定なら被写体が静止していると予想
できるし、一連の測距情報が変化する場合には、被写体
が移動していると解釈できるので、上記の一連の測距情
報を用いて、何等かのAF情報に使用する、あるいはその
他の情報に使用するという応用例も考えられる。
一方、繰返し測距を行なうという概念については、特
開昭56−78811号公報記載の自動焦点制御装置がある。
しかしながら、この提案は、複数回の測距情報の中間的
なデータを用いて測距するという点が要部で、その意図
するところは、被写体が移動していたり、測距装置の性
能が劣化しかかっていたりすることにより、測距情報が
ばらついた場合の対策として、測距情報の平均値でAFを
行なおうとするもので、繰返し測距とは言っても、本実
施例のようなタイミングとは関係ない。
第3図と第4図は被写体が暗くて補助光を点灯しない
と測距できない場合のタイミングチャートである。この
場合、上述した第2図に示すシーケンスだと2つの問題
を生ずる。その第1は、電力消費の点であり、補助光を
点灯させて実用的な照度を得るためには、通常数百mA程
度の大電流を要する。従って、インターバルの短い繰返
し測距を行なうと、そのたびに補助光が点灯されること
になり、電力損失が大となり、電池の消耗を早めること
になる。第2の問題は、補助光に可視光線を使う場合、
繰返し測距の都度補助光が点滅を繰り返すので、被撮影
者が眩惑されて撮影しづらいという使い勝手上の問題を
生ずる。
この対策として、補助光点灯時は繰返し測距のインタ
ーバルを長くする等の方法も考えられるが、その効果は
不十分であり問題の解決には至らない。
そこで、補助光を点灯して測距する場合、第3図に示
すように、シャッタトリガスイッチ6の1段目スイッチ
の閉成時点6aで、1回だけ測距動作を行なって測距情報
12aを得、2段目スイッチの閉成時点6bに至るまで測距
情報12aを保持するとともに、測距動作終了時点から2
段目スイッチの閉成時点6bまでの時間tを計測する。そ
して、この時間tが、予じめ設定された時間t0を超えな
い場合には、測距情報12aは信頼できると考え、この情
報12aに基づきAF制御回路2はAFアクチュエータ4にレ
ンズ駆動信号13を送りレンズ駆動を行なう。この第3図
に示すシーケンスを第2図に示すシーケンスと比べる
と、繰返し測距がなくなっただけなので、前述したレリ
ーズタイムラグ等は第2図における補助光なしの場合と
同じである。
ところで、測距のためにシャッタトリガスイッチ6の
1段目スイッチの閉成時間が長くなることがある。例え
ば、前後に移動する被写体を撮ろうとする場合、シャッ
タトリガスイッチの1段目スイッチを閉成した状態で待
機しシャッタチャンスをねらうことになる。このような
場合には、第4図に示すように、測距情報12aを得てか
らシャッタトリガスイッチ6の2段目スイッチの閉成時
点6bに至るまでの時間tが予じめ設定された時間t0を超
えるので、このときには、測距情報12aは信頼できる限
界を超えたと判断し、2段目スイッチの閉成時点6bで再
度測距して測距情報12xを得る。そして、この測距情報1
2xに基づきAF制御回路2はAFアクチュエータ4にレンズ
駆動信号13を送りレンズ駆動を行なう。このようにシャ
ッタチャンスを待機して測距に時間をかけるような場合
には、節電効果とピントのずれ防止を図るために、2段
目スイッチの閉成時で再測距し、この最新測距情報12x
の直後にレンズ駆動を行なっている。
以上のような補助光を使用した測距がなされる場合、
第1図において測光回路7から低輝度情報がシステムコ
ントローラ1に入力されると、先ずAF制御回路2は、発
光回路5を作動して補助光を点灯させ、同時に測距回路
3を作動して測距が行なわれる。システムコントローラ
1の中にはタイマを有しているので、そのタイマによっ
て、上記測距情報を得てからシャッタレリーズスイッチ
6の2段目スイッチの閉成時点6bまでの時間tが、設定
された時間t0を超えたか否かを判断する。この判断結果
に基づき、t<t0であれば2段目スイッチの閉成時点6b
で、AF制御回路2は直ちにAFアクチュエータ4を駆動し
て撮影レンズを合焦点に移動させる。また、t>t0と判
断したならば、AF制御回路2はもう一度発光回路5と測
距回路3とにコマンドを送出して補助光を点灯させ、同
時に測距を行なう。測距回路3で得られた測距情報に基
づき、AF制御回路2はAFアクチュエータ4を駆動して撮
影レンズを合焦点へ移動する。このように、被写体が暗
くて補助光を点灯させねばならない場合でも、補助光の
点灯を最小限に抑えることができる。
[発明の効果] 以上述べたように本願の特許請求の範囲第1項に係る
発明によれば、スピンドルモータの起動と合焦駆動動作
とが時間的に一致しないので、一度に大きな負荷電流が
流れることがなく、電流の定格容量を比較的小さくする
ことができる。また、上記スピンドルモータの起動と重
ねて測距動作を行なうので、撮影前にスピンドルモータ
の駆動が必要な電子カメラにおいても、AF時のレリーズ
タイムラグを最小限に抑えることができる。
また、本願の特許請求の範囲第2項に係る発明によれ
ば、上記の効果に加えて、更に、測距情報の信頼性を高
めることができる。
そして、本願の特許請求の範囲第3項に係る発明によ
れば、上記本願の特許請求の範囲第1項に係る発明の効
果に加えて、更に発光回路を作動させて測距動作を行な
う場合にも上記発光回路の作動を最小限に抑えることに
より節電し、かつ、測距情報の信頼性を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に系るカメラの要部を示す
ブロック図、 第2図,第3図および第4図は、上記第1図に示すカメ
ラの動作を説明するための各信号相互のタイミングチャ
ート、 第5図,第6図は、一般に用いられている測距方式にお
ける各焦点検出光学系の光路図である。 3……測距回路(測距手段) 4……AFアクチュエータ(駆動手段) 5……発光回路(測距手段) 6……シャッタトリガスイッチ(トリガ手段) 6a……シャッタトリガスイッチの1段目スイッチの閉成
時点 6b……シャッタトリガスイッチの2段目スイッチの閉成
時点
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/781

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多段動作型のトリガ手段と、 このトリガ手段によって時間的に先行して発生される第
    1のトリガ信号に応動して測距動作を行なう測距手段
    と、 上記第1のトリガ信号に応動してスピンドルモータの回
    転立上げを行なうスピンドルモータ駆動手段と、 上記トリガ手段によって時間的に後行して発生される第
    2のトリガ信号に応動して上記測距手段による測距結果
    に応じた合焦駆動動作を行なうレンズ駆動手段と、 を具備してなることを特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】多段動作型のトリガ手段と、 このトリガ手段によって時間的に先行して発生される第
    1のトリガ信号に応動して測距動作を繰返し所定のイン
    ターバルで行なう測距手段と、 上記第1のトリガ信号に応動してスピンドルモータの回
    転立上げを行なうスピンドルモータ駆動手段と、 上記トリガ手段によって時間的に後行して発生される第
    2のトリガ信号に応動して上記測距手段による直前の測
    距結果に応じた合焦駆動動作を行なうレンズ駆動手段
    と、 を具備してなることを特徴とする電子カメラ。
  3. 【請求項3】多段動作型のトリガ手段と、 このトリガ手段によって時間的に先行して発生される第
    1のトリガ信号に応動して測距動作を行なう、発光回路
    を含んでなる測距手段と、 上記第1のトリガ信号に応動してスピンドルモータの回
    転立上げを行なうスピンドルモータ駆動手段と、 上記トリガ手段によって時間的に後行して発生される第
    2のトリガ信号に応動して上記測距手段による測距結果
    に応じた合焦駆動動作を行なうレンズ駆動手段と、 を具備してなり、 上記測距動作の実行から上記第2のトリガ信号までの時
    間が所定時間以上である場合は、レンズ駆動手段による
    合焦駆動動作に先立ち、上記測距手段は第2のトリガ信
    号に応動して再測距動作を行なうことを特徴とする電子
    カメラ。
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