JP2005164300A - カラーセンサ - Google Patents
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Abstract
【課題】 低コストで小型に構成でき、量産性に優れ、さらに各種機器のケース等への組み付けを容易に行なえるカラーセンサを提供する。
【解決手段】 開口部11aを備えたケース11と、発光素子12と、受光部13と、レンズ17a,17bを有するレンズホルダー17と、発光素子及び受光部の駆動制御を行なう制御回路14と、ケース内にて端子部がケース外面に露出するように配置された、電気信号を送受するためのコネクタ15と、を含んでおり、受光部が、RGBフィルタと受光素子アレイとが一体化されたカラーイメージセンサから構成する。
【選択図】 図5
【解決手段】 開口部11aを備えたケース11と、発光素子12と、受光部13と、レンズ17a,17bを有するレンズホルダー17と、発光素子及び受光部の駆動制御を行なう制御回路14と、ケース内にて端子部がケース外面に露出するように配置された、電気信号を送受するためのコネクタ15と、を含んでおり、受光部が、RGBフィルタと受光素子アレイとが一体化されたカラーイメージセンサから構成する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、発光部から被測定物に対して光を照射して、対象物からの反射光を受光部により受光することにより、被測定物の色を検出するようにしたカラーセンサに関し、特に各種機器への組み込み用のカラーセンサに関するものである。
従来、このようなカラーセンサは、例えば特許文献1による色認識装置において測定部のように構成されている。
特許文献1における測定部は、ケースに設けられた測定開口部の内側に配置され、三原色の受光素子がパッケージ化された受光部と、受光部の両側に配置された二個の白色光源から成る発光部と、を含んでいて、同様にケース内に設けられた制御回路基板上の制御回路によって発光部が駆動制御されると共に、受光部の各受光素子による検出信号が処理されるようになっている。
特許文献1における測定部は、ケースに設けられた測定開口部の内側に配置され、三原色の受光素子がパッケージ化された受光部と、受光部の両側に配置された二個の白色光源から成る発光部と、を含んでいて、同様にケース内に設けられた制御回路基板上の制御回路によって発光部が駆動制御されると共に、受光部の各受光素子による検出信号が処理されるようになっている。
このような構成の測定部によれば、発光部からの光が、測定開口部から外部へ出射して対象物に照射される。そして、当該対象物で反射された反射光が、再び測定開口部からケース内に進み、受光部に入射する。これにより、反射光が受光部の各受光素子により三原色の各色毎に検出され、各受光素子の検出信号が制御回路基板上の制御回路で処理されて反射光の色が検出される。このようにして、対象物の色の検出が行なわれる。
特開2002−22537号公報
しかしながら、上述した特許文献1における測定部においては、受光部が三原色の各色毎の受光素子から構成されていることから、比較的大型の構成になってしまう。
また、発光部及び受光部が、ケースに設けられた測定開口部の内側に配置されていることから、測定開口部に対して正確に位置決めして固定する必要があり、ケース側における取付構造が複雑になってしまい、取付作業も煩雑になることから、量産性が損なわれてしまうと共に、部品コスト及び組み立てコストが高くなってしまう。
さらに、発光部及び受光部の対象物に対する光学性能を高めるために、測定開口部付近にレンズを設ける場合には、このレンズのための取付構造が必要になることから、さらに大型の構造となり、コストが高くなってしまう。
本発明は、以上の点に鑑み、低コストで小型に構成され得ると共に、量産性に優れ、さらに各種機器のケース等への組み付けが容易に行なわれるようにした、カラーセンサを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のカラーセンサは、プリント基板と、プリント基板上に配置し被測定物に向けて白色光を照射する発光素子と、プリント基板上に配置し被測定物にて反射された反射光を受光する受光部と、プリント基板上に配置し発光素子及び受光部の駆動制御を行う制御回路と、プリント基板上に配置し電気信号を送受するためのコネクタと、プリント基板とさらにプリント基板上に配置した発光素子,受光部,制御回路及び制御回路とを収容し、発光素子から白色光の出射口及び被測定物にて反射された反射光の入射口としての第一の開口部と、プリント基板を出し入れするための第二の開口部と、コネクタの端子部をケース外面に露出するための第三の開口部と、プリント基板上の発光部と受光部との間を光学的に遮断する遮断壁とを備えたケースと、上記第一の開口部に取り付けた、発光素子及び受光部の光軸上にそれぞれ配置されたレンズを有するレンズホルダーと、上記第二の開口部に着脱可能に取り付けたカバーとを備えており、受光部が、RGBフィルタとこのRGBフィルタを透過した各色の透過光をそれぞれ受光する受光素子アレイとを一体化したカラーイメージセンサから構成されており、さらに、上記ケースがケース表面から延設した取付部を備えており、この取付部を介して各種機器に容易に取り付け得るようにしたことを特徴としている。
本発明によるカラーセンサにおいては、好ましくは、前記ケースが基板受け部を備えており、プリント基板が、遮断壁と基板受け部とカバーとで挟持されている。
本発明によるカラーセンサは、好ましくは、前記制御回路が、プリント基板の第二の開口側に、発光素子及び受光部の調整用可変抵抗を有している。
本発明によるカラーセンサは、好ましくは、前記カバーが、プリント基板上の調整用可変抵抗にアクセスするための調整孔を備えている。
本発明によるカラーセンサは、好ましくは、前記受光部の光軸に対して前記発光素子の光軸が10°〜50°となるように、発光素子及び受光部をプリント基板上に配置する。
上記構成によれば、受光部,発光素子,コネクタ,制御回路がパッケージ化され、さらに小型化されているので、各種機器に容易に組み込むことができる。また、受光部として、RGBフィルタと受光素子アレイを一体化したカラーイメージセンサを使用しているので、各色用の受光素子をそれぞれ設ける必要がなく、受光部が容易に小型に構成される。
また、発光素子及び受光部のためのレンズを、レンズホルダーとして一体化して形成すると、ケースに対して各レンズを正確に位置決めして組み込むことができると共に、各レンズがケースから突出することがないので、全体として小型に構成される。
さらに、発光素子及び受光部をケース内に収容しているので、特に受光部に対して取付面の側方からの外乱光が入射するようなことがなく、被測定物の正確なカラー測定を行なうことが可能になる。
また、発光素子及び受光部がケース内に収容されていることから、各種機器への組み込みの際に、各種機器のケース,パネル等に、ケースの開口部に対応する開口を設けるだけで、容易に組み込みが行なわれ得る。
発光素子,受光部,制御回路及びコネクタが、ケース内に収容されるプリント基板上に実装されている場合には、これら発光素子,受光部,制御回路及びコネクタの各要素がプリント基板上の所定位置に搭載され、固定されているので、プリント基板をケース内に収容して、所定位置に固定することによって、各要素が所定位置に正確に位置決めして固定保持されることになり、組立が容易に行なわれる。
ケースから取付面に対して平行に延びる取付部を備えている場合には、この取付部を各種機器に設けられた取付部に対して固定することによって、カラーセンサが容易に各種機器に対して組み付けられる。
取付部が、その取付面側の表面を取付面と同一面上に配置する場合には、この取付部を、各種機器のケース,パネル等の内面に対して容易に固定することができる。その際、各種機器側では、カラーセンサの取り付けのために、取付部の固定のための取付孔と開口部に対応する開口を設けるだけよいので、カラーセンサの取付のための加工が容易に行なわれる。
ケースが、底面にカバーにより閉鎖された第二の開口部を備えており、プリント基板が第二の開口部からケース内に着脱可能である場合には、ケースが各種機器に組み付けられている状態においても、取付面以外の面に設けられたカバーを取り外すことにより、プリント基板を容易に取り付けまたは取り外しすることができる。
制御回路が、プリント基板の第二の開口側に、発光素子及び受光部の調整用可変抵抗を有している場合には、ケースが各種機器に組み付けられている状態においても、カバーを取り外した状態で、これらの調整用可変抵抗を調整することによって、実際に被測定物のカラー測定を行ないながら、発光素子の発光強度または受光部の受光感度を適宜に調整することができる。
ケースまたはカバーが、プリント基板上の調整用可変抵抗にアクセスするための調整孔を備えている場合には、カラーセンサが各種機器に組み込まれた状態であっても、カバーを外すことなくそのまま調整用可変抵抗の調整を行なうことができる。
このようにして、本発明によれば、受光部としてカラーイメージセンサを使用すると共に、レンズホルダーをケースの開口部付近に取り付けることにより、簡単な構成で低コストで且つ小型に構成することができ、量産性を向上させることが可能である。さらに、各構成要素がすべてケース内に収容されていることから、各種機器に組み込む場合に、各種機器側の取付のための加工が容易に行なわれる。
以下、図面を用いて、本発明の各実施例を説明する。
図1乃至図6は、本発明によるカラーセンサの第一実施例を示している。
カラーセンサ10は、ほぼ直方体状のケース11と、ケース11内にそれぞれ収容された発光素子としてのLED12,受光部13,制御回路14,コネクタ15と、を含んでいる。これらのLED12,受光部13,制御回路14,コネクタ15は、図6に示すようにプリント基板16上にて所定位置に実装され一体化されている。
カラーセンサ10は、ほぼ直方体状のケース11と、ケース11内にそれぞれ収容された発光素子としてのLED12,受光部13,制御回路14,コネクタ15と、を含んでいる。これらのLED12,受光部13,制御回路14,コネクタ15は、図6に示すようにプリント基板16上にて所定位置に実装され一体化されている。
ケース11は、図5に示すように、上面に第一の開口部11aを備えていると共に、下面に第二の開口部11bを備えている。さらに、ケース11は、図3に示すように、その前端面にコネクタ15の端子部を露出させるための開口窓11cを備えている。
なお、ケース11は、図5に示すように、その内部にてLED12と受光部13との間を光学的に遮断する遮断壁11dを備えている。
また、図4に示すように、ケース11の内周面には突部11m、11nが形成されており、突部11m、11nは、ケース11の内周面に対して垂直に延設し、さらに突部先端が第二の開口部11b方向へ垂下している。さらに、ケース11の側壁は、ケース内に膨出するように一部が肉厚に形成されている。この肉厚部11p(図4参照)の下端は、遮断壁15dの下端と同じ高さ位置に設定されていて、水平面状に形成されており、後述するように基板受け部としてプリント基板16の上面に当接する。
また、図4に示すように、ケース11の内周面には突部11m、11nが形成されており、突部11m、11nは、ケース11の内周面に対して垂直に延設し、さらに突部先端が第二の開口部11b方向へ垂下している。さらに、ケース11の側壁は、ケース内に膨出するように一部が肉厚に形成されている。この肉厚部11p(図4参照)の下端は、遮断壁15dの下端と同じ高さ位置に設定されていて、水平面状に形成されており、後述するように基板受け部としてプリント基板16の上面に当接する。
ケース11の第一の開口部11aには、図6に示すようにLED12及び受光部13の光軸上にそれぞれレンズ17a,17bを備えるレンズホルダー17が配置されている。ここで、ケース11の第一の開口部11aには、レンズホルダー17が着脱可能に係止され得るように、レンズホルダー17の係合爪17cが嵌入する係合部11eが設けられている。
また、ケース11の第二の開口部11bには、図5に示すように、カバー18が着脱可能に係止され得るように、カバー18の係合爪18aが嵌入する係合孔11fが設けられている。これにより、第二の開口部11bは、カバー18により閉鎖される。カバー18は、プリント基板16上の調整用可変抵抗14a,14b(後述)にアクセスするための調整孔18b,18cを備えている。
さらに、ケース11は、図1,図3及び図4に示すように、その両側面の下端付近から両側に向かって突出する一対の平板状に形成された取付部11g,11hを備えている。これらの取付部11g,11hは、図3に示すように、その下面がそれぞれケース11の下面と同一面となるように形成されている。
LED12は、公知の構成のLEDであって、被測定物20(後述)に対して白色光を照射する。この場合、LED12は、図5に示すようにその光軸が斜めに傾斜しており、被測定物20の表面20a(図7参照)にて、受光部13の光軸と10°〜50°の角度で交差するように配置されているので、受光部13では乱反射光成分が受光される。そして、前述したレンズホルダー17のレンズ17aが、LED12から出射した光を被測定物20の表面20a上に集束させる。
受光部13は、RGBフィルタとこのRGBフィルタを透過した各色の透過光をそれぞれ受光する受光素子としてのフォトダイオードアレイとが一体にパッケージ化されたカラーイメージセンサとして構成されている。
このようなカラーイメージセンサとしては、例えば浜松ホトニクス社製のS9032等が使用され得る。そして、前述したレンズホルダー17のレンズ17bが、被測定物20の表面20aで反射された乱反射光成分である測定光を、受光部13の受光面上に集束させるようになっている。
制御回路14は、図示の場合、プリント基板16上に形成された導電パターン(図示せず)とプリント基板16上に実装された各種電子部品とから構成されており、LED12及び受光部13のための調整用可変抵抗14a,14bを含んでいる。
これにより、制御回路14はLED12を駆動制御して発光させると共に、受光部13からの各色の検出信号を信号処理する。その際、制御回路14は、可変抵抗14aの調整により、LED12の発光強度を調整することができると共に、可変抵抗14bの調整により、受光部13の受光感度を調整することができる。
コネクタ15は、外部から制御回路14に給電を行なうと共に、制御回路14により信号処理された受光部13の検出信号を外部に出力するものである。尚、プリント基板16がケース11内の所定位置に取り付けられた状態で、端子部15aが、ケース11の開口窓11cから外部に露出する。プリント基板16は、ケース11の各突部11m、11nに対応して、孔16a,16bを有する。
本発明実施形態によるカラーセンサ10は以上のように構成されており、まず、その組立について説明する。
組立の際には、LED12,受光部13及びコネクタ15そして制御回路14を構成する各部品がプリント基板16上の所定位置に固定され、実装される。これにより、プリント基板16上に、LED12,受光部13,制御回路14及びコネクタ15が一体化して備えられる。これに対して、ケース11の第一の開口部11aには、レンズホルダー17が取り付けられる。
組立の際には、LED12,受光部13及びコネクタ15そして制御回路14を構成する各部品がプリント基板16上の所定位置に固定され、実装される。これにより、プリント基板16上に、LED12,受光部13,制御回路14及びコネクタ15が一体化して備えられる。これに対して、ケース11の第一の開口部11aには、レンズホルダー17が取り付けられる。
そして、プリント基板16の孔16a,16bに各突部11m,11n先端が嵌入するように、ケース11の下方の第二の開口部11bからプリント基板16をケース11内に収容する。そして、カバー18でケース11の第二の開口部11bを閉じると、プリント基板16の上面が遮断壁11dの下端及び肉厚部11pの下端に当接すると共に、プリント基板16の下面がカバー18の側壁18e,18fの上面18g,18hに当接する。即ち、プリント基板16は、ケース11の遮断壁11d及び基板受け部と、カバー18の側壁18e,18fとで挟持される。これにより、LED12,受光部13,制御回路14及びコネクタ15が容易にケース11内に取り付けられ、組立が容易に行なわれると共に、LED12,受光部13がケース11内にて所定位置に位置決めされ、またコネクタ15が開口窓11c内に整合される。また、プリント基板16は突部11m,11nによって固定されているので、ケース内でのガタつきが防止される。
このようにして組み立てられたカラーセンサ10は、図7に示すように、鎖線で示す各種機器のケース21(またはパネル等)の内側にて、ケース11の側面から延設した取付部11g,11hを利用して、各種機器内に設けた取付部に対して取り付けられる。
これにより、カラーセンサ10がケース21の内側の所定位置に固定保持される。その際、各種機器のケース21は、カラーセンサ10の第一の開口部11aに対応する開口21a(図7参照)を設けておけばよい。このようにして、容易にカラーセンサ10が各種機器のケース21に対して組み込まれる。
ここで、外部からコネクタ15を介して制御回路14に給電が行なわれると、制御回路14によりLED12が所望の発光強度で発光され、LED12から出射した光は、レンズホルダー17のレンズ17aによって、被測定物20の表面20aに集束される。そして、被測定物20の表面20aで反射された測定光は、レンズホルダー17のレンズ17bを介して受光部13の受光面に集束される。
これにより、受光部13が、被測定物20の表面20aからの測定光を、RGBフィルタを介してフォトダイオードアレイにより各色毎に検出し、検出信号を制御回路14からコネクタ15を介して外部へ出力する。このようにして、コネクタ15から外部に出力された各色毎の検出信号を、適宜の信号処理回路等により処理することによって、被測定物20のカラー測定を行なうことができる。
受光部13として、RGBフィルタと受光素子アレイが一体化されたカラーイメージセンサが使用されていることから、従来のように各色用の受光素子をそれぞれ設ける必要がないので、受光部13が容易に小型に構成され得る。
また、LED12及び受光部13のためのレンズ17a,17bが、レンズホルダー17として一体化して形成されているので、ケース11に対してレンズホルダー17を取り付けるだけで、各レンズ17a,17bを正確に位置決めして組み込むことができると共に、各レンズ17a,17bがケース11の上面から突出することがないので、全体として小型に構成される。
さらに、LED12及び受光部13がケース内に収容されていると共に、これらの間に遮断壁11eが存在しているので、受光部13に対してLED12や外部の側方からの外乱光が入射せず、被測定物の正確なカラー測定を行なうことが可能になる。
また、LED12及び受光部13がケース11内に収容されていることから、各種機器への組み込みの際に、各種機器のケース21等に、ケース11の第一の開口部11aに対応する開口を設けるだけで、容易に組み込みが行なわれ得る。
図8乃至図10は、本発明によるカラーセンサの第二実施例の構成を示している。これらの図において、カラーセンサ30は、基本的には図1乃至図7に示したカラーセンサ10と同じ構成であり、ケース11の下端付近から両側に延びる取付部11g,11hの代わりに、ケース11の上端付近から両側に延びる取付部11i,11jを備えている点でのみ異なる構成になっている。
このような構成のカラーセンサ30によれば、図1乃至図5に示したカラーセンサ10と同様に作用すると共に、各種機器への取付けの際には、各種機器のケース21の取付箇所の領域にて、ケース11の第一の開口部11aに対応する開口と、この開口に隣接して取付部11i,11jを取り付けるための取付孔を設けておけばよい。
これにより、カラーセンサ30の取付部11i,11jを、各種機器のケース21の取付孔に対してネジ等で固定保持することにより、カラーセンサ30を簡単な構成で容易に各種機器のケース21の所定箇所に取り付けることができる。この場合、各種機器側にネジ穴を設けるだけで、取付部11i,11jのための取付部を設ける必要はないので、各種機器側における取付けのための加工が容易になる。
LED12,受光部13,制御回路14及びコネクタ15の何れかに不具合が発生した場合には、ケース11のカバー18を外して、内部からプリント基板16を取り外せば、不具合の発生箇所を点検することができ、また、LED12の発光強度または受光部13の受光感度を調整したい場合には、ケース11のカバー18をしたままの状態で、調整孔18b,18cを介して、調整用可変抵抗14a,14bを適宜に調整することにより、所望の発光強度または受光感度に調整することが可能である。
上述した実施形態においては、発光素子としてLED12を使用しているが、これに限らず、他の発光素子、例えばレーザーダイオード等も使用し得ることは明らかである。
また、上述した実施形態においては、受光部13の受光素子として、フォトダイオードアレイを含むカラーイメージセンサを使用しているが、これに限らず、他の受光素子アレイを含むカラーイメージセンサを使用し得ることは明らかである。
10 カラーセンサ
11 ケース
11a 第一の開口部
11b 第二の開口部
11c コネクタ用開口窓
11d 遮断壁
11e 係合部
11f 係合孔
11g,11h 取付部
11i,11j 取付部
12 LED
13 受光部
14 制御回路
14a,14b 調整用可変抵抗
15 コネクタ
16 プリント基板
17 レンズホルダー
17a,17b レンズ
17c 係合爪
18 カバー
18a 係合爪
18b,18c 調整孔
20 被測定物
20a 表面
21 各種機器のケース
30 カラーセンサ
11 ケース
11a 第一の開口部
11b 第二の開口部
11c コネクタ用開口窓
11d 遮断壁
11e 係合部
11f 係合孔
11g,11h 取付部
11i,11j 取付部
12 LED
13 受光部
14 制御回路
14a,14b 調整用可変抵抗
15 コネクタ
16 プリント基板
17 レンズホルダー
17a,17b レンズ
17c 係合爪
18 カバー
18a 係合爪
18b,18c 調整孔
20 被測定物
20a 表面
21 各種機器のケース
30 カラーセンサ
Claims (5)
- プリント基板と、
上記プリント基板上に配置し被測定物に向けて白色光を照射する発光素子と、
上記プリント基板上に配置し上記被測定物にて反射された反射光を受光する受光部と、 上記プリント基板上に配置し上記発光素子及び受光部の駆動制御を行う制御回路と、
上記プリント基板上に配置し電気信号を送受するためのコネクタと、
上記プリント基板と該プリント基板上に配置した上記発光素子,受光部,制御回路及び制御回路とを収容し、上記発光素子から白色光の出射口及び上記被測定物にて反射された反射光の入射口としての第一の開口部と、上記プリント基板を出し入れするための第二の開口部と、上記コネクタの端子部をケース外面に露出するための第三の開口部と、上記プリント基板上の発光部と受光部との間を光学的に遮断する遮断壁とを備えたケースと、
上記第一の開口部に取り付けた、上記発光素子及び受光部の光軸上にそれぞれ配置されたレンズを有するレンズホルダーと、
上記第二の開口部に着脱可能に取り付けたカバーと、を備えており、
上記受光部が、RGBフィルタとこのRGBフィルタを透過した各色の透過光をそれぞれ受光する受光素子アレイとを一体化したカラーイメージセンサから構成されており、
さらに、上記ケースがケース表面から延設した取付部を備えており、
該取付部を介して各種機器に容易に取り付けられることを特徴とする、カラーセンサ。 - 前記ケースが基板受け部を備えており、
前記プリント基板が、前記遮断壁と上記基板受け部と前記カバーとで挟持されていることを特徴とする、請求項1に記載のカラーセンサ。 - 前記制御回路が、前記プリント基板の第二の開口側に、前記発光素子及び受光部の調整用可変抵抗を有していることを特徴とする、請求項1又は2に記載のカラーセンサ。
- 前記カバーが、プリント基板上の調整用可変抵抗にアクセスするための調整孔を備えていることを特徴とする、請求項3に記載のカラーセンサ。
- 前記受光部の光軸に対して前記発光素子の光軸が10°〜50°となるように、前記発光素子及び前記受光部を前記プリント基板上に配置したことを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載のカラーセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003400589A JP2005164300A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | カラーセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003400589A JP2005164300A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | カラーセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003400589A Pending JP2005164300A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | カラーセンサ |
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---|---|
JP (1) | JP2005164300A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014044199A (ja) * | 2012-07-30 | 2014-03-13 | Canon Inc | 測色装置及びそれを備える画像形成装置 |
-
2003
- 2003-11-28 JP JP2003400589A patent/JP2005164300A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10359315B2 (en) | 2012-07-30 | 2019-07-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Colorimetry apparatus and image forming apparatus |
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