JP2005164271A - 発酵を伴う飲料の発酵状態モニター方法及び装置 - Google Patents

発酵を伴う飲料の発酵状態モニター方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、発酵状態を熟練技術者の官能評価に頼らず、紫外線レーザーのパルス光照射による蛍光強度の測定により、定量的に発酵状態を把握することを目的とする。
【解決手段】本発明による発酵を伴う飲料の発酵状態モニター方法及び装置は、発酵を伴う飲料の原料又は発酵過程の飲料が入った発酵タンクを用い、発酵を伴う飲料に紫外線レーザーのパルス光を照射し、誘起される蛍光強度を測定し、発酵工程の進行状況によって、蛍光強度が異なりその結果蛍光スペクトルの形状が異なることを元に発酵状態を判断する方法と構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、発酵を伴う飲料の発酵状態モニター方法及び装置に関し、特に、発酵を伴う飲料の原料又は発酵過程の飲料が入った発酵タンクにおいて、その発酵状況を観察しながら、発酵を制御するとともに、発酵を伴う飲料の品質を一定にするための新規な改良に関する。
今日、発酵を伴う飲料としては、日本酒、ビール、発泡酒、焼酎、ワイン、ウイスキー等の酒類があり、さらに、醤油、酢等の調味料があり、ヨーグルト等の乳酸飲料がある。これら発酵を伴う飲料の製造過程では、発酵を伴う飲料の原料並びに発酵過程の飲料が入った発酵タンクにおいて、その発酵状態の把握はベテラン技術者の官能評価に依存している。しかし、ベテラン技術者の高齢化が進み、その鋭い官能評価技術も徐々に鈍りがちである。そこで、ベテラン技術者の官能評価技術を補完する定量性のある測定装置が望まれている。
日本酒、ビール、発泡酒、焼酎、ワイン、ウイスキー等の酒類では、発酵途中の飲料の一部を採取し、ガスクロマトグラフィや液体クロマトグラフィ等で分析したり、アルコール度計を用いて発酵過程をモニターすることが行われている。しかし、日本酒、ビール、発泡酒、焼酎、ワイン、ウイスキー等の酒類では、近年の消費者の好みの変化で、アルコール度が変化しているので、アルコール度だけでは、酒類のこく、旨み等の官能評価は不十分といえる。また、ガスクロマトグラフィや液体クロマトグラフィ等での分析法では、抽出作業が簡便でなく、1検体あたり約30分かかり、多くの検体を分析することは困難である。
また、酒類の発酵をモニターする例として特許文献1の「麦汁の発酵情報の測定装置及び測定方法」、および特許文献2の「醤油諸味中のエタノール濃度の測定方法」を挙げることができる。前者は、糖濃度、密度、比重を測定することで、発酵情報を推定する方法であり、後者は、エタノール濃度を測定することで発酵情報を推定する方法である。
また、非特許文献1に開示された発酵管理の技術においては、熟練技術者の経験と勘に依存して行われていた。
特開2000−55905号公報 特開平8−105881号公報 佐藤信監修、清酒製造技術研修講座第5巻、日本酒造組合中央会(1986)、P36〜38
従来の測定方法等は、以上のように構成されているため、次のような課題が存在していた。
すなわち、日本酒、ビール、発泡酒、焼酎、ワイン、ウイスキー等の酒類では、近年の消費者の好みの多様化に合わせるために、その原料成分組成若しくは使用する酵母等を変えて、新しい商品の開発が盛んに行われている。この酒類の試作段階から発酵状態を熟練技術者の官能評価のみに頼らず、出来るだけ定量的に把握し、再現性のある発酵プロセスを探索するための、補助ツールが求められている。さらに、熟練技術者の高齢化により熟練技術者が足りなくなってきており、加えて若年層の後継者不足等により、熟練技術者は今後益々不足することが予想されることから、熟練技術者の経験と勘で行っていた発酵技術の管理を補助するツールが求められている。
また、前述の各方法は、いずれも発酵情報に関係のある成分あるいは特性のうちの一つ又は数個の値を代表させて測定し、発酵状況を推定しているので、発酵情報の精度を上げるためには、長期にわたる発酵過程の測定データの蓄積が必要となり、今までと異なる原料組成や酵母を用いた場合には、直ぐ適用出来ないという問題があった。
本発明による発酵を伴う飲料の発酵状態モニター方法は、発酵を伴う飲料の原料又は発酵過程の飲料が入った発酵タンクを用い、前記原料又は飲料に対して紫外線レーザーのパルス光を照射し、誘起される蛍光強度を測定しその蛍光スペクトルの違いから、発酵状態をモニターする方法であり、また、前記紫外線レーザーのパルス光の照射波長が、200nmから380nmの波長領域にある方法であり、また、前記紫外線レーザーのパルス光の照射は、レーザー発振器から光ファイバーを用いて発酵を伴う飲料にレーザー光を照射する方法であり、また、前記紫外線レーザーのパルス照射で励起される蛍光強度の測定は、光ファイバーを用いて蛍光を分光器へ導く方法であり、また、前記紫外線レーザーのパルス光の照射と蛍光を分光器に導く光ファイバーの受光部を一体化した方法であり、また、前記発酵を伴う飲料として、日本酒、ビール、発泡酒、焼酎、ワイン、ウイスキーの何れかのアルコール発酵を伴うものである方法であり、また、前記発酵を伴う飲料として、醤油のアミノ酸発酵を伴うものである方法であり、また、前記発酵を伴う飲料として、乳酸発酵を伴うものである方法であり、また、本発明による発酵を伴う飲料の発酵状態モニター装置は、発酵を伴う飲料の原料又は発酵過程の飲料が入った発酵タンクを用い、前記原料又は飲料に対して光源からの紫外線レーザーのパルス光を照射し、誘起される蛍光強度をデータ解析部で測定しその蛍光スペクトルの違いから、発酵状態をモニターする構成であり、また、前記紫外線レーザーのパルス光の照射波長が、200nmから380nmの波長領域にある構成であり、また、前記紫外線レーザーのパルス光の照射は、前記光源のレーザー発振器から光ファイバーを用いて発酵を伴う飲料にレーザー光を照射する構成であり、また、前記紫外線レーザーのパルス照射で励起される蛍光強度の測定は、光ファイバーを用いて蛍光を分光器へ導く構成であり、また、前記紫外線レーザーのパルス光の照射と蛍光を前記分光器に導く光ファイバーの受光部をセンサーヘッド内で一体化した構成であり、また、前記発酵を伴う飲料は、日本酒、ビール、発泡酒、焼酎、ワイン、ウイスキーの何れかのアルコール発酵を伴う構成であり、また、前記発酵を伴う飲料は、醤油のアミノ酸発酵を伴う構成であり、また、前記発酵を伴う飲料は、乳酸発酵を伴う構成である。
本発明による発酵を伴う飲料の発酵状態モニター方法及び装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、発酵を伴う飲料に紫外線レーザーのパルス光を照射し、誘起される蛍光強度を測定しその蛍光スペクトルの違いから、発酵状態をモニターしているため、
(1)発酵を伴う飲料の原料並びに発酵過程の飲料が入った発酵タンクにおいて、蛍光スペクトルの違いから、発酵状態を確認することができるので、その情報をもとに、発酵工程を制御することができる。
(2)紫外線レーザー励起光ファイバーで照射し、誘起される蛍光を受光ファイバーで検出器まで導くので、醸造工程のタンク等に設置が可能であり、長いファイバーを用いることによって、遠隔測定が可能となる。
(3)励起ファイバーと受光ファイバーが一体化されたセンサーヘッドを用いることによって、測定並びにタンク等への設置が容易になる。
(4)紫外線レーザーを用いて蛍光強度を測定することによって、醤油やヨーグルト等の可視光が通りにくい飲料においても、その発酵状態の確認が可能となるので、安定した品質の飲料を生産することができる。
本発明は、発酵を伴う飲料に紫外線レーザーのパルス光を照射し、誘起される蛍光強度を測定して蛍光スペクトルの違いに基づき発酵状態をモニターでき、熟練者の勘に頼ることのない正確な測定を行うことを目的とする。
以下、図面と共に本発明による発酵を伴う飲料の発酵状態モニター方法及び装置の好適な実施の形態について説明する。
図1は、発酵を伴う飲料に紫外線レーザーのパルス光を照射し、誘起される蛍光強度を測定しその蛍光スペクトルの違いから、発酵状態をモニターする方法及びその装置の構成を示す概略図である。
本実施例では、レーザー発振器1aからなる光源1から発振された励起用の紫外線レーザーのパルス光1bは、励起光ファイバー2に導かれ、センサーヘッド3から発酵タンク8A内の測定サンプル8へ照射される。この測定サンプル8は、発酵を伴う飲料の原料又は発酵タンク内の発酵過程の飲料よりなり、この測定サンプル8中の有機成分は、一般には紫外線を受光すると励起されて、蛍光を発生する。そこで、発生した蛍光はセンサーヘッド3で受光し、受光ファイバー4に導かれ、分光器5aを有する検出部5に入る。この検出部5で蛍光強度がデジタル信号に変換され、コントローラ6を経てデータ解析部7に送られ、データ処理された上で、データ解析部7に付属した表示部7aに表示されると共にその値は保存される。なお、レーザー照射、データ処理等は、前記コントローラ6で制御される。
ここで、光源1として、波長200nmから380nmの領域の紫外線レーザーを用いると、測定サンプル8中の有機成分から蛍光が発生するが、紫外線レーザーの波長は短いほうが励起エネルギーが高いので好ましく、全固体レーザーを用いる場合には、波長266nmや355nmの紫外レーザー光を利用するのが好ましい。
また、本実施例では、レーザー光は、励起光ファイバー2に導かれ、センサーヘッド3から測定サンプル8へ照射すると共に、測定サンプル8中の有機成分から発生した蛍光はセンサーヘッド3で受光された後、受光ファイバー4に導かれ、検出部5に入っているが、光源1から励起光ファイバー2及びセンサーヘッド3を用いずに直接測定サンプルに照射してもよい。
一方、測定サンプル8から発生する蛍光は、センサーヘッド3及び受光ファイバー4を用いずに直接検出部5に導いてもよい。
さらに、励起光ファイバー2の測定サンプル照射端と受光ファイバー4の測定サンプル受光端とを一体化したセンサーヘッド3を用いているが、各々分離した励起光ファイバー2と受光ファイバー4を用いて測定サンプル8にレーザーを照射し、測定サンプル8の蛍光を受光してもよい。
この測定方法では、測定サンプル中の有機成分から発する蛍光強度について、波長および時間に対する蛍光強度の3次元の蛍光スペクトルが求められる。このとき、紫外線レーザーのパルス幅は、ナノ秒が一般的であるが、フェムト秒、ピコ秒のレーザーを用いてもよい。
図2は、図1に示すモニター機を用いて、通常の日本酒の醸造工程において、発酵7日目のもろみを採取し、その後室温で放置し発酵を進めたサンプルから測定した日本酒の発酵状態の蛍光スペクトルを示す。図中の○印10は発酵7日目の蛍光スペクトルを、△印11は発酵11日目の蛍光スペクトルを、□印12発酵31日目の蛍光スペクトルを、◇印13同様な醸造工程で製品となった生酒の蛍光スペクトルを示す。発酵の初期(7日目)では、蛍光スペクトルは波長330nm付近にピークをもっているがその強度が小さく、発酵が進むに連れて蛍光強度が大きくなりピークを迎える(11日目)、その後蛍光強度が減少するとともに、ピークの位置が波長310nmと波長350nmの二つに分かれていく(31日目)。さらに、製品である生酒の蛍光スペクトルに示されるように、波長310nmがピークとして残り波長350nmはピークから少し小さな肩部となっていく。
このように、発酵工程の蛍光スペクトルを測定することで、発酵状態をモニターすることができる。
図3は、市販されている日本酒の蛍光スペクトルの代表例を示す。図中の◇印14は吟醸酒の蛍光スペクトルを、△印15は純米吟醸酒の蛍光スペクトルを、○印16は純米酒の蛍光スペクトルを示す。
ここで、純米酒は、原料の米の精米歩合が60%であり、吟醸酒及び純米吟醸酒は精米歩合が50%である。また、純米酒および純米吟醸酒は、醸造アルコールを添加することなく製品化するものであり、吟醸酒は、醸造アルコールを添加して製品とするものである。純米酒16の蛍光スペクトルのピーク強度は、吟醸酒14及び純米吟醸酒15に比べて大きく、吟醸酒14及び純米吟醸酒15の蛍光スペクトルのピーク強度は、ほぼ同じである。また、吟醸酒14及び純米吟醸酒15の蛍光スペクトルを比べると、波長350nm近傍の蛍光強度の値が異なっている。このように、お酒の原料、工程の違いによって、各日本酒製品の蛍光スペクトルの形状が異なっているので、それぞれの発酵状態も異なっているものといえる。
ここで、日本酒の発酵状態を測定した蛍光スペクトルを示したが、発酵を伴う飲料として、日本酒、ビール、発泡酒、焼酎、ワイン、ウイスキー等はアルコール発酵をともない、いずれも微生物を用いて発酵させるので、同様に原料、微生物、発酵条件等に依存した蛍光スペクトルが得られる。さらに、発酵を伴う飲料として、醤油等のアミノ酸発酵を伴うことを特徴とする調味料も同様に原料、微生物、発酵条件等に依存した蛍光スペクトルが得られる。また、同様に発酵を伴う飲料として、ヨーグルト等の乳酸発酵を伴うものにおいても、同様に原料、微生物、発酵条件等に依存した蛍光スペクトルが得られる。
従って、通常、発酵過程において、発酵タンクからサンプル試料を採取し又は発酵タンク内の液に直接紫外線レーザーのパルス光を照射し、誘起される蛍光の強度を測定し、発酵工程の進行状況によって、蛍光強度が異なりその結果蛍光スペクトルの形状が異なることを元に発酵状態を判断することができる。
本発明は、食品以外の薬品製造における発酵を必要とするプロセスにおいても適用が可能となる。
本発明による発酵を伴う飲料の発酵状態モニター方法及び装置を示す構成図である。 通常の日本酒の醸造工程において、発酵7日のもろみを採取し、その後室温で放置し発酵を進めたサンプルから測定した日本酒の発酵状態の蛍光スペクトルと、同様な醸造工程で製品となった生酒の蛍光スペクトルを示す概略図である。 市販されている日本酒の吟醸酒、純米吟醸酒、及び純米酒の蛍光スペクトルの代表例を示す。
符号の説明
1 光源
1a レーザー発振器
1b 紫外線レーザーのパルス光
2 励起光ファイバー
3 センサーヘッド
4 受光ファイバー
5 検出部
5a 分光器
6 コントローラ
7 データ解析部
7a 表示部
8 測定サンプル
8A 発酵タンク
10 発酵7日目の蛍光スペクトル
11 発酵11日目の蛍光スペクトル
12 発酵31日目の蛍光スペクトル
13 しぼりたての蛍光スペクトル
14 吟醸酒の蛍光スペクトル
15 純米吟醸酒の蛍光スペクトル
16 純米酒の蛍光スペクトル

Claims (10)

  1. 発酵を伴う飲料の原料又は発酵過程の飲料が入った発酵タンクを用い、前記原料又は飲料に対して紫外線レーザーのパルス光(1b)を照射し、誘起される蛍光強度を測定しその蛍光スペクトルの違いから、発酵状態をモニターすることを特徴とする発酵を伴う飲料の発酵状態モニター方法。
  2. 前記紫外線レーザーのパルス光(1b)の照射は、レーザー発振器から光ファイバーを用いて発酵を伴う飲料にレーザー光を照射するとともに前記紫外線レーザーのパルス照射で励起される蛍光強度の測定は、光ファイバーを用いて蛍光を分光器(5a)へ導くことを特徴とする請求項1記載の発酵を伴う飲料の発酵状態モニター方法。
  3. 前記発酵を伴う飲料として、日本酒、ビール、発泡酒、焼酎、ワイン、ウイスキーの何れかのアルコール発酵を伴うものであることを特徴とする請求項1又は2記載の発酵を伴う飲料の発酵状態モニター方法。
  4. 前記発酵を伴う飲料として、醤油のアミノ酸発酵を伴うものであることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の発酵を伴う飲料の発酵状態モニター方法。
  5. 前記発酵を伴う飲料として、乳酸発酵を伴うものであることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の発酵を伴う飲料の発酵状態モニター方法。
  6. 発酵を伴う飲料の原料又は発酵過程の飲料が入った発酵タンクを用い、前記原料又は飲料に対して光源(1)からの紫外線レーザーのパルス光(1b)を照射し、誘起される蛍光強度をデータ解析部(7)で測定しその蛍光スペクトルの違いから、発酵状態をモニターする構成としたことを特徴とする発酵を伴う飲料の発酵状態モニター装置。
  7. 前記紫外線レーザーのパルス光(1b)の照射は、前記光源(1)のレーザー発振器から光ファイバーを用いて発酵を伴う飲料にレーザー光を照射するとともに前記紫外線レーザーのパルス照射で励起される蛍光の強度の測定は、光ファイバーを用いて蛍光を分光器(5a)へ導くことを特徴とする請求項6記載の発酵を伴う飲料の発酵状態モニター装置。
  8. 前記発酵を伴う飲料は、日本酒、ビール、発泡酒、焼酎、ワイン、ウイスキーの何れかのアルコール発酵を伴うものであることを特徴とする請求項6又は7記載の発酵を伴う飲料の発酵状態モニター装置。
  9. 前記発酵を伴う飲料は、醤油のアミノ酸発酵を伴うものであることを特徴とする請求項6ないし8の何れかに記載の発酵を伴う飲料の発酵状態モニター装置。
  10. 前記発酵を伴う飲料は、乳酸発酵を伴うものであることを特徴とする請求項6ないし9の何れかに記載の発酵を伴う飲料の発酵状態モニター装置。
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