JP2005163509A - 杭先キャップ - Google Patents
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Abstract
【課題】従来までは、木製及びプラスチック製などの杭を土中に打ち込む際に、打ち込み場所の土の密度が高い場合や、土中に石などの障害物がある場合、杭の尖らせた先端部分が破損してしまうケースが多く、よって打ち込みが困難になると同時に、その杭が仮設杭である場合においては、転用する際に破損した先端部を修理する必要が生じ、その際にかかる労務コストの削減や作業時間の短縮を図る為に、先端のみが破損した杭であっても修理せずに処分するケースが多くみられていた。
【解決手段】木製及びプラスチック製などの杭1を土中に打ち込む際、先端部の強度を高めると同時に杭の先端を保護する為に、金属製のキャップ2を取り付ける。また、取り付ける際、木製及びプラスチック製などの杭1に取り付けた金属製のキャップ2が、容易に外れるのを防止するために、金属製のキャップ2に突起物3を加工して取り付け、木製及びプラスチック製などの杭1に固定できるような構造にする。
【選択図】 図1
【解決手段】木製及びプラスチック製などの杭1を土中に打ち込む際、先端部の強度を高めると同時に杭の先端を保護する為に、金属製のキャップ2を取り付ける。また、取り付ける際、木製及びプラスチック製などの杭1に取り付けた金属製のキャップ2が、容易に外れるのを防止するために、金属製のキャップ2に突起物3を加工して取り付け、木製及びプラスチック製などの杭1に固定できるような構造にする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、土木・建築工事や造園業等、幅広い分野に用いられる木製及びプラスチック製などの杭の先端部に金属製のキャップ又はカバーを取り付けるものであり、これによって杭の先端部の強度を高め、土中等に杭を打ち込む際の労力を軽減させるとともに、杭自体を保護するとゆうものである。
土木・建築工事や造園業等、幅広い分野に用いられる木製及びプラスチック製などの杭を土中に打ち込む際には、先端を尖らせた杭を打ち込む部分にあて、ハンマー・かけや等の工具を用いて人力での打撃により打ち込む方法が一般的である。
しかし、従来までは木製及びプラスチック製などの杭を打ち込む際、打ち込み場所の土の密度が高い場合や、土中に石などの障害物がある場合に、杭本体の材質の強度が欠しい為、尖らせた先端部分が破損してしまうケースが多く、よって打ち込みが困難になると同時に、その杭が仮設杭である場合においては、転用する際に破損した先端部を修理する必要も生じていた。
特に土木工事などに用いられる測量用の仮設杭は、その工事の工程ごとに設置する性質のものであるため大量に必要となるが、先端の破損した杭を転用する際において、杭自体のコストよりも修理する労務コストの方が高くかかる事や、作業時間の短縮を図る目的の為に、先端のみが破損した杭であっても修理せずに処分するケースが多くみられていた。また、そのような杭の消費によって必要以上に無駄なコストが増加するだけでなく、測量用などの仮設杭として多く用いられる木製杭の大量な消費においては、森林伐採などの自然環境の破壊にも影響を与えている。
本発明は、この課題を解消するためになされたものである。
しかし、従来までは木製及びプラスチック製などの杭を打ち込む際、打ち込み場所の土の密度が高い場合や、土中に石などの障害物がある場合に、杭本体の材質の強度が欠しい為、尖らせた先端部分が破損してしまうケースが多く、よって打ち込みが困難になると同時に、その杭が仮設杭である場合においては、転用する際に破損した先端部を修理する必要も生じていた。
特に土木工事などに用いられる測量用の仮設杭は、その工事の工程ごとに設置する性質のものであるため大量に必要となるが、先端の破損した杭を転用する際において、杭自体のコストよりも修理する労務コストの方が高くかかる事や、作業時間の短縮を図る目的の為に、先端のみが破損した杭であっても修理せずに処分するケースが多くみられていた。また、そのような杭の消費によって必要以上に無駄なコストが増加するだけでなく、測量用などの仮設杭として多く用いられる木製杭の大量な消費においては、森林伐採などの自然環境の破壊にも影響を与えている。
本発明は、この課題を解消するためになされたものである。
木製及びプラスチック製などの杭1を土中に打ち込む際、先端部の強度を高めると同時に杭の先端を保護する為に、金属製のキャップ2を取り付ける。また、取り付ける際、木製及びプラスチック製などの杭1に取り付けた金属製のキャップ2が容易に外れるのを防止するために、金属製のキャップ2に突起物3を加工して取り付け、木製及びプラスチック製などの杭1に引っかかるような構造とするほか、金属製のキャップ2と木製及びプラスチック製などの杭1との間に接着剤4を施して固定し、木製及びプラスチック製などの杭1に取り付けた金属製のキャップ2が容易に外れない構造とする。
従来までのような、先端を尖らせてその材質の強度を利用した杭の打ち込み方式とは異なり、先端を金属製のキャップで保護することによって、杭の先端の強度を金属製の杭の強度に近い状態にまで増す事が可能となる。その効果によって、杭を打ち込む際の作業にかかる労力を軽減できるとともに、従来までは木製やプラスチック製などの杭では打ち込みが困難であった密度の高い土中や、石などが混在している土中等への打ち込みも容易となる。また、従来までの木製やプラスチック製などの杭は、打ち込む度に先端が破損するケースが多かったために、消耗品として取り扱われていたが、先端を金属製のキャップで保護して破損を防止することにより、使用済みの杭を再度転用することも容易となることから、転用時に先端部を修理する労務コストを削減できるとともに、木製杭においては大量な消費による自然環境の破壊も軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)従来どおり先端部分を尖らせて作成された木製及びプラスチック製などの杭1の先端部分に、鉄やアルミ等の金属製の素材を杭の先端部形状に合うよう加工したキャップ2を取り付ける。
(ロ)木製及びプラスチック製などの杭1に取り付けた金属製のキャップ2が、容易に外れるのを防止するために、金属製のキャップ2に突起物3を加工して、その突起物3が木製及びプラスチック製の杭1に引っかかるような構造にする。
(ハ)金属製のキャップ2と杭1との間に接着剤4を施し、木製及びプラスチック製などの杭1と金属製のキャップ2を固定できるような構造にする。
(イ)従来どおり先端部分を尖らせて作成された木製及びプラスチック製などの杭1の先端部分に、鉄やアルミ等の金属製の素材を杭の先端部形状に合うよう加工したキャップ2を取り付ける。
(ロ)木製及びプラスチック製などの杭1に取り付けた金属製のキャップ2が、容易に外れるのを防止するために、金属製のキャップ2に突起物3を加工して、その突起物3が木製及びプラスチック製の杭1に引っかかるような構造にする。
(ハ)金属製のキャップ2と杭1との間に接着剤4を施し、木製及びプラスチック製などの杭1と金属製のキャップ2を固定できるような構造にする。
1 …木製及びプラスチック製などの杭
2 …金属製のキャップ
3 …金属製のキャップに加工した突起物
4 …接着剤
2 …金属製のキャップ
3 …金属製のキャップに加工した突起物
4 …接着剤
Claims (3)
- 杭の先端部に取り付ける金属製のキャップ又はカバー。
- 請求項1記載の金属製のキャップ又はカバーに突起物を加工して、取り付けた杭から容易に外れない構造にしたキャップ又はカバー。
- 請求項1記載の金属製のキャップ又はカバーと杭との間に接着剤を施して、請求項1記載の杭とキャップが容易に外れない構造にしたキャップ又はカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003436144A JP2005163509A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 杭先キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003436144A JP2005163509A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 杭先キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005163509A true JP2005163509A (ja) | 2005-06-23 |
Family
ID=34736784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003436144A Pending JP2005163509A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 杭先キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005163509A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100376751C (zh) * | 2005-12-21 | 2008-03-26 | 王国奋 | 金属桩头取头器 |
CN105525601A (zh) * | 2015-03-05 | 2016-04-27 | 福州大学 | 可用于海礁成岛建设的超高性能混凝土工程结构及其施工工艺 |
CN110337513A (zh) * | 2017-02-23 | 2019-10-15 | 有赈Geo株式会社 | 打桩用前端靴 |
-
2003
- 2003-11-28 JP JP2003436144A patent/JP2005163509A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100376751C (zh) * | 2005-12-21 | 2008-03-26 | 王国奋 | 金属桩头取头器 |
CN105525601A (zh) * | 2015-03-05 | 2016-04-27 | 福州大学 | 可用于海礁成岛建设的超高性能混凝土工程结构及其施工工艺 |
CN110337513A (zh) * | 2017-02-23 | 2019-10-15 | 有赈Geo株式会社 | 打桩用前端靴 |
CN110337513B (zh) * | 2017-02-23 | 2021-11-09 | 有赈Geo株式会社 | 打桩用前端靴 |
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