JP2005163283A - 法肩締固め工法及びその工法に使用する法肩締固め機 - Google Patents

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武宣 山下
Hironori Ishigaki
弘規 石垣
Tatsuo Koaizawa
辰雄 小合澤
Takashi Yoshino
俊 吉野
Motosuke Kojima
基右 小島
Morisuke Sakumoto
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Abstract

【課題】堤体を短工期で、かつ低コストで完成させる法肩締固め工法及びその工法に使用する法肩締固め機を提供する。
【解決手段】原位置コンクリート(CSG)を盛って形成した堤体11の法面の肩部である法肩を締固める工法であって、堤体11の上面と法面の双方を、前記肩部の頂部を中心として所定範囲を取り囲むように、同時に保持しながら、加圧する法肩締固め工法である。また、本発明の法肩締固め工法において、堤体11の端部はコンクリートが打設されて保護遮水コンクリート部が形成され、原位置コンクリートと保護遮水コンクリート部が段階的に積み重ねられて施工される法肩締固め工法である。
【選択図】 図14

Description

本発明は、堤体の法肩を締固め機を使用して地固め作業を行う土木技術に関する。
各種建設現場において、岩塊や土砂等の現地発生骨材にセメント又はセメント及び水等を加えて混合し、このソイルセメントを投入地に投入することにより骨材等の輸送費や材料費の節減、省人化、工期短縮等を図った、いわゆるCSG(Cemented Sand and Gravel;原位置コンクリート)工法が知られている。このCSG工法は、現地発生骨材として用いることで現地発生骨材を他所に運搬廃棄する量を減らし環境に配慮した工法としてその採用が期待されている。なお、ソイルセメントとは本来、土にセメント又はセメント及び水等を加えて混合しセメントの水硬作用に基づき土粒子間を結合させた改良土を言う。また、「水等」の「等」とは例えば苛性ソーダ、苛性カリウム、水酸化ナトリウム等の硬化促進剤や減水剤や空気連行剤等を指し、必要に応じて添加される添加剤である。
この原位置コンクリート(CSG)工法を経済的上好適に使用できる投入地としては、例えばロックフィルダム(緊密に積み上げられた岩石を主体として建造されるダム)等の大規模建設工事等を掲げることができる。
そして、原位置コンクリート(CSG)を用いた堤体は、CSGを盛って形成される。すなわち、予め破砕機械によって所定粒度以下に破砕した現地発生骨材はセメント及び水等と共に生コン車内で混合され、混合されたCSGは堤体を形成する投入地において打設される。そして、打設されたCSGを盛って形成される堤体は、投入地において規則的に多層化して形成される。
ところで、原位置コンクリート(CSG)を盛って形成した堤体の法面の肩部である法肩を形成する場合は、従来、人手で行うことが多く、人力で少しずつ撒きだして締固めており、作業効率が悪かった。
そこで、締固め機を使用することが考えられるが、従来の締固め機は、図18及び図19に示すように、アタッチメントとしての平板型の振動工具60をバックホウ40のアーム41に装着したものである。その工法は装着した平板型の振動工具60を法面に押し当てて平板型の振動工具60自身の振動機構により振動動作で押圧するものであった(図18参照)。そのため、上面を締固めると法面が変形し崩れてしまうといった問題があった。
なお、平板型の振動工具60は、図19(a)の正面図及び図19(b)の側面図に示すように、ブラケット部60aと起振部60bとから構成される。そして、ブラケット部60aはトップブラケット61とボッタムブラケット62を備えている。また、起振部60bは、ベースプレート(転圧板)63と油圧モータ64とクッションプレート65とロータ66を備えている。
本発明は、前記課題に鑑みて創案されたものであり、堤体を短工期で、かつ低コストで完成させることができる法肩締固め工法及びその工法に使用する法肩締固め機を提供することを技術的課題とする。
本発明は法肩締固め工法及びその工法に使用する法肩締固め機であり、前述の技術的課題を解決すべく以下のような構成とされている。
すなわち、本発明の法肩締固め工法は、原位置コンクリート(CSG)を盛って形成した堤体の法面の肩部である法肩を締固める工法であって、
前記堤体の上面と法面の双方を、前記肩部の頂部を中心として所定範囲を取り囲むように、同時に保持しながら、加圧する法肩締固め工法である。
また、本発明の法肩締固め工法は、前記堤体の上面と法面を同時に加圧する、あるいは双方を片方ずつ交互に加圧する法肩締固め工法である。
更に、本発明の法肩締固め工法は、前記堤体の左右岸方向に2分割し、同時に加圧する法肩締固め工法である。
更にまた、本発明の法肩締固め工法において、前記堤体は、原位置コンクリートを盛って形成したダム用の堤体である法肩締固め工法である。
更にまた、本発明の法肩締固め工法において、前記堤体の端部はコンクリートが打設されて保護遮水コンクリート部が形成され、
前記原位置コンクリートと前記保護遮水コンクリート部が段階的に積み重ねられて施工される法肩締固め工法である。
更にまた、本発明の法肩締固め工法において、前記コンクリートを打設する端部は、前記保護遮水コンクリート部をプレキャスト構造で施工する法肩締固め工法である。
更にまた、本発明の法肩締固め工法において、前記プレキャスト構造には、前記保護遮水コンクリート部を形成するプレキャスト型枠を使用する法肩締固め工法である。
更にまた、本発明の法肩締固め機は、バックホウに着脱自在な工具を有し、前記工具を原位置コンクリートを盛って形成した堤体の法面の肩部である法肩に押し当てて前記バックホウの油圧力により締固める法肩締固め機であって、
前記堤体の上面と法面に接地する前記工具側の面形状が、上面と法面の双方を前記法肩の頂部を中心として所定範囲を取り囲むと共に、同時に上面と法面の双方を保持する形状であることを特徴とする法肩締固め機である。
本発明は、新しいダム型式の設計、施工、材料の3つの合理化手法を示したものである。そして、設計の合理化では、ダム形状を台形にすることで、堤体内に発生する最大発生応力、及び応力変動を削減し、CSGに要求される強度を最小限にすることができる。また、基礎地盤に求められる強度や変形に対しても、コンクリートダムに比べて許容範囲を広く取ることができる。
また、施工の合理化では、CSGの要求性能を低く抑えることにより、CSGの製造方法、施工方法を簡素化する。具体的には、骨材プラントの省略、施工設備の簡素化、汎用機械の使用により、コストの縮減と急速施工を可能にする。
更に、材料の合理化では、CSGの要求性能を低く抑えることにより、その母材となる岩石の使用許容範囲が広く確保でき、従来のコンクリートダムでは使用できなかった風化岩や掘削廃棄岩等の有効利用が可能になる。
以下、図面を参照して本発明に係る法肩締固め工法及びその工法に使用する法肩締固め機の好適な実施形態について説明する。
本実施の形態では、台形CSGダムを例に説明する。
[台形CSGダム]
本実施の形態で説明するダム10は、図1及び図2にて示すように、CSG(Cemented Sand and Gravel;原位置コンクリート)を用いたダムで、かつ堤体11の断面形状が台形であることから、「台形CSGダム」と呼ばれている。
この台形CSGダム10は、堤体11を短工期で、かつ低コストで完成させる「合理化」を主眼に置き、創案された新しいダム型式である。
なお、ここでいう「合理化」の柱となる、設計、施工、材料の3つの合理化手法について以下に説明する。
すなわち、設計の合理化では、ダム形状を台形にすることで、堤体内に発生する最大発生応力、及び応力変動(図1参照)を削減し、CSGに要求される強度を最小限にする設計手法を用いる。
また、ダム形状を台形にすることで、基礎地盤に求められる強度や変形に対しても、コンクリートダムに比べて許容範囲を広く取ることができる。
施工の合理化では、CSGの要求性能を低く抑えることにより、CSGの製造方法、施工方法を簡素化する。具体的には、骨材プラントの省略、施工設備の簡素化(CSG混合設備については図7〜図9を用いて後述する)、汎用機械(例えば、バックホウ)の使用により、コストの縮減と急速施工を可能にする。
材料の合理化では、CSGの要求性能を低く抑えることにより、その母材となる岩石の使用許容範囲が広く確保でき、従来のコンクリートダムでは使用できなかった風化岩や掘削廃棄岩等の有効利用が可能になる。
[CSG工法]
次に、本実施の形態にかかるCSG工法を説明する。
例えば、沢処理工での台形CSGダムの規模は、図2及び図3に示すように、堤高が30m、堤頂が110.5m、堤体積が約29,000m3の場合で説明する。
ところで、図1は、堤体応力図を示す。また、図2は、CSGダムの沢処理工標準断面図を示す。更に、図3は、CSGダムの沢処理工縦断面図を示す。
次に、CSGの母材、材料、配合について説明する。なお、母材は、原石山から採取する千枚岩CLとする。このように、CSG材は、原石山から採取した母材(千枚岩CL)を、ダム堤体工で使用するフィルター材製造設備により、80mm以下に粉砕して製造する。ところで、図4は、CSG材粒度分布を示す。
また、CSG材の表乾密度、絶乾密度、吸収率は、図5に示す通りである。
そして、CSGの配合は、使用箇所に応じて、富配合CSG13(図2参照)と内部配合CSG12の2種類を配合する。なお、その所要強度はそれぞれ1N/mm2,2N/mm2程度である。
富配合CSG13のCSG示方配合は、粗骨材が80mm以下の場合、図6に示すように、水(100〜125kg/m3)・セメント(100kg/m3)・骨材(2,302〜2,370kg/m3)とする。内部配合CSG12のCSG示方配合は、粗骨材が80mm以下の場合、水(90〜105kg/m3)・セメント(60kg/m3)・骨材(2,394〜2,432kg/m3)とする。
次に、CSG施工設備を図7〜図9に基づき説明する。なお、CSGダム10では、CSG混合設備としてコンクリートの混合でも実績のある混合装置(例えば、前田建設工業株式会社製MY−BOX(登録商標))6を使用する。また、MY−BOX6を使用する理由は、設備の特徴として混練り性能に優れている他に、混合に動力を使用しないことに加え、ベルコン速度を変化させることで、製造量を任意に設定できること、及び大量施工が可能であること等があげられる。
図7は、CSG混合設備概要図を示し、図8は、図7に示すCSG混合設備主要機械の諸元を示す。更に、図9は、CSGダムで使用するCSG混合設備のCSG混合フロー図である。
CSG混合は、図9のCSG混合フロー図に示すように行われる。すなわち、CSG材料(80mm以下)がCSG材投入ホッパー1に投入され、ベルトフィーダ2と供給コンベア(No.1)4を介してMY−BOX6に搬送される。そして、CSG材料を搬送する途中で、セメントサイロ3からセメントがセメント定量供給設備5を経て供給コンベア(No.1)4に投入され、MY−BOX6に搬送される。MY−BOX6内のCSG材料及びセメントは、MY−BOX6により水槽等供給設備7から供給される水分と共に混合される。混合されたCSGは供給コンベア(No.2)8を介して製品ホッパー9に搬送される。なお、本実施の形態のCSGダムでは、CSGの打設スケジュールから、製造能力を80m3/hに設定している。
次に、CSGダムの施工を説明する。
[CSGダムの基本施工サイクル]
本実施の形態のCSGダムにおける1mの基本施工サイクルは、図12に示すように、CSGの一層目設置(S1)、CSGのプレキャスト型枠の設置(S2)、CSGの二層目設置(S3)、保護遮水コンクリートの施工(S4)であり、S1からS4の基本施工サイクルを繰り返すことでCSGを1mずつ施工する。
各工種間において、施工間隔の制限はないので、CSGの施工数量が日施工能力の半分程度であれば、1日目にCSGの一層目(S1)とプレキャスト型枠(S2)を設置する。次に、翌2日目に2層目のCSG(S3)と保護遮水コンクリート(S4)を施工すれば、1サイクル2日間での施工が可能になる。
また、CSGの施工数量が日施工能力程度の場合でもそれぞれの作業に1日づつ掛かっても計4日で1サイクルを施工することができる。
理想の工程は、堤体を左右岸方向に2分割し、CSGの日平均施工量の2倍程度の能力を有する施工設備を設けることができれば、CSG1層目(S1)とプレキャスト型枠設置(S2)、CSG2層目(S3)と保護遮水コンクリート(S4)の2組の作業を2つのブロックで交互に行えば、理論上最速の施工が可能になる。
次に、CSGダムの施工スケジュールを説明する。
[CSGダムの施工スケジュール]
前述した基本施工サイクル(図12参照)を基本とし、降雨や気象条件等の諸条件、及
び左右岸アバット部フーチングの施工等施工上の諸条件を勘案した場合の本実施の形態のCSGダムの施工スケジュールを図17に示す。
日平均施工量は、CSGが511.6m3/日、保護遮水コンクリートが70m3/日、プレキャスト型枠設置が11個/日である(図13参照)。
現段階においては、着岩部の施工から、天端部の施工まで約10ヶ月程度の後期を見込んでいるがフーチングの施工方法を工夫することで、最速施工(基本施工サイクル準拠)が可能になれば、工期短縮が可能となる。
保護遮水コンクリート14のプレキャスト化は、図10及び図11に示す通りである。すなわち、従来考えられていた保護遮水コンクリート14の施工は、スライドフォーム30による方式であるため、アンカーボルト33の引抜強度を確保するための養生が必要となり、1mのCSG21,22,23を施工する場合、一般的に5日サイクルの施工となってしまう。従って、CSG連続施工の利点を十分に発揮できない。
そこで、本実施の形態のCSGダム10の施工においては、保護遮水コンクリート14の型枠31(図11参照)をプレキャスト構造とすることとした(図12及び図13参照)。これにより、金網型枠設置作業を省略でき、工程の短縮を図ると共に、コストの縮減を図ることができる。
次に、特殊振動プレートを用いた法肩締固め機について説明する。
[法肩締固め機の説明]
従来考えられていたCSG上流面の打ち止めは、金網型枠を用いて行うようになっている。しかし、この方法では、金網設置にかなりの時間を要するばかりではなく、金網付近の転圧も十分に行うことができない。また、階段状の施工となり、保護遮水コンクリートの食い込みも発生する。
そこで、既往の法面プレート(図19の振動プレート)を図14及び図15に示す特殊振動プレート50の形状に改造し、法肩の転圧が可能となる振動プレートを創案した。
すなわち、法肩締固め機は、バックホウ40(図18参照)のアーム41に着脱自在な工具(アタッチメント)である特殊振動プレート50を有している(図16(a)参照)。特殊振動プレート50は、CSG(原位置コンクリート)を盛って形成した堤体11の法面の肩部である法肩に押し当ててバックホウ40の油圧力により締固める法肩締固め機である。
なお、特殊振動プレート50は、図15(a)の正面図及び図15(b)の側面図に示すように、ブラケット部50aと起振部50bとから構成される。そして、ブラケット部50aはトップブラケット51とボッタムブラケット52を備えている。また、起振部50bは、ベースプレート(転圧板)53と油圧モータ54とクッションプレート55とロータ56を備えている。
そして、特殊振動プレート50のベースプレート(転圧板)53は、堤体11の上面11aと法面11bに接地する所定角度を有する面形状に形成されている。このベースプレート(転圧板)53の面形状は、上面11aと法面11bの双方を法肩の頂部を中心として所定範囲を取り囲むと共に、同時に上面11aと法面11bの双方を保持する形状に形成されている。
本実施の形態の法肩締固め機は、特殊振動プレート50のベースプレート(転圧板)53を法肩の頂部を中心として堤体11の上面11aと法面11bに同時に接地させて、バ
ックホウ40の油圧力により堤体11の上面11aと法面11bを同時に加圧して締固めることができる。従って、堤体11を施工する際、従来上面11aを締固めると発生した法面11bの変形が、法肩締固め機を用いて同時に加圧して締固めることで、生じなくなり、法面11bの崩れを修正する作業をする必要がないので、その分堤体11の施工を短工期で、かつ低コストで完成させることができる。
なお、前述の実施の形態では堤体の上面と法面を同時に加圧して締固める場合で説明したが、本発明の法肩締固め機を用いた法肩締固め工法では、同時に加圧して締固める場合に限定されるものではなく、堤体の上面と法面双方を片方ずつ交互に加圧して締固めてもよい。
また、本発明の法肩締固め工法では、堤体の左右岸方向に2分割し、同時に加圧して締固めてもよい。
CSGダムの堤体応力図である。 CSGダムの沢処理工標準断面図である。 CSGダムの沢処理工縦断面図である。 CSG材粒度分布図である。 CSG材の密度、吸収率図である。 CSG示方配合図である。 CSG混合設備概要図である。 CSG混合設備主要機械の諸元図である。 CSGダムで使用するCSG混合設備のCSG混合フロー図である。 スライドフォームを用いた場合の施工図である。 プレキャスト型枠を用いた場合の施工図である。 本実施の形態におけるCSGダムの施工サイクル図である。 本実施の形態におけるCSG基本施工サイクル図である。 本実施の形態における特殊振動プレートによるCSG打ち止め工法の説明図である。 本実施の形態における特殊振動プレートの詳細図である。 特殊振動プレートをバックホウに装着する場合の説明図である。 CSG施工スケジュール図である。 従来のCSG打ち止め工法の説明図である。 従来の振動プレートの詳細図である。
符号の説明
1 CSG材投入ホッパー
2 ベルトフィーダ
3 セメントサイロ
4 供給コンベア(No.1)
5 セメント定量供給設備
6 MY−BOX
7 供給設備
8 供給コンベア(No.2)
9 製品ホッパー
10 CSGダム
11 堤体
12 内部配合CSG
13 富配合CSG
14 保護遮水コンクリート
15 止水部コンクリート
21,22,23 CSG
30 スライドフォーム
31 プレキャスト型枠
40 バックホウ
41 アーム
50 特殊振動プレート
60 渋滞の振動プレート

Claims (8)

  1. 原位置コンクリートを盛って形成した堤体の法面の肩部である法肩を締固める工法であって、
    前記堤体の上面と法面の双方を、前記肩部の頂部を中心として所定範囲を取り囲むように、同時に保持しながら、加圧する法肩締固め工法。
  2. 前記堤体の上面と法面を同時に加圧する、あるいは双方を片方ずつ交互に加圧する請求項1に記載の法肩締固め工法。
  3. 前記堤体の左右岸方向に2分割し、同時に加圧する請求項1又は2に記載の法肩締固め工法。
  4. 前記堤体は、原位置コンクリートを盛って形成したダム用の堤体である請求項1〜3の何れかに記載の法肩締固め工法。
  5. 前記堤体の端部はコンクリートが打設されて保護遮水コンクリート部が形成され、
    前記原位置コンクリートと前記保護遮水コンクリート部が段階的に積み重ねられて施工される請求項1〜4の何れかに記載の法肩締固め工法。
  6. 前記コンクリートを打設する端部は、前記保護遮水コンクリート部をプレキャスト構造で施工する請求項5に記載の法肩締固め工法。
  7. 前記プレキャスト構造には、前記保護遮水コンクリート部を形成するプレキャスト型枠を使用する請求項6に記載の法肩締固め工法。
  8. バックホウに着脱自在な工具を有し、前記工具を原位置コンクリートを盛って形成した堤体の法面の肩部である法肩に押し当てて前記バックホウの油圧力により締固める法肩締固め機であって、
    前記堤体の上面と法面に接地する前記工具側の面形状が、上面と法面の双方を前記法肩の頂部を中心として所定範囲を取り囲むと共に、同時に上面と法面の双方を保持する形状であることを特徴とする法肩締固め工法に使用する法肩締固め機。
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