JP2012026113A - 法肩締固管理装置 - Google Patents

法肩締固管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012026113A
JP2012026113A JP2010163850A JP2010163850A JP2012026113A JP 2012026113 A JP2012026113 A JP 2012026113A JP 2010163850 A JP2010163850 A JP 2010163850A JP 2010163850 A JP2010163850 A JP 2010163850A JP 2012026113 A JP2012026113 A JP 2012026113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compaction
arm
unit
boom
shoulder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010163850A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5512438B2 (ja
Inventor
Takahiro Kondo
高弘 近藤
Hiromichi Miyazaki
裕道 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP2010163850A priority Critical patent/JP5512438B2/ja
Publication of JP2012026113A publication Critical patent/JP2012026113A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5512438B2 publication Critical patent/JP5512438B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Shovels (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

【課題】盛土の法肩部分の締固状態を高精度で管理する。
【解決手段】締固手段10と移動手段20と位置計測手段30と管理手段40とを有しており、締固手段10は、法肩部分2を覆うプレート11と、プレート11を法肩部分2に押し付ける転圧装置12とを備え、移動手段20は、締固手段10を先端に保持するアーム21と、アーム21を傾動可能に支持するブーム22と、ブーム22を傾動可能に支持する旋回部23と、旋回部23を走行させる走行部24とを備え、位置計測手段30は、旋回部23に設けられた位置検知手段31と、ブーム22に設けられた傾斜計32と、アーム21に設けられた傾斜計33と、旋回部23の位置とブーム22およびアーム21の傾斜角度からアーム21の先端の締固手段11の位置を算出する位置計算機34とを備え、管理手段40は、締め固める場所ごとに締固時間を積算する締固時間計算機41を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、盛土の法肩部分を締め固めるとともに締固状態を管理する法肩締固管理装置に関する。
昨今、経済性を考慮してCSG(Cemented Sand and Gravel)を用いて台形のダム堤体を施工する事例がある。このような工事では、従来の型枠によるコンクリート打設とは異なり、CSGそのものを何層にも敷き均し、その上から振動ローラ等の締固機械で締固転圧する施工となる。このとき転圧部の締固状態を管理する必要がある。従来の締固管理システムは、転圧ローラの自走位置を計測しながら場所ごとに転圧回数を数えて締固状態を管理するようになっていた(例えば、特許文献1参照)。
一方、転圧ローラは、広域を効率よく転圧するのには優れているが、堤体端部の法肩部分を踏み固めると、転圧ローラの重量によって法肩部分が崩れてしまう。そのため、法肩部分では、バックホウのアームの先端に転圧装置を設けた締固機械を用いて締固を行うようになっていた(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−36340号公報 特開2009−280982号公報
特許文献2の締固機械では、締固状態を管理する管理システムは構築されておらず、法肩部分の締固状態は作業員の監視によって管理するのが現状であった。ところが、法肩部分の締固状態の管理は作業員の感覚や熟練度に影響を受けてしまうので、作業員の監視によらない誤差の少ない管理が要求されている。
このような観点から、本発明は、盛土の法肩部分の締固状態を高精度で管理できる法肩締固管理装置を提供することを課題とする。
このような課題を解決するために創案された本発明は、盛土の法肩部分を締め固める締固手段と、該締固手段を支持して移動させる移動手段と、前記締固手段の位置を計測する位置計測手段と、前記締固手段による締固状態を管理する管理手段とを有しており、前記締固手段は、前記法肩部分を覆う押えプレートと、該押えプレートを前記法肩部分に押し付ける転圧装置とを備えて構成され、前記移動手段は、前記締固手段を先端に保持するアームと、該アームを傾動可能に支持するブームと、該ブームを傾動可能に支持する旋回部と、該旋回部を走行させる走行部とを備えて構成され、前記位置計測手段は、前記旋回部に設けられた位置検知手段と、前記ブームに設けられた傾斜計と、前記アームに設けられた傾斜計と、前記旋回部の位置と前記ブームおよびアームの傾斜角度から前記アームの先端の前記締固手段の位置を算出する位置計算機とを備えて構成され、前記管理手段は、締め固める場所ごとに締固時間を積算する締固時間計算機を備えて構成されていることを特徴とする法肩締固管理装置である。
要するに本発明は、位置計測手段で締め固める場所を検知・計測するとともに、締固時間計算機で締め固める場所ごとに締固時間を積算するものである。本発明の構成によれば、締固めの施工位置を正確に把握しつつ、締め固める場所ごとに締固時間を積算することで、その場所の締固状態を推定することができる。つまり、法肩部分の締固状態を締固時間で定量的に管理することで、誤差の少ない高精度な管理を行うことができる。さらに締固時間で管理することで、設計通りの締固め施工が確実に行われているかを確認することができる。また、位置計測手段は、旋回部に設けられた位置検知手段と、ブームおよびアームにそれぞれ設けられた傾斜計の値からブーム先端の締固手段の位置を算出するので、位置検知手段は締固手段から離れた位置に配置できる。したがって、位置検知手段に転圧装置の振動が伝わり難い。これによって、位置検知手段の使用環境が良好になり、耐用年数を長くすることができる。
また、本発明では、前記旋回部に設けられた一対の全地球測位システム用受信機を前記位置検知手段としてもよい。
このような構成によれば、一対の全地球測位システム用受信機の検知位置から、旋回部の位置座標と向いている方角を正確に検知できる。さらに、旋回部の位置座標と方角のデータと、ブームおよびアームの長さデータおよび傾斜データとから、アームの先端の締固手段の位置座標を正確に算出することができる。
さらに、本発明では、前記押えプレートを、前記法肩部分の先端に沿って傾斜可能に構成してもよい。
このような構成によれば、種々の傾斜角度の法肩部分の表面に、押えプレートを沿わすことができるので、法肩部分の表面全体を均等に転圧することができる。
また、本発明では、前記締固手段を、前記アームに着脱自在に取り付けてもよい。
このような構成によれば、アームの先端に他の装置を装着することができる。例えば、コンクリートを締め固めるためのバイブレータをアームの先端に装着して、振動時間(締固時間)を管理すれば、コンクリートの締固状態を管理することもできる。
また、本発明では、前記締固手段が前記法肩部分に接地しているかどうかを判定する接地判定手段をさらに備えてもよい。
このような構成によれば、締固手段が確実に法肩部分に接地した状態での締固時間をカウントできるので、正確な締固時間を把握することができ、締固状態の管理精度がより一層向上する。
本発明によれば、盛土の法肩部分の締固状態を、作業員の監視によることなく高精度で管理することができるといった優れた効果を発揮する。
本発明の実施形態に係る法肩締固管理装置を示した構成図である。 本発明の実施形態に係る法肩締固管理装置の締固手段と移動手段を示した側面図である。
以下、本発明の実施形態に係る法肩締固管理装置を、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、台形CSGダムを建設する場合を例にあげて、法肩締固管理装置を説明する。
台形CSGダムを建設するに際しては、所定高さ(例えば50cm)のリフトごとにCSGを撒き出す。CSGの撒き出しは、ブルドーザを用いて行う。その後、CSG層の法肩部分から一定距離内側に入った平坦部分は、転圧ローラ車を用いて締め固めを行う。転圧ローラ車での締固状態は、転圧ローラ車の自走位置を計測しながら場所ごとに転圧回数を数えることで管理する。転圧ローラ車は、例えば11tローラのものを用いて走行して複数回転圧することで、締固完了とする。
一方、法肩部分は、本実施形態に係る法肩締固管理装置を用いて締め固めと締固状態の管理を行う。
図1に示すように、法肩締固管理装置1は、締固手段10と移動手段20と位置計測手段30と管理手段40とを有している。
締固手段10は、盛土の法肩部分2を締め固めるためのものである。締固手段10は、移動手段20の一部であるアーム21に着脱自在に取り付けられている。図2に示すように、締固手段10は、法肩部分2を覆う押えプレート11と、この押えプレート11を法肩部分2に押し付ける転圧装置12とを備えて構成されている。押えプレート11は、二枚の板材を屈曲可能に接合して形成されている。二枚の板材の一方は水平板11aであり、他方は傾斜板11bである。水平板11aは、法肩部分2の上側水平面上に載置される。傾斜板11bは、法肩部分2の斜面上に載置される。傾斜板11bは、水平板11aの端部にヒンジ結合され、水平板11aに対して傾動可能に構成されている。傾斜板11bには、転圧装置12に固定された伸縮シリンダ13のロッド13aが接続されており、伸縮シリンダ13の伸縮量によって、傾斜角度が決定される。傾斜板11bの傾斜角度は、法肩部分2の斜面の傾斜角度に合わせる。押えプレート11は、水平板11aが転圧装置12に接合されることで、固定されている。
転圧装置12は、後記する移動手段20のアーム21の先端に傾動可能に支持されている。転圧装置12は、例えば電動モータ(図示せず)によって偏心錘(図示せず)を回転させることで振動するようになっている。なお、転圧装置12の構成は、前記のものに限定されるものではない。例えば、大型機の場合では、油圧シリンダによるピストン運動を利用して転圧することもある。
移動手段20は、締固手段10を支持して、締固位置まで移動させるものである。本実施形態の移動手段20は、バックホウからバケットを取り除いたものを利用している。移動手段20は、締固手段10を保持するアーム21と、このアーム21を傾動可能に支持するブーム22と、このブーム22を傾動可能に支持する旋回部23と、この旋回部23を走行させる走行部24とを備えて構成されている。走行部24は、無限軌道方式が採用されている。旋回部23は、運転室23aやエンジン(図示せず)等を備えてなり、走行部24に対して旋回可能に支持されている。ブーム22は、旋回部23の前端部に設けられ、ブーム22には、旋回部23に設けられたブームシリンダ25のロッド25aが接続されており、ブームシリンダ25の伸縮によって、ブーム22が傾動する。アーム21は、ブーム22の先端に設けられ、下方に延在している。アーム21には、ブーム22に設けられたアームシリンダ26のロッド26aが接続されており、アームシリンダ26の伸縮によって、アーム21が傾動する。アーム21には、締固手段10を傾動させる伸縮シリンダ27が設けられている。伸縮シリンダ27のロッド27aは、リンク機構28を介して転圧装置12に接続されている。伸縮シリンダ27の伸縮によって、転圧装置12が傾動する。
位置計測手段30は、締固手段10の位置を計測するものである。位置計測手段30は、図1に示すように、旋回部23に設けられた位置検知手段31と、ブーム22に設けられた傾斜計32と、アーム21に設けられた傾斜計33と、位置計算機34とを備えて構成されている。
位置検知手段31は、旋回部に設けられた一対の全地球測位システム(以下「GPS(Global Positioning System)」という場合がある)用受信機35,35である。GPS用受信機35は、GPS衛星から送られる信号(時刻データや衛星の軌道情報等)を受信する受信部と、受信した信号から位置座標を測位する計測部とを備えている。本実施形態では、受信部と計測部とが一体になったGPS用受信機35が用いられている。一対のGPS用受信機35,35は、旋回部23の運転室23aの後方で、所定の間隔をあけて配置されている。GPS用受信機35,35の各設置位置と、旋回部23の旋回中心P1との相対位置関係が位置計算機34に予め入力されている。GPS用受信機35は、位置計算機34に電気的に接続されており、それぞれの位置座標情報を位置計算機34に送信する。なお、GPS用受信機は、受信部と計測部が別体で構成されているものを用いてもよい。この場合、受信部が旋回部23の運転室23aの後方に配置され、計測部は、位置計算機34内に設けられる。傾斜計32,33は、位置計算機34に電気的に接続されており、ブーム22およびアーム21の傾斜角度情報をそれぞれ位置計算機34に送信する。
位置計算機34は、パーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータにて構成されている。位置計算機34は、旋回部23の位置とブーム22およびアーム21の傾斜角度からアーム21の先端の締固手段10の位置を算出する。具体的には、位置計算機34は、旋回部23の位置と向きを算出する旋回部位置算出部36と、締固手段10の位置を算出する締固手段位置算出部37とを備えている。
旋回部位置算出部36は、記憶部と受信部と計算部と送信部とを備えている。記憶部は、一対のGPS用受信機35,35の位置座標と、旋回部23の旋回中心P1の位置座標との相対位置関係を記憶している。受信部は、各GPS用受信機35からの位置座標情報を受信する。計算部は、旋回部23の旋回中心P1の位置座標と、旋回部23の向き(先回部23が向いている方角)を算出する。詳しくは、計算部は、受信した一対のGPS用受信機35,35の位置座標情報を、記憶部から取り出した相対位置関係の式に当てはめて、旋回中心P1の位置座標を算出する。さらに、計算部は、受信した一対のGPS用受信機35,35の位置座標情報から、旋回部23が向いている方角を算出する。送信部は、計算部で算出した旋回中心P1の位置座標情報および旋回部23の向き情報を締固手段位置算出部37に送信する。
締固手段位置算出部37は、記憶部と受信部と計算部と送信部とを備えている。記憶部は、旋回部23の旋回中心P1の位置座標とブーム22の基端部の位置座標との相対位置関係、ブーム22の長さ(ブーム22の傾動中心とアーム21の傾動中心との距離)、アーム21の長さ(アーム21の傾動中心と締固手段10の傾動中心との距離)、および締固手段10の傾動中心と押えプレート11の押え面との相対位置を記憶している。なお、各傾動中心の座標は、各支持ピンの中間部の座標としている。押えプレート11の押え面の位置は、伸縮シリンダ27の伸縮量に応じて変動する。受信部は、旋回部位置算出部36から送信された旋回部23の旋回中心P1の位置座標情報および方角情報と、傾斜計32からのブーム22の傾斜角度情報と、傾斜計33からのアーム21の傾斜角度情報とを受信する。計算部は、旋回部23の旋回中心P1の位置座標情報とブーム22の傾斜角度情報とアーム21の傾斜角度情報を、記憶部の各情報に当てはめて、押えプレート11の押え面の位置(締固手段10による締固位置)を算出する。
具体的には、まず、旋回部23の旋回中心P1の位置座標と旋回部23の方角を、記憶部から取り出した相対位置関係の式に当てはめて、ブーム22の基端部の位置座標(ブーム22の基端部を旋回部23に傾斜可能に支持する支持ピン(図示せず)の中間部P2の座標)を算出する。そして、ブーム22の長さと傾斜角度、および旋回部23の向いている方角から、ブーム22の傾動中心の位置座標とアーム21の傾動中心の位置座標(アーム21の基端部をブーム22に傾斜可能に支持する支持ピン(図示せず)の中間部P3の座標)との相対位置関係を割り出し、ブーム22の基端部の位置座標に加えることで、アーム21の傾動中心の位置座標を算出する。その後、アーム21の長さと傾斜角度、および旋回部23の向いている方角から、アーム21の傾動中心の座標位置と締固手段10の傾動中心の座標位置(締固部材10をアーム21に傾斜可能に支持する支持ピン(図示せず)の中間部P4の座標)との相対位置関係を割り出し、アーム21の基端部の傾動中心の位置座標に加えることで、締固手段10の傾動中心の位置座標を算出する。さらに、伸縮シリンダ27の伸縮量から締固手段10の傾斜角度を検出するとともに、締固手段10の傾動中心の位置座標と締固位置座標(押えプレート12の水平板11aの下面の平面座標)との相対位置関係を割り出し、締固手段10の傾動中心の位置座標に加えることで、締固位置座標を算出する。送信部は、計算部で算出した締固位置を管理手段40に送信する。
管理手段40は、締固手段10による締固状態を管理する。管理手段40は、接地判定手段(図示せず)と締固時間計算機41を備えている。接地判定手段は、転圧時に押えプレート11が法肩部分2の締固面に接地しているかどうか(転圧が行われているがどうか)を判定するものである。接地判定手段は、転圧装置12に設けられた振動加速度計(図示せず)を備えている。転圧装置12を作動させながら締固手段10を締固面に下降させ、押えプレート11を締固面に密着させると、押えプレート11の振幅(加速度)は、空加振状態から接地状態になった時点で変化する(地盤によって低下する場合と増加する場合がある)ので、振動加速度計で得られた振幅の変化をモニタリングして検知することで、押えプレート11が締固面に接地しているかどうかを判定できる。
なお、接地判定手段は、振動加速度計に代えて、伸縮シリンダ27に設けられた油圧計を使用してもよい。この場合、締固手段10を締固面に下降させて押えプレート11が締固面に密着すると、押えプレート11は締固面からの反力で押し返されて伸縮シリンダ27の油圧が上昇するので、油圧計で得られた油圧の変化をモニタリングすれば、押えプレート11が締固面に接地しているかどうかを判定できる。また、アーム21や締固手段10にタッチセンサを設けて、直接的に接地を検知するようにしてもよい。さらには、振動加速度計、油圧計やタッチセンサなど複数の機器を設けて、複数の情報から設置を判定するようにしてもよい。
締固時間計算機41は、締固時間積算部43と管理表示部44とを備えている。締固時間積算部43は、記憶部と受信部とモニタリング部と積算部と送信部とを備えている。記憶部は、押えプレート11の振幅(加速度)の閾値が予め入力されて記憶されている。閾値は、その値よりも振幅(加速度)が小さくなると押えプレート11が締固面に接地していると判断する数値である。受信部は、締固手段位置算出部37からの締固位置情報と、接地判定手段からの加速度情報とを受信する。モニタリング部は、加速度情報をモニタリング(振幅を監視)して、押えプレート11の振幅(加速度)が閾値よりも小さくなった時点で、締固時間の積算を開始する指令を積算部に送る。モニタリング部は、その後も加速度情報のモニタリングを継続して、押えプレート11の振動量(加速度)が閾値よりも小さくなった時点で、締固時間の積算を停止する指令を積算部に送る。積算部は、モニタリング部からの指令に応じて、締め固める場所ごとにそれぞれ締固時間を積算する。送信部は管理表示部44に締固時間の積算値を送信する。
管理表示部44は、記憶部と受信部と時間比較部と表示部とを備えている。記憶部には、法肩部分2の全体の範囲を示す座標値と、締固が完了するまでの締固必要時間が予め入力されて記憶されている。締固必要時間は、締固めが完了するまでの必要な時間で、CSGの組成やCSG層の厚さに応じて適宜設定される。受信部は、締固時間積算部43から送信される締固時間の積算値を受信する。時間比較部は、積算時間と締固必要時間とを比較して、積算時間が締固必要時間に達すると、その旨の情報を表示部に送る。表示部は、締固場所ごとに締固時間の積算値を表示するとともに、締固時間の積算値が締固必要時間に達したらその旨を表示する。作業員はこれを確認して締固作業を終了する。また、時間比較部で、積算時間と締固必要時間とを比較して積算時間の締固必要時間に対する割合を算出して、これを表示部で数値にて表示するようにしてもよい。このようにすれば、作業者は、管理表示部44の表示を見て、積算された締固時間よりその場所の締固状態を推定することができる。つまり、締固作業の何パーセントまでを完了しているか等の締固状態を管理することができる。これによって、過不足のない適度な締固作業を行うことができる。
本実施形態の締固工程においては、一の締固場所における連続締固可能時間を制限し、締固場所を順次変えながら、締め固めを行うように作業を行う。連続締固可能時間は、隣り合う締固面との間に大きい段差が発生しない程度の締固時間である。これは、一の締固場所で連続的に長時間の締め固めを行うと、隣接する締固前の法肩部分と大きい段差が発生してしまうので、これを防ぐためである。連続締固可能時間は、締固手段10の締固性能に応じて、CSG層の軟らかさを考慮して適宜決定される。
つまり、管理表示部44に、一の締固場所における連続締固可能時間を設定して記憶させておき、時間比較部で、連続した締固時間と連続締固可能時間とを比較し、連続した締固時間が連続締固可能時間に達すると、その旨を表示部によって表示する。このようにすれば、この表示を見た作業員が、締固場所を変えることで、法肩部分2に大きい段差が発生するのを防止できる。さらに、一箇所を長時間連続して転圧することによって発生する周辺地盤の崩落を防止することもできる。
次に、前記構成の法肩締固管理装置1を用いて法肩部分2の締め固めを行う工程を説明する。
法肩部分2の締め固めを行うに際しては、移動手段20を法肩部分2から一定距離の側部位置に走行させ、旋回部23を法肩部分2に向けて旋回させるとともに、ブーム22とアーム21を適宜傾斜させて、締固手段10を法肩部分2に位置させる。このとき、伸縮シリンダ13を伸縮させて、押えプレート11の傾斜板11bを法肩部分2の傾斜面に沿わせる。
このとき、位置計算機34によって、GPS用受信機35からの位置情報を基に旋回部23の旋回中心P1の位置座標と旋回部の向きが算出され、さらにその情報とブーム22とアーム21の傾斜角度等の情報から締固手段10による締固位置座標が算出される。以上のように、位置検知手段31(GPS用受信機35)を締固手段10から離れた位置に配置し、ブーム22およびアーム21にそれぞれ設けられた傾斜計32,33の検出値からブーム先端の締固手段10の位置座標を算出するので、精密機械である位置検知手段31を、振動が大きい転圧装置12から離れた位置に配置しつつ、締固手段10の位置座標を算出できる。したがって、精密機械である位置検知手段31に転圧装置12の振動が伝わり難いので、位置検知手段31の使用環境が良好になり、耐用年数を長くすることができる。
その後、締固手段10を作動させながら下降させ、振動加速度計で得られた加速度の変化を、締固時間計算機41のモニタリング部でモニタリング(振幅を監視)し、押えプレート11が締固面に接地しているかどうかを判定する。そして、積算部で、締固手段10が締固面に密着した時点から締固時間の積算を開始する。締固時間計算機41では、位置計算機34から送信された締固位置ごとに締固時間の積算を行う。
本実施形態では、隣り合う締固場所と締固状態が近似するように、一の締固場所での締固を長時間連続して行わずに、連続する締固時間を制限して、締固作業を複数回に分けて行う。そのため、締固時間計算機41の管理表示部44では、連続した締固時間が、予め設定した連続締固可能時間に達すると、その旨を表示部に表示する。これを確認した作業員は、移動手段20を操作して、締固手段10を隣り合う締固場所3(図1の一点鎖線にて示す)に移動させる。以上の作業を順次繰り返すことによって、法肩部分2全体の締固作業を行う。このとき、締固作業を、複数回に分けて、隣接する締固場所に移りながら徐々に行うので、隣接する締固前の法肩部分2と大きい段差が発生するのを防止することができる。
その後最終的には、各締固場所での締固時間の積算値が、締固必要時間に達すると、その旨が締固時間計算機41の管理表示部44に表示される。これを、作業員が確認して、その締固場所での締固作業が完了する。
以上のように、締固時間計算機41で締め固める場所ごとに締固時間を積算して、積算された締固時間よりその場所の締固状態を推定することで法肩部分2の締固状態を管理するので、この管理は、作業員の監視によらないで、数値で定量的に管理することができる。したがって、誰が管理を行っても同じ結果を得ることができ、機械的で誤差の少ない高精度な管理を行うことができる。さらに締固時間で管理することで、設計通りの締固め施工が確実に行われているかを確認することができる。
また、本実施形態では、位置検知手段31が、一対のGPS用受信機35,35であるので、その位置情報を正確且つ容易に得ることができる。これによって、旋回部23の位置座標と向いている方角、並びにアーム21の先端の締固手段10の位置座標を正確に算出することができる。
さらに、押えプレート11が、法肩部分2の先端に沿って傾斜可能に構成されているので、種々の傾斜角度の法肩部分の表面に、押えプレート11を沿わして密着させることができるので、法肩部分2の表面全体を均等に転圧することができる。
また、接地判定手段を設けたことで、締固手段10が確実に法肩部分2に接地した状態から締固時間をカウントできる。したがって、正確な締固時間を把握することができ、締固状態の管理精度がより一層向上する。
また、締固手段10が、アーム21に着脱自在に取り付けられているので、アーム21の先端に他の装置を装着することができる。例えば、コンクリート締固め用のバイブレータをアーム21の先端に装着すれば、バイブレータによる振動時間を管理することで、コンクリートの締め固めにも適用することが可能となる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は前記の実施形態に限定する趣旨ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。例えば、本実施形態では、位置検知手段31として2台のGPS用受信機35を使用しているが、これに限定されるものではない。例えば、別途に自動追尾式トータルステーション(TS)を配置して旋回部に2台のターゲットミラーを設けるようにしてもよいし、1台のGPS用受信機とジャイロコンパスを設けるようにしてもよい。
また、移動手段20は、バックホウからバケットを取り除いたものに限定されるものではなく、他の機器であってもよい。
1 法肩締固管理装置
2 法肩部分
10 締固手段
11 プレート
12 転圧装置
20 移動手段
21 アーム
22 ブーム
23 旋回部
24 走行部
30 位置計測手段
31 位置検知手段
32 傾斜計
33 傾斜計
34 位置計算機
35 GPS用受信機(全地球測位システム用受信機)
40 管理手段
41 締固時間計算機

Claims (5)

  1. 盛土の法肩部分を締め固める締固手段と、該締固手段を支持して移動させる移動手段と、前記締固手段の位置を計測する位置計測手段と、前記締固手段による締固状況を管理する管理手段とを有しており、
    前記締固手段は、前記法肩部分を覆う押えプレートと、該押えプレートを前記法肩部分に押し付ける転圧装置とを備えて構成され、
    前記移動手段は、前記締固手段を先端に保持するアームと、該アームを傾動可能に支持するブームと、該ブームを傾動可能に支持する旋回部と、該旋回部を走行させる走行部とを備えて構成され、
    前記位置計測手段は、前記旋回部に設けられた位置検知手段と、前記ブームに設けられた傾斜計と、前記アームに設けられた傾斜計と、前記旋回部の位置と前記ブームおよびアームの傾斜角度から前記アームの先端の前記締固手段の位置を算出する位置計算機とを備えて構成され、
    前記管理手段は、締め固める場所ごとに締固時間を積算する締固時間計算機を備えて構成されている
    ことを特徴とする法肩締固管理装置。
  2. 前記位置検知手段は、前記旋回部に設けられた一対の全地球測位システム用受信機である
    ことを特徴とする請求項1に記載の法肩締固管理装置。
  3. 前記押えプレートは、前記法肩部分の先端に沿って傾斜可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の法肩締固管理装置。
  4. 前記締固手段は、前記アームに着脱自在に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の法肩締固管理装置。
  5. 前記締固手段が前記法肩部分に接地しているかどうかを判定する接地判定手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の法肩締固管理装置。
JP2010163850A 2010-07-21 2010-07-21 法肩締固管理装置 Active JP5512438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010163850A JP5512438B2 (ja) 2010-07-21 2010-07-21 法肩締固管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010163850A JP5512438B2 (ja) 2010-07-21 2010-07-21 法肩締固管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012026113A true JP2012026113A (ja) 2012-02-09
JP5512438B2 JP5512438B2 (ja) 2014-06-04

Family

ID=45779364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010163850A Active JP5512438B2 (ja) 2010-07-21 2010-07-21 法肩締固管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5512438B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014037690A (ja) * 2012-08-13 2014-02-27 Shimizu Corp コンクリート締め固め管理システム
JP2014201873A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 大成建設株式会社 締固め装置
JP2015048684A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 鹿島建設株式会社 Gps利用の締固め管理方法及びシステム
JP2017141579A (ja) * 2016-02-09 2017-08-17 鹿島建設株式会社 締固め作業管理システムおよび締固め作業管理方法
JP2017145685A (ja) * 2017-04-25 2017-08-24 大成建設株式会社 転圧体および締固め方法
JP2017186883A (ja) * 2016-03-18 2017-10-12 ボーマーク・ゲー・エム・ベー・ハーBomag Gmbh 取付け可能締固め装置による土壌締固め方法、取り付け可能締固め装置、及び取り付け可能締固め装置を備える掘削機
JP2018003572A (ja) * 2016-07-01 2018-01-11 康政 前田 バックホウ装着油圧転圧機
JP2018016980A (ja) * 2016-07-26 2018-02-01 鹿島建設株式会社 締固め範囲判定装置
JP2020122371A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 日立建機株式会社 作業機械
JP2020153099A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 コベルコ建機株式会社 締固め管理システム
WO2021241301A1 (ja) * 2020-05-28 2021-12-02 コベルコ建機株式会社 締固め管理システム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01167409U (ja) * 1988-05-12 1989-11-24
JPH07150597A (ja) * 1993-12-01 1995-06-13 Kumagai Gumi Co Ltd 建設機械の位置及び姿勢表示方法
JP2000226188A (ja) * 1999-02-03 2000-08-15 Kajima Corp 可動部搭載移動体の監視方法及び装置
JP2002181538A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Topcon Corp Gpsを用いた施工端部位置検出装置
JP2002310652A (ja) * 2001-04-18 2002-10-23 Hitachi Constr Mach Co Ltd 走行式建設機械の位置計測システム
JP2005163283A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Okinawa General Bureau Cabinet Office 法肩締固め工法及びその工法に使用する法肩締固め機
JP3131407U (ja) * 2007-02-16 2007-05-10 エクセン株式会社 コンクリートバイブレータ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01167409U (ja) * 1988-05-12 1989-11-24
JPH07150597A (ja) * 1993-12-01 1995-06-13 Kumagai Gumi Co Ltd 建設機械の位置及び姿勢表示方法
JP2000226188A (ja) * 1999-02-03 2000-08-15 Kajima Corp 可動部搭載移動体の監視方法及び装置
JP2002181538A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Topcon Corp Gpsを用いた施工端部位置検出装置
JP2002310652A (ja) * 2001-04-18 2002-10-23 Hitachi Constr Mach Co Ltd 走行式建設機械の位置計測システム
JP2005163283A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Okinawa General Bureau Cabinet Office 法肩締固め工法及びその工法に使用する法肩締固め機
JP3131407U (ja) * 2007-02-16 2007-05-10 エクセン株式会社 コンクリートバイブレータ

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014037690A (ja) * 2012-08-13 2014-02-27 Shimizu Corp コンクリート締め固め管理システム
JP2014201873A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 大成建設株式会社 締固め装置
JP2015048684A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 鹿島建設株式会社 Gps利用の締固め管理方法及びシステム
JP2017141579A (ja) * 2016-02-09 2017-08-17 鹿島建設株式会社 締固め作業管理システムおよび締固め作業管理方法
JP2017186883A (ja) * 2016-03-18 2017-10-12 ボーマーク・ゲー・エム・ベー・ハーBomag Gmbh 取付け可能締固め装置による土壌締固め方法、取り付け可能締固め装置、及び取り付け可能締固め装置を備える掘削機
JP2018003572A (ja) * 2016-07-01 2018-01-11 康政 前田 バックホウ装着油圧転圧機
JP2018016980A (ja) * 2016-07-26 2018-02-01 鹿島建設株式会社 締固め範囲判定装置
JP2017145685A (ja) * 2017-04-25 2017-08-24 大成建設株式会社 転圧体および締固め方法
JP2020122371A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 日立建機株式会社 作業機械
JP7235521B2 (ja) 2019-01-31 2023-03-08 日立建機株式会社 作業機械
JP2020153099A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 コベルコ建機株式会社 締固め管理システム
WO2020189494A1 (ja) 2019-03-19 2020-09-24 コベルコ建機株式会社 締固め管理システム
EP3913147A4 (en) * 2019-03-19 2022-05-11 Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. COMPACTION MANAGEMENT SYSTEM
JP7135956B2 (ja) 2019-03-19 2022-09-13 コベルコ建機株式会社 締固め管理システム
WO2021241301A1 (ja) * 2020-05-28 2021-12-02 コベルコ建機株式会社 締固め管理システム
JP2021188329A (ja) * 2020-05-28 2021-12-13 コベルコ建機株式会社 締固め管理システム
CN115698433A (zh) * 2020-05-28 2023-02-03 神钢建机株式会社 压实管理系统
JP7354929B2 (ja) 2020-05-28 2023-10-03 コベルコ建機株式会社 締固め管理システム
EP4130401A4 (en) * 2020-05-28 2023-11-01 Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. COMPACTION MANAGEMENT SYSTEM

Also Published As

Publication number Publication date
JP5512438B2 (ja) 2014-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5512438B2 (ja) 法肩締固管理装置
US10018611B2 (en) Soil compaction system and method
EP2912232B1 (en) Wheel loader comprising a grading blade and a machine control system
CN102102371B (zh) 使用测距无线电设备的挖掘机控制
JP6298313B2 (ja) 地盤剛性測定装置、締固め機械及び地盤剛性測定方法
US9534995B2 (en) System and method for determining a modulus of resilience
WO2011090847A1 (en) Machine control and guidance system incorporating a portable digital media device
CN109750580B (zh) 通过压路机测量铺筑层厚度的方法及压路机、压路系统
JP6144579B2 (ja) Gps利用の締固め管理方法及びシステム
JP5499069B2 (ja) 法面締固め装置
CN113396259B (zh) 压实管理系统
JP7371338B2 (ja) 地盤強度計測システム
JP3613144B2 (ja) 溝掘削機、溝掘削機における溝壁形状表示方法および溝壁形状修正方法
JP2747896B2 (ja) 地耐力試験装置
JP6735088B2 (ja) 地盤締固め管理装置及び地盤締固め管理方法
WO2023108190A1 (en) A system and method to measure a deformation of a geomaterial portion due to compaction of the geomaterial portion
JP3984610B2 (ja) 地耐力試験装置および地耐力試験方法
JP7235521B2 (ja) 作業機械
JP4362804B2 (ja) 盛土締固め管理システム
JP2006169758A (ja) 地耐力試験装置および地耐力試験方法
JP2016075079A (ja) 転圧機械
JP7336408B2 (ja) 削孔システム
AU2021255285B2 (en) Construction method and construction system
WO2023243580A1 (ja) 作業支援システム
JP7297222B1 (ja) 切羽面監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5512438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250