JP2005161718A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サーマルヘッド等の画像形成手段のメンテナンスを容易に行うことができるようにする。
【解決手段】 プラテンローラ6にサーマルヘッド5がバネ20により圧接されている。プラテンローラ6に対してサーマルヘッド5を接離させる接離手段21はバネ20のバネ座を兼ねるガイド部材22に、図示しない係合溝を介してサーマルヘッド5に対して矢印A方向に摺動自在に設けられたベース23と、該ベース23に固定された駆動源としてのソレノイド24と、ベース23に固定され、上下方向に延びるブラケット25と、該ブラケット25にピン26を介して回動自在に支持されたL字状のアーム部材27を有している。サーマルヘッド5を取り外す場合には、取っ手23aを矢印方向に引くことにより、接離手段21はサーマルヘッド5から離れる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、サーマルプリンタ等の画像形成装置に関する。
サーマルプリンタでは、画像形成手段としてのサーマルヘッドと回転体としてのプラテンローラを対向配置して圧接し、そのニップ部に搬送されてきた記録媒体としての感熱紙を進入させ、画像情報に基づいてサーマルヘッドを駆動しながらプラテンローラの回転により感熱紙を送って画像形成を行うようになっている。
一般に、サーマルヘッドは一端側を回動自在に支持され、多数の発熱素子を有する他端側をバネ等によりプラテンローラへ付勢されている。
画像形成部位でジャム等が生じた場合には、圧接状態にあるサーマルヘッドとプラテンローラを離間させる必要があるが、従来は、例えばサーマルヘッドの支持板をソレノイドを駆動源とする接離手段によりプラテンローラに対して接離するようになっている。
実開平5−23665号公報 特開平8−142444号公報 特開平4−27647号公報 特開平5−309907号公報
サーマルヘッドは多数の発熱素子を有しており、発熱素子の部位に汚れ等が付着した場合には所定の熱量付与ができずに画質が低下する。このような場合にはメンテナンスが必要となるが、上述のように接離手段のソレノイド可動部が直接的にサーマルヘッドに当接し、且つ、接離手段は固定されているためにサーマルヘッドを取り外すことは容易ではなく、メンテナンスは非常に困難であった。
そこで、本発明は、サーマルヘッド等の画像形成手段のメンテナンスを容易に行うことができる画像形成装置の提供を、その主な目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、画像形成手段と、該画像形成手段に対向して配置された回転体との間に、搬送手段により搬送される記録媒体を進入させ、該回転体の回転により記録媒体を搬送しながら画像形成を行う画像形成装置であって、上記画像形成手段と回転体の何れか一方を他方に対して接離させる接離手段を有する画像形成装置において、上記接離手段が、上記画像形成手段と回転体の何れか一方から離れる方向に移動可能に設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の画像形成装置において、上記接離手段を上記一方から離した後元に戻す場合に、該接離手段を所定位置で自動的にロックするロック機構を有していることを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項1又は2記載の画像形成装置において、上記画像形成手段がサーマルヘッドで、上記回転体がプラテンローラであり、上記接離手段がソレノイドを駆動源とする構成を有していることを特徴とする。
請求項4記載の発明では、請求項1乃至3のうちの何れか1つに記載の画像形成装置において、上記画像形成手段が記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の幅方向に延びる軸を支点として回動可能に設けられているとともに、該支点と反対側を付勢手段により上記回転体へ向けて付勢されている構成を有し、且つ、上記軸に対して記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の厚み方向に変位可能に設けられていることを特徴とする。
請求項5記載の発明では、請求項4記載の画像形成装置において、上記画像形成手段が上記軸に対して上記変位を許容するネジ部材で取り付けられていることを特徴とする。
請求項6記載の発明では、請求項5記載の画像形成装置において、上記ネジ部材が、記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の幅方向における略中央部と、該中央部を基準として略対称となる左右位置の3箇所に設けられていることを特徴とする。
請求項7記載の発明では、画像形成手段と、該画像形成手段に対向して配置された回転体との間に、搬送手段により搬送される記録媒体を進入させ、該回転体の回転により記録媒体を搬送しながら画像形成を行う画像形成装置であって、上記画像形成手段が記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の幅方向に延びる軸を支点として回動可能に設けられているとともに、該支点と反対側を付勢手段により上記回転体へ向けて付勢されている構成を有する画像形成装置において、上記画像形成手段が上記軸に対して記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の厚み方向に変位可能に設けられていることを特徴とする。
請求項8記載の発明では、請求項7記載の画像形成装置において、上記画像形成手段が上記軸に対して上記変位を許容するネジ部材で取り付けられていることを特徴とする。
請求項9記載の発明では、請求項8記載の画像形成装置において、上記ネジ部材が、記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の幅方向における略中央部と、該中央部を基準として略対称となる左右位置の3箇所に設けられていることを特徴とする。
請求項10記載の発明では、請求項7乃至10のうちの何れか1つに記載の画像形成装置において、上記画像形成手段がサーマルヘッドであり、上記回転体がプラテンローラであることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、画像形成手段と、該画像形成手段に対向して配置された回転体との間に、搬送手段により搬送される記録媒体を進入させ、該回転体の回転により記録媒体を搬送しながら画像形成を行う画像形成装置であって、上記画像形成手段と回転体の何れか一方を他方に対して接離させる接離手段を有する画像形成装置において、上記接離手段が、上記画像形成手段と回転体の何れか一方から離れる方向に移動可能に設けられていることとしたので、接離手段の移動により画像形成手段周辺のスペースを大きくでき、画像形成手段のメンテナンスの容易性を向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の画像形成装置において、上記接離手段を上記一方から離した後元に戻す場合に、該接離手段を所定位置で自動的にロックするロック機構を有していることとしたので、画像形成手段のメンテナンス後に接離手段を元に戻す操作が容易となる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の画像形成装置において、上記画像形成手段がサーマルヘッドで、上記回転体がプラテンローラであり、上記接離手段がソレノイドを駆動源とする構成を有していることとしたので、従来構成に比べてサーマルヘッドの取り外しが容易となり、メンテナンス性を向上させることができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1乃至3のうちの何れか1つに記載の画像形成装置において、上記画像形成手段が記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の幅方向に延びる軸を支点として回動可能に設けられているとともに、該支点と反対側を付勢手段により上記回転体へ向けて付勢されている構成を有し、且つ、上記軸に対して記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の厚み方向に変位可能に設けられていることとしたので、回転体に対する画像形成手段の主走査方向における押圧力の均一性を向上させることができ、画像ムラを抑制できる。
請求項5記載の発明によれば、請求項4記載の画像形成装置において、上記画像形成手段が上記軸に対して上記変位を許容するネジ部材で取り付けられていることとしたので、押圧力の均一性の向上を簡易な構成で実現できる。
請求項6記載の発明によれば、請求項5記載の画像形成装置において、上記ネジ部材が、記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の幅方向における略中央部と、該中央部を基準として略対称となる左右位置の3箇所に設けられていることとしたので、押圧力の均一化を高精度に実現できる。
請求項7記載の発明によれば、画像形成手段と、該画像形成手段に対向して配置された回転体との間に、搬送手段により搬送される記録媒体を進入させ、該回転体の回転により記録媒体を搬送しながら画像形成を行う画像形成装置であって、上記画像形成手段が記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の幅方向に延びる軸を支点として回動可能に設けられているとともに、該支点と反対側を付勢手段により上記回転体へ向けて付勢されている構成を有する画像形成装置において、上記画像形成手段が上記軸に対して記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の厚み方向に変位可能に設けられていることとしたので、回転体に対する画像形成手段の主走査方向における押圧力の均一性を向上させることができ、画像ムラを抑制できる。
請求項8記載の発明によれば、請求項7記載の画像形成装置において、上記画像形成手段が上記軸に対して上記変位を許容するネジ部材で取り付けられていることとしたので、押圧力の均一性の向上を簡易な構成で実現できる。
請求項9記載の発明によれば、請求項8記載の画像形成装置において、上記ネジ部材が、記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の幅方向における略中央部と、該中央部を基準として略対称となる左右位置の3箇所に設けられていることとしたので、押圧力の均一化を高精度に実現できる。
請求項10記載の発明によれば、請求項7乃至10のうちの何れか1つに記載の画像形成装置において、上記画像形成手段がサーマルヘッドであり、上記回転体がプラテンローラであることとしたので、従来構成に比べて画像ムラを高精度に抑制できる。
以下、本発明の一実施形態を図1乃至図6に基づいて説明する。
まず、図1に基づいて本実施形態における画像形成装置としてのサーマルプリンタの構成の概要を説明する。サーマルプリンタ1は、給紙装置2と、レジストローラ対3と、該レジストローラ対3の手前(記録媒体の搬送方向上流側)に配置された記録媒体検知手段としての用紙センサ4と、画像情報に基づいて通電され選択的に発熱する微小な発熱体を多数備えた画像形成手段としてのサーマルヘッド5と、該サーマルヘッド5に対向して配置され、且つ、該サーマルヘッド5に圧接された回転体としてのプラテンローラ6と、該プラテンローラ6の手前に配置された記録媒体検知手段としての用紙センサ7と、排紙ローラ対8と、該排紙ローラ対8により排出された記録媒体が積載収容される排紙トレイ9等を有している。
給紙装置2とレジストローラ対3の間には搬送ローラ対(搬送手段)10が、レジストローラ対3とサーマルヘッド5の間には搬送ローラ対11、12が、サーマルヘッド5と排紙ローラ対8の間には搬送ローラ対13、14がそれぞれ設けられている。
給紙装置2は、記録媒体としての記録用紙(感熱紙)15が積載収容される給紙トレイ16と、積載された記録用紙15を最上のものから順に1枚ずつ分離して給紙する給紙コロ17及び図示しない分離部材を有している。
次に、サーマルプリンタ1の画像形成動作(印字動作、記録動作の概念を含む)を説明する。
図示しないスタートスイッチが押されと給紙装置2が作動し、給紙トレイ16上の記録用紙15が給紙コロ17により1枚分離されて給紙される。給紙された記録用紙15は搬送ローラ対10により搬送され、レジストローラ対3へ向かう。その後、記録用紙15の先端はレジストローラ対3のニップ部に進入して停止する。
図示しない制御手段は記録用紙15の先端が用紙センサ4により検知された後、記録用紙15の先端部に所定の撓みが形成されるまでレジストローラ対3の停止状態を維持する。撓みによって記録用紙15の先端がレジストローラ対3のニップ部に沿って(記録用紙15の搬送方向と直交する幅方向に沿って)斜行補正される。
斜行補正された記録用紙15はレジストローラ対3により所定のタイミングでサーマルヘッド5とプラテンローラ6のニップ部に向けて搬送される。
レジストローラ対3を通過した記録用紙15は搬送ローラ対11の部位で反転され、搬送ローラ対12を経てサーマルヘッド5とプラテンローラ6のニップ部に進入する。この場合、プラテンローラ6の表面は摩擦係数の小さい材料で形成されており、記録用紙15の先端はプラテンローラ6の表面との引っ掛かりによって上方に撥ねて搬送ジャムを生じるようなことはなく、スムーズに且つ確実にニップ部に案内される。
記録用紙15の先端が用紙センサ7により検知されて所定時間経過後、プラテンローラ6が回転駆動されるとともに、画像情報に基づいてサーマルヘッド5が駆動され、記録用紙15への画像形成が行われる。
画像情報は、図示しない原稿読み取り装置や装置外部に設けられたパーソナルコンピュータ等から上記制御手段へ入力され、制御手段は図示しないサーマルヘッドドライバを介してサーマルヘッド5を駆動する。
目的の画像を形成された記録用紙15は、搬送ローラ対13、14で搬送され、排紙ローラ対8により画像面を上にして排紙トレイ9上に排出される。
図2に示すように、サーマルヘッド5は、一端側を記録用紙15の搬送方向と直交する記録用紙15の幅方向に延びる軸18を支点として上下方向(プラテンローラ6に対して接離する方向)に回動可能に設けられたサーマルヘッド支持ブラケット19に支持されている(図1では省略)。
サーマルヘッド支持ブラケット19は、軸18の反対側を付勢手段としてのバネ20によりプラテンローラ6へ向けて付勢されている。
サーマルヘッド5の図中左側近傍には、サーマルヘッド5をプラテンローラ6に対して接離させる接離手段21が設けられている。
接離手段21は、バネ20のバネ座を兼ねるガイド部材22に、図示しない係合溝を介してサーマルヘッド5に対して矢印A方向に摺動自在に設けられたベース23と、該ベース23に固定された駆動源としてのソレノイド24と、ベース23に固定され、上下方向に延びるブラケット25と、該ブラケット25にピン26を介して回動自在に支持されたL字状のアーム部材27を有している。アーム部材27の下端部はソレノイド24の可動ロッド(プランジャ)28の先端部に回動自在に連結されている。図2はソレノイド24がオフ、すなわち可動ロッド28が伸びてアーム部材27の先端部27aがサーマルヘッド支持ブラケット19に圧力を付与していない状態を示している。
接離手段21は、ロック機構30によりワンタッチ操作で所定位置(プラテンローラ6に対してサーマルヘッド5を接離させることができる位置)にセットすることができるようになっている。
ロック機構30は、ベース23の先端部に一体に形成された係合凸部31と、該係合凸部31に係合するフック32等を有している。フック32はガイド部材22に一体に形成されたL字状のブラケット33にピン34を介して回動自在に支持されているとともに、バネ35により係合凸部31へ向けて付勢されている。
ガイド部材22の引き出し側端部には、操作用の取っ手23aが一体に形成されている。
サーマルヘッド5とプラテンローラ6のニップ部でジャム等が生じた場合には、サーマルヘッド5をプラテンローラ6から離間させるべく、ソレノイド24がオンされる。その状態を図3に示す。
ソレノイド24がオンされると、可動ロッド28が退動してアーム部材27が時計回り方向に回動し、サーマルヘッド支持ブラケット19を押圧する。これにより、サーマルヘッド5はプラテンローラ6より離間し、圧接状態が解除される。
発熱素子等が汚れてサーマルヘッド5のメンテナンスが必要になった場合、図2に示す状態では接離手段21の存在が邪魔になってサーマルヘッド5の取り外し作業が容易に行えない。
本実施形態では、サーマルヘッド5のメンテナンスを行う場合、接離手段21をサーマルヘッド5から離れる方向へ移動(退避)させる。
接離手段21を退避させる場合には、図4に二点鎖線で示すように、ロック機構30のフック32をオペレータが指で下方向に引き下げ、係合凸部31との係合を解除する。バネ35のバネ力はこの係合解除操作が容易にできるように設定されている。
係合凸部31に対するフック32の係合を解除した状態で取っ手23aを矢印方向に引くと、接離手段21はガイド部材22に沿って移動する。これにより、サーマルヘッド5の周辺のスペースが大きくなり、取り外し作業が容易となる。
係合凸部31は押し込み方向に上がり勾配の傾斜面31aを有し、フック32は上方向に下がり勾配の湾曲面32aを有している。
メンテナンスを終えてサーマルヘッド5を元の位置に取り付けた後、接離手段21も元の所定位置にセットされる。この場合、オペレータは取っ手23aを持ってベース23を押し込むだけでよい。ベース23が押し込まれると、フック32は係合凸部31により押し下げられ、ベース23が所定位置に達した時点でバネ35の付勢力で自動的に上昇して係合凸部31に係合する。
すなわち、接離手段21は元の位置に戻す場合にはワンタッチ操作でセットすることができる。本実施形態ではフック32を別部材として設ける構成としたが、ガイド部材22の一部を切り起こしてそれ自体の弾性変形を利用したフック構成とすれば、バネ35が不要な簡易なロック機構を形成することができる。
この種のサーマルプリンタでは、一般に、側板間に固定されたプラテンローラに対して、サーマルヘッドを1つの軸を支点としてバネで圧接させる方式が採用されている。
この方式では、サーマルヘッドの書き込み部とプラテンローラとの当接部分において、主走査方向(プラテンローラの軸方向)の押圧力(圧接力)のバランスが悪くなりやすい。すなわち、主走査方向の圧接力が不均一となりやすく、画像ムラが発生しやすかった。
特開平8−142444号公報には、主走査方向に複数の押圧板を設けるとともにそれぞれをバネで付勢してサーマルヘッドを押圧し、押圧力を均一にする構成が開示されている。
しかしながら、このような構成では構造が複雑でコスト上昇を避けられない。
本実施形態では上記主走査方向における押圧力の均一化に対する工夫もなされている。これを図5及び図6に基づいて説明する。
図5に示すように、プラテンローラ6は軸6aを介して図示しない装置側板間に回転自在に支持されており(他の図では省略)、軸6aの一端側は図示しない駆動源に回転駆動力を入力可能に接続されている。
サーマルヘッド支持ブラケット19の下面は軽量化のために肉抜きがされているとともに、主走査方向に延びる複数のリブ19aによって補強されている(他の図では省略)。サーマルヘッド支持ブラケット19を回動自在に支持する軸18は、記録用紙15の搬送方向上流側のリブ19a間に配置され、両端部を図示しない装置側板に固定されている。
サーマルヘッド支持ブラケット19における記録用紙15の搬送方向上流側の上面側には、記録用紙15の搬送方向と直交する記録用紙15の幅方向における略中央部と、該中央部を基準として略対称となる左右位置の3箇所に凹部19bが形成されており、各凹部19bにはサーマルヘッド支持ブラケット19を軸18に取り付けるためのネジ部材としての段付ネジ36が設けられている。
各段付ネジ36は、図6に示すように、軸18に螺合するネジ部36aと、凹部19bの底面19cに形成された貫通孔19dに挿通され、底面19cの厚みtよりも大きい高さを有する大径の軸部36bと、頭部36cを有している。
軸部36bの高さは底面19cの厚みtよりも寸法y分大きく設定されている。従って、サーマルヘッド支持ブラケット19(換言すればサーマルヘッド5)は軸18に対して記録用紙15の搬送方向と直交する記録用紙15の厚み方向に寸法yの範囲で変位可能に設けられている。
サーマルヘッド5はバネ20による加圧の下、3箇所の可動部位を介して寸法yの範囲で、プラテンローラ6に対してその主走査方向に自在に追従することができ、これによりプラテンローラ6に対するサーマルヘッド5の主走査方向の押圧力のバラツキを無くすことができる。
寸法yの大きさは、プラテンローラ6やサーマルヘッド支持ブラケット19の製造誤差や組み立て誤差等を考慮して設定される。
本実施形態では段付ネジ36を3箇所に設けたが、中央部を除く2箇所、あるいは軸方向の長さを等分した4箇所(又はそれ以上)に設けてもよい。
上記実施形態ではプラテンローラ6に対してサーマルヘッド5を接離させる構成を励磁したが、サーマルヘッド5に対してプラテンローラ6を接離させる構成においても同様に実施することができる。
本発明の一実施形態における画像形成装置としてのサーマルプリンタの概要正面図である。 接離手段とサーマルヘッド及びプラテンローラの関係を示す概要正面図である。 プラテンローラからサーマルヘッドを離間させた状態の概要正面図である。 接離手段を移動させてサーマルヘッドから離した状態の概要正面図である。 サーマルヘッドの変位構成を示す斜視図である。 サーマルヘッドの変位構成を示す要部断面図である。
符号の説明
5 画像形成手段としてのサーマルヘッド
6 回転体としてのプラテンローラ
15 記録媒体としての記録用紙
18 支点としての軸
20 付勢手段としてのバネ
21 接離手段
24 駆動源としてのソレノイド
30 ロック機構
36 ネジ部材としての段付ネジ

Claims (10)

  1. 画像形成手段と、該画像形成手段に対向して配置された回転体との間に、搬送手段により搬送される記録媒体を進入させ、該回転体の回転により記録媒体を搬送しながら画像形成を行う画像形成装置であって、上記画像形成手段と回転体の何れか一方を他方に対して接離させる接離手段を有する画像形成装置において、
    上記接離手段が、上記画像形成手段と回転体の何れか一方から離れる方向に移動可能に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記接離手段を上記一方から離した後元に戻す場合に、該接離手段を所定位置で自動的にロックするロック機構を有していることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    上記画像形成手段がサーマルヘッドで、上記回転体がプラテンローラであり、上記接離手段がソレノイドを駆動源とする構成を有していることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のうちの何れか1つに記載の画像形成装置において、
    上記画像形成手段が記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の幅方向に延びる軸を支点として回動可能に設けられているとともに、該支点と反対側を付勢手段により上記回転体へ向けて付勢されている構成を有し、且つ、上記軸に対して記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の厚み方向に変位可能に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4記載の画像形成装置において、
    上記画像形成手段が上記軸に対して上記変位を許容するネジ部材で取り付けられていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5記載の画像形成装置において、
    上記ネジ部材が、記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の幅方向における略中央部と、該中央部を基準として略対称となる左右位置の3箇所に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 画像形成手段と、該画像形成手段に対向して配置された回転体との間に、搬送手段により搬送される記録媒体を進入させ、該回転体の回転により記録媒体を搬送しながら画像形成を行う画像形成装置であって、上記画像形成手段が記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の幅方向に延びる軸を支点として回動可能に設けられているとともに、該支点と反対側を付勢手段により上記回転体へ向けて付勢されている構成を有する画像形成装置において、
    上記画像形成手段が上記軸に対して記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の厚み方向に変位可能に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7記載の画像形成装置において、
    上記画像形成手段が上記軸に対して上記変位を許容するネジ部材で取り付けられていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8記載の画像形成装置において、
    上記ネジ部材が、記録媒体の搬送方向と直交する記録媒体の幅方向における略中央部と、該中央部を基準として略対称となる左右位置の3箇所に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項7乃至10のうちの何れか1つに記載の画像形成装置において、
    上記画像形成手段がサーマルヘッドであり、上記回転体がプラテンローラであることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102225665A (zh) * 2011-04-29 2011-10-26 深圳市理邦精密仪器股份有限公司 具有平衡式热敏头的打印装置

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