JP2005159789A - 情報取得装置 - Google Patents

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史生 瀬戸
Toru Takagi
徹 高木
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聡 知野見
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沖彦 中山
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眞幸 渡部
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Abstract

【課題】固定通信施設に立ち寄るコストを考慮して、有利な情報取得手段を選択する情報取得装置を提供する。
【解決手段】移動体通信網を利用して情報を取得する第1の情報取得手段150と、第1の情報取得手段150を用いて情報を取得する場合の第1のコストを算出する第1のコスト算出手段110と、固定通信施設を利用して情報を取得する第2の情報取得手段160と、第2の情報取得手段160を用いて情報を取得する場合の第2のコストを算出する第2のコスト算出手段120と、第1のコスト算出手段110により算出された第1のコストと、第2のコスト算出手段120により算出された第2のコストとを比較するコスト比較手段130とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車載の情報取得装置に関し、特に、移動体通信網又は固定通信施設のうちコストの低い手段を利用して情報を取得する情報取得装置に関する。
この種の装置に関し、複数の通信機を車両に搭載し、通信時間、通信料金等の条件に基づいて選択された通信機を用いて情報を取得する車載用通信装置がある(特許文献1参照)。
この装置によれば、車載した移動体通信手段のうちコストの有利な通信手段を選択することができる。
特開2000−175249号公報
しかしながら、従来の技術では、車載された通信手段の中でコストの有利な通信手段を選択することができるが、公衆無線LANサービスなどの所定の位置に設けられた固定通信施設とのコスト対比を行うことができないという問題があった。近年、Hotspot(ホットスポット(音訳))などのように、公衆がアクセス可能な固定通信施設の数が増加傾向にあり、時間的、料金的なコストが有利であれば、固定通信施設まで出向いて情報を取得したいというニーズもある。経路から外れたHotspotなどの固定通信施設を利用する場合、車載の通信手段を用いた方が得なのか、固定通信施設に立ち寄った方が得なのか、比較が難しいという問題があった。このため、ユーザが有利なサービスを活用できないという不都合があった。
本発明は、上述した課題を解決するために提案されたものであり、移動体通信網を利用した情報取得手段、固定通信施設を利用した情報取得手段の中から、コストが最も有利な手段を用いて情報を取得することを目的とする。
本発明によれば、車両に搭載され、外部から情報を取得する情報取得装置であって、移動体通信網を利用して情報を取得する第1の情報取得手段と、この第1の情報取得手段を用いて情報を取得する場合の第1のコストを算出する第1のコスト算出手段と、固定通信施設を利用して情報を取得する第2の情報取得手段と、この第2の情報取得手段を用いて情報を取得する場合の第2のコストを算出する第2のコスト算出手段と、第1のコスト算出手段により算出された第1のコストと、前記第2のコスト算出手段により算出された第2のコストとを比較するコスト比較手段とを有する情報取得装置が提供される。
これにより、移動体通信のみならず固定通信施設を利用した手法をも含めて、最も有利な情報取得手段を選択することができ、ユーザは利用可能なサービスの中から最も有利な手段を用いて情報を取得することができる。
以下、図面に基づいて、本実施形態の情報取得装置100を説明する。本実施形態の情報取得装置100は、ユーザが搭乗する車両に搭載され、車両の外部から通信手段を介して情報を取得する。
図1に本実施形態に係る情報取得装置100のブロック構成を示した。
図1に示すように、本実施形態の情報取得装置100は、第1のコスト算出手段110と、第2のコスト算出手段120と、コスト比較手段130と、選択手段140と、第1の情報取得手段150と、第2の情報取得手段160とを有している。具体的には、少なくとも、第1のコストと第2のコストを算出するプログラムと、算出された複数のコストを比較するプログラムを格納したROMと、このROMに格納されたプログラムを実行することで、第1のコスト算出手段110、第2のコスト算出手段120、コスト比較手段130、選択手段140として機能するCPUと、アクセス可能な記憶装置として機能するRAMとを備えている。
以下、各構成について説明する。
第1の情報取得手段150は、移動体通信網を利用して情報を取得する。第1の情報取得手段150としては、DSRC(Dedicated Short Range Communication)対応通信装置、VICS等の中距離通信装置(半径10〜20km)、静止衛星通信装置、携帯電話、低軌道衛星通信装置の1以上の装置を備える。
第1のコスト算出手段110は、第1の情報取得装置150を用いて所定の情報を取得する場合の第1のコストを算出する。第1のコストを含め、本明細書で用いる「コスト」の語は、時間的コスト、金銭的コストを含む。第1のコスト算出手段110は、移動体通信コストデータベース410にアクセスし、時間当たりの金銭的コスト、データ量あたりの時間的コスト(通信速度)、データ量あたりの金銭的コスト等の単位コストを取得する。この単位コストには、割引時間帯、割引率等の適用される割引情報も含んでいる。第1のコストは、第1の情報取得手段160の種類、すなわちDSRC(Dedicated Short Range Communication)対応通信装置、VICS等の中距離通信装置(半径10〜20km)、静止衛星通信装置、携帯電話、低軌道衛星通信装置ごとに算出する。
第1のコスト算出手段110は移動体通信コスト算出部111を有し、この移動体通信コスト算出部111は、取得した単位コストに基づいて、所望する情報を取得する場合の時間的又は金銭的なコストを算出する。本実施形態では、移動体通信コストデータベース410を情報取得装置100の外部に設けたが、情報取得装置100の内部に設けてもよい。
第2の情報取得手段160は、Hotspot(ホットスポット(音訳))、公衆無線LANサービス提供施設などの固定通信施設を利用して情報を取得する。
第2のコスト算出手段120は、第2の情報取得手段160を用いて所定の情報を取得する場合の第2のコストを算出する。第2のコストは、時間的コスト、金銭的コストを含む。第2コスト算出手段120は、1又は2以上の固定通信施設について、各施設を利用した場合の情報取得にかかる第2のコストをそれぞれ算出する。
第2のコスト算出手段120は、固定通信施設の通信コスト算出部121と、自車位置情報取得部122と、固定通信施設検索部123と、移動コスト算出部124と、加算部125とを有し、固定通信施設を利用した場合の通信コストと移動コストを算出する。具体的には、通信コスト算出部121が通信コストを算出し、移動コスト算出部124が移動コストを算出する。
通信コスト算出部121は、固定通信施設コストデータベース420にアクセスし、固定通信施設を利用した場合の、単位時間あたりの金銭的コスト、単位データ量あたりの時間的コスト(通信速度)、単位データあたりの金銭的コスト等の単位コストを取得する。この単位コストは、平日の9:00−20:00の単位コスト(10円/分)、20:00以降の単位コスト(8円/分)などの割引条件なども含めたコストである。そして、通信コスト算出部121は、取得した単位コストに基づいて、所定の情報を取得する場合の時間的又は金銭的なコストを算出する。通信コスト算出部121がコストを算出する固定通信施設は、特に限定されず、記憶されている固定通信施設全部についてコストの算出を実行してもよいし、後述する固定通信施設検索部123が検索した固定通信施設についてコストの算出を実行してもよい。なお、本実施形態では、固定通信施設コストデータベース420を情報取得装置100の外部に設けたが、情報取得装置100の内部に設けてもよい。
自車位置情報取得部122は、自車両の位置情報を取得する。この位置情報は、GPS機能(Global Positioning System)等を利用した自車位置検出機能を有するナビゲーション装置500を介して取得する。固定通信施設検索部123は、固定通信施設設置場所データベース430にアクセスして取得した固定通信施設の位置情報を参照し、自車位置に近い固定通信施設、または目的地へ至る経路上に所在する固定通信施設を、立ち寄る候補施設を検索する。候補とする施設は1つの施設に限られず、複数の施設であってもよい。移動コスト算出部124は、車両の現在位置と各固定通信施設の位置との位置関係に基づいて、固定通信施設に立ち寄るための移動コストをそれぞれ算出する。移動コスト算出部124は、固定通信施設に行くために必要なコストを移動コストとして算出してもよいし、固定通信施設に立ち寄り、その後目的地へ向かう経路に戻るために必要なコスト(固定通信施設に立ち寄ったことにより生じるコスト)を移動コストとして算出してもよい。
加算部125は、通信コスト算出部121が算出した通信コストと、移動コスト算出部124が算出した移動コストとを加算し、第2のコストを算出する。算出された第2のコストは、時間的なコスト、金銭的なコストのいずれか、または両方であってもよい。算出された第2のコストは、コスト比較手段130へ送出される。
コスト比較手段130は、第1のコスト算出手段110により算出された第1のコストと、第2のコスト算出手段120により算出された第2のコストとを比較する。比較の手法は特に限定されないが、コスト比較手段130は、時間的コストおよび/または金銭的コストに基づく得失情報を比較結果として求めてもよい。すなわち、ある情報を取得する場合の得失について、所要時間に基づいて比較してもよいし、金銭価値に基づいて比較してもよい。さらに、得失を判断するためのしきい値を求め、求めたしきい値に基づいて得失を比較してもよい。このしきい値は、「通信時間がM分以上であるならば、固定通信施設を利用した方が時間的に得である」または「データ量がPbit以上であるならば、固定通信施設を利用した方が金銭的に得である」という提示情報に用いられる通信時間M、データ量Pに相当する。
コスト比較手段130は、時間的コストおよび/または金銭的コストに基づく得失情報をディスプレイ300、ステレオ等の出力装置に向けて出力してもよいし、情報取得手段を選択する選択手段140に向けて出力してもよい。
選択手段140は、コスト比較手段130の求めた比較結果に基づいて、情報取得手段を選択し、起動させる。選択手段140は、第1の情報取得手段150に含まれる各種情報取得手段、第2の情報取得手段160に含まれる各種情報取得手段から、1又は2以上の情報取得手段を選択する。また、選択手段140は、ユーザの意思に基づいて情報取得手段を選択することも可能である。つまり、選択手段140は、入力手段200を介して、利用する情報取得手段を選択する選択命令をユーザから受け付け、受け付けた選択命令に基づいて、情報取得手段を起動させることもできる。
次に、第1実施形態の情報取得装置200の制御手順を、図2のフローを用いて説明する。
第2のコスト算出手段120の自車位置情報取得部122は、自車位置情報を取得する(S100)。固定通信施設検索部123は、自車位置を基準に利用する固定通信施設を検索する。固定通信施設の設置場所はデータベース430から取得する。本実施形態では、ナビゲーション装置500により設定された目的地までの誘導経路から所定距離(例えば5km)離れている固定通信施設を選択する(S101)。
移動コスト算出部124は、自車両が選択した固定通信施設に行くまでの経路に基づいて、自車両が固定通信施設に立ち寄るための移動コストを算出する(S102)。この移動コストは、現在位置から固定通信施設に行くまでに必要な燃費であってよいし、固定通信施設に立ち寄り、施設を経由して、目的地に向かう経路に戻るまでに必要な燃費であってもよい。前者は目的地に至る誘導経路が設定されていない場合に使用することが好ましく、後者は目的地に至る誘導経路が設定されている場合やユーザの走行経路が予測できる場合に使用することが好ましい。この2態様の算出手法を具体的に説明する。
現在位置から固定通信施設に行くまでに必要な燃費は、自車両の現在位置から固定通信施設に行くまでの距離に、自車両の単位距離あたりの燃費(例えば、ガソリン車なら10円/km、FCVなら8円/km、電気自動車なら7円/kmなど)を乗じ、固定通信施設に立ち寄るための移動コスト(FMBC円)として求める。
固定通信施設を経由して、元の目的地へ至る経路に復帰するまでに必要な燃費は、固定通信施設を経由して目的地に至る経路に復帰する経路を求め、自車位置−固定通信施設−目的地に至る経路上の位置(又は目的地)の距離と、自車位置−目的地に至る経路上の位置(又は目的地)の距離との差に、自車両の距離あたりの燃費を乗じ、固定通信施設に立ち寄るための移動コスト(FMBC円)として求める。
固定通信施設の通信コスト算出部121は、固定通信施設を利用して情報を取得する場合の通信コストを算出する。通信コスト算出部121は、固定通信施設コストデータベース420にアクセスし、ステップS101で検索した固定通信施設の単位時間あたりの金銭的コスト(FBC(1)〜FBC(N)(円/分):NはステップS101で検索された固定通信施設の数に対応し、固定通信施設を識別する)を取得する(ステップS103)。取得する情報のデータ量、利用する固定通信施設の通信速度がわかっている場合には、その情報を取得するための要する時間的コスト、その情報を取得するための必要な金銭的コストを算出してもよい。
移動体通信コスト算出部111は、移動体通信コストデータベース410にアクセスし、移動体通信網を利用して情報を取得した場合の単位時間あたりの金銭的コスト(MBC(円/分))を取得する(ステップS104)。取得する情報のデータ量、利用する固定通信施設の通信速度がわかっている場合には、その情報を取得するための要する時間的コスト、その情報を取得するための必要な金銭的コストを算出してもよい。
ステップ105では、第1のコストと第2のコストを算出する。第1のコストは、移動体通信コスト算出部111が算出した通信コストとする。第2のコストは、移動コスト算出部124が算出した移動コストと通信コスト算出部121が算出した通信コストとを加算したものとする。
コスト比較手段130は、第1のコストと第2のコストとを比較する(S106)。この比較は時間的コストに基づく比較であってもよいし、金銭的コストに基づく比較であってもよい。
次に、コスト比較手段130は、固定通信施設を利用する場合と、移動体通信網を利用する場合との得失を判断するための通信時間のしきい値を算出する(S107)。以下、得失を判断するための通信時間のしきい値の算出方法を説明する。
移動体用通信網を時間Tだけ利用した場合の通信料金MC(円)を以下のように算出する。MC(円)=MBC(円/分)×T(分) ただし、MBC(円/分)は移動体用通信網の単位時間あたりの金銭的コスト,T(分)は通信時間とする。
固定通信施設を時間Tだけ利用した場合の通信料金FC(円)を以下のように算出する。FC=FBC(円/分)×T(分) ただし、FBC(円)は固定通信施設の単位時間あたりの金銭的コスト,T(分)は通信時間とする。
固定通信施設に立ち寄るための移動コストFMBCを、自車両の単位距離あたりの燃費(円/km)に、固定通信施設に立ち寄るために生じた移動距離K(km)(立ち寄らない場合の移動距離との差)を乗じて算出する。
第1のコストはMC(円)であり、第2のコストはFMBC(円)+FC(円)である。つまり、固定通信施設を時間T利用したときの第2のコストが、移動体用通信を時間T利用したときの第1のコストより安くなる時間は、FMBC(円)+FC(円)≦ MCと表現できる。この式は、FMBC(円)+FBC(円)×T ≦ MBC×Tと書き換えることができる。よって、ある固定通信施設(N)を通信時間T利用したときの通信料金が、移動体用通信を時間T利用したときの通信料金より安くなる時間Tは、T≧FMBC/(MBC−FBC)を満たす場合である。Tは、固定通信施設ごとに求める。このようにして求めたTを、固定通信施設を利用するにあたり得失を判断するための通信時間のしきい値とする。
このしきい値を含む得失情報は、比較結果としてディスプレイ300等を介してユーザに提示される。比較結果の提示例(ディスプレイ画面)を図3に示した。図3に示すように、移動体通信網Aを利用した通信コストは40円/分である。また、走行経路近辺に所在する固定通信施設Aは、移動体通信網Aを利用する場合と比較して5分以上(しきい値)通信したら3円/分だけ金銭的に得である旨が提示される。固定通信施設Bは、移動体通信網Aを利用する場合と比較して8分情報(しきい値)通信したら4円/分だけ金銭的に得である旨が提示される。ユーザは、この提示された比較結果に基づいて、どの情報取得手段を利用したら金銭的に最も有利かを判断することができる。たとえば、目的の情報が短い時間で取得できる場合には、移動体通信網Aで取得してもよいが、目的の情報をネット上で検索する時間や、ダウンロードに必要な時間を考慮すると、8分以上の時間がかかると判断できる場合には、固定通信施設Bに立ち寄って情報を取得した方が、金銭的に有利であることがわかる。この場合、通信速度も併せて表示してもよい。また、通信速度を用いて、時間で表現されたしきい値を情報量に変換し、「Xbit以上通信したら3(円/分)得」というよう比較結果を求め、これを提示してもよい。
本実施形態の選択手段140は、ユーザから入力された情報取得手段の選択命令に従い、情報取得手段を選択し、選択した情報取得手段を起動させる(S109)。ユーザは、候補として提示された情報取得手段の中から1の情報取得手段を選択する選択命令を入力手段200に入力する。選択手段140は入力された選択命令に従って、情報取得手段を起動させる。このように、ユーザは、比較結果に基づいて、情報取得手段を選択することができる。
起動させられた情報取得手段は、ユーザ所望のインターネットなどの情報提供サーバーへアクセスを行い、情報をダウンロードし(S110)、処理を終了する。固定通信施設が選択された場合、固定通信施設までの経路誘導を行い、そして固定通信施設に到着したら、第2の通信手段を起動し、固定通信施設を介してユーザ所望のインターネットなどの情報提供サーバーへ自動的にアクセスさせてもよい。
なお、本実施形態では、ユーザが情報取得手段を選択する手法をとったが、情報取得装置100側が、コスト比較手段の求めた比較結果に基づいて、コストの有利な(情報の取得時間が短い又は情報の取得料金が安い)情報取得手段を自動的に選択する構成としてもよい。
本実施形態によれば、車両に搭載された移動体通信網のみならず、固定通信施設を利用した場合も含めて、コストの有利な情報取得手段を選択することができる。
固定通信施設を利用する場合、ユーザは施設に出向く必要があり、移動にコストが発生する。本実施形態の情報取得装置100は、施設までの移動の費用を考慮してコストの比較を行うため、有利な情報取得手段を正確に選択することができる。
固定通信施設の位置と自車両の位置との基づいて、固定通信施設に立ち寄るための移動コスト、又は固定通信施設に立ち寄った後に目的地へ向かう経路に戻るための移動コストを算出し、この移動コストを考慮してコストを比較するため、より正確な比較に基づいて有利な情報取得手段を選択することができる。
コストの比較において、時間的コストの比較、金銭的コストの比較を行うため、ユーザが重要視する要因を基準に、比較結果を提示することができる。ユーザは、状況に応じ、急いでいる場合には時間的コストに基づいてコストを比較し、急いでいない場合には金銭的コストに基づいてコストを比較することができる。
ユーザは提示された比較結果に基づいて情報取得手段を選択することができる。また、予め設定された条件に従い、金銭的コストの最も有利な情報取得手段又は時間的コストの最も有利な情報取得手段を自動的に選択することができる。
本実施形態では、情報取得装置100について説明したが、コンピュータに本発明の情報取得用プログラムを実行させても同様の作用および効果を奏する。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
本実施形態に係る情報取得装置のブロック構成図である。 本実施形態に係る情報取得装置の処理手順を示すフローチャート図である。 得失情報の提示例を示す図である。
符号の説明
100…情報取得装置
110…第1のコスト算出手段
111…移動体通信コスト算出部
120…第2のコスト算出手段
121…固定通信施設の通信コスト算出部
122…自車位置情報取得部
123…固定通信施設検索部
124…移動コスト算出部
125…加算部
130…コスト比較手段
140…選択手段
150…第1の情報取得手段
160…第2の情報取得手段
200…入力手段
300…ディスプレイ,スピーカ
410〜430…データベース
500…ナビゲーション装置

Claims (7)

  1. 車両に搭載され、外部から情報を取得する情報取得装置であって、
    移動体通信網を利用して情報を取得する第1の情報取得手段と、
    前記第1の情報取得手段を用いて情報を取得する場合の第1のコストを算出する第1のコスト算出手段と、
    固定通信施設を利用して情報を取得する第2の情報取得手段と、
    前記第2の情報取得手段を用いて情報を取得する場合の第2のコストを算出する第2のコスト算出手段と、
    前記第1のコスト算出手段により算出された第1のコストと、前記第2のコスト算出手段により算出された第2のコストとを比較するコスト比較手段とを有する情報取得装置。
  2. 前記第2のコスト算出手段は、車両の現在位置と前記固定通信施設の位置との位置関係に基づいて、前記固定通信施設に立ち寄るための移動コストを算出するとともに、前記固定通信施設を利用して前記所定の情報を取得する場合の通信コストを算出し、前記移動コストと前記通信コストとを加算して第2のコストを算出する請求項1記載の情報取得装置。
  3. 前記第2のコスト算出手段は、目的地へ向かう車両の現在位置と前記固定通信施設の位置との位置関係に基づいて、前記固定通信施設に立ち寄り、目的地へ向かう経路に戻るための移動コストを算出し、前記所定の情報を取得する場合の通信コストを算出し、前記移動コストと前記通信コストとを加算して第2のコストを算出する請求項1記載の情報取得装置。
  4. 前記コスト比較手段は、時間的コストおよび/または金銭的コストに基づく得失情報を比較結果として求める請求項1〜3のいずれかに記載の情報取得装置。
  5. 前記コスト比較手段の求めた比較結果に基づいて、利用する情報取得手段を選択し、選択した情報取得手段を起動させる選択手段を、さらに有する請求項1〜4のいずれかに記載の情報取得装置。
  6. 利用する情報取得手段を選択する選択命令をユーザから受け付け、受け付けた選択命令に基づいて、情報取得手段を起動させる情報取得手段選択手段を、さらに有する請求項1〜4のいずれかに記載の情報取得装置。
  7. 車両に搭載され、外部から情報を取得する情報取得機能を備えたコンピュータに、
    移動体通信網を利用して情報を取得する場合の第1のコストを算出するステップと、
    固定通信施設を利用して情報を取得する場合の第2のコストを算出するステップと、
    前記第1のコストと前記第2のコストとを比較するステップとを有し、
    前記第2のコストは、車両の現在位置と前記固定通信施設の位置との位置関係に基づいて、前記固定通信施設に立ち寄るための移動コストと、前記固定通信施設を利用して前記所定の情報を取得する場合の通信コストとを加算して求める情報取得用プログラム。

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