JP2005159603A - 撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影画像に応じて最適な記録処理を行なうことができる撮影装置を提供する。
【解決手段】撮影した画像の高周波成分を検出して被写体像の鮮鋭度を示す評価値を求め、その評価値に応じて記録メディアに記録する画像の画像サイズを設定する。すなわち、評価値の高い画像は大きい画像サイズで記録し、評価値の低い画像は小さい画像サイズにリサイズして記録する。
【選択図】 図5
【解決手段】撮影した画像の高周波成分を検出して被写体像の鮮鋭度を示す評価値を求め、その評価値に応じて記録メディアに記録する画像の画像サイズを設定する。すなわち、評価値の高い画像は大きい画像サイズで記録し、評価値の低い画像は小さい画像サイズにリサイズして記録する。
【選択図】 図5
Description
本発明は撮影装置に係り、特に撮影した画像の画像サイズを自動で切り替えることができる撮影装置に関する。
撮影した画像をデジタルデータとして記録するデジタルカメラは、記録メディアを有効に活用するために、撮影目的に応じて画質レベルを選択できるようにされている。一般に画質レベルの設定は、メニュー画面等で撮影前にユーザが手動で行い、撮影時は、その選択された画質レベルに応じて画像がリサイズ、圧縮される。
しかしながら、ユーザの手動操作による設定では、間違って設定しまうおそれがあり、この結果、ユーザが意図したものと異なるレベルで画像が記録されてしまうという問題があった。
そこで、特許文献1では、撮影後に画質レベルを変更できるデジタルカメラを提案している。
特開平9−322110号公報
しかしながら、特許文献1の場合も画質レベルの設定はユーザが行なわなければならず、操作に煩わしさが残るという欠点がある。
また、撮影に慣れていないユーザにとって画質レベルの設定基準の判断は難しく、不要に高画質で設定して、記録メディアの容量を無駄に使ってしまうという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、撮影画像に応じて最適な記録処理を行なうことができる撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、撮像素子から得られる画像信号に所要の信号処理を施すことにより画像データを生成し、記録メディアに記録する撮影装置において、前記撮像素子から得られる画像信号の高周波成分を検出して被写体像の鮮鋭度を示す評価値を求める評価値演算手段と、評価値に応じて設定すべき画像データの画像サイズの情報が画像サイズ設定情報として記憶された画像サイズ設定情報記憶手段と、前記評価値演算手段で算出された評価値から前記記録メディアに記録する画像データの画像サイズを前記画像サイズ設定情報記憶手段に記憶された画像サイズ設定情報に基づいて設定する画像サイズ設定手段と、前記記録メディアに記録する画像データの画像サイズを前記画像サイズ設定手段で設定された画像サイズに変換する画像サイズ変換手段と、を備えたことを特徴とする撮影装置を提供する。
本発明によれば、評価値に応じて記録メディアに記録される画像データの画像サイズが自動的に設定される。すなわち、高周波成分が多く、評価値の高い画像は、絵柄が細かい画像といえるので、大きい画像サイズに設定され、高周波成分が少なく、評価値の低い画像は、絵柄が粗い画像といえるので、小さい画像サイズに設定される。これにより、面倒な画像サイズの設定を行なうことなく、常に最適な画像サイズで画像を記録メディアに記録することができる。
また、請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、評価値に応じて設定すべき画像データの圧縮率の情報が圧縮率設定情報として記憶された圧縮率設定情報記憶手段と、前記評価値演算手段で算出された評価値から前記記録メディアに記録する画像データの圧縮率を前記圧縮率設定情報記憶手段に記憶された圧縮率設定情報に基づいて設定する圧縮率設定手段と、前記記録メディアに記録する画像データを前記圧縮率設定手段で設定された圧縮率で圧縮する圧縮手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、評価値に応じて圧縮率も自動設定される。すなわち、高周波成分が多く、評価値の高い画像は、高い圧縮率に設定され、高周波成分が少なく、評価値の低い画像は、低い圧縮率に設定される。これにより、面倒な設定を行なうことなく、常に最適な画像サイズ、圧縮率で画像を記録メディアに記録することができる。
また、請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、撮像素子から得られる画像信号に所要の信号処理を施すことにより画像データを生成し、記録メディアに記録する撮影装置において、画像データを圧縮する圧縮手段と、規定の圧縮率で仮圧縮された画像データのデータサイズに応じて設定すべき画像データの画像サイズの情報が画像サイズ設定情報として記憶された画像サイズ設定情報記憶手段と、前記圧縮手段により規定の圧縮率で仮圧縮された画像データのデータサイズから前記記録メディアに記録する画像データの画像サイズを前記画像サイズ設定情報記憶手段に記憶された画像サイズ設定情報に基づいて設定する画像サイズ設定手段と、前記記録メディアに記録する画像データの画像サイズを前記画像サイズ設定手段で設定された画像サイズに変換する画像サイズ変換手段と、を備えたことを特徴とする撮影装置を提供する。
本発明によれば、規定の圧縮率で仮圧縮された画像データの圧縮後のデータサイズに応じて記録メディアに記録される画像データの画像サイズが自動的に設定される。すなわち、仮圧縮後のデータサイズが大きい画像は、高周波成分が多く、絵柄が細かい画像といえるので、大きい画像サイズに設定され、仮圧縮後のデータサイズが小さい画像は、高周波成分が少なく、絵柄が粗い画像といえるので、小さい画像サイズに設定される。これにより、面倒な設定を行なうことなく、常に最適な画像サイズで画像を記録メディアに記録することができる。
また、請求項4に係る発明は、前記目的を達成するために、規定の圧縮率で仮圧縮された画像データのデータサイズに応じて設定すべき画像データの圧縮率の情報が圧縮率設定情報として記憶された圧縮率設定情報記憶手段と、前記圧縮手段により規定の圧縮率で仮圧縮された画像データのデータサイズから前記記録メディアに記録する画像データの圧縮率を前記圧縮率設定情報記憶手段に記憶された圧縮率設定情報に基づいて設定する圧縮率設定手段と、を備え、前記圧縮手段は、前記記録メディアに記録する画像データを前記圧縮率設定手段で設定された圧縮率で圧縮することを特徴とする請求項3に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、仮圧縮後の画像データのデータサイズに応じて圧縮率も自動設定される。すなわち、仮圧縮後の画像データのデータサイズが大きく、高周波成分が多い画像は高い圧縮率に設定され、仮圧縮後の画像データのデータサイズが小さく、高周波成分が少ない画像は低い圧縮率に設定される。これにより、面倒な設定を行なうことなく、常に最適な画像サイズ、圧縮率で画像を記録メディアに記録することができる。
本発明によれば、撮影画像に応じて最適な記録処理を自動で行なって画像を記録メディアに記録することができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る撮影装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1、図2は、それぞれ本発明が適用されたデジタルカメラ10の正面斜視図と背面斜視図である。
図1に示すように、カメラボディ12の正面には、レンズ14、ストロボ16、ファインダ窓18、AF補助光ランプ20、セルフタイマランプ22、ストロボ調光センサ24等が設けられており、上面にはシャッターボタン26、電源スイッチ28、モードダイヤル30等が設けられている。
また、図2に示すように、カメラボディ12の背面には、モニタ32、ファインダ接眼部34、ズームボタン36、表示ボタン38、メニュー/OKボタン40、BACKボタン42、十字ボタン44等が設けられており、下面にはバッテリーカバー46、三脚用ねじ穴48等が設けられている。
シャッターボタン26は、半押しと全押しとからなる2段ストローク式のスイッチで構成されており、このシャッターボタン26の半押しでカメラはAE/AFが作動し、全押しで撮影が行なわれる。
電源スイッチ28は、モードスイッチと兼ねて構成されており、「OFF位置」と「再生位置」と「撮影位置」との間をスライド自在に設けられている。デジタルカメラ10は、この電源スイッチ28を「OFF位置」から「再生位置」までスライド移動させることにより、再生モードの下で電源が投入され、「撮影位置」までスライド移動させることにより、撮影モードの下で電源が投入される。
モードダイヤル30は、撮影モードの切り替えを指示する操作ダイヤルであり、このモードダイヤル30の設定位置により、デジタルカメラ10は、「オート撮影モード」、「プログラム撮影モード」、「シャッター速度優先撮影モード」、「絞り優先撮影モード」、「マニュアル撮影モード」、「人物撮影モード」、「風景撮影モード」、「スポーツ撮影モード」、「夜景撮影モード」又は「動画撮影モード」に設定される。
モニタ32は、カラー表示可能な液晶ディスプレイで構成されており、記録済み画像の表示画面として利用されるとともに、ユーザインターフェースの表示画面として利用される。また、撮影時には画角確認用の電子ファインダとしても使用される。表示ボタン38は、このモニタ32の表示内容の切り替えを指示するボタンとして機能する。
ズームボタン36は、撮影時及び再生時における画像のズームを指示するボタンとして機能する。このズームボタン36は、ズームテレボタン36Tとズームワイドボタン36Wとからなり、ズームテレボタン36Tを押すことにより、ズームがテレ側に操作され、ズームワイドボタン36Wを押すことにより、ズームがワイド側に操作される。
メニュー/OKボタン40は、各モードの通常画面からメニュー画面への遷移を指示するボタン(メニューボタン)として機能するとともに、選択内容の確定、実行を指示するボタン(OKボタン)として機能し、BACKボタン42は、入力操作のキャンセル等を指示するボタンとして機能する。
十字ボタン44は、上下左右4方向の指示を入力するボタンとして機能し、メニュー画面でメニュー項目の選択などに使用される。また、撮影時には、右キーがストロボボタンとして機能するとともに、左キーがマクロボタンとして機能する。すなわち、撮影中、この十字ボタン44の左キーを押すことにより、マクロ機能がオン/オフされ、右キーを押すことにより、ストロボモードが「オート」、「赤目軽減発光」、「発光禁止」、「スローシンクロ」に切り替えられる。
バッテリーカバー46は、開閉自在に設けられており、この内側にはバッテリーを装填するバッテリー挿入部と、記録メディアを装填するカードスロットが設けられている(不図示)。
図3は、図1及び図2に示したデジタルカメラ10の内部構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ10は、全体の動作を中央処理装置(CPU)110によって統括制御されている。CPU110は、操作部112(シャッターボタン26、電源スイッチ28、モードダイヤル30、ズームボタン36、表示ボタン38、メニュー/OKボタン40、BACKボタン42、十字ボタン44)からの入力情報に基づき所定のプログラムに従って本カメラシステムを制御する。
バス114を介してCPU110と接続されたROM116には、このCPU110が実行するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納されており、EEPROM118には、フォルダの管理情報などのデジタルカメラ10の動作に関する各種設定情報等が格納されている。なお、メモリ(SDRAM)120は、CPU110の演算作業用領域として利用されるとともに、画像データや音声データの一時記憶領域として利用され、VRAM122は、画像データ専用の一時記憶領域として利用される。
デジタルカメラ10は、電源スイッチ28を撮影位置に移動させ、カメラのモードを撮影モードに設定すると撮影が可能になり、固体撮像素子(CCD)124を含む撮像部に電源が供給される。
レンズ14を通過した光は、絞り15を介してCCD124の受光面に結像される。CCD124の受光面には多数のフォトダイオード(受光素子)が二次元的に配列されており、各フォトダイオードに対応して赤(R)、緑(G)、青(B)の原色カラーフィルタが、所定の配列構造(ベイヤー、Gストライプなど)で配置されている。また、CCD124は、各フォトダイオードの電荷蓄積時間(シャッタースピード)を制御する電子シャッタ機能を有しており、CPU110は、タイミングジェネレータ126を介してCCD124の電荷蓄積時間を制御する。
CCD124の受光面に結像された被写体像は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、CPU110の指令に従いタイミングジェネレータ126から与えられる駆動パルスに基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出される。
CCD124から出力された画像信号は、アナログ処理部(CDS/AMP)128に送られ、ここで画素ごとのR、G、B信号がサンプリングホールド(相関二重サンプリング処理)されたのち、増幅され、A/D変換器130に加えられる。
A/D変換器130は、アナログ処理部128から出力されたアナログのR、G、B信号をデジタルのR、G、B信号に変換する。そして、このA/D変換器130から出力されたデジタルのR、G、B信号が画像入力コントローラ132を介してメモリ120に格納される。
画像信号処理回路134は、CPU110からの指令に従ってメモリ120に格納された画像信号に対して、オフセット処理、ホワイトバランス補正及び感度補正を含むゲイン・ コントロール処理、ガンマ補正処理等の所定の信号処理を行い、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,Cb 信号)に変換するとともに、必要に応じてリサイズ処理を行い、その処理後の画像データをVRAM122に出力する。
撮影画像をモニタ32に出力する場合は、VRAM122からビデオエンコーダ136を介してモニタ32に出力する。ビデオエンコーダ136は、入力された画像データを表示用のビデオ信号に変換してモニタ32に出力する。これにより、CCD124で捉えた画像がモニタ32に表示される。
CCD124から画像信号を定期的に取り込み、その画像信号から生成される画像データによってVRAM122内の画像データを定期的に書き換えて、モニタ32に出力することにより、CCD124で捉えた画像がリアルタイムに表示される。撮影者は、このモニタ32にリアルタイムに表示される画像(スルー画像)を見ることにより、撮影画角を確認することができる。
撮影はシャッターボタン26の押下により行なわれ、まず、シャッターボタン26が半押しされると、操作部112からCPU110にS1オン信号が入力され、CPU110はAE/AF処理を開始する。
まず、画像入力コントローラ132を介してCCD124から取り込まれた画像信号がAF検出回路138並びにAE/AWB検出回路140に入力される。
AE/AWB検出回路140は、1画面を複数のエリア(例えば、16×16)に分割し、分割エリアごとにR、G、B信号を積算する回路を含み、その積算値をCPU110に提供する。CPU110は、AE/AWB検出回路140から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出し、撮影に適した露出値(撮影EV値)を算出する。そして、求めた撮影EV値と所定のプログラム線図から絞り値とシャッタースピードを決定し、これに従いCCD124の電子シャッターと絞り駆動部142を制御して適正な露光量を得る。
また、AE/AWB検出回路140は、自動ホワイトバランス調整時、分割エリアごとにR、G、B信号の色別の平均積算値を算出し、その算出結果をCPU110に提供する。CPU110は、得られたRの積算値、Bの積算値、Gの積算値から各分割エリアごとにR/G及びB/Gの比を求め、求めたR/G、B/Gの値のR/G、B/Gの色空間における分布等に基づいて光源種判別を行う。そして、判別された光源種に適したホワイトバランス調整値に従って、たとえば、各比の値がおよそ1(つまり、1画面においてRGBの積算比率がR:G:B≒1:1:1)になるように、ホワイトバランス調整回路のR、G、B信号に対するゲイン値(ホワイトバランス補正値)を制御し、各色チャンネルの信号に補正をかける。
AF検出回路138は、高周波成分抽出回路と積算回路とを有し、入力される画像信号のうちG成分のデータをサンプリングして所定のフォーカスエリア内での高周波成分を抽出するとともにその絶対値をとり、設定されたエリア内で絶対値データを積算して得られた値(評価値)をCPU110に通知する。CPU110は、フォーカスレンズ駆動部144Aを制御してフォーカスレンズ14Aを移動させながら、複数のAF検出ポイントで評価値を演算し、評価値が極大となるレンズ位置を合焦位置として決定する。そして、求めた合焦位置にフォーカスレンズ14Aが移動するようにフォーカスレンズ駆動部144Aを制御する。
以上のように、シャッターボタン26の半押しに応動して、AE/AF処理が行なわれる。
なお、撮影者は必要に応じてズームボタン36を操作し、レンズ14をズーミングさせて画角を調整する。ズームテレボタン36Tが操作されると、CPU110にズームテレ信号が入力される。CPU110は、このズームテレ信号に応動してズームレンズ駆動部144Bを駆動し、ズームレンズ14Bをテレ側に移動させる。また、ズームワイドボタン36Wが操作されると、CPU110にズームワイド信号が入力される。CPU110は、このズームワイド信号に応動してズームレンズ駆動部144Bを駆動し、ズームレンズ14Bをワイド側に移動させる。
この後、シャッターボタン26が全押しされると、CPU110にS2オン信号が入力される。CPU110は、このS2オン信号に応動して撮影、記録処理を開始する。
まず、1コマ分の画像信号が、CCD124からアナログ処理部128、A/D変換器130、画像入力コントローラ132を介してメモリ120に取り込まれ、画像信号処理回路134で所定の信号処理が施されてメモリ120に格納される。
メモリ120に格納された画像データは、圧縮伸張回路146によってJPEG圧縮された後、メディアコントローラ148を介して記録メディア150に記録される。
電源スイッチ28により再生モードが選択されると、記録メディア150から画像データ(記録メディア150に最後に記録された画像データ)が読み出される。記録メディア150から読み出された画像データは、圧縮伸張回路146を介して非圧縮のYC信号に伸張されたのち、画像信号処理回路134及びビデオエンコーダ136を介してモニタ32に出力される。これにより、記録メディア150に記録されている画像がモニタ32に再生表示される。
画像のコマ送りは、十字ボタン44の操作で行なわれ、十字ボタン44の右キーが押されると、次の画像データが記録メディア150から読み出され、モニタ32に再生表示される。そして、十字ボタン44の左キーが押されると、前の画像データが記録メディア150から読み出され、モニタ32に再生表示される。
さて、上記のように、画像はCCD124で撮像され、所要の信号処理を施されて記録メディア150に記録されるが、必ずしも原画像のサイズのまま記録する必要はなく、画像の用途によってはリサイズして記録した方が好ましい場合もある。
そこで、本実施の形態では、画像データの記録サイズ、すなわち、記録メディア150に記録する画像データの画像サイズをユーザが任意に設定できるようにしている。
画像サイズの設定は、メニュー画面で行なわる。撮影中、メニュー/OKボタン40が押されると、図4(a)に示すように、モニタ32に撮影メニューが表示される。この撮影メニューの中から「画像サイズ設定」を選択すると、図4(b)に示すように、モニタ32に画像サイズの設定画面が表示され、「6M」、「3M」、「1M」、「AUTO」の中からユーザの希望する画像サイズを設定できるようにされている。
ここで、「6M」は、原画像をリサイズなしで記録するモードであり、2832×2128の画像サイズで画像データが記録される。
また、「3M」は、原画像を1/1.414リサイズして記録するモードであり、2048×1536の画像サイズで画像データが記録される。
また、「1M」は、原画像を1/2.449リサイズして記録するモードであり、1280×960の画像サイズで画像データが記録される。
また、「AUTO」は、カメラ側が自動的に画像サイズを設定して記録するモードであり、撮影画像の価値に応じて画像サイズが自動設定されて記録される。
以下、この設定した画像サイズに応じた画像の記録処理の手順を図5に示すフローチャートに従って説明する。
まず、画像サイズの設定情況が判定される(ステップS10)。「AUTO」以外に設定されている場合はステップS11に進み、シャッターボタン26の全押しの有無が判定される(ステップS11)。
シャッターボタン26が全押しされると、画像の取り込みが行なわれ(ステップS12)、設定された画像サイズに応じたリサイズ処理が行なわれる。
まず、画像サイズが「6M」に設定されているか否か判定される(ステップS13)。「6M」に設定されている場合は、リサイズ処理は行なわれず、撮影された画像データが、そのまま圧縮伸張回路146で圧縮処理され(ステップS17)、記録メディア150に記録される(ステップS18)。
一方、画像サイズが「6M」に設定されていない場合は、次いで画像サイズが「3M」に設定されているか否か判定される(ステップS14)。「3M」に設定されている場合は、リサイズ処理が行なわれ、撮影された画像データが画像信号処理回路134で1/1.414にリサイズされる(ステップS15)。そして、そのリサイズされた画像データが圧縮伸張回路146で圧縮処理されたのち(ステップS17)、記録メディア150に記録される(ステップS18)。
また、「3M」に設定されていない場合は、「1M」に設定されている場合なので、画像データが画像信号処理回路134で1/2.449にリサイズされる(ステップS16)。そして、そのリサイズされた画像データが圧縮伸張回路146で圧縮処理されたのち(ステップS17)、記録メディア150に記録される(ステップS18)。
撮影した画像が、記録メディア150に記録されると、撮影モードの終了の有無が判定され(ステップS19)、撮影モードが終了された場合は、記録処理を終了する。また、継続して撮影する場合は、ステップS10に戻り、継続して記録処理が行なわれる。
このように、画像サイズが指定されている場合は、その指定された画像サイズに画像データがリサイズされ、そのリサイズ後の画像データが記録メディア150に記録される。
一方、画像サイズが「AUTO」に設定されている場合は、撮影画像の評価値に応じて画像サイズが自動設定され、その設定された画像サイズでリサイズされる。この処理は次のように行なわれる。
ステップS10で画像サイズが「AUTO」に設定されていると判定されると、シャッターボタン26の全押しの有無が判定される(ステップS20)。
シャッターボタン26が全押しされると、画像の取り込みが行なわれ(ステップS21)、その取り込んだ画像の評価値Xが取得される(ステップS22)。すなわち、シャッターボタン26が全押しされ、画像が取り込まれると、その取り込んだ画像データが画像信号処理回路134に加えられるとともにAF検出回路138に加えられ、評価値Xが演算される。なお、ここでの評価値Xは、特定のフォーカスエリアの評価値ではなく、撮影した画像の全体の評価値が算出される。
算出された評価値XはCPU110に通知され、CPU110は、通知された評価値Xに基づいて画像サイズを設定する。
ここで、画像の性質と評価値との関係について説明すると、図6に示すように、評価値が高くなるにつれて、画像の空間周波数が高くなる。空間周波数が高い画像は絵柄が細かい画像であり、逆に空間周波数が低い画像は絵柄が粗い画像といえるので、空間周波数の高い、すなわち評価値の高い画像は、大きい画像サイズに設定し、空間周波数の低い、すなわち評価値の低い画像は、小さい画像サイズに設定することにより、被写体に適した画像サイズで画像を記録することができる。
本実施の形態のデジタルカメラ10では、画像サイズを「6M」、「3M」、「1M」の3つのサイズに設定できるようにしているので、評価値を3つのクラスに分け、評価値Xがb以上ならば「6M」、a以上b未満ならば「3M」、a未満ならば「1M」に設定する。
ここでは、たとえばa=10000、b=25000とし、評価値Xが25000以上ならば「6M」、10000以上25000未満ならば「3M」、10000未満ならば「1M」に設定する。この評価値に基づく画像サイズの設定データ(画像サイズ設定データ)は、EEPROM118に記憶されており、CPU110は、このEEPROM118に記憶された画像サイズ設定データに基づいて取得した評価値Xから画像サイズを設定する。
まず、CPU110は、取得した評価値Xがb(=25000)以上か否か判定する(ステップS23)。この判定の結果、評価値Xがb以上であれば、画像サイズを「6M」に設定する。すなわち、リサイズなしに設定する。画像サイズが「6M」に設定されると、撮影された画像データは、リサイズされずに、そのまま画像信号処理回路134で所定の信号処理を施された後、圧縮伸張回路146で圧縮処理され(ステップS17)、記録メディア150に記録される(ステップS18)。
一方、評価値Xがb以上でない場合は、評価値Xがa(=10000)以上か否か判定する(ステップS24)。この判定の結果、評価値Xがa以上であれば、画像サイズを「3M」に設定する。画像サイズが「3M」に設定されると、撮影された画像データは、画像信号処理回路134で1/1.414にリサイズされた後(ステップS25)、圧縮伸張回路146で圧縮処理され(ステップS17)、記録メディア150に記録される(ステップS18)。
評価値Xがa以上でない場合は、評価値Xがa未満の場合なので、この場合は画像サイズを「1M」に設定する。画像サイズが「1M」に設定されると、撮影された画像データは、画像信号処理回路134で1/2.449にリサイズされた後(ステップS26)、圧縮伸張回路146で圧縮処理され(ステップS17)、記録メディア150に記録される(ステップS18)。
撮影した画像が、記録メディア150に記録されると、撮影モードの終了の有無が判定され(ステップS19)、撮影モードが終了された場合は、記録処理を終了する。また、継続して撮影する場合は、ステップS10に戻り、継続して記録処理が行なわれる。
このように、画像サイズが「AUTO」に設定されている場合は、撮影画像の評価値に応じて画像サイズが自動設定され、その設定された画像サイズでリサイズされて、画像が記録メディア150に記録される。
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラ10によれば、ユーザが画像サイズを指定することにより、撮影した画像を任意の画像サイズにリサイズできるとともに、「AUTO」設定にすることにより、面倒な設定を行なうことなく、画像の性質に応じた最適な画像サイズに自動変換して、撮影した画像を記録することができる。これにより、記録メディア150を効率よく使用することができる。
なお、上記実施の形態では、画像サイズを「AUTO」に設定して撮影した際、画像全体の評価値Xに基づいて画像サイズを自動設定するようにしているが、特定のエリアの評価値に基づいて画像サイズを自動設定するようにしてもよい。
次に本発明が適用されたデジタルカメラの第2の実施の形態について説明する。
上述した第1の実施の形態のデジタルカメラ10では、画像サイズを「AUTO」に設定して撮影した際、撮影した画像の評価値Xに応じて画像サイズを自動設定するようにしているが、本実施の形態では、撮影した画像を仮圧縮し、その仮圧縮後のデータサイズに応じて画像サイズを自動設定する。
以下、この第2の実施の形態のデジタルカメラにおける画像記録の処理手順を図7に示すフローチャートに従って説明する。
なお、画像サイズをユーザが指定した場合の処理の手順は、上述した第1の実施の形態と同じなので、ここでは仮圧縮後のデータサイズに応じて画像サイズを自動設定する場合の処理の手順についてのみ説明する。したがって、画像サイズをユーザが指定した場合の処理の手順については、上述した第1の実施の形態と同じ符号を付して、その説明は省略する。
ステップS10で画像サイズが「AUTO」に設定されていると判定されると、シャッターボタン26の全押しの有無が判定される(ステップS30)。
シャッターボタン26が全押しされると、画像の取り込みが行なわれる(ステップS31)。取り込まれた画像データは、画像信号処理回路134で所定の信号処理が施されたのち、メモリ120に格納されるとともに、圧縮伸張回路に加えられ、仮圧縮が施される( ステップS32)。ここでの仮圧縮は、次のように行なわれる。
まず、図8に示すように、入力された画像データが8×8画素のブロックに分割され、その分割された各ブロックごとにレベルシフトされる。すなわち、図9に示すように、各ブロックにおいて各画素の信号の値から128差し引き、各画素の値を−128〜127の範囲の数値に変換する。
次に、レベルシフトされた各ブロックの画像データを離散コサイン変換(DCT変換)して、DCT係数に変換するとともに、所要の量子化テーブルを用いて量子化し、量子化DCT係数に変換する。すなわち、図10に示すように、DCT変換されたDCT係数を所要の量子化テーブルで割り、DCT係数中の高周波成分を取り除く。
変換された各ブロックごとの量子化DCT係数はメモリ120に格納される。CPU110は、この各ブロックごとの量子化DCT係数の平均値を算出する( ステップS33)。ここで、量子化DCT係数の平均値は、図11に示すように、各ブロックの同じ位置の画素の係数を足し合わせ、z(=[ (画像データ水平画素数)/8/2] ×[ (画像データ垂直画素数/8/2] )で除算し取得する。
そして、得られた量子化DCT係数テーブル中の0の個数Nをカウントする( ステップS34)。図11に示す例では、0の個数は48個となる。この量子化DCT係数テーブル中の0の個数Nは、画像のデータサイズを示しており、0の個数Nが多いほどデータサイズは小さくなる。
ここで、画像の性質と仮圧縮後のデータサイズとの関係について説明すると、図12に示すように、仮圧縮後の画像のデータサイズが大きくなるにつれて、画像の空間周波数が高くなる。そして、図13及び図14に示すように、画像の空間周波数が高くなるにつれて、量子化DCT係数中の0の個数Nが少なくなり、逆に画像の空間周波数が低くなるにつれて、量子化DCT係数中の0の個数Nが多くなる(図14(a) は、高い空間周波数を持つ画像の量子化DCT係数の一例を示しており、同図(b)は、低い空間周波数を持つ画像の量子化DCT係数の一例を示している)。
上記のように空間周波数が高い画像は絵柄が細かい画像であり、逆に空間周波数が低い画像は絵柄が粗い画像といえるので、空間周波数の高い、すなわち量子化DCT係数中の0の個数Nが少ない画像は、大きい画像サイズに設定し、空間周波数の低い、すなわち量子化DCT係数中の0の個数Nが多い画像は、小さい画像サイズに設定することにより、被写体に適した画像サイズで画像を記録することができる。
本実施の形態のデジタルカメラ10では、画像サイズを「6M」、「3M」、「1M」の3つのサイズに設定できるようにしているので、量子化DCT係数中の0の個数Nを3つのクラスに分け、0の個数Nがb以上ならば「1M」、a以上b未満ならば「3M」、a未満ならば「6M」に設定する。
ここでは、たとえばa=15、b=30とし、量子化DCT係数中の0の個数Nが30以上ならば「1M」、15以上30未満ならば「3M」、15未満ならば「6M」に設定する。この量子化DCT係数中の0の個数Nに基づく画像サイズの設定データ(画像サイズ設定データ)は、EEPROM118に記憶されており、CPU110は、このEEPROM118に記憶された画像サイズ設定データに基づいて取得した量子化DCT係数中の0の個数Nから画像サイズを設定する。
まず、CPU110は、取得した量子化DCT係数中の0の個数Nがa(=15)未満か否か判定する(ステップS35)。この判定の結果、0の個数Nがa未満であれば、画像サイズを「6M」に設定する。すなわち、リサイズなしに設定する。画像サイズが「6M」に設定されると、撮影された画像データは、リサイズされずに、そのまま画像信号処理回路134で所定の信号処理を施された後、圧縮伸張回路146で圧縮処理され(ステップS17)、記録メディア150に記録される(ステップS18)。
一方、量子化DCT係数中の0の個数Nがa未満でない場合は、0の個数Nがb(=30)未満か否か判定する(ステップS36)。この判定の結果、0の個数Nがb未満であれば、画像サイズを「3M」に設定する。画像サイズが「3M」に設定されると、撮影された画像データは、画像信号処理回路134で1/1.414にリサイズされた後(ステップS37)、圧縮伸張回路146で圧縮処理され(ステップS17)、記録メディア150に記録される(ステップS18)。
量子化DCT係数中の0の個数Nがb未満でない場合は、0の個Nがb以上の場合なので、この場合は画像サイズを「1M」に設定する。画像サイズが「1M」に設定されると、撮影された画像データは、画像信号処理回路134で1/2.449にリサイズされた後(ステップS38)、圧縮伸張回路146で圧縮処理され(ステップS17)、記録メディア150に記録される(ステップS18)。
撮影した画像が、記録メディア150に記録されると、撮影モードの終了の有無が判定され(ステップS19)、撮影モードが終了された場合は、記録処理を終了する。また、継続して撮影する場合は、ステップS10に戻り、継続して記録処理が行なわれる。
このように、本実施の形態のデジタルカメラによれば、画像サイズを「AUTO」に設定して撮影すると、撮影画像が仮圧縮され、その仮圧縮後の画像のデータサイズに応じて画像サイズが自動設定される。これにより、面倒な設定を行なうことなく、画像の性質に応じた最適な画像サイズに自動変換して、撮影した画像を記録することができ、記録メディアを効率よく使用することができる。
なお、本実施の形態では、仮圧縮時に撮影した画像データの全画素を対象に8×8画素のブロックに分割して仮圧縮の処理を施し、量子化DCT係数の平均値を求めているが、図15に示すように、8×8画素のブロックを1ブロック置きに取り出し、その取り出した1ブロック置きのデータを対象に仮圧縮の処理を施して、量子化DCT係数の平均値を取得するようにしてよい。これにより、仮圧縮処理を短時間で済ませることができ、記録時間の短縮化を図ることができる。
なお、上述した一連の実施の形態では、画像サイズの自動設定についてのみ説明したが、画像の圧縮率を設定できるデジタルカメラにおいては、評価値X又は量子化DCT係数中の0の個数Nに応じて圧縮率も自動設定できるようにしてもよい。
すなわち、たとえば画像の圧縮率を「FINE」、「NORMAL」、「BASIC」の3段階に設定できる場合において、「AUTO」に設定すると、撮影した画像の評価値Xに応じて、評価値Xがb以上ならば「FINE」、a以上b未満ならば「NORMAL」、a未満ならば「BASIC」に設定する。
また、たとえば量子化DCT係数中の0の個数Nに応じて、0の個数Nがb以上ならば「BASIC」、a以上b未満ならば「NORMAL」、a未満ならば「FINE」に設定する。
これにより、画像サイズと同時に圧縮率も自動設定することができ、面倒な設定を行なうことなく、画像の性質に応じた最適な画像サイズ、圧縮率で画像を記録することができる。これにより、より効率的に記録メディアを使用することができる。
なお、上述した一連の実施の形態では、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、本発明の適用はデジタルカメラに限らず、デジタルビデオカメラやカメラ付き携帯電話機やカメラ付きPDA、カメラ付きパーソナルコンピュータ等の撮影機能を備えた電子機器(撮影装置)全般に適用することができる。
10…デジタルカメラ、12…カメラボディ、14…レンズ、16…ストロボ、18…ファインダ窓、20…AF補助光ランプ、22…セルフタイマランプ22、24…ストロボ調光センサ、26…シャッターボタン、28…電源スイッチ、30…モードダイヤル、32…モニタ、34…ファインダ接眼部、36…ズームボタン、38…表示ボタン、40…メニュー/OKボタン、42…BACKボタン、44…十字ボタン、46…バッテリーカバー、48…三脚用ねじ穴、110…CPU、112…操作部、114…バス、116…ROM、118…EEPROM、120…メモリ(SDRAM)、122…VRAM、124…カラーCCD固体撮像素子(CCD)、126…タイミングジェネレータ、128…アナログ処理部(CDS/AMP)、130…A/D変換器、132…画像入力コントローラ、134…画像信号処理回路、136…ビデオエンコーダ、138…AF検出回路、140…AE/AWB検出回路、142…絞り駆動部、144…レンズ駆動部、146…圧縮伸張回路、148…メディアコントローラ、150…記録メディア
Claims (4)
- 撮像素子から得られる画像信号に所要の信号処理を施すことにより画像データを生成し、記録メディアに記録する撮影装置において、
前記撮像素子から得られる画像信号の高周波成分を検出して被写体像の鮮鋭度を示す評価値を求める評価値演算手段と、
評価値に応じて設定すべき画像データの画像サイズの情報が画像サイズ設定情報として記憶された画像サイズ設定情報記憶手段と、
前記評価値演算手段で算出された評価値から前記記録メディアに記録する画像データの画像サイズを前記画像サイズ設定情報記憶手段に記憶された画像サイズ設定情報に基づいて設定する画像サイズ設定手段と、
前記記録メディアに記録する画像データの画像サイズを前記画像サイズ設定手段で設定された画像サイズに変換する画像サイズ変換手段と、
を備えたことを特徴とする撮影装置。 - 評価値に応じて設定すべき画像データの圧縮率の情報が圧縮率設定情報として記憶された圧縮率設定情報記憶手段と、
前記評価値演算手段で算出された評価値から前記記録メディアに記録する画像データの圧縮率を前記圧縮率設定情報記憶手段に記憶された圧縮率設定情報に基づいて設定する圧縮率設定手段と、
前記記録メディアに記録する画像データを前記圧縮率設定手段で設定された圧縮率で圧縮する圧縮手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。 - 撮像素子から得られる画像信号に所要の信号処理を施すことにより画像データを生成し、記録メディアに記録する撮影装置において、
画像データを圧縮する圧縮手段と、
規定の圧縮率で仮圧縮された画像データのデータサイズに応じて設定すべき画像データの画像サイズの情報が画像サイズ設定情報として記憶された画像サイズ設定情報記憶手段と、
前記圧縮手段により規定の圧縮率で仮圧縮された画像データのデータサイズから前記記録メディアに記録する画像データの画像サイズを前記画像サイズ設定情報記憶手段に記憶された画像サイズ設定情報に基づいて設定する画像サイズ設定手段と、
前記記録メディアに記録する画像データの画像サイズを前記画像サイズ設定手段で設定された画像サイズに変換する画像サイズ変換手段と、
を備えたことを特徴とする撮影装置。 - 規定の圧縮率で仮圧縮された画像データのデータサイズに応じて設定すべき画像データの圧縮率の情報が圧縮率設定情報として記憶された圧縮率設定情報記憶手段と、
前記圧縮手段により規定の圧縮率で仮圧縮された画像データのデータサイズから前記記録メディアに記録する画像データの圧縮率を前記圧縮率設定情報記憶手段に記憶された圧縮率設定情報に基づいて設定する圧縮率設定手段と、
を備え、前記圧縮手段は、前記記録メディアに記録する画像データを前記圧縮率設定手段で設定された圧縮率で圧縮することを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003393497A JP2005159603A (ja) | 2003-11-25 | 2003-11-25 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005159603A true JP2005159603A (ja) | 2005-06-16 |
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Family Applications (1)
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JP2003393497A Pending JP2005159603A (ja) | 2003-11-25 | 2003-11-25 | 撮影装置 |
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JP (1) | JP2005159603A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014150370A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Canon Inc | 撮像装置、その制御方法及びプログラム |
-
2003
- 2003-11-25 JP JP2003393497A patent/JP2005159603A/ja active Pending
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