JP2005158279A - 照明方法およびポール灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】 街路歩行者からの視認性を向上させ安定して歩行できる効率的な公園照明を実現する。
【解決手段】 公園1の敷地内で街路2との境界付近に設置されるポール灯4を用いて照明し、かつ前記ポール灯4からの光を略公園側を主体として放出する。街路歩行者3から見た公園1内の状態がシルエットではなく、逆シルエットとして見ることができる。このように不安に感じやすい街路2側領域を重視した照明方法により、効率良く視認性を向上することができ、安心して歩行することができる。また、窃盗や身体犯罪目的に歩行者3を狙う犯罪企図者からすると、街路側から照射されることにより歩行者3に発見されやすくなるため、高い犯罪抑止効果がある。
【選択図】 図1

Description

この発明は、照明方法およびポール灯に関するものである。
従来、図8に示すように、公園の照明器具4は、公園の規模にもよるが、公園1内中心付近と出入口部、または中心付近に設置されることが多い。2は街路、3は歩行者である。小規模(500m2程度まで)の公園であれば中心部に1灯程度、また、2500m2程度の街区公園では中心部に数灯と出入口部に1灯設置するような事例が多い。公園に設置される照明器具の高さは4〜5m程度のポールの上部に取り付けられ、照明器具の配光は全方向へ照射し、できるだけ広い範囲に照明するように設置している。
また、投光器から所定の形状に成形された光が放出され、漏れ光の少ない照明を実現した照明方法として特許文献1がある。
特開2001−351405号公報
近年は、犯罪が増加傾向にあり、犯罪に住民の不安感も増加してきており、安全で安心な都市空間の整備が望まれている。都市空間において住民が不安に感じる場所として、公園など公共空間周辺であることが多い。これは、周辺住民の目が自然とは行き届きにくく、自然監視性が低い場所であり、何かあっても救援の期待が低いためであることとともに、植栽や物陰に不審者が潜んでいるかもしれないといった、人の存在が確認しづらいためであることが言える。
従来の公園照明方法では、公園内部の中心付近は明るいが公園内街路側が暗く、街路歩行者から公園を見ると、公園内街路側の植栽付近の視認性が悪く、人の存在が分かりづらい問題があった。また、街路側も含めて全体を照明するためには照明器具を公園内に多く設置する必要があり、省エネルギーの観点から問題があった。
したがって、この発明の目的は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、街路歩行者からの視認性を向上させ安定して歩行できる効率的な公園照明を実現できる照明方法およびポール灯を提供することである。
上記課題を解決するためにこの発明の請求項1記載の照明方法は、公園の敷地内で街路との境界付近に設置されるポール灯を用いて照明し、かつ前記ポール灯からの光を略公園側を主体として放出する。
請求項2記載の照明方法は、請求項1記載の照明方法において、前記ポール灯からの光を略公園側を主体として略方形に放出する。
請求項3記載の照明方法は、請求項1記載の照明方法において、前記ポール灯の光源の高さを地面から4m以下とした。
請求項4記載の照明方法は、請求項1,2または3記載の照明方法において、前記ポール灯は、街路と公園の間に設けられる防護柵のない箇所付近に設置する。
請求項5記載のポール灯は、公園の敷地内で街路との境界付近に設置される光源を備え、前記光源からの光を略公園側を主体として放出するようにした。
この発明の請求項1記載の照明方法によれば、公園の敷地内で街路との境界付近に設置されるポール灯を用いて照明し、かつポール灯からの光を略公園側を主体として放出するので、街路歩行者から見た公園内の状態がシルエットではなく、逆シルエットとして見ることができる。このように不安に感じやすい公園内の街路側領域を重視した照明方法により、効率良く視認性を向上することができ、安心して歩行することができる。また、窃盗や身体犯罪目的に歩行者を狙う犯罪企図者からすると、街路側から照射されることにより歩行者に発見されやすくなるため、高い犯罪抑止効果がある。
請求項2では、ポール灯からの光を略公園側を主体として略方形に放出するので、公園内街路側に暗い領域がなくなり、街路歩行者から見た死角部をなくすことができる。
請求項3では、ポール灯の光源の高さを地面から4m以下としたので、樹木の影響を受けないようにすることができる。
請求項4では、ポール灯は、街路と公園の間に設けられる防護柵のない箇所付近に設置するので、防護柵のある場所には設置しないことによりポール灯の台数を減らすことができる。
この発明の請求項5記載のポール灯によれば、公園の敷地内で街路との境界付近に設置される光源を備え、光源からの光を略公園側を主体として放出するようにしたので、街路歩行者から見た公園内の状態がシルエットではなく、逆シルエットとして見ることができる。このように不安に感じやすい街路側領域を重視した照明を実現できるため、請求項1と同様に効率良く視認性を向上することができ、安心して歩行することができる。
この発明の第1の実施の形態を図1ないし図4に基づいて説明する。図1(a),(b)は本発明の第1の実施形態における公園照明器具の設置状態を示す概念図である。
図1に示すように、公園照明器具(ポール灯)4は、公園1の敷地内の街路2との境界付近に設置される光源を備え、公園1側に光を照射する。すなわち、照明器具4の光源からの光を略公園1側を主体として放出するようにしている。この場合、照射する領域(照射範囲)10の形状は図1(a)のように略方形とするが、図1(b)のように略方形にとらわれない形状であってもよい。また、照明器具4からの光の一部を公園1の外側の街路2に放出している。
この照明器具4を用いた照明方法により、歩行者3から見た公園1の中の状態がシルエットではなく、逆シルエットとして見ることができるとともに、公園内街路側に照射されることによりさらに視認性が向上する。また、照射範囲10を略方形とすることで、公園内街路側に暗い領域がなくなり、街路歩行者3から見た死角部をなくすことができる。
図2は図1の断面図である。図2に示すように、公園1には街路2との境界付近に植栽があることが通常である。公園照明器具4の取付位置が樹木の枝葉で覆われるような場合は遮光されてしまい、公園を照明することはできない。そのため、照明器具4の取付高さは、地面から4m以下とし、樹木の影響を受けないようにする。
図3は本発明の第1の実施形態において公園の大きさが大きいときの公園照明器具の設置状態を示す概念図である。図3に示すように、公園1の街路2側と接する長さが照明器具4の照射範囲10を超える場合には、照明器具4を複数台設置し、暗い領域をなくすようにする。
図4は本発明の第1の実施形態において防護柵がある場合の公園照明器具の設置状態を示す概念図である。ここでいう防護柵とは、公園へ人の出入りができないように設置された設備のことであり、短時間で乗り越えることができるような設備は含まないものとする。図4に示すように、照明器具4は防護柵5のある場所には設置せず、ない場所にのみ設置する。これにより、設置する照明器具4の台数を削減することができる。
この発明の第2の実施の形態を図5ないし図7に基づいて説明する。図5は本発明の第2の実施形態における公園照明器具の設置状態を示す概念図である。
本実施形態では、第1の実施形態において、街路歩行者を検知した場合に、検知しない場合とは異なる照明を行うことを特徴としている。
図5に示すように、公園照明器具(ポール灯)4は、公園1の敷地内の街路2との境界付近に設置される光源の他にセンサ6を備えている。センサ6のセンサ検知範囲7は、公園1に隣接した街路2で、公園照明照射範囲10に沿った範囲である。歩行者検知用センサ6を公園照明器具4付近に設置し、街路2に歩行者がいる状態でセンサ6により検知したときに照明器具4の点灯状態が変化するものである。街路歩行者がいない状態、つまり街路2を利用していない状態では、公園照明器具4の高出力を調光により低く抑えるものであり、省エネルギーを実現するシステムである。また、街路歩行者がいない状態では、照明器具4は消灯するように設定してもよい。
図6は本発明の第2の実施形態における公園照明器具の設置状態の他の例を示す概念図である。図6に示すように、一つの照明器具4に対し、複数のセンサ6を設置している。この場合、一対のセンサ6aを街路2に面する公園1内の両端に設置するとともに、一対のセンサ6a間に設置された照明器具4付近にもセンサ6を設置している。一対のセンサ6aはポールに取り付けてある。いずれのセンサ6,6aで検知した場合にも検知信号が照明器具4に送信され、照明器具4からの光出力を上げるようにしている。このことにより、センサ検知範囲7を狭くすることができる。
図7は本発明の第2の実施形態における公園照明器具の設置状態の他の例を示す概念図である。図7に示すように、照明器具4に設置されたセンサ6のセンサ検知範囲7が街路2と公園1内にある。公園1内の人を検知した場合にも照明器具4の光出力が上がり、公園1内の人の存在が分かりやすくなる。センサ検知範囲7は、公園1内と街路2の両方としたが、街路2のみでもよい。
(a),(b)は本発明の第1の実施形態における公園照明器具の設置状態を示す概念図である。 図1の断面図である。 本発明の第1の実施形態における公園照明器具の設置状態の他の例を示す概念図である。 本発明の第1の実施形態における公園照明器具の設置状態の他の例を示す概念図である。 本発明の第2の実施形態における公園照明器具の設置状態を示す概念図である。 本発明の第2の実施形態における公園照明器具の設置状態の他の例を示す概念図である。 本発明の第2の実施形態における公園照明器具の設置状態の他の例を示す概念図である。 従来例の公園照明方法を示す概念図である。
符号の説明
1 公園
2 街路
3 歩行者
4 公園照明器具
5 防護柵
6 センサ
6a センサ
7 センサ検知範囲
10 照射範囲

Claims (5)

  1. 公園の敷地内で街路との境界付近に設置されるポール灯を用いて照明し、かつ前記ポール灯からの光を略公園側を主体として放出することを特徴とする照明方法。
  2. 前記ポール灯からの光を略公園側を主体として略方形に放出する請求項1記載の照明方法。
  3. 前記ポール灯の光源の高さを地面から4m以下とした請求項1記載の照明方法。
  4. 前記ポール灯は、街路と公園の間に設けられる防護柵のない箇所付近に設置する請求項1,2または3記載の照明方法。
  5. 公園の敷地内で街路との境界付近に設置される光源を備え、前記光源からの光を略公園側を主体として放出するようにしたことを特徴とするポール灯。
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