JP2005157818A - 携帯端末装置 - Google Patents

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政俊 丸山
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Abstract

【課題】 落下などによる衝撃を受けても、カード装着部内のICカードやコネクタの破損を防ぎ、ICカードの接続信頼性を確保できる。
【解決手段】 ICカード11が電気的に接続されるコネクタ13が内部に設けられたカード装着部12を、フローティング支持部材16によって本体ケース1内に浮かした状態でICカード11の挿脱方向(矢印X、Y方向)に移動可能に支持した。従って、落下などによる衝撃を受けると、フローティング支持部材16によって支持されたカード装着部12がICカード11の挿脱方向に移動し、これにより落下などによる衝撃を吸収することができる。このため、落下などによる衝撃によってカード装着部12内のICカード11やコネクタ13が破損するのを防ぐことができ、本体ケース1に対するICカード11の接続信頼性を確保することができる。
【選択図】 図5

Description

この発明は、ハンディターミナルやPDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)などの携帯端末装置に関する。
例えば、ハンディターミナルなどの携帯端末装置においては、PCカードやCFカードなどのICカードを装置本体のカード装着部に装着して、無線LAN、公衆回線などの通信機能や、バーコードなどの情報を読み取るスキャナ機能などの各種機能の拡張を図っている。
このようなICカードを装着する携帯端末装置としては、装置本体の外面にICカードが着脱可能に装着するカード装着部を回動可能に取り付け、このカード装着部を装置本体に対し回動させることにより、カード装着部に装着されたICカードによる受信感度が最適な状態になる方向にICカードを向けるように構成されたものがある。
しかしながら、このような携帯端末装置では、カード装着部が装置本体の外面に回動可能に設けられているので、カード装着部の機械的な強度を確保することが難しく、しかもICカードに対する静電気対策、防水対策、および防塵対策が不十分で、ICカードを十分に保護することができないという問題がある。
特開2003−141459号公報
また、このような問題を回避するため、従来では、装置本体内にICカードの一部を装置本体の外部に露出させた状態でICカードが装着するカード装着部を設けると共に、装置本体にその外部に露出するICカードの一部を覆うための保護カバーを装着した構造のものがある。この場合、カード装着部内には、ICカードが電気的に接続されるコネクタが設けられており、このコネクタは、装置本体内に設けられた回路基板に固定されている。
このような携帯端末装置では、装置本体の外部に露出するICカードの一部を保護カバーで保護すると共に、ICカードに対する静電気対策、防水対策、および防塵対策を図ることはできても、装置本体内にカード装着部が固定され、且つこのカード装着部内のコネクタが装置本体内の回路基板に固定されているため、落下などによる衝撃が保護カバーに加わった際、その衝撃が保護カバーからICカードにそのまま伝わり、カード装着部内のICカードやコネクタが破損するという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、落下などによる衝撃を受けても、カード装着部内のICカードやコネクタが破損するのを防ぎ、ICカードの接続信頼性を確保することができる携帯端末装置を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図10に示すように、装置本体(本体ケース1)と、この装置本体内に配置され、ICカード(11)の一部(外端部11a)が前記装置本体の外部に露出した状態で前記ICカードが挿脱可能に挿入するカード装着部(12)と、このカード装着部内に設けられ、前記ICカードが前記カード装着部に挿入された際に電気的に接続されるコネクタ(13)と、前記カード装着部を前記装置本体内に浮かした状態で前記ICカードの挿脱方向に移動可能に支持するフローティング支持部材(16)とを備えたことを特徴とする携帯端末装置である。
請求項2に記載の発明は、図1〜図10に示すように、前記フローティング支持部材(16)が、前記装置本体(本体ケース1)内に固定された固定フレーム(17)と、この固定フレームに前記ICカード(11)の挿脱方向に移動可能に支持された可動フレーム(18)とを備え、この可動フレームに前記カード装着部(12)が支持されていることを特徴する請求項1に記載の携帯端末装置である。
請求項3に記載の発明は、図1〜図10に示すように、前記装置本体(本体ケース1)に着脱可能に装着されて、前記装置本体から外部に露出する前記ICカード(11)の前記一部(外端部11a)を覆う保護カバー(10)を備えていることを特徴する請求項1または2に記載の携帯端末装置である。
請求項4に記載の発明は、図1〜図8に示すように、前記保護カバー(10)が、前記装置本体(本体ケース1)に設けられた固定係止部(固定係止凹部23)に係脱可能に係止される第1係合部(係合凸部21)と、前記可動フレーム(18)に設けられた可動係止部(可動係止凸部24)に係脱可能に係止される第2係合部(係合凹部22)とを備えていることを特徴する請求項3に記載の携帯端末装置である。
請求項5に記載の発明は、図9および図10に示すように、前記保護カバー(10)には、前記可動フレーム(18)に設けられた可動係止部(可動係止凹部31)に係脱可能に係止される係合レバー(30)が設けられ、前記装置本体(本体ケース1)には、前記保護カバーの前記係合レバーを前記可動フレームの前記可動係止部にガイドして係合させるガイド部(32)が設けられていることを特徴する請求項3に記載の携帯端末装置である。
請求項1に記載の発明によれば、ICカードが電気的に接続されるコネクタが内部に設けられたカード装着部を、フローティング支持部材によって装置本体内に浮かした状態でICカードの挿脱方向に移動可能に支持したので、落下などによる衝撃を受けると、フローティング支持部材によって支持されたカード装着部がICカードの挿脱方向に移動し、これにより落下などによる衝撃を吸収することができる。このため、落下などによる衝撃によってカード装着部内のICカードやコネクタが破損するのを防ぐことができ、装置本体に対するICカードの接続信頼性を確保することができる。
請求項2に記載の発明によれば、フローティング支持部材が、装置本体内に固定された固定フレームと、この固定フレームにICカードの挿脱方向に移動可能に支持された可動フレームとを備え、この可動フレームにカード装着部が支持されているので、落下などによる衝撃がICカードや装置本体に加わると、その衝撃に応じて可動フレームがICカードの挿脱方向に移動すると共に、この可動フレームの移動に伴ってカード装着部も同方向に移動し、これにより落下などによる衝撃を吸収することができる。このため、落下などによる衝撃によってカード装着部内のICカードやコネクタが破損するのを確実に防ぐことができ、より一層、装置本体に対するICカードの接続信頼性を確保することができる。
請求項3に記載の発明によれば、装置本体に着脱可能に装着されて、装置本体から外部に露出するICカードの一部を覆う保護カバーを備えていることにより、この保護カバーによって落下などによる衝撃からICカードを保護することができるほか、特にこの保護カバーによってICカードに対する静電気対策、防水対策、および防塵対策をも図ることができ、これにより、より一層、安全性の高いものを得ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、保護カバーが、装置本体に設けられた固定係止部に係脱可能に係止される第1係合部と、可動フレームに設けられた可動係止部に係脱可能に係止される第2係合部とを備えていることにより、保護カバーを装置本体に装着する際に、保護カバーの第1係合部を装置本体の固定係止部に係止させた状態で、保護カバーの第2係合部を可動フレームの可動係止部に係止させると、保護カバーによって可動フレームを装置本体内の所定位置に位置決めすることができる。
このため、可動フレームが固定フレームに対し移動可能に支持されていても、保護カバーによって所定位置に位置規制することができ、これにより安定した状態で使用することができる。また、この場合にも、落下などによる衝撃が保護カバーに加わると、請求項2に記載の発明と同様、カード装着部が可動フレームと共にICカードの挿脱方向に移動するので、落下などによる衝撃を吸収することができる。
請求項5に記載の発明によれば、可動フレームに設けられた可動係止部に係脱可能に係止される係合レバーを保護カバーに設け、この保護カバーの係合レバーを可動フレームの可動係止部にガイドして係合させるガイド部を装置本体に設けたことにより、保護カバーを装置本体に対し装着するときに、保護カバーの係合レバーを装置本体のガイド部によって円滑にガイドして可動フレームの可動係止部に係止させることができる。
このため、請求項4に記載の発明と同様、保護カバーによって可動フレームを装置本体内の所定位置に位置決めすることができるので、可動フレームが固定フレームに対し移動可能に支持されていても、保護カバーによって所定位置に位置規制することができると共に、落下などによる衝撃を吸収することができ、これにより安定した状態で使用することができるほか、特に保護カバーを装置本体に接近させるだけの自然な取付作業で、装置本体に対する保護カバーの装着作業が容易にでき、保護カバーの装着作業性の向上を図ることができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図8を参照して、この発明の携帯端末装置の実施形態1について説明する。
図1はこの発明の携帯端末装置の斜視図、図2はその正面図、図3はその側面図、図4は図1の装置本体から保護カバーを取り外した状態の分解斜視図である。
この携帯端末装置は、ハンディターミナルであり、図1および図2に示すように、ほぼ羽子板状の本体ケース1を備えている。
この本体ケース1の上面には、表示部2とキー入力部3とが設けられている。表示部2は、液晶表示素子やEL表示素子(エレクトロルミネッセンス表示素子)などの平面型の表示素子からなり、図2に示すように、本体ケース1の上部側、つまりほぼ羽子板状の幅広部分の上面におけるほぼ全域に設けられている。キー入力部3は、テンキー、機能キー、ファンクションキーなどの各種のキーを備え、本体ケース1の下部側、つまりほぼ羽子板状の握り部分の上面におけるほぼ全域に設けられている。
また、本体ケース1の下面には、図1および図3に示すように、光学読取部4とバッテリー部5とが設けられており、本体ケース1の下部側の端面には、図1に示すように、外部接続部6が設けられている。光学読取部4は、本体ケース1の上部側の下面、つまりほぼ羽子板状の幅広部分の下面にその下側に突出して設けられた光学収納部7を有し、この光学収納部7内に発光素子と受光素子(いずれも図示せず)が設けられた構成になっている。
この光学読取部4は、発光素子で発光したレーザ光線などの光を光学収納部7の先端部(図3では右端面)に設けられた窓部(図示せず)を通して商品などのデータ読取部分に照射し、その反射光を窓部から取り込んで受光素子で受光することにより、商品などのデータ読取部分の情報を読み取るように構成されている。バッテリー部5は、充電可能な電源部分であり、図3に示すように、本体ケース1の左側の下面、つまりほぼ羽子板状の握り部分の下面に設けられている。外部接続部6は、図1に示すように、外部機器と電気的に接続する接続端子8、および外部機器と光通信をするための外部通信部9を備え、本体ケース1の左端面、つまりほぼ羽子板状の握り部分の先端面に設けられている。
一方、本体ケース1の右端部には、図4〜図6に示すように、保護カバー10が着脱可能に取り付けられている。この保護カバー10が装着される本体ケース1の右側の内部には、ICカード11の外端部11a(図5および図6では右端部)が本体ケース1の外部に露出した状態で、ICカード11が挿脱可能に挿入して装着するカード装着部12が配置されている。この場合、ICカード11は、PCカードやCFカードなどのICチップを埋め込んだカードであり、無線LAN、公衆回線などの通信機能や、バーコードなどの情報を読み取るスキャナ機能などの各種機能の拡張を図るように構成されている。
カード装着部12は、図5および図6に示すように、本体ケース1の開口部側(図6では右端部側)からICカード11が挿脱可能に挿入し、この挿入したICカード11の外端部11a(図6では右端部)が本体ケース1の外部に露出した状態で装着するように構成されている。このカード装着部12内における奥部(図6では左端部)には、カード装着部12内に挿入されたICカード11の先端部(図6では左端部)が差し込まれて電気的に接続されるコネクタ13が設けられている。このコネクタ13は、カード装着部12の下面に設けられた補助回路基板14に取り付けられており、この補助回路基板14は、フレキシブルな配線基板15によって本体ケース1内のメイン回路基板(図示せず)に電気的に接続されている。
また、このカード装着部12は、図5〜図8に示すように、本体ケース1の内部にフローティング支持部材16によって支持されている。このフローティング支持部材16は、図7および図8に示すように、本体ケース1内に固定された固定フレーム17と、この固定フレーム17にICカード11の挿脱方向(図5〜図8に示された矢印X、Y方向)に移動可能に支持された可動フレーム18とを備え、この可動フレーム18にカード装着部12が取り付けられている。
すなわち、固定フレーム17は、図7および図8に示すように、本体ケース1内に設けられた一対の側板からなり、これら側板の対向面にガイド凹部19がICカード11の挿脱方向(図8に示す矢印X、Y方向)に沿って設けられている。可動フレーム18は、図7および図8に示すように、断面形状が凹部形状の台座であり、その両側の外側面にガイド突起部20がそれぞれ設けられ、これらガイド突起部20が固定フレーム17のガイド凹部19内に移動可能に配置され、これによりICカード11の挿脱方向(図8に示す矢印X、Y方向)に移動可能な状態で固定フレーム17に支持されている。また、この可動フレーム18には、図5〜図7に示すように、カード装着部12が取り付けられている。
ところで、保護カバー10は、図5および図6に示すように、本体ケース1から外部に露出するICカード11の外端部11aを覆って、本体ケース1に着脱可能に装着すると共に、フローティング支持部材16の可動フレーム18にも着脱可能に装着するように構成されている。すなわち、この保護カバー10は、ICカード11の外端部11aを覆うほぼカップ状に形成されており、この保護カバー10の縁部における内周部には、係合凸部21と係合凹部22とが設けられている。
この保護カバー10の係合凸部21は、本体ケース1の開口部におけるの縁部(図5では右端部)に設けられた固定係止凹部23に係脱可能に係合すように構成されており、保護カバー10の係合凹部22は、フローティング支持部材16の可動フレーム18における外端部に設けられた可動係止凸部24が係脱可能に係合して本体ケース1の開口部における縁部に当接するように構成されている。この場合、可動フレーム15の可動係止凸部24は、図5および図6に示すように、本体ケース1の縁部近傍から外側に位置し、この状態で下側に折り曲げられ、この折り曲げられた下端部が保護カバー10の係合凹部22に係合するように構成されている。
これにより、保護カバー10は、図5に示すように、係合凸部21を本体ケース1の固定係止凹部23に係止させると共に、係合凹部22を可動フレーム18の可動係止凸部24に係止させて本体ケース1の開口部における縁部に当接させることにより、固定フレーム17に対しICカード11の挿脱方向(図6に示す矢印X、Y方向)に移動可能に支持された可動フレーム18を位置決めし、この状態でビス(図示せず)によって本体ケース1に取り付けられ、これにより本体ケース1から外部に突出するICカード11の外端部11aを覆って保護するように構成されている。
このような携帯端末装置では、ICカード11を本体ケース1に装着する場合、図4および図6に示すように、保護カバー10を本体ケース1から取り外し、この状態でICカード11をカード装着部12に挿入させ、ICカード11の先端部(図6では左端部)をカード装着部12内のコネクタ13に差し込む。これにより、ICカード11は、カード装着部12に装着されてコネクタ13と電気的に接続され、このコネクタ13が取り付けられた補助回路基板14およびフレキシブルな配線基板15を介して本体ケース1内のメイン回路基板(図示せず)と電気的に接続される。
このときには、ICカード11の外端部11a(図6では右端部)が本体ケース1の外部に突出した状態で、カード装着部12に装着される。このため、本体ケース1の外部に露出したICカード11の外端部11aを保護するために、保護カバー10を本体ケース1に装着する。この場合には、図5に示すように、保護カバー10内にICカード11の外端部11aを挿入させた状態で、この保護カバー10の係合凸部21を本体ケース1の固定係止凹部23に係止させると共に、保護カバー10の係合凹部22を可動フレーム18の可動係止凸部24に係止させて本体ケース1の開口部における縁部に当接させ、この状態で本体ケース1にビス止めする。
これにより、保護カバー10がICカード11の外端部11aを覆って本体ケース1に装着される。このときには、保護カバー10の係合凸部21が本体ケース1の固定係止凹部23に係止され、且つ保護カバー10の係合凹部22が可動フレーム18の可動係止凸部24に係止されるので、カード装着部12がフローティング支持部材16の固定フレーム17に対し移動可能に支持された可動フレーム18に取り付けられていても、保護カバー10によって可動フレーム18が所定位置に位置決めされる。
このように、この携帯端末装置によれば、ICカード11が電気的に接続されるコネクタ13が内部に設けられたカード装着部12を、フローティング支持部材16によって本体ケース1内に浮かした状態で、ICカード11の挿脱方向(図5〜図8に示す矢印X、Y方向)に移動可能に支持しているので、落下などによる衝撃を受けると、フローティング支持部材16によって支持されたカード装着部12がICカード11の挿脱方向に移動し、これにより落下などによる衝撃を吸収することができる。
すなわち、フローティング支持部材16は、本体ケース1内に固定された固定フレーム17と、この固定フレーム17にICカード11の挿脱方向に移動可能に支持された可動フレーム18とを備え、この可動フレーム18にカード装着部12が支持されているので、保護カバー10や本体ケース1が落下などによる衝撃を受けると、その衝撃に応じて可動フレーム18がICカード11の挿脱方向に移動すると共に、この可動フレーム18と共にカード装着部12も同方向に移動する。このため、落下などによる衝撃によって、カード装着部12内に装着されたICカード11、およびカード装着部12内のコネクタ13が破損するのを確実に防ぐことができ、これにより本体ケース1に対するICカード11の接続信頼性を確保することができる。
この場合には、本体ケース1から外部に露出するICカード11の外端部11aを覆う保護カバー10が本体ケース1に着脱可能に装着されているので、この保護カバー10によっても落下などによる衝撃に対しICカード11を保護することができるほか、この保護カバー10によってICカード11に対する静電気対策、防水対策、および防塵対策をも図ることができ、これにより安全性の高いものを得ることができる。
また、この保護カバー10を本体ケース1に装着する際には、保護カバー10の係合凸部21を本体ケース1の固定係止凹部23に係止させた状態で、保護カバー10の係合凹部22を可動フレーム18の可動係止凸部24に係止させて本体ケース1の開口部における縁部に当接させることにより、保護カバー10によって可動フレーム18を本体ケース1内の所定位置に位置決めすることができる。このため、可動フレーム18が固定フレーム17に対し移動可能に支持されていても、保護カバー10によって所定位置に位置規制することができ、これにより安定した状態で良好に使用することができる。
(実施形態2)
次に、図9および図10を参照して、この発明の携帯端末装置の実施形態2について説明する。なお、図1〜図8に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この携帯端末装置は、図9および図10に示すように、保護カバー10に係合レバー30を取り付け、フローティング支持部材16の可動フレーム18に保護カバー10の係合レバー30が係合する可動係止凹部31を設けると共に、本体ケース1に係合レーバー30を可動係止凹部31にガイドして係合させるガイド部32を設けた構造で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構造になっている。
すなわち、係合レバー30は、図9および図10に示すように、保護カバー10に取付軸33によって回動可能に取り付けられており、その先端部には、可動フレーム18の可動係止凹部31に係合する係合部34が設けられている。また、可動フレーム18の可動係止凹部31は、図9および図10に示すように、本体ケース1内に位置した状態で、可動フレーム18の先端部(図10では右端部)における下面に設けられている。
また、本体ケース1のガイド部32は、図9および図10に示すように、可動係止凹部31の下側に対応する本体ケース1の個所に設けられた傾斜面であり、係合レバー30の係合部34を可動フレーム18の可動係止凹部31に挿入させるようにガイドし、且つ係合レバー30の係合部34が可動フレーム18の可動係止凹部31に挿入した状態で、係合レバー30を下側から押えるように構成されている。これにより、保護カバー10は、係合レバー30の係合部34が可動フレーム18の可動係止凹部31に挿入した状態で、本体ケース1のガイド部32によって係合レバー30が下側から押えられることにより、本体ケース1に対し取り付けられるように構成されている。
このような携帯端末装置では、保護カバー10を本体ケース1に対し取り付けるときに、図10に示すように、本体ケース1から外部に露出したICカード11の外端部11aを保護カバー10内に挿入させながら、保護カバー10を本体ケース1に接近させると、保護カバー10の係合レバー30が本体ケース1のガイド部32にガイドされ、図9に示すように、係合レバー30が取付軸33を中心に回動して係合レバー30の係合部34が可動フレーム18の可動係止凹部31に係合するので、保護カバー10を本体ケース1に対し取り付けることができる。
このように、この携帯端末装置によれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、特に保護カバー10を本体ケース1に対して接近させるだけの自然な取付作業で、保護カバー10を本体ケース1に対し取り付けることができるので、本体ケース1に対する保護カバー10の装着作業が容易にでき、保護カバー10の装着作業性の向上を図ることができる。この場合、保護カバー10は、係合レバー30の係合部34が可動フレーム18の可動係止凹部31に挿入すると、ガイド部32によって係合レバー30が下側から押えられるので、本体ケース1に対し保護カバー10を確実に固定させることができる。
なお、上記実施形態2では、保護カバー10に設けられた係合レバー30の係合部34を可動フレーム18の可動係止凹部31に係合させるだけで、保護カバー10を本体ケース1に対し取り付けているが、これに限らず、実施形態1と同様、保護カバー10に係合凸部21を設け、この係合凸部21を本体ケース1の固定係止凹部23に係合させることにより、この係合凸部21と係合レバー30とで保護カバー10を本体ケース1に取り付けるようにしても良い。
また、上記実施形態1、2では、携帯端末装置として、ハンディターミナルに適用した場合について述べたが、これに限らず、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)などの携帯端末機にも適用することができる。
この発明の携帯端末装置を示した斜視図である。(実施形態1) 図1の正面図である。 図1の側面図である。 図1の本体ケースから保護カバーを取り外した状態の分解斜視図である。 図1のA−A矢視における拡大断面図である。 図4のB−B矢視における拡大断面図である。 図5のC−C矢視における拡大断面図である。 図5のフローティング支持部材を裏面側から見た一部破断した拡大裏面図である。 この発明の携帯端末装置の要部を示した拡大断面図である。(実施形態2) 図9の本体ケースに保護カバーを装着する状態を示した拡大断面図である。
符号の説明
1 本体ケース
10 保護カバー
11 ICカード
11a ICカードの外端部
12 カード装着部
13 コネクタ
14 補助回路基板
15 配線基板
16 フローティング支持部材
17 固定フレーム
18 可動フレーム
19 ガイド凹部
20 ガイド突起部
21 係合凸部
22 係合凹部
23 固定係止凹部
24 可動係止凸部
30 係合レバー
31 可動係止凹部
32 ガイド部

Claims (5)

  1. 装置本体と、
    この装置本体内に配置され、ICカードの一部が前記装置本体の外部に露出した状態で前記ICカードが挿脱可能に挿入するカード装着部と、
    このカード装着部内に設けられ、前記ICカードが前記カード装着部に挿入された際に電気的に接続されるコネクタと、
    前記カード装着部を前記装置本体内に浮かした状態で前記ICカードの挿脱方向に移動可能に支持するフローティング支持部材と
    を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記フローティング支持部材は、前記装置本体内に固定された固定フレームと、この固定フレームに前記ICカードの挿脱方向に移動可能に支持された可動フレームとを備え、この可動フレームに前記カード装着部が支持されていることを特徴する請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記装置本体に着脱可能に装着されて、前記装置本体から外部に露出する前記ICカードの前記一部を覆う保護カバーを備えていることを特徴する請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記保護カバーは、前記装置本体に設けられた固定係止部に係脱可能に係止される第1係合部と、前記可動フレームに設けられた可動係止部に係脱可能に係止される第2係合部とを備えていることを特徴する請求項3に記載の携帯端末装置。
  5. 前記保護カバーには、前記可動フレームに設けられた可動係止部に係脱可能に係止される係合レバーが設けられ、
    前記装置本体には、前記保護カバーの前記係合レバーを前記可動フレームの前記可動係止部にガイドして係合させるガイド部が設けられていることを特徴する請求項3に記載の携帯端末装置。

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