JP2005157010A - 光アイソレータ - Google Patents
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Abstract
【課題】実装時に直接光アイソレータ素子に接触する場合にはキズや欠損の外観不良を誘発し、キズは光アイソレータ内を光が通過する際に通過光を散乱してしまい、かつ、欠損部は光が通過しないため、挿入損失特性が劣化してしまう特性不良になり生産性を著しく悪化する。
【解決手段】少なくとも2枚の偏光子3、4と、偏光子3、4間に配置されるファラデー回転子5とからなる光アイソレータ素子が接合材を介して保持具に接合されている光アイソレータにおいて、上記保治具は、上記偏光子を接合する保治具1と、上記ファラデー回転子を接合する保治具2とから構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】少なくとも2枚の偏光子3、4と、偏光子3、4間に配置されるファラデー回転子5とからなる光アイソレータ素子が接合材を介して保持具に接合されている光アイソレータにおいて、上記保治具は、上記偏光子を接合する保治具1と、上記ファラデー回転子を接合する保治具2とから構成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、光通信機器や光計測用センサー等に使用され、光源から発した光が光学系の端面で反射し、光源に戻るのを防止するための光アイソレータに関するものである。
半導体レーザ光源等の光源から出射した光は、各種光アイソレータ素子や光ファイバに入射されるが、入射光の一部は各種光アイソレータ素子、光ファイバを透過する際、反射や散乱を起こす。この反射や散乱した光の一部は光源側に戻り、この戻り光が半導体レーザの活性層に入射すると、発振波長や出力が変動してしまう。そのために、高速・高密度信号伝送などの信頼性の高い光通信や高精度の光計測を行うためには戻り光を防ぐことが不可欠となり、従来から、反射戻り光を除去する手段として光アイソレータが用いられていた。上記光アイソレータの基本的な原理説明を図6(a)(b)を用いて説明する。
この光アイソレータは、図6(a)に示すように、入射光が偏光子Xを通過した後、ファラデー回転子Yによって、その偏光面(図中矢印P)が45度回転し、更に、偏光子Xに対して、45度(図において反時計方向)傾いた偏光面を有する検光子Zを通過する。また、図6(b)に示すように、上記入射光とは逆方向の反射戻り光Rは、偏光子3に対して偏光面が一致した成分のみが偏光子Zを通過し、この後、上記ファラデー回転子Yによって、その偏光面が更に45度(入射方向から見て反時計方向)回転する。従って、ファラデー回転子Yを通過した反射戻り光Rは、偏光子Xに対して、その偏波面が90度回転していることとなり、入射側に到達することができなくなる。以上より光アイソレータは一方向からの光は通過させ、逆方向の光の通過を阻止する機能を果たす。
ところで、近年、光モジュールにおける小型化の要求により、モジュールパッケージ内に実装できる光アイソレータが求められている。従来構造としては、一枚の板状体である保治具に光アイソレータ素子である偏光子、ファラデー回転子を接合していた。従来から用いられる保治具の材質はSUS304が用いられ、また、ファラデー回転子の材質はBi置換ガーネット単結晶が用いられ、偏光子の材質は誘電体粒子が内包したホウ珪酸ガラスが用いられているが、それぞれの熱膨張係数に差がありすぎるために、偏光子及びファラデー回転子と保持具との接合に際し、低融点ガラスや半田等の熱処理を必要とする接合材を用いる場合、各光アイソレータ素子と保持具と接合材の熱膨張係数の差異により熱応力が生じ、クラックの発生や光学特性劣化が生じることが知られている。これを解決するのに、例えば、図5に示すように、光アイソレータ素子である偏光子30,40及びファラデー回転子50が保持具上10〜30のそれぞれに接合材60〜80によって接合されている。各保持具10〜30の熱膨張係数はそれぞれに接着される各光アイソレータ素子の熱膨張係数の近傍に設定されており各保持具10〜30は溶接により接合される。
特開平11−183842号公報参照
しかしながら、特許文献1では、上記熱膨張係数の問題点について言及しているものの、偏光子30,40及びファラデー回転子50を一体化する時のハンドリングの際に、ピンセット等で直接、光アイソレータ素子に接触することになりキズや欠損の外観不良を誘発し、キズは光アイソレータ内を光が通過する際に通過光を散乱してしまい、かつ、欠損部は光が通過しないため、挿入損失特性が劣化してしまう特性不良になるとともに生産性を著しく悪化する問題点があった。
また、光アイソレータ素子は偏光子30、40、ファラデー回転子50を接合固定した保持具10〜30同士を接合するが、接合された保治具の底面部は同一面上に無く、凹凸形状となってしまうために、光モジュールへの固定時に凸部が支点となって光アイソレータに曲げ応力が働き、その影響でファラデー回転子の消光比が劣化し、アイソレーション特性が悪化する問題点があった。さらに、光アイソレータ素子の中心位置と上記接合面までの高さが変化する為、光アイソレータを通過する光の一部が光アイソレータ素子の端部に蹴られて損失劣化を引き起こす問題があった。
上記課題を鑑みて、本発明の光アイソレータは、少なくとも2枚の偏光子と、該偏光子間に配置される少なくとも1枚のファラデー回転子とからなる光アイソレータ素子が接合材を介して保持具に接合されている光アイソレータにおいて、上記保治具は、上記偏光子を接合する第1の保治具と、上記ファラデー回転子を接合する第2の保治具とからなることを特徴とする。
上記第1の保治具と第2の保治具とを接合することにより、上記光アイソレータ素子の位置決めがされていることを特徴とする。
上記第1又は第2の保持具の光アイソレータ素子を搭載する領域に凹部を形成したことを特徴とする。
上記第1又は2の保持具の凹部の反対側に平面部を形成したことを特徴とする。
上記光アイソレータ素子は、上記第1の保持具とファラデー回転子間及び上記第2の保治具と偏光子間に間隙を形成するように第1の保治具及び第2の保治具にそれぞれ接合されていることを特徴とする。
本発明の構成によれば、少なくとも2つの偏光子を一体的に接合する第1の保治具と、ファラデー回転子を接合する第2の保治具に分けることにより、第1の保持具と第2の保持具は接合する光アイソレータ素子の構成部品の熱膨張係数が近いものが選択され、これにより光アイソレータ素子と保持具とそれらを接合する接合材の熱膨張係数差を小さく設定することができ、熱膨張係数の差異での熱応力による光アイソレータ素子のクラックや光学特性劣化を防止することが可能となるとともに、偏光子間にファラデー回転子を配置させるだけであるので、製造時にキズや欠損の外観不良を誘発することを防止することができる。
また、上記第1の保治具と第2の保治具とが接合するようにしているので、保治具の寸法精度を調整するだけで簡単に偏光子、ファラデー回転子の位置決めを行うことが可能となるために、格段に製造効率を向上させることが可能となる。
さらに、第1の保持具又は第2の保持具の光アイソレータ素子の搭載領域を凹部に形成した構造としているので、光アイソレータ素子は第1又は第2の保持具の凹部に内包しながら第1又は第2の保持具の凹部外周で接合するために、光モジュール実装時に光アイソレータ素子に接触し、キズや欠損の外観不良を発生させる不慮の事故を防ぐことが可能である。
また、第1又は第2の保持具に接合される偏光子もしくはファラデー回転子を搭載する凹部の反対側に平面部を形成しているために、光モジュール固定時に平面部で簡単に面接合することができ、曲げ応力が原因によるアイソレーション特性が劣化する問題点を完全に改善することが可能となるとともに、第1又は第2の保持具の平面部を基準面とすることで、光アイソレータ素子の中心高さを一定にすることができるため、常に一定の光有効径を確保することができる。
また、本発明光アイソレータ素子は、上記第1の保持具とファラデー回転子間及び上記第2の保治具と偏光子間に間隙を形成するように第1の保治具及び第2の保治具にそれぞれ接合されているために、嵌合時に接触による光アイソレータ素子のキズや欠損、脱落などの不慮の事故を防止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図によって説明する。図1に本発明の第1の実施形態である光アイソレータを示し、(a)は外観斜視図であり、(b)〜(e)は製造工程毎の概略断面図を示す。
本発明の光アイソレータは、図1に示すように偏光子3,4と、その偏光子3,4間に配置されるファラデー回転子5とからなる光アイソレータ素子が接合材6,7,8を介して保持具1、2に接合されており、保治具1、2は、上記偏光子3、4を一度に接合する第1の保治具1と、上記ファラデー回転子5を接合する第2の保治具2とからなる。
保持具1は、偏光子3,4が搭載される領域が凹部11に形成されており、その反対側は平面部12を形成している。また、保持具2は、ファラデー回転子5が搭載される領域が凹部11に形成されており、その反対側は平面部12を形成している。この保治具1、2の形状はいずれかが凹部11を形成していればよく、一方が板状体と他方が凹部形状をしたものの組み合わせでも構わない。
ところで、保治具1、2同士は互いに凹部11の外周同士で接合するだけで簡単に光アイソレータ素子が位置決めできるようになっている。これは、保治具の厚みLの寸法を精度よく形成しているためであり、この寸法Lは平面12から光アイソレータ素子の中心高さと光アイソレータの有効径からから算出される値である。
保持具1には、偏光子3,4を保持固定する為に凹部11が形成され、凹部11と反対側の面は平面部12を形成している。保持具1の凹部11には偏光子3,4が接合材6,7を介して固定されるが、偏光子3,4間にはファラデー回転子5が配置できるよう空隙があるよう設定されている。本発明光アイソレータでは少なくとも1枚の偏光子、少なくとも1枚のファラデー回転子から構成がすることが可能である。このとき、偏光子3の透過偏光方向14は平面部12に対して平行に設定されており、偏光子4の透過偏光方向(不図示)は偏光子3の透過偏光14に対して反時計回り45度になるように設定されている。同様に、保持具2に直線偏光を反時計回りに45度回転させるファラデー回転子5を保持固定する為の凹部11が形成され、凹部11の反対側の面には平面部13が形成されている。保持具2の凹部11にはファラデー回転子5が接合材8を介して所定の位置に固定される。
そして、光アイソレータ素子は、上記保持具1とファラデー回転子5間及び上記保治具2と偏光子3,4間に間隙を形成するように保治具1及び保治具2にそれぞれ接合されている。
偏光子3,4が固定された保持具1とファラデー回転子5が固定された保持具2は、互いの凹部11が相対するように嵌合し、接合面10をレーザ溶接で固定することにより光アイソレータが完成する。
発明を満足することができる。
本発明に用いる偏光子3、4にはガラス基板に誘電体粒子を内包するタイプや誘電体積層タイプなどの透過偏光方向と直交する偏光方向を吸収する偏光子が用いられる。また、ファラデー回転子5は自己磁化を有するガーネットを使用しているが、磁界を印加する磁石を有していれば自己磁化を有していないTb、Gd、Hoを添加したBi置換ガーネットやYIGガーネットでも実施可能である。
保持具1に使用される材質としては上記熱膨張係数を有する45Ni−Fe合金や32Fe−17Ni−Co合金が望ましく、保持具2に使用される材質としては50Ni−Fe合金や42Fe−6Ni−Cr合金、SUS430が望ましい。接合材としてはアウトガスの発生を抑制できる無機材料低融点ガラスや半田があり、熱膨張係数の調整が可能で表面処理が不要である低融点ガラスが望ましい。また、保持具同士の接合で半田固定の場合は、保持具2の材質としてジルコニアセラミックスでも使用可能である。
保持具1及び2の接合方法としては、局所加熱のために光アイソレータ素子への熱応力集中は無く、光アイソレータ素子のクラックや消光比劣化は発生しないレーザ溶接が望ましい。
接合材は加熱溶融させて光アイソレータ素子と保持具を接合するためには接合材を加熱溶融させる必要があるため、光アイソレータ素子と保持具と接合材の熱膨張係数のマッチングが重要である。しかしながら、偏光子3,4は熱膨張係数が63〜65×10−7/℃、ファラデー回転子は110×10−7/℃であるために、同一保持具内に偏光子3,4とファラデー回転子5を上記接合材で固定したときに熱応力集中による光アイソレータ素子のクラックやファラデー回転子の消光比劣化が問題となっている。本発明では、光アイソレータ素子と接合材と保持具の熱膨張係数差が15×10−7/℃以内となるように偏光子3,4の固定には熱膨張係数が65×10−7/℃の接合材6,7と、熱膨張係数が75×10−7/℃の保持具1を用い、ファラデー回転子5の固定には熱膨張係数が95×10−7/℃の接合材8と、熱膨張係数が100×10−7/℃の保持具2を用いる事により、熱応力によるクラックや消光比劣化を防止することができる。
さらに、本発明光アイソレータは偏光子3、4、ファラデー回転子5が保持具1,2に内包されるために構造のために、光モジュール実装時のハンドリングの際に直接光アイソレータ素子に接触することが無くなり、キズや欠損の外観不良を発生させる不慮の事故を防止することができるとともに、保持具2の面13がフラットであるために光モジュールへの吸引搬送が可能となって、光モジュールの組立自動化に適応した構造である。
また、本発明光アイソレータは保持具1の一部に平面12が形成されているために、光モジュール固定時に平面部12で面接合することができ、保持具接合面の凸部が支点となって発生した曲げ応力が発生しない構造であり、曲げ応力の影響によるファラデー回転子5の消光比劣化から誘発されるアイソレーション特性劣化を改善することができる。さらに、保持具1の平面部12を基準面とすることで、光アイソレータ素子の中心高さを一定にすることができるため、常に一定の光有効径を確保することができる光アイソレータを提供できる。
さらに、光アイソレータ素子は、保持具1とファラデー回転子5間及び保治具2と偏光子3,4間に間隙を形成するように保治具1及び保治具2にそれぞれ接合されているために、保持具同士の嵌合の組立作業時における保持具と光アイソレータ素子との接触による光アイソレータ素子のキズや欠損、脱落などの不慮の事故を防止することが可能となった。
図2の(a)〜(e)に本発明の第2の実施形態である光アイソレータ工程毎の概略図を示す。
光アイソレータ素子の固定方法として、光アイソレータ素子側面で接合材6,7(不図示),8を用いて、保持具1,2と固定するために、保持具1,2の光アイソレータ素子との接触角部を面取りし、面取り部15に接合材6,7(不図示),8を配置して固定している。
図3の(a)〜(d)に本発明の第3の実施形態である光アイソレータ工程毎の概略図を示す。光アイソレータからの近端反射光がLDへ戻るのを防止するために保持具1,2の凹部11を外形に対して傾斜させた場合を示す。これにより、LDからの入射光に対して、光アイソレータ素子が全て傾斜している為に、光アイソレータ素子端面からの反射光がLDへ帰着しないため、光アイソレータ内部の近端反射光をLDへ戻るのを防止でき、LDの発信光を安定化できる利点がある。
図4の(a)〜(d)に本発明の第4の実施形態である光アイソレータ工程毎の概略図を示す。ファラデー回転子5に磁界を印加する磁石9を搭載した場合を示す。これにより、自己磁化を有するファラデー回転子5の場合、回転角の波長、温度依存性が大きいため、所望のアイソレーションを確保することができない場合があるために、自己磁化を有していないために外部から磁界を印加させる必要のあるが、回転角の波長、温度依存性が小さいファラデー回転子5を使用する。このファラデー回転子5を使用するために磁石9を保持具2に低融点カ゛ラスや半田、接着剤等の接合材で固定搭載している。これにより、所望のアイソレーションを確保できる利点がある。
ここで、本発明の図1に示す光アイソレータで本発明効果を対比するためのサンプル各30個作製し、クラックの有無とアイソレーション特性による比較を行った。
光アイソレータサンプル1は光アイソレータ素子と接合材と保持具の熱膨張係数差が15×10−7/℃以内となるように設定した。具体的には熱膨張係数が65×10−7/℃の偏光子3,4の固定には熱膨張係数が65×10−7/℃の低融点ガラス接合材6,7と、熱膨張係数が75×10−7/℃の45Ni−Fe合金の保持具1を用い、熱膨張係数が110×10−7/℃のファラデー回転子5の固定には熱膨張係数が98×10−7/℃の低融点ガラス接合材8と、熱膨張係数が100×10−7/℃の50Ni−Fe合金の保持具2を用いた。それぞれを接合した後、保持具1,2は突合せ面10をYAG溶接にて接合固定した。
光アイソレータサンプル2は光アイソレータ素子と接合材と保持具の熱膨張係数差が15×10−7/℃以上となるように設定した。具体的には熱膨張係数が65×10−7/℃の偏光子3,4の固定には熱膨張係数が65×10−7/℃の低融点ガラス接合材6,7と、熱膨張係数が173×10−7/℃のSUS304の保持具1を用い、熱膨張係数が110×10−7/℃のファラデー回転子5の固定には熱膨張係数が75×10−7/℃の低融点ガラス接合材8と、熱膨張係数が75×10−7/℃の45Ni−Fe合金の保持具2を用いた。
この結果、光アイソレータサンプル1は組立時での光アイソレータ素子、接合材にクラックの発生は無く、アイソレーション特性も平均値で37.5dBと所望の特性値を得ることが出来た。
しかしながら、光アイソレータサンプル2は組立時に保持具1にて偏光子と低融点ガラスにクラックが60%の発生率で発生した。また、アイソレーション特性は平均値で33.6dBと熱膨張係数差によるファラデー回転子への熱応力が付加されて消光比が劣化したことにより特性劣化が発生した。
これより、各光アイソレータ素子と接合材と保持具の熱膨張係数差が15×10−7/℃以内に設定するとともに本発明構造のように熱膨張係数差が大きい光アイソレータ素子をそれぞれ別体として保持具に接合した後にそれぞれをレーザ接合等で固定することにより、熱応力による光アイソレータ素子のクラックや消光比劣化を防止することが確認できた。
さらに、図1で示した本発明形態と図5で示した従来形態のサンプルをそれぞれ50個試作し、光アイソレータ素子のキズ、欠損等の外観不良の発生頻度の比較を行った。その結果、図5で示した従来形態のサンプルは図1で示した本発明形態のサンプルと比較し、キズ、欠損の外観不良発生頻度は約10倍であったことから、図1で示した本発明形態は外観不良発生に対して十分防止効果があることを確認した。
1:保持具(第1の保持具)
2:保持具(第2の保持具)
3:偏光子
4:偏光子
5:ファラデー回転子
6〜8:接合材
9:磁石
10:接合面
11:凹部
12:平面部(保持具1)
13:平面部(保持具2)
2:保持具(第2の保持具)
3:偏光子
4:偏光子
5:ファラデー回転子
6〜8:接合材
9:磁石
10:接合面
11:凹部
12:平面部(保持具1)
13:平面部(保持具2)
Claims (5)
- 少なくとも2枚の偏光子と、該偏光子間に配置される少なくとも1枚のファラデー回転子とからなる光アイソレータ素子が接合材を介して保持具に接合されている光アイソレータにおいて、上記保治具は、上記偏光子を接合する第1の保治具と、上記ファラデー回転子を接合する第2の保治具とからなることを特徴とする光アイソレータ。
- 上記第1の保治具と第2の保治具とを接合することにより、上記光アイソレータ素子の位置決めがされていることを特徴とする請求項1記載の光アイソレータ。
- 上記第1又は第2の保持具の光アイソレータ素子を搭載する領域に凹部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の光アイソレータ。
- 上記第1又は2の保持具の凹部の反対側に平面部を形成したことを特徴とする請求項3に記載の光アイソレータ。
- 上記光アイソレータ素子は、上記第1の保持具とファラデー回転子間及び上記第2の保治具と偏光子間に間隙を形成するように配置されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の光アイソレータ。
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-
2003
- 2003-11-26 JP JP2003396428A patent/JP2005157010A/ja not_active Withdrawn
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