JP2005156732A - 広告配信方法、広告配信システム、サーバ端末およびプログラム - Google Patents

広告配信方法、広告配信システム、サーバ端末およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 利用者の注意を広告に引き付け、広告の効果を最大限に発揮させる。
【解決手段】 登録部102は、通知を希望するイベントをユーザ端末200から受け付け、確認部103は、受け付けたイベントに対応する広告情報をユーザ端末200に送信して確認させる。マッチングテーブル114は、通知するイベントと広告情報とを対応付ける対応情報を格納する。イベント認知部104は、通知すべきイベントの発生を認知し、マッチング部105は、認知されたイベントに対応付けられている広告情報をマッチングテーブル114を参照して特定する。配信制御部106は、認知されたイベントをユーザ端末200へ通知する処理の代わりに、特定された広告情報を広告情報格納部113から取り出し、通信網300経由でユーザ端末200へ配信する。ユーザ端末200の利用者は、配信された広告情報から通知されたイベントを認識する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、通信網を介してサーバ端末からユーザ端末へ広告情報を配信する広告配信方法及びシステムに関する。
現在、インターネットや移動体通信網などの通信網の普及により、通信網を利用した広告の配信が盛んに行われている。典型的な広告の配信方法では、広告情報や広告情報を含む電子メール、メッセージおよびファイルなどを、サーバ端末から不特定多数のユーザ端末宛に配信する。また、バナー広告など、通信網上にある広告情報やこれを含んだページまたはファイルを、ユーザ端末からアクセスしてきた利用者に閲覧させる方法もある。ところが、広告情報や広告情報を含むメッセージなどを不特定多数のユーザ端末に配信する方法やバナー広告などでは、利用者に余り注目されなくて広告情報を全く見てもらえない場合が多いなど、広告主にとって、かかる費用に対して効果が小さいという問題がある。また、不特定多数のユーザ端末に広告情報を一方的に送り付ける方法では、場合によっては利用者に不快感を与えるという問題がある。そこで、本出願人は、広告の効果を高めることのできる以下のような新規かつ有用な広告配信方法(以下、従来の広告配信方法と称す)を既に提案した(例えば特許文献1参照)。
この従来の広告配信方法では、サーバ端末から通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知するイベントに対応する広告情報をユーザ端末へ配信する。具体的には、サーバ端末において、通知を希望するイベントとそのイベントに対応する広告情報とをユーザ端末から予め受け付けてマッチングテーブルに設定しておき、ユーザ端末へ通知すべきイベントの発生をサーバ端末で認知し、認知したイベントを通信網を介してユーザ端末へ通知する処理の代わりに、通知するイベントに対応する広告情報をユーザ端末へ配信する。
また特許文献1には、サーバ端末が、ユーザ端末に対して広告情報を配信したとき、その広告情報の広告主に対して所定の料金を課金し、この課金による収益の全部または一部を、広告情報を配信したユーザ端末の利用者に還元する旨の記載がある。このように広告料金の一部あるいは全部を広告を見るユーザに還元するアイデアは、特許文献2にも記載されている。
特開2003−248779号公報 特開2002−170027号公報
上述した従来の広告配信方法によれば、サーバ端末から通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知するイベントに対応する広告情報がユーザ端末へ配信されるため、ユーザ端末の利用者にとって、配信される広告情報は付随的な情報でなく、通知されるイベントを知るために必要不可欠な情報となる。このため、利用者の注意を広告情報に引き付けることができ、広告の効果が最大限に発揮される。
しかしながら、かかる広告配信方法では、ユーザ端末に通知するイベントが発生しなければ、そのイベントに対応する広告情報をユーザ端末に配信できないため、広告の効果がイベントの発生の有無に左右されるという課題がある。また、イベントが発生せず広告情報が配信できないと広告料金をユーザに還元できないという課題もある。
本発明はこのような従来の広告配信方法の課題を解決するものであり、その目的は、イベントに対応する広告情報のユーザ端末への配信機会を増すことにより、広告の効果をより一層高めることにある。
本発明の別の目的は、ユーザ端末に通知するイベントが発生しない状況であっても、少なくとも1度はそのイベントに対応する広告情報をユーザ端末に配信する機会を設けることで、広告の効果を高め、また広告料金のユーザへの還元を可能にすることにある。
本発明の第1の広告配信方法は、サーバ端末から通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記サーバ端末から前記ユーザ端末へ配信する広告配信方法において、前記サーバ端末の登録手段が、通知を希望するイベントを前記ユーザ端末から受け付けるステップと、前記サーバ端末の確認手段が、前記登録手段によって受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末に送信して確認させるステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第2の広告配信方法は、第1の広告配信方法において、前記登録手段は、イベントと広告情報またはそのタイトルの組みの一覧を前記ユーザ端末に送り、通知を希望するイベントと広告情報の組の選択を前記ユーザ端末から受け付けることを特徴とする。
本発明の第3の広告配信方法は、第1の広告配信方法において、前記サーバ端末の登録手段が、広告情報の一覧を前記ユーザ端末に送り、前記受け付けたイベントに対応する広告情報の選択を前記ユーザ端末から受け付けるステップ、を更に含むことを特徴とする。
本発明の第4の広告配信方法は、第3の広告配信方法において、前記サーバ端末の広告枠管理部が、広告枠を生成して広告主に広告枠を販売するステップを更に含み、前記広告情報の一覧は、前記広告枠に広告情報またはそのタイトルを表示させたものであることを特徴とする。
本発明の第5の広告配信方法は、第4の広告配信方法において、広告情報またはそのタイトルをユーザ端末に送信したログをログ格納部に保存するステップと、前記ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第6の広告配信方法は、第4の広告配信方法において、広告枠の販売ログおよび広告情報またはそのタイトルをユーザ端末に送信したログをログ格納部に保存するステップと、前記ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第7の広告配信方法は、サーバ端末の登録手段が、通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付けるステップと、前記登録手段が、広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させるステップと、前記サーバ端末の確認手段が、前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させるステップと、前記登録手段が、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録するステップと、前記サーバ端末のイベント認知手段が、前記イベントの発生を認知するステップと、前記サーバ端末のマッチング手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるステップと、前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第8の広告配信方法は、サーバ端末の登録手段が、通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付けるステップと、前記登録手段が、広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その表示ログを表示ログ格納部に格納し、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させるステップと、前記サーバ端末の確認手段が、前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その選択ログを選択ログ格納部に格納するステップと、前記登録手段が、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録するステップと、前記サーバ端末のイベント認知手段が、前記イベントの発生を認知するステップと、前記サーバ端末のマッチング手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるステップと、前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信し、その配信ログを配信ログ格納部に格納するステップと、前記表示ログ格納部、前記選択ログ格納部および前記配信ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第9の広告配信方法は、サーバ端末の広告枠管理部が、広告枠を生成して広告主に広告枠を販売し、販売した広告枠に広告情報を割り当て、販売ログを販売ログ格納部に格納するステップと、サーバ端末の登録手段が、通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付けるステップと、前記登録手段が、前記広告枠に広告情報またはそのタイトルを表示させた広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その表示ログを表示ログ格納部に格納し、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させるステップと、前記サーバ端末の確認手段が、前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その選択ログを選択ログ格納部に格納するステップと、前記登録手段が、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録するステップと、前記サーバ端末のイベント認知手段が、前記イベントの発生を認知するステップと、前記サーバ端末のマッチング手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるステップと、前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信し、その配信ログを配信ログ格納部に格納するステップと、前記販売ログ格納部、前記表示ログ格納部、前記選択ログ格納部および前記配信ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第1の広告配信システムは、サーバ端末から通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記サーバ端末から前記ユーザ端末へ配信する広告配信システムにおいて、前記サーバ端末は、通知を希望するイベントを前記ユーザ端末から受け付ける登録手段と、前記登録手段によって受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末に送信して確認させる確認手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の広告配信システムは、第1の広告配信システムにおいて、前記登録手段は、イベントと広告情報またはそのタイトルの組みの一覧を前記ユーザ端末に送り、通知を希望するイベントと広告情報の組の選択を前記ユーザ端末から受け付けるものであることを特徴とする。
本発明の第3の広告配信システムは、第1の広告配信システムにおいて、前記登録手段は、広告情報の一覧を前記ユーザ端末に送り、前記受け付けたイベントに対応する広告情報の選択を前記ユーザ端末から受け付けるものであることを特徴とする。
本発明の第4の広告配信システムは、第3の広告配信システムにおいて、前記サーバ端末は、広告枠を生成して広告主に広告枠を販売する広告枠管理手段を備え、前記広告情報の一覧は、前記広告枠に広告情報またはそのタイトルを表示させたものであることを特徴とする。
本発明の第5の広告配信システムは、第4の広告配信システムにおいて、前記サーバ端末は、広告情報またはそのタイトルをユーザ端末に送信したログを格納するログ格納部と、前記ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第6の広告配信システムは、第4の広告配信システムにおいて、前記サーバ端末は、広告枠の販売ログおよび広告情報またはそのタイトルをユーザ端末に送信したログを格納するログ格納部と、前記ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第7の広告配信システムは、サーバ端末から通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記サーバ端末から前記ユーザ端末へ配信する広告配信システムにおいて、前記サーバ端末は、通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付け、広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させ、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録する登録手段と、前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させる確認手段と、前記イベントの発生を認知するイベント認知手段と、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるマッチング手段と、前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信する配信制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の第8の広告配信システムは、サーバ端末から通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記サーバ端末から前記ユーザ端末へ配信する広告配信システムにおいて、前記サーバ端末は、通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付け、広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その表示ログを表示ログ格納部に格納し、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させ、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録する登録手段と、前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その選択ログを選択ログ格納部に格納する確認手段と、前記イベントの発生を認知するイベント認知手段と、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるマッチング手段と、前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信し、その配信ログを配信ログ格納部に格納する配信制御手段と、前記表示ログ格納部、前記選択ログ格納部および前記配信ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の第9の広告配信システムは、サーバ端末から通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記サーバ端末から前記ユーザ端末へ配信する広告配信システムにおいて、前記サーバ端末は、広告枠を生成して広告主に広告枠を販売し、販売した広告枠に広告情報を割り当て、販売ログを販売ログ格納部に格納する広告枠管理手段と、通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付け、前記広告枠に広告情報またはそのタイトルを表示させた広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その表示ログを表示ログ格納部に格納し、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させ、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録する登録手段と、前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その選択ログを選択ログ格納部に格納する確認手段と、前記イベントの発生を認知するイベント認知手段と、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるマッチング手段と、前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信し、その配信ログを配信ログ格納部に格納する配信制御手段と、前記販売ログ格納部、前記表示ログ格納部、前記選択ログ格納部および前記配信ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の第1のサーバ端末は、通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末へ配信するサーバ端末において、通知を希望するイベントを前記ユーザ端末から受け付ける登録手段と、前記登録手段によって受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末に送信して確認させる確認手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第2のサーバ端末は、第1のサーバ端末において、前記登録手段は、イベントと広告情報またはそのタイトルの組みの一覧を前記ユーザ端末に送り、通知を希望するイベントと広告情報の組の選択を前記ユーザ端末から受け付けるものであることを特徴とする。
本発明の第3のサーバ端末は、第1のサーバ端末において、前記登録手段は、広告情報の一覧を前記ユーザ端末に送り、前記受け付けたイベントに対応する広告情報の選択を前記ユーザ端末から受け付けるものであることを特徴とする。
本発明の第4のサーバ端末は、第3のサーバ端末において、広告枠を生成して広告主に広告枠を販売する広告枠管理手段を備え、前記広告情報の一覧は、前記広告枠に広告情報またはそのタイトルを表示させたものであることを特徴とする。
本発明の第5のサーバ端末は、第4のサーバ端末において、広告情報またはそのタイトルをユーザ端末に送信したログを格納するログ格納部と、前記ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第6のサーバ端末は、第4のサーバ端末において、広告枠の販売ログおよび広告情報またはそのタイトルをユーザ端末に送信したログを格納するログ格納部と、前記ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第7のサーバ端末は、通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末へ配信するサーバ端末において、通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付け、広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させ、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録する登録手段と、前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させる確認手段と、前記イベントの発生を認知するイベント認知手段と、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるマッチング手段と、前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信する配信制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の第8のサーバ端末は、通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末へ配信するサーバ端末において、通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付け、広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その表示ログを表示ログ格納部に格納し、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させ、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録する登録手段と、前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その選択ログを選択ログ格納部に格納する確認手段と、前記イベントの発生を認知するイベント認知手段と、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるマッチング手段と、前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信し、その配信ログを配信ログ格納部に格納する配信制御手段と、前記表示ログ格納部、前記選択ログ格納部および前記配信ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の第9のサーバ端末は、通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末へ配信するサーバ端末において、広告枠を生成して広告主に広告枠を販売し、販売した広告枠に広告情報を割り当て、販売ログを販売ログ格納部に格納する広告枠管理手段と、通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付け、前記広告枠に広告情報またはそのタイトルを表示させた広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その表示ログを表示ログ格納部に格納し、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させ、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録する登録手段と、前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その選択ログを選択ログ格納部に格納する確認手段と、前記イベントの発生を認知するイベント認知手段と、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるマッチング手段と、前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信し、その配信ログを配信ログ格納部に格納する配信制御手段と、前記販売ログ格納部、前記表示ログ格納部、前記選択ログ格納部および前記配信ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段と、を備えることを特徴とする。
本発明のプログラムは、通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末へ配信するサーバ端末を構成するコンピュータを、通知を希望するイベントを前記ユーザ端末から受け付ける登録手段、前記登録手段によって受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末に送信して確認させる確認手段、として機能させることを特徴とする。
本発明の第1の広告配信方法、広告配信システムおよびサーバ端末ならびにプログラムによれば、通知を希望するイベントの受け付け時、受け付けたイベントに対応する広告情報をユーザ端末に送信して確認させるため、通知するイベントが一度も発生しない状況となっても、少なくとも1度はそのイベントに対応する広告情報をユーザ端末に配信することができ、一定の広告効果が生じる。また、通知するイベントが発生した場合には、そのイベントの通知に代えて配信する場合を含め、少なくとも2度以上、同じ広告情報が配信されるため、広告の効果を高めることができる。さらに、イベントの通知に代えて送信する広告情報を利用者に事前に確認させることにより、後に配信する広告情報の意味の誤認を少なくすることができる。
本発明の第2の広告配信方法、広告配信システムおよびサーバ端末によれば、第1の広告配信方法、広告配信システムおよびサーバ端末で得られる効果に加えて更に、イベントと広告情報とが予め対応付けられているため、ユーザ端末の利用者にとっては、広告情報を選択する手間が省け、サーバ端末を運営するサービス事業者にとっては、所定の広告主の広告情報は所定のイベントに予め対応させておくことが可能となる。
本発明の第3の広告配信方法、広告配信システムおよびサーバ端末によれば、第1の広告配信方法、広告配信システムおよびサーバ端末で得られる効果に加えて更に、ユーザ端末の利用者は、通知を受けたいイベントに対して好きな広告情報を選択することが可能となる。
本発明の第4の広告配信方法、広告配信システムおよびサーバ端末によれば、第3の広告配信方法、広告配信システムおよびサーバ端末で得られる効果に加えて更に、イベントの通知に代えて配信を受けたい広告情報をユーザ端末の利用者に選択させる際に使用する広告情報一覧における広告枠を販売の対象とすることができる。
本発明の第5の広告配信方法、広告配信システムおよびサーバ端末によれば、第4の広告配信方法、広告配信システムおよびサーバ端末で得られる効果に加えて更に、イベントの通知に代えて配信する広告情報を利用者に選択させるためにユーザ端末に送信した広告情報一覧中の広告タイトルや、確認のためにユーザ端末に送信した広告情報について、更にイベントの通知に代えて配信した広告情報について、ログに基づいて広告主に広告料金を請求でき、その一部または全部を利用者に還元することができる。
本発明の第6の広告配信方法、広告配信システムおよびサーバ端末によれば、第4の広告配信方法、広告配信システムおよびサーバ端末で得られる効果に加えて更に、広告枠の販売について、および、イベントの通知に代えて配信する広告情報を利用者に選択させるためにユーザ端末に送信した広告情報一覧中の広告タイトルや、確認のためにユーザ端末に送信した広告情報について、更にイベントの通知に代えて配信した広告情報について、ログに基づいて広告主に広告料金を請求でき、その一部または全部を利用者に還元することができる。
本発明の第7の広告配信方法、広告配信システムおよびサーバ端末によれば、通知を希望するイベントの受け付け時、受け付けたイベントに対応する広告情報をユーザ端末に送信して確認させるため、通知するイベントが一度も発生しない状況となっても、少なくとも1度はそのイベントに対応する広告情報をユーザ端末に配信することができ、一定の広告効果が生じる。また、通知するイベントが発生した場合には、そのイベントの通知に代えて配信する場合を含め、少なくとも2度以上、同じ広告情報が配信されるため、広告の効果を高めることができる。さらに、イベントの通知に代えて送信する広告情報を利用者に事前に確認させることにより、後に配信する広告情報の意味の誤認を少なくすることができる。またさらに、ユーザ端末の利用者は、通知を受けたいイベントに対して好きな広告情報を選択することが可能となる。
本発明の第8の広告配信方法、広告配信システムおよびサーバ端末によれば、通知を希望するイベントの受け付け時、受け付けたイベントに対応する広告情報をユーザ端末に送信して確認させるため、通知するイベントが一度も発生しない状況となっても、少なくとも1度はそのイベントに対応する広告情報をユーザ端末に配信することができ、一定の広告効果が生じる。また、通知するイベントが発生した場合には、そのイベントの通知に代えて配信する場合を含め、少なくとも2度以上、同じ広告情報が配信されるため、広告の効果を高めることができる。さらに、イベントの通知に代えて送信する広告情報を利用者に事前に確認させることにより、後に配信する広告情報の意味の誤認を少なくすることができる。またさらに、ユーザ端末の利用者は、通知を受けたいイベントに対して好きな広告情報を選択することが可能となる。また、イベントの通知に代えて配信する広告情報を利用者に選択させるためにユーザ端末に送信した広告情報一覧中の広告タイトルや、確認のためにユーザ端末に送信した広告情報について、更にイベントの通知に代えて配信した広告情報について、ログに基づいて広告主に広告料金を請求でき、その一部または全部を利用者に還元することができる。
本発明の第9の広告配信方法、広告配信システムおよびサーバ端末によれば、通知を希望するイベントの受け付け時、受け付けたイベントに対応する広告情報をユーザ端末に送信して確認させるため、通知するイベントが一度も発生しない状況となっても、少なくとも1度はそのイベントに対応する広告情報をユーザ端末に配信することができ、一定の広告効果が生じる。また、通知するイベントが発生した場合には、そのイベントの通知に代えて配信する場合を含め、少なくとも2度以上、同じ広告情報が配信されるため、広告の効果を高めることができる。さらに、イベントの通知に代えて送信する広告情報を利用者に事前に確認させることにより、後に配信する広告情報の意味の誤認を少なくすることができる。またさらに、ユーザ端末の利用者は、通知を受けたいイベントに対して好きな広告情報を選択することが可能となる。また、広告枠の販売について、イベントの通知に代えて配信する広告情報を利用者に選択させるためにユーザ端末に送信した広告情報一覧中の広告タイトルや、確認のためにユーザ端末に送信した広告情報について、更にイベントの通知に代えて配信した広告情報について、ログに基づいて広告主に広告料金を請求でき、その一部または全部を利用者に還元することができる。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の実施の形態にかかる広告配信システムは、サーバ端末100と複数のユーザ端末200とが、LAN、WAN、移動体通信網、インターネット等の通信網300を通じて相互に通信可能に接続されている。
サーバ端末100は、通知を希望するイベントを通信網300を介してユーザ端末200から受け付け、受け付けたイベントに対応する広告情報を通信網300を介してユーザ端末200に送信しユーザに事前に確認させる機能と、ユーザ端末200へ通知すべきイベントの発生を認知し、認知したイベントを通信網300を介してユーザ端末200へ通知する処理の代わりに、認知したイベントに対応する広告情報をユーザ端末200へ配信する機能とを持つ。
本発明において、イベントとは、装置、システム、プログラム、および人などによって、その発生を認知できる出来事ならば何でも良い。すなわち、特定の手段によって観測や測定することにより、その発生を認知できるもの(観測型イベント)であっても良いし、また、自らその発生を認知するものであっても良く(自発型イベント)、また、他のシステム、人、機能などから通知され発生を認知できるもの(通知型イベント)であっても良い。観測型イベントは、例えば、「雨が降りだした」という出来事であり、これは、天候観測装置の観測によりその発生を認知できるものである。自発型イベントは、例えば、「特定の時間になった」という出来事であり、これは、タイマーなどで設定時間になったということにより自発的にその発生を認知できるものである。通知型イベントは、例えば、「ある歌手の公演のチケットが発売開始になった」という出来事であり、これは、他のシステムであるチケット発売情報を取り扱うシステムから、その情報が、通信網などを通じて通知され、その発生を認知できるものである。なお、ここでは、イベントの種類を、観測型イベント、自発型イベント、通知型イベントに分類したが、本発明においてイベントの種類を特定することは重要でなく、要するに、前述したように、装置、システム、プログラム、および人などによって、その発生を認知できる出来事ならば何でも本発明における「イベント」として扱うことができるものである。
また、本発明において、その発生を認知し、イベントとする出来事の起こり方については何でも良い。すなわち、出来事の発生、出来事の停止、出来事の継続の開始、出来事の継続の停止、出来事の一定期間や一定回数の継続、出来事の一定期間や一定回数の停止などである。出来事の発生とは、例えば、「踏切事故の発生」という出来事である。出来事の停止とは、例えば、「列車の運行の停止」という出来事である。出来事の継続の開始とは、例えば、「継続的に降るであろう雨が降り始めた」という出来事である。出来事の継続の停止とは、例えば、「降っていた雨が止んだ」という出来事である。出来事の一定期間や一定回数の継続とは、例えば、「雨が1時間降り続いた」という出来事である。出来事の一定期間や一定回数の停止とは、「列車の運行の停止が1時間継続した」という出来事である。
また、イベントの発生は、サーバ端末100が、イベントの発生を検索して認知するようにしてもよい。また、例えば、イベント発生検出部を用意し、通信網300内の他のサーバを一定の間隔で検索することによってサーバ端末100に通知するようにしてもよい。また、通信網300内において人手により入力されたイベントを監視し、サーバ端末100に通知するようにしてもよい。また、他の情報提供サーバが、通信網300上においてイベントの発生を監視し、サーバ端末100に通知するようにしてもよい。
さらに、上述したイベントを複数、論理的に結合した条件も、また、1つのイベントとして扱うことができる。複数のイベントの論理的な条件とは、論理積、論理和、論理否定およびその組み合わせである。例えば、「雨が1時間降り続いた」というイベントと、「列車の運行の停止が1時間継続した」というイベントの論理積である「雨が1時間降り続き、且つ、列車の運行の停止が1時間継続した」というイベントも、1つのイベントとして、その発生を認知するようにしても良い。このような認知機能は、通常の論理回路やプログラム処理などにより実現することができる。
次に、本発明において、広告情報とは、或る商品やサービス、催し物等を宣伝するための情報である。情報の種類は任意であり、テキスト、静止画像、動画像、音声、音楽などの何れか1つまたはこれらの任意の組み合わせとすることができる。
次に、イベントと広告情報の対応付けは、1:1、つまり、1つのイベントに対して1つの広告情報を対応付けても良いし、1:n、つまり、1つのイベントに対して複数の広告情報を対応付けるようにしても良い。また、n:1、つまり、複数のイベントの論理的な条件に対して1つの広告情報を対応付けても良いし、n:n、つまり、複数のイベントの論理的な条件に対して複数の広告情報を対応付けるようにしても良い。ここで、複数のイベントの論理的な条件とは、論理積、論理和、論理否定およびその組み合わせである。例えば、或るイベントAと別のイベントBとの論理積条件に対して、或る1つ或いは複数の広告情報を対応付ける如きである。なお、ここで言うイベントA、Bには、イベントの説明箇所で説明したような、イベントを複数、論理的に結合した条件で規定されるイベントも当然含めることができる。つまり、例えばイベントAが、或るイベントA1と別のイベントA2との論理積などとしてのイベントである如きである。
イベントと広告情報の対応付けは、サーバ端末100の管理者や広告主などユーザ端末200の利用者以外の者が行い、その対応関係をサーバ端末100に対応情報として設定しておいても良い。また、1つのユーザ端末200毎または複数のユーザ端末200から構成されるユーザグループ毎に、そのユーザ端末200またはそのユーザグループ独自のイベントと広告情報の対応付けを、そのユーザ端末200またはそのユーザグループのユーザ自身に行わせるようにしても良い。更に、一部のイベントと広告情報との対応付けはサーバ端末100の管理者や広告主などで事前に行い、残りのイベントと広告情報との対応付けはユーザ端末200の利用者がイベント登録時に行うようにしても良い。
次に、配信による広告情報の送信を1度だけ行うか、継続して行うか、その継続の態様を如何にするかは任意である。つまり、広告情報の送信は1度だけ行うようにしても良いし、広告情報の送信を継続して行うようにしても良い。また、広告情報の送信を継続して行う場合に時間的制限を設け、予め定められた一定時間だけ継続させても良いし、イベントが発生している期間だけ継続させるようにしても良い。さらに、継続する態様として、連続して送信するようにしても良いし、周期的に送信を繰り返すようにしても良いし、断続して送信を繰り返すようにしても良いし、不定期、不連続に送信を繰り返すようにしても良い。また、本実施の形態では、通知するイベントに対応する広告情報を通信網300を介してユーザ端末200へ送信しているが、ユーザ端末200に予め1つまたは複数の広告情報を記憶させておき、サーバ端末100が、ユーザ端末200に予め記憶された1つまたは複数の広告情報のうち、通知するイベントに対応する広告情報の再生要求を、通信網300を介してユーザ端末200へ送信することで、広告情報をユーザに提示する構成も本発明における「配信」の範疇に含まれるものである。
次に、ユーザ端末200の機能について説明する。
ユーザ端末200は、通知を希望するイベントの登録を通信網300経由でサーバ端末100へ要求する機能と、サーバ端末100が受け付けたイベントに対応する広告情報を確認のために送信してきたときにこの広告情報を受信してユーザに提示する機能と、サーバ端末100が自端末200へイベントを通知する処理の代わりに、通知するイベントに対応する広告情報が自端末200へ配信されてきたときに、この配信された広告情報を受信して利用者に提示する機能とを持つ。受信した広告情報を直ちに表示、出力して利用者に提示しても良いし、ユーザ端末200の記憶装置に記憶しておき、利用者からの指示を待って提示するようにしても良い。その際、広告情報に所定の制御情報を含ませることで、この広告情報を受信したユーザ端末200において、例えば広告情報を記憶装置に保存しておき、暗証番号が入力されるなどの特定の操作による情報入力がなされることで、例えば広告が表示されるなど、ユーザ端末200において利用者による視聴を可能な状態にするようにしてもよい。また、これらのことを、ユーザ端末200側に所定の制御機能を持たせることで実現するようにしてもよい。このようにすることで、ユーザ端末200の利用者が、広告情報を受信した時点で視聴できないような場合にも対応することが可能になる。なお、ユーザ端末200に予め記憶された複数の広告情報のうち、通知するイベントに対応する広告情報の再生要求が通信網300を介してサーバ端末100から送信されてきたときは、再生要求で指定された広告情報を自端末200の記憶装置から読み出して表示、出力するなどの再生処理を行う。
次に本実施の形態にかかる広告配信システムの動作について図1および図2を参照して説明する。
ユーザ端末200の利用者が、通知を希望するイベントの登録要求をユーザ端末200から通信網300経由でサーバ端末100に送信すると(S201)、サーバ端末100は、ユーザ端末200の利用者が通知を希望したイベントを自サーバに登録する(S101)。そして、そのイベントに対応するものとしてシステムで予め定められた広告情報或いは利用者によって選択された広告情報を通信網300経由でユーザ端末200へ送信し(S102)、ユーザ端末200はこの広告情報を受信してユーザに提示する(S202)。これにより、イベントに対応する広告情報の内容を利用者が認識できる。このとき、サーバ端末100は、ユーザ端末200に対して当該広告情報を送信した旨のログを記録する(S103)。
その後、ユーザ端末200の利用者に通知すべきイベントが発生すると(S104)、サーバ端末100は、発生したイベントを認知し(S105)、認知したイベントに対応する広告情報を通信網300経由でユーザ端末200に対して配信し(S106)、ユーザ端末200に対して当該広告情報を配信した旨のログを記録する(S107)。ユーザ端末200は、サーバ端末100から配信されてきた広告情報を受信し、利用者に提示する(S203)。これにより、ユーザ端末200の利用者は、発生したイベントを知ることができる。
サーバ端末100は、ユーザ端末200に対して広告情報を配信したログ記録に基づいて、広告情報の広告主に対して所定の料金を課金し、この課金による収益の全部または一部を、広告情報を配信したユーザ端末200の利用者に還元する(S108)。還元方法は、イベント通知にかかる情報料や通信費、イベント登録時にかかる通信費を割り引いたり、無料化するなどの方法以外に、ポイントやキャッシュバックを与える方法など任意の方法を用いることができる。
このように本実施の形態によれば、サーバ端末は通知を希望するイベントをユーザ端末から受け付けた際、そのイベントに対応する広告情報をユーザ端末に送信して利用者に確認させるため、ユーザ端末に通知するイベントが発生しない状況であっても、少なくとも1度はそのイベントに対応する広告情報がユーザ端末に配信される。そして、ユーザ端末の利用者にとって、このように送信されてくる広告情報は自身が登録したイベントが発生した場合にその通知に代えて配信されてくる大切な広告情報であるため、その中身を良く見て覚えておく必要がある。これにより広告の効果を高めることができ、またイベントが発生しない場合であっても広告料金のユーザへの還元が可能となる。さらに、イベントの通知に代えて送信する広告情報を利用者に事前に確認させることにより、後に配信される広告情報の意味の誤認を少なくすることができる。
図3を参照すると、サーバ端末100の一実施例は、広告枠管理部101、イベント登録部102、広告情報確認部103、イベント認知部104、マッチング部105、配信制御部106、課金計算部107および還元計算部108の各機能手段を備え、イベント一覧格納部111、広告枠情報格納部112、広告情報格納部113、マッチングテーブル114、販売ログ格納部115、表示ログ格納部116、選択ログ格納部117および配信ログ格納部118の各記憶手段を備えている。また、通信網300には、サーバ端末100およびユーザ端末200に加えて、広告主端末400および通信事業者端末500が接続されている。
サーバ端末100の上記各記憶手段は、サーバ端末100を構成するコンピュータの主記憶装置あるいは磁気ディスク等の補助記憶装置で実現することができる。また、サーバ端末100の上記各機能手段は、サーバ端末100を構成するコンピュータとサーバプログラムとで実現することができる。サーバプログラムは磁気ディスク等のコンピュータ可読記録媒体に記憶されて提供され、サーバ端末100を構成するコンピュータの起動時に中央処理装置に読み取られ、そのコンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュータ上に上述した各機能手段を実現する。
広告枠管理部101は、図4に示すように、広告枠の生成(S301)と生成した広告枠の販売(S302)を管理する。本実施例では、ユーザ端末200の利用者が、通知を受けたいイベントをサーバ端末100に登録する際、図5(a)に示すように、サーバ端末100から送信されてユーザ端末200の画面に表示される広告情報の一覧121から広告情報を選択するように構成されており、この広告情報の一覧121中の各広告情報122の表示場所が、図5(b)に示すようにそれぞれ1つの広告枠123になっている。図5(b)では、3つの広告枠123が例示されているが、広告枠の個数は任意である。また、1頁に納まらない場合、複数頁に分散して広告枠が配置される。広告枠管理部101は、このような広告枠に関する情報を生成し、広告枠情報格納部112に登録する。
広告枠情報格納部112には、例えば各広告枠毎に、図6に示すように、広告枠ID1121、当該広告枠が何頁目に表示されるかを示す頁番号1122、頁内での当該広告枠の頁内順序1123、当該広告枠の販売価格1124、当該広告枠を購入した広告主を一意に識別する購入広告主1125、当該広告枠にアサインされた広告情報を一意に識別する割当広告ID1126および当該広告枠の広告タイトル1127の各項目を含むレコードが記憶される。広告枠管理部101は、広告枠の生成時、生成した各広告枠毎に、図6に示す項目を持つレコードを生成し、その広告枠ID1121、頁番号1122、頁内順序1123および販売価格1124の各項目に値を設定し、購入広告主1125、割当広告ID1126および広告タイトル1127はNULLにしておく。販売価格1124は、利用者の目に触れ易い頁、頁内順序かどうか等により差別化することができる。
広告枠管理部101は、生成した広告枠を広告主に販売する。販売方法は任意であり、例えばホームページ上で公開した広告枠に対して広告主端末400からの購入の申し込みを受信する方法である。広告枠管理部101は、広告枠が売れる毎に、その広告枠に対応する図6に示したレコードの購入広告主1125に当該広告枠を購入した広告主の情報を登録し、割当広告ID1126に当該広告枠に表示する広告情報を一意に識別するIDを設定し(広告情報のアサイン)、広告タイトル1127にその広告情報のタイトルを設定し、その広告情報をそのIDに対応付けて広告情報格納部113に登録する。また、広告枠ID1121と販売価格1124と購入広告主1125とを含む販売ログを、販売ログ格納部115に格納する。
イベント登録部102は、広告枠の販売が終了し、販売された広告枠に広告情報がアサインされた後、ユーザ端末200からのイベント登録の受け付けを開始する。イベント登録部102は、ユーザ端末200からイベント登録のためにログインされる毎に図7に示す処理を実行する。
先ず、イベント登録部102は、イベント一覧格納部111に格納されているイベントの一覧を表示した図8に示すようなイベント選択画面131をユーザ端末200に送ってその表示装置に表示させ(ステップS401)、イベントの選択情報がユーザ端末200から送られてくるのを待つ。図8では、4つのイベントが表示されているが、イベントの個数は任意であり、また、1頁に納まらない場合、複数頁に分散してイベントが表示される。利用者が、イベント選択画面131上で、通知を受けたいイベントを選択し、同画面上の送信ボタンを操作すると、選択されたイベントの情報がユーザ端末200からサーバ端末100に送られ、イベント登録部102で受信され、一時的に保存される(ステップS402)。
次にイベント登録部102は、広告枠情報格納部112に格納された各広告枠の広告タイトル1127を広告枠の順番に並べた広告情報一覧を生成し、ユーザ端末200に送ってその表示装置に表示させる(ステップS403)。これにより、図5(a)で説明したようにユーザ端末200に広告情報一覧121が表示される。このときイベント登録部102は、ユーザ端末200を一意に識別するユーザIDと、今回表示した広告情報一覧121に広告タイトルが載せられている広告ID(割当広告ID1126)とを含む表示ログを、表示ログ格納部116に格納する。そして、広告選択情報がユーザ端末200から送られてくるのを待つ。なお、広告情報一覧中の次頁ボタンなどによって頁切替えが要求された場合には、次頁の広告情報一覧を生成し、ユーザ端末200に送って表示させ、表示ログを記録する。
利用者が、広告情報一覧121上で、広告を選択し、同画面上の送信ボタンを操作すると、選択された広告情報がユーザ端末200からサーバ端末100に送られ、イベント登録部102で受信され、一時的に保存される(ステップS404)。イベント登録部102は、選択された広告情報のID(割当広告ID)を広告情報確認部103に通知し、広告情報確認部103は、通知された広告情報IDを持つ広告情報の内容を広告情報格納部113から読み出し、それを表示した広告情報確認画面を生成し、ユーザ端末200に送ってその表示装置に表示させる(ステップS405)。これにより、ユーザ端末200の画面に、利用者が選択した広告タイトルを持つ広告情報の中身が表示される。このとき、広告情報確認部103は、ユーザ端末200を一意に識別するユーザIDと、今回表示した広告情報のIDとを含む選択ログを、選択ログ格納部117に格納する。そして、イベント登録部102は、確認通知がユーザ端末200から送られてくるのを待つ。
利用者が、ユーザ端末200の画面に表示された広告情報を認識し、同画面上の確認ボタンを操作すると、確認通知がユーザ端末200からサーバ端末100へ送られ、イベント登録部102で受信される(ステップS406)。イベント登録部102は、確認通知を受信すると、ユーザ端末200から受け付けたイベントと広告情報との組み合わせをマッチングテーブル114に登録する(ステップS407)。
図9を参照すると、マッチングテーブル114の一例は、n行k列の2次元マトリクステーブルであり、第1行〜第n行の各行にそれぞれ1つのイベント情報e1〜enが設定され、第1列〜第k列の各列にそれぞれ1つのユーザ端末を特定する情報u1〜ukが設定され、各行と各列の交点にそれぞれ1つの対応情報aujei(i=1、…、n。j=1、…、k)が設定されている。任意の複数のaujeiは、同一のものであってもかまわない。
対応情報aujeiは、広告情報格納部113に格納されている広告情報Aujeiを示す値か、広告配信しない旨を示す値の何れかである。例えば、イベント情報eiが発生した場合、ユーザ端末ujに広告情報Aujeiを配信するならば、その広告情報Aujeiを示す対応情報aujeiがei行、uj列に格納され、広告情報を配信しないならば、広告情報を配信しない旨を示す対応情報aujeiがei行、uj列に格納されている。つまり、図9のマッチングテーブル114は、或るイベントが発生した場合に、或るユーザ端末に、どの広告情報を配信するか、もしくは広告情報を配信しないかを示すテーブルである。或るイベントの発生時に広告情報を配信しない場合があるのは、そのイベントの通知をそのユーザ端末の利用者が要求していない場合があるからである。
イベント認知部104、マッチング部105および配信制御部106は、ユーザ端末200へ通知すべきイベントの発生を認知し、認知したイベントを通信網300を介してユーザ端末200へ通知する処理の代わりに、通知するイベントに対応する広告情報をユーザ端末200へ配信する処理を行う。以下、図9のマッチングテーブル114を例に、イベントの通知に代えて、広告情報を配信する動作について、図10および図11を参照して詳細に説明する。
サーバ端末100のイベント認知部104は、観測、測定などによる検出、もしくは自ら発生、もしくは他のシステム、人、機能などからの通知により、イベントe1〜enの発生を認知する処理を行っている。今、或るイベント、例えばイベントeiが発生したとすると(S501)、イベント認知部104はこれを認知し、そのイベント情報eiをマッチング部105に伝達する(S502)。
マッチング部105は、イベント認知部104からイベント情報eiが伝達されると、ユーザ端末200を1つ1つ注目するための変数jを1に設定して、先ず、マッチングテーブル114の列u1のユーザ端末200に注目し(S503)、その列u1とイベント情報eiの行との交点の対応情報au1eiを取得し(S504)、これとユーザ端末200の情報u1との組(u1、au1ei)を配信制御部106に伝達する(S505)。
配信制御部106は、マッチング部105からユーザ端末200を示す情報と対応情報との組(u1、au1ei)が伝達されると、対応情報au1eiが広告配信しない旨の値でなく広告情報Au1eiを示すものであれば、広告情報格納部113から、対応情報au1eiが示す広告情報Au1eiを取り出し、通信網300を介し、情報ujで特定されるユーザ端末200に配信する(S506)。このとき配信制御部106は、ユーザ端末200を一意に識別するユーザIDと、今回配信した広告情報のIDとを含む配信ログを、配信ログ格納部118に格納する。ユーザ端末200は、サーバ端末100の配信制御部106から通信網300を介して広告情報Au1eiが送信されてくると、これを受信し、表示装置に表示することで利用者に視聴させる。これにより、ユーザ端末200の利用者は、イベントeiが発生したことを知ることができる。
配信制御部106は、ステップS506の処理を終えると、制御をマッチング部105に戻す。他方、配信制御部106は、対応情報au1eiが広告配信しない旨の値であれば、ステップS506の処理をスキップして、制御をマッチング部105に戻す。これにより、イベントeiの通知を希望しないユーザ端末200には広告の配信は行われない。
マッチング部105は、配信制御部106から制御が戻されると、変数jを+1し(S507)、変数jの値がマッチングテーブル114に登録されている列数k(ユーザ端末数)を超えたかどうかを判定する(S508)。超えていなければ、ステップS504に戻って、マッチングテーブル114の次の列u2のユーザ端末200に注目を移し、上述した処理と同様の処理を繰り返す。そして、マッチングテーブル114に登録されている全てのユーザ端末200に対して上述した処理を繰り返し、変数jがkを超えると、今回認知したイベントeiの処理を終える(S509)。
なお、以上の説明では、対応情報が広告配信しない値であるかどうかを配信制御部106で判別したが、マッチング部105で判別し、広告配信しない対応情報であればステップS505およびS506をスキップするようにしても良い。
次に、月末などの予め定められた時期が到来したとき、課金計算部107は、販売ログ格納部115、表示ログ格納部116、選択ログ格納部117および配信ログ格納部118に記録されたログを入力し、各広告主に請求する広告料金を計算する。1つの広告枠当たりの広告料金の計算例を次式に示す。
広告料金
=広告枠購入代金+表示回数×単価a1+選択回数×単価a2+配信回数×単価a3
…(1)
ここで、広告枠購入代金は広告枠の販売価格、表示回数は当該広告枠にアサインされた広告情報の広告タイトルを含む広告情報一覧をユーザ端末200に表示した回数、単価a1は1表示当たりの料金、選択回数は広告情報一覧から利用者が選択した広告情報を確認のためにユーザ端末200に送信した回数、単価a2は1選択当たりの料金、配信回数は当該広告枠にアサインされた広告情報のユーザ端末200への配信回数、単価a3は1配信当たりの料金である。
課金計算部107は、各広告主毎に計算した広告料金を、電子メールなどを使って、各広告主端末400に通知する。各広告主は、銀行振込などの方法で、請求された広告料金の支払いを行う。
還元計算部108は、表示ログ格納部116、選択ログ格納部117および配信ログ格納部118に記録されたログを入力し、各ユーザ端末200の利用者毎に還元する金額を計算する。1ユーザ当たりの還元額の計算例を次式に示す。
還元額
=表示回数×単価b1+選択回数×単価b2+配信回数×b3
…(2)
ここで、表示回数は当該利用者のユーザ端末200に対して表示された広告情報一覧中の広告タイトルの表示回数、単価b1は1広告タイトル表示当たりの還元額、選択回数は当該利用者のユーザ端末200に対して確認のために広告情報を送信した回数、単価b2は1選択当たりの還元額、配信回数は当該利用者のユーザ端末200に対してイベント通知に代えて広告情報を配信した回数、単価b3は1配信当たりの還元額である。ここで、a1=b1、a2=b2、a3=b3とすると、広告主から徴収した表示、選択、配信にかかる広告料金の全てを利用者に還元することになる。
また、上記の計算例では、広告主から徴収した広告枠代金を利用者に還元していないが、還元計算部108が販売ログ格納部115から各広告枠の販売価格を入力し、広告枠代金の一部または全部を利用者に還元するようにしても良い。
還元計算部108は、各ユーザ端末200の利用者毎に計算した還元額を、通信網300を運営する通信事業者の端末500に通知し、また別途、銀行振込などの方法で、還元額の総和をその通信事業者に支払う。通信事業者は、各利用者の還元額だけ、各利用者の通信料金を減額する。図12はこの場合のお金の流れを示している。サーバ端末100を使ってイベント通知サービスを行っているサービス事業者は、広告主から広告費を徴収し、その一部または全部を通信事業者にユーザの通信費として還元する。ユーザはイベント登録やイベント通知(広告配信)のためにサーバ端末100と通信した際の通信料を通信事業者に支払うが、サービス事業者から通信事業者に支払われた還元料だけ還元されるため、イベント通知にかかる情報量・通信費、イベント登録のための通信料が減額され、あるいは実質的に無料になる。
なお、ユーザへの還元方法は、図13に示すように、還元料に応じてポイントやキャッシュバックをユーザに与えるようにしても良い。また、還元料やポイントは、ユーザ端末200に蓄積されるようにしても良い。
以上の実施例では、通知を受けたいイベントの登録時、ユーザ端末200の利用者がそのイベントに対応する広告情報を選択するようにしたが、イベントとそれに対応する広告情報とを予めシステム側で対応させておき、ユーザ端末200の利用者が通知を受けたいイベントを選択したら、そのイベントに対応する広告情報が自動的に定まるようにしておくこともできる。この場合、イベント選択画面にはイベントとそれに対応する広告情報あるいはその広告タイトルの組が表示され、ユーザ端末200の利用者が何れかのイベントを選択すると、その選択されたイベントに対応する広告情報が確認のためにユーザ端末200に送信される。
また以上の実施例では、広告情報選択画面には広告情報のタイトルを表示したが、広告情報そのものを表示させるようにしても良いし、一部の広告枠には広告情報そのものを表示し、残りの広告枠には広告のタイトルだけを表示するようにしても良い。
本発明の実施の形態にかかる広告配信システムのブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる広告配信システムの動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施例にかかるサーバ端末のブロック図である。 広告枠管理部の処理例を示すフローチャートである。 広告枠および広告情報選択画面の説明図である。 広告枠情報格納部に格納されるレコードのフォーマット例を示す図である。 イベント登録部の処理例を示すフローチャートである。 イベント選択画面の一例を示す図である。 マッチングテーブルの一例を示す図である。 イベントの通知に代えて、広告情報を配信する動作の説明図である。 イベントの通知に代えて、広告情報を配信する処理のフローチャートである。 広告主、サービス事業者、通信事業者、ユーザ間のお金の流れを示す図である。 ユーザへの別の還元方法の説明図である。
符号の説明
100…サーバ端末
101…広告枠管理部
102…イベント登録部
103…広告情報確認部
104…イベント認知部
105…マッチング部
106…配信制御部
107…課金計算部
108…還元計算部
111…イベント一覧格納部
112…広告枠情報格納部
113…広告情報格納部
114…マッチングテーブル
115…販売ログ格納部
116…表示ログ格納部
117…選択ログ格納部
118…配信ログ格納部
200…ユーザ端末
300…通信網
400…広告主端末
500…通信事業者端末

Claims (28)

  1. サーバ端末から通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記サーバ端末から前記ユーザ端末へ配信する広告配信方法において、
    前記サーバ端末の登録手段が、通知を希望するイベントを前記ユーザ端末から受け付けるステップと、
    前記サーバ端末の確認手段が、前記登録手段によって受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末に送信して確認させるステップと、
    を含むことを特徴とする広告配信方法。
  2. 前記登録手段は、イベントと広告情報またはそのタイトルの組みの一覧を前記ユーザ端末に送り、通知を希望するイベントと広告情報の組の選択を前記ユーザ端末から受け付けることを特徴とする請求項1記載の広告配信方法。
  3. 前記サーバ端末の登録手段が、広告情報の一覧を前記ユーザ端末に送り、前記受け付けたイベントに対応する広告情報の選択を前記ユーザ端末から受け付けるステップ、
    を更に含むことを特徴とする請求項1記載の広告配信方法。
  4. 前記サーバ端末の広告枠管理部が、広告枠を生成して広告主に広告枠を販売するステップを更に含み、前記広告情報の一覧は、前記広告枠に広告情報またはそのタイトルを表示させたものである請求項3記載の広告配信方法。
  5. 広告情報またはそのタイトルをユーザ端末に送信したログをログ格納部に保存するステップと、
    前記ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項4記載の広告配信方法。
  6. 広告枠の販売ログおよび広告情報またはそのタイトルをユーザ端末に送信したログをログ格納部に保存するステップと、
    前記ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項4記載の広告配信方法。
  7. サーバ端末の登録手段が、通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付けるステップと、
    前記登録手段が、広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させるステップと、
    前記サーバ端末の確認手段が、前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させるステップと、
    前記登録手段が、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録するステップと、
    前記サーバ端末のイベント認知手段が、前記イベントの発生を認知するステップと、
    前記サーバ端末のマッチング手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるステップと、
    前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信するステップと、
    を含むことを特徴とする広告配信方法。
  8. サーバ端末の登録手段が、通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付けるステップと、
    前記登録手段が、広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その表示ログを表示ログ格納部に格納し、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させるステップと、
    前記サーバ端末の確認手段が、前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その選択ログを選択ログ格納部に格納するステップと、
    前記登録手段が、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録するステップと、
    前記サーバ端末のイベント認知手段が、前記イベントの発生を認知するステップと、
    前記サーバ端末のマッチング手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるステップと、
    前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信し、その配信ログを配信ログ格納部に格納するステップと、
    前記表示ログ格納部、前記選択ログ格納部および前記配信ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算するステップと、
    を含むことを特徴とする広告配信方法。
  9. サーバ端末の広告枠管理部が、広告枠を生成して広告主に広告枠を販売し、販売した広告枠に広告情報を割り当て、販売ログを販売ログ格納部に格納するステップと、
    サーバ端末の登録手段が、通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付けるステップと、
    前記登録手段が、前記広告枠に広告情報またはそのタイトルを表示させた広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その表示ログを表示ログ格納部に格納し、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させるステップと、
    前記サーバ端末の確認手段が、前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その選択ログを選択ログ格納部に格納するステップと、
    前記登録手段が、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録するステップと、
    前記サーバ端末のイベント認知手段が、前記イベントの発生を認知するステップと、
    前記サーバ端末のマッチング手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるステップと、
    前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信し、その配信ログを配信ログ格納部に格納するステップと、
    前記販売ログ格納部、前記表示ログ格納部、前記選択ログ格納部および前記配信ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算するステップと、
    を含むことを特徴とする広告配信方法。
  10. サーバ端末から通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記サーバ端末から前記ユーザ端末へ配信する広告配信システムにおいて、
    前記サーバ端末は、通知を希望するイベントを前記ユーザ端末から受け付ける登録手段と、前記登録手段によって受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末に送信して確認させる確認手段とを備えることを特徴とする広告配信システム。
  11. 前記登録手段は、イベントと広告情報またはそのタイトルの組みの一覧を前記ユーザ端末に送り、通知を希望するイベントと広告情報の組の選択を前記ユーザ端末から受け付けるものであることを特徴とする請求項10記載の広告配信システム。
  12. 前記登録手段は、広告情報の一覧を前記ユーザ端末に送り、前記受け付けたイベントに対応する広告情報の選択を前記ユーザ端末から受け付けるものであることを特徴とする請求項10記載の広告配信システム。
  13. 前記サーバ端末は、広告枠を生成して広告主に広告枠を販売する広告枠管理手段を備え、前記広告情報の一覧は、前記広告枠に広告情報またはそのタイトルを表示させたものである請求項12記載の広告配信システム。
  14. 前記サーバ端末は、広告情報またはそのタイトルをユーザ端末に送信したログを格納するログ格納部と、前記ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段とを備えることを特徴とする請求項13記載の広告配信システム。
  15. 前記サーバ端末は、広告枠の販売ログおよび広告情報またはそのタイトルをユーザ端末に送信したログを格納するログ格納部と、前記ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段とを備えることを特徴とする請求項13記載の広告配信システム。
  16. サーバ端末から通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記サーバ端末から前記ユーザ端末へ配信する広告配信システムにおいて、
    前記サーバ端末は、
    通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付け、広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させ、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録する登録手段と、
    前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させる確認手段と、
    前記イベントの発生を認知するイベント認知手段と、
    前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるマッチング手段と、
    前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信する配信制御手段と、
    を備えることを特徴とする広告配信システム。
  17. サーバ端末から通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記サーバ端末から前記ユーザ端末へ配信する広告配信システムにおいて、
    前記サーバ端末は、
    通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付け、広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その表示ログを表示ログ格納部に格納し、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させ、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録する登録手段と、
    前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その選択ログを選択ログ格納部に格納する確認手段と、
    前記イベントの発生を認知するイベント認知手段と、
    前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるマッチング手段と、
    前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信し、その配信ログを配信ログ格納部に格納する配信制御手段と、
    前記表示ログ格納部、前記選択ログ格納部および前記配信ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段と、
    を備えることを特徴とする広告配信システム。
  18. サーバ端末から通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記サーバ端末から前記ユーザ端末へ配信する広告配信システムにおいて、
    前記サーバ端末は、
    広告枠を生成して広告主に広告枠を販売し、販売した広告枠に広告情報を割り当て、販売ログを販売ログ格納部に格納する広告枠管理手段と、
    通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付け、前記広告枠に広告情報またはそのタイトルを表示させた広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その表示ログを表示ログ格納部に格納し、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させ、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録する登録手段と、
    前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その選択ログを選択ログ格納部に格納する確認手段と、
    前記イベントの発生を認知するイベント認知手段と、
    前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるマッチング手段と、
    前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信し、その配信ログを配信ログ格納部に格納する配信制御手段と、
    前記販売ログ格納部、前記表示ログ格納部、前記選択ログ格納部および前記配信ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段と、
    を備えることを特徴とする広告配信システム。
  19. 通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末へ配信するサーバ端末において、
    通知を希望するイベントを前記ユーザ端末から受け付ける登録手段と、前記登録手段によって受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末に送信して確認させる確認手段とを備えることを特徴とするサーバ端末。
  20. 前記登録手段は、イベントと広告情報またはそのタイトルの組みの一覧を前記ユーザ端末に送り、通知を希望するイベントと広告情報の組の選択を前記ユーザ端末から受け付けるものであることを特徴とする請求項19記載のサーバ端末。
  21. 前記登録手段は、広告情報の一覧を前記ユーザ端末に送り、前記受け付けたイベントに対応する広告情報の選択を前記ユーザ端末から受け付けるものであることを特徴とする請求項19記載のサーバ端末。
  22. 広告枠を生成して広告主に広告枠を販売する広告枠管理手段を備え、前記広告情報の一覧は、前記広告枠に広告情報またはそのタイトルを表示させたものである請求項21記載のサーバ端末。
  23. 広告情報またはそのタイトルをユーザ端末に送信したログを格納するログ格納部と、前記ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段とを備えることを特徴とする請求項22記載のサーバ端末。
  24. 広告枠の販売ログおよび広告情報またはそのタイトルをユーザ端末に送信したログを格納するログ格納部と、前記ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段とを備えることを特徴とする請求項22記載のサーバ端末。
  25. 通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末へ配信するサーバ端末において、
    通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付け、広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させ、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録する登録手段と、
    前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させる確認手段と、
    前記イベントの発生を認知するイベント認知手段と、
    前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるマッチング手段と、
    前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信する配信制御手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ端末。
  26. 通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末へ配信するサーバ端末において、
    通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付け、広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その表示ログを表示ログ格納部に格納し、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させ、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録する登録手段と、
    前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その選択ログを選択ログ格納部に格納する確認手段と、
    前記イベントの発生を認知するイベント認知手段と、
    前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるマッチング手段と、
    前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信し、その配信ログを配信ログ格納部に格納する配信制御手段と、
    前記表示ログ格納部、前記選択ログ格納部および前記配信ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ端末。
  27. 通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末へ配信するサーバ端末において、
    広告枠を生成して広告主に広告枠を販売し、販売した広告枠に広告情報を割り当て、販売ログを販売ログ格納部に格納する広告枠管理手段と、
    通知を希望するイベントをユーザ端末から通信網経由で受け付け、前記広告枠に広告情報またはそのタイトルを表示させた広告情報の一覧を通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その表示ログを表示ログ格納部に格納し、前記受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末の利用者に選択させ、前記受け付けたイベントと前記選択された広告情報との組み合わせを前記ユーザ端末の情報と共にマッチングテーブルに登録する登録手段と、
    前記選択された広告情報を確認のために通信網経由で前記ユーザ端末に送って表示させ、その選択ログを選択ログ格納部に格納する確認手段と、
    前記イベントの発生を認知するイベント認知手段と、
    前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末が存在するかどうかを調べるマッチング手段と、
    前記サーバ端末の配信制御手段が、前記認知されたイベントに対応する広告情報が前記マッチングテーブルに登録されているユーザ端末に対して、前記認知したイベントを通知する処理の代わりに、前記イベントに対応する広告情報を配信し、その配信ログを配信ログ格納部に格納する配信制御手段と、
    前記販売ログ格納部、前記表示ログ格納部、前記選択ログ格納部および前記配信ログ格納部に保存されたログに基づいて、広告主に請求する広告料金および該広告料金の前記ユーザ端末の利用者への還元料を計算する計算手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ端末。
  28. 通信網を介してユーザ端末へイベントを通知する処理の代わりに、通知する前記イベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末へ配信するサーバ端末を構成するコンピュータを、通知を希望するイベントを前記ユーザ端末から受け付ける登録手段、前記登録手段によって受け付けたイベントに対応する広告情報を前記ユーザ端末に送信して確認させる確認手段、として機能させるプログラム。
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