JP2005156665A - 光学シート、面光源装置及び透過型表示装置 - Google Patents

光学シート、面光源装置及び透過型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光源の位置によらず、画面全体に渡り均一な照明をすることができる光学シート、面光源装置及び透過型表示装置を提供する。
【解決手段】透過型表示部11と光源13との間に設けられる光学シート12であって、シート面に対して入射する光源からの入射照明光を全反射させる第1の全反射面121bを有し、入射角度よりも少ない角度で透過型表示部へ向けて出射させるように光軸を補正する凸形状である第1の単位補正形状121と、第1の単位補正形状に隣接し、第1の単位補正形状よりもシート面に沿う方向の幅が広い単位補正形状であって、入射照明光を全反射させる第2の全反射面122bを有し、入射角度よりも少ない角度で透過型表示部へ向けて出射させるように光軸を補正する凸形状である第2の単位補正形状122とを設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、液晶ディスプレイ等のバックライトに用いられる光学シート、バックライトとして使用される面光源装置、及び、それらを用いた透過型表示装置に関するものである。
液晶ディスプレイ等に用いられるバックライトでは、サイドより陰極線管を用いて光を導入したり、背面に陰極線管を並列に配置したりして光を導入していた。
しかし、サイドより光を導入する場合には、使用可能となる陰極線管の数が限られるためにある程度以上に光の強度を上げることができないという問題があった。
また、従来、背面より並列の陰極線管を用いて光を導入する場合には、陰極線管とLCDパネル(透過型表示部)との距離を離し、その間に拡散板を使用することにより、陰極線管が発光する照明光がLCDパネルを均一に照明できるようにしていた。
しかし、背面より光を導入する場合には、陰極線管の間隙部分と直下との光強度のムラが発生したり、これを抑えるために陰極線管とLCDパネルとの間隔を大きく離したりするために、ディスプレイの厚さが厚くなったり、ムラを抑えるために拡散を強くしたり、透過量を制限したりすることで、光の使用量が低減したりするという問題があった。
これらの問題に対して、例えば、特許文献1や特許文献2のように遮光部分を設けることで均一性を維持する方式が各種提案されている。
また、両面にレンチキュラーレンズを設けたシートを使用する方式が、例えば、特許文献3に提案されている。
しかし、特許文献1,2に記載の方式では、遮光部分を設けるので、光の利用率が下がってしまうという問題があった。
また、特許文献3に記載の方式は、2方向の拡散制御を行うための構成であり、光軸の補正を行う機能はない。したがって、陰極線管との位置関係によってLCDの場所毎に光軸がばらつくと、画面を観察する位置によっては、画面の位置毎に明るさの斑が発生したりするという問題があった。
特開平05−119703号公報 特開平11−242219号公報 特開平06−347613号公報
本発明の課題は、光源の位置によらず、画面全体に渡り均一な照明をすることができる光学シート、面光源装置及び透過型表示装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、透過型表示部(11)と光源(13)との間に設けられる光学シート(12,22)であって、シート面に対して入射する前記光源からの入射照明光を全反射させる第1の全反射面(121b,221b)を有し、前記入射角度よりも少ない角度で前記透過型表示部へ向けて出射させるように光軸を補正する凸形状である第1の単位補正形状(121,221)と、前記第1の単位補正形状に隣接し、前記第1の単位補正形状よりもシート面に沿う方向の幅が広い単位補正形状であって、前記入射照明光を全反射させる第2の全反射面(122b,222b)を有し、前記入射角度よりも少ない角度で前記透過型表示部へ向けて出射させるように光軸を補正する凸形状である第2の単位補正形状(122,222)と、を備える光学シート(12,22)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光学シートにおいて、前記入射照明光が前記第1の単位補正形状(121,221)から出射するまでに全反射する回数である第1の全反射回数は、前記入射照明光が前記第2の単位補正形状(122,222)から出射するまでに全反射する回数である第2の全反射回数よりも奇数回多いこと、を特徴とする光学シートである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の光学シートにおいて、前記第1の全反射面(121b,221b)とシート面の垂線とのなす角度と前記第1の全反射回数とを掛け合わせた値は、前記第2の全反射面(122b,222b)とシート面の垂線とのなす角度と前記第2の全反射回数とを掛け合わせた値と等しいこと、を特徴とする光学シートである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の光学シートにおいて、前記第1の単位補正形状(121,221)から出射する照明光の出射方向及び出射角度は、前記第2の単位補正形状(122,222)から出射する照明光に対して出射方向が異なり、出射角度が等しいこと、を特徴とする光学シートである。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の光学シートにおいて、前記第1単位補正形状(121,221)は、前記第1の全反射面(121b,221b)の間に設けられた第1の先端部(121a,221a)を有し、前記第2の単位補正形状(122,222)は、前記第2の全反射面(122b,222b)の間に設けられた第2の先端部(122a,222a)を有し、前記第1の先端部と前記第2の先端部は、同じ傾斜角度を有する面により形成され、前記第2の全反射面は、前記第1及び第2の先端部の傾斜角度と等しい緩斜面(223)と前記第1の全反射面の傾斜角度と等しい急斜面(224)とを組み合わせて形成されていること、を特徴とする光学シートである。
請求項6の発明は、請求項5に記載の光学シートにおいて、前記第1の単位補正形状(121,221)は、前記第1の単位補正形状と前記第2の単位補正形状(122,222)との接続部分に前記第1の先端部(121a,221a)を形成する緩斜面と等しい傾斜角度の裾部(121c,221c)を有すること、を特徴とする光学シートである。
請求項7の発明は、透過型表示部を背面から照明する面光源装置であって、光源(13)と、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の光学シート(12,22)と、を備える面光源装置である。
請求項8の発明は、請求項7に記載の面光源装置において、前記光源と前記光学シートとの間に、透明又は光拡散性を有する半透明のシート(34)が設けられていること、を特徴とする面光源装置である。
請求項9の発明は、透過型表示部(11)と、請求項7又は請求項8に記載の面光源装置(13,12,22)と、を備える透過型表示装置である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)入射照明光を全反射させる第2の全反射面を有し、入射角度よりも少ない角度で透過型表示部へ向けて出射させるように光軸を補正する凸形状である第2の単位補正形状を備えるので、光源の位置によって偏った入射光が入射する場合であっても、均一な出射をすることができる。
(2)第1の全反射回数は、第2の全反射回数よりも奇数回多いので、出射光の出射方向を2方向に振り分けることができる。
(3)第1の全反射面とシート面の垂線とのなす角度と第1の全反射回数とを掛け合わせた値は、第2の全反射面とシート面の垂線とのなす角度と第2の全反射回数とを掛け合わせた値と等しいので、出射光をシート面の垂線を中心に両方向に均等に出射することができる。
(4)第1の単位補正形状から出射する照明光の出射方向及び出射角度は、第2の単位補正形状から出射する照明光に対して出射方向が異なり、出射角度が等しいので、出射光を均一にすることができる。
(5)第2の全反射面は、第1及び第2の先端部の傾斜角度と等しい緩斜面と第1の全反射面の傾斜角度と等しい急斜面とを組み合わせて形成されているので、光学シートを製造する金型の切削を容易に行うことができる。
(6)第1の単位補正形状は、第1の先端部を形成する緩斜面と等しい傾斜角度の裾部を有するので、金型の製造を容易にすることができるとともに、より多くの光を有効に出射することができる。
光源の位置によらず、画面全体に渡り均一な照明をするという目的を、光学シート表面の形状を改良することにより、製造コストを高くすることなく実現した。
図1は、本発明による透過型表示装置の実施例1を示す図である。なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
本実施例における透過型表示装置10は、LCDパネル11,光学シート12,陰極線管13等を備え、LCDパネル11に形成される映像情報を光学シート12及び陰極線管13を備える面光源装置により背面から照明する透過型液晶表示装置である。
LCDパネル11は、所謂透過型の液晶表示素子であって、30インチサイズ、800×600ドットの表示を行うことができる。
陰極線管13は、バックライトの光源部を形成する線光源であり、本実施例では、略75mm間隔で等間隔に6本が並列に並べられている。
陰極線管13の背面には、不図示の反射板を設けており、その設計により画面各部位への入射光照度を均一に近づけるようにしている。
また、陰極線管13と光学シート12との間隔は25mmである。
光学シート12は、陰極線管13とLCDパネル11との間に設けられ、陰極線管13が発光した照明光を正規分布に近い照度分布で出射するように光軸の補正を行うシートであり、屈折率が1.55の実質的に透明な素材により形成されている。
本実施例における透過型表示装置は、上述した構成で、その厚さは、70mmである。
図2は、光学シート12を示す図である。図2(a)は、光学シート12の全体を示し、図2(b)は、図2(a)中に示したA−A’部分の断面図である。
本実施形態における光学シート12は、第1の単位補正形状121,第2の単位補正形状122,レンチキュラーレンズ部123を有している。
図3は、第1の単位補正形状121及び第2の単位補正形状122の断面形状を拡大した図である。
第1の単位補正形状121は、第1の先端部121a,第1の全反射面121b,裾部121cを有している。
第1の先端部121aは、第1の全反射面121bの間に2つの面により形成された凸形状の部分である。本実施例の第1の先端部121aを形成する面が光学シート12のシート面の垂線となす角度(以下、単に面角度と呼ぶ)は、18度である。
第1の全反射面121bは、光学シート12のシート面に対して入射する照明光を全反射させる部分である。本実施例における第1の全反射面121bの面角度は、6度である。
裾部121cは、第1の単位補正形状121と第2の単位補正形状122との接続部分に設けられており、その面角度は、第1の先端部の面角度と等しい18度である。裾部121cを設けた目的としては、金型の先端幅をできるだけ大きく確保し、金型の製作時に金型が変形してしまうことを防止する目的と、光の利用効率を少しでも高くする目的である。
ここで、裾部121cの面角度を第1の先端部の面角度と等しくした理由は、同一の切削工具(バイト)によって加工を行うことができるようにするためであり、本実施例では、先に裾部121cを切削し、その後、全体を切削している。
第1の単位補正形状121は、光学シート12のシート面に対して入射する陰極線管13からの照明光を第1の全反射面121bにより全反射させ、入射角度よりも少ない角度で透過型表示部へ向けて出射させるように光軸を補正する。
第2の単位補正形状122は、第1の単位補正形状122bに隣接し、第1の単位補正形状122bよりもシート面に沿う方向の幅が広い凸形状からなる単位補正形状であり、第2の先端部122a,第2の全反射面122bを有している。
第2の先端部122aは、第1の先端部121aを2つ並べた形状をしている。このようにすることにより、第1の先端部121aと同様な作用をする第2の先端部122aを、第1の先端部121aとの高さを揃えながら、第1の先端部121aよりも幅の広い領域に作成することができる。
第2の全反射面122bは、光学シート12のシート面に対して入射する照明光を全反射させる部分である。本実施例における第2の全反射面122bの面角度は、12度である。
ここで、第1の単位補正形状121及び第2の単位補正形状122の作用を説明する。
一例として、光学シート12にある角度を有して入射した照明光(入射照明光)の大部分が第1の単位補正形状121に入射して、第1の全反射面121bによって全反射を2回(第1の全反射回数=2)した後に出射する場合を想定する。この照明光が、第2の単位補正形状122に入射すると、第2の単位補正形状122の幅が第1の単位補正形状121の幅よりも広いので、第2の全反射面122bでは、照明光の大部分において、全反射する回数(第2の全反射回数)が1回となる。このように、第1の単位補正形状121に入射するか第2の単位補正形状122に入射するかにより、全反射する回数が奇数回だけ異なり、出射する方向も2つに分かれる。よって、斜めから入射する照明光であっても、左右に振り分けられて、極端に一方向に偏った出射をすることがなくなる。
また、全反射回数の多い第1の全反射面121bの面角度は、全反射回数の少ない第2の全反射面122bの面角度よりも小さくなっている。先に示したように、本実施例では、主に2回全反射する第1の全反射面121bの面角度は、6度であり、主に1回全反射する第2の全反射面122bの面角度は、12度であるから、いずれの全反射面で反射しても、出射するときの出射角度は、略等しくなる。
すなわち、第1の全反射面121bとシート面の垂線とのなす角度(本実施例では、面角度=6度)と第1の全反射回数(本実施例では、2回)とを掛け合わせた値(6×2=12)は、第2の全反射面122bとシート面の垂線とのなす角度(本実施例では、面角度=12度)と第2の全反射回数(本実施例では、1回)とを掛け合わせた値(12×1=12)と等しくなっている。これにより、全反射回数が異なっていても、出射する照明光は、向きのみが異なり、出射角度は等しくなる。
図4は、本実施例における照明光の進み方を示す図である。
第1の単位補正形状121に入射する照明光L1は、2回全反射して出射しているのに対して、第2の単位補正形状122に入射する照明光L2は、1回全反射して出射している。このように、同じ角度で入射する照明光が、2回全反射するものと、1回全反射するものとに分けられることにより、偏った方向からの照明光(非対称な照明光)であっても、略正規分布に従った対象に出射する照明光とすることができる。
図5は、光学シート12の作用を示すための実験結果を示す図であり、入射角度毎の出射角度を示す図である。
図5に示した実験結果は、光学シート12に対して、一方向から平行光線を入射させて、その入射角度を0度〜80度まで10度毎に変化させたときの出射角度を示している。光学シート12を設けていないとすると、入射角度毎にその角度位置に出射角度が集中したグラフとなるが、図5に示すように光学シート12の作用により、中心付近にピークを有した形で全体的に出射していることがわかる。
図6は、図5の結果を全て合わせて(合計して)示した図である。したがって、図6は、入射角度を0度〜80度まで10度毎に変化させた9本の平行光線を光学シート12に同時に入射させたときの出射光の分布に相当する。
図6から判るように、プラス方向(図中の右半分)のみから平行光線を入射させたにもかかわらず、出射する光は、0度付近を中心とした正規分布に近い出射特性を有している。
本実施例によれば、第1の単位補正形状121及び第2の単位補正形状122を有する光学シート12としたので、偏った方向から入射する光であっても、正規分布に近い出射特性をもって出射させることができる。
図7は、実施例2における光学シート22を図3と同様にして示した図である。
実施例2は、実施例1の第2の単位補正形状122の形状を改良して第2の単位補正形状222とした例であるので、前述した実施例1と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第1の単位補正形状221は、第1の先端部221a,第1の全反射面221b,裾部221cを実施例1と同様に有している。
本実施例における第2の単位補正形状222の第2の全反射面222bは、第1及び第2の先端部221a,222aの面角度と等しい緩斜面223と、第1の全反射面221bの面角度と等しい急斜面224とを組み合わせて形成されている。具体的には、緩斜面223の面角度は18度であり、急斜面224の面角度は6度である。本実施例では、緩斜面223と急斜面224が交互に3組並べられて一つの第2の全反射面222bが形成されている。この第2の全反射面222bは、2つの面角度を有しているが、全体としてみると、18度と6度の平均として12度の面角度としてみることができ、実際の全反射の作用においても、実施例1と同様な効果を得ることができる。
本実施例では、第2の全反射面222bを緩斜面223と急斜面224とを組み合わせて形成したので、光学シート22の面角度は、6度,18度の2種類だけとなる。したがって、光学シート22を成型する金型を切削するときに必要なバイトも、この2種類に対応して用意すればよく、金型の切削工程を簡略化することができ、高精度の金型を安価に製造することができる。よって、光学シート22も高精度に作製できるとともに、単価も安くすることができる。
実施例3の透過型表示装置30は、実施例1又は2において光学シート12,22と陰極線管13との間に、透明、又は、光拡散性を有した半透明のシートを追加した形態である。
図8は、実施例1又は実施例2に示した透過型表示装置に、上述のシート34を追加した形態を示す図である。
シート34は、上述のように透明、又は光拡散性を有した半透明のシートである。
図9は、実施例3における陰極線管13付近を拡大した図である。
このような面光源装置においては、光源である陰極線管13と光学シート12,22との距離を一定に保つため、円錐状又は円柱状のスペーサー14が所々に設けられる場合があるが、その影が、明るさにむらを発生させるような場合に、シート34を新たに追加することにより、この影の影響を軽減することができる。
ただし、シート34の光拡散性を強くしすぎると、照明光が暗くなりすぎるので、ごく僅かな拡散性を有するシートとするか、拡散性を付与していない透明なシートとするとよい。
なお、このシートは、透明であっても、適度な厚みがあると、照明光が拡がる効果を有しており、その結果、上述の影を薄くすることができる。
本実施例によれば、光源と光学シートとの間に、新たにシート34を設けたので、スペーサー等の影を目立たなくすることができる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、各実施例において、光学シート12,22の出射側の面には、レンチキュラーレンズ部123を設けた例を示したが、これに限らず、例えば、出射側の面には、平面、球面、楕円面、プリズム面、マット面等、必要に応じてその表面形状を変更してもよい。特に、マット面にすると、拡散が一方向でなくなるため、よりよい光学特性を得ることができる。
本発明による透過型表示装置の実施例1を示す図である。 光学シート12を示す図である。 第1の単位補正形状121及び第2の単位補正形状122の断面形状を拡大した図である。 本実施例における照明光の進み方を示す図である。 光学シート12の作用を示すための実験結果を示す図であり、入射角度毎の出射角度を示す図である。 図5の結果を全て合わせて示した図である。 実施例2における光学シート22を図3と同様にして示した図である。 実施例1又は実施例2に示した透過型表示装置に、上述のシート34を追加した形態を示す図である。 実施例3における陰極線管13付近を拡大した図である。
符号の説明
10 透過型表示装置
11 LCDパネル
12,22 光学シート
13 陰極線管
14 スペーサー
34 シート
121,221 第1の単位補正形状
121a,221a 第1の先端部
121b,221b 第1の全反射面
121c,221c 裾部
122,222 第2の単位補正形状
122a,222a 第2の先端部
122b,222b 第2の全反射面

Claims (9)

  1. 透過型表示部と光源との間に設けられる光学シートであって、
    シート面に対して入射する前記光源からの入射照明光を全反射させる第1の全反射面を有し、前記入射角度よりも少ない角度で前記透過型表示部へ向けて出射させるように光軸を補正する凸形状である第1の単位補正形状と、
    前記第1の単位補正形状に隣接し、前記第1の単位補正形状よりもシート面に沿う方向の幅が広い単位補正形状であって、前記入射照明光を全反射させる第2の全反射面を有し、前記入射角度よりも少ない角度で前記透過型表示部へ向けて出射させるように光軸を補正する凸形状である第2の単位補正形状と、
    を備える光学シート。
  2. 請求項1に記載の光学シートにおいて、
    前記入射照明光が前記第1の単位補正形状から出射するまでに全反射する回数である第1の全反射回数は、前記入射照明光が前記第2の単位補正形状から出射するまでに全反射する回数である第2の全反射回数よりも奇数回多いこと、
    を特徴とする光学シート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の光学シートにおいて、
    前記第1の全反射面とシート面の垂線とのなす角度と前記第1の全反射回数とを掛け合わせた値は、前記第2の全反射面とシート面の垂線とのなす角度と前記第2の全反射回数とを掛け合わせた値と等しいこと、
    を特徴とする光学シート。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の光学シートにおいて、
    前記第1の単位補正形状から出射する照明光の出射方向及び出射角度は、前記第2の単位補正形状から出射する照明光に対して出射方向が異なり、出射角度が等しいこと、
    を特徴とする光学シート。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の光学シートにおいて、
    前記第1単位補正形状は、前記第1の全反射面の間に設けられた第1の先端部を有し、
    前記第2の単位補正形状は、前記第2の全反射面の間に設けられた第2の先端部を有し、
    前記第1の先端部と前記第2の先端部は、同じ傾斜角度を有する面により形成され、
    前記第2の全反射面は、前記第1及び第2の先端部の傾斜角度と等しい緩斜面と前記第1の全反射面の傾斜角度と等しい急斜面とを組み合わせて形成されていること、
    を特徴とする光学シート。
  6. 請求項5に記載の光学シートにおいて、
    前記第1の単位補正形状は、前記第1の単位補正形状と前記第2の単位補正形状との接続部分に前記第1の先端部を形成する緩斜面と等しい傾斜角度の裾部を有すること、
    を特徴とする光学シート。
  7. 透過型表示部を背面から照明する面光源装置であって、
    光源と、
    請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の光学シートと、
    を備える面光源装置。
  8. 請求項7に記載の面光源装置において、
    前記光源と前記光学シートとの間に、透明又は光拡散性を有する半透明のシートが設けられていること、
    を特徴とする面光源装置。
  9. 透過型表示部と、
    請求項7又は請求項8に記載の面光源装置と、
    を備える透過型表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100786384B1 (ko) 2006-10-25 2007-12-14 미래나노텍(주) 광학 시트 및 상기 광학 시트가 구비된 액정표시장치의백라이트 어셈블리
KR100813255B1 (ko) * 2006-06-02 2008-03-13 삼성전자주식회사 고출력 도광판 및 이를 채용한 백라이트 유닛
KR101475079B1 (ko) 2008-07-02 2014-12-23 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치

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