JP2005156456A - 光学式変位センサおよび外力検出装置 - Google Patents

光学式変位センサおよび外力検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ピンホールを用いることなく、ビーム径の調整や、出射光の光強度分布の均一化を実現することができる光学式変位センサおよびその光学式変位センサを用いた6軸力センサを提供することである。
【解決手段】 光源2と受光手段1との間に光源2からの出射光を導光させる光ファイバ4を配設して、光ファイバ4を介して光源2からの出射光を受光手段1が受光するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光学式変位センサおよび外力検出装置に関し、詳しくは、基準体と検出体との相対位置の変位を光の受光位置のずれによって検出する光学式変位センサ、および、その光学式変位センサの出力に基づいて前記検出体に印加された外力を検出する外力検出装置に関する。
従来から、支持部すなわち基準体に対する受力部すなわち検出体の相対変位を光学式変位センサによって検出し、光学式変位センサからの信号に基づいて受力部に印加された外力を算出する、光学式6軸力センサ等の外力検出装置が知られている。
たとえば光学式6軸力センサでは、6軸方向の変位に基づいて6軸方向の力を算出するようにしており、6軸方向の変位を計測するための光学式変位センサを設けた構成としている。
この光学式6軸力センサは、6軸方向の変位を計測するために光センサユニットをベースとしたXY方向の2軸方向の変位を計測することができる光学式変位センサを3つ設けて構成される。
光センサユニットは、光源となるLED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)と受光素子となるPD(Photo Diode、フォトダイオード)の光軸を一致させて対向配置する。PDは4分割されて、その中心部にLEDからの光が照射され、光学式変位センサでは、このPDにおける光の受光位置の変位すなわちLEDが取り付けられた部品とPDが取り付けられた部品との相対位置の変位を検出することができるようになっている。
光学式6軸力センサでは、このような各光学式変位センサからの出力に基づいて、LEDが取り付けられた部品とPDが取り付けられた部品との間に印加された6軸力を算出する。
図9は、特許文献1に記載された従来の6軸力センサを示す平面図である。
図9に示すように、従来の6軸力センサ101は、円筒状の支持部102と、その支持部102の中心部に配置される受力部103と、これら支持部102と受力部103との間を連結するスポーク状の弾性連結部104を3本有して構成されるフレーム105とを備えて構成される。
このフレーム105は、アルミ合金材から切削加工および放電加工によって削り出して形成した一体のもので、弾性連結部104は屈曲して形成され、計測すべき力に対して所望の変位量が得られるように工夫されている。
支持部102および受力部103は、計測すべき力が加えられる2部材にそれぞれ固着される。これによって、6軸力センサ101に力が作用したとき、支持部102と受力部103との間に3軸方向の微少変位と3軸回りの微少回転とが生じる。
図9に示すように、支持部102には3個の光源109が120度回転対称に配置され、受力部103には、3個の光センサ108が120度回転対称に、3個の光源109のそれぞれと光軸をあわせて対向して配置されており、光センサ108とそれと対向する光源109とで光センサユニット110(光学式変位センサ)を構成する。
図10は、図9に示した従来の光センサユニット(光学式変位センサ)の説明をする概略斜視図である。
図10に示すように、光センサユニット110の光センサ108は、x軸およびy軸の上下左右に4分割配置されたPD(フォトダイオード)108aから成る。
支持部102には各光センサ108に対向する位置それぞれに各光源109が設けられている。この光源109は、赤外線高輝度LED(発光ダイオード)の前方にピンホールを設けたものであり、そのピンホールから拡散する光が光センサ108に投射されるようになっている。
このようにして、支持部102と受力部103との相対位置が変化したときには、各PD108aへの光量の比率が変化し、この比率を計測することによってx軸、y軸方向の変位が計測されるようになっている。6軸力センサ101は、この変位に基づいて6軸方向の力を算出して出力する。
以上説明し、図9および図10に示したように、従来の6軸力センサ101は、計測しようとする力が加えられることによって変形する構造材としての弾性連結部104を有する弾性フレーム105と、その変位を検出する光センサ108および光源109から成る3個の光センサユニット110とを有して構成される。
特開平3−245028号公報
しかしながら、上述の従来の光学式変位センサおよびその光学式変位センサを用いた6軸力センサすなわち外力検出装置には以下のような問題があった。
特許文献1に記載のような光学式変位センサでは、上述のように、LEDの前方にピンホールを設けて光源を構成し、ピンホールから拡散する光が光センサに投射されるようにしている。
このピンホールの役割としては、ビーム径の調整以外にも、出射光の光強度分布の均一化が挙げられる。通常LEDチップの光放出面には電極やワイヤが存在するため、出射光は不均一な強度分布を有するものとなってしまう。このため、従来は特許文献1のようにピンホールを設けて強度分布が均一な部分を部分的に抽出する必要があった。
ところが、このようなピンホールの加工は高い加工精度が要求されるものであった。したがって、ピンホールを用いることは、部品点数の増大とコスト上昇につながるものであるという問題があった。
また、ピンホールを用いることは、ピンホールを通過して受光側の光センサに到達する光量の低下を招くことになってしまい、受光側の光センサに到達する光量を増加させるためには、発光側のLEDに供給する電流を多くしなければならず、消費電力の増大を招いてしまうという問題があった。さらに、消費電力が大きくなると発熱量も大きくなり、LEDの出射光量等に影響を及ぼして測定精度を劣化させるという問題もあった。
また、従来の光学式変位センサを用いた6軸力センサにおいては、光源を3個設けなければならず(図9の光源109を参照)、光源の数がそれに応じて必要であるし、上記の発光側のLEDに供給する電流を多くしなければならず、消費電力の増大を招いてしまうという問題の影響が大きくなってしまう。
本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、ピンホールを用いることなく、ビーム径の調整や、出射光の光強度分布の均一化を実現することができる光学式変位センサおよびその光学式変位センサを用いた6軸力センサを提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するために、基準体または検出体のどちらかに設けられた光源と、前記基準体および前記検出体のうち前記光源が設けられているのとは別のほうに設けられた受光手段とを有し、前記光源から出射される光を前記受光手段によって受光し、該受光結果に基づいて、前記光源から出射される光の中心軸と直交する面内の2軸方向における前記基準体に対する前記検出体の相対変位を計測する光学式変位センサにおいて、前記光源と前記受光手段との間に前記光源からの出射光を導光させる光ファイバを配設して、前記光ファイバを介して前記光源からの出射光を前記受光手段が受光するようにし、前記光ファイバが前記光源と一体化されていることを特徴とする。
また本発明は請求項1に記載の発明において、前記光源と前記光ファイバとの間に、前記光源からの光を前記光ファイバの入射口に集光するレンズを設けたことを特徴とする。
また本発明は請求項1または2に記載の発明において、前記光ファイバがシングルモードファイバであることを特徴とする。
また本発明は外力検出装置において、請求項1ないし3のうちのいずれか1項に記載の光学式変位センサを備え、前記光学式変位センサによる計測結果の信号に基づいて、前記検出体に印加された外力を検出することを特徴とする。
また本発明は請求項4に記載の発明において、請求項1ないし3のうちのいずれか1項に記載の光学式変位センサを複数備え、前記変位を検出する2軸方向が、前記複数の光学式変位センサのそれぞれで異なるとともに、前記光源は1個の共通光源からなり、前記光ファイバは前記共通光源から出射される光を前記複数個の受光素子に対応した数に分岐する分岐光ファイバであることを特徴とする。
本発明によれば、ピンホールを用いることなく、ビーム径の調整や、出射光の光強度分布の均一化を実現することができる光学式変位センサおよびその光学式変位センサを用いた6軸力センサを提供することができる。
すなわち本発明によれば、請求項1に記載のようにしたので、ピンホールを用いなくとも、光源からの出射光が光ファイバ内を導波する間に、光強度分布の不均一性が改善される。
また本発明によれば、請求項2に記載のようにしたので、光源からの出射光をレンズによって光ファイバの入射口に集光することができ、光源からの出射光を無駄にせず、効率よく結合させることができ、消費電力の低減に寄与することができる。
また本発明において、請求項3に記載のようにコア径の小さな光ファイバ(たとえばコア径10μmのシングルモードファイバ)を用いれば、たとえば面光源であるLED光源を擬似的に点光源へ変換することができる(通常のLED光源の発光径は330μm程度以上である。)。
また本発明によれば、光ファイバからの出射光の広がり角(たとえば12度)がLEDからの出射光の広がり角(たとえば120度)に比べて小さいことから、PD受光面に、微少なスポット径のビームを入射させることが可能(光ファイバ終端(出射口)から受光素子(PD受光面)までの距離は0.5mm程度に設定)となり、スポット径を小さくすることによって、変位量(受光位置の変位)に対するPD出力の変化率を大きくすることができ、変位検出の精度を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
なお、本実施の形態では、図9に示したような光学式6軸力センサに適用可能な、光学式変位センサについて説明するが、本発明が適用される外力検出装置は、光学式6軸力センサすなわち6軸力を検出するものに限られないことは言うまでもない。
図1は、本発明による6軸力センサの一実施の形態の外観を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態の6軸力センサ20は、円柱状の形状に形成され、本体21aの上部に円板上の上部蓋21bがされて構成される。
図2は、図1に示した6軸力センサ20から上部蓋21bを外して上から見た概略平面図である。
図2に示すように、本実施の形態の6軸力センサ20は、円筒状の支持部22と、その支持部22の中心部に配置される受力部23と、これら支持部22と受力部23との間を連結するスポーク状の弾性連結部24を3本有するフレーム25とを備えて構成される。
このフレーム25は、アルミ合金材から切削加工および放電加工によって削り出して形成した一体のもので、弾性連結部24は屈曲して形成され、全方向に弾性変形しやすくされている。
支持部22および受力部23は、計測すべき力が加えられる2部材にそれぞれ固着される。これによって、6軸力センサ20に力が作用したとき、支持部22と受力部23との間に3軸方向の微少変位と3軸回りの微少回転とが生じる。
また、図2に示すように、支持部22には、3個の光源2が120度回転対称に配置され、さらに、3個の光源2(たとえばLED)のそれぞれに1個ずつ対応付けて3個のレンズ3および光ファイバ4がやはり120度回転対称に配置されている。レンズ3としては非球面樹脂レンズ等を用いることができる。なお光ファイバ4と光源(光源2やレンズ3)とは一体化されていることが望ましい。
一方、受力部23には、3個の光ファイバ4のそれぞれに1個ずつ対応付けて3個の光センサ(受光素子(たとえばPD))1がやはり120度回転対称に配置されている。
図2に示すように、光ファイバ4のそれぞれと、光センサ1のそれぞれとは対向して設けられ、光源2からの光がレンズ3によって集光されて光ファイバ4に入射し、この光は光ファイバ4から出射され、光センサ1の受光面の中央に照射される。これら、光センサ1、光源2、レンズ3および光ファイバ4によって、光センサユニット29すなわち光学式変位センサを構成する。
図3は、本実施の形態の光学式変位センサの構成を説明する概略斜視図である。
本実施の形態の光センサユニット29すなわち光学式変位センサは、図3に示すように、受光手段であるPD(フォトダイオード)1と、光源としての発光素子であるLED(発光ダイオード)2と、LED2からの光を集光するレンズ3と、レンズ3によって集光された光が入射されてPD1の受光面の中央に向けて光ビーム5を出射する光ファイバ4とを有して構成される。なお、光ファイバ4の出射口とPD1の受光面との距離はたとえば0.5mm程度に設定される。
この光学式変位センサにおいては、PD1は基準体または検出体のどちらかに設けられ、LED2は基準体および検出体のうちPD1が設けられているのとは別のほうに設けられ、上述のようにLED2から出射される光をレンズ3および光ファイバ4を介してPD1によって受光し、この受光結果に基づいて、光ファイバ4から出射される光の中心軸と直交する面内の2軸方向における基準体に対する検出体の相対変位を計測することができる。これは、後述の図6、図7および図8に示す実施の形態においても同じである。
PD1の受光面は、図3に示すように、受光面内で4分割されている。これの詳細について図4を参照しながら説明する。
図4は、図3に示したPD1の受光面を示す概略平面図である。
図4に示すように、PD1の受光面には4分割されたPD1a〜1dが設けられており、LED2から出射されレンズ3および光ファイバ4を介した光5がこの受光面に入射する。このPD1a〜1dは受光素子群を形成する。
受光面に入射する光の中心軸は受光面に垂直であり、かつ、受光面に入射する光5の中心が4分割されたPD1a〜1dの中心にくるように配置するのが望ましい。
ここで、LED2から出射されレンズ3および光ファイバ4を介した光5のビーム径と、PD1a〜1dの出力の変化との関係を、図5を参照して説明する。
図5は、PD受光面でのビーム径を様々に変えた条件下で、PD受光面での光ビームの位置の変化(ビーム移動量)とPDによる出力の変化の割合(出力変化率)との関係を測定し、グラフに表した図である。図5において、横軸がビーム移動量であり、縦軸が出力変化率である。
なお、ここでは、PD1aによる光強度検出値をAとし、PD1bによる光強度検出値をBとし、PD1cによる光強度検出値をCとし、PD1dによる光強度検出値をDとしたとき、縦軸の出力変化率={(A+D)−(B+C)}/(A+B+C+D)×100%とし、横軸のビーム移動量は図4に示した4分割の受光面において水平方向に光が移動した量を示すものである。
図5では、光5のビーム径を、φ600μmとした場合、φ400μmとした場合、φ200μmとした場合、φ100μmとした場合およびφ50μmとした場合の4つの条件の下で測定を行っている。
図5を参照してわかるように、本実施の形態の光センサユニット29すなわち光学式変位センサは、受光面でのビーム径が小さい場合の方が、わずかなビーム移動量すなわち受光位置の変化(図5の横軸)であっても大きな出力変化率(図5の縦軸)を得ることができ、ビーム径を小さくすることの効果が明白である。
本実施の形態によれば、光ファイバ4としてコア径の小さな光ファイバ(たとえばコア径10μmのシングルモードファイバ)を用いることができ、たとえば面光源であるLED光源を擬似的に点光源へ変換することができ、ビーム径を小さくすることができる。
また本実施の形態によれば、光ファイバ4からの出射光の広がり角(たとえば12度)がLED2からの出射光の広がり角(たとえば120度)に比べて小さいことから、PD1の受光面に、微少なスポット径のビームを入射させることが可能(光ファイバ終端(出射口)から受光素子(PD受光面)までの距離は0.5mm程度に設定)となる。
図6は、本発明による6軸力センサの、図1とは別の実施の形態の外観を示す斜視図である。
図6に示すように、本実施の形態の6軸力センサ30は、円柱状の形状に形成され、本体31aの上部に円板上の上部蓋31bがされて構成される。
図7は、図6に示した6軸力センサ30から上部蓋31bを外して上から見た概略平面図である。
図7に示すように、本実施の形態の6軸力センサ30は、円筒状の支持部32と、その支持部32の中心部に配置される受力部33と、これら支持部32と受力部33との間を連結するスポーク状の弾性連結部34を3本有するフレーム35とを備えて構成される。
このフレーム35は、アルミ合金材から切削加工および放電加工によって削り出して形成した一体のもので、弾性連結部34は屈曲して形成され、全方向に弾性変形しやすくされている。
支持部32および受力部33は、計測すべき力が加えられる2部材にそれぞれ固着される。これによって、6軸力センサ30に力が作用したとき、支持部32と受力部33との間に3軸方向の微少変位と3軸回りの微少回転とが生じる。
また、図7に示すように、支持部32には、1個の光源(共通光源)2が任意の位置に配置され、さらに、この1個の光源2(たとえばLED)に対応付けて1個のレンズ3および光ファイバ6が配置されている。レンズ3としては非球面樹脂レンズ等を用いることができる。
光ファイバ6は3分岐光ファイバであり、1つの入射口と分岐後に3つの出射口とを有する。レンズ3によって集光された光は光ファイバ6の入射口に入射され、光ファイバ6の3つの出射口のそれぞれから出射される。この3つの出射口は、図7に示すように、120度回転対称に配置される。
一方、受力部33には、光ファイバ6の3つの出射口のそれぞれに1個ずつ対応付けて3個の光センサ(受光素子(たとえばPD))15、16および17がやはり120度回転対称に配置されている。
図7に示すように、光ファイバ6の3つの出射口のそれぞれと、光センサ15、16および17とは対向して設けられ、光源2からの光がレンズ3によって集光されて光ファイバ6に入射し、この光は光ファイバ6の3つの出射口のそれぞれから出射され、光センサ15、16および17のそれぞれの受光面の中央に照射される。これら、光センサ15、16および17、光源2、レンズ3および光ファイバ6によって、光センサユニット39すなわち光学式変位センサを構成する。
図8は、図6および図7に示した実施の形態の光学式変位センサの構成を説明する概略斜視図である。
本実施の形態の光センサユニット39すなわち光学式変位センサは、図8に示すように、受光手段であるPD(フォトダイオード)15、16および17と、光源としての発光素子であるLED(発光ダイオード)2と、LED2からの光を集光するレンズ3と、レンズ3によって集光された光が入射されてPD15、16および17のそれぞれの受光面の中央に向けて光ビーム7、8および9を出射する光ファイバ6とを有して構成される。なお、光ファイバ6の3つの出射口とPD15、16および17のそれぞれの受光面との距離はたとえば0.5mm程度に設定される。
本実施の形態によれば、図1〜図3に示した実施の形態では3個必要であったLED光源を1個で済ませることが可能であるという効果がある。
本発明による光学式変位センサは、すでに説明したように6軸力センサなどの外力検出装置にも適用することができるが、そのほか、変位に基づいて検出することができる様々な物理量の計測に用いることができる。
本発明による6軸力センサの一実施の形態の外観を示す斜視図である。 図1に示した6軸力センサから上部蓋を外して上から見た概略平面図である。 本実施の形態の光学式変位センサの構成を説明する概略斜視図である。 図3に示したPDの受光面を示す概略平面図である。 PD受光面でのビーム径を様々に変えた条件下で、PD受光面での光ビームの位置の変化(ビーム移動量)とPDによる出力の変化の割合(出力変化率)との関係を測定し、グラフに表した図である。 本発明による6軸力センサの、図1とは別の実施の形態の外観を示す斜視図である。 図6に示した6軸力センサから上部蓋を外して上から見た概略平面図である。 図6および図7に示した実施の形態の光学式変位センサの構成を説明する概略斜視図である。 特許文献1に記載された従来の6軸力センサを示す平面図である。 図9に示した従来の光センサユニット(光学式変位センサ)の説明をする概略斜視図である。
符号の説明
20、30 6軸力センサ
21a、31a 本体
21b、31b 上部蓋
22、32 支持部
23、33 受力部
24、34 弾性連結部
25、35 フレーム
1、15、16、17 光センサ
2 光源
3 レンズ
4、6 光ファイバ
5、7、8、9 光
29、39 光センサユニット

Claims (5)

  1. 基準体または検出体のどちらかに設けられた光源と、前記基準体および前記検出体のうち前記光源が設けられているのとは別のほうに設けられた受光手段とを有し、前記光源から出射される光を前記受光手段によって受光し、該受光結果に基づいて、前記光源から出射される光の中心軸と直交する面内の2軸方向における前記基準体に対する前記検出体の相対変位を計測する光学式変位センサにおいて、
    前記光源と前記受光手段との間に前記光源からの出射光を導光させる光ファイバを配設して、前記光ファイバを介して前記光源からの出射光を前記受光手段が受光するようにし、前記光ファイバが前記光源と一体化されていることを特徴とする光学式変位センサ。
  2. 前記光源と前記光ファイバとの間に、前記光源からの光を前記光ファイバの入射口に集光するレンズを設けたことを特徴とする請求項1に記載の光学式変位センサ。
  3. 前記光ファイバがシングルモードファイバであることを特徴とする請求項1または2に記載の光学式変位センサ。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれか1項に記載の光学式変位センサを備え、前記光学式変位センサによる計測結果の信号に基づいて、前記検出体に印加された外力を検出することを特徴とする外力検出装置。
  5. 請求項1ないし3のうちのいずれか1項に記載の光学式変位センサを複数備え、前記変位を検出する2軸方向が、前記複数の光学式変位センサのそれぞれで異なるとともに、
    前記光源は1個の共通光源からなり、
    前記光ファイバは前記共通光源から出射される光を前記複数個の受光素子に対応した数に分岐する分岐光ファイバである
    ことを特徴とする請求項4に記載の外力検出装置。
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