JP2767480B2 - 6軸力センサによる計測値の校正方法 - Google Patents

6軸力センサによる計測値の校正方法

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ロボットの力制御などのために行われる6
軸力(3軸方向の力と3軸まわりのモーメント。モーメ
ントも含めて力と呼ぶ。)の計測方法に関するもので、
特に、6軸力センサによって得られた計測値を校正する
方法に関するものである。
(従来の技術) ロボットの制御を知能化してゆくためには、高性能な
センサの導入が不可欠である。特にロボットの効果器に
生ずる6軸力を計測可能とすることの必要性は高い。
ロボット用の6軸力センサとしては、現在一般的に歪
ゲージを使用したものが用いられている。しかしなが
ら、そのような歪ゲージ式の6軸力センサでは、検出さ
れる抵抗値変化量が微小であるために、信号伝送系に十
分な雑音対策を施す必要があり、また、大形で高性能な
増幅器を装備しなければならないという問題がある。し
かも、6軸力が働いたときそれぞれ別の歪ゲージを貼着
した部位が歪むように内部の構造材を構成しなければな
らないので、センサが複雑となり、かさばったり重くな
ったりしてしまう。更に、構造材の一部のみによって作
用力を支持するようにしなければならないので、耐荷重
性を上げることができない等の問題もある。
このようなことから、本発明者は、先に、光源と光セ
ンサとからなる光センサユニットを利用した光学式の6
軸力センサを提案した(特開昭64-6836号公報参照)。
このような光学式6軸力センサによれば、光センサが著
しく高い感度及び再現性をもって微小変位を検出し、ヒ
ステリシスも生じないので、信号処理系を小形簡単化す
ることができ、耐雑音性も高めることができる。また、
荷重を構造材全体で分散して支持させることができるの
で、力センサとしての剛性を高く保つことも可能とな
る。
ところで、一般に、ある構造材に6軸のうちの任意の
軸i(i=1〜6)方向の単独の力Fiを加えると、変
位Xj(j=1〜6)はその軸のみでなく他の軸方向に
も生ずる。したがって、6軸力センサによって入力Fi
を計測する場合には、得られた6軸変位Xjの計測値か
らその干渉の影響を除去するという校正を行うことが必
要となる。
のように6×6のコンプライアンス行列 あるいは剛性行列 で表されるものとし、その特性行列を用いて、6軸変位 が計測されたときの入力 を校正するようにしていた。そのような特性行列の係数
は、多数回の実験を実施し、そのデータを最小2乗法で
整理することによって求めることができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような校正方法では、6軸のうち
の一つの軸に力が作用するという条件の下での6軸出力
間の干渉が除去されるにすぎない。同時に多軸方向の力
が作用するときにはより複雑な干渉が生ずるので、この
ような校正では正しい結果は得られない。力センサの出
力特性が線形的であれば、たとえ複数の軸力が同時に作
用するときであってもこのような校正で正しい結果が得
られるのであるが、力は構造材の歪量によって計測され
るものであるから、非線形的な干渉の発生は原理的に避
けられない。
例えば、センサの構造材の一部として第5図に示され
ているような部分を考え、力F1,F2及び変位X1の方向
を図のように仮定したとする。ここで、上述の従来のよ
うなコンプライアンス行列 を適用すると、力F2を加えた場合の変位X1の変位は行
列要素c12で表されることになる。力F1が加わってい
ないときは構造材は図の実線のようになっており、力F
2を加えてもX1方向の変位はほとんど生じない。すなわ
ち、c12は非常に小さい。ところが力F1を加えると、
構造材は図の破線のように変形する。そして、その状態
で力F2を加えると、X1方向の変位は大きくなる。すな
わち、c12の値は力F1が加わっていないときより大き
くなる。
このように、力と変位との関係が線形であると仮定す
ると、係数が他の軸力の値によって変化することにな
り、矛盾が生じる。すなわち、力と変位との関係は非線
形であり、複数の力が干渉し合っていることが分かる。
したがって、従来のような線形性を仮定した表示法で
は、6軸力センサの特性を正確に表すものとはいえな
い。そして、そのような表示法に基づいて6軸力センサ
の計測値を校正しても、正しい結果は得られない。特に
上述のような光センサを用いた6軸力センサの場合に
は、微小変位が正確に計測されるようになるので、この
ような校正方法では誤差の影響が大きくなってしまう。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、6軸力の非線形な干渉を校正するこ
とができ、複数の軸力が同時に付加されるような一般的
な状態でもより正確な値を求めることのできる6軸力セ
ンサのための校正方法を得ることである。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、本発明では、6軸力セン
サの6軸のうちの第i軸(i=1〜6)への力Fiが、
その軸力Fiを加えたときに生ずる6軸方向の変位X
j(j=1〜6)の2次以上の関数式f(Xj)で表され
ると仮定するとともに、その関数式の少なくとも1次の
項の係数aijが、他の軸力Fr(r=1〜6,r≠i)の関
数であると仮定し、前記他の軸力Frを、その軸力Fr
よる第r軸方向の変位Xrの関数で表して、前記係数a
ijを定め、その係数aijを代入した前記関数式f
(Xj)の各係数を、多数回の実験結果から最小2乗法
で求めておき、6軸力センサで得られた変位量の計測値
を求めた係数によって校正して、入力された力を算出す
るようにしている。
(作用) このように力Fiを変位Xjの2次以上の関数式で表す
ことにより、その非線形性が加味される。そして、その
関数式の係数aijを他の軸力Frの関数とすることによ
り、他の軸力Frによる影響が加味される。したがっ
て、得られた関数式によって6軸力センサの計測値を校
正することにより、多数の軸力が同時に加えられるよう
な場合にも、その干渉の影響を除去した入力値が求めら
れるようになる。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図中、第1図及び第2図は、本発明による校正方法が
適用される6軸力センサの一例を示す平面図及び縦断側
面図である。
これらの図から明らかなように、この6軸力センサ1
は、円筒状の支持部2と、その支持部2の中心部に配置
される受力部3と、それら支持部2及び受力部3間を連
結する3本のスポーク状の弾性連結部4,4,4とからなる
弾性フレーム5を備えている。このフレーム5は、アル
ミ合金材から切削加工及び放電加工によって削り出して
形成した一体のもので、その弾性連結部4は屈曲したも
のとされ、全方向に弾性変形しやすくされている。
フレーム5の支持部2には円板状の基盤6が取り付け
られている。また、受力部3には、円板状の取付板7が
支持部2との間にすきまが形成されるようにして固着さ
れている。そして、これら基盤6及び取付板7が、計測
すべき力が加えられる2部材、例えばロボットの手首部
の場合にはロボットのアームと効果器とにそれぞれ連結
固着されるようになっている。
こうして、6軸力センサ1に力が作用したとき、フレ
ーム5の支持部2と受力部3との間に3軸方向の微小変
位と3軸まわりの微小回転とが生ずるようにされてい
る。
受力部3には、3個の光センサ8,8,8が120°回転対称
に配置されている。第3図に示されているように、その
光センサ8は、x軸及びy軸の上下左右に4分割配置さ
れたフォトダイオード8a,8a,…からなるものとされてい
る。一方、支持部2には、各光センサ8に対向する位置
に、それぞれ光源9が設けられている。その光源9は、
赤外線高輝度LED(発光ダイオード)の前方にピンホー
ルを設けたもので、そのピンホールから拡散する光が光
センサ8に投射されるようになっている。このようにし
て、フレーム5の支持部2と受力部3とが相対的に変位
したときには、各フォトダイオード8aへの光量の比率が
変化し、その比率を計測することによってx,y方向の変
位が計測されるようになっている。
このように、この6軸力センサ1は、計測しようとす
る力が加えられることによって変形する構造材としての
弾性フレーム5と、その変位を検出する光センサ8及び
光源9からなる3個の光センサユニット10,10,10とによ
って構成され、光学式の6軸力センサとされている。
第2図に示されているように、この光学式6軸力セン
サ1には、光センサ10の出力信号を増幅する増幅器11が
内蔵されている。
次に、このように構成された6軸力センサ1によっ
て、そのセンサ1に加えられた力を計測する方法につい
て説明する。
第4図に示されているように、光センサユニット10
は、6軸力センサ1の120°回転対称な位置に配置され
る。そこで、各光センサユニット10を添字k(k=1〜
3)で表すこととする。
このように光センサユニット10を配置したとき、各光
センサユニット10のzk軸は円筒状の6軸力センサ1の
円筒中心線Z0軸と垂直に交わるように設定する。ま
た、yk軸はZ0軸に平行に設定する。
しかしながら、光センサユニット10を実装する場合、
これらの座標軸の設定をこのように完全に一致させるこ
とはほとんど不可能である。また、光センサユニット10
自体の特性もすべて同じとは限らない。ピンホールとLE
Dとの光軸が外れていることもあるし、フォトダイオー
ドの特性やLEDの指向性にもばらつきがある。
そこで、光センサユニット10の実装後、次のような補
足校正を行う。
まず、無負荷の状態で、各光センサユニット10の出力
を計測する。k番目の光センサユニット10について、受
光面に対する光源のxk,yk方向の相対変位をSxk,Syk
し、このとき得られる4分割フォトダイオード8a,8a,8
a,…からの出力信号をそれぞれS1k,S2k,S3k,S4kとする
と、第3図に示されている位置関係から、Sxk,Sykは、 Sxk=S1k−S2k−S3k+S4kyk=S1k+S2k−S3k−S4k (k=1〜3) の演算によって求められる。そこで、無負荷の状態で計
測されたフォトダイオード8aの各出力信号からSxk,Syk
を算出し、その値がすべての光センサユニット10につい
てゼロとなるようにオフセットを設定する。
このようにすることにより、各光センサユニット10の
受光面のx,y座標の原点がz軸上に位置することにな
る。
次いで、6軸力センサ1に、Z0軸方向の並進力及び
0軸まわりのモーメントを加える。そして、三つの光
センサユニット10の出力信号に対して回転変換処理と感
度の調整とを行い、3個の光センサユニット10がいずれ
も同様の出力を生ずるようにする。
6軸力センサ1の構造はZ0軸まわりについて対称的
であるから、このように並進力とモーメントとを加える
と、各光センサユニット10には6軸力センサ1のZ0
方向及び円周方向に正確に一致した変位が生成されるは
ずである。したがって、この操作は、光センサユニット
10の座標系に沿った軸合わせ校正を行うことに相当す
る。
このようにして補足校正を行った後、改めて6軸力セ
ンサ1に並進力及びモーメントを加え、そのときの変位
量を計測して、校正済みの各センサユニット10の出力電
圧と変位量との関係を求める。
三つの光センサユニット10から得られる変位出力 であり、Sx1,Sx2,Sx3,Sy1,Sy2,Sy3に対応)と6軸の変
であり、それぞれX0,Y0,Z0,rθX0,rθY0,rθZ0に対
応)との関係は幾何学的に定まる。ここで、rは6軸力
センサ1の中心線Z0軸から4分割型光センサ8の中心
までの距離であり、表記法を統一するために、角度とし
てはrを乗じたrθX0,rθY0,rθZ0を使用し、変位
の次元で表している。上述のような6軸力センサ1の構
成では、その関係は となる。
以上のような信号処理を行った後、光学式6軸力セン
サ1に各軸方向の力Fi(i=1〜6)を加え、その方
向に対応した変位出力Xiを計測する。ただし、任意の
軸iに単独の力Fiを加えたときにも、出力はXiだけで
なくそれ以外の軸方向にも影響を与える。そこで、すべ
ての力を と表す。
そして、ある軸i方向の力Fiをすべての変位Xj(j
=1〜6)の関数として表す。その場合、この関数は前
述したように線形ではない。例えば第5図の例におい
て、力の出力F2は変位入力X1が正負のいずれであって
も等しい。すなわちこの関数は非線形である。そこで、
力Fiは変位Xjの2次関数f(Xj)であると仮定し、 と表す。
ここで、これらの係数aij,bijもまた他の軸力F
r(r=1〜6,r≠i)の関数である。ただし、一般に、
iを加えたとき主に生ずる変位はXiの方向であり、他
の方向への影響は少ない。また、 との非線形関係は次数が高い項ほど小さくなる。したが
って、(1)式の中では係数aiiの絶対値が最も大き
く、その他の係数は小さい。そこで、(1)式のうち、
iiのみについて他の軸力Frによる変動を考慮するこ
ととし、その関係を aii=aii *(1+αFr) …(2) (r=1〜6,r≠i) と示す。ここで、aii *はFrによらない定数である。こ
の干渉軸力Frは、また、(1)式に示されるようにす
べての出力Xj(j=1〜6)の2次関数f(Xj)で表
される。しかしながら、そのうちでは特にXrの影響が
大きい。したがって、(2)式におけるFrは Fr=arrr+brrr 2 …(3) で示されると考えることができる。
(3)式を(2)式に代入し、更にそれを(1)式に
代入すると、力Fiを求めるのに必要な項は、 Xj,Xj 2 (j=1〜6) Xi・Xr,Xi・Xr 2 (r=1〜6,r≠i) の22項となる。例えばF1の場合には、 X1,X2,X3,X4,X5,X61 2,X2 2,X3 2,X4 2,X5 2,X6 212,X13,X14,X15,X1612 2,X13 2,X14 2,X15 2,X16 2 となる。
このようにして求めた第i軸への力Fiを誘導するの
に必要な変位の組み合せを、新たに と定義する。すると、22種類の変位 と力Fiとの関係は、従来の剛性行列を用いた関係式と
同様に、 と表すことができる。ここで注意しなければならないの
は、非線形性を考慮する場合の変位ベクトル は出力Fi(i=1…6)ごとに異なる点である。その
ために(4)式は出力Fiごとの個別の式となってい
る。
(4)式のように定式化できることから、係数ベクト
は、多数回の実験を行い、得られたデータを最小2乗法
によって整理することにより従来と同様に誘導すること
ができる。すなわち、 となる。ここで、Fi(n),Xi(n)等は、試行したN
回の実験においてn回目に第i軸に加える力及び生ずる
変位量についてのデータである。
こうして求められた を(4)式に代入すれば、非線形な干渉項をも含んだ校
正が可能となる。
実際に第1,2図のような光学式6軸力センサを試作
し、その力センサを用いて得られた計測値を以上のよう
な校正方法で校正したところ、同時に3軸力を加えたと
きにも誤差は1%以下に抑えられることが確認された。
これに対して、従来の校正方法では誤差は3%以上とな
る。
なお、上記実施例においては、非線形関係を2次関数
で近似するものとしたが、(1)式において3次以上の
項を追加するようにすることもできる。また、(2)式
の誘導において、aii以外の係数についても他の軸力F
rによる変動を考慮するようにしたり、更に、 aii=aii *(1+αFr+βFrs+γFrst
…) (r,s,t,…=1〜6,r,s,t,…≠i) というように3軸以上の複合効果を考えるようにしたり
すれば、更に複雑な非線形干渉の効果が考慮されるよう
になる。そのようにすると項数がはるかに多くなるが、
その係数を求める手順は上述の場合と全く同様である。
ただし、出力Xと入力Fとの非線形関係は、通常、次数
が高い項ほど小さくなる。また、多軸力の複合効果も、
組み合わせる軸数が多いものほど小さい。したがって、
上記実施例のように2軸力間の干渉を2次の項まで考慮
する補正でも実用上は十分であると考えられる。
また、本発明は、上記実施例のような光学式6軸力セ
ンサに限らず、従来のような歪ゲージ式6軸力センサに
よって力を計測する場合にも同様に適用することがで
き、それによって精度を高めることができる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、6
軸力センサに入力される力とそれによって生ずる変位と
の関係を2次以上の関数で近似するとともに、その関数
の係数を他の軸力で表すようにしているので、非線形性
及び他の軸力による干渉が考慮されるようになり、多軸
力が同時に付加されるような場合にもその計測値を正し
く校正することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による校正方法が適用される6軸力セ
ンサの一例を示す平面図、 第2図は、その力センサの第1図II-II線に沿う縦断側
面図、 第3図は、その力センサに用いられている光センサユニ
ットの説明図、 第4図は、その力センサの座標系を示す模式図、 第5図は、6軸力センサにおける問題を説明するための
説明図である。 1……光学式6軸力センサ 5……弾性フレーム、8……光センサ 9……光源、10……光センサユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01L 5/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】6軸力センサの6軸のうちの第i軸(i=
    1〜6)への力Fiが、その軸力Fiを加えたときに生ず
    る6軸方向の変位Xj(j=1〜6)の2次以上の関数
    式f(Xj)で表されると仮定するとともに、 その関数式の少なくとも1次の項の係数aijが、他の軸
    力Fr(r=1〜6,r≠i)の関数であると仮定し、 前記他の軸力Frを、その軸力Frによる第r軸方向の変
    位Xrの関数で表して、前記係数aijを定め、 その係数aijを代入した前記関数式f(Xj)の各係数
    を、多数回の実験結果から最小2乗法で求めておき、 前記6軸力センサで得られた変位量の計測値を、求めた
    係数によって校正して、入力された力を算出することを
    特徴とする、 6軸力センサによる計測値の校正方法。
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