JP2005156388A - ナビゲーションシステム及び交通情報提示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】交通集中型の渋滞の発生を、当該渋滞の発生の要因と共に提示する「ナビゲーション装置及び交通情報提示方法」を提供する。
【解決手段】自動車を搭載されたナビゲーション装置1は、地図データを蓄積したナビゲーションサービスサーバ3に対して現在位置と目的地を通知する。ナビゲーションサービスサーバ3は、通知された現在位置から目的地までの誘導経路を探索し、ナビゲーション装置1に送信し、ナビゲーション装置1は送信された誘導経路に沿った経路誘導を行う。ナビゲーションサービスサーバ3は、VICSセンタ5から取得した渋滞情報が示す渋滞区間上に現在位置が存在するナビゲーション装置1の集合内における、渋滞区間先頭位置の近傍の施設を目的地とするナビゲーション装置1の存在比率が高い場合に、当該施設を渋滞要因施設として、渋滞情報と共に各ナビゲーション装置1に通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車に搭乗したユーザに対する経路案内を行うナビゲーションシステムにおいて、交通情報を提示する技術に関するものである。
自動車に搭乗したユーザに対する経路案内を行うナビゲーションシステムに関する技術としては、自動車に搭載されたナビゲーション装置と当該ナビゲーション装置と無線通信を介して通信を行うサーバとからナビゲーションシステムを構成し、ナビゲーション装置から、サーバに現在位置と目的地とを送信し、サーバにおいて地図データを用いてナビゲーション装置から受信した現在位置から目的地までの経路を探索し、探索した経路の通知と決定した経路の経路案内を行うための地図データの送付をナビゲーション装置に対して行い、ナビゲーション装置において送付された地図データと通知された経路に従い、ユーザに対する経路案内を行う技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
また、ナビゲーションシステムにおいて交通情報を提示する技術としては、自動車に搭載されたナビゲーション装置において、VICS(Vehicle Information and Communication System)による交通情報を受信し、受信した交通情報を表示する技術が知られている。また、ナビゲーション装置と無線通信を介して通信を行う情報センタを設け、情報センタにおいて過去の渋滞発生の履歴より、現在の渋滞発生の有無を予測して、予測結果をナビゲーション装置に送信し、ナビゲーション装置において渋滞発生の予測結果を表示する技術も知られている(たとえば、特許文献2)。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては以下のものがある。
特開平11−153443号公報 特開2002−365074号公報
前記交通情報を自動車に搭乗したユーザに対して提示する技術によれば、事故や道路工事などによらず発生した交通集中型の渋滞が、テーマパークやショッピングセンタなどの特定の施設へ向かう車両の集中による渋滞であるのか、そうではなく、渋滞発生区間を通過する交通量の増加に伴い発生する通常のいわゆる自然渋滞であるのかをユーザは知ることができない。
一方で、このような特定の施設へ向かう車両の集中による渋滞と、いわゆる自然渋滞とでは、渋滞の様相が異なり、また、これを迂回した場合の効果や、迂回するために適したユーザの行動の態様も異なる。また、その渋滞を迂回すべきか否かの判断も、ユーザの嗜好にも伴って異なったものとなる。
そこで、本発明は、交通集中型の渋滞の発生を、当該渋滞の発生の要因と共に提示することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、現在位置と目的地との間に設定された誘導経路に沿った走行を誘導する、複数の各々自動車に搭載されたナビゲーション装置と、前記複数のナビゲーション装置と通信を行うサーバ装置とを含むナビゲーションシステムにおいて、前記サーバ装置に、前記各ナビゲーション装置の前記現在位置と目的地とを収集する車両情報収集手段と、渋滞の発生と渋滞が発生している区間とを示す渋滞情報を取得する渋滞情報取得手段と、前記渋滞情報が発生を示す渋滞の要因となっている施設を渋滞要因施設として推定する渋滞要因施設推定手段と、前記渋滞情報を、推定した渋滞要因施設に関する情報と共に各ナビゲーション装置に配信する渋滞情報配信手段とを設けたものである。そして、前記ナビゲーション装置に、前記サーバ装置から配信された渋滞情報を、当該渋滞情報と共に配信された前記渋滞要因施設に関する情報と共に提示する渋滞情報提示手段を設け、前記サーバ装置の渋滞要因施設推定手段において、少なくとも前記渋滞情報が示す渋滞区間の周辺に現在位置がある各ナビゲーション装置の目的地が、特定の地点近傍に集中している場合に、当該特定の地点近傍の施設を前記渋滞要因施設として推定するようにしたものである。
このようなナビゲーションシステムによれば、ナビゲーション装置の現在位置と目的地とに基づいて、発生している渋滞が特定の施設へ向かう車両の集中による渋滞であるか否かと、その渋滞の要因となっている施設を高い確度をもって推定し、各ナビゲーション装置のユーザに提示することができる。
ここで、より具体的には、前記サーバ装置の渋滞要因施設推定手段は、前記渋滞情報が示す渋滞区間上に現在位置がある各ナビゲーション装置の目的地が、特定の地点近傍に集中している場合に、当該特定の地点近傍の施設を前記渋滞要因施設として推定するようにしてもよい。または、前記サーバ装置の渋滞要因施設推定手段は、前記渋滞情報が示す渋滞区間上に現在位置がある各ナビゲーション装置の目的地が、渋滞先頭地点近傍の特定の地点近傍に集中している場合に、当該特定の地点近傍の施設を前記渋滞要因施設として推定するようにしてもよい。
このようにすることにより、より高い確度で発生している渋滞が特定の施設へ向かう車両の集中による渋滞であるか否かと、その渋滞の要因となっている施設を推定することができるようになる。
なお、以上のナビゲーションシステムは、前記サーバ装置において、各ナビゲーション装置について、当該ナビゲーション装置の前記現在位置から前記目的地までの経路を探索して、当該ナビゲーション装置に前記誘導経路として設定するものであってもよい。この場合には、各ナビゲーション装置の目的地はサーバ装置において、誘導経路の探索と渋滞要因施設の推定に共用することができる。
また、以上のナビゲーションシステムにおいては、前記ナビゲーション装置に、自車に設置されている誘導経路と前記配信された渋滞情報が示す渋滞区間に重複する部分がある場合に、当該渋滞区間を回避する経路を選択するようにユーザを誘導する渋滞回避誘導手段を設けるようにすることも好ましい。または、前記サーバ装置に、誘導経路と渋滞情報が示す渋滞区間に重複する部分があるナビゲーション装置について、当該ナビゲーション装置のユーザを、当該渋滞区間を回避する経路を選択するように誘導する渋滞回避誘導手段を設けるようにしてもよい。
このようにすることにより、ユーザの渋滞の回避を支援することができると共に、渋滞の緩和を図ることができる。
なお、以上のナビゲーションシステムにおいて、前記ナビゲーション装置の渋滞情報提示手段は、前記配信された渋滞情報が示す渋滞区間の周辺に現在位置がある場合に、渋滞の発生を、前記渋滞要因施設に関する情報と共に提示するものであってもよいし、自車に設定されている前記誘導経路と前記配信された渋滞情報が示す渋滞区間とに重複する区間がある場合に、渋滞の発生を、前記渋滞要因施設に関する情報と共に提示するものであってもよい。
また、前記ナビゲーション装置の渋滞情報提示手段において、地図と前記配信された渋滞情報が示す渋滞区間を地図上で表す渋滞区間図形とを含む画像を表示すると共に、前記渋滞区間図形に対応づけた形態で、前記渋滞要因施設に関する情報を表示することも、ユーザの渋滞区間と、その渋滞区間の渋滞の要因となっている施設の直感的な把握を図る上で好ましい。
以上のように、本発明によれば、交通集中型の渋滞の発生を、当該渋滞の発生の要因と共に提示することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るナビゲーションシステムの構成を示す。
図示するようにナビゲーションシステムは、個々の車両に搭載されたナビゲーション装置1、ナビゲーション装置1が無線通信を介してアクセス可能なWAN2、WAN2に接続したナビゲーションサービスサーバ3、VICS網4を介して各地の渋滞や事故や工事や駐車場空状態などの各種交通情報を収集し各地に提供するVICSセンタ5とより構成される。
ここで、本ナビゲーションシステムは、自動車を搭載されたナビゲーション装置1が、地図データを蓄積したナビゲーションサービスサーバ3と通信を行いながら必要な地図データを取得してユーザに対する経路案内を行う、いわゆる通信型のナビゲーションシステムである。
さて、次に、ナビゲーションサービスサーバ3は、サービス提供制御部31、誘導経路算出サービス部32、地図データ提供サービス部33、目的地設定サービス部34、VICS情報提供サービス部35、地図データを格納した地図データベース36、各種施設についての情報を蓄積した施設管理データベース37、ナビゲーションサービスサーバ3の各ユーザの情報を管理するユーザ管理テーブル38とを有する。
また、図2に示すようにナビゲーション装置1は、制御装置10、方位センサや角加速度センサや車速センサなどの車両の走行状態を検知する走行状態センサ11、GPS受信機12(Global Positioning System Receiver)、WAN2に接続するための無線通信装置13、ユーザよりの入力を受け付けるリモコン14(リモートコントローラ)、表示装置15とを備えている。
また、制御装置10は、ナビゲーションサービスサーバ3から提供された地図データやルート情報を保持する地図データメモリ101、地図データメモリ101に格納された地図データを用いたマップマッチング処理により現在位置を算出するマップマッチング処理部102、ナビゲート画像生成部103、地図データメモリ101の地図データ等の更新を行うデータ更新処理部104、主制御部105、GUI制御部106、メモリ107、無線通信装置13との間の入出力を処理する無線通信インタフェース108とを備えている。
但し、以上のナビゲーションサービスサーバ3や、制御装置10は、ハードウエア的には、CPUや、メモリや、外部記憶装置や、通信装置等の周辺デバイスを有する一般的な構成を備えたコンピュータであって良く、この場合、以上に示した制御装置10やナビゲーションサービスサーバ3の各部は、CPUが予め用意されたプログラムを実行することにより具現化するプロセスとして実現されるものであって良い。また、この場合、このようなプログラムは、記憶媒体や通信路を介して、制御装置10やナビゲーションサービスサーバ3に提供されるものであって良い。
次に、ナビゲーションサービスサーバ3のユーザ管理テーブル38に格納されるユーザ管理情報と、施設管理データベース37に格納される施設管理情報とについて説明する。
図3aにユーザ管理情報の内容を示す。
図示するように、ユーザ管理情報には、ナビゲーションサービスサーバ3のサービスの提供を受ける各ナビゲーション装置1毎のエントリを有し、各エントリには、対応するナビゲーション装置1のユーザのユーザIDと、対応するナビゲーション装置1の現在位置と、対応するナビゲーション装置1の目的地と、対応するナビゲーション装置1においてユーザに対する誘導を行っている経路である誘導経路のデータが格納される。ただし、目的地と誘導経路は、対応するナビゲーション装置1において、目的地までの経路の誘導を行っている場合にのみ格納される。なお、地図データでは、道路網を道路の部分を表す直線であるリンクの集合として表現しており、誘導経路も、このリンクを用いて表現されている。
次に、図3bに施設管理情報の内容を示す。
図示するように、施設管理情報には、テーマパークやアミューズメント施設やショッピングセンタや観光名所などの主要な施設毎のエントリを有し、各エントリには、対応する施設の施設IDと、施設の代表的な車両入口の位置を示す施設位置と、施設の名称を示す施設名称と、付属駐車場情報と、対応する施設がその周辺地域の渋滞を頻発する要因となっている施設であるかどうかをオン/オフ(渋滞頻発の要因となっている施設の場合にオン)によって示す渋滞頻発要因フラグが格納される。そして、付属駐車場情報には、対応する施設に付属する駐車場の各々について、駐車場の識別を示す駐車場IDと駐車可能台数と駐車場入口位置とが記述されている。
以下、このようなナビゲーションシステムの動作について説明する。
ナビゲーション装置1のユーザに対する経路誘導動作について説明する。
まず、ナビゲーション装置1において、目的地が設定されていない場合の動作について説明する。
ナビゲーション装置1の主制御部105は、マップマッチング処理部102が算出した現在位置周辺の地図データが地図データメモリ101に格納されているかどうかを調べ、格納されていなければ、マップマッチング処理部102が算出した現在位置周辺の地図データの要求を、無線通信装置13を介して、ナビゲーションサービスサーバ3のサービス提供制御部31に発行し、地図データの要求の応答としてナビゲーションサービスサーバ3から受け取った地図データを、データ更新処理部104に地図データメモリ101に格納させる処理を繰り返す。ただし、マップマッチング処理部102の現在位置の算出が、マップマッチング処理に所要の地図データが地図データメモリ101に格納されていないためなどに失敗した場合には、GPS受信機12が算出した現在位置周辺の地図データの要求を発行し、その応答として受け取った地図データをデータ更新処理部104に地図データメモリ101に格納させるようにする。
一方、ナビゲーションサービスサーバ3のサービス提供制御部31は、地図データの要求をナビゲーション装置1から受け取ると、地図データ提供サービス部33に受け取った現在位置周辺の地図データ取得を要求し、地図データ提供サービス部33は、地図データベース36から要求された地図データを抽出しサービス提供制御部31に応答する。そして、サービス提供制御部31は受け取った地図データを要求元のナビゲーション装置1に送付する。また、ナビゲーション装置1から受け取った現在位置に、そのナビゲーション装置1に対応するユーザ管理情報のエントリの現在位置を更新する。
さて、ナビゲーション装置1のマップマッチング処理部102は、地図データメモリ101に格納されている、前回算出した現在位置周辺の地図データに対する、走行状態センサ11やGPS受信機12で計測した計測位置のマップマッチング処理を行い、現在位置として最も確からしい道路上の位置を現在位置として算出する。なお、マップマッチング処理に所要の地図データが地図データメモリ101に格納されていない場合、その回の現在位置の算出は失敗となり、GPS受信機12が算出した現在位置が現在位置として代用される。また、これによりGPS受信機12が算出した現在位置周辺の地図データが地図データメモリ101に格納され、格納された地図データが次回のマップマッチング処理に用いられて現在位置が算出されることになる。
そして、ナビゲート画像生成部103は、図4aに示すような、地図データメモリ101に格納されている地図データが表す地図画像401上に、マップマッチング処理部102が算出した現在位置を地図画像401上で示す現在位置マーク402を表示したナビゲート画像を生成し、GUI制御部106を介して表示装置15に表示する。なお、図中の、誘導経路図形403は、ここでは目的地や誘導経路が設定されていないので、ナビゲート画像には含まれない。
次に、ナビゲーション装置1における目的地の設定及び経路誘導の動作について説明する。
リモコン14、GUI制御部106を介して、ユーザより目的地設定の要求を受け取ると、主制御部105は、無線通信装置13を介して、ナビゲーションサービスサーバ3のサービス提供制御部31にアクセスし、目的地設定サービス部34が提供する目的地設定用の情報(たとえば、目的地候補の一覧や、ユーザ所望地域の地図データ)の送付を受け、GUI制御部106を介して表示装置15に表示し、ユーザからリモコン14を介して、目的地の設定を受け付ける。そして、主制御部105は、目的地の設定を受け付けると、マップマッチング処理部102が算出した現在位置とユーザから受け付けた目的地をパラメータとして含めた誘導経路算出要求を、無線通信装置13を介して、サービス提供制御部31に発行する。
ナビゲーションサービスサーバ3のサービス提供制御部31は誘導経路算出要求を受け取ると、誘導経路算出サービス部32に、誘導経路算出要求のパラメータとして示される現在位置から目的地までの誘導経路の算出を要求する。誘導経路算出サービス部32は、地図データベース36の地図データを参照し、要求された現在位置から目的地までの誘導経路を探索し、探索した誘導経路のルートを示すルート情報を生成し、サービス提供制御部31に応答する。サービス提供制御部31は、地図データ提供サービス部33に、誘導経路算出サービス部32から受け取ったルート情報が示す誘導経路周辺の地図データを抽出させ、抽出された誘導経路周辺の地図データとルート情報とを誘導経路データとして、ナビゲーション装置1に応答する。また、サービス提供制御部31は、ユーザ管理テーブル38の誘導経路算出要求の要求元のナビゲーション装置1に対応するエントリに先に受け取った目的地と応答した誘導経路を格納する。
一方、ナビゲーション装置1の主制御部105は、無線通信装置13を介してナビゲーションサービスサーバ3から送られた誘導経路データを、データ更新処理部104に地図データメモリ101に格納させる。
誘導経路データが地図データメモリ101に格納されている場合、ナビゲート画像生成部103は、地図データメモリ101に格納されている誘導経路データに基づき、図4aに示すような、地図データメモリ101に格納されている地図データが表す地図画像401上に、マップマッチング処理部102が算出した現在位置を地図上で示す現在位置マーク402と、誘導経路を表す誘導経路図形403を表示したナビゲート画像を生成し、GUI制御部106を介して表示装置15に表示する。
そして、ナビゲーション装置1は、算出した現在位置が目的地近傍に達すると、経路誘導を終了し、地図データメモリ101に格納されている誘導経路データを破棄し、経路誘導終了を無線通信装置13を介して、ナビゲーションサービスサーバ3のサービス提供制御部31に送信する。これを受けた、ナビゲーションサービスサーバ3のサービス提供制御部31は、経路誘導終了の送信元のナビゲーション装置1に対応するユーザ管理情報のエントリの目的地と誘導経路を消去する。
以下、ナビゲーションシステムにおける交通渋滞情報提示の動作について説明する。
まず、ナビゲーションサービスサーバ3のVICS情報提供サービス部35が行う交通情報配信処理について説明する。
図5に、この交通情報配信処理の手順を示す。
図示するようにこの処理では、まず、VICSセンタ5から新たに発生した交通情報を取得する(ステップ502)。そして、取得した交通情報が交通渋滞を表す交通渋滞情報でなければ(ステップ504)、当該交通情報を、サービス提供制御部31、WAN2を介して、各ナビゲーション装置1に配信する(ステップ530)。
一方、取得した交通情報が交通渋滞情報であれば(ステップ504)、当該交通渋滞情報について以下の処理を行う。
すなわち、まず、交通渋滞情報が示す渋滞区間の先頭(渋滞区間の先頭車両の位置に相当)が、施設管理情報の渋滞頻発要因フラグにオンが設定されたいずれかのエントリの施設の施設入口位置近傍(たとえば、20m以内)であるかどうかを当該エントリの施設位置より判定(ステップ506)し、そうであれば当該エントリの施設へ向かう車両が渋滞の要因であると判定してステップ536において当該エントリの施設を対象施設に設定した上でステップ522に進み、そうでなければステップ508に進む。そして、ステップ508において、渋滞が発生している区間またはその部分が、施設管理情報の渋滞頻発要因フラグにオンが設定されたいずれかのエントリの施設位置を中心とする所定サイズのエリア(たとえば、2km四方のエリア)内に含まれているかどうかを判定し、含まれていない場合には、そのままステップ510に進み、含まれている場合には、そのエントリの施設位置近傍(たとえば、200m以内)を目的地としている、当該施設位置を中心とする前記所定サイズのエリア内の車両数がm台以上であるかどうかをユーザ管理情報を参照して判定し(ステップ534)、m台以上あれば当該エントリの施設へ向かう車両が渋滞の要因であると判定してステップ536において当該エントリの施設を対象施設に設定した上でステップ522に進み、m台未満である場合には、そのままステップ510に進む。
次に、ステップ510では、渋滞区間に含まれるリンク上に現在位置がある車両をユーザ管理情報を参照して抽出し、n台以上の車両が抽出されたかどうかを判定する(ステップ512)。そして、n台未満の車両しか抽出されなかった場合には、ステップ530に進む。一方、n台以上の車両が抽出された場合には、ユーザ管理情報を参照して、抽出した車両の数に対する、抽出した車両の内の渋滞先頭位置近傍を目的地とする車両の台数の割合を算出し、算出した割合がh(たとえば、25%)未満であれば(ステップ514)、ステップ530に進み、算出した割合がh以上であればステップ516に進む。
そして、ステップ516では、渋滞先頭位置近傍を施設入口位置とする施設を、施設管理テーブルを参照して探索し、そのような施設を探索することができたならば(ステップ518)、探索できた施設を対象施設に設定し(ステップ520)、ステップ522に進む。一方、そのような施設を探索することができなかった場合には、交通渋滞情報である交通情報に渋滞先頭位置の住所を付加し(ステップ532)、ステップ530に進む。
ただし、ステップ514では、ユーザ管理情報を参照して、ステップ510で抽出した車両の内の、同じ地点近傍を目的地とする車両の台数の割合を算出し、算出した割合がh未満であればステップ530に進み、算出した割合がh以上であれば、そのh以上の割合の車両の目的地を平均して求めた位置を着目位置としてステップ516に進むようにし、かつ、ステップ516では、着目位置近傍を施設入口位置とする施設を、施設管理テーブルを参照して探索するようにしてもよい。
さて、ステップ522では、施設管理情報の対象施設のエントリを参照して、対象施設の施設位置や施設名称などの施設情報を抽出し、抽出した施設情報を、交通渋滞情報である交通情報に付加する。また、施設管理情報の対象施設のエントリの施設付属駐車場情報を取得し(ステップ524)、取得した施設付属駐車場情報が、対象施設に複数の駐車場が付属していることを示している場合には(ステップ526)、施設付属駐車場情報を駐車場情報として交通渋滞情報である交通情報に付加し(ステップ528)、ステップ530に進む。一方、対象施設に複数の駐車場が付属していない場合には、そのままステップ530に進む。
そして、最後にステップ530において、交通情報を、サービス提供制御部31、WAN2を介して、各ナビゲーション装置1に配信する。
次に、各ナビゲーション装置1において、主制御部105が行う交通情報提示処理について説明する。
図6に、この交通情報提示処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、ナビゲーションサービスサーバ3から、交通情報を無線通信装置13を介して受信すると(ステップ602)、まず、その交通情報が交通渋滞を表す交通情報であるかどうかを調べ(ステップ604)、交通渋滞を表す交通情報でなければ、当該交通情報を提示する非交通渋滞情報提示処理を行い(ステップ636)、ステップ602に戻る。この非交通渋滞情報提示処理では、たとえば、交通情報が、ナビゲート画像に含めて現在表示している地図画像401に対応する地理的範囲内における事故の発生や工事中を表すものであれば、当該事故や工事中の箇所に対応する地図画像401上の位置に、事故や工事中を表すマークを表示する処理を行う。
一方、交通情報が交通渋滞を表す情報であれば(ステップ604)、まず、交通情報が表す渋滞区間の少なくとも一部が、ナビゲート画像に含めて現在表示している地図画像401に対応する地理的範囲内に含まれているかどうかを調べ(ステップ606)、含まれていない場合には、現在、地図データメモリ101に渋滞区間に含まれるリンクを含む誘導経路が設定されているかどうかを調べ(ステップ630)、設定されていなければ、そのままステップ602に戻る。一方、渋滞区間に含まれるリンクを含む誘導経路が設定されている場合には、図7aに示すように、GUI制御部106を介してナビゲート画像上に情報表示ウインドウ410を設定し(ステップ632)、現在位置から渋滞区間終了位置(渋滞区間の最後尾車両の位置に相当)までの距離を算出して、GUI制御部106を介して情報表示ウインドウ410に表示し(ステップ634)、ステップ612に進む。
一方、ステップ606において、渋滞区間の少なくとも一部が、ナビゲート画像に含めて現在表示している地図画像401に対応する地理的範囲内に含まれていると判定された場合には、まず、図4bに示すように、GUI制御部106を介して、地図画像401上で渋滞区間を表す渋滞区間図形404をナビゲート画像上に描画する(ステップ608)。そして、GUI制御部106を介して描画した渋滞区間図形404からの吹き出しの形状を有する情報表示ウインドウ410を設定し(ステップ610)、ステップ612に進む。
次に、ステップ612では、交通情報に施設情報が付加されているかどうかを調べ、付加されている場合には、図7a、図4bに示すように、施設情報が示す施設名称の施設に向かう車両で渋滞が発生している可能性がある旨を情報表示ウインドウ410にGUI制御部106を介して表示し(ステップ638)、ステップ618に進む。一方、交通情報に施設情報ではなく住所が付加されている場合には(ステップ614)、その住所に向かう車両で渋滞が発生している可能性がある旨を情報表示ウインドウ410にGUI制御部106を介して表示し(ステップ640)、ステップ618に進む。一方、交通情報に施設情報も住所も付加されていない場合には、渋滞発生の旨のみを、情報表示ウインドウ410にGUI制御部106を介して表示し(ステップ616)、ステップ618に進む。
そして、ステップ618では、渋滞区間に含まれるリンクを含む誘導経路が設定されているかどうかを調べ、渋滞区間に含まれるリンクを含む誘導経路が設定されていなければ、情報表示ウインドウ410の表示から一定期間の経過をまって情報表示ウインドウ410を消去し(ステップ628)、ステップ602からの処理に戻る。
一方、渋滞区間に含まれるリンクを含む誘導経路が設定されていれば(ステップ618)、さらに、交通情報に施設情報または住所が付加されており、かつ、付加された施設情報が示す施設または住所が目的地近傍であるかどうかを調べる(ステップ620)。そして、目的地近傍でなければ、図4cまたは図7bに示すように、渋滞区間を迂回するかどうかの指示を、ボタン411を情報表示ウインドウ410に表示することにより受け付け(ステップ622)、迂回することをボタン411によって指示された場合には(ステップ624)、情報表示ウインドウ410に対応する渋滞区間の迂回を条件とする誘導経路算出要求を、無線通信装置13を介して、サービス提供制御部31に発行する(ステップ626)。そして、情報表示ウインドウ410を消去し(ステップ628)、ステップ602からの処理に戻る。一方、迂回することをボタン411によって指示されなかった場合には、情報表示ウインドウ410の表示から一定期間の経過をまって情報表示ウインドウ410を消去し(ステップ628)、ステップ602からの処理に戻る。
ここで、ナビゲーションサービスサーバ3のサービス提供制御部31はこの誘導経路算出要求を受け取ると、誘導経路算出サービス部32に、誘導経路算出要求のパラメータとして示される現在位置から目的地までの、誘導経路算出要求によって迂回を条件とされた渋滞区間を経由しない誘導経路の算出を要求することにより、指定された渋滞区間を迂回した誘導経路を求めてユーザ管理情報に設定すると共に、ナビゲーション装置1に応答する。応答を受けたナビゲーション装置1では、前述のように応答された誘導経路データで地図メモリの誘導経路データを更新することにより、誘導経路を更新する。
一方、ステップ620において、交通情報に施設情報または住所が付加されており、かつ、付加された施設情報が示す施設または住所が目的地近傍であると判定された場合には、交通情報に駐車場情報が付加されているかどうかを調べ(ステップ642)、付加されていない場合には、情報表示ウインドウ410の表示から一定期間の経過をまって情報表示ウインドウ410を消去し(ステップ628)、ステップ602からの処理に戻る。駐車場情報が付加されている場合には、図4dまたは図7cに示すように、目的地とする駐車場を変更することを受け付けるボタン412を情報表示ウインドウ410に表示し、目的地とする駐車場を変更することをボタンを表示することによって受け付け(ステップ644)、目的地とする駐車場を変更することを受け付けたならば(ステップ646)、目的地近傍の地図をナビゲーションサービスサーバ3から取得し、取得した地図を表示すると共に、表示した地図上に現在の目的地と駐車場情報によって示される複数の駐車場の位置と渋滞区間を表示し、表示した地図上でいずれかの駐車所を新たな目的地として受け付けることにより、目的地の変更を受け付ける。そして、目的地を指定された駐車場とする誘導経路算出要求を、無線通信装置13を介して、サービス提供制御部31に発行する(ステップ648)。そして、情報表示ウインドウ410を消去し(ステップ628)、ステップ602からの処理に戻る。一方、目的地とする駐車場を変更することをボタン412によって指示されなかった場合には(ステップ646)、情報表示ウインドウ410の表示から一定期間の経過をまって情報表示ウインドウ410を消去し(ステップ628)、ステップ602からの処理に戻る。
ここで、ナビゲーションサービスサーバ3のサービス提供制御部31はこの誘導経路算出要求を受け取ると、誘導経路算出サービス部32に、誘導経路算出要求のパラメータとして示される現在位置から目的地までの誘導経路の算出を要求することにより、指定された渋滞区間を迂回した誘導経路を求めてユーザ管理情報に設定すると共に、ナビゲーション装置1に応答する。応答を受けたナビゲーション装置1では、前述のように応答された誘導経路データで地図メモリの誘導経路データを更新することにより、誘導経路を更新する。
以上、本発明の実施形態について説明した。
ところで、以上の実施形態において、ナビゲーション装置1の主制御部105は、さらに以下の処理を行うようにしてもよい。
すなわち、予め設定されたユーザ自宅またはユーザ勤務地などの頻繁立ち寄り地の住所付近にある施設や住所について、渋滞を表す交通情報を所定回数以上または所定頻度以上の頻度で受信した場合には、その施設情報が表す施設や住所が付近の渋滞が生じている区間を、常時注意区間として設定し、その区間を含む交通情報を受信した場合には、無条件にこれを表示するようにする。また、誘導経路算出要求を発行するとき、または、頻繁立ち寄り地を目的とする誘導経路算出要求を発行するときには、常時注意区間の迂回を条件とする誘導経路算出要求を発行するようにする。
ところで、以上の実施形態では、ナビゲーション装置1において、ユーザの渋滞区間の迂回や目的地の変更をボタン411、422の表示によってユーザに対して促して、ユーザからそのような指示があった場合に、指示に応じて誘導経路の変更を行うようにしたが、これはユーザからの指示を受けることなく、自動的に、渋滞区間を迂回したり目的地を現在目的地となっている駐車場以外の他の駐車場とする誘導経路の変更を行うようにしてもよい。すなわち、たとえば、図6の交通情報提示処理において、ステップ642の判定が真の場合には、そのままステップ648に進むようにしたり、ステップ622の判定が偽の場合には、そのままステップ626に進むようにしてもよい。また、以上の目的地を現在の目的地である駐車場と異なる駐車場に自動的変更する場合には、ナビゲーションサービスサーバ3から受信した交通情報が示す駐車場の空き状態などを考慮して新たな目的地とする駐車場を選定することが好ましい。
また、このような誘導経路の変更は、ナビゲーションサービスサーバ3側において、各ナビゲーション装置1の状態を判定し、渋滞区間と誘導経路に重複している部分のある車両のうち、渋滞施設要因となっている施設を目的地としていない車両については、渋滞区間を迂回する誘導経路を、滞施設要因となっている施設を目的地としている車両については、当該施設の現在の目的地と異なる駐車場を目的地とする誘導経路を自動的に探索し、探索した誘導経路をナビゲーション装置1に送信して設定するようにしてもよい。また、同様に、以上の目的地を現在の目的地である駐車場と異なる駐車場に自動的変更する場合には、VICSセンタ5から取得した交通情報が示す駐車場の空き状態などを考慮して新たな目的地とする駐車場を選定することが好ましい。
また、以上の実施形態では、ナビゲーションサービスサーバ3において、各ナビゲーション装置1の誘導経路を探索する場合について説明したが、本実施形態のナビゲーションサービスサーバ3における渋滞の要因となっている施設の推定と、各ナビゲーション装置1のユーザへの提示の技術は、各ナビゲーション装置1において個々に自身の誘導経路を探索する場合でも、各ナビゲーション装置1からナビゲーションサービスサーバ3に現在位置と目的地、または、さらに誘導経路を通知するようにすることにより同様に適用可能である。
本発明の実施形態に係るナビゲーションシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態において用いるユーザ管理情報と施設管理情報の内容を示す図である。 本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の表示画面例を示す図である。 本発明の実施形態に係るナビゲーションサービスサーバの交通情報配信処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の交通情報提示処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の表示画面例を示す図である。
符号の説明
1…ナビゲーション装置、2…WAN、3…ナビゲーションサービスサーバ、4…VICS網、5…VICSセンタ、10…制御装置、11…走行状態センサ、12…GPS受信機、13…無線通信装置、14…リモコン、15…表示装置、31…サービス提供制御部、32…誘導経路算出サービス部、33…地図データ提供サービス部、34…目的地設定サービス部、35…VICS情報提供サービス部、36…地図データベース、37…施設管理データベース、38…ユーザ管理テーブル、101…地図データメモリ、102…マップマッチング処理部、103…ナビゲート画像生成部、104…データ更新処理部、105…主制御部、106…GUI制御部、107…メモリ、108…無線通信インタフェース。

Claims (10)

  1. 現在位置と目的地との間に設定された誘導経路に沿った走行を誘導する、複数の各々自動車に搭載されたナビゲーション装置と、前記複数のナビゲーション装置と通信を行うサーバ装置とを含むナビゲーションシステムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記各ナビゲーション装置の前記現在位置と前記目的地とを収集する車両情報収集手段と、
    渋滞の発生と渋滞が発生している区間とを示す渋滞情報を取得する渋滞情報取得手段と、
    前記渋滞情報が発生を示す渋滞の要因となっている施設を渋滞要因施設として推定する渋滞要因施設推定手段と、
    前記渋滞情報を、推定した渋滞要因施設に関する情報と共に各ナビゲーション装置に配信する渋滞情報配信手段とを有し、
    前記ナビゲーション装置は、
    前記サーバ装置から配信された渋滞情報を、当該渋滞情報と共に配信された前記渋滞要因施設に関する情報と共に提示する渋滞情報提示手段を有し、
    前記サーバ装置の渋滞要因施設推定手段は、少なくとも前記渋滞情報が示す渋滞区間の周辺に現在位置がある各ナビゲーション装置の目的地が、特定の地点近傍に集中している場合に、当該特定の地点近傍の施設を前記渋滞要因施設として推定することを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 請求項1記載のナビゲーションシステムであって、
    前記サーバ装置の渋滞要因施設推定手段は、前記渋滞情報が示す渋滞区間上に現在位置がある各ナビゲーション装置の目的地が、特定の地点近傍に集中している場合に、当該特定の地点近傍の施設を前記渋滞要因施設として推定することを特徴とするナビゲーションシステム。
  3. 請求項1記載のナビゲーションシステムであって、
    前記サーバ装置の渋滞要因施設推定手段は、前記渋滞情報が示す渋滞区間上に現在位置がある各ナビゲーション装置の目的地が、渋滞先頭地点近傍の特定の地点近傍に集中している場合に、当該特定の地点近傍の施設を前記渋滞要因施設として推定することを特徴とするナビゲーションシステム。
  4. 請求項1、2または3記載のナビゲーションシステムであって、
    前記サーバ装置は、前記各ナビゲーション装置について、当該ナビゲーション装置の前記現在位置から前記目的地までの経路を探索して、当該ナビゲーション装置に対して前記誘導経路として設定する誘導経路設定手段を有することを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項1、2、3または4記載のナビゲーションシステムであって、
    前記ナビゲーション装置は、自車に設置されている誘導経路と前記配信された渋滞情報が示す渋滞区間に重複する部分がある場合に、当該渋滞区間を回避する経路を選択するようにユーザを誘導する渋滞回避誘導手段を有することを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 請求項1、2、3または4記載のナビゲーションシステムであって、
    前記サーバ装置は、
    誘導経路と渋滞情報が示す渋滞区間に重複する部分があるナビゲーション装置について、当該ナビゲーション装置のユーザを、当該渋滞区間を回避する経路を選択するように誘導する渋滞回避誘導手段を有することを特徴とするナビゲーション装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6記載のナビゲーションシステムであって、
    前記ナビゲーション装置の渋滞情報提示手段は、
    前記配信された渋滞情報が示す渋滞区間の周辺に現在位置がある場合に、渋滞の発生を、前記渋滞要因施設に関する情報と共に提示することを特徴とするナビゲーションシステム。
  8. 請求項1、2、3、4、5または6記載のナビゲーションシステムであって、
    前記ナビゲーション装置の渋滞情報提示手段は、自車に設定されている前記誘導経路と前記配信された渋滞情報が示す渋滞区間とに重複する区間がある場合に、渋滞の発生を、前記渋滞要因施設に関する情報と共に提示することを特徴とするナビゲーションシステム。
  9. 請求項1、2、3、4、5または6記載のナビゲーションシステムであって、
    前記ナビゲーション装置の渋滞情報提示手段は、地図と前記配信された渋滞情報が示す渋滞区間を前記地図上で表す渋滞区間図形とを含む画像を表示すると共に、前記渋滞区間図形に対応づけた形態で、前記渋滞要因施設に関する情報を表示することを特徴とするナビゲーションシステム。
  10. 現在位置と目的地との間に設定された誘導経路に沿った走行を誘導する、複数の各々自動車に搭載されたナビゲーション装置と、前記複数のナビゲーション装置と通信を行うサーバ装置とを含むナビゲーションシステムにおいて前記ナビゲーション装置のユーザに交通情報を提示する交通情報提示方法であって、
    前記サーバ装置において、前記各ナビゲーション装置の前記現在位置と目的地とを収集するステップと、
    前記サーバ装置において、渋滞の発生と渋滞が発生している区間とを示す渋滞情報を取得するステップと、
    前記サーバ装置において、少なくとも前記渋滞情報が示す渋滞区間の周辺に現在位置がある各ナビゲーション装置の目的地が、特定の地点近傍に集中している場合に、当該特定の地点近傍の施設を前記渋滞要因施設として推定するステップと、
    前記サーバ装置において、前記渋滞情報を、推定した渋滞要因施設に関する情報と共に各ナビゲーション装置に配信するステップと、
    前記ナビゲーション装置はにおいて、前記サーバ装置から配信された渋滞情報を、当該渋滞情報と共に配信された前記渋滞要因施設に関する情報と共に提示するステップとを有することを特徴とする交通情報提示方法。
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