JP5905759B2 - 経路案内システム及び経路案内サーバ - Google Patents

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本発明は、携帯端末装置のユーザからの要求に応じて、現在地から目的地迄の経路案内を行う経路案内システム及び経路案内サーバに関し、特に徒歩の経路及び鉄道路線の経路の案内が可能な経路案内システム及び経路案内サーバに関する。
携帯端末装置のユーザからの要求に応じて、現在地から目的地へ徒歩→鉄道車両→徒歩で移動するための経路を探索し、ユーザの携帯端末装置に提供する最適経路検索・誘導システムがある(特許文献1参照)。このシステムでは、携帯端末装置から送信された現在位置情報、目的地情報及び経路案内要求を受信した最適経路検索・誘導装置が公共交通機関発着時刻データベースと公共交通機関発着場所/料金データベースと地域情報データベースとを検索・判断し、最適な経路及び利用すべき公共交通機関を探索して携帯端末装置に提供する。
ところで、このように徒歩→鉄道車両→徒歩で移動する場合、ユーザは目的地までの経路探索要求を鉄道車両に乗ってから行うことがある。しかし、特許文献1に記載されたシステムのように、徒歩の経路から探索を始めるシステムでは、鉄道車両に乗車中に経路探索要求を行うと、以下のような問題が発生する。
即ち、例えばユーザがある時刻に神田駅を発車した山手線外回りの電車に乗り、発車直後に経路探索要求を行った場合、経路探索要求を行った時点におけるユーザの現在位置は神田駅−東京駅間の鉄道路線上であるにもかかわらず、システムはユーザが電車に乗っていることを認識できないため、システムは携帯端末装置から送信された現在位置情報により表される現在位置の近くの道路にマップマッチングされた位置を出発地として経路探索を行う。この結果、出発地から神田駅まで徒歩で戻る経路が探索され、乗車中の電車よりも発車時刻の遅い電車の時刻データが提供されることになる。
そこで、この問題に対処したナビゲーションシステムが提案された(特許文献2)。このナビゲーションシステムでは、携帯端末装置のユーザは、鉄道車両に乗車中にナビゲーションサーバに対し経路探索要求を行う場合、探索条件入力画面から乗車中であることを入力する。ナビゲーションサーバでは、乗車駅を特定した後に乗車中の車両を特定し、実際に乗車している車両から経路案内を開始する。
ここで、乗車駅の特定は下記a、b、cのいずれかの方法により行う。「a:携帯端末装置が自動改札機を通過した時の記録を携帯端末装置から取得して乗車駅を特定する。」、その記録を取得できない場合は、「b:携帯端末装置内蔵のGPS受信機で生成された現在位置情報により表わされる位置の近くの駅をリストアップし、携帯端末装置へ送信して、ユーザに選択させる。」、a、bの双方が不可能な場合は、「c:ユーザに乗車駅名を入力させる。」
以上の方法により乗車駅を特定した後に、時刻表データベースにアクセスして、ユーザが乗車中であると推定される車両(路線、発車時刻)をリストアップし、携帯端末装置へ送信してユーザに選択させ、その結果により乗車中の車両を特定し、経路探索を行う。
しかしながら、特許文献2に記載されたナビゲーションシステムでは、a、b、cのどの方法でも、ユーザは探索条件入力画面から乗車中であることを入力する必要がある。また、自動改札機を通過した時の記録を取得できず、かつ現在位置付近に駅が存在しない場合は、ユーザが乗車駅名を入力する必要もある。
特開2003−35552号公報 特開2008−30746号公報
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、鉄道車両に乗車中に現在位置から経路探索要求を行う際、鉄道車両に乗車中であることの入力を不要にするとともに、自動改札機を通過した時の記録を取得できず、かつ現在位置付近に駅が存在しない場合でも、乗車駅名の入力を不要にすることである。
本発明の経路案内システムは、携帯端末装置からの経路探索要求に応じて、現在地から目的地迄の徒歩の経路及び鉄道路線の経路の案内が可能な経路案内システムであって、前記携帯端末装置の位置情報を経時的に記憶する端末位置情報記憶部と、地図情報を記憶する地図情報記憶部と、前記携帯端末装置から現在位置を出発地とする経路探索要求を受けたとき、前記端末位置情報記憶部に記憶されている前記携帯端末装置の過去の位置情報と、前記地図情報記憶部に記憶されている鉄道路線の位置情報とを基に、前記携帯端末装置の現時点から所定時間内の位置情報が鉄道路線上にある場合に、前記携帯端末装置が鉄道路線上を移動していると判定する判定手段と、前記判定手段により、鉄道路線上を移動していると判定されたとき、前記鉄道路線上の移動方向後方の所定の駅を経路探索条件の出発地に設定する出発地設定手段と、を備える経路案内システムである。
本発明の経路案内サーバは、携帯端末装置からの経路探索要求に応じて、現在地から目的地迄の徒歩の経路及び鉄道路線の経路の案内が可能な経路案内サーバであって、前記携帯端末装置から現在位置を出発地とする経路探索要求を受けたとき、前記携帯端末装置の位置情報を経時的に記憶する端末位置情報記憶部から取得した前記携帯端末装置の過去の位置情報と、地図情報記憶部に記憶されている鉄道路線の位置情報とを基に、前記携帯端末装置の現時点から所定時間内の位置情報が鉄道路線上にある場合に、前記携帯端末装置が鉄道路線上を移動していると判定する判定手段と、前記判定手段により、鉄道路線上を移動していると判定されたとき、前記鉄道路線上の移動方向後方の所定の駅を経路探索条件の出発地に設定する出発地設定手段と、を備える経路案内サーバである。
[作用]
本発明によれば、携帯端末装置のユーザから現在位置を出発地とする経路探索要求を受けたとき、前記携帯端末装置の過去の位置情報と、鉄道路線の位置情報とを基に、前記携帯端末装置が鉄道路線上を移動しているか否かを判定し、鉄道路線上を移動していると判定したとき、その鉄道路線上の移動方向後方の所定の駅を経路探索条件の出発地に設定する。
本発明によれば、鉄道車両に乗車中に現在位置から経路探索要求を行う際、鉄道車両に乗車中であることの入力が不要になる。また、自動改札機を通過した時の記録を取得できず、かつ現在位置付近に駅が存在しない場合でも、乗車駅名の入力が不要になる。
本発明の実施形態に係る経路案内システムを示す図である。 本発明の実施形態に係る経路案内システムの動作を示すフローチャートである。 図2における経路探索準備処理の内容を示すフローチャートである。 図2における経路探索処理の内容を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
〈経路案内システムの構成及び概略動作〉
図1は本発明の実施形態に係る経路案内システムを示す図である。
図示のように、本発明の実施形態に係る経路案内システムは、インターネットなどのネットワーク1に接続される経路案内サーバ10、地図サーバ20、時刻表サーバ30、ユーザ情報サーバ40を備えており、ネットワーク1に接続される携帯端末装置50からの経路探索要求に応じて経路を探索し、携帯端末装置50に提供する。
携帯端末装置50は、ネットワーク1を介して経路案内サーバ10と相互に通信可能であり、経路案内サーバ10に出発地情報及び目的地情報を含む経路探索要求信号を送信することで、経路案内サーバ10から経路データを受信することができる。
《携帯端末装置の構成》
携帯端末装置50は、制御部51と、制御部51に接続された測位部52、表示部53、操作部54、通信部55、及び記憶部56を備えている。
制御部51は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備えており、携帯端末装置50の全体を制御する。また、経路案内アプリケーションプログラムを実行することにより、経路案内サーバ10から経路データを取得して、表示部53に表示することができる。
測位部52は、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信するためのアンテナを含むユニットであり、受信電波に基づいて携帯端末装置50の現在位置を表す現在位置情報を生成する。
表示部53は、画像表示機能を有する液晶ディスプレイやEL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の小型のディスプレイである。操作部54は、ユーザがこの携帯端末装置50を使用するときに操作する電源キー、確定キー、数字キーなどのキーである。
通信部55は、ネットワーク1を介して経路案内サーバ10と通信を行い、経路探索要求信号の送信、経路データの受信などを行う。記憶部56は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリであり、経路案内アプリケーションプログラムなどのプログラム及びその関連データが記憶される。
《各サーバの構成及び概略動作》
経路案内サーバ10は、制御部11と、制御部11に接続された通信部12及び記憶部13を有する。制御部11は、図示しないCPU、ROM、RAMを備えており、経路案内サーバ10の全体を制御する。通信部12は、ネットワーク1を介して地図サーバ20、時刻表サーバ30、ユーザ情報サーバ40、及び携帯端末装置50と通信を行う。
記憶部13は、経路探索のための経路ネットワークデータ(経路探索データ)を記憶する。また、記憶部13は、地図サーバ20、時刻表サーバ30、ユーザ情報サーバ40、及び携帯端末装置50から受け取ったデータ、及びそれらに基づいて生成した経路データ等を記憶する。
経路ネットワークデータは、ノード情報と、交差点及び駅の属性情報と、アーク情報とを含む。ノード情報は、道路の交差点や、カーブの開始点及び終了点、路線の駅などの地点を表すデータである。交差点の属性情報は、ユーザがその交差点に進入するときに、そのユーザの携帯端末装置50の表示部53に表示すべき情報、例えば交差点で交わる各道路がどこに向かっているかを示す情報である。駅の属性情報は、その駅に列車の路線のうち何線が乗り入れているかを表す乗り入れ路線情報、その駅における各ホーム間の乗り換えに要する時間の情報も含んでいる。
アーク情報は、ノードとノードの間の道路又は路線区間であるアークに関する情報である。各アークには固有のIDが割り当てられている。また、道路の区間のアークには、その道路の名称(国道1号線、県道30号線など)の情報が対応付けられている。そして、路線の区間のアークには、その路線の名称(山手線、中央線など)の情報が対応付けられている。さらに、各アーク情報には、そのアークに対応する道路等を移動する際に要する時間の情報も対応付けられている。
各アーク情報は、それぞれのアークに含まれる多数の地点の緯度及び経度のデータを含んでいる。即ち、ルートを設定可能な道路や路線区間は、それらの地点の点列として表すことができる。
地図サーバ20は、制御部21と、制御部21に接続された通信部22及び地図DB(データベース)23を有する。地図DB23は、経路案内サーバ10や携帯端末装置50に送信するための地図データとしての画像データを記憶する。通信部22は、ネットワーク1を介して経路案内サーバ10と通信を行う。制御部21は、図示しないCPU、ROM、RAMを備えており、地図サーバ20の全体を制御する。また、本実施形態では、制御部21は、経路案内サーバ10からの要求に応じて地図データを地図DB23から読み出し、通信部22経由で経路案内サーバ10へ送信する。
時刻表サーバ30は、制御部31と、制御部31に接続された通信部32及び時刻表DB33を有する。通信部32は、ネットワーク1を介して経路案内サーバ10と通信を行う。時刻表DB33は、日本国内の各種交通機関(鉄道、バス、モノレール等)の各駅の時刻表データを記憶する。制御部31は、図示しないCPU、ROM、RAMを備えており、時刻表サーバ30の全体を制御する。また、本実施形態では、制御部31は、経路案内サーバ10からの要求に応じて時刻表データを時刻表DB33から読み出し、通信部32経由で経路案内サーバ10へ送信する。
ユーザ情報サーバ40は、制御部41と、制御部41に接続された通信部42及びユーザ情報DB43を有する。通信部42は、ネットワーク1を介して経路案内サーバ10と通信を行う。ユーザ情報DB43は携帯端末装置50の端末装置IDに携帯端末装置50が定期的(例えば1分毎)に送信した位置情報などを対応付けて記憶する。制御部41は、図示しないCPU、ROM、RAMを備えており、ユーザ情報サーバ40の全体を制御する。また、本実施形態では、制御部41は、経路案内サーバ10からの要求に応じて、携帯端末装置50の現時点から所定時間内の過去の位置情報を読み出し、通信部42経由で経路案内サーバ10へ送信する。
なお、ここでは、経路案内サーバ10、地図サーバ20、時刻表サーバ30、及びユーザ情報サーバ40がネットワーク1を介して接続されているが、各サーバの間を専用線で接続してもよい。また、経路案内サーバ10が地図サーバ20、時刻表サーバ30、及びユーザ情報サーバ40を含むように構成することもできる。
〈経路案内システムの動作〉
図2は本発明の実施形態に係る経路案内システムの動作を示すフローチャートであり、図3は図2における経路探索準備処理の内容を示すフローチャートであり、図4は図2における経路探索処理の内容を示すフローチャートである。
図2において、携帯端末装置50の動作フローは、ユーザによって経路案内アプリケーションが起動された時にスタートする。
まず制御部51が接続要求信号を生成し、通信部55経由で経路案内サーバ10へ送信する(ステップS1)。この接続要求信号には、記憶部56に記憶されている携帯端末装置50の端末装置IDが含まれている。
経路案内サーバ10では、接続要求信号が通信部12で受信され、制御部11に送られることで、経路案内サーバ10側のフローがスタートする。経路案内サーバ10では、接続要求信号に含まれている端末装置IDが記憶部13に登録されているか否かを判定し、登録されている場合は、携帯端末装置50の表示部53に経路探索条件入力画面を表示させるための経路探索条件入力画面データを生成し、携帯端末装置50へ送信する(ステップS11)。なお、図示を省略したが、端末装置IDが記憶部13に登録されていない場合は、経路案内サーバ10側のフローを終了させるか又はユーザに登録要求を促す登録要求画面データを送信する。
携帯端末装置50では、経路探索条件入力画面データを受信し、経路探索条件入力画面を表示部53に表示する(ステップS2)。次に、携帯端末装置50では、経路探索条件の出発地、目的地、及び移動経路を設定する(ステップS3)。ここでは、出発地として、測位部52で生成された現在位置情報(緯度情報、経度情報、測位時刻情報)により表される現在位置が設定され、目的地として、ユーザが操作部54から入力した目的地が設定され、移動経路として、ユーザが操作部54から選択した「鉄道路線・徒歩経路」が設定されたものとする。これらの設定情報は制御部51内のRAMに記憶される。
次いで制御部51は、各設定情報を含む経路探索要求信号を生成して経路案内サーバ10へ送信する(ステップS4)。経路案内サーバ10では、制御部11が通信部12における経路探索要求信号の受信を監視しており、通信部12が経路探索要求信号を受信して制御部11へ送ると(ステップS12)、経路探索準備処理を実行する(ステップS13)。
図3に示すように、経路探索準備処理では、まず経路案内サーバ10は、ユーザ情報サーバ40から、現時点以前の所定時間(例えば5分間)の携帯端末装置50の位置情報、即ち携帯端末装置50のユーザの位置情報を取得する(ステップS21)。このとき、経路案内サーバ10は、携帯端末装置50の端末装置IDを含むユーザ情報要求信号をユーザ情報サーバ40へ送り、ユーザ情報サーバ40は受信した端末装置IDに対応する位置情報をユーザ情報DB43から読み出し、経路案内サーバ10へ送信する。なお、受信した端末装置IDがユーザ情報DB43に登録されていない場合は、経路案内サーバ10側のフローを終了するか、又は後述するステップS24に進む。
次に経路案内サーバ10は、携帯端末装置50の現在位置付近、即ち携帯端末装置50のユーザの現在位置付近の地図データを地図サーバ20から取得する(ステップS22)。
次いで経路案内サーバ10は、ステップS21で取得した携帯端末装置50の現時点から所定時間内の位置情報と、ステップS22で取得した携帯端末装置50の現在位置付近の地図データを基に、携帯端末装置50の移動経路が鉄道路線上であるか否か、即ち携帯端末装置50のユーザが鉄道車両に乗車中であるか否かを判定する(ステップS23)。
この判定は以下のようにして行う。ステップS21で取得した現時点から所定時間内の位置情報により表される位置がステップS22で取得した地図データにおける鉄道路線上もしくは鉄道路線に沿って、鉄道車両の速度で移動している場合は、携帯端末装置50のユーザが鉄道車両に乗車中であると判定する。一方、そうでない場合、例えば駅に向かって徒歩や自転車などの速度で移動している場合は、鉄道車両に乗車中ではないと判定する。
判定の結果、鉄道車両に乗車中でない場合は(ステップS23:NO)、携帯端末装置50により設定された出発地、つまり携帯端末装置50の現在位置を経路探索の出発地に設定する(ステップS24)。
判定の結果、鉄道車両に乗車中である場合は(ステップS23:YES)、経路案内サーバ10は、時刻表サーバ30から、ユーザが乗車中と推定される車両の候補を表すデータを取得する(ステップS25)。即ち、例えば現時点で携帯端末装置50の現在位置付近を走行している鉄道車両の路線名、及び直前に停車した駅の駅名及び発車時刻を表すデータを取得する。また、携帯端末装置50の現時点以前の位置情報に基づいて、ユーザが乗車した駅を推定し、その駅の情報に基づいて、時刻表サーバ30から、ユーザが乗車中と推定される車両の候補を表すデータ(現時点で携帯端末装置50の現在位置付近を走行している鉄道車両の路線名、及びユーザが乗車したと推定される駅の駅名、及びユーザが乗車したと推定される駅における発車時刻を表すデータ)を取得するようにしてもよい。
次に経路案内サーバ10は、携帯端末装置50のユーザに乗車中の車両を確認してもらうための確認ダイアログを作成し、携帯端末装置50へ送信する(ステップS26)。
図2に示すように、携帯端末装置50では、経路探索要求信号を送信した後(ステップS4)、確認ダイアログの受信を監視しており(ステップS5)、受信した場合(ステップS5:YES)、表示部53に表示する(ステップS6)。
ここで確認ダイアログは、例えば「今乗っているのは15:26新橋発の京浜東北線ですか?」とする。平行に延びている複数の路線上を車両が同時に走行しているため、ユーザが乗車中と推定される車両が複数存在する場合、それらのリストを表示し、ユーザに選択させるように構成することもできる。
携帯端末装置50では、確認ダイアログに対し、ユーザが操作部54から確認応答を入力したか否かを判定し(ステップS7)、入力した場合は(ステップS7:YES)、確認応答を経路案内サーバ10へ送信する(ステップS8)。
図3に示すように、経路案内サーバ10は、確認ダイアログを送信した後(ステップS26)、確認応答の受信を監視しており(ステップS27)、受信した場合(ステップS27:YES)、確認応答を基にユーザが乗車中の車両を特定し、その車両が走行している路線における現時点直前の停車駅を出発地に設定する(ステップS28)。先に例示した確認ダイアログの場合、京浜東北線の新橋駅を出発地に設定することになる。
所定時間内に確認応答を受信しなかった場合は(ステップS27:NO)、確認ダイアログで確認しようとした車両の中から所定の基準で車両を選択し、その車両が走行している路線における現時点直前の停車駅を出発地に設定する(ステップS29)。
即ち、例えば確認ダイアログで確認しようとした車両が1つの場合、その車両が走行している路線における現時点直前の停車駅を出発地に設定する。また、確認ダイアログで確認しようとした車両が複数の場合、例えば目的地を考慮して1つの車両を選択する。
ステップS24又はS28又はS29を実行することにより、経路探索の出発地を設定したら、経路探索準備処理を終了し、経路探索処理に進む(ステップS14)。
図4に示すように、経路探索処理では、まず経路案内サーバ10は、出発地が駅であるか否かを判定する(ステップS31)。判定の結果、出発地が駅である場合は(ステップS31:YES)、その駅から目的地の最寄りの駅迄の鉄道路線経路、及びその先の徒歩経路を探索し(ステップS32)、経路探索処理を終了する。また、出発地が駅でない場合は(ステップS31:NO)、出発地の最寄りの駅迄の徒歩経路、その駅から目的地の最寄りの駅迄の鉄道路線経路、及びその先の徒歩経路を探索し(ステップS33)、経路探索処理を終了する。
図2の説明に戻る。次に経路案内サーバ10は、経路探索結果(経路データ、車両の発着時刻データ、地図データ)を携帯端末装置50へ送信する(ステップS15)。携帯端末装置50は、確認応答を送信した場合(ステップS8)、若しくは確認ダイアログを所定時間内に受信しなかった場合(ステップS5:NO)、若しくは確認応答を所定時間内に入力しなかった場合(ステップS7:NO)、経路探索結果の受信を待機しており、経路探索結果が経路案内サーバ10からから送信されると、受信して表示部53に表示する(ステップS9)。
以上詳細に説明したように、本発明の実施形態に係る経路案内システムには下記(1)〜(2)の特徴を持っている。
(1)経路案内サーバ10は携帯端末装置50から現在位置を出発地とする経路探索要求を受けたとき、ユーザ情報DB43に記憶されている携帯端末装置50の現時点から所定時間内の過去の位置情報と、地図DB23に記憶されている鉄道路線の位置情報とを基に、携帯端末装置50が鉄道路線上を移動しているか否かを判定するので、携帯端末装置50のユーザは鉄道車両に乗車中に経路探索要求を行う場合に、鉄道車両に乗車中であることを入力する必要がない。
(2)携帯端末装置50が鉄道路線上を移動していると判定した場合、時刻表DB33を参照することで、携帯端末装置50のユーザが乗っていると推定される鉄道車両を表す情報(路線名、現時点直前の停車駅の発車時刻等)を取得し、携帯端末装置50に確認ダイアログを表示するので、携帯端末装置50のユーザは確認ダイアログに応答するのみで済み、乗車駅名の入力は不要となる。
なお、以上の実施形態では、確認ダイアログで確認しようとする車両が1つの場合にも経路案内サーバ10と携帯端末装置50との間で確認ダイアログと確認応答のやりとりを行うように構成したが、確認ダイアログで確認しようとする車両が複数の場合のみ、そのやりとりを行い、確認ダイアログで確認しようとする車両が1つの場合はそのやりとりを省略してもよい。
また、以上の実施形態は、所定のアプリケーションプログラムが記憶されている携帯端末装置と経路案内サーバとを備えたクライアント−サーバシステムに本発明を適用したものであるが、地図DB、時刻表DB、及びユーザ情報DBを内蔵したPND(Personal Navigation Device)などのスタンドアローン型の装置に本発明を適用することもできる。
1…ネットワーク、10…経路案内サーバ、11,51…制御部、12,55…通信部、13,56…記憶部、20…地図サーバ、30…時刻表サーバ、40…ユーザ情報サーバ、50…携帯端末装置、52…測位部、53…表示部、54…操作部。

Claims (4)

  1. 携帯端末装置からの経路探索要求に応じて、現在地から目的地迄の徒歩の経路及び鉄道路線の経路の案内が可能な経路案内システムであって、
    前記携帯端末装置の位置情報を経時的に記憶する端末位置情報記憶部と、
    地図情報を記憶する地図情報記憶部と、
    前記携帯端末装置から現在位置を出発地とする経路探索要求を受けたとき、前記端末位置情報記憶部に記憶されている前記携帯端末装置の過去の位置情報と、前記地図情報記憶部に記憶されている鉄道路線の位置情報とを基に、前記携帯端末装置の現時点から所定時間内の位置情報が鉄道路線上にある場合に、前記携帯端末装置が鉄道路線上を移動していると判定する判定手段と、
    前記判定手段により、鉄道路線上を移動していると判定されたとき、前記鉄道路線上の移動方向後方の所定の駅を経路探索条件の出発地に設定する出発地設定手段と、
    を備える経路案内システム。
  2. 請求項1に記載された経路案内システムにおいて、
    鉄道路線の時刻表情報を記憶する時刻表情報記憶部と、
    前記判定手段により、鉄道路線上を移動していると判定されたとき、鉄道路線の時刻表情報を用いて前記携帯端末装置のユーザが乗車中と推定される車両情報リストを作成するリスト作成手段と、
    前記車両情報リストから乗車中の鉄道車両を特定する車両特定手段と、
    前記車両特定手段が前記乗車中の鉄道車両を特定したとき、前記出発地設定手段は、特定した車両の現時点直前の停車駅を前記経路探索条件の出発地に設定し、前記判定手段により鉄道路線上を移動していないと判定されたとき、現在位置を経路探索条件の出発地に設定する経路案内システム。
  3. 請求項2に記載された経路案内システムにおいて
    記リスト作成手段により作成された車両情報リストを前記携帯端末装置に提示する車両情報リスト提示手段と、を備える経路案内システム。
  4. 携帯端末装置からの経路探索要求に応じて、現在地から目的地迄の徒歩の経路及び鉄道路線の経路の案内が可能な経路案内サーバであって、
    前記携帯端末装置から現在位置を出発地とする経路探索要求を受けたとき、前記携帯端末装置の位置情報を経時的に記憶する端末位置情報記憶部から取得した前記携帯端末装置の過去の位置情報と、地図情報記憶部に記憶されている鉄道路線の位置情報とを基に、前記携帯端末装置の現時点から所定時間内の位置情報が鉄道路線上にある場合に、前記携帯端末装置が鉄道路線上を移動していると判定する判定手段と、
    前記判定手段により、鉄道路線上を移動していると判定されたとき、前記鉄道路線上の移動方向後方の所定の駅を経路探索条件の出発地に設定する出発地設定手段と、
    を備える経路案内サーバ。
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