JP2005156225A - 物体検知センサおよびそれを用いたカードリーダ - Google Patents
物体検知センサおよびそれを用いたカードリーダInfo
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Abstract
【課題】 簡易な構成によって、高感度で良好な温度特性を有する物体検知センサを提供する。
【解決手段】 励磁用コイル12,13の始端側引出部12b,13bと終端側引出部12c,13cとを略同一の場所を並走するように配置して一体引出部U12,U13を構成し、その一体引出部U12,U13を構成している励磁用コイル12,13の始端側引出部12b,13bおよび終端側引出部12c,13cに略同一の電流が反対方向に流れる構成を採用したことによって、始端側引出部12b,13bおよび終端側引出部12c,13cを流れる電流により形成される無用な磁界どうしを互いに打ち消し合ってキャンセルし、無用な磁界の影響を受けることなく良好な温度特性を得るように構成したもの。
【選択図】 図1
【解決手段】 励磁用コイル12,13の始端側引出部12b,13bと終端側引出部12c,13cとを略同一の場所を並走するように配置して一体引出部U12,U13を構成し、その一体引出部U12,U13を構成している励磁用コイル12,13の始端側引出部12b,13bおよび終端側引出部12c,13cに略同一の電流が反対方向に流れる構成を採用したことによって、始端側引出部12b,13bおよび終端側引出部12c,13cを流れる電流により形成される無用な磁界どうしを互いに打ち消し合ってキャンセルし、無用な磁界の影響を受けることなく良好な温度特性を得るように構成したもの。
【選択図】 図1
Description
本発明は、被検出体の各種情報を検出する物体検知センサおよびそれを用いたカードリーダに関する。
一般に、物体検知センサは、自動販売機、自動券売機、ATM等の硬貨を取り扱う装置において、コインの凹凸や材質の識別装置、モータの回転駆動制御装置、あるいはカードリーダに挿入されたカードの種別等を識別する装置などのような多種多様な装置において広く採用されている。この物体検知センサは、通常、渦電流型と呼ばれる構造を備えたものが多いが、最近になって、検出感度の向上等を図る目的のために、検出用コイルからの差動出力を用いて検出を行うように構成された物体検知センサの提案がなされている(例えば特許文献1参照)。
このような物体検知センサでは、例えば図17に示されているような上下対称な形状を有するコア体1の両端部分に設けられた軸端コア部1a,1aに一対の励磁用コイル2,3が巻回されているとともに、それら一対の励磁用コイル2,3の間の中央コア部1bに検出用コイル4が巻回されている。そして、上記一対の励磁用コイル2,3に適宜の通電を行うことによって励磁磁束Φ1,Φ2を形成しておき、被検出体との位置関係に対応して上記両磁束Φ1,Φ2の磁束が変化したときに、それらの差に相当する信号を、上記検出用コイル4から差動信号として出力させるようにしている。
より具体的には、被検出体が存在していないか、被検出体が物体検知センサから十分遠方に存在している場合には、上述した励磁磁束Φ1,Φ2が同じ状態にバランスすることから、そのときの検出用コイル4からの出力を「0」に調整しておき、その上で、被検出体が近接してきた際における上記励磁磁束Φ1,Φ2の磁束変化の差、つまり差動信号を上記検出用コイル4から出力させ、その差動信号に基づいて被検出体の有無などの各種情報を得るように構成されている。
また、このような差動型の高感度な物体検知センサをカードリーダに用いることによって、ICカードの接点検出などを行うようにした装置も提案されている。
しかしながら、このような従来から提案されている物体検知センサでは、励磁コイル2,3のうちのコア体1に巻回されていない部位、例えば図17中の符号2a,3aで示された引出線(ハッチング部分)によって無用な磁界が形成されることがあり、その無用な磁界の影響による検出成分が、上述した検出出力に重畳されてしまうことがある。つまり、このようなコア体1に巻回されていない部位2a,3aに流れる電流によって形成される磁束は、コア体1を介在することなく検出用コイル2,3に対して外方から直接的に飛び込む状態となり、上述した正規の励磁磁束Φ1,Φ2に対して位相がずれたものとなってしまう。その結果、例えば被検出体を検出していないときの温度変化に対する出力変動が、いわゆる温度ドリフトとして現れるなどの問題が発生し、そのため検出用の閾値を上げて設定するなどの対策を施すと、検出可能な距離が小さくなって検出感度を低下させてしまうこととなる。
そこで本発明は、簡易な構成よって、高感度で良好な温度特性を有する物体検知センサおよびそれらを用いたカードリーダを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項1にかかる物体検知センサでは、コイルの巻き始め部分に連続する始端側引出部から供給された電流が当該励磁用コイルのコイル巻回部を通して巻き終わり部分に連続する終端側引出部から戻されるように構成された励磁用コイルの始端側引出部と終端側引出部とが略同一の場所を並走するように配置されることより一体引出部が構成され、その一体引出部を構成している励磁用コイルの始端側引出部および終端側引出部に、略同一の電流が反対方向に流れる構成になされている。
このような構成を有する請求項1にかかる物体検知センサによれば、略同一の場所を並走する励磁用コイルの一体引出部の始端側引出部および終端側引出部に略同一の電流が反対方向に流されることから、それら始端側引出部および終端側引出部を流れる電流により形成される無用な磁界どうしが互いに打ち消し合ってキャンセルされることとなり、その無用な磁界の影響を受けることなく検出出力が良好に得られるようになっている。
このような構成を有する請求項1にかかる物体検知センサによれば、略同一の場所を並走する励磁用コイルの一体引出部の始端側引出部および終端側引出部に略同一の電流が反対方向に流されることから、それら始端側引出部および終端側引出部を流れる電流により形成される無用な磁界どうしが互いに打ち消し合ってキャンセルされることとなり、その無用な磁界の影響を受けることなく検出出力が良好に得られるようになっている。
また、請求項2にかかる物体検知センサでは、上記請求項1における励磁コイルが、コア体の中心軸芯の方向に離して一対配置されることによって差動出力型の磁気センサが構成され、それら一対の励磁コイルの各々における一体引出部がコア体の中心軸芯に沿って延在した後に略直角方向折れ曲がって延在している。さらに、請求項3にかかる物体検知センサでは、上記請求項1における一体引出部が励磁コイルにより形成される励磁磁束の中心方向に沿って延在した後に略直角方向に折れ曲がって延在している。
このような構成を有する請求項2または請求項3にかかる物体検知センサによれば、一体引出部の始端側引出部および終端側引出部を流れる電流により形成される無用な磁束が、コア体の中心軸芯または磁束中心に沿って形成されるため、無用な磁束の影響が最小限に抑えられるようになっている。
このような構成を有する請求項2または請求項3にかかる物体検知センサによれば、一体引出部の始端側引出部および終端側引出部を流れる電流により形成される無用な磁束が、コア体の中心軸芯または磁束中心に沿って形成されるため、無用な磁束の影響が最小限に抑えられるようになっている。
さらにまた、請求項4にかかる物体検知センサでは、上記請求項1における記励磁コイルが、前記コア体の中心軸芯の方向に離して一対配置されていることにより差動出力型の磁気センサが構成され、それら一対の励磁コイルの各々における一体引出部が、コア体の中心軸芯と略直交する方向に延在した後、略直角方向に折れ曲がって互いに近接するように前記コア体の中心軸芯の方向と略平行に延在し、さらにそれら一対の一体引出部どうしが、コア体の中心軸芯の方向における略中央部分に相当する位置で突き当てられた後に、略直角方向に折れ曲がってコア体の中心軸芯の方向と略直交する方向に延在し、当該一対の一体引出部どうしが、略同一の場所を並走するように配置されている。
このような構成を有する請求項4にかかる物体検知センサによれば、一体引出部の始端側引出部および終端側引出部を流れる電流により形成される無用な磁束が、コア体から適宜に離れた位置に形成されるため、その分、無用な磁束の影響がより低減されるようになっている。
このような構成を有する請求項4にかかる物体検知センサによれば、一体引出部の始端側引出部および終端側引出部を流れる電流により形成される無用な磁束が、コア体から適宜に離れた位置に形成されるため、その分、無用な磁束の影響がより低減されるようになっている。
また、請求項5にかかる物体検知センサでは、上記請求項1における一体引出部が、コア体と一体または別体にて設けられた位置規制部材により案内・保持されている。
このような構成を有する請求項5にかかる物体検知センサによれば、一体引出部が位置規制部材の案内機能によって容易かつ確実に取り付けられるようになっている。
このような構成を有する請求項5にかかる物体検知センサによれば、一体引出部が位置規制部材の案内機能によって容易かつ確実に取り付けられるようになっている。
一方、請求項6にかかる物体検知センサでは、上記請求項5における位置規制部材が、突起状または溝状をなすように形成されている。
このような構成を有する請求項6にかかる物体検知センサによれば、位置規制部材が確実な案内機能を有するように形成される。
このような構成を有する請求項6にかかる物体検知センサによれば、位置規制部材が確実な案内機能を有するように形成される。
また、請求項7にかかる物体検知センサでは、上記請求項5における位置規制部材が一体引出部の始端側引出部および終端側引出部どうしを密着させるように締め付ける部材から構成されている。
このような構成を有する請求項7にかかる物体検知センサによれば、始端側引出部と終端側引出部とが位置規制部材により強固に締め付けられることによって一体引出部が確実かつ良好に形成されるようになっている。
このような構成を有する請求項7にかかる物体検知センサによれば、始端側引出部と終端側引出部とが位置規制部材により強固に締め付けられることによって一体引出部が確実かつ良好に形成されるようになっている。
さらに、請求項8にかかる物体検知センサでは、上記請求項1における一体引出部の始端側引出部と終端側引出部とが互いに絡み合うように撚られた構成になされている。
このような構成を有する請求項8にかかる物体検知センサによれば、一体引出部の始端側引出部と終端側引出部とが絡み合うように撚られた構成になされていることよって、始端側引出部と終端側引出部とがより緊密状態に維持されるようになっている。
このような構成を有する請求項8にかかる物体検知センサによれば、一体引出部の始端側引出部と終端側引出部とが絡み合うように撚られた構成になされていることよって、始端側引出部と終端側引出部とがより緊密状態に維持されるようになっている。
さらにまた、請求項9にかかる物体検知センサでは、上記請求項1における一体引出部に磁性体が当接するように装着されている。
このような構成を有する請求項9にかかる物体検知センサによれば、一体引出部の始端側引出部および終端側引出部により形成される無用な磁束が、その無用な磁束に対応して磁性体に形成される渦電流に変換されることにより吸収されるようになっている。
このような構成を有する請求項9にかかる物体検知センサによれば、一体引出部の始端側引出部および終端側引出部により形成される無用な磁束が、その無用な磁束に対応して磁性体に形成される渦電流に変換されることにより吸収されるようになっている。
また、請求項10にかかる物体検知センサでは、上記請求項1におけるコア体が一体引出部からの磁束の影響を遮蔽するシールド部材により覆われている。
このような構成を有する請求項10にかかる物体検知センサによれば、一体引出部の始端側引出部および終端側引出部により形成される無用な磁束がシールド部材により遮断され、コア体へ影響が防止されるようになっている。
このような構成を有する請求項10にかかる物体検知センサによれば、一体引出部の始端側引出部および終端側引出部により形成される無用な磁束がシールド部材により遮断され、コア体へ影響が防止されるようになっている。
一方、請求項11にかかるカードリーダでは、上記請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の物体検知センサが、装置内に挿入されたカードの種別を検出する入口センサとして設けられている。
このような構成を有する請求項11にかかるカードリーダにおいても、上述した物体検知センサと同様な作用が得られる。
このような構成を有する請求項11にかかるカードリーダにおいても、上述した物体検知センサと同様な作用が得られる。
以上のように本発明にかかる物体検知センサは、励磁用コイルの始端側引出部と終端側引出部とを略同一の場所を並走するように配置して一体引出部を構成し、その一体引出部を構成している励磁用コイルの始端側引出部および終端側引出部に略同一の電流が反対方向に流れる構成を採用したことによって、始端側引出部および終端側引出部を流れる電流により形成される無用な磁界どうしを互いに打ち消し合ってキャンセルし、無用な磁界の影響を受けることなく検出用の閾値を下げて検出可能な距離を拡大するように構成したものであるから、簡易な構成よって高感度で良好な温度特性を有するとともに低廉で高精度な物体検知センサを容易に得ることができる。
一方、本発明にかかるカードリーダは、上記の物体検知センサを、装置内に挿入されたカードの種別を検出する入口センサとして設けたものであるから、上述した物体検知センサと同様な効果を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示されている実施形態にかかる物体検知センサ10は、従来構造のもの(図17参照)と同様に、差動出力型の磁気センサを構成するものであって、図示の上下に対称な形状のコア体11を有しているとともに、そのコア体11の図示上下における両端部分に形成された軸端コア部11a,11aに一対の励磁用コイル12,13がそれぞれ巻回されている。また、上記一対の励磁用コイル12,13の間の中央コア部11bには、検出用コイル14が巻回されている。
図1に示されている実施形態にかかる物体検知センサ10は、従来構造のもの(図17参照)と同様に、差動出力型の磁気センサを構成するものであって、図示の上下に対称な形状のコア体11を有しているとともに、そのコア体11の図示上下における両端部分に形成された軸端コア部11a,11aに一対の励磁用コイル12,13がそれぞれ巻回されている。また、上記一対の励磁用コイル12,13の間の中央コア部11bには、検出用コイル14が巻回されている。
そして、上記一対の励磁用コイル12,13に適宜の通電を行うことによって励磁磁束(図17中の符号Φ1,Φ2参照)を形成しておき、図示を省略した被検出体との位置関係に対応して上記両磁束(Φ1,Φ2)の磁束が変化したときに、それらの差に相当する信号を、上記検出用コイル14から差動信号として出力させるようにしている。
具体的には、被検出体が存在していないか、被検出体が物体検知センサから十分遠方に存在している場合には、上述した励磁磁束(Φ1,Φ2)が同じ状態にバランスすることから、そのときの検出用コイル14からの出力を「0」に調整しておき、その上で、被検出体が近接してきた際における上記励磁磁束(Φ1,Φ2)の磁束変化の差、つまり差動信号を上記検出用コイル14から出力させ、その差動信号に基づいて被検出体の有無などの各種情報を得るように構成されている。
ここで、上述した一対の励磁用コイル12,13は、軸端コア部11a,11aに対して巻回されたコイル巻回部12a,13aを有しているとともに、そのコイル巻回部12a,13aの巻き始めの部分に連続する始端側引出部12b,13bと、上記コイル巻回部12a,13aの巻き終わりの部分に連続する終端側引出部12c,13cとを備えていて、始端側引出部12b,13bから供給された電流が、上記コイル巻回部12a,13aを通過して終端側引出部12c,13cから戻されるように構成されている。
そして、上述した励磁用コイル12,13の始端側引出部12b,13bと、終端側引出部12c,13cとは、略同一の場所を並走するように配置されていることによって一体引出部U12,U13をそれぞれ構成しており、本実施形態における一体引出部U12,U13は、コイル巻回部12a,13aから引き出された部分が、上記コア体11の中心軸芯Xに沿って図示上下方向に延在するように配置されている。すなわち、これらの一体引出部U12,U13は、上記コイル巻回部12a,13aからコア体11の中心軸芯X、つまり励磁磁束の中心に沿って図示上下の方向にそれぞれ延在した後に、上記コア体11の略中央位置において略直角方向折れ曲がって図示左側の方向に延在し、その延出端部分が図示を省略した電源回路に接続されている。
その結果、上記一体引出部U12,U13を構成している励磁用コイル12,13の始端側引出部12b,13bおよび終端側引出部12c,13cには、図示矢印で表したような略同一の電流が、互いに反対の方向に流れる構成になされており、始端側引出部12b,13bおよび終端側引出部12c,13cに流れる電流によって逆向きの磁束が形成されるようになっている。
このように本実施形態では、略同一の場所を並走する励磁用コイル12,13の一体引出部U12,U13における始端側引出部12b,13bおよび終端側引出部12c,13cに、略同一の電流が反対方向に流されることから、それら始端側引出部12b,13bおよび終端側引出部12c,13cを流れる電流により形成される無用な磁界どうしが互いに打ち消し合ってキャンセルされることとなり、その無用な磁界の影響を受けることなく検出出力が良好に得られる。
特に本実施形態では、差動出力型の磁気センサを構成している励磁コイル12,13の各々における一体引出部U12,U13が、コア体11の中心軸芯X、つまり励磁磁束の中心に沿って延在した後に略直角方向折れ曲がって延在していることから、一体引出部U12,U13の12b,13bおよび終端側引出部12c,13cを流れる電流により形成される無用な磁束が、コア体11の中心軸芯Xおよび磁束中心に沿って形成されることとなって、無用な磁束の影響がさらに最小限に抑えられるようになっている。
次に、上述した実施形態と同一の構成物に対して同一の符号を付した図2に示されている実施形態においては、励磁用コイル12,13の始端側引出部12b,13bと終端側引出部12c,13cとからなる一体引出部U12a,U13aが、コア体11の外方を取り囲むように配置されている。すなわち本実施形態における一体引出部U12a,U13aは、コイル巻回部12a,13aから、コア体11の中心軸芯と略直交する方向に引き出されて図示左側の方向に延在した後、略直角方向折れ曲がって図示上下方向である前記コア体11の中心軸芯の方向と略平行に延在するように配置されている。それらの一体引出部U12a,U13aどうしは、前記コア体11の中心軸芯Xの方向に沿って互いに近接するように略中央部分に相当する位置まで延在した時点で、図示上下の方向から突き当てられており、さらに、そこから図示左方向に向かって略直角方向に折れ曲がって、前記コア体11の中心軸芯Xの方向と略直交する方向に略同一の場所を並走するように延在している。
このような実施形態においても、上述した実施形態とほぼ同様な作用・効果が得られるが、特に本実施形態によれば、一体引出部U12,U13の始端側引出部12b,13bおよび終端側引出部12c,13cを流れる電流により形成される無用な磁束が、コア体11から適宜に離れた位置に形成されるため、その分、無用な磁束の影響がより低減されるようになっている。
さらに、上述した実施形態と同一の構成物に対して同一の符号を付した図3に示されている実施形態においては、上述した図1にかかる実施形態に対して、一体引出部U12,U13を位置規制部材31により案内・保持する構成になされている。本実施形態における位置規制部材31は、コア体11とは別体の部材から構成されていて、コイル巻回部12a,13aから引き出された一体引出部U12,U13を、両側から挟み込むようにして上記一体引出部U12,U13に対する案内機能を有している。このような実施形態によれば、一体引出部U12,U13が位置規制部材31の案内機能によって容易かつ確実に取り付けられることとなる。
さらにまた、上述した実施形態と同一の構成物に対して同一の符号を付した図4に示されている実施形態においては、上述した図1にかかる実施形態に対して、一体引出部U12,U13を位置規制部材41により案内・保持する構成になされているが、本実施形態における位置規制部材41は、コア体11と一体に形成された突起状部材から構成されていて、コイル巻回部12a,13aから引き出された一体引出部U12,U13を両側から挟み込むようにして上記一体引出部U12,U13に対する案内機能を有している。
このような実施形態においても、一体引出部U12,U13が位置規制部材31の案内機能によって容易かつ確実に取り付けられることとなる。なおこの場合には、上述した位置規制部材41を溝状に形成することも可能である。
一方、上述した実施形態と同一の構成物に対して同一の符号を付した図5に示されている実施形態においては、上述した図1にかかる実施形態に対して、一体引出部U12,U13の始端側引出部12b,13bおよび終端側引出部12c,13cどうしを密着させるように締め付ける熱収縮チューブ51が、位置規制部材を構成するように設けられている。すなわち、一体引出部U12,U13に対して熱収縮チューブ51,51からなる位置規制部材を遊嵌状態にて容易に装着した後、それらの熱収縮チューブ51,51を適宜の加熱手段により加熱することによって上記一体引出部U12,U13の始端側引出部12b,13bおよび終端側引出部12c,13cどうしが、互いに強固に密着状態になされるようになっている。
このような実施形態によれば、始端側引出部12b,13bと終端側引出部12c,13cが位置規制部材としての熱収縮チューブ51,51により強固に締め付けられることによって、一体引出部U12,U13が確実かつ良好に形成される。
また、上述した実施形態と同一の構成物に対して同一の符号を付した図6に示されている実施形態においては、一体引出部U12b,U13bの始端側引出部12b,13bと終端側引出部12c,13cとが、互いに絡み合うように撚られた構成になされている。すなわち、このような実施形態のように一体引出部U12b,U13bの始端側引出部12b,13bと終端側引出部12c,13cとが絡み合うように撚られた構成になされていれば、始端側引出部12b,13bと終端側引出部12c,13cとがより緊密状態に維持されることとなる。
さらに、上述した実施形態と同一の構成物に対して同一の符号を付した図7に示されている実施形態においては、図1にかかる実施形態に対して、一体引出部U12,U13の上に、薄板状の磁性体71が当接するように装着されている。
このような実施形態によれば、一体引出部U12,U13の始端側引出部12b,13bおよび終端側引出部12c,13cにより形成される無用な磁束が、当該磁束に対応して上記磁性体71に生成される渦電流に変換されることにより吸収されるようになっている。
このような実施形態によれば、一体引出部U12,U13の始端側引出部12b,13bおよび終端側引出部12c,13cにより形成される無用な磁束が、当該磁束に対応して上記磁性体71に生成される渦電流に変換されることにより吸収されるようになっている。
さらにまた、上述した実施形態と同一の構成物に対して同一の符号を付した図8および図9に示されている実施形態においては、上述した図2にかかる実施形態に対して、一体引出部U12a,U13aからの磁束の影響を遮蔽する断面略コの字状のシールド部材81によりコア体11が覆われた構成になされている。
このような実施形態によれば、一体引出部U12a,U13aの12b,13bおよび終端側引出部12c,13cにより形成される無用な磁束が、シールド部材81により遮断され、コア体11へ影響が防止されるようになっている。
次に、上述した本発明にかかる物体検知センサ10をカードリーダの入口センサとして設けることによって、装置内に挿入されたカードの種別を検出するようにした実施形態について説明する。
まず、図10に示されているICカードリーダの装置本体100内には、図示右端側に設けられたカード挿入口102を通して挿入されたICカード103が、略水平方向に延在するように配置されたカード搬送路104により案内されて、図示したように装置後端側まで送り込まれる構成になされている。このカード搬送路104は、上側フレーム104aと下側フレーム104bとの間に挟まれるようにして構成されており、当該カード搬送路104の比較的前方(図示右方)の位置に配置された搬送駆動手段としてのカード送りローラ105a又は送りパット105bが、図示を省略したモータによって回転駆動されることによって、上記ICカード103が、装置後端側(図示右端側)に配置されたカード読取/書込位置まで導かれるようになっている。
具体的には、上記カード挿入口102からカード搬送路104の内部側に取り込まれたICカード103は、当該ICカード103の先端103aがカード当接部材26に当接された後に更に押し込まれ、そのICカード103とともに上記カード当接部材26をカード走行方向に移動させる。そして、そのカード当接部材26の移動に伴って、IC接点27が、接点ブロック28の作用によって上記ICカード103の接点端子部103bに当接させる位置まで移動される。
一方、上記カード当接部材106は、ICカード103の先端103aを当接させる突出部106aと、ICカード103の裏面側を受け支える受け手段106bとを備えている。上記突出部106aは、カード当接部材106の先端部分(図示左端側部分)において、下方を向くように形成されており、その突出部106aに対して、カード搬送路104内を走行するICカード103が当接するように、当該突出部106aの一部が、上記上側フレーム104aと下側フレーム104bとにより形成されるカード搬送路104内に突出するように配置されている。
上述したカード当接部材106は、ICカード103が走行する方向に移動可能に設けられているが、スプリング等(図示省略)によってICカード103の後端側方向、すなわち図示右方の手前側に復帰付勢されており、そのカード当接部材106にICカード103が当接して移動させるまでは、図11に示すように後方位置(図示右方位置)に待機している。そして、ICカード103が図示左方側のカード読取/書込位置に向かって走行し、当該ICカード103の先端103aがカード当接部材106の突出部106aに当接すると、当該カード当接部材106は、ICカード103とともにカード走行方向すなわち図示左方の奥側に向かって移動し、それによって、上記カード当接部材106が、図10に示すカードセット位置、つまりICカード103に対する情報の読取/書込を行う位置に到達する。
一方、上記接点ブロック108は、プローブ針状のIC接点107を保持しながらカード当接部材106に係合しており、カード当接部材106が、図示左方の先端側へ移動するのに連動して、図11のカード離間位置から斜め方向のカム溝106gに沿って下降していき、図10に示すカード当接位置に到達する構成になされている。上記接点ブロック108は、カード当接位置に至る直前において上記IC接点107をICカード103の接点端子部103bに当接させるように構成されている。
図示上方側に配置されたセンサ109は、上記カード当接部材106に設けられたスリット106cと、カード当接部材106の後端側端面106dとを検出するように設けられていて、このセンサ109でスリット106cを検知することによってICカード103の走行スピードを低下させるタイミングが検出されるとともに、後端側端面106dを検知することによってICカード103がカード読取/書込位置に停止していることが検出されるようになっている。本実施形態では、上記センサ109として光センサを用いているが、他の手段、例えば磁気センサあるいは機械式センサを用いることもできる。
一方、特に図12、図13および図14に示されているように、カード挿入部分、すなわち、上記ICカード103の挿入方向(図示左方向)において上記カード読取/書込位置より上流側の位置には、挿入されたカードの種別を検出するための、例えば、2体または3体の入口センサ300,10が設けられている。上述したカードリーダの構成においては、2体の入口センサ300,10が設けられることとなり、これらの入口センサ300,10は、磁気カードの磁気ストライプを検出する第1の磁気センサ300と、接触型ICカードの接点端子部を検出する第2の磁気センサ10とから構成されている。一方、カードリーダが公知の非接触式ICカード用アンテナ(図示省略)を有する場合には、3体の入口センサが設けられることとなり、これらの入口センサ300,10,10は、磁気カードの磁気ストライプを検出する第1の磁気センサ300と、接触型ICカードの接点端子部を検出する第2の磁気センサ10と、非接触型ICカードのアンテナ部を検出する第3の磁気センサ10とから構成されている。
そのうちの上記第2の磁気センサ10及び第3の磁気センサ10は、上記カード搬送路104内に臨むように設けられており、上述した図1ないし図9に表した本発明にかかる差動型磁気センサをハウジングに固定したセンサ組として採用したものであって、本実施形態では、上述したカード挿入口102の図1左方側直後においてカード走行方向と略直交する方向に並列していることによって、これら両センサ10,10どうしが互いに略同位置となるように配置されている。そして、特に図15及び図16に示されているように、ハウジング10aに取り付けられた樹脂体10b内に埋設されており、当該第2の磁気センサ10を構成している磁気センサから延出して上記ハウジング10aの外部側に向かって略水平に突出する各端子板10cが、図示を省略した回路制御部に接続されている。
ここで、上記第2の磁気センサ10は、上述した接触型のICカード103に設けられた接点端子部103bを被検出体として検出する機能を備えたものであって、接触型のICカード103がカード挿入口102から挿入された場合に、当該第2の磁気センサ10から検出信号が発せられるようになっている。また、上記第3の磁気センサ10は、非接触型のICカードに帯状等をなすように張り巡らして配置されたアンテナ部を被検出体として検出するように配置されており、非接触型のICカードがカード挿入口102から挿入された場合に、当該第3の磁気センサ10から検出信号が発せられるようになっている。
一方、上記第1の磁気センサ300は、磁気記録情報部として磁気ストライプを有するカードを用いる場合の磁気プリヘッドを構成するものであって、カード搬送方向において上記第2及び第3の磁気センサ10,10のやや下流側(奥側)に配置されており、磁気カードなどの磁気ストライプを有するカードがカード挿入口102から挿入された場合に、当該第1の磁気センサ300から検出信号が発せられるようになっている。
さらに、上記第1の磁気センサ300のカード搬送方向下流側(奥側)には、上記カード搬送路104を開放・閉塞する公知のシャッター手段400が配置されており、適正なICカード103が挿入された場合には、その適正な検出信号に基づいて上記シャッター手段400を開放状態とするが、不適正なカードが挿入された場合、すなわちICカード103の接点端子部103bが検出されない場合には、上記シャッター手段400を遮断状態のままに保持させることによって、不正カードの使用などを未然に防止するようにしている。
このシャッター手段400の開閉回路については、従来公知のものと同様であるので説明は省略するが、このようなシャッター手段400を設けることなく、モータの駆動制御によって不正カードを装置内に取り込まないようにすることも可能である。
一方、適正なICカード103からの検知信号が上記入口センサ300,10,10から発せられると、その検知信号に基づいてカードと搬送駆動手段のモータが駆動され、それによって上述したカード送りローラ105aが回転駆動されることとなり、ICカード103が、上記シャッター手段400を通ってカード搬送路104の内部へと搬入されていく。そして、そのカード搬送路104内を走行するICカード103の先端103aは、上記カード当接部材106の突出部106aに導かれる。当該ICカード103の先端103aが突出部106aに当接した後も、カード送りローラ105aは引き続き回転駆動されてICカード103を走行させる。従って、上記カード当接部材106の突出部106aは、ICカード103の先端103aによってカード走行方向に押されていき、カード当接部材106がICカード103と一体にカード走行方向すなわち図示左方側の奥側へ移動することとなる。
上記カード当接部材106がカード走行方向に移動するのに伴って、そのカード当接部材106に係合する接点ブロック108が上下動を行うように構成されている。すなわち、上記接点ブロック108は、カム溝106gを利用して下降してIC接点107をICカード103の接点端子部103bに接触させる。その後も、ICカード103が情報の読取/書込が行われる位置まで移動するので、これに伴い上記接点ブロック108もさらに下降する。したがって、ICカード103がカード読取/書込位置に近づくにつれて、ICカード103の接点端子部103bに対してIC接点107がさらに押し付けられることとなる。
以上、本発明者によってなされた発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、軸端コア部11cの幅寸法を、中央コア部11aの幅寸法よりも小さくしているが(W2 <W1)、両者を等しくしたり、逆の大小関係に設定することも可能である。
さらに、上述した実施形態では、コア体として、一枚の薄板形状部材を用いているが、立体形状のコア体であっても同様に採用することができる。
以上述べた本発明にかかる物体検知センサは、カードリーダ内に挿入されたカードの種別等を識別する装置を始めとして、自動販売機、自動券売機、ATM等の硬貨を取り扱う装置においてコインの凹凸や材質の識別装置や、各種回転駆動装置におけるモータの回転駆動制御装置などのように、多種多様な装置において広く採用することが可能である。
10 物体検知センサ
11 コア体
11a 軸端コア部
11b 中央コア部
X 中心軸芯
12,13 励磁用コイル
12a,13a コイル巻回部
12b,13b 始端側引出部
12c,13c 終端側引出部
14 検出用コイル
U12,U13 一体引出部
U12a,U13a 一体引出部
U12b,U13b 一体引出部
31,41 位置規制部材
51 熱収縮チューブ(位置規制部材)
71 磁性体
81 シールド部材
100 ICカードリーダ
102 カード挿入口
103 ICカード
103b 接点端子部
104 カード搬送路
107 IC接点
10,300 入口センサ
11 コア体
11a 軸端コア部
11b 中央コア部
X 中心軸芯
12,13 励磁用コイル
12a,13a コイル巻回部
12b,13b 始端側引出部
12c,13c 終端側引出部
14 検出用コイル
U12,U13 一体引出部
U12a,U13a 一体引出部
U12b,U13b 一体引出部
31,41 位置規制部材
51 熱収縮チューブ(位置規制部材)
71 磁性体
81 シールド部材
100 ICカードリーダ
102 カード挿入口
103 ICカード
103b 接点端子部
104 カード搬送路
107 IC接点
10,300 入口センサ
Claims (11)
- 被検出体に対面するように配置されるコア体と、そのコア体にぞれぞれ巻回された励磁用コイルおよび検出用コイルと、を備え、
前記励磁用コイルの巻き始め部分に連続する始端側引出部から供給された電流が、当該励磁用コイルのコイル巻回部を通して巻き終わり部分に連続する終端側引出部から戻されるように構成され、
前記励磁用コイルにより形成される励磁磁束の変化に伴って前記検出用コイルから出力される検出出力を用いて、前記被検出体に関する各種情報を取得する構成になされた物体検知センサにおいて、
前記励磁用コイルの始端側引出部と終端側引出部とが、略同一の場所を並走するように配置されることにより一体引出部が構成され、
その一体引出部を構成している励磁用コイルの始端側引出部および終端側引出部に、略同一の電流が反対方向に流れる構成になされていることを特徴とする物体検知センサ。 - 前記励磁コイルが、前記コア体の中心軸芯の方向に離して一対配置されていることにより、差動出力型の磁気センサが構成され、
それら一対の励磁コイルの各々における一体引出部が、前記コア体の中心軸芯に沿って延在した後に、略直角方向折れ曲がって延在していることを特徴とする請求項1記載の物体検知センサ。 - 前記一体引出部が、励磁コイルにより形成される励磁磁束の中心に沿って延在した後に、略直角方向に折れ曲がって延在していることを特徴とする請求項1記載の物体検知センサ。
- 前記励磁コイルが、前記コア体の中心軸芯の方向に離して一対配置されていることにより、差動出力型の磁気センサが構成され、
それら一対の励磁コイルの各々における一体引出部が、前記コア体の中心軸芯と略直交する方向に延在した後、略直角方向に折れ曲がって互いに近接するように前記コア体の中心軸芯の方向と略平行に延在し、
さらにそれら一対の一体引出部どうしが、前記コア体の中心軸芯の方向における略中央部分に相当する位置で突き当てられた後に、略直角方向に折れ曲がって前記コア体の中心軸芯の方向と略直交する方向に延在し、
当該一対の一体引出部どうしが、略同一の場所を並走するように配置されていることを特徴とする請求項1記載の物体検知センサ。 - 前記一体引出部が、前記コア体と一体または別体にて設けられた位置規制部材により案内・保持されていることを特徴とする請求項1記載の物体検知センサ。
- 前記位置規制部材が、突起状または溝状をなすように形成されていることを特徴とする請求項5記載の物体検知センサ。
- 前記位置規制部材が、前記一体引出部の始端側引出部および終端側引出部どうしを密着させるように締め付ける部材から構成されていることを特徴とする請求項5記載の物体検知センサ。
- 前記一体引出部の始端側引出部と終端側引出部とが、互いに絡み合うように撚られた構成になされてことを特徴とする請求項1記載の物体検知センサ。
- 前記一体引出部に磁性体が当接するように装着されていることを特徴とする請求項1記載の物体検知センサ。
- 前記コア体が、前記一体引出部からの磁束の影響を遮蔽するシールド部材により覆われていることを特徴とする請求項1記載の物体検知センサ。
- 請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の物体検知センサが、装置内に挿入されたカードの種別を検出する入口センサとして設けられていることを特徴とするカードリーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003391992A JP2005156225A (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 物体検知センサおよびそれを用いたカードリーダ |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2003391992A Withdrawn JP2005156225A (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 物体検知センサおよびそれを用いたカードリーダ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2003
- 2003-11-21 JP JP2003391992A patent/JP2005156225A/ja not_active Withdrawn
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