JP2005156024A - ヒートポンプ式給湯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】送風回路に配した水熱交換器の接続配管により遮音板と空気熱交換器との間の通風経路が阻害される事の無いヒートポンプ式給湯機を提供する。
【解決手段】底面を支持する基板20上部を区画する遮音板11と、前記遮音板11によって区画された一方に搭載された圧縮機3と、他方に形成される送風回路21とを備え、前記送風回路21内に空気熱交換器5と、水熱交換器4及び送風ファン12を搭載するとともに、前記水熱交換器4の水循環用配管(図示せず)及び冷媒循環用配管(図示せず)にそれぞれ結合される接続配管13、14を、前記圧縮機3の前面側に引き出したもので、空気熱交換機5の遮音板11と重複する部分の通風経路を拡張できるとともに、正面側に接続配管13、14と水循環用及び冷媒循環用配管との結合部が配置され、組立時のロウ付け作業や、メンテナス性の向上が図れる。
【選択図】図1
【解決手段】底面を支持する基板20上部を区画する遮音板11と、前記遮音板11によって区画された一方に搭載された圧縮機3と、他方に形成される送風回路21とを備え、前記送風回路21内に空気熱交換器5と、水熱交換器4及び送風ファン12を搭載するとともに、前記水熱交換器4の水循環用配管(図示せず)及び冷媒循環用配管(図示せず)にそれぞれ結合される接続配管13、14を、前記圧縮機3の前面側に引き出したもので、空気熱交換機5の遮音板11と重複する部分の通風経路を拡張できるとともに、正面側に接続配管13、14と水循環用及び冷媒循環用配管との結合部が配置され、組立時のロウ付け作業や、メンテナス性の向上が図れる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ヒートポンプ式給湯機に関するものである。
従来のヒートポンプ式給湯機について、図4を用いて説明する。
図4に示すように、従来のヒートポンプ式給湯機は、冷凍サイクル1と給湯サイクル2を備え、冷凍サイクル1は圧縮機3と、給湯用の水熱交換器4と熱源用の空気熱交換器5とが冷媒循環用配管9にて順次接続して構成される。また給湯サイクル2は、貯湯タンク6と水循環用配管7とを備え、この水循環用配管7には、水循環用ポンプ8と熱交換経路10とが設置されている。この場合の熱交換経路10は給湯用の水熱交換器4にて構成される。
上記構成により、圧縮機3と水循環用ポンプ8を駆動させると貯湯タンク6の底部に設けた取水口6aから貯留水が水循環用配管7に流出し、これが熱交換経路10を流通する。その際貯留水は水熱交換器4によって加熱され、貯湯タンク6に戻る。これによって貯湯タンク6に高温の温湯を貯めるものであった。
さらに図5、6に示すように圧縮機3と水熱交換器4と空気熱交換器5とが冷媒循環用配管9にて順次接続されるヒートポンプ式給湯装置は、装置の底面を支持する基板20上部を騒音防止用の遮音板11によって区画され、その一方に圧縮機3を搭載し、さらにもう一方の区画である送風回路21内には、送風ファン12と、その背面に空気熱交換器5と、送風ファン12の下に水熱交換器4を各々搭載している。さらに遮音板11は送風ファン12背面に配置した空気熱交換器5に沿って圧縮機3の背面まで形成されている。加えて送風回路21内に搭載した水熱交換器4から水循環用配管7と結合する接続配管13と冷媒循環用配管9と結合する接続配管14を遮音板11の切欠き穴(図示せず)を通し、圧縮機3と遮音板11との間に引き出し配置した構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3224670号公報
しかしながら、上記従来の構成では圧縮機3の背面側に、水熱交換器4から水循環用配管7と結合する接続配管13、冷媒循環用配管9と結合する接続配管14を遮音板11に設けた切欠き穴を通し、引き出し配置することにより、遮音板11は前記接続配管13、14に沿って形成される為に、遮音板11と、その背面側に配置される空気熱交換器5の間隔は狭い構成となり、送風ファン12を駆動した際に、空気熱交換器5の遮音板11との重複部15は十分な通風経路を確保できず、送風性能が低下するという課題を有していた。
また、上記送風性能を向上するために、ヒ−トポンプ式給湯装置の奥行き寸法を広げ、通風経路のスペ−スを確保する事も考えられるが、製品サイズが大型化してしまうという課題も有していた。
また、水熱交換器4から引き出される接続配管13、14は、圧縮機3と遮音板12に挟まれた構成となっており、接続配管13、14と水循環用配管7及び、冷媒循環用配管9とのロウ付け加工などの作業性が困難であった。
さらに空気熱交換器5の遮音板11との重複部15と、遮音板11との通風経路を拡張するために、遮音板11の断面形状を略C字状にした場合、そのC字状に湾曲した湾曲部16に水熱交換器4から引き出される接続配管13、14を通過する構成になるため、切欠き穴は湾曲部16の勾配に沿って形成されるため、切り欠き穴のサイズが大きくなり圧縮機3の駆動時の振動・騒音の漏えいが大きく、防音効果が低下するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、製品サイズの大型化及び、製品の防音性能を低下すること無く、空気熱交換器の通風経路を確保し、送風性能の向上を図るとともに、組立時の作業性及び、メンテナンス性に優れたヒートポンプ式給湯装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のヒートポンプ式給湯器は、底面を支持する基板上部を区画する遮音板と、前記遮音板によって区画された一方に搭載された圧縮機と、他方に形成される送風回路とを備え、前記送風回路内に空気熱交換器と、水熱交換器及び送風ファンを搭載するとともに、前記水熱交換器の水循環用配管及び冷媒循環用配管にそれぞれ結合される接続配管を、前記圧縮機の前面側に引き出したもので、空気熱交換機の遮音板と重複する部分の通風経路が拡張、確保できるとともに、正面側に接続配管と水循環用び冷媒循環用の配管との結合部が配置され、組立時のロウ付け作業や各種センサ−取付けが容易になり、作業性及びメンテナス性の向上が図れる。
本発明のヒートポンプ式給湯機は、製品サイズの大型化及び、製品防音性能を低下すること無く、空気熱交換器の通風経路が確保され、送風性能に優れ、しかも組立時の作業性及び、メンテナンス性に優れている。
第1の発明は、底面を支持する基板上部を区画する遮音板と、前記遮音板によって区画された一方に搭載された圧縮機と、他方に形成される送風回路とを備え、前記送風回路内に空気熱交換器と、水熱交換器及び送風ファンを搭載するとともに、前記水熱交換器の水循環用配管及び冷媒循環用配管にそれぞれ結合される接続配管を、前記圧縮機の前面側に引き出したもので、空気熱交換機の遮音板と重複する部分の通風経路が拡張、確保できるとともに、正面側に接続配管と水循環用及び冷媒循環用配管との結合部が配置され、組立時のロウ付け作業や各種センサ−取付けが容易になり、作業性及びメンテナス性の向上が図れる。
第2の発明は、特に、第1の発明の遮音板を断面略C字状に形成し、前記遮音板の下端に圧縮機の固定脚の少なくとも一部が通る切欠きを設けたもので、空気熱交換機の遮音板と重複する部分の通風経路が更に拡張・確保できると同時に、送風ファンによって発生した風を遮音板のC字状の面に沿って空気熱交換機の重複部に円滑に循環させる事ができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の圧縮機の前面側に引き出された水熱交換器の接続配管を互いに平行になるように配列したもので、接続配管の径と略同等の最少容積にて圧縮機と製品外装との間の限定されたスペ−スに接続配管が配置できるため、ヒ−トポンプ式給湯装置の奥行き方向の厚みが増えること無く、遮音板と空気熱交換器との通風経路をさらに拡大させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なおこの実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機の内部構成を示す上面図、 図2は、同ヒ−トポンプ式給湯機の遮音板の取付構造を示す斜視図、図3は同ヒ−トポンプ式給湯機の正面図である。なお、従来例と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機の内部構成を示す上面図、 図2は、同ヒ−トポンプ式給湯機の遮音板の取付構造を示す斜視図、図3は同ヒ−トポンプ式給湯機の正面図である。なお、従来例と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図において、ヒ−トポンプ式給湯機の底面を支持する基板20の上部を遮音板11によって区画した一方に圧縮機3を搭載し、もう一方の区画に送風回路21を形成し、その送風回路21には、水熱交換器4と空気熱交換器5及び、送風ファン12が搭載されている。前記水熱交換器4の水循環用配管7と結合する接続配管13と、冷媒循環用配管9と結合する接続配管14は遮音板11に設けた切欠き穴(図示せず)を通り、遮音板11を隔て搭載した圧縮機3の前面側に引き出して配置したものである。
さらに、圧縮機3と、水熱交換器4と空気熱交換器5及び送風ファン12を搭載した送風回路21を区画する遮音板11は、図2に示すように、圧縮機3の固定脚17に重なる断面略C字状に形成すると共に、圧縮機3の固定脚17と重なる湾曲部16の下端に切欠き18を設け、圧縮機3の固定脚17の上部に遮音板11を形成・配置する形状になっている。
この際遮音板11より突出した圧縮機3の固定脚17及び、切欠き18は、特殊具19と遮音板11をスポット溶接し、密閉されている。
また、圧縮機3の前面側に引き出して配置した水循環用配管7に結合する接続配管13と冷媒循環用配管9に結合する接続配管14を、図3に示すように互いに平行に配列している。なお、接続配管13、14の上下の配置順序は自由に配置してもよい。
上記構成によって、遮音板11と、その背面に配置された空気熱交換器5の遮音板11との通風経路を拡大することができるとともに、送風ファン12によって発生させた風を遮音板11のC字状の面に沿って空気熱交換機5の重複部15にさらに円滑に循環させ送風性能の向上を図ることができる。
また、圧縮機3の前面側に接続配管13、14を引き出し配置することにより、製品前面側に接続配管13、14と水循環用配管7及び冷媒循環用9のロウ付け結合部を位置させることができ、組立時のロウ付け作業や各種センサ−取付けが容易になり、組立作業性及びメンテナス性の向上が図れる。
また水熱交換器4の水循環用配管7と結合する接続配管13と、冷媒循環用配管9と結合する接続配管14を互いに平行に配列することにより、接続配管径と同等の最少容積にて圧縮機3と製品外装の限定されたスペ−スに配置できるため、製品サイズの奥行き寸法を増やすこと無く、遮音板11とその背面を形成する空気熱交換器5との通風経路をさらに拡大し、送風性能の効率向上が図れる。
以上のように、本発明にかかるヒ−トポンプ式給湯装置は、本体サイズを大きくすること無く、通風経路を拡大し送風性能および作業性に優れており、圧縮機の近傍に配管を施す各種空調機器、冷房機器に適用できるものである。
1 冷凍サイクル
2 給湯サイクル
3 圧縮機
4 水熱交換器
5 空気熱交換器
6 貯湯タンク
7 水循環用配管
8 水循環用ポンプ
9 冷媒循環用配管
10 熱交換経路
11 遮音板
12 送風ファン
13 接続配管(水用)
14 接続配管(冷媒用)
15 重複部
17 固定脚
18 切欠き
19 特殊具
20 基板
21 送風回路
2 給湯サイクル
3 圧縮機
4 水熱交換器
5 空気熱交換器
6 貯湯タンク
7 水循環用配管
8 水循環用ポンプ
9 冷媒循環用配管
10 熱交換経路
11 遮音板
12 送風ファン
13 接続配管(水用)
14 接続配管(冷媒用)
15 重複部
17 固定脚
18 切欠き
19 特殊具
20 基板
21 送風回路
Claims (3)
- 底面を支持する基板上部を区画する遮音板と、前記遮音板によって区画された一方に搭載された圧縮機と、他方に形成される送風回路とを備え、前記送風回路内に空気熱交換器と、水熱交換器及び送風ファンを搭載するとともに、前記水熱交換器の水循環用配管及び冷媒循環用配管にそれぞれ結合される接続配管を、前記圧縮機の前面側に引き出したヒートポンプ式給湯機。
- 遮音板を断面略C字状に形成し、前記遮音板の下端に圧縮機の固定脚の少なくとも一部が通る切欠きを設けた請求項1記載のヒートポンプ式給湯機。
- 圧縮機の前面側に引き出された水熱交換器の接続配管を互いに平行になるように配列した請求項1または2記載のヒートポンプ式給湯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003395209A JP2005156024A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | ヒートポンプ式給湯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003395209A JP2005156024A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | ヒートポンプ式給湯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005156024A true JP2005156024A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=34721037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003395209A Pending JP2005156024A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | ヒートポンプ式給湯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005156024A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008223937A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Aoyama Seisakusho Co Ltd | 締結具 |
-
2003
- 2003-11-26 JP JP2003395209A patent/JP2005156024A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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A02 | Decision of refusal |
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