JP2005155566A - 斜流圧縮機のインペラ - Google Patents
斜流圧縮機のインペラ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005155566A JP2005155566A JP2003398578A JP2003398578A JP2005155566A JP 2005155566 A JP2005155566 A JP 2005155566A JP 2003398578 A JP2003398578 A JP 2003398578A JP 2003398578 A JP2003398578 A JP 2003398578A JP 2005155566 A JP2005155566 A JP 2005155566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- blade
- mixed flow
- blades
- flow compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 28
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/26—Rotors specially for elastic fluids
- F04D29/28—Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps
- F04D29/30—Vanes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C6/00—Plural gas-turbine plants; Combinations of gas-turbine plants with other apparatus; Adaptations of gas-turbine plants for special use
- F02C6/04—Gas-turbine plants providing heated or pressurised working fluid for other apparatus, e.g. without mechanical power output
- F02C6/06—Gas-turbine plants providing heated or pressurised working fluid for other apparatus, e.g. without mechanical power output providing compressed gas
- F02C6/08—Gas-turbine plants providing heated or pressurised working fluid for other apparatus, e.g. without mechanical power output providing compressed gas the gas being bled from the gas-turbine compressor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D17/00—Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
- F04D17/06—Helico-centrifugal pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D23/00—Other rotary non-positive-displacement pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/26—Rotors specially for elastic fluids
- F04D29/28—Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps
- F04D29/284—Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps for compressors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/44—Fluid-guiding means, e.g. diffusers
- F04D29/441—Fluid-guiding means, e.g. diffusers especially adapted for elastic fluid pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2210/00—Working fluids
- F05D2210/10—Kind or type
- F05D2210/12—Kind or type gaseous, i.e. compressible
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S415/00—Rotary kinetic fluid motors or pumps
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S416/00—Fluid reaction surfaces, i.e. impellers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S417/00—Pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
【課題】 ディフューザ内での流体の逆流を抑制あるいは防止し、斜流圧縮機の高効率化を図ることのできるインペラを提供することを目的とする。
【解決手段】 複数枚のブレード11と、これら複数枚のブレード11の根元部Rに配置されるハブ12とを有するとともに、前記複数枚のブレード11の後縁部が位置する前記本体12の表面が回転軸を含む平面において回転軸に対して傾斜してなる斜流圧縮機のインペラ10であって、前記複数枚のブレード11の後縁TEが、前記ハブ12の回転軸線Cと略平行となる線上に位置するように形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数枚のブレード11と、これら複数枚のブレード11の根元部Rに配置されるハブ12とを有するとともに、前記複数枚のブレード11の後縁部が位置する前記本体12の表面が回転軸を含む平面において回転軸に対して傾斜してなる斜流圧縮機のインペラ10であって、前記複数枚のブレード11の後縁TEが、前記ハブ12の回転軸線Cと略平行となる線上に位置するように形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は斜流圧縮機、たとえば航空機用ガスタービンに用いられる斜流圧縮機のインペラに関するものである。
従来の斜流圧縮機に用いられるインペラは、傾斜したハブの表面に対してブレード後縁が略垂直となるように構成されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2001−336498号公報(図5(b))
しかしながら、このような従来の斜流圧縮機のインペラでは、ブレードの後縁が傾斜したハブの表面に対して略垂直となるよう設けられているため、ブレードの高さ方向においてインペラを通過した流体の流速に歪み(速度差)が発生してしまうという問題点がある。
すなわち、図3に示すように、インペラの回転軸線からブレード11の後縁先端部11aまでの距離R2sが、インペラの回転軸線からブレード11の後縁根本部11bまでの距離R2hよりも割合的にかなり大きいため、インペラの出口(ブレード11の後縁TE)から流出する流体の流れエネルギーがブレード11の後縁先端部11aとブレード11の後縁根本部11bとで大きく異なって、流れエネルギーの大きいブレード11の後縁先端部11aで圧力が高く、流れエネルギーの小さいブレード11の後縁根本部11bで圧力が低くなってしまう。その結果、図3に実線矢印で流速分布を示したように、ディフューザ13の、ブレード11の後縁根本部11bに対向する位置で流速が低下して流速歪が発生し、場合によっては逆流が発生して、斜流圧縮機の圧力上昇が妨げられ、圧縮効率が低下してしまうという問題点がある。
すなわち、図3に示すように、インペラの回転軸線からブレード11の後縁先端部11aまでの距離R2sが、インペラの回転軸線からブレード11の後縁根本部11bまでの距離R2hよりも割合的にかなり大きいため、インペラの出口(ブレード11の後縁TE)から流出する流体の流れエネルギーがブレード11の後縁先端部11aとブレード11の後縁根本部11bとで大きく異なって、流れエネルギーの大きいブレード11の後縁先端部11aで圧力が高く、流れエネルギーの小さいブレード11の後縁根本部11bで圧力が低くなってしまう。その結果、図3に実線矢印で流速分布を示したように、ディフューザ13の、ブレード11の後縁根本部11bに対向する位置で流速が低下して流速歪が発生し、場合によっては逆流が発生して、斜流圧縮機の圧力上昇が妨げられ、圧縮効率が低下してしまうという問題点がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、ディフューザ内での流体流速歪やの逆流の発生を抑制あるいは防止し、斜流圧縮機の高効率化を図ることのできるインペラを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
請求項1に記載の斜流圧縮機のインペラは、複数枚のブレードと、これら複数枚のブレードの根元部に配置されるハブとを有するとともに、前記複数枚のブレードの後縁部が位置する前記ハブの表面が回転軸を含む平面において回転軸に対して傾斜してなる斜流圧縮機のインペラであって、前記複数枚のブレードの後縁が、前記ハブの回転軸線と略平行となる線上に位置するように形成されていることを特徴とする。
このような斜流圧縮機のインペラによれば、当該インペラの回転軸線からブレードの後縁までの距離が、ブレードの高さ方向において略等しくなるため、インペラの出口(ブレードの後縁)から流出する流体の流れエネルギーがブレードの高さ方向において略均一になる。
請求項1に記載の斜流圧縮機のインペラは、複数枚のブレードと、これら複数枚のブレードの根元部に配置されるハブとを有するとともに、前記複数枚のブレードの後縁部が位置する前記ハブの表面が回転軸を含む平面において回転軸に対して傾斜してなる斜流圧縮機のインペラであって、前記複数枚のブレードの後縁が、前記ハブの回転軸線と略平行となる線上に位置するように形成されていることを特徴とする。
このような斜流圧縮機のインペラによれば、当該インペラの回転軸線からブレードの後縁までの距離が、ブレードの高さ方向において略等しくなるため、インペラの出口(ブレードの後縁)から流出する流体の流れエネルギーがブレードの高さ方向において略均一になる。
請求項2に記載の斜流圧縮機は、請求項1に記載のインペラと、該インペラの下流側に設けられたディフューザとを有する斜流圧縮機であって、前記ディフューザの前縁が、前記複数枚のブレードの後縁が形成する線と略平行となる線上に位置するように形成されていることを特徴とする。
このような斜流圧縮機によれば、ブレードの後縁から流出した流体は、ブレードの高さ方向において略同時にディフューザの前縁に達した後、ディフューザを通過していく。
このような斜流圧縮機によれば、ブレードの後縁から流出した流体は、ブレードの高さ方向において略同時にディフューザの前縁に達した後、ディフューザを通過していく。
請求項3に記載のガスタービンエンジンは、請求項1に記載のインペラまたは請求項2に記載の斜流圧縮機を具備してなることを特徴とする。
このようなガスタービンエンジンによれば、ブレードの高さ方向において略均一な速度成分を有する流体がインペラから流出してくることとなる。
このようなガスタービンエンジンによれば、ブレードの高さ方向において略均一な速度成分を有する流体がインペラから流出してくることとなる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
インペラから流出する流体の流速を、ブレードの高さ方向にわたって略均一にすることができ、インペラから流出する流体に流速の歪み(速度差)が発生することを抑制することができる。すなわち、インペラの出口(ブレードの後縁)から流出する流体の流れエネルギーを、ブレードの後縁先端部から後縁根本部にかけて略等しくすることができ、ブレードの高さ方向にわたってインペラから流出してくる流体の流れエネルギーを略等しくすることができて、下流側に位置するディフューザ内での流体の流速歪や逆流の発生を抑制することができる。
また、斜流圧縮機の圧力低下を防止することができるとともに圧縮効率の低下を防止することができる。
さらに、ガスタービンエンジンの圧縮効率を向上させることができて、高出力化を図ることができる。
インペラから流出する流体の流速を、ブレードの高さ方向にわたって略均一にすることができ、インペラから流出する流体に流速の歪み(速度差)が発生することを抑制することができる。すなわち、インペラの出口(ブレードの後縁)から流出する流体の流れエネルギーを、ブレードの後縁先端部から後縁根本部にかけて略等しくすることができ、ブレードの高さ方向にわたってインペラから流出してくる流体の流れエネルギーを略等しくすることができて、下流側に位置するディフューザ内での流体の流速歪や逆流の発生を抑制することができる。
また、斜流圧縮機の圧力低下を防止することができるとともに圧縮効率の低下を防止することができる。
さらに、ガスタービンエンジンの圧縮効率を向上させることができて、高出力化を図ることができる。
以下、本発明による斜流圧縮機のインペラの一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るインペラ10は、複数枚のブレード11と、これらブレード11の根元部Rに配置されるハブ12とを主たる要素として構成されたものである。
ブレード11はそれぞれ、ハブ12の小径側端部12aにその前縁LEが位置するとともに、ハブ12の大径側端部12bにその後縁TEが位置するようにハブ12の表面上に設けられている。
図1に示すように、本実施形態に係るインペラ10は、複数枚のブレード11と、これらブレード11の根元部Rに配置されるハブ12とを主たる要素として構成されたものである。
ブレード11はそれぞれ、ハブ12の小径側端部12aにその前縁LEが位置するとともに、ハブ12の大径側端部12bにその後縁TEが位置するようにハブ12の表面上に設けられている。
また、各ブレード11の後縁TEは、インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁先端部11aまでの距離R2sと、インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁根本部11bまでの距離R2hとが略等しくなるように形成されている。
図2は、図1の円Aで囲む部分を拡大した要部拡大図である。この図から、本実施形態のブレード11の後縁TEは、インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁先端部11aまでの距離R2sが、インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁根本部11bまでの距離R2hよりも若干(少しだけ)長くなっていることがわかる。
図2は、図1の円Aで囲む部分を拡大した要部拡大図である。この図から、本実施形態のブレード11の後縁TEは、インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁先端部11aまでの距離R2sが、インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁根本部11bまでの距離R2hよりも若干(少しだけ)長くなっていることがわかる。
このように、インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁先端部11aまでの距離R2sと、インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁根本部11bまでの距離R2hとが略等しくなるように、すなわち、ブレード11の後縁TEが、ハブ12の回転軸線Cと略平行となる線上に位置するように形成されていることにより、インペラ10から流出する流体の流速を、ブレード11の高さ方向において略均一にすることができ、インペラ10から流出する流体に流速の歪み(速度差)が発生することを抑制することができる。
言い換えれば、インペラ10の出口(ブレード11の後縁TE)から流出する流体の流れエネルギーがブレード11の後縁先端部11aとブレード11の後縁根本部11bとで略等しくなり、ブレード11の高さ方向においてインペラ10を通過した流体の流れエネルギーが略等しくなって、下流側に位置するディフューザ内での流体の逆流を抑制することができる。
言い換えれば、インペラ10の出口(ブレード11の後縁TE)から流出する流体の流れエネルギーがブレード11の後縁先端部11aとブレード11の後縁根本部11bとで略等しくなり、ブレード11の高さ方向においてインペラ10を通過した流体の流れエネルギーが略等しくなって、下流側に位置するディフューザ内での流体の逆流を抑制することができる。
なお、インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁先端部11aまでの距離R2sは、インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁根本部11bまでの距離R2hの1.0倍〜1.05倍の間であることが好ましい。
また、同じことを角度で規定する場合には、インペラ10の回転軸線Cに平行な線とブレード11の後縁TEとのなす角αが、0゜〜+10゜の間であることが好ましい。ここで、1.0倍及び0°とはインペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁先端部11aまでの距離R2sが、インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁根本部11bまでの距離R2hと等しい状態のことであり、+(プラス)とはインペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁先端部11aまでの距離R2sが、インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁根本部11bまでの距離R2hよりも長い状態のことである。したがって、図2に示すαは+の領域を示していることになる。
また、同じことを角度で規定する場合には、インペラ10の回転軸線Cに平行な線とブレード11の後縁TEとのなす角αが、0゜〜+10゜の間であることが好ましい。ここで、1.0倍及び0°とはインペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁先端部11aまでの距離R2sが、インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁根本部11bまでの距離R2hと等しい状態のことであり、+(プラス)とはインペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁先端部11aまでの距離R2sが、インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁根本部11bまでの距離R2hよりも長い状態のことである。したがって、図2に示すαは+の領域を示していることになる。
インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁先端部11aまでの距離R2sと、インペラ10の回転軸線Cからブレード11の後縁根本部11bまでの距離R2hとが等しい場合、すなわち、ブレード11の後縁TEが、ハブ12の回転軸線Cと平行となる線上に位置するように形成されている場合には、インペラ10の出口(ブレード11の後縁TE)から流出する流体の流れエネルギーがブレード11の後縁先端部11aとブレード11の後縁根本部11bとで等しくなり、ブレード11の高さ方向においてインペラ10を通過した流体の流れエネルギーがいずれの場所でも等しくなって、下流側に位置するディフューザ内での流体の逆流を防止することができる。
図1および図2における符号13はディフューザ、すなわち斜流インペラの下流ケーシングに設けられた案内翼(静翼)である。インペラ10を通過した流体は、このディフューザ13により下流側に導かれる(案内される)とともに、その流体の有する運動エネルギーが圧力エネルギーに変換される。
このディフューザ13の前縁LE2は、前述したブレード11の後縁TEと略平行になるように形成されていることが望ましい。
このディフューザ13の前縁LE2は、前述したブレード11の後縁TEと略平行になるように形成されていることが望ましい。
このようにディフューザ13の前縁LE2とブレード11の後縁TEとが、略平行になるように形成されていることにより、ブレード11の後縁先端部11aから流出した流体とブレード11の後縁根本部11bから流出した流体とが、略同時にディフューザ13の前縁LE2に達した後、ディフューザ13を通過していくこととなるので、流体の流れを乱すことなく流体をスムースに流すことができて、斜流圧縮機の圧力低下を防止することができるとともに圧縮効率の低下を防止することができる。
また、上述したインペラ10あるいは斜流圧縮機を具備したガスタービンエンジンでは、下流側に位置するディフューザにおける流体の逆流が抑制あるいは防止されたり、またはディフューザを通過する際の流体の乱れが防止されるとともに斜流圧縮機の圧力低下が防止されることとなるので、圧縮効率を向上させることができて、高出力化を図ることができる。
10 インペラ
11 ブレード
12 ハブ
13 ディフューザ
C 回転軸線
R 根元部
LE 前縁
LE2 前縁
TE 後縁
11 ブレード
12 ハブ
13 ディフューザ
C 回転軸線
R 根元部
LE 前縁
LE2 前縁
TE 後縁
Claims (3)
- 複数枚のブレードと、これら複数枚のブレードの根元部に配置されるハブとを有するとともに、前記複数枚のブレードの後縁部が位置する前記ハブの表面が回転軸を含む平面において回転軸に対して傾斜してなる斜流圧縮機のインペラであって、
前記複数枚のブレードの後縁が、前記ハブの回転軸線と略平行となる線上に位置するように形成されていることを特徴とする斜流圧縮機のインペラ。 - 請求項1に記載のインペラと、該インペラの下流側に設けられたディフューザとを有する斜流圧縮機であって、
前記ディフューザの前縁が、前記複数枚のブレードの後縁が形成する線と略平行となる線上に位置するように形成されていることを特徴とする斜流圧縮機。 - 請求項1に記載のインペラまたは請求項2に記載の斜流圧縮機を具備してなることを特徴とするガスタービンエンジン。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003398578A JP2005155566A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 斜流圧縮機のインペラ |
EP04819319A EP1693574A1 (en) | 2003-11-28 | 2004-11-18 | Impeller of mixed flow compressor |
PCT/JP2004/017163 WO2005052376A1 (ja) | 2003-11-28 | 2004-11-18 | 斜流圧縮機のインペラ |
KR1020067008927A KR20060085944A (ko) | 2003-11-28 | 2004-11-18 | 사류 압축기의 임펠러 |
US11/142,249 US20050254954A1 (en) | 2003-11-28 | 2005-06-02 | Mixed flow compressor impeller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003398578A JP2005155566A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 斜流圧縮機のインペラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005155566A true JP2005155566A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=34631572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003398578A Withdrawn JP2005155566A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 斜流圧縮機のインペラ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050254954A1 (ja) |
EP (1) | EP1693574A1 (ja) |
JP (1) | JP2005155566A (ja) |
KR (1) | KR20060085944A (ja) |
WO (1) | WO2005052376A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011094531A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | インペラ及び回転機械 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1757814A1 (de) * | 2005-08-26 | 2007-02-28 | ABB Turbo Systems AG | Kreiselverdichter |
US20080229742A1 (en) * | 2007-03-21 | 2008-09-25 | Philippe Renaud | Extended Leading-Edge Compressor Wheel |
ITMI20071100A1 (it) * | 2007-05-30 | 2008-11-30 | Nuovo Pignone Spa | Sistema di ancoraggio per le giranti di una macchina rotativa a fluido |
JP4969433B2 (ja) * | 2007-12-19 | 2012-07-04 | 三菱重工業株式会社 | 遠心圧縮機 |
FR3002271A1 (fr) * | 2013-02-21 | 2014-08-22 | Thy Engineering | Roue de turbine, de compresseur ou de pompe. |
CN104373376A (zh) * | 2014-10-29 | 2015-02-25 | 湖南天雁机械有限责任公司 | 弧形斜流涡轮增压器压气机叶轮 |
CN104314864A (zh) * | 2014-10-29 | 2015-01-28 | 湖南天雁机械有限责任公司 | 具有降低涡轮增压器轴向载荷的压气机斜流叶轮 |
CA2966053C (en) | 2016-05-05 | 2022-10-18 | Tti (Macao Commercial Offshore) Limited | Mixed flow fan |
US11421708B2 (en) | 2018-03-16 | 2022-08-23 | Carrier Corporation | Refrigeration system mixed-flow compressor |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2407469A (en) * | 1943-03-26 | 1946-09-10 | Fed Reserve Bank | Rotor for elastic fluid mechanism |
US2566550A (en) * | 1943-09-21 | 1951-09-04 | Turbo Engineering Corp | Control for centrifugal compressor systems |
US5253472A (en) * | 1990-02-28 | 1993-10-19 | Dev Sudarshan P | Small gas turbine having enhanced fuel economy |
US5228832A (en) * | 1990-03-14 | 1993-07-20 | Hitachi, Ltd. | Mixed flow compressor |
JPH0436095A (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-06 | Renyuu Cosmo:Kk | 斜流型送風機およびその翼車検査装置 |
JP2701604B2 (ja) * | 1991-08-02 | 1998-01-21 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
DE4314478A1 (de) * | 1993-05-03 | 1994-11-10 | Klein Schanzlin & Becker Ag | Einlaufgehäuse für Kreiselpumpen |
JP2001003894A (ja) * | 1999-06-23 | 2001-01-09 | Hitachi Ltd | 電動送風機およびそれを搭載した電気掃除機 |
JP3380897B2 (ja) * | 2000-05-25 | 2003-02-24 | 防衛庁技術研究本部長 | 圧縮機 |
-
2003
- 2003-11-28 JP JP2003398578A patent/JP2005155566A/ja not_active Withdrawn
-
2004
- 2004-11-18 WO PCT/JP2004/017163 patent/WO2005052376A1/ja not_active Application Discontinuation
- 2004-11-18 EP EP04819319A patent/EP1693574A1/en not_active Withdrawn
- 2004-11-18 KR KR1020067008927A patent/KR20060085944A/ko not_active Application Discontinuation
-
2005
- 2005-06-02 US US11/142,249 patent/US20050254954A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011094531A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | インペラ及び回転機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2005052376A1 (ja) | 2005-06-09 |
US20050254954A1 (en) | 2005-11-17 |
EP1693574A1 (en) | 2006-08-23 |
KR20060085944A (ko) | 2006-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4924984B2 (ja) | 軸流圧縮機の翼列 | |
JP2011080411A (ja) | 遠心圧縮機のインペラ | |
JP2011089460A (ja) | ターボ型流体機械 | |
JP2003201802A (ja) | ラジアルタービン用羽根車 | |
WO2013073469A1 (ja) | 遠心式流体機械 | |
JP2012072735A (ja) | 遠心圧縮機 | |
JP2011137463A (ja) | タービンエンジンの圧縮機静翼およびディフューザに関するシステムおよび装置 | |
US20050254954A1 (en) | Mixed flow compressor impeller | |
JP2014047775A (ja) | ディフューザ、そのディフューザが備わる遠心圧縮機および送風機 | |
JP2008175124A (ja) | 遠心圧縮機 | |
JP2009133267A (ja) | 圧縮機のインペラ | |
JP5705839B2 (ja) | 圧縮機用遠心インペラ | |
JP2009197613A (ja) | 遠心圧縮機及びディフューザベーンユニット | |
JP2012031855A (ja) | 燃焼タービンエンジンにおけるディフューザに関連するシステム及び装置 | |
JP2010025041A (ja) | 遠心流体機械 | |
JP2009041373A (ja) | ターボ圧縮機 | |
JP2005330878A (ja) | 多段流体機械 | |
JP2015212551A (ja) | 遠心式流体機械 | |
JP2004150404A (ja) | ベーンドディフューザ及び該ディフューザを備えた輻流ターボ機械 | |
JP2010229842A (ja) | コンプレッサ | |
JP5012060B2 (ja) | インデューサ装置 | |
JP4146371B2 (ja) | 遠心圧縮機 | |
JP2005240680A (ja) | 遠心圧縮機 | |
JP2009174331A (ja) | 吸気ダクトおよびガスタービン | |
JP2008133766A (ja) | タービンインペラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060110 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080221 |