JP2005155393A - 渦巻きポンプ - Google Patents

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JP2005155393A
JP2005155393A JP2003393546A JP2003393546A JP2005155393A JP 2005155393 A JP2005155393 A JP 2005155393A JP 2003393546 A JP2003393546 A JP 2003393546A JP 2003393546 A JP2003393546 A JP 2003393546A JP 2005155393 A JP2005155393 A JP 2005155393A
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JP
Japan
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backflow prevention
prevention wall
spiral
casing
impeller
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JP2003393546A
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Yasushi Tatebayashi
康 舘林
Kazuhiro Tanaka
和博 田中
Takayuki Uo
崇之 鵜尾
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Tsurumi Manufacturing Co Ltd
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Tsurumi Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】渦巻きケーシング内で生じる旋回流が吸込みカバーへ返流されることを阻止し、ポンプ効率が低下することのない渦巻きポンプを提供する。
【解決手段】渦巻きケーシング1内に羽根車2を収容した渦巻きポンプにおいて、吸込みカバー3の上面に環状の逆流阻止壁4を凸設し、該逆流阻止壁4の一部に通過性向上用の切欠部6を凹設する。羽根車2の回転によって吸込口7から吸込まれた揚水は、渦巻きケーシング1内で該ケーシングの内壁1wに衝突して上から下への旋回流となるが、逆流阻止壁4の存在により吸込みカバー3側への返流が阻止せられ、吸込みカバー3上面の揚水との衝突を回避して乱流を生じることなく、渦巻きケーシング1内を巡る過程で圧力エネルギーを生じることで切欠部6を通過してポンプ吐出口5から吐出される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、渦巻きポンプに関するものである。
周知のように渦巻きポンプは、羽根車の回転に伴う遠心エネルギーによって吸込口から吸込まれた揚水が渦巻きケーシング内を巡る過程で圧力エネルギーに変換されることで吐出口から吐出される。しかし一方において、渦巻きケーシング内に導入された揚水の流れが該ケーシングの内壁に衝突して上から下への旋回流となり、該旋回流の吸込みカバー側への返流が羽根車により導出される揚水と吸込みカバーの上端開口において衝突し乱流が発生してポンプ効率が低下するという結果を招くことは、従来の渦巻きケーシング構造では避けられないところである(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2003−239892号公報(第1図) 特開2002−61595号公報(第5図)
解決しようとする課題は、渦巻きケーシング内で生じる旋回流が吸込みカバーへ返流されることを阻止し、ポンプ効率が低下することのない渦巻きポンプを提供することにある。
本発明渦巻きポンプでは、羽根車と対向する吸込みカバーの上面に環状の逆流阻止壁を凸設し、且つ、該逆流阻止壁の一部に通過性向上用の切欠部を凹設したことを最も主要な特徴とする。
本発明渦巻きポンプによれば、吸込みカバーの上面に環状の逆流阻止壁が存在することにより、渦巻きケーシング内から吸込みカバー側への返流が阻止せられ、且つ、該逆流阻止壁の一部に切欠部を凹設したことにより通過性が向上して、ポンプ性能を低下させることなしに固形物等の通過径を大きく設定することができる。
渦巻きケーシング内に羽根車を収容した渦巻きポンプにおいて、羽根車と対向する吸込みカバーの上面に、渦巻きケーシングの高さの1/2ないし1/3程度の高さの逆流阻止壁を環状に凸設し、該逆流阻止壁には、ポンプ吐出口に面する位置に通過性向上用の切欠部を凹設し、該切欠部は、羽根車の回転方向と対向する側の縁部が、渦巻きケーシング内の舌部よりも若干反回転方向寄りに位置しているよう形成する。
渦巻きケーシング1内に羽根車2を収容した渦巻きポンプにおいて、吸込みカバー3の上面に環状の逆流阻止壁4を凸設し、該逆流阻止壁4には、ポンプ吐出口5に面する位置に通過性向上用の切欠部6を凹設する。羽根車2の回転に伴う遠心エネルギーによって吸込口7から吸込まれた揚水は、渦巻きケーシング1内で該ケーシングの内壁1wに衝突して上から下への旋回流となるが、逆流阻止壁4の存在により吸込みカバー3側への返流が阻止せられ、吸込みカバー3上面の揚水との衝突を回避して乱流を生じることなく、渦巻きケーシング1内を巡る過程で圧力エネルギーを生じることで切欠部6を通過してポンプ吐出口5から吐出される。
渦巻きケーシング1内に羽根車2を収容した渦巻きポンプにおいて、吸込みカバー3の上面に環状の逆流阻止壁4を凸設し、該逆流阻止壁4には、ポンプ吐出口5に面する位置に通過性向上用の切欠部6を凹設し、該切欠部6は通過物をポンプ吐出口5へ誘導し易くするため、羽根車2の回転方向と対向する側の縁部6eが図3に示すよう、渦巻きケーシング1内の舌部8よりも若干反回転方向寄りに位置している。羽根車2の回転に伴う遠心エネルギーによって吸込口7から吸込まれた揚水は、渦巻きケーシング1内で該ケーシングの内壁1wに衝突して上から下への旋回流となるが、逆流阻止壁4の存在により吸込みカバー3側への返流が阻止せられ、吸込みカバー3上面の揚水との衝突を回避して乱流を生じることなく、渦巻きケーシング1内を巡る過程で圧力エネルギーを生じることで切欠部6を容易に通過してポンプ吐出口5から吐出される。
渦巻きケーシング1内に羽根車2を収容した渦巻きポンプにおいて、羽根車2と対向する吸込みカバー3の上面に環状の逆流阻止壁4を凸設し、ポンプ効率および揚程を向上させるため、逆流阻止壁4の高さtは図2に示すよう、渦巻きケーシング1の高さTの1/2ないし1/3程度とし、且つ、該逆流阻止壁4の一部に通過性向上用の切欠部6を凹設する。羽根車2の回転に伴う遠心エネルギーによって吸込口7から吸込まれた揚水は、渦巻きケーシング1内で該ケーシングの内壁1wに衝突して上から下への旋回流となるが、逆流阻止壁4の存在により吸込みカバー3側への返流が阻止せられ、吸込みカバー3上面の揚水との衝突を回避して乱流を生じることなく、渦巻きケーシング1内を巡る過程で圧力エネルギーを生じることで切欠部6を極めて容易に通過してポンプ吐出口5から吐出される。
渦巻きケーシング1内に羽根車2を収容した渦巻きポンプにおいて、吸込みカバー3の上面に環状の逆流阻止壁4を凸設し、該逆流阻止壁4には、ポンプ吐出口5に面する位置に通過性向上用の切欠部6を凹設し、更に異物をポンプ吐出口5へ誘導排出し易くするために図4に示すよう、渦巻きケーシング1内の舌部8が、逆流阻止壁4の始端部外側4aへ接近し、その余の部位では渦巻きケーシング内壁1wと逆流阻止壁外周4bとの間隔が拡げられた態様に構成する。羽根車2の回転に伴う遠心エネルギーによって吸込口7から吸込まれた揚水は、渦巻きケーシング1内で該ケーシングの内壁1wに衝突して上から下への旋回流となるが、逆流阻止壁4の存在により吸込みカバー3側への返流が阻止せられ、吸込みカバー3上面の揚水との衝突を回避して乱流を生じることなく、渦巻きケーシング1内を巡る過程で圧力エネルギーを生じることで切欠部6を通過してポンプ吐出口5から吐出され、揚水中に混在する異物も極めて容易にポンプ吐出口5へ誘導排出されることになる。
本発明渦巻きポンプの要部縦断側面図である。 本発明渦巻きポンプにおける渦巻きケーシングおよび吸込みカバーの縦断側面図である。 図2のA−A線における横断平面図であって、実施例2の態様を示す。 図2のA−A線における横断平面図であって、実施例4の態様を示す。
符号の説明
1 渦巻きケーシング
2 羽根車
3 吸込みカバー
4 逆流阻止壁
4a 始端部外側
5 ポンプ吐出口
6 切欠部
6e 縁部
8 舌部

Claims (5)

  1. 渦巻きケーシング内に羽根車を収容した渦巻きポンプにおいて、羽根車と対向する吸込みカバーの上面に環状の逆流阻止壁を凸設し、且つ、該逆流阻止壁の一部に通過性向上用の切欠部を凹設したことを特徴とする渦巻きポンプ。
  2. 請求項1記載の渦巻きポンプにおいて、逆流阻止壁に凹設された切欠部が、ポンプ吐出口に面する位置に形成されていることを特徴とする渦巻きポンプ。
  3. 請求項2記載の渦巻きポンプにおいて、逆流阻止壁に凹設された切欠部は、羽根車の回転方向と対向する側の縁部が、渦巻きケーシング内の舌部よりも若干反回転方向寄りに位置していることを特徴とする渦巻きポンプ。
  4. 請求項1ないし3記載の渦巻きポンプにおいて、逆流阻止壁の凸設高さが渦巻きケーシングの高さの1/2ないし1/3程度の高さであることを特徴とする渦巻きポンプ。
  5. 請求項2ないし4記載の渦巻きポンプにおいて、渦巻きケーシング内の舌部が、逆流阻止壁の始端部外側へ接近していることを特徴とする渦巻きポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020218143A1 (ja) * 2019-04-22 2020-10-29 株式会社ヴァレオジャパン 遠心送風機

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