JP2005154511A - ノンハロゲン難燃性接着剤組成物とその利用 - Google Patents

ノンハロゲン難燃性接着剤組成物とその利用 Download PDF

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Abstract

【課題】 難燃性、接着性及び耐マイグレーション性に優れたノンハロゲン難燃性接着剤組成物、該接着剤組成物を用いたフレキシブルプリント配線板用銅張積層板、フレキシブルプリント基板、フレキシブルプリント配線板用カバーレイフィルムの提供。
【解決手段】 少なくともエポキシ樹脂と、硬化剤と、カルボキシル基含有ゴムとを含むベース樹脂11と、表面処理したメラミンシアヌレート粒子10とを含み、メラミンシアヌレート粒子が、ベース樹脂とメラミンシアヌレート粒子との合計量に対して15〜55質量%の範囲で配合されたことを特徴とするノンハロゲン難燃性接着剤組成物。
【選択図】 図2

Description

本発明は、難燃性、接着性及び耐マイグレーション性に優れたノンハロゲン難燃性接着剤組成物、このノンハロゲン難燃性接着剤組成物を用いたフレキシブルプリント配線板用銅張積層板、フレキシブルプリント基板、フレキシブルプリント配線板用カバーレイフィルムに関するものである。
図1は、フレキシブルプリント基板の概略構成を示す断面図である。
このフレキシブルプリント基板1は、ベースフィルム2と、このベースフィルム2の一方の面に設けられたベースフィルム側接着剤層3と、このベースフィルム側接着剤層3の上に設けられた銅箔などの金属箔からなる回路4と、この回路4およびベースフィルム側接着剤層3の上に設けられたカバーレイフィルム側接着剤層5と、このカバーレイフィルム側接着剤層5の上面を全て覆うように設けられたカバーレイフィルム6とから概略構成されている。
このようなフレキシブルプリント基板には、種々の特性が要求されており、中でも難燃性は電気特性、耐熱性と共に重要な特性である。
従来、フレキシブルプリント基板を難燃化するためには、各構成材料に難燃剤を混合する方法が用いられている。
図1に示したようなフレキシブルプリント基板では、ベースフィルム側接着剤層3およびカバーレイフィルム側接着剤層5を形成する接着剤を難燃化するために、ベース樹脂や難燃剤にハロゲン系、リン系化合物を用いた難燃性接着剤組成物が使用されている(例えば、特許文献1〜10参照。)。
特開平9−48092号公報 特開平9−51164号公報 特開2001−339131号公報 特開2001−339132号公報 特開平10−112576号公報 特開2003−27029号公報 特開2003−27028号公報 特開2001−106869号公報 特開平5−245971号公報 特開2003−41234号公報
しかしながら、ハロゲン系化合物を含む接着剤は、燃焼時に有毒ガスを発生するという問題がある。
また、リン系化合物を含む接着剤は、接着剤中に多量のリン系化合物を添加しなければ難燃性が発揮されないこと、および、リン系化合物に起因する樹枝状突起(デンドライト)が発生し易くなり、マイグレーション特性が低下してしまうなどの問題がある。
本発明は前記事情に鑑みてなされ、難燃性、接着性及び耐マイグレーション性に優れたノンハロゲン難燃性接着剤組成物、このノンハロゲン難燃性接着剤組成物を用いたフレキシブルプリント配線板用銅張積層板、フレキシブルプリント基板、フレキシブルプリント配線板用カバーレイフィルムの提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、少なくともエポキシ樹脂と、硬化剤と、カルボキシル基含有ゴムとを含むベース樹脂(i)と、表面処理したメラミンシアヌレート粒子(ii)とを含み、前記メラミンシアヌレート粒子(ii)が、ベース樹脂(i)とメラミンシアヌレート粒子(ii)との合計量に対して15〜55質量%の範囲で配合されたことを特徴とするノンハロゲン難燃性接着剤組成物を提供する。
本発明のノンハロゲン難燃性接着剤組成物において、前記メラミンシアヌレート粒子(ii)の粒径は3μm以下であることが好ましい。
また、前記メラミンシアヌレート粒子(ii)が、メラミンシアヌレート粒子の表面にステアリン酸からなる第1層とその外側の有機シランカップリング剤からなる第2層とを順に積層して表面処理されたものが好ましい。
また本発明は、前記ノンハロゲン難燃性接着剤組成物を硬化せしめた接着剤層を備えたことを特徴とするフレキシブルプリント配線板用銅張積層板を提供する。
また本発明は、前記ノンハロゲン難燃性接着剤組成物を硬化せしめた接着剤層を備えたことを特徴とするフレキシブルプリント基板を提供する。
また本発明は、ノンハロゲン難燃性接着剤組成物を硬化せしめた接着剤層を備えたことを特徴とするフレキシブルプリント配線板用カバーレイフィルムを提供する。
本発明によれば、難燃性、接着性及び耐マイグレーション性に優れたノンハロゲン難燃性接着剤組成物を提供することができる。
また本発明によれば、前記ノンハロゲン難燃性接着剤組成物を硬化せしめた接着剤層を備え、難燃性、耐マイグレーション性に優れ、焼却時にダイオキシン等のハロゲン含有有毒物質の発生を防止できるフレキシブルプリント配線板用銅張積層板、フレキシブルプリント基板及びフレキシブルプリント配線板用カバーレイフィルムを提供することができる。
本発明のノンハロゲン難燃性接着剤組成物は、少なくともエポキシ樹脂と、硬化剤と、カルボキシル基含有ゴムとを含むベース樹脂(i)と、表面処理したメラミンシアヌレート粒子(ii)とを含み、前記メラミンシアヌレート粒子(ii)が、ベース樹脂(i)とメラミンシアヌレート粒子(ii)との合計量に対して15〜55質量%の範囲で配合されたことを特徴としている。
このベース樹脂(i)に配合されるエポキシ樹脂としては、1分子中に2個以上のエポキシ基を有し、かつ、ハロゲンを含まないものであれば特に限定されず、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ナフタレン環含有エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂などが挙げられる。
またベース樹脂(i)に配合される硬化剤としては、前記エポキシ樹脂の硬化剤として作用し、かつ、ハロゲンを含まないものであれば特に限定されず、例えば、脂肪族アミン系、脂環族アミン系、芳香族アミン系、第2級・第3級アミン、酸無水物系、ジシアンジアミド、三フッ化ホウ素錯塩、イミダゾールおよびその誘導体、フェノール樹脂、イミダゾール及びその誘導体などのエポキシ樹脂の硬化剤としての作用を有するものなどが挙げられる。この硬化剤の配合量は、エポキシ樹脂のエポキシ当量から計算される理論添加量(エポキシ樹脂100質量部に対する添加量)に対し0.8から1.2倍の添加量範囲、好ましくは0.9〜1.1倍の範囲とされる。硬化剤の配合量が前記範囲未満であると(理論添加量の0.9倍未満)、硬化剤不足により、硬化が十分では無く電気特性の低下及び接着強度低下が発生してしまう。逆にエポキシ樹脂の硬化剤の添加量が前記範囲を超えると未反応の硬化剤が残存しこれも電気特性低下を招いてしまう。
またベース樹脂(i)に配合されるカルボキシル基含有ゴムとしては、前記エポキシ樹脂のエポキシ基と反応し得るカルボキシル基を含み、かつ、ハロゲンを含まない合成ゴムが用いられ、例えば、カルボキシル基含有ニトリルゴム(NBR)が挙げられる。具体的には、日本ゼオン社製のニポール1072あるいは、DN601、601、FN3703、日本合成ゴム社製のPNR−1H、グッドリッチ社製のハイカーCTBN、CTBNX、1072などが挙げられる。このカルボキシル基含有ゴムの配合量は、ベース樹脂(i)の必須成分合計量(エポキシ樹脂+硬化剤+カルボキシル基含有ゴム)に対し15〜50質量%の範囲、好ましくは20〜40質量%の範囲とされる。カルボキシル基含有ゴムの配合量が前記範囲未満であると可とう性が低下し、硬くなり、エポキシ樹脂の配合量が前記範囲を超えるとプレス時の染み出し量が大きく、また接着強度が低くなり好ましくない。
なお、このベース樹脂(i)には、必須成分である前記エポキシ樹脂、硬化剤及びカルボキシル基含有ゴムの他に、本発明の効果を損なわない範囲で各種樹脂(エステル化合物)や各種添加剤などを適宜配合することもできる。添加剤としては、例えば充填材、強化材、カップリング剤、可塑剤、反応性希釈剤、有機溶剤、安定剤などが挙げられ、これらもハロゲンを含まないものが選択して用いられる。
このベース樹脂(i)に配合される表面処理したメラミンシアヌレート粒子(ii)としては、メラミンシアヌレート粒子(ii)に、このノンハロゲン難燃性接着剤組成物を硬化せしめた時にベース樹脂(i)とメラミンシアヌレート粒子(ii)との結合性を高め、接着剤の接着強度、絶縁性を向上させると共に、デンドライトの発生度合を低下させ得るような表面処理を施したものが用いられ、好ましくはステアリン酸からなる第1層と、有機シランカップリング剤からなる第2層とをメラミンシアヌレート粒子表面に順に積層した構成が挙げられる。
この有機シランカップリング剤としては、例えば、ビニルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシランなどが挙げられる。
この表面処理のために用いられる第1層、第2層からなる表面処理層の厚さは、使用するメラミンシアヌレートの粒径に対して5〜30%程度とすることが好ましい。
この表面処理したメラミンシアヌレート粒子(ii)は、粒径が3μm以下のものが好ましく用いられ、より好ましくは粒径が0.8μm〜1.5μmのものが用いられる。この粒径が3μmを超えると、接着層に凸凹が発生してしまい、また銅回路との貼り合わせ時に接着剤の流動性が低下し、銅回路に十分埋め込まれないため、銅回路と接着剤層とのピール強度が低下するなどの問題が生じる。
この表面処理したメラミンシアヌレート粒子(ii)は、ベース樹脂(i)とメラミンシアヌレート粒子(ii)との合計量に対して15〜55質量%の範囲で配合される。この粒子(ii)の配合量が前記範囲未満であると、得られるノンハロゲン難燃性接着剤組成物の難燃性が低くなり、難燃性に関するUL94VTM試験を行った場合、VTM−0に適合しない可能性がある。一方、粒子(ii)の配合量が前記範囲を超えると、ベース樹脂(ii)の含有量が少なくなり、得られるノンハロゲン難燃性接着剤組成物の接着強度が低下する可能性がある。
本発明のノンハロゲン難燃性接着剤組成物を対象物に塗布する場合は、この接着剤組成物に有機溶剤を加えて接着剤溶液とし、この接着剤溶液を対象物に塗布し、乾燥、硬化させて使用される。
この有機溶剤としては、例えば、メタノール、エタノール、アセトン、メチルエチルケトン、トルエン、トリクロロエチレンなどが挙げられる。また、接着剤溶液の固形分濃度は、10〜50質量%の範囲が好ましく、より好ましくは20〜40質量%の範囲である。接着剤溶液の固形分濃度が10質量%未満では、塗工むら(接着剤層厚さのばらつき)が発生し易くなる。一方、50質量%を超えると、粘度が上昇し、また、固形分と有機溶剤との相溶性低下によって塗布性が劣化する。
本発明のノンハロゲン難燃性接着剤組成物は、構成材料(エポキシ樹脂、硬化剤、カルボキシル基含有ゴム、表面処理したメラミンシアヌレート粒子、有機溶剤、並びに必要に応じて添加される添加剤)をポットミル、ボールミル、ホモジナイザー、スーパーミルなどを用いて攪拌混合することにより調製される。
図2は本発明のノンハロゲン難燃性接着剤組成物の概略構造の一例を示す拡大図であり、この図中符号10は表面処理したメラミンシアヌレート粒子、11はベース樹脂である。表面処理したメラミンシアヌレート粒子10は、連続相であるベース樹脂11中に分散状態で存在している。表面処理したメラミンシアヌレート粒子10は、メラミンシアヌレート粒子12(無処理)の表面上に、ステアリン酸からなる第1層13と、有機シランカップリング剤からなる第2層14とを順に積層した表面処理層が形成されている。
このノンハロゲン難燃性接着剤組成物は、有機溶剤を加えて得られる接着剤溶液を対象物に塗布し、乾燥、硬化させることで、対象物同士の接着、対象物の封止を行うために用いられる。この接着剤組成物の乾燥・硬化に際しては、室温〜200℃程度の温度下で行うことができる。
このノンハロゲン難燃性接着剤組成物は、材料にハロゲン含有化合物を含まないので、焼却時に有害ガスが発生することなく、また難燃性に優れたメラミンシアヌレート粒子を配合したことで難燃性に優れたものとなる。また、このノンハロゲン難燃性接着剤組成物は、線間絶縁抵抗が高く、デンドライト(樹枝状晶)の発生がほとんどない耐マイグレーション性に優れたものである。また接着性が劣化することがなく、安定した接着強度を有するものとなる。
具体的には、本発明のノンハロゲン難燃性接着剤組成物は、難燃性の規格UL94VTMによる試験(薄手材料垂直燃焼試験)のVTM−0に合格し、接着強度が7N/cm以上であり、85℃・85%RH雰囲気下、直流電圧50Vを印加した状態で240時間保持後の絶縁抵抗が10Ω以上であり、デンドライトが実質的に発生しないなどの難燃接着性組成物として優れた性能を示す。
このノンハロゲン難燃性接着剤組成物は、図1に示すフレキシブルプリント基板1及びその関連機器や部品など(フレキシブルプリント配線板用銅張積層板やフレキシブルプリント配線板用カバーレイフィルム)における接着剤材料として特に好適である。
ゆえに、本発明は、前記ノンハロゲン難燃性接着剤組成物を硬化せしめた接着剤層を備えたことを特徴とするフレキシブルプリント配線板用銅張積層板、フレキシブルプリント基板及びフレキシブルプリント配線板用カバーレイフィルムを提供する。
本発明に係るフレキシブルプリント基板は、図1に示すフレキシブルプリント基板1と同様の構成とすることができる。このフレキシブルプリント基板1は、ベースフィルム2と、このベースフィルム2の一方の面に設けられたベースフィルム側接着剤層3と、このベースフィルム側接着剤層3の上に設けられた銅箔などの金属箔からなる回路4と、この回路4およびベースフィルム側接着剤層3の上に設けられたカバーレイフィルム側接着剤層5と、このカバーレイフィルム側接着剤層5の上面を全て覆うように設けられたカバーレイフィルム6とから概略構成されている。そして、本発明に係るフレキシブルプリント基板1は、接着剤層3,5の少なくとも一部、好ましくは全部が、前記ノンハロゲン難燃性接着剤組成物を硬化せしめた接着剤層で構成されている。
このフレキシブルプリント基板1において、接着剤層3,5以外の構成要素の材料については特に制限されない。
例えば、前記ベースフィルム2およびカバーレイフィルム6としては、ポリイミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂などからなる厚み10μm〜100μmのフィルムなどが用いられる。
また回路4を構成する金属箔としては、電解銅箔、圧延銅箔、ニッケル箔などの厚み5μm〜100μm程度のものが用いられる。
またベースフィルム側接着剤層3またはカバーレイフィルム側接着剤層5の厚みは、10〜100μm程度となっている。
次に、このフレキシブルプリント基板の製造方法について説明する。このフレキシブルプリント基板の製造方法は、特に限定されるものではなく、従来の方法と同様にしてなされるが、例えば、まず、未硬化の前記ノンハロゲン難燃性接着剤組成物を含む接着剤溶液をベースフィルム2またはカバーレイフィルム6のいずれか一方、もしくは両方に塗布する。
次いで、ベースフィルム2上に所定パターンの金属箔を積層し、接着剤層が形成されたベースフィルム2とカバーレイフィルム6とを重ね合わせ、熱プレスにより加熱、加圧する。この際、加熱温度は140〜200℃程度、加熱時間は0.5〜3時間程度とすることが好ましい。これにより、これらが一体化して図1に示すようなフレキシブルプリント基板が得られる。
このようなフレキシブルプリント基板は、ベースフィルム側接着剤層またはカバーレイフィルム側接着剤層のいずれか一方、もしくは両方が、上述のノンハロゲン難燃性接着剤組成物で形成されているから、燃焼時に有害ガスを発生することなく、難燃性に優れるばかりでなく、フレキシブルプリント基板を構成する各層間において剥離することがない。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例にのみ限定されるものではない。
(実施例1)
図1に示す構成のフレキシブルプリント基板1を作製した。
ベースフィルム2およびカバーレイフィルム6として、厚み25μmのポリイミド樹脂フィルムを用いた。回路4を構成する金属箔として、厚み18μmの銅箔を用いた。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂37.8質量%、酸無水物(日立化成社製、HN5500(3−メチル−ヘキサヒドロ無水フタル酸,4−メチル−ヘキサヒドロ無水フタル酸))34.8質量%と、カルボキシル基含有ニトリルゴム27.0質量%と、3級アミン(ジャパンエポキシレジン社製、エピキュア3010(トリスジメチルアミノメチルフェノール))0.4質量%とからなるベース樹脂(以下、「ベース樹脂A」と記す。)85質量%と、粒径1.1μmのメラミンシアヌレート粒子(日産化学社製)の表面上にステアリン酸からなる第1層とビニルトリメトキシシランカップリング剤からなる第2層を順に積層して表面処理したメラミンシアヌレート粒子(以下、「メラミンシアヌレートA」と記す。)15質量%とからなる固形分100質量部に対し、メチルエチルケトンを150質量部加え、これらをボールミルに投入して撹拌し、ノンハロゲン難燃性接着剤組成物の接着剤溶液を作製した。
次いで、このノンハロゲン難燃性接着剤組成物の接着剤溶液を、乾燥後の厚みが10μmとなるように、ベースフィルム2の一方の面にバーコータで塗布し、150℃で15分間オーブン中で乾燥させて、ベースフィルム側接着剤層3を形成した。
次いで、ベースフィルム側接着剤層3の上に銅箔をラミネートした。銅箔上に、L/S=100μm/100μmの櫛型パターンを形成し、回路4とした。
次いで、前記ノンハロゲン難燃性接着剤組成物の接着剤溶液を、乾燥後の厚みが30μmとなるように、カバーレイフィルム6の一方の面にバーコータで塗布して、150℃で15分間オーブン中で乾燥させて、カバーレイフィルム側接着剤層5を形成した。
次いで、ベースフィルム側接着剤層3およびカバーレイフィルム側接着剤層5とが対向するように、ベースフィルム2とカバーレイフィルム6とを、170℃、40kgf/cm、40分の条件で熱ラミネートして貼り合わせ、フレキシブルプリント基板を得て、これを試験用サンプルとした。
(実施例2)
前記ベース樹脂Aに代えて、ノボラック型エポキシ樹脂14.1質量%と、ビスフェノールA型エポキシ樹脂43.6質量%と、フェノール樹脂23.4質量%と、カルボキシル基含有ニトリルゴム18.7質量%と、イミダゾール0.2質量%とからなるベース樹脂(以下、「ベース樹脂B」と記す。)を用いた以外は、実施例1と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(実施例3)
前記ベース樹脂Aに代えて、ビスフェノールA型エポキシ樹脂64.5質量%と、4,4´−ジアミノジフェニルスルフォン22.5質量%と、カルボキシル基含有ニトリルゴム13.0質量%とからなるベース樹脂(以下、「ベース樹脂C」と記す。)を用いた以外は実施例1と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(実施例4)
ベース樹脂Aの配合量を75質量%、メラミンシアヌレートAの配合量を25質量%とした以外は実施例1と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(実施例5)
ベース樹脂Bの配合量を75質量%、メラミンシアヌレートAの配合量を25質量%とした以外は実施例2と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(実施例6)
ベース樹脂Cの配合量を75質量%、メラミンシアヌレートAの配合量を25質量%とした以外は実施例3と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(実施例7)
ベース樹脂Aの配合量を55質量%、メラミンシアヌレートAの配合量を45質量%とした以外は実施例1と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(実施例8)
ベース樹脂Bの配合量を55質量%、メラミンシアヌレートAの配合量を45質量%とした以外は実施例2と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(実施例9)
ベース樹脂Cの配合量を55質量%、メラミンシアヌレートAの配合量を45質量%とした以外は実施例3と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(実施例10)
ベース樹脂Aの配合量を45質量%、メラミンシアヌレートAの配合量を55質量%とした以外は実施例1と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(実施例11)
ベース樹脂Bの配合量を45質量%、メラミンシアヌレートAの配合量を55質量%とした以外は実施例2と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(実施例12)
ベース樹脂Cの配合量を45質量%、メラミンシアヌレートAの配合量を55質量%とした以外は実施例3と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(比較例1)
ベース樹脂Aの配合量を90質量%、メラミンシアヌレートAの配合量を10質量%とした以外は実施例1と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(比較例2)
ベース樹脂Bの配合量を90質量%、メラミンシアヌレートAの配合量を10質量%とした以外は実施例2と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(比較例3)
ベース樹脂Cの配合量を90質量%、メラミンシアヌレートAの配合量を10質量%とした以外は実施例3と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(比較例4)
ベース樹脂Aの配合量を40質量%、メラミンシアヌレートAの配合量を60質量%とした以外は実施例1と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(比較例5)
ベース樹脂Bの配合量を40質量%、メラミンシアヌレートAの配合量を60質量%とした以外は実施例2と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(比較例6)
ベース樹脂Cの配合量を40質量%、メラミンシアヌレートAの配合量を60質量%とした以外は実施例3と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(比較例7)
メラミンシアヌレートAに代えて、ステアリン酸及びビニルトリメトキシシランカップリング剤で表面処理を施していない、粒径1.1μmのメラミンシアヌレート(以下、「メラミンシアヌレートB」と記す。)を用いた以外は実施例1と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(比較例8)
メラミンシアヌレートAに代えて、メラミンシアヌレートBを用いた以外は実施例2と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(比較例9)
メラミンシアヌレートAに代えて、メラミンシアヌレートBを用いた以外は実施例3と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(比較例10)
メラミンシアヌレートAに代えて、メラミンシアヌレートBを用いた以外は実施例10と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(比較例11)
メラミンシアヌレートAに代えて、メラミンシアヌレートBを用いた以外は実施例11と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
(比較例12)
メラミンシアヌレートAに代えて、メラミンシアヌレートBを用いた以外は実施例12と同様にしてフレキシブルプリント基板を作製し、これを試験用サンプルとした。
前記の通り作製した実施例1〜12及び比較例1〜12の各サンプルについて、難燃性6)、接着強度7)、絶縁抵抗8)およびデンドライト(樹枝状晶)発生度合9)について評価した。
・難燃性6)
難燃性の評価は、難燃性の規格UL94VTMによる試験(薄手材料垂直燃焼試験)を行い、VTM−0に合格したものを○で表し、不合格のものを×で表した。
・接着強度7)
接着強度は、接着剤組成物の乾燥後の厚みが30μmとなるように、ベースフィルム2に貼り合わせて170℃、40kg/cm、40分の条件でプレスして、これをサンプルとし、剥離強度試験を実施して求めた。この剥離強度試験はJIS C 6481に準拠して実施し、前記プレスにより得られたサンプルを10mm幅に切り出して90度方向に50mm/minの速度で銅箔から剥離し、その時の剥離強度を測定し、これを接着強度(単位:N/cm)とした。
・絶縁抵抗8)
絶縁抵抗は、試験用サンプルを85℃、85%RHの雰囲気下において、直流電圧50Vを印加した状態で240時間保持した後、線間絶縁抵抗を測定することによって行った。この絶縁性の評価は、銅回路間に発生するデンドライトの生成状態および回路間の抵抗値の変化を評価するために行った。
・デンドライト発生度合9)
デンドライト発生度合は、試験用サンプルを85℃、85%RHの雰囲気下において、直流電圧50Vを印加した状態で240時間保持した後、光学顕微鏡により回路の間にデンドライトの発生の有無を確認することによって行った。デンドライト発生の有無を確認することで、耐マイグレーション性を評価した。
実施例1〜6の結果を表1に、実施例7〜12の結果を表2に、比較例1〜6の結果を表3に、比較例7〜12の結果を表4にそれぞれ示す。表1〜表4に分けて示す。なお、これらの表中、ベース樹脂A〜C及びメラミンシアヌレートA及びBに関する数値は、それぞれ質量%を示す。
Figure 2005154511
Figure 2005154511
Figure 2005154511
Figure 2005154511
表1〜4中、1)〜5)は次の通りである。
1)ベース樹脂A:ビスフェノールA型エポキシ樹脂37.8質量%、酸無水物(日立化成社製、HN5500(3−メチル−ヘキサヒドロ無水フタル酸,4−メチル−ヘキサヒドロ無水フタル酸))34.8質量%と、カルボキシル基含有ニトリルゴム27.0質量%と、3級アミン(ジャパンエポキシレジン社製、エピキュア3010(トリスジメチルアミノメチルフェノール))0.4質量%とからなるベース樹脂。
2)ベース樹脂B:ノボラック型エポキシ樹脂14.1質量%と、ビスフェノールA型エポキシ樹脂43.6質量%と、フェノール樹脂23.4質量%と、カルボキシル基含有ニトリルゴム18.7質量%と、イミダゾール0.2質量%とからなるベース樹脂。
3)ベース樹脂C:ビスフェノールA型エポキシ樹脂64.5質量%と、4,4´−ジアミノジフェニルスルフォン22.5質量%と、カルボキシル基含有ニトリルゴム13.0質量%とからなるベース樹脂。
4)メラミンシアヌレートA:粒径1.1μmのメラミンシアヌレート粒子(日産化学社製)の表面上にステアリン酸からなる第1層とビニルトリメトキシシランカップリング剤からなる第2層を順に積層して表面処理したメラミンシアヌレート粒子。
5)メラミンシアヌレートA:表面処理していない粒径1.1μmのメラミンシアヌレート粒子(日産社製)。
また表1〜4中の6)〜9)は前述した難燃性6)、接着強度7)、絶縁抵抗8)およびデンドライト(樹枝状晶)発生度合9)である。
表1〜4に示した結果より、本発明に係る実施例1〜12は、ベース樹脂に表面処理したメラミンシアヌレート粒子を、それらの合計量に対して15〜55質量%配合した組成としたことによって、難燃性、接着強度、耐マイグレーション性(線間絶縁抵抗、デンドライト発生度合)の全てにおいて良好であった。また、実施例1〜12の接着剤を焼却し、発生するガスを分析した結果、ダイオキシン等のハロゲン含有有害物質は検出されなかった。
一方、比較例1〜3の結果から、表面処理したメラミンシアヌレート添加量が15質量%未満であると、難燃性が低くなり、VTM−0に合格しないことがわかる。
比較例4〜6の結果から、表面処理したメラミンシアヌレート添加量が55質量%を超えると、接着強度が低下することがわかる。
比較例7〜12の結果から、表面処理していないメラミンシアヌレートを用いると、回路間にデンドライトが発生し、また絶縁抵抗が低下することがわかる。
フレキシブルプリント基板の一例を示す断面図である。 本発明に係るノンハロゲン難燃性接着剤組成物の概略構造を示す拡大図である。
符号の説明
1…フレキシブルプリント基板、2…ベースフィルム、3…ベースフィルム側接着剤層、4…回路、5…カバーレイフィルム側接着剤層、6…カバーレイフィルム、10…表面処理したメラミンシアヌレート粒子、11…ベース樹脂、12…メラミンシアヌレート粒子、13…第1層、14…第2層。

Claims (6)

  1. 少なくともエポキシ樹脂と、硬化剤と、カルボキシル基含有ゴムとを含むベース樹脂(i)と、表面処理したメラミンシアヌレート粒子(ii)とを含み、
    前記メラミンシアヌレート粒子(ii)が、ベース樹脂(i)とメラミンシアヌレート粒子(ii)との合計量に対して15〜55質量%の範囲で配合されたことを特徴とするノンハロゲン難燃性接着剤組成物。
  2. 前記メラミンシアヌレート粒子(ii)の粒径が3μm以下であることを特徴とする請求項1に記載のノンハロゲン難燃性接着剤組成物。
  3. 前記メラミンシアヌレート粒子(ii)が、メラミンシアヌレート粒子の表面にステアリン酸からなる第1層とその外側の有機シランカップリング剤からなる第2層とを順に積層して表面処理されたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のノンハロゲン難燃性接着剤組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のノンハロゲン難燃性接着剤組成物を硬化せしめた接着剤層を備えたことを特徴とするフレキシブルプリント配線板用銅張積層板。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載のノンハロゲン難燃性接着剤組成物を硬化せしめた接着剤層を備えたことを特徴とするフレキシブルプリント基板。
  6. 請求項1〜3のいずれかに記載のノンハロゲン難燃性接着剤組成物を硬化せしめた接着剤層を備えたことを特徴とするフレキシブルプリント配線板用カバーレイフィルム。
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