JP2005154332A - 気相酸化方法 - Google Patents

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広志 亀尾
Masashi Yamaguchi
正志 山口
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Abstract

【課題】高温下での発熱反応において、モリブデンを含有する触媒を用いて反応をする際、冷却用配管へのモリブデンの付着をできるだけ抑制し、長期の安定的な連続反応を行うことを目的とする。
【解決手段】1本又は複数本の顕熱利用型の冷却用配管を内部に通した反応器に、モリブデンを含有する固体触媒を入れて、上記冷却用配管と上記固体触媒とを接触させ、次いで、上記反応器に反応物を導入して、200〜500℃で発熱反応を行う際に、上記反応器内の温度と上記冷却用配管の平均表面温度との差を55℃以下とする。
【選択図】なし

Description

この発明は、モリブデンを含有する触媒の存在下での、流動層反応器内における気相酸化方法に関する。
アクリロニトリルやメタクリロニトリル等の製造反応は、200〜500℃の高温下で行われる気相酸化反応であるが、発熱反応であり、反応の暴走を抑えるため、反応系を冷却する必要がある。この冷却方法としては、反応器内に冷却用配管を通し、ここに冷媒を通すことによって、除熱する方法が知られている。
この除熱の方法としては、特許文献1に記載されているように、冷却管には冷媒の蒸発潜熱を利用して除熱する潜熱利用型と過熱蒸気等の顕熱を利用して除熱する顕熱利用型がある。多数の冷却管で除熱する場合、その冷却管の多くは、伝熱効率の高い潜熱利用型の冷却管が使われるのに対し、顕熱利用型の冷却管は、主に反応器内の温度調整用として1本または数本使用されるのみであるのが一般的である。
ところで、上記の反応には固体触媒が一般的に用いられるが、この固体触媒の成分として、モリブデンを含む場合、高温下で反応を行うと、モリブデンの揮散が生じる。この揮散したモリブデンは、温度の低い上記の冷却用配管に付着する。この付着が生じると、固体触媒から冷却用媒体への伝熱効率が悪化し、除熱量の維持が困難となる傾向がある。
これに対し、上記の伝熱効率が悪化したとき、冷却用媒体の流通を止め、冷却用
管の平均表面温度を上昇させることにより、上記の付着したモリブデンを剥離させる方法が特許文献2に記載されている。これに記載の方法を用いて、反応器内に複数ある冷却管のうち、一部の冷媒を止めて、冷媒を止める冷却管を順番に変えていくことにより、付着したモリブデンを順次剥がしながら、かつ除熱量一定の運転が可能であり、伝熱効率の低下を抑制することができる。
WO95/21692号公報 特開平11−349545号公報
しかしながら、冷媒を止める冷却管を切り替えながら運転する方法は、反応器内に多数の冷却管を有し、除熱能力にも余裕がある場合には有効であるが、1本又は本数の少ない顕熱利用型の冷却管については、切り替えができない、若しくは切り替えの頻度を上げられないことから、結果として付着したモリブデンが蓄積し伝熱効率の低下をもたらすこととなり、温度調整が困難になる場合もある。
そこで、この発明は、高温下での発熱反応において、モリブデンを含有する触媒を用いて反応をする際、顕熱利用型の冷却用配管へのモリブデンの付着をできるだけ抑制し、長期の安定的な連続反応を行うことを目的とする。
この発明は、1本又は複数本の顕熱利用型の冷却用配管を内部に通した反応器に、モリブデンを含有する固体触媒を入れて、上記冷却用配管と上記固体触媒とを接触させ、次いで、上記反応器に反応物を導入して、200〜500℃で発熱反応を行う際に、上記反応器内の温度と上記冷却用配管の平均表面温度との差を55℃以下とすることにより、上記課題を解決したのである。
反応器内の温度と冷却用配管の平均表面温度との差を55℃以下とするので、気相酸化反応により生じる熱の除熱を行うと共に、モリブデンの冷却用配管の管壁への付着をできるだけ抑制することができる。
この発明は、モリブデンを含有する触媒の存在下で、流動層反応器に反応物を導入して、200〜500℃で発熱反応を行う気相酸化方法に関する。
この発明にかかる気相酸化方法は、モリブデンを含有する固体触媒を用いての気相酸化反応による発熱反応に適用される。例えば、反応物としてプロパン、プロピレン、イソブチレン、t−ブチルアルコール等の有機化合物を用い、モリブデン−ビスマス系触媒で、アクリロニトリルやメタクリロニトリル等のニトリル化合物を製造するアンモ酸化反応等に適用することができる。
上記反応は、高温下の反応で、かつ、発熱反応なので、反応が暴走するのを抑制するために冷却する必要がある。このため、図1に示すように、1本又は複数本の顕熱利用型の冷却用配管2(図1では2本)を設け、この冷却用配管2と固体触媒3とを接触させるように上記の固体触媒3を入れた反応器1を用いることができる。この冷却用配管2に冷却用媒体を流通させることにより、上記反応器1を冷却することができる。この冷却用媒体としては、上記反応に必要な温度より低い温度を有する流動体であれば、特に限定されない。例えば、100〜160℃のスチーム等があげられる。
上記の顕熱利用型の冷却用配管2とは、過熱蒸気等の顕熱を利用して除熱する冷却用配管2をいい、除熱量は潜熱利用型より小さいものの、冷媒の流量を変える等により微小な除熱量調整が可能であるため、反応器内の温度調整に利用できる。
上記反応器1から上記冷却用媒体が奪う熱量は、この冷却用媒体の温度や流量によって決定されるが、上記冷却用媒体が奪う熱量が大きすぎる場合、この冷却用媒体が通る冷却用配管2の平均表面温度が低くなりすぎ、固体触媒3に含まれるモリブデンの揮散体が冷却用配管2の表面に付着して、熱伝導性を悪化させることとなる。これを防ぐためには、上記反応器1内の温度と上記冷却用配管2の平均表面温度との差を55℃以下とするのがよく、45℃以下とするのが好ましい。この差を55℃以下とすることで、反応により生じる熱の除熱を行うと共に、モリブデンの冷却用配管の管壁への付着をできるだけ抑制することが可能となる。
一方、上記反応器1内の温度と上記冷却用配管2の平均表面温度との差の下限は、20℃が好ましく、30℃がより好ましい。20℃より小さいと、モリブデンの冷却用配管の管壁への付着を抑制することはより容易となるものの、除熱量が低下し、温度調整が困難となる場合がある。
上記反応器1内の温度と上記冷却用配管2の平均表面温度との差を上記の範囲とする手段としては、上記冷却用媒体の温度を調整する、上記冷却用媒体の流量を調整する、上記冷却用媒体として、比熱の異なる媒体を用いる等があげられる。
上記反応器1内の温度と上記冷却用配管2の平均表面温度との差は、下記の式(1)で算出することができる。
react−Tsurf=Cpw(Tout−Tin)/(ho・A) (1)
なお、上記式(1)において、Tsurfは冷却用配管の平均表面温度(℃)を、Treactは反応器内温度(℃)を、Cpは冷媒入口と出口の対数平均温度における蒸気定圧比熱を、wは冷却用媒体の質量流量(kg/h)を、Toutは冷却用媒体の出口温度(℃)を、Tinは冷却用媒体の入口温度(℃)を、hoは管外境膜伝熱係数(900kcal/m2・℃・hrとして計算。)を、Aは冷却用配管の表面積(m2)を示す。
次に、上記の反応器1を用いた反応方法の流れについて説明する。
まず、反応器1に固体触媒3を入れる。この反応器1に取り付けられる冷却用配管2の本数は、図1に示す2本に限られず、反応器1の容量に応じて、1本又は複数本とすることができる。また、上記固体触媒3は、反応器1に入れられる。具体的には、流動床型の反応器1に上記固体触媒を入れることができる。そして、反応器1を加熱して、目的の反応が適切に生じる温度に反応器1の内部を保持する。
次に、反応物を反応物導入配管4から反応器1内に導入すると共に、酸素等を必要とする場合、空気配管5から空気等を導入する。そして、冷却用配管2には、100〜160℃のスチーム等の冷却用媒体を流し、上記反応器内の温度と上記冷却用配管の平均表面温度との差が上記範囲内となるように調整する。
そして、反応によって生じた生成物を抜出し配管6から回収し、分離・精製工程にかける。
上記反応器内の温度と上記冷却用配管の平均表面温度との差が上記範囲内となるように調整しても、場合によっては、この冷却用配管の表面にモリブデンが付着する場合がある。この場合、次のような方法で付着したモリブデンを剥離させることができる。
まず、上記冷却用配管内を流れる冷却用媒体の流れ方向を逆転させる方法があげられる。これは、一般に、上記冷却用媒体が流れ込む側の、上記反応器内の上記冷却用配管の表面温度は低く、上記冷却用媒体が流れ出る側に行くにしたがって、上記反応器から受ける熱によって上記冷却用媒体の温度が上昇するため、上記冷却用配管の表面温度は高くなる。このため、上記冷却用媒体が流れ出る側の上記冷却用配管の表面には、モリブデンが付着していない場合がある。したがって、上記冷却用配管内を流れる冷却用媒体の方向を逆転させると、既にモリブデンが付着している冷却用配管の部分の表面温度が上昇していき、冷却用配管と直接接触しているモリブデンを揮散させることができ、これにより、冷却用配管に付着したモリブデンを剥離させることが可能となる。
また、冷却用配管を複数設け、使用する冷却管を切り替えながら運転することにより、モリブデンの剥離をより確実に行うことができる。
さらに、上記の冷却用配管内を流れる冷却用媒体の流れ方向を逆転させる方法と、冷却用媒体を流す冷却用配管を順番にかえる方法とを組み合わせてもよい。
この発明の反応方法を採用すると、モリブデンが冷却用配管に付着するのを、可能な限り抑制することができる。また、たとえ、冷却用配管にモリブデンが付着しても、上記したような所定の方法を採用することにより、反応を止めることなく付着したモリブデンを剥離することができ、長期間にわたる反応を行うことが可能となる。
(実施例1)
図1に示す反応器1を用いて、実験を行った。まず、0.8m3の反応器1に、モリブデンを含有する触媒(触媒組成:Mo:Bi:Fe:Ce:Cr:Ni:Mg:Co:K:Rb:O:SiO2=12:0.5:2:0.5:0.4:4:1.5:1:0.07:0.06:x:42、なお、xは、残分を示す。)として84kgを導入した。次いで、反応物として、プロピレン7.8kg/hr、アンモニア3.5kg/hrを反応物導入配管4から反応器1に供給すると共に、空気54kg/hrを空気配管5から反応器1に供給し、440〜450℃でアンモ酸化反応を行った。
一方、冷却用配管2に141℃のスチームを150kg/hで流した。このときの反応器内の温度と冷却用配管の平均表面温度との差を下記の式(1)から算出したところ、39℃であった。
react−Tsurf=Cpw(Tout−Tin)/(ho・A) (1)
なお、上記式(1)において、Tsurfは冷却用配管の平均表面温度(℃)を、Treactは反応器内温度(℃)を示す。また、Cp(冷媒入口と出口の対数平均温度における蒸気定圧比熱)=0.494、w(冷却用媒体の質量流量(kg/h))=150kg/h、Tout(冷却用媒体の出口温度(℃))=357℃、Tin(冷却用媒体の入口温度(℃))=141℃、ho(管外境膜伝熱係数)=900kcal/m2・℃・hr、A(冷却用配管の表面積(m2))=0.452m2であった。
この条件で1000時間運転を行った後、冷却用配管に付着したモリブデンの量は140gであった。
(比較例1)
冷却用配管2に141℃のスチームを1175kg/hで流した以外は、実験例1と同様にして実験を行った。このときの反応器内の温度と冷却用配管の平均表面温度との差を下記の式(1)から算出したところ、59℃であった。
react−Tsurf=Cpw(Tout−Tin)/(ho・A) (1)
なお、上記式(1)において、Cp=0.522、w=1175kg/h、Tout=180℃、Tin=141℃、ho=900kcal/m2・℃・hr、A=0.452m2であった。
この条件で1000時間運転を行った後、冷却用配管に付着したモリブデンの量は230gであった。
この発明にかかる反応器の例を示す斜視図
符号の説明
1 反応器
2 冷却用配管
3 固体触媒
4 反応物導入配管
5 空気配管
6 抜出し配管

Claims (1)

  1. 1本又は複数本の顕熱利用型の冷却用配管を内部に通した反応器に、モリブデンを含有する固体触媒を入れて、上記冷却用配管と上記固体触媒とを接触させ、次いで、上記反応器に反応物を導入して、200〜500℃で発熱反応を行う際に、上記反応器内の温度と上記冷却用配管の平均表面温度との差を55℃以下とする気相酸化方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010095451A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Asahi Kasei Chemicals Corp 気相発熱反応方法
JP2012211126A (ja) * 2011-03-22 2012-11-01 Mitsubishi Chemicals Corp 共役ジエンの製造方法
JP2014181222A (ja) * 2013-03-21 2014-09-29 Mitsubishi Chemicals Corp 共役ジエンの製造方法

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