JP2005154032A - 棚部材及び棚 - Google Patents

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Abstract

【課題】適度な弾性を有する発泡体を用いて棚を構成する。
【解決手段】棚部材Aは、物品を積載する積載部1と、積載部1の両端に形成された起立部2と、起立部2の上面に設けた突起部3と、積載部1の底面1aであって突起部3と対向する位置に形成され突起部3を嵌合する嵌合部4とを有し、適度な弾性を持った発泡体によって形成される。棚Cは、一つの棚部材Aの起立部2の上面に設けた突起部3を、他の棚部材Aに形成した嵌合部4に嵌合させて連結する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、適度な弾性を持った発泡体によって形成され、高さ方向に組み上げることで複数段の棚を構成し得るようにした棚部材と、この棚部材を用いて構成した棚に関するものである。
機械的な製品や部品を含む物品を搬送する際に、物品に対する損傷や傷付きを防ぐために、段ボール箱等の容器の内部に目的の物品の外形形状に対応した形状に成形した合成樹脂の発泡体を用いることがある。このような発泡体は、容器が落下したときに発生する衝撃力を吸収して収容された物品を保護することが可能なように、発泡倍率や形状及び寸法を設計するのが一般的である。
また長尺で且つ周囲の物体と擦れた場合に傷が付く等の損傷が生じる虞のある物品を搬送するような場合、鋼製或いは木製の棚、又はパレットを構成し、前記棚或いはパレットの積載面や側部に配置された柱や壁に板状或いはシート状の合成樹脂の発泡体を張り付けることで緩衝材として機能させて物品がパレットと擦れあって傷が付くことを防止し、或いは積載された物品間に発泡体のシートを配置して仕切ることで緩衝材として機能させて物品どうしが擦れあって傷がつくことを防止し得るようにすることも行われる。このようなパレットとしては例えば特許文献1に記載されたようなものがある。
実開平02−102398号公報
上記の如く、長尺の物品を搬送するパレットに合成樹脂の発泡体を緩衝材として用いるような場合、この緩衝材は単に物品を仕切る仕切材として使用されるのが一般的であり、薄肉の短冊状に形成されることが多い。このため、物品を積載したパレットを搬送する際に、該パレットに生じた振動が物品に伝わり易いという問題がある。またパレットの積載面に不陸が生じているような場合、搬送時にガタツキが生じ、このときの振動が物品に伝わり易く、物品や緩衝材が位置ズレを起し易いという問題が生じる。
また発泡体からなるシート状の緩衝材は薄く且つ比較的に小さい。このため、物品を目的地に搬送した後、ゴミ扱いされ易く、発泡体は再利用されることなく、処分せざるを得ないという問題がある。
特に、鋼製のパレットは重量が大きい。このため、パレットを単体で扱う際にもフォークリフトトラックやクレーンが必要となり、トラックによる搬送の際に搬送効率が低下する虞がある。
本発明の目的は、適度な弾性を有する発泡体を用ることによって、搬送時や保管時に、積載した物品を傷付けたり破損することがなく、且つ繰り返し使用することによって廃棄物の発生を低減させることが出来る棚を提供すると共に該棚を構成するための部材を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る棚部材は、物品を積載する積載部と、前記積載部の両端に形成された起立部と、前記起立部の上面に設けた突起部と、前記積載部の底面であって前記突起部と対向する位置に形成され該突起部を嵌合する嵌合部と、を有し、且つ適度な弾性を持った発泡体によって形成されたものである。
また本発明に係る棚は、上記一つの棚部材の起立部の上面に設けた突起部を、他の棚部材に形成した嵌合部に嵌合させて連結したものである。
本発明に係る棚部材は、適度な弾性を有する発泡体によって、積載部と、起立部と、起立部の上面に設けた突起部と、積載部の底面であって突起部と対向する位置に設けた嵌合部とを形成したので、外形形状が積載部を下にして両端に起立部が形成された上向きの略コ字状となる。従って、積載部に物品を積載したとき、両側が起立部によって規定されることとなり、積載された物品が落下するようなことがない。
特に、全体が発泡体によって形成されるため、軽量で運搬し易く破損し難い。このため、繰り返し使用が実現出来る。また全体的に弾性を有することから、搬送中に振動が生じてもエネルギーの吸収能力が高く、物品に対する保護能力が高い。従って、積載部に積載された物品が傷付き易いようなものであっても、損傷を防止することが出来る。
また本発明に係る棚は、上記棚部材を複数用意しておき、一つの棚部材の底面に形成された嵌合部に他の棚部材の突起部を嵌合させることで上方に組み上げて構成される。このため、棚は全ての積載部が適度な弾性を持った発泡体からなり、且つ該積載部の両側も適度な弾性を持った起立部によって規定されることとなり、積載部に積載した物品に損傷を与えることがない。
特に、嵌合部に突起部を嵌合させて組み上げることが出来るため、両者の嵌合を解除することで分解することが出来る。このため、必要に応じてトラックの荷台に棚を構成し、且つ搬送先で荷下ろしした後は、棚を分解して回収することが出来る。従って、トラックによる搬送、倉庫に於ける物品の保管を容易に行うことが出来る。また使用後は、分解して回収することで、再使用が可能であり、破壊されるまで繰り返し使用することで、資源の活用をはかることが出来る。
また複数の棚部材を上方に組み上げて構成した組立体を所定距離離隔させて配置することで棚を構成した場合、長尺状の物品を好ましく積載することが出来る。特に、複数の組立体を離隔させてパレットに積載して棚を構成した場合には、パレットの積載面に不陸が生じている場合であっても、この不陸に有無に関わらず良好な状態で長尺状の物品を積載することが出来る。
また棚の構造全体が発泡体で構成されるため、この棚に物品を積載する際に新たな緩衝材を必要としない。このため、物品を積載している棚に振動が作用した場合であっても、良好な状態で振動を吸収することが出来る。
また本発明に係る棚では、積載部に物品を積載したとき、この積載部には下向きの撓みが生じ、この撓みに伴って積載部の両端部に形成した起立部が先端部分が内側に倒れるように変形する。しかし、突起部が積載部の底面に形成した嵌合部に嵌合されているため、起立部の先端部分が内側に倒れるのを防止することが出来、これにより、積載部の撓み量も最小限に抑えることが出来る。
以下、本発明に係る棚部材の構成と、これらの棚部材によって構成された棚の好ましい実施形態について説明する。本発明に係る棚部材は、適度な弾性を持った発泡体からなる棚を構成するための部材であって、物品を積載する積載部と、積載部の両端から起立した起立部と、起立部の上面に設けた突起部と、積載部の底面であって突起部と対向する位置に設けた嵌合部と、を有して構成されるものである。従って、起立部の上面に設けた突起部を他の棚部材の底面に設けた嵌合部に嵌合させることで上下方向に接続させ、これにより、積載部を棚板とする棚を構成することが可能である。
棚部材は、積載部と突起部を含む起立部とが一体的に形成されており、正面視がコ字状に形成される。積載部の幅寸法や長さ寸法は特に限定するものではなく、設置すべき位置の寸法や、積載すべき物品の寸法に対応させて適宜設定することが好ましい。
積載部と、起立部が有する弾性は特に限定するものではなく、積載すべき物品の材質や傷付き等に対する許容度に応じて適宜設定することが好ましい。例えば、弾性が大きい場合、物品との間に滑りが生じ難く傷が付き難いものの、強度が小さく撓みが生じ易い。また弾性が小さい場合、物品との間に滑りが生じ易いものの強度が大きく撓みが生じ難いという特徴を有する。
このため、強度、特に曲げ強度を確保する必要がある部位(積載部)では、高い強度を発揮し得るような材料と、物品に損傷を与えることのない材料とを複合させた材料を用いることが好ましい。即ち、積載部の下側の面を強度の高い材料とし、積載面の上側の面を強度の低い材料として両者を接着或いは溶着によって一体化させて構成することによって、積載部に物品を積載した場合であっても、これらの積載荷重に対抗することが可能で、且つ撓みの発生を軽減させることが可能となる。
しかし、必ずしも積載部を強度の大きい材料と低い材料とによって構成する必要はなく、中間的な強度を持った材料によって構成することも可能であることは当然である。
棚部材の弾性を調整する場合、積載部,起立部,を構成する合成樹脂発泡体の発泡倍率を設定することで実現することが可能である。即ち、大きい弾性を発揮させる場合には発泡倍率を高くすれば良く、弾性を小さくする場合には発泡倍率を低くすれば良い。
棚部材を構成する積載部と該積載部の両端に形成される起立部とは一体成形されていても良く、別体で形成した部材を接着或いは溶着によって一体化させても良い。何れにしても棚部材として構成された段階で、積載部と起立部とが一体化されていれば問題はない。
突起部は、上方に配置された他の棚部材に設けた嵌合部に嵌合して複数の棚部材を上下方向に連続させる機能を有するものである。このため、前記機能を有するものであれば形状や寸法を限定するものではない。
特に、棚部材が、積載部と起立部とが合成樹脂の発泡体によって形成されたものであるため、積載部に物品を積載したとき、該積載部に撓みが生じ、この撓みに伴って起立部が内側(積載部側、積載部の両端に形成された起立部が互いに向き合う面側)に倒れ込むように変形する。このため、積載部の底面に設けた嵌合部を、少なくとも内側に夫々障壁を設け、突起部が嵌合部に嵌合したとき、該突起部の内側の面が障壁に面接触して倒れ込みを阻止し得るように構成しておくことが好ましい。
棚部材を構成する積載部の寸法は特に限定するものではなく、積載すべき物品の重量や形状,寸法に応じて適宜設定することが好ましい。同様に、起立部の高さ寸法も積載すべき物品の重量や形状,寸法に応じて適宜設定することが好ましい。特に、積載すべき物品が、長さの短いものである場合には積載部の幅を適宜設定することで1台の積載部に積載することが可能であり、長さが長いものである場合には複数の棚部材を所定間隔保持させて配置することで積載することが可能である。
本発明に係る棚は、上記の如く構成された棚部材を複数用意しておき、一方の棚部材の突起部を他方の棚部材の積載部の底面に設けた嵌合部に嵌合させることで上下に連結して構成したものである。従って、積載部の寸法を適宜設定することで、如何なる寸法の積載部を有する棚であっても構成することが可能となり、積載すべき物品の寸法や形状を限定することなく、汎用的に対応することが可能となる。
特に、複数の棚部材を上下に接続して構成した棚では、棚部材に於ける起立部の先端が上方に配置された棚部材の嵌合部に嵌合されることで拘束される。従って、上下の二つの棚部材によってロ字状に閉鎖された空間を形成して積載部を構成することが可能となり、該積載部に積載された物品の重量が積載部に作用して撓みが生じた場合であっても、起立部の撓みを阻止することが可能となる。
本発明に係る棚は、積載すべき物品の寸法や、設置すべき部位のスペースに応じて積載部の寸法を設定することが好ましい。特に、物品が長尺であるような場合には、複数の棚部材を上下方向に接続した棚を物品の長手方向に沿って複数配列しておくことが好ましい。このような棚を構成することによって、物品の積載効率を向上し、或いはスペースを活用することが可能となる。
次に、上記棚部材の実施例について図を用いて説明する。図1は本実施例に係る棚部材Aの構成を説明する図である。図2は棚部材Aの起立部の先端部に配置されて該先端部の内側への変形を防止する支持部材を説明する図である。
図1に示すように、棚部材Aは、予め設定された寸法(長さが約800mm,幅が約200mm)を持った積載部1と、積載部1の両端部分に配置され予め設定された高さ(積載部1の底面1aからの高さが約300mmで、積載部1の長さ方向と同方向である厚さが約100mm)を有する起立部2を有して構成されており、起立部2の上面には長さ(積載部1の長さ方向)寸法が約75mm、幅(積載部1の幅方向)寸法が約50mm、高さが約50mmに設定された突起部3が設けられ、且つ積載部1の底面1aの両端部分であって突起部3と対向する位置に該突起部3と略同じ寸法を持った嵌合部4が設けられている。
積載部1の両端部分に配置された起立部2は溶着によって、積載部1に一体化されており、同様に突起部3は溶着によって起立部2に一体化されている。
積載部1は、底面1a側と、積載面1b側とが異なる材質の発泡体によって形成されている。即ち、底面1a側は発泡倍率が低く高い強度を持った補強材5によって、積載面1b側は発泡倍率が高く補強材5と比較して多少強度の低い積載材6によって構成されており、両材5,6を溶着することで一体化して積載部1を構成している。
本実施例に於いて、積載部1,起立部2,突起部3は夫々発泡ポリエチレン(サンテックフォーム、登録商標)によって形成されている。特に、積載部1を構成する積載材6は他の部材と比較して発泡倍率が高く、密度が0.038g/cm3 の仕様のものを利用しており、起立部2,突起部3,補強材5は発泡倍率が低く、密度が0.098g/cm3 の仕様のものを利用している。このような仕様を持った棚部材Aでは、積載部1に約100kg程度の重量の物品を積載しても充分に耐えることが可能であった。
しかし、前述したように、棚部材Aを構成する積載部1を、必ずしも補強材5と積載材6とに分割して構成する必要はなく、一種類の発泡体によって形成しても良い。また上記発泡体の密度は一つの例であり、この数値に限定するものではないことは当然である。
突起部3と嵌合部4は略同じ寸法を有しており、複数の棚部材Aを用意して一方の棚部材Aの突起部3を他方の棚部材Aの嵌合部4に嵌合させたとき、突起部3の内側の面3aが嵌合部4の内側の面4aに面接触し得るように構成され、これにより、積載部1に物品を積載したときに起立部2の上端が内側に倒れるのを防止し得るように構成されている。
棚部材Aを構成する材料として、所定の倍率で発泡させ且つ所定の断面寸法を持った板状或いは棒状の発泡ポリエチレンを用いることがある。この場合、積載部1の底面1aの両端部分に設ける嵌合部4は、積載部1の長さと等しい寸法を持った板材の両端部分を切り取ることで形成することが可能である。そして、嵌合部4と等しい寸法で切り取られた発泡ポリエチレンのブロックを起立部2の上面に溶着等の手段で一体化させることで突起部3を形成することが可能である。このようにして突起部3を形成することで、材料を無駄にすることなく活用することが可能となる。
積載部1の両端部分を切り取って嵌合部4を形成する場合、該嵌合部4の一辺を開放辺とすることで、切取作業を容易に行うことが可能であり好ましい。このように、嵌合部4の一辺が開放されている場合であっても、棚部材Aの積載部1に物品を積載したとき、起立部2の上端が内側に倒れようとしても、突起部3の内側の面3aが嵌合部4の内側の面4aに面接触することとなり、該起立部2の倒れを防止することが可能である。
上記の如く構成された棚部材Aでは、上方に他の棚部材Aを組み上げることで、下方に配置された棚部材Aの起立部2の内側への倒れを防止し得るように構成されている。従って、最上段に配置された棚部材Aの積載部1に物品を積載したとき、この棚部材Aの起立部2は内側に倒れが生じることとなる。
このため、図2に示すような支持部材7を形成しておき、この支持部材7を最上段に配置された棚部材Aの起立部2の突起部3に適用することが好ましい。支持部材7は、棚部材Aの積載部1と略等しい寸法を有し、且つ長手方向の両端部分に嵌合部4と略等しい寸法を持った嵌合部7aが形成されている。
従って、棚部材Aの突起部3を支持部材7の嵌合部7aに嵌合させることで、該棚部材Aは正面視が矩形枠状となり、起立部2の内側への倒れを支持部材7によって拘束することが可能となる。このため、棚部材Aの積載部1に物品を積載したときに、起立部2に先端が内側に倒れるような変形が生じようとしても、この倒れを支持部材7によって規制して変形を防止し、高い強度を発揮させることが可能となる。
次に、第2実施例に係る棚部材Bの構成について図3により説明する。尚、前述の棚部材Aと同一の部分及び同一の機能を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図に於いて、棚部材Bは、前述の棚部材Aと比較して起立部2の寸法が異なるのみであって、他の構成は同じである。即ち、起立部2は、高さが約150mmで厚さが75mmに設定されている。従って、棚部材Bは棚部材Aに対し半分の高さを持って形成されている。
このような棚部材Bであっても、上下方向に複数接続することで、所望の棚を構成することが可能である。また、本実施例に係る棚部材Bと、前述の実施例に係る棚部材A、或いは起立部2の高さの異なる他の棚部材と組み合わせることで、積載高さの異なる棚を構成することが可能である。
次に、本発明に係る棚の例について図4により説明する。図に示す棚Cは、長尺状の積載物を積載するために構成されたものであり、3個の棚部材Aを上下方向に接続して構成された一対の組立部品Dを用いている。そして、前記組立部品Dを所定距離離隔させて並行に並べることで、棚Cを構成している。
上記の如く構成された棚Cでは、例えばトラックの荷台に載置して、或いは倉庫の床面に設置することが可能である。そして個々の棚部材A,Bの積載部1に物品を積載し、この状態でトラックによる搬送を実現し、或いは倉庫に於ける保管を実現することが可能である。
特に、組立部品Dの最上段に配置された棚部材Aの起立部2に設けた突起部3を支持部材7の嵌合部7aに嵌合させて一体化させることで、各起立部2の先端を自由端とすることなく、支持部材7によって一体化させて拘束することが可能となる。このため、最上段に配置された棚部材Aの積載部1に物品を積載したとしても、これに起因して起立部2が内側に倒れることがない。このため、棚Cを構成する全ての積載部1を有効に利用することが可能となる。
次に、棚CをパレットEに設置した例について図5により説明する。図に於いて、棚Cは、パレットEの積載面11の上面であって該積載面11の両側に配置された柱12の内側に設置されている。従って、パレットEの積載面11及び柱12の内側面が夫々棚部材Aの積載部1,起立部材2によって被覆されることとなり、棚Cに積載した積載物がパレットEと擦れることがなく、従って、積載物の表面が損傷することがない。
パレットEは、構造を特に限定するものではなく、一般的に利用されているものであって良い。例えば、パレットEは、積載面11を構成したフレーム13と、このフレーム13の両側に設けた柱12と、を有しており、フレーム11の下側の面に複数の脚14が配置されることで、フレーム13が床面よりも高い位置になり、これにより、フォークリフトトラックによる荷扱いが可能なように構成されている。
パレットEのフレーム13,柱12は鋼製、或いは木製であって良く、また柱12はフレーム13に対して折り畳み可能に、或いは着脱可能に構成されることが好ましい。
上記の如く、パレットEの積載面11に棚Cを構成することによって、該棚Cを構成する棚部材Aの積載部1の数に応じた段を形成することが可能であり、長尺の積載物を搬送する際に、この物品を積載部1に積載することによって、搬送効率を向上させることが可能であり、且つ積載部1に積載した物品に対する損傷を防止することが可能である。
本発明に係る棚部材は必ずしも棚を構成しなくとも良く、1個或いは複数個並べることで、積載部1及び起立部2を高い緩衝性を持った容器として利用することが可能である。また本発明に係る棚は、物品を保管する棚として、或いは物品を搬送する際の緩衝性を持った容器として利用することが可能である。
本実施例に係る棚部材Aの構成を説明する図である。 棚部材Aの起立部の先端部に配置されて該先端部の内側への変形を防止する支持部材を説明する図である。 第2実施例に係る棚部材Bの構成を説明する図である。 棚の例を説明する図である。 棚の他の例を説明する図である。
符号の説明
A,B 棚部材
C 棚
D 組立部品
E パレット
1 積載部
1a 底面
1b 積載面
2 起立部
3 突起部
3a,4a 内側の面
4 嵌合部
5 補強材
6 積載材
7 支持部材
7a 嵌合部
11 積載面
12 柱
13 フレーム
14 脚

Claims (2)

  1. 物品を積載する積載部と、前記積載部の両端に形成された起立部と、前記起立部の上面に設けた突起部と、前記積載部の底面であって前記突起部と対向する位置に形成され該突起部を嵌合する嵌合部と、を有し、且つ適度な弾性を持った発泡体によって形成されたことを特徴とする棚部材。
  2. 請求項1に記載した一つの棚部材の起立部の上面に設けた突起部を、請求項1に記載した他の棚部材に形成した嵌合部に嵌合させて連結したことを特徴とする棚。
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