JP2005153935A - 液状物詰替装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】粘度の高い液状物であっても収納容器の入口部におかれた詰替用袋を手で支え続ける必要がなく、移し替えに失敗することのない収納容器への液状物詰替装置を得る。
【解決手段】(イ)軟質プラスチック製の下側円筒部21と上側拡開部22とが連接され、円筒部21は収納容器の入口部5cに嵌合又は引抜き可能で、拡開部22は上方に向かって一方側が次第に拡開する傾斜面が形成されている口止め部材2と、(ロ)軟質プラスチック製の弧状曲面を有する一方側緩傾斜受皿31と他方側急傾斜受皿32とが連接され下方は注入孔33に収斂し、上方は挿着開口部34に広がって略朝顔状に形成されている支持部材3とを備え、(ハ)拡開部22の一方側傾斜面に緩傾斜受皿31を当接し他方側上端に急傾斜受皿32を当接し、注入孔33を円筒部21の内側において固着し、(ニ)挿着開口部34に押込まれた詰替用袋6の重心が入口部軸芯を通る鉛直線上近傍に保持可能とされている液状物詰替装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、洗剤、食品、薬剤等の液状物の収納容器を繰返し使用するための詰替装置に関する。
従来、環境保護対策として洗剤、食品、薬剤等の液状物の収納容器を使い捨てとせず反復して使用するために、成型された略縦長方形体状のプラスチック製の袋に詰めて詰替用袋として販売されている。そしてこの詰替用袋を収納容器に詰替えるには、液状物を充填し密封した詰替用袋の隅角に設けられた切取り線に沿って鋏等で切断し、該切断部分を収納容器上端の入口部に直接差込んで詰替用袋を立てて液状物を移し替えている。
又漏斗を収納容器の入口部に差込んで、漏斗上に詰替用袋をおいて前記切断部分から液状物を移し替えることも行われている。
前記詰替えにおいて詰替用袋の隅角に設けられた切取り線に沿って鋏等で切断する方法では、液状物は量が多く粘度の高いものが多く移し替えに時間がかかり、狭い収納容器の入口部に直接おかれた詰替用袋は不安定で手で支え続けなければならず、移し替えに失敗することが多く、手間暇がかかるものであった。
又、詰替えにおいて漏斗を収納容器の入口部に差込むのは、漏斗が入口部に固着されておらず詰替用袋も不安定であり、漏斗自体は広口で嵩張り折畳み不能で持運びに不便であった。
これに対し、本発明は液状物の量の多いもの、粘度の高いものであっても収納容器の入口部におかれた詰替用袋を手で支え続ける必要がなく、畳むことができて嵩張ることなく、労力が大幅に削減可能で移し替えに失敗することのない収納容器への液状物詰替装置を得ることを目的とする。
この目的を達成するために、
請求項1の発明にあっては、(イ)軟質プラスチック製の下側円筒部と上側拡開部とが連接され、前記円筒部は収納容器の入口部に嵌合又は引抜き可能で、前記拡開部は上方に向かって一方側が次第に拡開する傾斜面が形成されている口止め部材と、(ロ)軟質プラスチック製の弧状曲面を有する一方側緩傾斜受皿と他方側急傾斜受皿とが連接され下方は注入孔に収斂し、上方は挿着開口部に広がって略朝顔状に形成されている支持部材とを備え、(ハ)前記拡開部の一方側傾斜面に前記緩傾斜受皿を当接し他方側上端に前記急傾斜受皿を当接し、前記注入孔を前記円筒部の内側において前記口止め部材及び支持部材を固着し、(ニ)前記挿着開口部に押込まれた詰替用袋の重心が前記入口部軸芯を通る鉛直線上近傍に保持可能とされている液状物詰替装置により解決した。
請求項2の発明にあっては、円筒部の下端縁に曲面状のフランジが突設され、該フランジが収納容器の肩部に実質的に面接触可能とされている請求項1に記載の液状物詰替装置とすることができる。
請求項3の発明にあっては、拡開部の傾斜面の内面及び緩傾斜受皿の外面の鉛直方向に対する各傾斜角αは42度±5度に、急傾斜受皿の外面の鉛直方向に対す傾斜角βは13度±1度にそれぞれ傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載の液状物詰替装置とするのが好ましい。
請求項4の発明にあっては、請求項1〜3のいずれかに記載の液状物詰替装置において、硬質プラスチック製の刃先をもった先端部と柔軟性細幅材製の連結部とで形成されている穿孔部材が該刃先を下方に向けて支持部材に装着されている液状物詰替装置とするのが好ましい。
請求項5の発明にあっては、穿孔部材の先端部は平坦な基板と先細り略三角形状の刃をもった刃先とを有し、連結部は平坦な取付片、略円弧状の湾曲片及び平坦な接続片とで連続して形成され、前記接続片に固着された前記基板の先端に前記刃先がおかれ、前記取付片を緩傾斜受皿外面に固着し、前記湾曲片を前記緩傾斜受皿外面から上端縁を跨がって挿着開口部に達せしめ、前記先端部は前記挿着開口部内において上下左右に移動可能とされている請求項4に記載の液状物詰替装置とすることができる。
本発明は液状物の量の多いもの、粘度の高いものであっても収納容器の入口部におかれた詰替用袋を手で支え続ける必要がなく、畳むことができて嵩張ることなく、労力が大幅に削減可能で移し替えに失敗することがなく、容器リサイクルの環境保護対策に有効な収納容器の液状物詰替装置を得ることができる。
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一例及び他例の液状物詰替装置の口止め部材の各図である。
図2は、図1の液状物詰替装置の支持部材の各図である。
図3は、図1の液状物詰替装置の穿孔部材の各図である。
図4は、図1〜3の液状物詰替装置の概略組立て図及び使用状態説明用の各図である。 以下においては、収納容器に本発明の液状物詰替装置を装着し、詰替作業を実施する際において図4に示す状態を上下、左右とし、詰替用袋を押込む側(右)を側面とし、紙面手前側を正面として説明する。市販されている洗剤、食品、薬剤等の液状物の詰替用袋は通常略縦長方形状の軟質プラスチック製で液状物が通常200〜900ml充填密閉され中部が膨れた略蒲鉾状に形成されている。又液状物が詰替えられる収納容器5は、図4(b)(c)に一部を示す通常底付筒状のボトル本体5aと上側の肩部5bと上端に開口する円筒状の入口部5cとを有し、入口部5c外径は27〜42mmが大部分で外周にキャップ用止めねじ又は凹凸が設けられ、ボトル本体5aの容量は液状物が通常200〜900ml収納可能とされている。
図1乃至3によって本発明の一例の液状物詰替装置1の構成を説明する。液状物詰替装置1は、口止め部材2、支持部材3及び穿孔部材4を有している。ここで、穿孔部材4は必須の構成要素ではなく省略してもよい。
図1(a)(b)に示すのは口止め部材2の一例で、軟質プラスチック例えばポリエチレン、ポリ塩化ビニル等の厚さ通常2〜3mmの薄板製で、板素材より溶着若しくは接着によるか、又は型を用いた一体成型により作られ、下側の薄肉の円筒部21と上側の薄肉の拡開部22とが上方寄りの中部に一体に連接されている。円筒部21の内径(半径rで示す)は、後述する収納容器5の上端の入口部5cの外径と同じか僅かに小さく通常差が−0.5mm以内にとられている。
拡開部22は、下端末は円形の円筒部21に連接され、上端末は一方側[図1(a)、(b)では右側]は円筒部21の軸芯より一方側に間隔pだけ寄った位置を軸心とする円弧面(半径R で示す)で半径r<Rにとられ、他方側[図1(a)、(b)では左側]は円筒部21が上方に延長されて半径rの円弧面に形成されている。すなわち円筒部21の上端から上方に拡開部22に向かって一方側[図1(a)、(b)では右側]が次第に拡開する傾斜面が形成され、該傾斜面は図1(b)に示す正面視において鉛直方向に対し内面が傾斜角度αにとられている。これにより口止め部材2は、軟質プラスチックの弾性作用もあって円筒部21が収納容器5の上端の入口部5cに嵌合又は引抜きによって容易に着脱可能で、上側の拡開部22は上方に向かって一方側が傾斜拡開し他方側は円筒部21が上方に延長された円弧面に構成されている。
支持部材3は図2に示す通りで、口止め部材2と同様の素材(厚さ通常1〜2mmの薄板製)で同製法で作られ、平面視において一方側[図2(a)、(b)では右側]が弧状曲面を有する緩傾斜受皿31と他方側[図2(a)、(b)では左側]が弧状曲面を有する急傾斜受皿32とが中間で連接され、緩傾斜受皿31及び急傾斜受皿32は下方が小寸の注入孔33に収斂し、上方は詰替用袋の挿着開口部34に広がって略朝顔状に形成される。ここで、略朝顔状とは旧式の男性用小便器と類似の形状を指す。注入孔33は本例は傾斜した円形にとられているが、これに限られず楕円、長円、多角形又は異形であってもよい。又注入孔33は本例では緩傾斜受皿31[図2(b)では右側]を下にし傾斜して開口しているが、これにより後述する詰替時において液状物が収納容器5の入口部5c内を流れる際に、飛散状態でなくまとまった方向に急速に流下可能であり好ましいが、必ずしもこれに限定されず傾斜なしでもよい。
軸芯を通る鉛直線近傍に向けて流れ易いので好ましいが必ずしもこれに限定されない。
ここで図2(b)に示すように、緩傾斜受皿31は正面視において鉛直方向に対し、外面が拡開部22の傾斜面と同じ角度αにとられ、急傾斜受皿32の外面は角度βにとられ、角度αはβに対し十分大きい値とされている。通常角度αは42度±5度、角度βは13度±1度にとるのが後述する収納容器5への詰替の際の詰替用袋6姿勢を安定的に保持できて好ましい。 穿孔部材4は図3に示す通りで、先端部41と、連結部42と、固着具43とを有している。先端部41は、硬質プラスチック例えばポリアクリル、ポリプロピレン、ポリカーボネイト等の細幅材製で、平坦な基板41aと先端の詰替用袋6に小孔を開ける先細り略三角形状の刃をもった刃先41bとが一体に形成されている。連結部42は、口止め部材2及び支持部材3と同様の素材で作られた細幅材製で、平坦な取付片42aと略円弧状の湾曲片42bと平坦な接続片42cとが順次連続して形成され柔軟性を有している。ここで連結部42は、軟質プラスチックに限定されず、柔軟性を有する例えばベルト状の布、ゴム若しくは皮又は紐状材であってもよい。固着具43は、接続片42cと基板41aとを固着する例えばリベット、小ねじ、ビス、鳩目等で、接続片42cと基板41aとを重ね合わせて貫通する穿孔に固着具43を挿通し互いに分離しないように固着しているが、別体の固着具43を用いずに接続片42cと基板41aとを溶着又は接着等によって互いに固着することとしてもよい。
次に、図1(c)(d)によって本発明の他例の液状物詰替装置1′の口止め部材2′の構成を説明する。
口止め部材2′は、前記口止め部材2とは各部寸法が異なる(本例では僅かに大きい)ものの同様の構成の円筒部21′及び拡開部22′を有し、加えて円筒部21′の下端縁に曲面状本例では正面視半径tの円弧状のフランジ21′aが突設され、このフランジ21′aは収納容器5の上側の肩部5bに実質的に面接触可能な形状とされている構成が付加されている。又円筒部21′の内径(半径r′で示す)は、収納容器5の入口部5bの外径よりと同じか僅かに小さくてもよいし、僅かに大きくとってもよい。
その他の各構成要素は同様であり詳細説明は省略する。
そして液状物詰替装置1′は、口止め部材2′、支持部材3及び穿孔部材4を有しているが、穿孔部材4は選択的構成要素である。
図4(a)により液状物詰替装置1′の組立てについて説明する。
先ず接続片42cと基板41aとを固着具43で固着した穿孔部材4の取付片42aを支持部材3の緩傾斜受皿31外面に溶着又は接着によって固着し、湾曲片42bを緩傾斜受皿31外面から上端縁を跨がって挿着開口部34に達せしめ、湾曲片42bに続いて接続片42cに固着された基板41a及び刃先41b先端が下方に向けておかれるように支持部材3に穿孔部材4を取付ける。
次に、口止め部材2′の拡開部22′の角度αの勾配面の内面に支持部材3の緩傾斜受皿31の角度α外面部分を当接し、拡開部22′の他方側上端に支持部材3の急傾斜受皿32の角度βの外面部分を当接した位置におき、支持部材3を口止め部材2′に対して注入孔33が内側におかれ挿着開口部34が上方に露出した位置にあるようにして、口止め部材2′及び支持部材3を溶着又は接着により固着し一体化して液状物詰替装置1′の組立てが完了する。ここで注入孔33の下縁は口止め部材2′下端より距離hだけ上方位置に置かれるが、この距離hは通常口止め部材2′の全高さの1/2以下にとられる。
このとき、穿孔部材4の取付片42aを除く連結部42及び先端部41はフリー状態におかれ、略円弧状の湾曲片42bにより連結された先端部41は挿着開口部34内において僅かな外力で容易に上下左右に移動可能とされる。
液状物詰替装置1の組立ては、図示省略するが口止め部材2′を口止め部材2に入替えて液状物詰替装置1′と同様になされる。
図1(c)(d)、図2乃至図4により液状物詰替装置1′を用いた詰替用袋6の収納容器5への詰替方法について逐次説明する。
(1)先ず、円筒部21′の内径(半径r′)が、収納容器5の上端の入口部5bの外径と同じか僅かに小さい場合には、図4(a)に示す組立てられた液状物詰替装置1′を空の容器5の上から入口部5cに円筒部21′を嵌合すると、円筒部21′は薄肉の軟質プラスチック製であり入口部5cの口径に柔軟に対応し、加えて円筒部21′の下端縁のフランジ21′aが収納容器5の肩部5bに面接触し摩擦力が作用し、円筒部21′が入口部5cに密着保持される。
円筒部21′の内径(半径r′)が入口部5bの外径より僅かに大きい場合には緩やかに嵌合されるが、フランジ21′aによる肩部5bとの面接触による摩擦力が作用し、円筒部21′が入口部5cに密着保持される。
いずれにしても円筒部21′は、フランジ21′aの存在により入口部5cの外径変動があっても柔軟に対応可能である。
(2)次に、液状物が充填された横x及び縦yの略縦長方形状のプラスチック製の詰替用袋6の下部を横幅方向に圧縮して、詰替用袋6の縦長方向を上下にして支持部材3の挿着開口部34に下方の注入孔33の僅か上方位置に達するように押込み、図4(b)に示す状態とする。このとき詰替用袋6の重心は収納容器5の入口部5c軸芯を通る鉛直線上近傍におかれ、穿孔部材4の先端部41は緩傾斜受皿31内面と詰替用袋6表面間に挟まれておかれる。
(3)最後に、図4(c)に示すように、手Aの指で接続片42cと基板41aとの固着箇所付近を把持して刃先41bを詰替用袋6下部表面にやや斜め方向に突刺すように外力を加えることにより容易に詰替用袋6に小孔が開けられ、該小孔から詰替用袋6内の液状物がどっと流れ出し直下の注入孔33から収納容器5の入口部5cを通ってボトル本体5a内に急速に流下する。このとき詰替用袋6の重心は前記(2)に記載した通り、入口部5c軸芯を通る鉛直線上近傍から充填されている液状物の減少に伴い多少変動はするものの大きくはずれることがないので、支持部材3の挿着開口部34に置かれた詰替用袋6は液状物の流下中においてもぐらつくことは無く、手で支える必要は全くなく、最後まで円滑に移し替えを遂行できる。
次に図1(a)(b)、図2、図3の各構成要素による液状物詰替装置1を用いた詰替用袋6の収納容器5への詰替方法について逐次説明する。
(1)組立てられた液状物詰替装置1は、円筒部21の内径(半径r)が収納容器5の上端の入口部5bの外径と同じか僅かに小さいので、空の容器5の上から入口部5cへの嵌合により、フランジ21′aはないものの円筒部21は入口部5cに密着保持される。円筒部21は、フランジ21′aがないのでそれだけ構造が単純であるが円筒部21に比し入口部5cの外径変動に対応可能な幅は狭い。
その他の手順(2)(3)は前記液状物詰替装置1′を用いた詰替方法と同様であり、詳細説明は省略する。
口止め部材2を厚さ3mmのポリ塩化ビニル製で、半径r16mm、半径R22mm、傾斜面角度α42度、傾斜面張出し10mm、全高さ40mmとした。支持部材3を厚さ1.5mmのポリ塩化ビニル製で、緩傾斜受皿31の一方側角度α42度、急傾斜受皿32の他方側角度β13度、全高さ165mm、注入孔33を傾斜した円径8mmとした。穿孔部材4の先端部41を幅12mm、厚さ3mmのポリアクリル製で全長70mmとし刃先41bの長さ17mmとし、連結部42を幅12mm、厚さ2mmのポリ塩化ビニル製で全長150mm=取付片42a30mm+湾曲片42b100mm+接続片42c20mmの配分とした。上記口止め部材2、支持部材3及び穿孔部材4を組立て液状物詰替装置1の実施例1を得た。このとき注入孔33の下縁は口止め部材2下端より距離h12mm上方位置に置かれた。
実施例1の液状物詰替装置を用い、容量500mlの収納容器5の入口部5c外径32mmに口止め部材2の円筒部21を嵌合し、容量300mlの横x幅100mm及び縦y長さ210mmの略縦長方形状の詰替用袋6を支持部材3の挿着開口部34に押込み、穿孔部材4の刃先41bにより詰替用袋6に小孔を開けて、液状物が注入孔33から入口部5cを通ってボトル本体5a内に急速に流下し、詰替用袋6の重心は入口部5c軸芯を通る鉛直線上近傍から大きくずれることはなく、詰替用袋6を手で支えることなく粘度の高い液状物であっても最後まで円滑に失敗なく移し替えを遂行できた。
口止め部材2′を厚さ3mmのポリ塩化ビニル製で、半径r′20.75mm、半径R′23mm、傾斜面角度α42度、傾斜面張出し10.3mm、全高さ65mmとし、加えて円筒部21′の下端縁に半径t15mmの正面視円弧状のフランジ21′aを付加した。
支持部材3及び穿孔部材4は前記[実施例1]と同様とし、口止め部材2′、支持部材3及び穿孔部材4を組立て液状物詰替装置1′の実施例2を得た。このとき注入孔33の下縁は口止め部材2′下端より距離h30mm上方位置に置かれた。
実施例2の液状物詰替装置を用い、容量800mlの収納容器5の入口部5c外径42mmに口止め部材2′の円筒部21′を圧入して嵌合し、容量720mlの横x幅140mm及び縦y長さ255mmの略縦長方形状の詰替用袋6を前記[実施例1]と同様に支持部材3に押込み、穿孔部材4により詰替用袋6に小孔を開けて、液状物が注入孔33から入口部5cを通ってボトル本体5a内に急速に流下し、最後まで円滑に移し替えを遂行できた。
次に、この口止め部材2′を用い、入口部5c外径を42mmから順次27mmまでの複数の収納容器に変えたが、いずれの場合においてもフランジ21′aが収納容器5の肩部5bに面接触し詰替用袋6の荷重も加えられて円筒部21′が入口部5cに密着保持され、フランジ21′aの存在により入口部5cの外径変動に幅広く対応し円滑に移し替えを遂行できた。
前記した液状物詰替装置1、1′及び[実施例1]、[実施例2]においてはいずれも穿孔部材4を備え、詰替用袋6を支持部材3に押込んでから小孔を開ける態様につて説明したが、穿孔部材4は必須構成要素ではなくその場合には、詰替用袋6を鋏等で切断した後直ちに支持部材3に押込むことにより、詰替用袋6の重心は入口部5c軸芯を通る鉛直線上近傍から大きくずれることなく移替えが遂行できる。しかし、穿孔部材4を設けることにより鋏等の準備は不要で、簡便で使い勝手に優れており好ましい。
収納容器に液状物詰替をするのに液状物の量の多いもの、粘度の高いものであっても収納容器の入口部におかれた詰替用袋を手で支え続ける必要がなく、労力が大幅に削減可能で、市販の収納容器の入口部の外径変動に柔軟に対応でき、容器リサイクルの環境対策に貢献できる。
本発明の液状物詰替装置に用いる口止め部材の一例で、(a)平面図、(b)正面図である。又本発明の液状物詰替装置に用いる口止め部材の他例で、(c)平面図、(d)正面図である。 本発明の液状物詰替装置に用いる支持部材の一例で、(a)平面図、(b) 正面図、(c)側面図である。 本発明の液状物詰替装置に用いる穿孔部材の一例で、(a)側面図、(b)正面図、(c)斜視図である。 (a)本発明の液状物詰替装置の他例の概略組立て正面図、(b)(c)液状物詰替装置の他例の使用状態説明図である。
符号の説明
1、1′ 液状物詰替装置
2、2′ 口止め部材
21、21′ 円筒部
22、22′ 拡開部
3 支持部材
31 緩傾斜受皿
32 急傾斜受皿
33 注入孔
34 挿着開口部
4 穿孔部材
41 先端部
41a 基板
41b 刃先
42 連結部
42a 取付片
42b 湾曲片
42c 接続片
5 収納容器
5a ボトル本体
5b 肩部
5c 入口部
6 詰替用袋

Claims (5)

  1. (イ)軟質プラスチック製の下側円筒部と上側拡開部とが連接され、前記円筒部は収納容器の入口部に嵌合又は引抜き可能で、前記拡開部は上方に向かって一方側が次第に拡開する傾斜面が形成されている口止め部材と、(ロ)軟質プラスチック製の弧状曲面を有する一方側緩傾斜受皿と他方側急傾斜受皿とが連接され下方は注入孔に収斂し、上方は挿着開口部に広がって略朝顔状に形成されている支持部材とを備え、(ハ)前記拡開部の一方側傾斜面に前記緩傾斜受皿を当接し他方側上端に前記急傾斜受皿を当接し、前記注入孔を前記円筒部の内側において前記口止め部材及び支持部材を固着し、(ニ)前記挿着開口部に押込まれた詰替用袋の重心が前記入口部軸芯を通る鉛直線上近傍に保持可能とされていることを特徴とする液状物詰替装置。
  2. 円筒部の下端縁に曲面状のフランジが突設され、該フランジが収納容器の肩部に実質的に面接触可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の液状物詰替装置。
  3. 拡開部の傾斜面の内面及び緩傾斜受皿の外面の鉛直方向に対する各傾斜角αは42度±5度に、急傾斜受皿の外面の鉛直方向に対す傾斜角βは13度±1度にそれぞれ傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載の液状物詰替装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の液状物詰替装置において、硬質プラスチック製の刃先をもった先端部と柔軟性細幅材製の連結部とで形成されている穿孔部材が該刃先を下方に向けて支持部材に装着されていることを特徴とする液状物詰替装置。
  5. 穿孔部材の先端部は平坦な基板と先細り略三角形状の刃をもった刃先とを有し、連結部は平坦な取付片、略円弧状の湾曲片及び平坦な接続片とで連続して形成され、前記接続片に固着された前記基板の先端に前記刃先がおかれ、前記取付片を緩傾斜受皿外面に固着し、前記湾曲片を前記緩傾斜受皿外面から上端縁を跨がって挿着開口部に達せしめ、前記先端部は前記挿着開口部内において上下左右に移動可能とされていることを特徴とする請求項4に記載の液状物詰替装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011136076A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Panasonic Corp 衣類乾燥機および洗濯乾燥機

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JP2011136076A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Panasonic Corp 衣類乾燥機および洗濯乾燥機

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